JPH0140423Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0140423Y2
JPH0140423Y2 JP9603482U JP9603482U JPH0140423Y2 JP H0140423 Y2 JPH0140423 Y2 JP H0140423Y2 JP 9603482 U JP9603482 U JP 9603482U JP 9603482 U JP9603482 U JP 9603482U JP H0140423 Y2 JPH0140423 Y2 JP H0140423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
conveying
auxiliary tank
tank
air supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9603482U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59616U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9603482U priority Critical patent/JPS59616U/ja
Publication of JPS59616U publication Critical patent/JPS59616U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0140423Y2 publication Critical patent/JPH0140423Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizing (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、本来の作業を行ないながら施肥作業
をも行なえるように、しかも、例えば車体の前後
バランスを損うことなく多量の肥料を保持できる
等、肥料を良好に保持できるようにした農作業車
に関し、詳しくは、車体の施肥箇所近くに肥料繰
出し用補助タンクを設けると共に、主タンクに貯
留の粉粒状肥料を前記補助タンクに搬送する装置
を設けたものに関する。
かかる農作業車において、従来では、肥料搬送
装置を手動操作で搬送作用状態と搬送停止状態と
に切換えるようにしながら、主タンクから補助タ
ンクへ肥料供給させるようにしているが、この場
合、肥料搬送装置に対する操作が面倒で煩わしい
ばかりでなく、誤操作により、補助タンク内が空
になつたにも拘らず肥料供給を忘れて所定通りの
施肥作業を行なわせることができなくなつたり、
補助タンク内に肥料が満杯になつたにも拘らず肥
料供給を続けて肥料搬送装置を変形損傷させてし
まう等のトラブルを招く不都合があつた。
本考案は、上記実状に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、肥料供給装置に対する特別な
操作を行なうことなしに、補助タンク内に常に適
正量の肥料を供給できるようにせんとするもので
ある。
本考案は、冒記農作業車において、前記補助タ
ンク内の肥料量を検出するセンサーを設けるとと
もに、そのセンサーによる検出量を設定範囲内に
維持させるように前記肥料搬送装置を自動的に搬
送作用状態と搬送停止状態とに切換操作する機構
を設けてある事を特徴とする。
次に、本案特徴構成による作用効果を述べる。
すなわち、補助タンク内の肥料量を検出するセ
ンサーの情報に基づいて、そのセンサーの検出量
を設定範囲内に維持させるように肥料搬送装置を
自動的に搬送作用状態と搬送停止状態とに切換操
作させるようにしてあるから、肥料搬送装置に対
する特別な操作を行なうことなしに、補助タンク
内に常に適正量の肥料を貯留させることができる
のであり、もつて、肥料搬送装置を手動操作させ
るようにする冒記した従来構造における不都合を
解消して、操作の簡略化を図ると共に常に適正な
施肥作業を行なわせることができるのであり、一
層便利に使用することが可能な農作業車を得るに
至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、左右一対の前輪1,1、
左右一対の後輪2,2、及び、運転席3等を備え
た乗用車体の後部に、一定ストロークで横往復移
動する傾斜苗のせ台4、それに載置したマツト状
苗Wの下端部より1株分づつの苗を取出して植付
ける植付爪5の複数個、及び、泥面整地用フロー
ト6の複数個を備えた苗植付装置7を、上下の揺
動リンク8a,8bを介して昇降可能に連結し、
更に、苗植付装置昇降操作用油圧シリンダ9を設
けて、乗用型田植機を構成してある。
第2図及び第3図に示すように、前記各植付爪
5による苗植付箇所の横側部に施肥用凹溝Uを形
成する肥料放出具兼用の作溝器10を、苗植付装
置7に連結支持し、肥料供給後の凹溝Uを埋める
整地板11を、作溝器10に取付け、周部に肥粒
係入用凹溝13aを形成された肥料繰出し用回転
体13を備えた補助タンク14を、苗植付装置7
に連結支持し、補助タンク14から繰出される粉
粒状肥料を作溝器10に案内供給するパイプ12
を設け、もつて、機体進行に伴い苗植付作業と同
時に施肥作業を行なえるように構成してある。
そして、前記補助タンク14に供給するための
粉粒状肥料を貯留する開閉蓋16A付き主タンク
16を、前記車体の後部に取付け、前記主及び補
助タンク16,14を接続するパイプ17を設け
るとともに、そのパイプ17の上手側に肥料圧送
用空気を供給する回転フアン18を、肥料跳ね飛
ばし搬送具を兼ねて主タンク16の吐出口16a
の下方に近接配置し、補助タンク14に空気排出
用小孔14aを形成し、さらに、回転フアン18
の駆動用電動モータ19に対する運転開始用第1
リミツトスイツチ19a及び停止用第2リミツト
スイツチ19bの夫々を、補助タンク14内の肥
料量が設定値以上になると肥料にて押圧後退揺動
される板バネ製第1センサー20a及び補助タン
ク14内の肥料量が設定値以下になると肥料によ
る押圧が解除されてタンク内方がわへ突出揺動す
る板バネ製第2センサー20bにて各別に押圧操
作される状態で設け、もつて、前記補助タンク1
4内の肥料レベルを前記両センサー20a,20
bの間に維持させるように、回転フアン18を自
動的に運転及び停止操作するように構成してあ
る。
図中、21は、回転フアン18と一体回転する
肥料繰出用螺旋体であり、停止時には、主タンク
16から肥料が漏れることを阻止するシヤツタに
兼用構成してある。
上記実施例では、パイプ17及び回転フアン1
8を備えた肥料搬送装置を例示したが、例えば、
第5図に示すように、パイプ17内に、回転式螺
旋状線材22を駆動断続操作可能に設けるように
する等、肥料搬送装置の具体構成は各種変形可能
であるが、回転フアン18等の給気装置を用いて
