JPH0325777Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0325777Y2 JPH0325777Y2 JP1985127516U JP12751685U JPH0325777Y2 JP H0325777 Y2 JPH0325777 Y2 JP H0325777Y2 JP 1985127516 U JP1985127516 U JP 1985127516U JP 12751685 U JP12751685 U JP 12751685U JP H0325777 Y2 JPH0325777 Y2 JP H0325777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- display
- drive shaft
- lowering
- crank handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 18
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は寝台や患者運搬車、診察台等に於ける
床部の昇降用駆動機構に関するものである。
床部の昇降用駆動機構に関するものである。
(従来の技術及び課題)
例えば寝台に於いて、複数個に分割した床部の
所望部分を回動昇降させて起伏状態としたり、床
部を支持する床部支持枠を水平状態に昇降、ある
いは傾斜させたりするための床部の昇降用駆動機
構には、クランクハンドルを用いたものがある。
従来は、このクランクハンドルによる床部の昇降
に際しての昇降量の確認は、昇降させている床部
自体または、それに取付けた振り子等の傾斜計を
操作者が操作の合間に確認して行わなければなら
ず、操作が比較的煩わしい。
所望部分を回動昇降させて起伏状態としたり、床
部を支持する床部支持枠を水平状態に昇降、ある
いは傾斜させたりするための床部の昇降用駆動機
構には、クランクハンドルを用いたものがある。
従来は、このクランクハンドルによる床部の昇降
に際しての昇降量の確認は、昇降させている床部
自体または、それに取付けた振り子等の傾斜計を
操作者が操作の合間に確認して行わなければなら
ず、操作が比較的煩わしい。
本考案は、かかる課題を解決することを目的と
し、床部の昇降量の確認を、昇降させている床部
または傾斜計等を確認せずに、クランクハンドル
を操作しながら行えるようにすることを目的とす
るものである。
し、床部の昇降量の確認を、昇降させている床部
または傾斜計等を確認せずに、クランクハンドル
を操作しながら行えるようにすることを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段)
上述した課題を解決するための手段を実施例に
対応する図面を参照して説明すると、本考案の床
部の昇降用駆動機構は、寝台等の床部の昇降機構
に連なる駆動軸9にクランクハンドル10を連結
した昇降用駆動機構に於いて、前記駆動軸9の外
側にウオーム部11を形成すると共に該ウオーム
部11と噛み合うウオームホイール部12を外側
に形成した表示部材13を前記駆動軸9と共にカ
バー14で被覆して回転自在に支持し、該表示部
材13に前記床部2の昇降量に対応した表示15
を付すと共に、上記カバー14に表示用窓16を
形成したものである。
対応する図面を参照して説明すると、本考案の床
部の昇降用駆動機構は、寝台等の床部の昇降機構
に連なる駆動軸9にクランクハンドル10を連結
した昇降用駆動機構に於いて、前記駆動軸9の外
側にウオーム部11を形成すると共に該ウオーム
部11と噛み合うウオームホイール部12を外側
に形成した表示部材13を前記駆動軸9と共にカ
バー14で被覆して回転自在に支持し、該表示部
材13に前記床部2の昇降量に対応した表示15
を付すと共に、上記カバー14に表示用窓16を
形成したものである。
(作用)
クランクハンドル10を操作して駆動軸9を回
転すると、この回転力を床部2の昇降に変換する
昇降駆動機構により、床部2が上昇または下降す
る。
転すると、この回転力を床部2の昇降に変換する
昇降駆動機構により、床部2が上昇または下降す
る。
このように駆動軸9が回転すると、その回転力
はウオーム部11からウオームホイール部12に
減速されて伝達され、表示部材13が徐々に回転
する。かかる表示部材13の回転により、表示用
窓16を通して見える表示15が次第に変化する
ので、操作者は、この表示15の変化により床部
2の昇降量を知ることができる。この表示は、操
作しているクランクハンドル10の近傍にあるの
で、操作しながらでも非常に見やすい。
はウオーム部11からウオームホイール部12に
減速されて伝達され、表示部材13が徐々に回転
する。かかる表示部材13の回転により、表示用
窓16を通して見える表示15が次第に変化する
ので、操作者は、この表示15の変化により床部
2の昇降量を知ることができる。この表示は、操
作しているクランクハンドル10の近傍にあるの
で、操作しながらでも非常に見やすい。
(実施例)
次に本考案の実施例を図について説明する。
符号1は寝台等の一例を示したもので、この寝
台1では背床部2を昇降可能に構成しており、昇
降用駆動機構は該床部2の基部下方に突設した押
上腕3と、床部支持フレーム4の端部下方に突設
した支持腕5間にねじシヤフト式伸縮駆動杆6を
接続して構成している。この伸縮駆動杆6はねじ
シヤフト7と、このねじシヤフト7に螺合して移
動する雌ねじ部(図示省略)を装置した作動杆8
とから構成している。
台1では背床部2を昇降可能に構成しており、昇
降用駆動機構は該床部2の基部下方に突設した押
上腕3と、床部支持フレーム4の端部下方に突設
した支持腕5間にねじシヤフト式伸縮駆動杆6を
