JPH0325530Y2 - - Google Patents

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JPH0325530Y2
JPH0325530Y2 JP1986002763U JP276386U JPH0325530Y2 JP H0325530 Y2 JPH0325530 Y2 JP H0325530Y2 JP 1986002763 U JP1986002763 U JP 1986002763U JP 276386 U JP276386 U JP 276386U JP H0325530 Y2 JPH0325530 Y2 JP H0325530Y2
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JP
Japan
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tank
cover
hopper
width
rice
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JP1986002763U
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JPS62113613U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、湛水直播機等における種籾等のホツ
パーに関するものである。
従来の技術 湛水直播機等における種籾等のホツパーは、一
般に種籾等を収納するタンクと、該タンクの上端
開放部に着脱自在に冠着されるカバーとにより構
成されており、またこのホツパーは種籾等の残量
がオペレータの操縦位置から容易に確認できるよ
う、通常、透明体又は半透明体等の透視可能部材
により構成されている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、この種従来のホツパーは、カバーがタ
ンクの上端開放部全周にわたつて密着する構造の
ため、コーテイングした種籾(コーテイング籾)
から水分が蒸発し、透明又は半透明のタンク及び
カバー内面に付着して曇るため、ホツパー内部の
種籾等の残量が外部から確認できなくなり、種籾
の補充に不便をきたしたり、また上記の状態が進
むと水滴となり、コーテイング籾に付着し、その
ままホツパー内に長時間保管しているとカビが発
生するという欠点があるうえ、コーテイング籾に
湿気が多くなつて繰出し量(播種量)にバラ付き
が生じ、播種精度に悪影響を及ぼす等の問題があ
つた。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、種籾等を収納するタンクと、
タンクの上端開放部に着脱自在に冠着されるカバ
ーとからなる湛水直播機等における種籾等のホツ
パーにおいて、上記カバーを外方に膨出させて箱
状に形成し、カバーの前後幅と左右幅のうち一方
の内法幅をそれぞれに対応するタンク幅方向の外
法幅に対応させて略同一幅に、また他方の内法幅
をそれに対応するタンク幅方向の外法幅よりも広
幅に設定してタンクとカバー間にタンクの内外を
連通する〓間aを設けると共に、カバーのタンク
上端開口縁に接当する面を水平面に構成したこと
により上記の問題点を解消しようとするものであ
る。
作 用 タンクとカバー間に設けた〓間を介してホツパ
ーの内部と外部の空気の流れがスムーズに行われ
るため、ホツパー内部の収容物、例えばコーテイ
ング籾等から水分が蒸発しても外部から視認でき
るよう透明体や半透明体で構成されているホツパ
ーが曇つたり、ホツパー内面に水滴が付着したり
するのが防止される。そのため、ホツパー内の籾
等の残量を外部から的確に確認できる。また、コ
ーテイング籾等が加湿による悪影響(例えばカビ
の発生や繰出し量のバラ付き等)を受けることが
ないので、播種精度は常時良好に保持される。
実施例 Aは湛水直播機で、左右にスイング車輪1を有
する走行機体2の前部にエンジン3が搭載され、
後部に播種部4が装着されている。5は種籾収納
用のホツパーで、このホツパー5は、透明体又は
半透明体等の透視可能部材例えば透明な合成樹脂
を材質とし、タンク5aとその上端開放部イに着
脱自在に冠着されるカバー5bにより構成されて
いる。そして、上記カバー5bは外方に膨出させ
た浅い箱状に形成されている。このホツパー5に
収納される種籾は、酸素発生剤(例えば過酸化カ
ルシユウムを主成分とする過酸化石灰)をコーテ
イングしたもの(コーテイング籾)である。6,
7は田面滑走用のフロート、8は操向ハンドルで
ある。9はタンク5a下部に軸架された播種ロー
