JPH03254979A - インクリボンカセット - Google Patents
インクリボンカセットInfo
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- JPH03254979A JPH03254979A JP2290715A JP29071590A JPH03254979A JP H03254979 A JPH03254979 A JP H03254979A JP 2290715 A JP2290715 A JP 2290715A JP 29071590 A JP29071590 A JP 29071590A JP H03254979 A JPH03254979 A JP H03254979A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
-
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- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/28—Detachable carriers or holders for ink-ribbon mechanisms
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はインクリボンカセット及び前記インクリボンカ
セットを装填可能な記録装置に関する。 より詳細には、本発明はインクリボンを備えたインクリ
ボンカセット及び記録媒体に前記インクリボンの有する
インクを転写して記録を行う記録装置に関するものであ
る。
セットを装填可能な記録装置に関する。 より詳細には、本発明はインクリボンを備えたインクリ
ボンカセット及び記録媒体に前記インクリボンの有する
インクを転写して記録を行う記録装置に関するものであ
る。
従来、熱転写記録装置を長い開側用していると記録ヘッ
ドの電極が破壊され発熱抵抗体に通電されなくなること
があった。これはインクリボンと記録ヘッドとが接触し
、インクリボンが帯電し、この電荷が記録ヘッドに流れ
、ヘッド電極部に電気化学反応が生じて、ヘッド電極が
腐食切断する為と考えられている。これを防止する目的
でインクリボンのインク面側から電荷を流す為に電極を
供給側のリール（サプライリール）から記録ヘッドの間
のインクリボンに接触させていた。しかし最近、１つの
インクリボンで２色印字を可能とする、又は、１つのイ
ンクリボンで印字と消去を行なわせるなど多種の機能が
要求されている。そこで、インクリボンのベースフィル
ムには、何層にもインクが塗られるようになってきた。
ドの電極が破壊され発熱抵抗体に通電されなくなること
があった。これはインクリボンと記録ヘッドとが接触し
、インクリボンが帯電し、この電荷が記録ヘッドに流れ
、ヘッド電極部に電気化学反応が生じて、ヘッド電極が
腐食切断する為と考えられている。これを防止する目的
でインクリボンのインク面側から電荷を流す為に電極を
供給側のリール（サプライリール）から記録ヘッドの間
のインクリボンに接触させていた。しかし最近、１つの
インクリボンで２色印字を可能とする、又は、１つのイ
ンクリボンで印字と消去を行なわせるなど多種の機能が
要求されている。そこで、インクリボンのベースフィル
ムには、何層にもインクが塗られるようになってきた。
この時、熱転写性インク層の表面層は必ずしも導体では
なく絶縁性である場合がある。この場合（熱転写性イン
ク層の表面層が絶縁性である場合）には、インクリボン
と電極との間に、電流路を形成することができないので
、記録ヘッドの破壊が防止できないという問題があった
。 本発明は上述従来例に鑑みてなされたもので、鮮明な記
録を行うことができるインクリボンカセット及び前記イ
ンクリボンカセットを装填可能な記録装置を提供するこ
とを目的とする。 また本発明の他の目的は、インクリボンに帯電した電荷
