JPH0325768Y2 - - Google Patents
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- JPH0325768Y2 JPH0325768Y2 JP1987200686U JP20068687U JPH0325768Y2 JP H0325768 Y2 JPH0325768 Y2 JP H0325768Y2 JP 1987200686 U JP1987200686 U JP 1987200686U JP 20068687 U JP20068687 U JP 20068687U JP H0325768 Y2 JPH0325768 Y2 JP H0325768Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth
- teeth
- denture
- artificial
- dentures
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- Expired
Links
- 210000002455 dental arch Anatomy 0.000 claims description 8
- 210000001847 jaw Anatomy 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Dental Prosthetics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はフレキシブルに形成した義歯用連結歯
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
一般に義歯用の人工歯1はプラスチツク(レジ
ン)や陶器で1本ずつ別個に形成され、その種類
は第3図に示すように前歯1Aが6本と、第4図
に示すように臼歯1Bが8本の組合せとなつてお
り、上下顎とも第5図に示すように、前歯1Aが
6本と臼歯1Bが8本の合計14本の人工歯1で形
成されている。
ン)や陶器で1本ずつ別個に形成され、その種類
は第3図に示すように前歯1Aが6本と、第4図
に示すように臼歯1Bが8本の組合せとなつてお
り、上下顎とも第5図に示すように、前歯1Aが
6本と臼歯1Bが8本の合計14本の人工歯1で形
成されている。
義歯2を作成する場合、患者の咬合様式に合せ
て、上下顎のワツクス模型を作り、ここに人工歯
1を1本ずつ埋め込んで配列した後、ワツクス模
型を溶かし、最後にプラスチツクを流し込んで歯
肉に相当する床3を形成している。
て、上下顎のワツクス模型を作り、ここに人工歯
1を1本ずつ埋め込んで配列した後、ワツクス模
型を溶かし、最後にプラスチツクを流し込んで歯
肉に相当する床3を形成している。
しかしながら、このような人工歯1を1本ずつ
取付けて歯列弓4を形成する方法により義歯2を
作る場合、上下義歯の咬合関係を理想的に再現す
ることは高度な技術を必要とし、また患者に合せ
て人工歯1の大きさや色、および配列位置を決定
するために時間がかかり作業性が悪い上、治療時
間も長くなる欠点があつた。
取付けて歯列弓4を形成する方法により義歯2を
作る場合、上下義歯の咬合関係を理想的に再現す
ることは高度な技術を必要とし、また患者に合せ
て人工歯1の大きさや色、および配列位置を決定
するために時間がかかり作業性が悪い上、治療時
間も長くなる欠点があつた。
このため、近年は第6図に示すように複数本の
人工歯1を一体に連結した状態でプラスチツクで
成型した連結歯(ジヨインテツドツース)5が開
発されている。
人工歯1を一体に連結した状態でプラスチツクで
成型した連結歯(ジヨインテツドツース)5が開
発されている。
この連結歯5は歯列弓4の中央部に、成型時の
材料の流路を兼ねる連結部材6が一体に成型され
ているので、使用時にこれを取外している。
材料の流路を兼ねる連結部材6が一体に成型され
ているので、使用時にこれを取外している。
しかしながら、この連結歯5は歯列弓4の大き
さが固定されているため、調整ができず、患者個
人の上下顎の大きさに対応して多数の種類を用意
しなければならず、実用的なものではなかつた。
さが固定されているため、調整ができず、患者個
人の上下顎の大きさに対応して多数の種類を用意
しなければならず、実用的なものではなかつた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案はかかる点に鑑みなされたもので、高度
な歯科技工技術を必要とせず、少ない種類で、短
時間に患者個人に合つた理想的な咬合関係を再現
できると共に、審美的な配列の義歯が得られる義
歯用連結歯を提供するものである。
な歯科技工技術を必要とせず、少ない種類で、短
時間に患者個人に合つた理想的な咬合関係を再現
できると共に、審美的な配列の義歯が得られる義
歯用連結歯を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、複数の人工歯を歯列弓に沿つて配列
して一体にプラスチツクで形成した連結歯の隣接
する各人工歯の接触部分を薄くしてフレキシブル
に連結したことを特徴とするものである。
して一体にプラスチツクで形成した連結歯の隣接
する各人工歯の接触部分を薄くしてフレキシブル
に連結したことを特徴とするものである。
(作用)
本考案の義歯用連結歯は、患者の上下顎に合せ
て形成したワツクス模型の上に、顎形状に合せて
義歯用連結歯を調整して歯根側をワツクス模型の
上に埋め込んだ後、ワツクス模型を溶かしてプラ
スチツクを流し込んで床を形成し、義歯を完成さ
せる。
て形成したワツクス模型の上に、顎形状に合せて
義歯用連結歯を調整して歯根側をワツクス模型の
上に埋め込んだ後、ワツクス模型を溶かしてプラ
スチツクを流し込んで床を形成し、義歯を完成さ
せる。
義歯用連結歯は各人工歯の接触部分が薄く形成
されているので、弾性があり、フレキシブルに調
整することができる。
されているので、弾性があり、フレキシブルに調
整することができる。
なお薄く形成された接触部分があつても、床に
歯根側が埋設して固定されるので、強度上も問題
はない。
歯根側が埋設して固定されるので、強度上も問題
はない。
(実施例)
第1図は下顎側の連結歯5に適用した本考案の
一実施例を示すもので、6本の前歯1Aの両側に
4本ずつの臼歯1B…が配列され、合計14本の人
