JPH03258781A - チオピラノ〔2,3―b〕インドール誘導体及びこれを含有する医薬 - Google Patents

チオピラノ〔2,3―b〕インドール誘導体及びこれを含有する医薬

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JPH03258781A
JPH03258781A JP2057420A JP5742090A JPH03258781A JP H03258781 A JPH03258781 A JP H03258781A JP 2057420 A JP2057420 A JP 2057420A JP 5742090 A JP5742090 A JP 5742090A JP H03258781 A JPH03258781 A JP H03258781A
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JP
Japan
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methyl
compound
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acid
imidazolyl
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Application number
JP2057420A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Ota
太田 光昭
Tokuo Koide
徳雄 小出
Akira Matsuhisa
彰 松久
Kenji Suzuki
健師 鈴木
Isao Yanagisawa
柳沢 勲
Keiji Miyata
宮田 桂司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なチオピラノ [2,3−b:l イン
ドール誘導体及びその塩、並びにこれらを含有する5−
FIT3拮抗剤に関する。
(発明の背景) 従来、5−HT、拮抗側としては、特開昭59−366
75号公報、特開昭59−67284号公報に記載のア
ザビシクロ化合物、特開昭60−214784号公報及
び特開昭63−211279号公報に記載のテトラヒド
ロカルハビシクロ化合物などが知られている。
(解決手段) 本発明者らは、優れた5−IT、拮抗作用を有する化合
物の探索を目的として、種々の新規化合物を創製し、そ
のスクリーニングを進めてきたところ、下記−数式(I
)で示されるチオピラノ (2,3−b〕ゼインール誘
導体やその塩が優れた5−HT、拮抗活性を有すること
をつきとめ、本発明を完成させるに至った。
(式中、R1,R2は同−又は異なって水素原子又は低
級アルキル基を、破線は単結合であるが又はいずれか一
方が二重結合であることを意味する。) すなわち、本発明は上記−数式(1)で示される化合物
又はその塩をその構成とし、その提供を目的とする。ま
た、本願の他の発明は、上記−数式(I)で示される化
合物又はその塩を含有する5−H’h拮抗剤をその構成
とし、その提供を目的とする。
本発明化合物(I)は、上記従来の5−HT3拮抗作用
物質とはその基本骨格を異にし、優れた5−HT3拮抗
作用を有する点に特徴がある。
以下、本発明化合物及び医薬につき詳述する。
本明細書の一般式の基の定義において「低級」従って、
「低級アルキル基」としては例えばメチル基、エチル基
、プロピル基、ブチル基、ペンチル(アミル)基、ヘキ
シル基、イソプロピル基、イソブチル基、ter t−
ブチル基、イソペンチル基、neo−ペンチル基、te
rt−ペンチル基、イソヘキシル基等が挙げられる。
また、本発明化合物(I)は塩を形成する。本発明には
化合物(1)の薬理学上許容される塩が含まれ、かかる
塩としては、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、
硝酸、リン酸等の鉱酸、ギ酸、酢酸、10ピオン酸、シ
ュウ酸、マロン酸、コハク酸、フマール酸、マレイン酸
、リンゴ酸、酒石酸、メタンスルホン酸、エタンスルホ
ン酸等の有機酸、アスパラギン酸、グルタミン酸などの
酸性アミノ酸との酸付加塩が挙げられる。
さらに、本発明化合物には、不斉炭素原子に基づく光学
異性体、オキソ基に基づくケト−エノール互変異性体な
ど各種の異性体が存在する。本発明にはこれら異性体の
単離されたものや混合物が含まれる。
本発明化合物は種々の方法で製造することができる。以
下にその代表的な製法を例示する。
第1製法 (n) (1a) (第2工程) R’          H (Ib) (式中、R1及びRzは前記に同じ、R3は了り−ルメ
チル基を、二はいずれか一方が二重結合であることを意
味する。以下同様) 本発明化合物(I)は、−数式(II)で示されるテト
ラヒドロチオピラノ(2,3−b)インドール化合物に
、−数式(In)で示されるイミダゾール誘導体を反応
させたのち(第1工程)、得られた化合物(I a)を
所望により還元すること(第2工程)により得ることが