を除電することのできるインクリボンカセット及び記録
装置を提供することにある。 更に本発明の他の目的は、インク層の設けられた表面に
絶縁層を有するインクリボンであっても、前記インクリ
ボンに帯電した電荷を除電できるインクリボンカセット
及び前記インクリボンカセットを装填可能な記録装置を
提供することにある。 また本発明の他の目的は、記録ヘッドが破壊することを
未然に防止できるインクリボンカセット及び前記インク
リボンカセットを装填可能な記録装置提供することにあ
る。 本発明の他の目的は、インク層側に絶縁層が形成されて
いるインクリボンでも、記録ヘッドとの摩擦により帯電
した電荷を放電出来るインクリボンカセット及び前記イ
ンクリボンカセットを装填可能な記録装置を提供するこ
とにある。
なく絶縁性である場合がある。この場合（熱転写性イン
ク層の表面層が絶縁性である場合）には、インクリボン
と電極との間に、電流路を形成することができないので
、記録ヘッドの破壊が防止できないという問題があった
。 本発明は上述従来例に鑑みてなされたもので、鮮明な記
録を行うことができるインクリボンカセット及び前記イ
ンクリボンカセットを装填可能な記録装置を提供するこ
とを目的とする。 また本発明の他の目的は、インクリボンに帯電した電荷
を除電することのできるインクリボンカセット及び記録
装置を提供することにある。 更に本発明の他の目的は、インク層の設けられた表面に
絶縁層を有するインクリボンであっても、前記インクリ
ボンに帯電した電荷を除電できるインクリボンカセット
及び前記インクリボンカセットを装填可能な記録装置を
提供することにある。 また本発明の他の目的は、記録ヘッドが破壊することを
未然に防止できるインクリボンカセット及び前記インク
リボンカセットを装填可能な記録装置提供することにあ
る。 本発明の他の目的は、インク層側に絶縁層が形成されて
いるインクリボンでも、記録ヘッドとの摩擦により帯電
した電荷を放電出来るインクリボンカセット及び前記イ
ンクリボンカセットを装填可能な記録装置を提供するこ
とにある。
上記目的を達成するために本発明のインクリボンは以下
の様な構成からなる。即ち、 記録装置に装填可能なインクリボンカセットであって、
インク層と、表面に絶縁層を有するインクリボンと、前
記インクリボンを捲回可能な第１の捲回部と、前記イン
クリボンを捲回可能な第２の捲回部と、前記記録装置に
装填された際に記録装置から記録作用を受けるインクリ
ボンに接触するよう設けた導電性部材とを有する。 上記目的を達成するために本発明の記録装置は以下の様
な構成からなる。即ち、 記録媒体に記録を行う記録装置であって、インク層と、
表面に絶縁層を有するインクリボンと、前記インクリボ
ンを捲回可能な第１の捲回部と、前記インクリボンを捲
回可能な第２の捲回部と、前記記録装置に装填された際
に記録装置から記録作用を受けるインクリボンに接触す
るよう設けた導電性部材とを有するインクリボンカセッ
トを装填可能な装填部と、前記装填部に装填されたイン
クリボンカセットの有するインクリボンに記録作用を行
う記録手段と、記録媒体を搬送する搬送手段とを有する
。
の様な構成からなる。即ち、 記録装置に装填可能なインクリボンカセットであって、
インク層と、表面に絶縁層を有するインクリボンと、前
記インクリボンを捲回可能な第１の捲回部と、前記イン
クリボンを捲回可能な第２の捲回部と、前記記録装置に
装填された際に記録装置から記録作用を受けるインクリ
ボンに接触するよう設けた導電性部材とを有する。 上記目的を達成するために本発明の記録装置は以下の様
な構成からなる。即ち、 記録媒体に記録を行う記録装置であって、インク層と、
表面に絶縁層を有するインクリボンと、前記インクリボ
ンを捲回可能な第１の捲回部と、前記インクリボンを捲
回可能な第２の捲回部と、前記記録装置に装填された際
に記録装置から記録作用を受けるインクリボンに接触す
るよう設けた導電性部材とを有するインクリボンカセッ
