JPH0325726A - 光記録媒体の保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、例えばカード状本体の表面に光学的に情報
を記録することが可能な光記録カードと称する光記録媒
体の保持装置に関する。

（従来の技術） この種の光記録媒体（以下、光記ｉＪカードと称す）は
、例えばキャッシュカードサイズとされており、この光
記録カードの表面には、データを記録する記録領域か設
けられている。この先記１Ａカードにデータを記録した
り、光記録カードに記録されたデータを読取る場合、光
記録カードは保持装置によって保持される。

この保持装置の側面部には、光記録カードを神人する押
入口が設けられ、表面部には光記録カードの記録領域を
露出する開「１部が設けられている。

光記録カードに対してデータを記録したり、再生する場
合、この開口部を介して、光学系から発生された光が記
録領域に照射される。

ところで、上記のようにして光記録カードにデータを記
録したり、光記録カードに記憶されたデータを再生する
場合、カードを極力偏平に保持する必要がある。このた
め、光記録カードをできるだけ広い面積によって保持す
ることが望ましい。

しかし、保持装置には光記録カードの記録領域を露出す
る開口部が設けられており、この開口部がカードの保持
面積を減少させる要因となっている。

そこで、この開口部は、記録領域を覆わない程度に極力
小さくされている。つまり、開口部のサイズは、光記録
カードの記録領域のサイズより若干大きい程度で、開口
部の周縁部が記録領域に極く接近され、開口部の内側面
はカードの表面から垂直に切り立っている。さらに、光
学系から発生される光は、カード表面に焦点を結ぶため
、光の直径がカード表面に接近するほど小さくなるよう
対物レンズによって絞られている。

したがって、光学系によって記録領域の周縁部に位置す
る領域にデータを書込んだり、記録領域の周縁部に位置
する領域のデータを読取る場合、光学系から発生された
光の一部が開口部の周縁によって遮断され、光記録カー
ドに対してデータを記録したり、光記録カードに記録さ
れているデータを再生することが困難となる場合があっ
た。

（発明が解決しようとする課題） この発明は、光学系から発生された光が保持装置の開口
部周縁によって遮断されデータの記録、再生を行うこと
が困難になるという課題を解決するものであり、その目
的とするところは、保持装置の開口部周縁によって、光
学系から発生された光を遮断することがなく、データの
記録、再生に影響を与えることがない光記録媒体の保持
装置を提供しようとするものである。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） この発明は、表面に情報の記録領域を有する光記録媒体
を収容する収容手段と、この収容手段に設けられ前記光
記録媒体の記録領域を露出し、情報を記録あるいは再生
するための光を前記記録領域に通過させるとともに、前
記光記録媒体の記録領域近傍から離れるに従って開口面
積が大きくされた開口部とから構成されている。

（作用） この発明は、収容手段に設けられた開口部の開口面積を
、光記録媒体の記録領域近傍から離れるに従って大きく
することにより、情報を記録あるいは再生するための光
が開口部の周縁部によって遮断されることがなく、情報
の記録、再生に影響を及ぼさないものである。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第２図にお０て、この光記録カード１は寸法が、縦５４
ｍｍ、Ｆｆ！ｊ８５．５１ＩＩ１５厚さ０．７６Ｉｌａ
＋のキ−ｔ”ｙシュカードサイズとされている。この光
記録カ一ド１の表面には、幅１６〜３５■の記録領域２
が設けられており、この記録領域２のデータ領域３には
、データ列を追尾するためのトラックライン４が予め複
数個設けられている。これらトラックライン４の相互間
には、変調されたデータに対応するビット５が記録され
ている。

前記トラックライン４の幅は３μｍ程度であり、ピッチ
はｌＯ〜２０μ履程度、ビット５の直径は３μ厘程度で
あり、最小のピットピッチは６μ一程度であるため、１
枚のカードには、　１〜２　Ｍｂ程度のデータを記録す
ることができる。

第３図、第４図は、光記録カードの保持装置を示すもの
である。

保持装置１０には、カードケース１１が設けられている
。このカードケース１］の側面には光記録カード１が抑
人される神人部１１ａが設けられ、表面部には光記録カ
ード１のデータ領域３を露出する開口部１１ｂが設けら
れている。このカードケース１１の四隅には、軸受け１
２が設けられており、これら軸受け１２によってカード
ケース１１はガイドシャフト１３に移動自在に設けられ
ている。

上記ガイドシャフト１３の一端部近傍には、フロントバ
ネル１４が設けられており、このフロントバネル１４に
は、光記録カード１が揮人される挿入口１４ａが設けら
れている。

また、上記ガイドシャフト１３の他端部近傍には、光学
系１５が設けられており、この光学系１５によってカー
ドケース１】に保持された光記録カード１にデータが書
込まれたり、光記録カ一ド１に記録されたデータが読取
られる。