ルで、エンジン3の動力はミツシヨン10から図
示外の伝動系路を介して播種部4に伝達され、播
種ロール9を駆動させるようになつている。尚、
播種量は適宜調整できるようになつている。11
は播種ガイド筒である。
ところで、前記カバー5bの前後幅と左右幅の
うち一方の内法幅をそれに対応するタンク幅方向
の外法幅に対応させて略同一幅に、また、カバー
5bの他方の内法幅をそれに対応するタンク幅方
向の外法幅よりも広幅に設定され、タンク5aと
カバー5b間にはタンク5aの内外を連通する〓
間aが設けられている。図示のものは、カバー5
bの前後方向の内法幅をタンク5aの前後方向の
外法幅よりも2W分だけ広幅に設定して、ホツパ
ー5の前後両側に〓間aを設ける一方、カバー5
bの左右方向の内法幅をタンク5aの左右方向の
外法幅と略同一に設定したものである。また、カ
バー5bのタンク上端開口縁に接当する面は水平
面に構成されている。図示のものはカバー5bの
左右両側縁近傍に水平部bを設けることにより該
水平部bの下面に水平面を形成したものである。
この水平面によりホツパー5の左右両側部におい
てはカバー5b内面がタンク5aの上端開口縁に
面接触して安定状態に当接するようになり、カバ
ー5bのセツト時にカバー5bがガタつくことな
くタンク5aに安定した状態で確実にセツトされ
る。尚、この当接部dをホツパー5の前後両側に
設け、〓間aをホツパー5の左右に設けるように
してもよい。尚、カバー5bのフランジ部5′b
は上記〓間aを外側方から覆うようになつてい
て、洗車時や降雨時に水がホツパー5内に侵入し
ないように配慮されている。12はカバー5b固
定用の止め金である。この止め金12の取付け側
でカバー5bとタンク5aが当接するようにすれ
ばタンク5aに対するカバー5bの固定状態は一
層安定する。
第6図乃至第8図に示すものは、カバー5bの
内底面略全域にわたつて種籾(コーテイング籾)
cの粒数を計測する凹部13を一定個数(例えば
1000個)設けたもので、播種作業前の粒数チエツ
クを播種部4の部品であるタンクカバー5bを使
用して簡便に行い得るようにしたものである。即
ち播種量は通常10a当り約3.5〜4.0Kgが適量と
いわれているが、播種作業前の播種量計測の際、
播種ガイド10から繰出された種籾cを受け、凹
部13に種籾を順次入れ粒数を計測するものであ
る。従来、作業前の播種量チエツクは圃場内に直
接播種したり路上に種籾を繰出した後、その繰出
された種籾を目で数えていたため、面倒であるば
かりでなく種籾が無駄となる等のが欠点があつた
が、上記のようにタンクカバー5bを利用して播
種量をチエツクすることにより、そのチエツク作
業が容易且つ正確に行えるものである。尚、凹部
13はカバー5bと一体成型してもよく、或は、
凹部13を設けた別体の板体等をカバー5bの内
底面に添着してもよい。
上記のような構成において、播種作業時に外気
温でホツパー5内の温度が上昇すると、ホツパー
5内に収容されたコーテイング籾cから水分が蒸
発する。この水分は、ホツパー5が密閉状態でれ
ばタンク5a及びカバー5bの内面に付着して曇
り易くなるが、タンク5aとカバー5b間に設け
られた〓間aにより、ホツパー5内部の風通しが
良くなるので、タンク5aやカバー5bが曇つた
り結露したりすることが防止される。このため、
ホツパー5内の種籾cの残量をオペレータの操縦
位置から常時視認することができるので、ホツパ
ー5内に種籾cがなくなつたのに気ずかず空播種
したりする不都合を解消することができる。ま
た、結露が防止されることと相俟つて、ホツパー
5内のコーテイング籾の表面が湿ることがないの
で種籾の繰出し作用は常に確実に行われるうえ、
コーテイング籾をホツパー5内に長時間保管して
もカビが発生することはない。ところで、カバー
5bのタンク上端開口縁に接当する面が水平面に
形成されているので、タンク5aの前後両側にお
いてはカバー5bがタンク上端開口縁から浮き上
がつた状態でセツトされるものでありながら、カ
バー5bのタンク5aへの接当部が面接触状態と
なるためカバー5bはタンク5aに対しガタつく
ことなく安定した状態で確実にセツトされると共
に、作業中、ホツパー5に振動や衝撃が加わつて
もカバー5bがガタつくことはない。しかも、カ
バー5bのセツト後は、カバー5bとタンク5a
間に設けた〓間aの上方及び外側方はカバー5b
の外周部により覆われた状態となり、従つてカバ
ー5bが雨水に対する防護壁の機能を果たすの
で、雨水が〓間aを通つてタンク5a内に侵入す
るのを防止することができる。
考案の効果 上記したように、本考案は、種子等を収納する
タンクと、該タンクの上端開放部に着脱自在に冠
着されるカバーとからなる直播機等における種子