トを装填可能な装填部と、前記装填部に装填されたイン
クリボンカセットの有するインクリボンに記録作用を行
う記録手段と、記録媒体を搬送する搬送手段とを有する
。
以上の構成において、インクリボンカセットは、インク
層と、表面に絶縁層を有するインクリボンが第１の捲回
部と第２の捲回部との間に捲回 ０ されており、記録装置に装填された際に記録装置から記
録作用を受けるインクリボンに接触するよう設けた導電
性部材を有している。 また、 記録装置は、記録媒体を搬送しながらこのイン
クリボンカセットを装填する装填部に装填されたインク
リボンに記録作用を行うように動作する。
層と、表面に絶縁層を有するインクリボンが第１の捲回
部と第２の捲回部との間に捲回 ０ されており、記録装置に装填された際に記録装置から記
録作用を受けるインクリボンに接触するよう設けた導電
性部材を有している。 また、 記録装置は、記録媒体を搬送しながらこのイン
クリボンカセットを装填する装填部に装填されたインク
リボンに記録作用を行うように動作する。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。 第１図は本発明の一実施例を示すものであり、熱転写記
録装置及びインクリボンカセットの斜視図である。第１
図を用いて熱転写記録装置の概略を説明する。 まず、Ａは熱転写インクリボン１ （その構成を第３図
に示す）を収納したインクリボンカセットである。前記
インクリボン１は供給リール２ａ及び巻取りコア２ｂに
巻回された状態で前記インクリボンカセットＡに収納さ
れている。又Ｂは、前記カセットＡを装填して熱転写記
録を行なうためのシリアル型画像記録装置本体である。 ここでカセットＡを交換可能に装填する、前記装置本体
Ｂに設けられたキャリヤ３にはプーリ４ａ・４ｂ間に懸
架されたベルト４ｃが係止されている。そこで、プーリ
４ａと連結したキャリヤモータ４ｄの正逆回転により、
キャリヤ３はｂ方向及びＣ方向に往復移動する。 更に、キャリヤ３には画信号に応じてそれぞれが個別的
に発熱する複数の発熱素子６ｂを縦一列に配した印字ヘ
ッド６が搭載されている。このヘッド６は不図示のモー
タ等から得られたトルクで矩形のトルク軸５が回転し、
そのトルクで矢印ａの方向に揺動可能に構成されている
。そして、前記モータの例えば正回転により印字ヘッド
６がダウンすると、インクリボン】のインク層側をプラ
テン９で支持された記録紙７に押圧する。また−方、前
記モータの例えば逆回転によりヘッド６がアップすると
、ヘッド６はインクリボン１から離隔する。印字ヘッド
６がヘッドダウンした状態でキャリヤ３が矢印す方向に
走行すると、インクリ１ ２ ボン１が供給リール２ａから順次繰り出される。 そして記録時には、前記走行と同期して、制御部（図示
せず）からの画信号により、印字ヘッド６が発熱する構
成になっている。そして、１行記録が終了すると、印字
ヘッド６がヘッドアップして、キャリヤ３がホームポジ
ションに戻る。それと共に、記録紙搬送ローラ８ａ、８
ｂを駆動して記録紙７を矢印ｄ方向に１行分搬送し、前
述と同様に次行以下の印字を行なう。 なお、キャリア３上にカセットＡを取外し可能に装填す
る際には、キャリア３に設けた係止凹部１９にカセット
Ａの係止ビン７０を嵌合し、同様にキャリア３の凸部２
１をカセットＡの凹部８に嵌合する。また、２３はガイ
ドローラである。 次に、第２図を用いて、インクリボン１の搬送経路につ
いて詳しく述べる。まず、供給リール２ａに巻かれたイ
ンクリボン１は矢印の向きに従ってコロ１１ｋ接しなが
ら進む。リボンカセットＡから一旦外部へ出たインクリ
ボンは印字中は記録ヘッド６に接して画信号に応じて加
熱され、加熱された部分のインクが記録紙に転写される
。そしてこの転写した部分はインク層が抜ける。ここで
前述転写され画像部が抜けたインク層は溶解し、何層か
に塗られたインク層は分断される。またインクリボン１
の各層は溶けて混じり合うので、インク層表面部の電気
