JPH03256734A - 石材複合パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物の内装パネル、船舶や車輌等の内装
パネルとして使用される石材パネル、特に、中空構造の
芯板の両面に、石材を貼り付けた石材複合パネルに関す
る。

〔従来の技術〕

上記のような石材複合パネルは、中空構造の芯板に石材
を貼り付けたものであるから、ムク石の石材パネルに比
し、極めて軽量である。

このため、施工作業者の取扱いが容易であり、石材複合
パネルはムク石の石材パネルよりも大形にすることがで
きるので、より豪華な内装を行うことができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、第５図に示すように、中空構造の芯板１１の
両面に石材１２を貼り付けた石材複合パネル１０を床面
Ａ等に固定する場合、Ｌ形金具等の固定用金具１３によ
って両面を挾み付けるようにしなければならず、固定用
金具１３が外面に露出し、大形の石材を使用した豪華な
内装の雰囲気が壊され、安っぽいイメージになるという
問題がある。

そこで、この発明は、上記のような固定金具が外面に露
出しない構造の石材複合パネルを提供しようとするもの
である。

［課題を解決するための手段］ この発明は、上記の課題を解決するために、中空構造の
芯板の両面に、石材を貼り付けた石材複合パネルにおい
て、石材の周縁部を芯板の端面から突出させて芯板の両
面に貼り付けた石材間に溝部を形成したものである。

〔作用〕

上記溝部内に固定金具や連結金具を収容することにより
、固定金具や連結金具が外面に露出しない。

〔実施例〕

以下、この発明に係る石材複合パネルの一実施例につい
て説明する。

この発明に係る石材複合パネル１は、中空構造の芯＠２
の両面に石材３を貼り付けたものであり、石材３０周縁
部は芯板２の端面よりも突出しており、芯板２の両面に
貼り付けた石材３間に溝部４が形成されている。

上記芯板２としては、アルミニウム、鉄、ステンレス鋼
等のハニカム構造の中空体が使用され、上記石材３とし
ては、大理石等の天然石の薄板が使用されている。

また、上記芯板２と石材３との貼り付けには、接着剤が
使用され、芯板２と石材３との間には、接着性をよくす
るために、エポキシ樹脂とガラス繊維との複合材等によ
って形成された薄板を介在させてもよい。

この発明に係る石材複合パネル１は、上記のように、端
面の周囲に溝部４が形成されている。

したがって、上記石材複合パネル１を使用して、例えば
第２図に示すような間仕切りを施工する場合には、周囲
の溝部４のうち、上端面と下端面の溝部４に、第３図に
示すように、それぞれ天井面Ｂと床面Ａの固定用金具５
．６を嵌め入れ、また、二枚の石材複合パネル１が突き
合う側面の溝部４にＨ型の連結用金具８を嵌め入れるよ
うにすればよい、これによって固定用金具５．６．７や
連結用金具８が外面に露出しない。なお、第３図及び第
４図において、符号９はコーキング材を示している。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、石材複合パネルの固
定用金具等を外面に露出させることなく、床面や壁面に
固定することができるので、豪華な雰囲気の内装が得ら
れるという効果がある。

また、周囲の溝部に固定用金具や連結用金具を嵌め入れ
ることによって、簡単に施工することができるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る石材複合パネルの一実施例を示
す部分斜視図、第２図乃至第４図はそれぞれ同上の石材
複合パネルの使用状態を示しており、第２図は正面図、
第３図は縦断面図、第４図は横断面図、第５図は従来例
の部分縦断面図である。 １・・・・・・石材複合パネル、　２・・・・・・芯板
、３・・・・・・石材、　　　　　　　４・・・・・・
溝部、５．６．７・・・・・・固定用金具、 ８・・・・・・連結用金具、　　　　９・・・・・・コ
ーキング材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中空構造の芯板の両面に、石材を貼り付けた石材
   複合パネルにおいて、石材の周縁部を芯板の端面から突
   出させて芯板の両面に貼り付けた石材間に溝部を形成し
   たことを特徴とする石材複合パネル。