接続して構成している。この伸縮駆動杆6はねじ
シヤフト7と、このねじシヤフト7に螺合して移
動する雌ねじ部(図示省略)を装置した作動杆8
とから構成している。
しかして、符号9は上記のような床部2の昇降
用駆動機構に連なる駆動軸で、この駆動軸9の端
部にクランクハンドル10を連結している。この
クランクハンドル10は、屈折自在に連結すると
共にばね18によつて付勢した筒体19によつて
屈折を不能とし得るように構成している。上記駆
動軸9は、図示例に於いては、上記ねじシヤフト
式昇降駆動杆6を構成するねじシヤフト7の端部
に連結した軸としているが、この他ねじシヤフト
7の端部自体としても良いし、これに適宜の回転
力伝達機構を介して接続した回転軸等とすること
ができ、また昇降用駆動機構自体もねじシヤフト
7式でなくて、クランクハンドル10を用いる機
構であれば滑車機構等適宜である。
用駆動機構に連なる駆動軸で、この駆動軸9の端
部にクランクハンドル10を連結している。この
クランクハンドル10は、屈折自在に連結すると
共にばね18によつて付勢した筒体19によつて
屈折を不能とし得るように構成している。上記駆
動軸9は、図示例に於いては、上記ねじシヤフト
式昇降駆動杆6を構成するねじシヤフト7の端部
に連結した軸としているが、この他ねじシヤフト
7の端部自体としても良いし、これに適宜の回転
力伝達機構を介して接続した回転軸等とすること
ができ、また昇降用駆動機構自体もねじシヤフト
7式でなくて、クランクハンドル10を用いる機
構であれば滑車機構等適宜である。
上記駆動軸9の外側にはウオーム部11を形成
し、このウオーム部11と噛み合うウオームホイ
ール部12を外側に形成した表示部材13を、上
記駆動軸9と共に、カバー14により被覆して回
転自在に支持している。また、このカバー14は
ねじシヤフト7の端部を軸受20を介して回転自
在に支持している。そして表示部材13には、目
盛や数字、記号等の、前記床部2の昇降量に対応
した表示15を付している。また上記カバー14
には、表示部材13のこれらの表示15を外部か
ら見えるようにした表示用窓16を形成してい
る。そしてこの表示用窓16には凸レンズ17等
の透明体を装着している。この凸レンズ17では
表示15が拡大されているので更に見やすくな
る。
し、このウオーム部11と噛み合うウオームホイ
ール部12を外側に形成した表示部材13を、上
記駆動軸9と共に、カバー14により被覆して回
転自在に支持している。また、このカバー14は
ねじシヤフト7の端部を軸受20を介して回転自
在に支持している。そして表示部材13には、目
盛や数字、記号等の、前記床部2の昇降量に対応
した表示15を付している。また上記カバー14
には、表示部材13のこれらの表示15を外部か
ら見えるようにした表示用窓16を形成してい
る。そしてこの表示用窓16には凸レンズ17等
の透明体を装着している。この凸レンズ17では
表示15が拡大されているので更に見やすくな
る。
(考案の効果)
本考案は以上の通り、床部の昇降用駆動機構を
構成するクランクハンドルの近傍に、床部の昇降
量に対応する表示部材を設けたので、床部の実際
の昇降量を一々確認しなくとも、このクランクハ
ンドルを操作しながら間接的に床部の昇降量を確
認することができ、床部の昇降操作を煩わしくな
く行えるという効果がある。特に本考案では、上
記表示部材をウオームギヤ機構を利用して構成し
たので、構成が非常に簡単で、非常に小型に構成
することができ、また安価に構成することができ
るという効果がある。
構成するクランクハンドルの近傍に、床部の昇降
量に対応する表示部材を設けたので、床部の実際
の昇降量を一々確認しなくとも、このクランクハ
ンドルを操作しながら間接的に床部の昇降量を確
認することができ、床部の昇降操作を煩わしくな
く行えるという効果がある。特に本考案では、上
記表示部材をウオームギヤ機構を利用して構成し
たので、構成が非常に簡単で、非常に小型に構成
することができ、また安価に構成することができ
るという効果がある。
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は要
部の外観説明的斜視図、第2図は要部の構成部材
を表した拡散分解図、第3図a,bは夫々要部の
説明的縦断面図、横断面図である。また第4図は
本発明を適用した寝台の昇降用駆動機構の一例を
表した説明的側面図である。 符号1……寝台、2……背床部、3……押上
腕、4……床部支持フレーム、5……支持腕、6
……ねじシヤフト式伸縮駆動杆、7……ねじシヤ
フト、8……作動杆、9……駆動軸、10……ク
ランクハンドル、11……ウオーム部、12……
ウオームホイール部、13……表示部材、14…
…カバー、15……表示、16……表示用窓、1
7……凸レンズ、18……ばね、19……筒体、
20……軸受。
部の外観説明的斜視図、第2図は要部の構成部材
を表した拡散分解図、第3図a,bは夫々要部の
説明的縦断面図、横断面図である。また第4図は
本発明を適用した寝台の昇降用駆動機構の一例を
表した説明的側面図である。 符号1……寝台、2……背床部、3……押上
腕、4……床部支持フレーム、5……支持腕、6
……ねじシヤフト式伸縮駆動杆、7……ねじシヤ
フト、8……作動杆、9……駆動軸、10……ク
ランクハンドル、11……ウオーム部、12……
ウオームホイール部、13……表示部材、14…
…カバー、15……表示、16……表示用窓、1
7……凸レンズ、18……ばね、19……筒体、
20……軸受。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 寝台等の床部の昇降機構に連なる駆動軸にク
ランクハンドルを連結した昇降用駆動機構に於
