JPH032589B2 - - Google Patents

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JPH032589B2
JPH032589B2 JP17892884A JP17892884A JPH032589B2 JP H032589 B2 JPH032589 B2 JP H032589B2 JP 17892884 A JP17892884 A JP 17892884A JP 17892884 A JP17892884 A JP 17892884A JP H032589 B2 JPH032589 B2 JP H032589B2
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JP
Japan
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stainless steel
aluminum
rolling
roll
welding
Prior art date
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Expired
Application number
JP17892884A
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English (en)
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JPS6156788A (ja
Inventor
Kenji Yamaguchi
Sadahiko Sanki
Yasuhiko Myake
Zenichi Yoshida
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Priority to JP17892884A priority Critical patent/JPS6156788A/ja
Publication of JPS6156788A publication Critical patent/JPS6156788A/ja
Publication of JPH032589B2 publication Critical patent/JPH032589B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/04Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating by means of a rolling mill

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景を目的〕 本発明はステンレス鋼とアルミニウムの複合金
属条の製造方法、特に温間片側駆動、片側アイド
リング圧延によるステンレス鋼・アルミニウム複
合金属条の製造方法に関するものである。
従来、ステンレス鋼・アルミニウム複合金属条
の製造に当つては、予め互いに接着すべき面を清
浄化したステンレス鋼条とアルミニウム条を重ね
合せ、同一周速度で回転する一対のロールにより
40%以上の圧下率で一気に圧下、変化させて圧接
し、その後必要に応じて拡散加熱処理することに
よつて接着を強化ないし安定化していた。しか
し、かかる従来方法には次のような欠点がある。
(イ) 圧接の際の大きな圧延変形によりロールに
Alが焼付き易く、そのため製品の表面品質が
低下する。また、圧下率が大きいために板の圧
延方向の巻きぐせが大きくなり平坦度が低下
し、さらにエツチドロツプが大きくなり寸法精
度が出せない。
(ロ) ロール焼付きを防ぐために圧下率を低下させ
ると接着が不可能となる。
(ハ) ステンレス鋼層を圧接後軟質にするためには
900℃以上の熱処理が必要となり、その結果ア
ルミニウム層が溶解し、良質のステンレス鋼・
アルミニウム複合材が得られない。
以上のような欠点があるために従来方法ではこ
の種の複合材を良好に製造することは難しいのが
実情であり、その有効な製造方法の開発が望まれ
ていた。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解
消し、安定した接着性を有し且つ表面の品質に優
れたステンレス鋼とアルミニウムの複合金属条を
提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の要旨とするところは、構成材の1つで
あるアルミニウムを加熱し、これを常温のステン
レス鋼に重ね合せ、ステンレス鋼側に接するロー
ルを駆動させる一方、アルミニウム側に接するロ
ールをアイドリングさせた状態で圧延圧接するこ
とにある。ここで、上記のアルミニウムの加熱温
度は50〜600℃とする。
上記の方法において、圧延圧接時のロールを
350℃以下の温度に加熱することが好ましく、ま
たアルミニウム側に接するアイドリングロールを
圧延圧接状態に入る前は駆動させ、圧延圧接の定
常状態に入つた後は駆動させないようにしてもよ
い。
以下、本発明を第1図に基づき更に詳しく説明
する。第1図は本発明の方法を模式的に示したも
のであり、アルミニウム条1は加熱炉3により50
〜600℃の範囲の温度に保持され、これに接する
350℃以下の温度に加熱された上ロール4はクラ
ツチ機構等を用いてアイドリングさせ、一方ステ
ンレス鋼条2に接する下ロール5のみ周速Vで回
転させ、この状態で好ましくは1パス2〜40%の
圧下率で圧延圧接する。
なお、ステンレス鋼側のロール5を駆動させ、
アルミニウム側のロール4を自由回転(アイドリ
ング)させる理由は、殆ど変形されないステンレ
ス鋼条2が駆動中のロール5と共に進み、他方大
変形するアルミニウム条1が変形条件(温度、潤
滑性、ロールの形状、Alの変形抵抗等)にマツ
チした回転速度で動き、その結果変形が全長均一
になり、板厚比及び接着状態が均一になるからで
ある。すなわち、一対のロールに速度差を与え、
かつロール及びアルミニウムを加熱することによ
つてステンレス鋼との変形抵抗差を大きくし、そ
の結果圧延中の相対的な滑り量を増大させ、しか
もロールへの熱の逃げを防ぎ、熱によるステンレ
ス鋼との拡散を促進させ、ステンレス鋼を20%以
下の変形量(板厚減少率)で且つ1パス40%以下
の小さな圧下率で圧接することを可能にするため
である。
また、アルミニウムの加熱温度を50〜600℃の