的特性が変化し、帯電した電荷を放電する程度に導電性
が向上する。 この後、リボンはコロｌｌａ・ｌｌｂ・ｌｌｃに沿って
、公知の機構によってキャリア３のｂ方向への移動に応
じて回転する巻取り軸１７と係合している巻き取りリー
ル２ｂに巻き取られてゆ（。そして本実施例では、コロ
ｌｌａとコロ１１ｂとの間にアース板１０を印字後のリ
ボン１のインク面側１ａに接触するように設ける。ここ
で、アース板ｌＯは、先端が山型に折曲された導電性弾
性部材であって、前記山型の頂１０ａがインクリボンの
インク面側１ａに全幅に亙って接触する。 さて、インクリボン１は第３図に示すように、ベースフ
ィルムｌｚ上にインク面側１ａに向って３ ４ 何層（図示例では４層）にもインクが塗られている。そ
して、ベースフィルムＩＺの背面側１ｂには、背面処理
剤ＩＹ等が塗っである。また転写時の画像に黒みを持た
せる為に、インク層１ｘにはカーボン粉等の導体材料を
含んでいる。 ここで、前記インクリボン】の構成について詳述する。 まず、ベースフィルムＩＺは厚さ約４゜５Ｅμ］のポリ
エチレンテレフタ−１−（ＰＥＴ）である。そして、こ
のベースフィルムＩＺの背面側１ｂには、背面処理とし
て厚さ約１．０［μ］のシリコーン樹脂コーティング（
Ａ処理）が施されている。さらにインク層ＩＸば、エチ
１／ンー酢酸ビニル共電合体（ＥＶＡ）と、カーボンブ
ラック（ＣＢ）が分散した低分子量ポリビニルアルコー
ル（ＰＶＡ）とを含有している。また絶縁層ＩＷは前記
ＥＶＡ、ワックス、タッキファイヤ、アイオノマー及び
低分子量ポリエステル等を単独もしくは混合したもので
ある。そして、この絶縁層ＩＷは乾燥時の膜厚で約２．
５ ［ｍμ］、体積抵抗率約１０１３〜１０１７［Ωｃ
ｍ］位である。又、 ５ 前記ベースフィルムＩＺとインク層ＩＸとの間に酸化ポ
リエチレンを含有した剥離層を設けても良い。 さて、本実施例によれば、インクリボン１のインク面側
の表面層ＩＷが絶縁性であっても、印字後のインクリボ
ン１ｋアース板１０を接触させることになるので、即ち
画像部が脱落、もしくは溶解し、混合されたインク層に
アース板１０が接触することになる。そのため、インク
リボン１とアース板１０との間に放電用の流路が形成さ
れ、インクリボン１の電荷がアース板１０に流れ、イン
クリボン１とヘッド６は同電位になる。なお、アース板
１０に接触し、電荷を放出したインクリボンｌは、順次
巻取りコア２ｂに巻き取られていく。 一方、第１図、第４図及び第５図に図示するように、キ
ャリヤ３上にはキャリヤ上カバー１６よりわずかに出張
ったアースバネ１４が設けられている。即ち、このアー
スバネ１４は、先端が山型に折曲された導電性弾性部材
であって、前記山型６ の頂１４ａがインクリボンのインク面側に全幅に亙って
接触するよう、上カバー１６から僅かに上方へ突出して
設置されている。この為、リボンカセットＡがキャリヤ
３に装填されると、カセット下ケース１２の切欠き部１
２ａからアース板１０が露出している部分に前記アース
バネ１４が接する（第４図の波線はこの状態を示してい
る）。さらに前記アースバネ１４は、ビス１５によりキ
ャリヤ３に固定されている。また、前記ビス１５によっ
てバネ１４とともに導線２０が固定されており、この導
線２０は記録装置のグランドに接続されている。従って
、インクリボン１はアース板１０及びアースバネ１４を
介して記録装置のグランドとの間に放電用電流が形成さ
れる。そこで、インクリボン１の電荷が放出され、ヘッ
ド６と同電位になるので、ヘッドを破壊するような電流
の発生を防止できる。 ［実施例２］ 前述した実施例ではシリアル型画像記録装置につ・いて
述べたが、ラインヘッドを用いた場合にも同様に実施で
きる。 ［実施例３］ 前述実施例がインクリボン１の印字後の部分で除電する
のに対して、本実施例は印字前の部分あるいは印字後の
部分のいずれでも除電可能な例である。本実施例は、印
字前後のどちらのインクリボンでも、周面に針状の突起