できる。
■ 第1工程 化合物(II)と化合物(II[)の反応は、エーテル
、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、クロロホルム、ジクロロメタン、ジメチ
ルホルムアミド等の反応に不活性な溶媒中、好ましくは
塩基の存在下において行うのが有利である。かかる塩基
としては、例えばアルキルリチウム(例えばブチルリチ
ウム等)、アルカリ金属水素化物(例えば水素化ナトリ
ウム)、アルカリ金属アミド(例えばナトリウムアミド
、リチウムジイソプロピルアミド等)、アルカリ金属炭
酸塩(例えば炭酸ナトリウム等)、或いはアルカリ金属
アルコキシド(例えばナトリウムメトキシド、カリウム
メトキシド)等が挙げられる。
反応温度は冷却下乃至室温下である。なお、化合物(m
)におけるR3の意味するアリールメチル基としてはベ
ンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基等である。こ
れらの基は、酢酸、トリフルオロ酢酸、p−hルエンス
ルホン酸、塩酸等により処理するル、若しくは常法によ
り還元することにより除去することができる。
■ 第2工程 一般式(Ib)の化合物は、第1工程で得られた化合物
(Ia)を所望により、還元することにより得ることが
できる。還元は、通常の金属触媒(例えば、パラジウム
、ラネーニッケル、白金、ロジウム等)の存在下水素添
加することにより行われる。反応溶媒としてはメタノー
ル、エタノール等のアルコール類、ジオキサン、エーテ
ル、テトラヒドロフラン、酢酸エチル等であり、反応温
度は冷却下乃至加温下である。
第2製法 R1( (IV) R’           H (I  b) (式中、Yは水素原子又は水酸基を意味する)また、−
数式(I b)の化合物は、−数式(IV)で示される
化合物を適当な酸化剤の存在下酸化することにより得る
ことができる。
一般式(IV)で示される化合物のYが水素原子である
場合は、二酸化セレン、硫酸第二セリウムアンモニウム
、クロム酸のアセトン溶液、三酸化クロムのピリジン溶
液等により、またYが水酸基である場合は、上記の酸化
剤の他例えばN−プロモサクシンイミド、N−クロロサ
クシンイミド、ピリジン−三酸化イオウ複合体、亜クロ
ム酸銅等により酸化することができる。
また反応溶媒としては、アセトン、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、メタノール、エ
タノール、ジクロロメタン等である。反応温度は冷却下
乃至加温下である。
このようにして製造された本発明化合物は、遊離のまま
あるいはその塩として単離され精製される。単離、精製
は、抽出、結晶化、再結晶、各種クロマトグラフィー等
の通常の化学操作を適用して行われる。
また、ラセミ化合物は適当な原料化合物を用いることに
より、あるいは−船釣なラセミ分割法により〔たとえば
、−船釣な光学活性酸く酒石酸等)とのジアステレオマ
ー塩に導き、光学分割する方法等〕立体化学的に純粋な
異性体に導くことができる。
(発明の効果) 本発明化合物又はその塩は麻酔ラットにおいてセロトニ
ンによる一過性の徐脈を特異的に抑制したことがら5−
or:+拮抗作用を持つものと認められる。従って、本
発明化合物はシスプラチンなどの制癌剤および放射線に
よる嘔吐を抑制し、偏頭痛、複合頭痛、三叉神経痛、不
安症状、胃腸運動障害、消化性潰瘍、過敏性腸症候群等
の予防・治療に有用である。
本発明化合物の薬理効果は、次の様にしてn認されたも
のである。
1 ) 5−HT、受容体拮抗作用 生後9週令のウィスター(Wistar)系雄性ラット
をウレタンIg/kgの腹腔内投与により麻酔し、人口
呼吸上血圧および心拍数を測定した。
セロトニンあるいは5−HT、の選択的作動薬である2
−メチルセロトニンを静脈内投与することにより起こる
一過性の心拍数の減少および血圧の下降を5−IT、受
容体を介した反応の指標とした(Bezold−Jar
ish反射i Pa1ntal、A、S、Pystoi
Rev、、 53 、159 (1973))。
本発明化合物又はその塩は、セロトニンおよび2−メチ
ルセロトニン投与の10分前に静脈内投与(0,03〜
10μg/kg)あるいは60分前に経口投与(1〜3
00μg/kg)することにより、セロトニンおよび2
−メチルセロトニンによる心拍数の減少および血圧の下
降を用量依存的に抑制した。
本発明化合物についてのラットにおけるセロトニン刺戟
Bezold−Jarish (BJ)反射抑制作用を
下表に示す。
2)制癌剤誘発嘔吐抑制作用 体重1〜1.5kgの雄性フエレットに、本発明化合物
0.01〜1mg/kgを皮下あるいは経口投与するこ
とにより、シスプラチン10mg/kg腹腔内投与によ
り発現する嘔吐は抑制された。
3)ストレス便排出抑制作用 生後9週令のウィスター(Wistar)系雄性ラット
を拘束ストレス用ケージに収容し、排出される便の数を
測定した。本発明化合物又はその塩は、静脈内投与(1
〜100μg/kg)することにより、拘束ストレスに
よる便排出の光道を用量依存的に抑制した。