一方、前記カードケース１１の内部には、アイドラーロ
ーラ１１Ｃが設けられており、アイドラーローラ１１Ｃ
と対応するカードケース１１の表面には、第３図に示す
ごとく、窓部１１（ｌが設けられている。この窓部ｌｉ
ｄには、カードローディング機構１２によって駆動され
るローディングローラ１２ａが挿入される。

さらに、カードケース１１の内部には、データの記録あ
るいは再生時に、カードケース１１内に挿入された光記
録カード１を、開口部１ｌｂの周縁に位置する基準而ｌ
ｉｅに圧接するカードロック機構１１ｆが回動自在に設
けられている。

このような構成において、カードケース１１は先ず、フ
ロントバネル１４側に移動され、窓部１１ｄにカードロ
ーディング機構１２のローディングローラ１２ａが挿入
される。この状態において、フロントバネル１４の挿入
口１４ａを介して光記録カード１がカードケース１１の
挿入部１１ａに挿入されると、このカード１はローディ
ングローラ１２ａおよびアイドラーローラｌｌｃによっ
て、カードケース１１の内部に搬送される。

この後、カードケース１１はガイドシャフト１３に沿っ
て光学系１５方向に移動される。この移動途中において
、カードロック８！構１１ｆが回動され、このカードロ
ック機構１１ｆによって、光記録カード１は、カードケ
ース１１の基準面１１ｅに圧接される。

第５図は、光記録カードにデータを記録したり、記録さ
れたデータを再生するための光学系１５を示すものであ
る。

例えば半導体レーザ２１より出力された光は、コリメー
ションレンズ２２によって平行先に補正された後、グレ
ーティングプレート（回折格子）２３、ビームスプリッ
タ２４、λ／４波長板２５、対物レンズ２６、カードケ
ース１１の開口部１ｌｂを介して、光記録カード１のデ
ータ領域３上に照射される。このデータ領域３から反削
された光は、開口部１１ｂ１対物レンズ２６、λ／４波
長板２５、ビームスブリッタ２４、結像レンズ２７を介
して光電変換素子２８に導かれ、この光電変換素子２８
によって電気信号に変換される。

第１図は、この発明の要部である上記カードケース１１
の開口部１ｌｂをさらに説明するものである。

この開口部１ｌｂは、光記録カード１のデータ領域３の
周縁から離れるに従って開口面積が大きくなるよう、内
側面１１ｇが傾斜されている。すなわち、この内側面１
１ｇは光学系１５から出力される光の傾斜に沿って傾斜
されている。

したがって、光学系１５によって、データ領域３の周縁
にデータを記録する場合や、データ領域３の周縁に記録
されたデータを再生する場合においても、開口部１１ｂ
の周縁によって光学系から発生された光が遮断されるこ
とがなく、データの記夛ｊ１再生に影響を受けることが
ないものである。

第６図は、この発明の他の実施例を示すものである。

上記実施例においては、開口部１ｌｂの内側面１１ｇを
直線状に傾斜したが、同図（ａ）（ｂ）に示すごとく、
内側面１１ｇを曲線状に傾斜したり、同図（ｃ）に示す
ごとく、内側面１１ｇに段部を形成したり、同図（ｄ）
に示すごとく、内側面１１ｇの途中から傾斜する構成と
しても良い。

このような構成としても、上述した実施例と同様の効果
を得ることができる。

その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］ 以上、詳述したようにこの発明によれば、収容手段に設
けられた開口部の開口面積を、光記録媒体の記録領域近
傍から離れるに従って大きくすることにより、情報を記
録あるいは再生するための光が開口部の周縁部によって
遮断されることがなく、情報の記録、再生に影響を及ぼ
すことがない先記録媒体の保持装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す要部の断面図、第２
図は光記録カードの構或を示す平而図、第３図、第４図
は保持装置の構戊を示すものであり、第３図は要部を示
す斜示図、第４図は側断面図、第５図は光学系を示す構
成図、第６図はこの発明の他の実施例を示すものであり
、要部の側断面図である。 １・・・光記録カード、１０・・・保持装置、１１・・
・カードケース、１１ｂ・・・開口部、１１ｇ・・・内
側面、１５・・・光学系。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　表面に情報の記録領域を有する光記録媒体を収容する
   収容手段と、 この収容手段に設けられ前記光記録媒体の記録領域を露
   出し、情報を記録あるいは再生するための光を前記記録
   領域に通過させるとともに、前記光記録媒体の記録領域
   近傍から離れるに従って開口面積が大きくされた開口部
   と、 を具備したことを特徴とする光記録媒体の保持装置。