を有する電極により表面の絶縁層を擦りインク層を傷つ
ける。より詳細には、前述アース板１０の頂き部分１０
ａにインクリボンのインク層に押圧するように鋭利な突
起１０ｂ、１０ｃを突設させる（本実施例では、この突
起１０ａ、１０ｂの形状を〈例えば底面が直径約０．５
ｍｍの円で、高さが同じく約０．５ｍｍの円錐とした）
。そして前記突起１０ｂ、１０ｃは第３図に示すような
断面構造をもつインクリボン中のインク層ＩＸまで到達
する程度の傷をつけつつインクリボンに摺接するように
する。従って、インク層ＩＸは導電性が高いので、帯電
した電荷はアース板１０．アースバネ１４及び導線２０
を通って放出する。この場合、突起１０ｂ。 ７ ８ １０ｃはインクリボン１上のインク層ＩＸを傷つけるこ
とになるので、印字に影響の出ない所でリボンに摺接す
るようにすることが望ましい。最も、印字後であればど
こでもよい。なお、除電効果をより高めるために、印字
前の部分及び印字後の部分の両方に当接ように２個所に
アース板を設けても構わない。 ［実施例４］ 第６図に更に他の実施例を示す。この実施例ではインク
面１２側の表面層ＩＷが絶縁性の場合又はインク層の大
部分又はインク層の全てが絶縁性の場合に特に有利であ
る。即ち、本実施例ではベースフィルムＩＺのヘッド側
の面に導電性の背面処理剤を塗布した導電層ＩＹを設け
る（例えば背面処理として鉄粉等の金属粉をコーティン
グする）。そして、第７図に示す通り前記導電層ｌＹに
接触するアースバネ１８をキャリア１６に立設する。こ
のように本実施例によれば、アースバネ１８はコロｌｌ
ａと１１ｂ間で走行するインクリボンに摺接する位置の
キャリアに直接設けることができる。なお、この実施例
の場合はアース板１０及びアーススプリング１４は不要
である。 ［実施例５］ 更に他の実施例を示す。実施例１で示した電極は、金属
等の導体をインクリボン１ｋ接触させていた。又、イン
クリボン１と接触するのはリボンカセットＡ内に設けら
れたアース板１０であった。これはインクリボン１と接
触する部分にかすが溜り、これが絶縁物であった時に電
流路を妨げる虞れが有る為に交換可能なリボンカセット
内に電極を設けたのである。従って、インクかすか溜ら
ない、又はインクかすか溜っても導体である場合、電極
はキャリヤ側に設けても良い。こうすれば、消耗品であ
るリボンカセットをコストダウンすることが出来る。又
電極は良導体であれば良く、金属のコロでも同様の効果
を得、更に摩擦負荷を軽減することができる。この観点
から本実施例は、リボンカセットＡ内にアース板を設け
ることなく、前述実施例と同様にアース板１８をコロ１
１ｂと１．１ ｃ間のインクリボンに摺接するよう ９ ０ にキャリア１６上に立設する（第７図（ａ））。 こうすればアース板１８は、第７図（ｂ）に示すように
、カセットケース１２の切欠き部１２ｂからカセット内
に侵入してインクリボン１ｋ摺接し、帯電した電荷をア
ースに向って放出する。なお、本実施例はアース板１８
をインクリボン１の絶縁層ＩＷに当接させても、或は背
面側に当接させても実施可能である。前述した実施例と
の関係から言えば、アース板１８をインク面側に接触さ
せる場合が、第１図に示す実施例の応用である。 またアース板１８をインク面の背面に接触させる場合が
、第６図に示す実施例の応用である。 なお、前述した各実施例において、電極の材質としては
、例えば燐青銅、銅、金、ステンレス、アルミニュウム
、導電性プラスチックス等を適宜適用できる。また、電
極の電気抵抗としては、１ｋΩ以下好ましくは１００Ω
以下最も好ましくは１０Ω以下である。 以上説明したように本実施例によれば、電荷を流す為の
電極をインクリボンの導体である層に接触させるように
したことで、電荷を記録装置のグランドに流すことがで
きる。従って、本実施例によれば、インク層側が絶縁特
性を有する場合でもヘッド電極部における電気化学反応
を防止し、記録ヘッドの破壊を防止できる記録装置を提
供できる。