また本発明化合物は毒性が低く、雄性マウスにおける急
性毒性値(up and down法)は25〜50m
g/kg i、v、であった。
本発明化合物又はその塩の1種または2種以上を有効成
分として含有する製剤は、通常用いられる製剤用の担体
や賦形剤、その他の添加剤を用いて錠剤、散剤、細粒剤
、カプセル剤、丸剤、液剤、注射剤、坐剤、軟膏、貼付
剤等に調製され、経口的(舌下投与を含む)または非経
口的に投与される。
製剤用の担体や賦形剤としては、固体又は液体状の非毒
性医薬用物質が挙げられる。これらの例としては、たと
えば乳糖、ステアリン酸マグネシウム、スターチ、タル
ク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アラビアゴム、オリー
ブ油、ゴマ油、カカオバター、エチレングリコール等や
その他常用のものが例示される。
本発明化合物の臨床的投与量は、適用される患者の症状
、体重、年令や性別等を考慮して適宜決定されるが、通
常成人1日あたり静注で0、1〜10mg、また経口で
0.5〜50mgであり、これを1回であるいは数回に
分けて投与する。
(実施例) 以下に実施例、処方例を掲記し、本発明を更に詳細に説
明する。なお、実施例で使用する原料化合物中には新規
物質が含まれており、その製法を参考例に示す。
参考例 r (1)乾燥テトラヒドロフラン8II11に60910
油性水素化ナトリウム0.29 gをアルゴン気流下に
加える。5℃以下にてエチル 5−n−プロピル4−イ
ミダゾリルカルボキシレート1.09gを10分間で加
え、室温にて1時間攪拌する。再び、5℃以下に冷却後
、クロロトリフェニルメタン1.67 gを10分間で
加える。室温にて終夜攪拌後、水を加え、塩酸にてpH
を8に調整する。クロロホルムで抽出後、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧下に留去する。カラム
クロマト処理(シリカゲル、溶出液:クロロホルム−メ
タノール)することにより、粘着性油状のエチル 5n
−プロピル−1−トリフェニルメチル−4−イミダゾリ
ルカルボキシレート0.65 gを得た。
理化学的性状 質量分析値(El)、 ra/z  424 (M”)
N M R(CDC1s) δ;0.2〜0.5(s+、 5)1)、 1.4(t
、 3H)、 2.3〜2.5(m、 2H)、 4.
35(q、 2H)、 7.0〜7.4(m、 168
)(2)上記化合物0.65 gをジクロロメタン7I
IIlに溶解し、アルゴン気流下、ジイソブチルアルミ
ニウムハイドライド(1,02M)ルエン熔液)4.2
5  Illを5℃以下にて10分間かけて滴下する。
5℃以下にて3時間、次いで室温にて3時間攪拌後、飽
和硫酸ナトリウム水溶液を加えることにより生じるアル
ミニウム錯体をセライトを用いて濾去する。得られる濾
液を濃縮し、ジオキサン15m1を加える。二酸化マン
ガン1gを加え、90℃にて8時間撹拌後、セライトを
用いて不溶物を濾去する。溶媒を減圧下に留去した後、
エーテル−ジイソプロピルエーテル溶液を加え佳しる結
晶を濾取することにより、5−n−プロピル1−トリフ
ェニルメチル−4−イミダゾリルカルボキシアルデヒド
0.19 gを得た。
質量分析値(E I ) 、 ta/z、 380 (
M”)NMR(CDCJ、) δ;  0.25〜0.6(m、 5)1)、 2.2
〜2.55(m、 2H)7.0〜7.5(m、 16
H) 、 10.0(s、 IH)実施例1 CHj         H 9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ
[2,3−b)インドール−4−オン2.77gを無水
テトラヒドロフラン100mA’に溶解し、アルゴン気
流下、−78℃にてリチウムジイソプロピルアミド溶液
〔ジイソプロピルアミン1.97m1lの無水テトラヒ
ドロフラン溶液にn−ブチルリチウム(2,5Mヘキサ
ン溶液)5.8a+fを一78℃にて加え、−旦0℃に
ゆっくり昇温した後再び一78℃に冷却した溶液〕を2
0分間かけて加えた。この温度のまま30分間、次いで
0℃にて30分間攪拌した後、再び一78℃に冷却し、
5メチル−1−(トリフェニルメチル)イミダゾール−
4−カルボキシアルデヒド4.5gを20分間で加えた
。この溶液を2時間かけてゆっくり5℃まで昇温した後
、この温度で終夜攪拌した。再び一78℃に冷却し、酢
酸2 ml!、次いでp−トルエンスルホン酸19.4
 gを加えた後、室温まで昇温した。次いで4時間還流
した後、溶媒を減圧下に留去した。残渣に飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液を加え弱アルカリ性とした後、ジクロ
ロメタンにて抽出した。有機層を乾燥後、減圧下に溶媒
を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、溶出液クロロホルム−メタノール)処理することによ
り、薄層クロマトグラフ(Msrck製、溶離液;クロ
ロホルム:メタノール=6 : 1)にてRfイ直0.