肥料を圧送させるようにすれば、パイプ17を曲
率半径小さく曲げても所定通りの搬送を行なえる
等の利点を得ることができるものである。そし
て、肥料を空気にて圧送搬送させるに、その具体
構造は各種変更できる。例えば、第4図に示すよ
うに、電動式給気装置18を常時回転させる状態
で設け、主タンク16の吐出口16aを開閉する
ピストン型シヤツター23を設け、給気装置18
からの空気を補助タンク接続用パイプ17に供給
する状態と前記シヤツター23に閉じ操作するた
めに供給する状態とに切換える弁24を設け、弁
操作用ソレノイド24aを、前記第1、第2リミ
ツトスイツチ19a,19bによつて通電操作さ
れる状態で設け、もつて、弁24の切換により搬
送作用状態と搬送停止状態とに切換えるようにし
てもよい。
又、本考案を実施するに、肥料搬送装置を搬送
作用状態と搬送停止状態とに切換操作する機構
は、肥料搬送装置の具体的構成に応じて各種変更
可能であり、又、補助タンク14内の肥料量を検
出するセンサー20a,20bとしては、実施例
の如く貯留肥料量のレベルを検出する他、重量を
検出させるようにする等、各種構成のものが使用
できる。
又、本考案は、田植機の他、耕耘機、播種機、
各種作物の植付機等、各種農作業車に適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は乗用型田植機の側面図、第2図は施肥
装置の切欠き側面図、第3図は補助タンクの切欠
き背面図、第4図は別の実施例の切欠き側面図、
第5図は別実施例の切欠き側面図である。 14……補助タンク、16……主タンク、16
a……吐出口、17……パイプ、18……給気装
置・回転フアン、20a,20b……肥料量検出
センサー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の施肥箇所近くに肥料繰出し用補助タン
    ク14を設けると共に、主タンク16に貯留の
    粉粒状肥料を前記補助タンク14に搬送する装
    置17,18を設けた農作業車であつて、前記
    補助タンク14内の肥料量を検出するセンサー
    20a,20bを設けるとともに、そのセンサ
    ー20a,20bによる検出量を設定範囲内に
    維持させるように前記肥料搬送装置17,18
    を自動的に搬送作用状態と搬送停止状態とに切
    換操作する機構を設けてある事を特徴とする農
    作業車。 前記肥料搬送装置が、前記両タンク14,1
    6を接続するパイプ17、及び、そのパイプ1
    7の上手側に肥料圧送用空気を供給すべく接続
    された給気装置18を備え、前記搬送状態切換
    操作機構が、前記給気装置18を運転及び停止
    操作する機構であることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第項に記載の農作業車。 前記給気装置が、前記主タンク16の吐出口
    16a近くに肥料跳ね飛ばし搬送具を兼ねて配
    置した回転フアン18である事を特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第項に記載の農作業
    車。
JP9603482U 1982-06-24 1982-06-24 農作業車 Granted JPS59616U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9603482U JPS59616U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 農作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9603482U JPS59616U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 農作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59616U JPS59616U (ja) 1984-01-05
JPH0140423Y2 true JPH0140423Y2 (ja) 1989-12-04

Family

ID=30229054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9603482U Granted JPS59616U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 農作業車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59616U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914716A (ja) * 1982-07-19 1984-01-25 井関農機株式会社 田植装置における施肥装置
JPS60133730U (ja) * 1984-02-18 1985-09-06 ヤンマー農機株式会社 施肥機
JP6645014B2 (ja) * 2015-02-26 2020-02-12 井関農機株式会社 施肥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59616U (ja) 1984-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2006225338B2 (en) Conveyor positioning system for an air cart in an agricultural seeder
JP2011087528A (ja) 施肥装置
JPH0140423Y2 (ja)
JP2011101615A (ja) 施肥装置
JP2977581B2 (ja) 施肥装置付き田植機
JP4677741B2 (ja) 苗移植機
JPH0140424Y2 (ja)
JPH0142418Y2 (ja)
JP4870286B2 (ja) 粒状物繰出装置
JPS6349150Y2 (ja)
JP3412214B2 (ja) 施肥機
JPH0139145Y2 (ja)
JP3620285B2 (ja) 施肥装置
JPH0739386Y2 (ja) 施肥装置付き水田作業機
JPH0142417Y2 (ja)
JP2006262874A (ja) 乗用型農作業車
JPS63276414A (ja) 施肥装置の詰り検出装置
JP3752696B2 (ja) 施肥田植機
JPS63269922A (ja) 施肥装置付き乗用型作業機
JPH0140421Y2 (ja)
JPH0218993Y2 (ja)
JPS61185113A (ja) 施肥装置付き田植機
JPH0140425Y2 (ja)
JPH09191728A (ja) 施肥機
JPS6394911A (ja) 施肥装置