工歯1…で歯列弓4がプラスチツクで一体に成型
されている。
一実施例を示すもので、6本の前歯1Aの両側に
4本ずつの臼歯1B…が配列され、合計14本の人
工歯1…で歯列弓4がプラスチツクで一体に成型
されている。
この連結歯5を構成する各人工歯1…の隣接す
る接触部分は、裏側が局部的に薄くなつた薄肉部
7が形成され、全体としてフレキシブルに連結さ
れている。
る接触部分は、裏側が局部的に薄くなつた薄肉部
7が形成され、全体としてフレキシブルに連結さ
れている。
この義歯用連結歯5を用いて義歯2を作成する
場合、先ず印象材で患者の上下の顎形状を型に写
し取り、これから石こう型を作る。
場合、先ず印象材で患者の上下の顎形状を型に写
し取り、これから石こう型を作る。
次に、この石こう型から顎形状のワツクス模型
を作つて、ここにフレキシブルな連結歯5の形状
に合せて調整し、歯根側を埋め込む。
を作つて、ここにフレキシブルな連結歯5の形状
に合せて調整し、歯根側を埋め込む。
この後、ワツクス模型を溶かしてプラスチツク
を流し込んで歯肉状の床3を作り、第2図に示す
義歯2を作成するものである。
を流し込んで歯肉状の床3を作り、第2図に示す
義歯2を作成するものである。
なお上記実施例では下顎側の義歯を作成する場
合について示したが、上顎側も同様である。
合について示したが、上顎側も同様である。
(考案の効果)
以上説明した如く、本考案に係る義歯用連結歯
によれば、各人工歯がフレキシブルに連結されて
いるので、少ない種類でも患者に合せた歯列弓に
調整でき、しかも一体に配列されているので、高
度な技工技術を必要とせずに短時間で理想的な咬
合関係を再現できると共に、審美的な配列の義歯
を作成することができるものである。
によれば、各人工歯がフレキシブルに連結されて
いるので、少ない種類でも患者に合せた歯列弓に
調整でき、しかも一体に配列されているので、高
度な技工技術を必要とせずに短時間で理想的な咬
合関係を再現できると共に、審美的な配列の義歯
を作成することができるものである。
第1図は本考案の一実施例による義歯用連結歯
の平面図、第2図は第1図の連結歯を取付けた義
歯の斜視図、第3図は従来の個別の前歯を示す正
面図、第4図は個別の臼歯を示す平面図、第5図
は従来の義歯を示す平面図、第6図は従来の連結
歯を示す平面図である。 1……人工歯、1A……前歯、1B……臼歯、
2……義歯、3……床、4……歯列弓、5……連
結歯、6……連結部材、7……薄肉部。
の平面図、第2図は第1図の連結歯を取付けた義
歯の斜視図、第3図は従来の個別の前歯を示す正
面図、第4図は個別の臼歯を示す平面図、第5図
は従来の義歯を示す平面図、第6図は従来の連結
歯を示す平面図である。 1……人工歯、1A……前歯、1B……臼歯、
2……義歯、3……床、4……歯列弓、5……連
結歯、6……連結部材、7……薄肉部。
Claims (1)
- 複数の人工歯を歯列弓に沿つて配列して一体に
プラスチツクで形成した連結歯の、隣接する各人
工歯の接触部分を薄くしてフレキシブルに連結し
たことを特徴とする義歯用連結歯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987200686U JPH0325768Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987200686U JPH0325768Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01104110U JPH01104110U (ja) | 1989-07-13 |
JPH0325768Y2 true JPH0325768Y2 (ja) | 1991-06-04 |
Family
ID=31491082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987200686U Expired JPH0325768Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325768Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006045176A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Shiyoufuu:Kk | 人工歯移動防止材 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5078188A (ja) * | 1973-11-09 | 1975-06-25 | ||
JPS5711657A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-21 | Toyo Boseki | Antithrombus material |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP1987200686U patent/JPH0325768Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5078188A (ja) * | 1973-11-09 | 1975-06-25 | ||
JPS5711657A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-21 | Toyo Boseki | Antithrombus material |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006045176A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Shiyoufuu:Kk | 人工歯移動防止材 |
JP4577821B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2010-11-10 | 株式会社松風 | 人工歯移動防止材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01104110U (ja) | 1989-07-13 |
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