5を示す9−メチル−3−((5−メチル−4−イミダ
ゾリル)メチレン) −2,3,4,9−テトラヒドロ
チオピラノ(2,3−b)インドール4−オン0.71
g及びRf値0.65を示す4.9−ジヒドロ−9−メ
チル−3−[(5−メチル−4−イミダゾリル)メチル
〕チオピラノ (2,3−b)インドール−4−オン0
.05 gを得た。
(114,9−ジヒドロ−9−メチル−3−((5−メ
チル−4−イミダゾリル)メチル〕チオピラノ[2,3
−b)インドール−4−オン 理化学的性状 (i)融点 217〜219℃(クロロホルム−イソプ
ロピルエーテル) (ii )元素分析flI (C+J+sN+O5・o
、notoとして)C(χ)   H(χ)  N(χ
)   S(χ)理論値 65.57  4.93  
13.50  10.30実験値 65.56  4.
82  13.36  10.59(iii )質量分
析値(EI)、 w/z  309 (M”)(2)9
−メチル−3〜〔(5−メチル−4−イミダゾリル)メ
チレン)−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ 
(2,3−b〕インドール−4−オン理化学的性状 (i)融点 195〜202℃(分解)(クロロホルム
−酢酸エチル) (ii)元素分析値(C+ J+ 5N30S・0.1
2CH:1cOOc2H5として) C(X)    H(X) 理論値 65.62  5.03 実験値 65゜69  5.00 (iii )質量分析値(E I ) 、 m / z
実施例2 N(χ) 13.13 12−84   10.28 309  (M”) 10.02 S(χ) 八 CO,H 9−メチル−3−((5−メチル−4−イミダゾリル)
メチレン) −2,3,4,9−テトラヒドロチオピラ
ノ(2,3−b)インドール−4−オン0.65gをメ
タノール40m1及び4N塩化水素−ジオキサン溶液1
 sitの混液に加え、次いで5%パラジウム−炭素1
gを加え、常圧にて1時間水素添加した。不溶物を濾去
後、溶媒を留去した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
を加えて弱アルカリ性とした後クロロホルムにて抽出し
た。乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。残渣をカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、溶出液クロロホルム−
メタノール)処理した後フマル酸処理し、メタノール−
アセトニトリルより再結晶することにより9−メチル−
2,3,4,9−テトラヒドロ−3−〔(5−メチル−
4−イミダゾリル)メチル〕チオピラノ(2,3−b)
インドール−4−オン・フマル酸塩0.18 gを得た
理化学的性状 (i)融点 193〜195℃ (ii )元素分析値(C+J+J:+05−CtHn
Oa・0.3HtOとして) C(χ)   H(χ)  N(χ)   S(χ)理
論値 58.27  5.03  9.71  7.4
1実験値 58.12  4.93  9.93  7
.35(iii )質量分析値(EI)  ya/z 
 311 (Mつ実施例3 CB。
1)LDA AcOH,TsOロ ・ H2O H3 9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ
(2,3−b)インドール−4−オン0.82 gをテ
トラヒドロフラン30m1に溶解し、−78℃で1.1
当量のリチウムジイソプロピルアミドのテトラヒドロフ
ラン溶液を滴下した。−78℃で30分攪拌した後、−
旦40℃まで昇温させ、再び一78℃に冷却した。反応
液に5−エチル−1−トリフェニルメチル−4−イミダ
ゾールカルボキシアルデヒド1.4gを加え、0℃で一
夜攪拌した。反応液を、再び一78℃に冷却し、酢酸0
.591111を加え、室温まで昇温させた後、トルエ
ンスルホン酸−水和物5.8gを加え、4時間加熱還流
した。反応液を減圧留去し、残渣をエーテルで洗浄後炭
酸ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、
3−((5−エチル−4−イミダゾリル)メチレンツー
9−メチル−2゜3.4.9−テトラヒドロチオピラノ
 (2,3−b)インドール−4−オン0.3g及び3
−((5−エチル−4−イミダゾリル)メチルクー9−
メチル−4,9−ジヒドロチオピラノ (2,3−b)
インドール−4−オンを得た。
(1) e 3−((5−エチル−4−イミダゾリル)メチレンツー
9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ
(2,3−b)インドール−4−オン理化学的性状 (i)融点 190〜195℃ (:i)元素分析値(C+ J+ 、NzO5・0. 