いて、前記駆動軸の外側にウオーム部を形成す
ると共に、該ウオーム部と噛み合うウオームホ
イール部を外側に形成した表示部材を前記駆動
軸と共にカバーで被覆して回転自在に支持し、
該表示部材に前記床部の昇降量に対応した表示
を付すと共に、上記カバーに表示用窓を形成し
たことを特徴とする床部の昇降用駆動機構 (2) 表示用窓に凸レンズを装着したことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載の床部
の昇降用駆動機構
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985127516U JPH0325777Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985127516U JPH0325777Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236714U JPS6236714U (ja) | 1987-03-04 |
JPH0325777Y2 true JPH0325777Y2 (ja) | 1991-06-04 |
Family
ID=31022341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985127516U Expired JPH0325777Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325777Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4839273A (ja) * | 1971-09-20 | 1973-06-09 | ||
JPS5468093A (en) * | 1977-11-09 | 1979-05-31 | Otsuki Naoto | Improvement of medical bed |
JPS5810588U (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-24 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 暖房装置の熱交換器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5917295Y2 (ja) * | 1982-06-17 | 1984-05-21 | 木村寝台工業株式会社 | 寝台等の床部昇降用クランクハンドル装置 |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP1985127516U patent/JPH0325777Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4839273A (ja) * | 1971-09-20 | 1973-06-09 | ||
JPS5468093A (en) * | 1977-11-09 | 1979-05-31 | Otsuki Naoto | Improvement of medical bed |
JPS5810588U (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-24 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 暖房装置の熱交換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6236714U (ja) | 1987-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN208769310U (zh) | 一种三维模型展示装置 | |
JPH0325777Y2 (ja) | ||
US4570547A (en) | Table with adjustable height mechanism | |
CN211118473U (zh) | 可多方位展示的称重显示屏仪表支架 | |
CN108789484B (zh) | 医疗机器人手臂连接结构 | |
CN212010117U (zh) | 一种可机械旋转的沙盘模型 | |
KR200286334Y1 (ko) | 캐스터 | |
JPS6133952Y2 (ja) | ||
CN211131778U (zh) | 一种辅助病人翻身的医疗护理床 | |
JPS647534Y2 (ja) | ||
CN221222161U (zh) | 一种能够进行角度调节的显示屏 | |
JPH0332261Y2 (ja) | ||
JPH0546742Y2 (ja) | ||
CN217329217U (zh) | 一种基于云台万向转动的调平机构 | |
CN215017858U (zh) | 一种多功能彩超室护理检查床 | |
CN218153421U (zh) | 一种数字化控制台 | |
CN215410892U (zh) | 一种可调节的车载平板显示器 | |
CN111833998A (zh) | 一种带有自主转向结构的医疗咨询平台 | |
CN211583612U (zh) | 一种可双轴旋转的治疗托臂结构 | |
JPH038266Y2 (ja) | ||
CN209422318U (zh) | 自动回转装置及移位机 | |
JPS5810120Y2 (ja) | はかり | |
KR900011283Y1 (ko) | Crt 터미날의 경사 및 회전 장치 | |
JPH0545765U (ja) | 表示装置の角度調節機構 | |
JPH0614748Y2 (ja) | ベッドにおける傾斜計 |