等のホツパーにおいて、上記カバーを外方に膨出
させて箱状に形成し、カバーの前後幅と左右幅の
うち一方の内法幅をそれに対応するタンク幅方向
の外法幅に対応させて略同一幅に、また他方の内
法幅をそれに対応するタンク幅方向の外法幅より
も広幅に設定してタンクとカバー間にタンクの内
外を連通する〓間aを設けると共に、カバーのタ
ンク上端開口縁に接当する面を水平面に構成した
から、ホツパー内の空気の流通が円滑に行われる
結果、ホツパーの曇り防止効果と結露防止効果が
図られ、曇りや結露等の起因する種々の悪影響が
解消されると共に、カバーとタンク上端開口縁の
当接面が面接触状態となるのでカバーのセツト時
にガタつくことなく安定状態で確実にセツトでき
るばかりでなく、カバーが〓間の外方を覆つて雨
水に対する防護壁の役目を果たすので、雨水が〓
間からタンク内に侵入して種籾等の収容物に悪影
響を与えるのを防止することができる。尚、本考
案は湛水直播機のみならず粒状施肥機におけるホ
ツパーにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は播種部の全体側面図、第2図はホツパ
ーの一部破断正面図、第3図は同上の平面図、第
4図は同じく同上の一部破断側面図、第5図は本
考案を装備した湛水直播機の全体側面図、第6図
乃至第8図はカバーの他の実施例を示すものであ
つて、第6図はカバーの斜視図、第7図は同じく
断面図、第8図は同じく一部切欠拡大断面図であ
る。 図中5はホツパー、5aはタンク、5bはカバ
ー、aは〓間、bは水平部、cは種籾。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 種籾等を収納するタンクと、タンクの上端開放
    部に着脱自在に冠着されるカバーとからなる湛水
    直播機等における種籾等のホツパーにおいて、上
    記カバーを外方に膨出させて箱状に形成し、カバ
    ーの前後幅と左右幅のうち一方の内法幅をそれに
    対応するタンク軸方向の外法幅に対応させて略同
    一幅に、また他方の内法幅をそれに対応するタン
    ク幅方向の外法幅よりも広幅に設定してタンクと
    カバー間にタンクの内外を連通する〓間aを設け
    ると共に、カバーのタンク上端開口縁に接当する
    面を水平面に構成しことを特徴とする湛水直播機
    等における種籾等のホツパー。
JP1986002763U 1986-01-13 1986-01-13 Expired JPH0325530Y2 (ja)

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JP1986002763U JPH0325530Y2 (ja) 1986-01-13 1986-01-13

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JP1986002763U JPH0325530Y2 (ja) 1986-01-13 1986-01-13

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Publication Number Publication Date
JPS62113613U JPS62113613U (ja) 1987-07-20
JPH0325530Y2 true JPH0325530Y2 (ja) 1991-06-03

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11047027B2 (en) 2016-07-27 2021-06-29 Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. 1500 MPA-grade steel with high product of strength and elongation for vehicles and manufacturing methods therefor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345146Y2 (ja) * 1981-04-23 1988-11-24
JPS6089812U (ja) * 1983-11-29 1985-06-20 三菱農機株式会社 湛水直播機の種子タンク

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JPS62113613U (ja) 1987-07-20

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