ILo・0. lAc0Etとして) C(χ)   HCl)  N(χ)   S(χ)理
論値 66.16  5.43  12.58  9.
60実験値 66.16  5.36  12.33 
 9.85(iit )質量分析値(FAB)  m/
z  323 (M”+1)(2) 3−((5−エチル−4−イミダゾリル)メチルクー9
−メチル−4,9−ジヒドロチオピラノ(2,3−b)
インドール−4−オン。油状物。
理化学的性状 (i ) N M R(CDCI! z)δ;1.28
(3H,t)、 2.74(2F1. q)、 3.6
8(3tl。
s)、 4.12(28,s)、 6.87(IFl、
 s)、 7.2−7.4(3H,m)、 7.60(
IH,s)、 8.3−8.4(IHm) (ii)質量分析値(FAB)  m/z  323 
(M”+1)実施例3と同様にして以下の化合物を得た
実施例4 (11 e 3−((4−イミダゾリル)メチレンツー9−メチル−
2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ 〔2゜3−
b〕インドール−4−オン 理化学的性状 (i)融点 218〜221℃ (ii )元素分析値(CI6HI3N30Sとして)
C(χ)   H(χ)  N(χ)   S(χ)理
論値 65.06  4.44  14.23  10
.86実験値 64.76  4.50  14.06
  11.03(iii )質量分析値(FAB)  
m/z  296 (P+1)(2) e 3−CC4−イミダゾリル)メチルクー9−メチル−4
,9−ジヒドロチオピラノ (2,3−b)インドール
−4−オン 理化学的性状 (i)融点 184〜190℃ (ii )質量分析値(FAB)  m/z  296
 (M”+1)(iii) NMR(CDCJz +C
D30D )δ;3.68(3H,s)、 4.12(
2H,s)+ 6.88(IH。
sL  7.2−7.4(4H,m)、7.68(IH
,s)8.3−8.4(IH,m) 実施例5 CI(:1 1h 3−((5−エチル−4−イミダゾリル)メチレンツー
9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ
(2,3−b)インドール−4−オン0.3gをメタノ
ール30+4!、4N塩酸/ジオキサン溶液440al
lに溶解し、10%パラジウム−カーボン440mgを
加え、室温で水素添加した。反応終了後、触媒を濾去し
、温メタノールで洗浄した。濾液と洗液を合わせ、溶媒
を減圧留去した。
残渣に、炭酸ナトリウム、水溶液を加え、塩化メチレン
で抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後濾過した。濾
液を減圧留去し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
により精製し、3−((5エチル−4−イミダゾリル)
メチルシー9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロ
チオピラノ (2,3−b〕インドール−4−オン10
0+gを得た。
理化学的性状 (i)融点 233〜237℃ (ii)元素分析値(C+ 88I 9N30Sとして
)C(χ)  H(χ)  N(X)   S(χ)理
論値 66.07  5.91  12.84  9.