範囲に限定する理由は、50℃未満ではアルミニウ
ムの変形抵抗が低下せず、ステンレス鋼の変形量
を大きくし、その結果ステンレス鋼が硬化してし
まい、一方600℃を越える場合にはロールへの焼
付が大きくなり、アルミニウムの表面品質が低下
するからである。さらに、圧延圧接時のロールを
350℃を越える温度に加熱してもロールへのアル
ミニウムの焼付が増大するので好ましくない。
〔実施例〕
実施例 1 ステンレス鋼として厚さ0.4mm、幅200mmの条材
(SUS304)2と、厚さ1.0mm、幅200mmの純アルミ
ニウム条材1とをそれぞれ無酸化焼なまし処理
し、接着する表面を清浄にした後、アルミニウム
条材1のみを300℃に加熱し、ロール径200mmの2
段圧延機を用いて第1図に示すように上下のロー
ル4,5をプロパンバーナ6,6で加熱し、150
℃に保持しながら、ステンレス鋼条2に接するロ
ール5を周速1.8m/分で回転させ、アルミニウ
ム条1に接するロール4の駆動部をクラツチ(図
示せず)により切り離してアイドリングさせなが
ら圧延圧接を行つたところ、第2図に示すように
最小接着圧下率が2%で且つSUS304の変形量が
1%以下で完全な接着が得られた。なお、
SUS304の変形量を20%以下にした場合には2〜
45%の圧下率での接着が可能であつた。
実施例 2 実施例1の場合と同じ構成材及び圧延機を用
い、純アルミニウムの加熱温度を室温から630℃
まで変化させて圧延圧接を行つたところ、接着可
能なアルミニウムの最小圧延温度は50℃であり、
しかもSUS304の変形量(板厚減少率)が16%以
下で完全な接着が得られた。なお、アルミニウム
の加熱温度が350℃を越えるとロールへの焼付が
認められたが、350℃以下では低圧下率での接着
が可能であるため焼付は軽減した。
以下、本発明の他の実施例ないし変形例につい
て説明する。
(1) 第3図は実施例1及び2で得られる複合金属
条を示すものであるが、本発明によれば第4図
に示す部分被覆したもの、第5図に示す形状の
もの、あるいは第6図に示す部分被覆上下非対
称の被合金属条を製造することもできる。
(2) 圧延圧接時のロール加熱方法としては、、第
1図に示すように上下のロール4,5の両方を
加熱する方法の他、板厚比の調整のため又はス
テンレス鋼の接着後の調整のためアルミニウム
条側に接するロール4のみを加熱する方法と、
ステンレス鋼側に接するロール5のみを加熱す
る方法とがある。
(3) 構成材としてAl側は純Alの他にMg、Zn、
Cu、Si、Mn等の元素を含有するAl合金、また
ステンレス鋼側はステンレス鋼の他にFe−Ni、
Fe−Ni−Co等の一般の鉄合金に応用すること
もできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば次の効果が
得られる。
(1) ステンレス鋼層が圧延圧接後も軟質(加工度
20%以下)であり、接着及び寸法精度が良好
で、かつ焼付のない表面品質の良好な複合金属
条が得られる。
(2) したがつて、ステンレス鋼層の熱処理が不可
能な組合せの複合金属条を製造することができ
る。
(3) 低圧下率(2〜40%)で接着できるため、圧
延動力が減少し、省エネルギーの効果が大であ
る。
(4) 低圧下率で複合金属条が得られるため、部分
被覆例えばインレイタイプあるいはトツプレイ
タイプの複合金属条の製造が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を説明するための図、第
2図はステンレス鋼の変形量が20%以下で接着可
能な圧下率の領域を示すグラフ、第3〜6図は本
発明の方法で得られる複合金属条を示し、第3図
は実施例1及び2で得られるもの、第4〜6図は
他の実施例で得られるものを示す。 各図中、同一又は相当部分には同一符号を付
し、1はアルミニウム条、2はステンレス鋼条、
3は加熱炉、4は上ロール、5は下ロール、6は
バーナである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステンレス鋼とアルミニウムを重ね合せ圧延
    圧接して複合金属条を製造する方法において、ア
    ルミニウムの表面を清浄にしたのち50〜600℃の
    温度に加熱し、これを常温のステンレス鋼に重ね
    合せ、次いでステンレス鋼側に接するロールを駆
    動させる一方、アルミニウム側のロールをアイド
    リングさせた状態で圧延圧接することを特徴とす
    るステンレス鋼・アルミニウム複合金属条の製造
    方法。 2 圧延圧接時のロールを350℃以下の温度に加
    熱することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のステンレス鋼・アルミニウム合金複合金属条
    の製造方法。 3 アルミニウム側に接するアイドリングロール
    を圧延圧接状態に入る前は駆動させ、圧延圧接の
    定常状態に入つた後は駆動させないことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項記載のステ
    ンレス鋼・アルミニウム合金複合金属条の製造方
    法。
JP17892884A 1984-08-28 1984-08-28 ステンレス鋼・アルミニウム複合金属条の製造方法 Granted JPS6156788A (ja)

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JP17892884A JPS6156788A (ja) 1984-08-28 1984-08-28 ステンレス鋼・アルミニウム複合金属条の製造方法

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JP17892884A JPS6156788A (ja) 1984-08-28 1984-08-28 ステンレス鋼・アルミニウム複合金属条の製造方法

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JPS6156788A JPS6156788A (ja) 1986-03-22
JPH032589B2 true JPH032589B2 (ja) 1991-01-16

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