80実験値 65.82  5.97  12.64 
 9.74(iii )質量分析値(FAB)  ta
/z  325 (M”+1)実施例5と同様にして以
下の化合物を得た。
実施例6 実施例7 e 3−[(4−イミダゾリル)メチルシー9−メチル−2
,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ 〔2,3b〕
インドール−4−オン 理化学的性状 (i)融点 75〜79℃ (ii)元素分析値(CtJ+5NzO3・0.61(
zO・o、5AcOEtとして) C(χ)   H(χ)  N(χ)   S(χ)理
論値 61.38  5.7B   11.93  9
.10実験値 61.27  5.45  12.15
  8.81(iii )質量分析値(FAB) ta
/z  298 (M”+1)H3 uff 9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ
(2,3−b)インドール−4−オン10.0 g、5
−メチル−1−トリフェニルメチル−4−イミダゾリル
カルボキシアルデヒド(1モルのジオキサンを含む)2
6.3g、及びモレキュラーシーフ(3A)30gをト
ルエン200mj!に加える。
60%油性水素化ナトリウム0.37 gをアルゴン気
流下に加えた後、100℃にて3時間攪拌する。
冷却後、酢酸1.5II!!を加えセライトを用いて不
溶物を濾去後、減圧下に溶媒を留去する。残渣に水−酢
酸−テトラヒドロフラン(各100■1)の混液を加え
、還流下に1.5時間攪拌する。溶媒を減圧下に留去し
た後、トルエン300mfを加え、IN塩#150m1
で2回抽出する。炭酸カリウムで中和後、クロロホルム
(150+wlx2回)にて抽出する。無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、溶媒を留去し、残渣を酢酸エチルで洗
浄することにより、9−メチル−3−((5−エチル−
4−イミダゾリル)メチレン)−2,3,4,9−テト
ラヒドロチオピラノ (2,3−b)インドール−4オ
ン(実施例1の(2)で得られた化合物と同一化合物と
同定された)8.78gを得た。
実施例8 F13 実施例7において、5−メチル−1−トリフェニルメチ
ル−4−イミダゾリル−カルボキシアルデヒドのかわり
に、5−n−プロピル−1−トリフェニルメチル−4−
イミダゾリルカルボキシアルデヒドを用いて同様の反応
を行ない9−メチル−3−((5−n−プロピル−4−
イミダゾリル)メチレン)−2,3,4,9−テトラヒ
ドロチオピラノ(2,3−b)インドール−4−オンを
得た。
質量分析値 (E I) 、  m/z  337 (
M”)304 (M”−S)り CH3 実施例9 CH。
実施例2と同様にして、実施例8の化合物を水素添加す
ることにより、9−メチル−3−((5−n−プロピル
−4−イミダゾリル)メチル〕2.3,4.9−テトラ
ヒドロチオピラノ (2,3−b)インドール−4−オ
ン・フマレートを得た。
質量分析値 (E I)、 m/z  339 (M”
)CH3 CH3 処方例 つぎに、本発明化合物の医薬としての処方例を挙げる。
+11錠剤 乳   II                106
.4■コーンスターチ        48.0■ヒド
ロキシプロピルセルローズ  4.8■160、0■/
錠 化合物A200■、乳1! 106.4 g及びコーン
スターチ48gを均一に混合し、それにヒドロキシプロ
ピルセルロース10%水溶液48mfを加え、造粒機を
用いて造粒する。造粒した顆粒にステアリン酸マグネシ
ウム0.6gを加え、1錠160■に打錠する(100
0錠)。
(2)散剤 化合物A         O,4■ マンニツト          770.0■コーンス
ターチ       199.6■ポリビニールピロリ
ドン    30.0■1000.0■ 化合物A 0.4 g、マンニット770g及びコーン
スターチ199.6gを均一に混合し、10%ポリビニ
ルピロリドン水溶液300 Illを加え、造粒機で造
粒し、散剤とする(Ikg>。
(3)カプセル剤 化合物A        O02■ コーンスターチ       198.8■ステアリン
酸カルシウム     1.0 m200、0■ 化合物A0.2g、コーンスターチ198.8g。
ステアリン酸カルシウム1gを均一に混合し、3号カプ
セルに200電宛充填し、カプセル剤とする(1000
カプセル)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2は同一又は異なって水素原子又
    は低級アルキル基を、破線は単結合であるか又はいずれ
    か一方が二重結合であることを意味する。) で示されるチオピラノ〔2,3−b〕インドール誘導体
    又はその塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2は同一又は異なって水素原子又
    は低級アルキル基を、破線は単結合であるか又はいずれ
    か一方が二重結合であることを意味する。) で示されるチオピラノ〔2,3−b〕インドール誘導体
    又はその塩を含有する5−HT_3拮抗剤。
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