に説明する。 第１図は本発明の一実施例を示すものであり、熱転写記
録装置及びインクリボンカセットの斜視図である。第１
図を用いて熱転写記録装置の概略を説明する。 まず、Ａは熱転写インクリボン１ （その構成を第３図
に示す）を収納したインクリボンカセットである。前記
インクリボン１は供給リール２ａ及び巻取りコア２ｂに
巻回された状態で前記インクリボンカセットＡに収納さ
れている。又Ｂは、前記カセットＡを装填して熱転写記
録を行なうためのシリアル型画像記録装置本体である。 ここでカセットＡを交換可能に装填する、前記装置本体
Ｂに設けられたキャリヤ３にはプーリ４ａ・４ｂ間に懸
架されたベルト４ｃが係止されている。そこで、プーリ
４ａと連結したキャリヤモータ４ｄの正逆回転により、
キャリヤ３はｂ方向及びＣ方向に往復移動する。 更に、キャリヤ３には画信号に応じてそれぞれが個別的
に発熱する複数の発熱素子６ｂを縦一列に配した印字ヘ
ッド６が搭載されている。このヘッド６は不図示のモー
タ等から得られたトルクで矩形のトルク軸５が回転し、
そのトルクで矢印ａの方向に揺動可能に構成されている
。そして、前記モータの例えば正回転により印字ヘッド
６がダウンすると、インクリボン】のインク層側をプラ
テン９で支持された記録紙７に押圧する。また−方、前
記モータの例えば逆回転によりヘッド６がアップすると
、ヘッド６はインクリボン１から離隔する。印字ヘッド
６がヘッドダウンした状態でキャリヤ３が矢印す方向に
走行すると、インクリ１ ２ ボン１が供給リール２ａから順次繰り出される。 そして記録時には、前記走行と同期して、制御部（図示
せず）からの画信号により、印字ヘッド６が発熱する構
成になっている。そして、１行記録が終了すると、印字
ヘッド６がヘッドアップして、キャリヤ３がホームポジ
ションに戻る。それと共に、記録紙搬送ローラ８ａ、８
ｂを駆動して記録紙７を矢印ｄ方向に１行分搬送し、前
述と同様に次行以下の印字を行なう。 なお、キャリア３上にカセットＡを取外し可能に装填す
る際には、キャリア３に設けた係止凹部１９にカセット
Ａの係止ビン７０を嵌合し、同様にキャリア３の凸部２
１をカセットＡの凹部８に嵌合する。また、２３はガイ
ドローラである。 次に、第２図を用いて、インクリボン１の搬送経路につ
いて詳しく述べる。まず、供給リール２ａに巻かれたイ
ンクリボン１は矢印の向きに従ってコロ１１ｋ接しなが
ら進む。リボンカセットＡから一旦外部へ出たインクリ
ボンは印字中は記録ヘッド６に接して画信号に応じて加
熱され、加熱された部分のインクが記録紙に転写される
。そしてこの転写した部分はインク層が抜ける。ここで
前述転写され画像部が抜けたインク層は溶解し、何層か
に塗られたインク層は分断される。またインクリボン１
の各層は溶けて混じり合うので、インク層表面部の電気
的特性が変化し、帯電した電荷を放電する程度に導電性
が向上する。 この後、リボンはコロｌｌａ・ｌｌｂ・ｌｌｃに沿って
、公知の機構によってキャリア３のｂ方向への移動に応
じて回転する巻取り軸１７と係合している巻き取りリー
ル２ｂに巻き取られてゆ（。そして本実施例では、コロ
ｌｌａとコロ１１ｂとの間にアース板１０を印字後のリ
ボン１のインク面側１ａに接触するように設ける。ここ
で、アース板ｌＯは、先端が山型に折曲された導電性弾
性部材であって、前記山型の頂１０ａがインクリボンの
インク面側１ａに全幅に亙って接触する。 さて、インクリボン１は第３図に示すように、ベースフ
ィルムｌｚ上にインク面側１ａに向って３ ４ 何層（図示例では４層）にもインクが塗られている。そ
して、ベースフィルムＩＺの背面側１ｂには、背面処理
剤ＩＹ等が塗っである。また転写時の画像に黒みを持た
せる為に、インク層１ｘにはカーボン粉等の導体材料を
含んでいる。 ここで、前記インクリボン】の構成について詳述する。 まず、ベースフィルムＩＺは厚さ約４゜５Ｅμ］のポリ
エチレンテレフタ−１−（ＰＥＴ）である。そして、こ
のベースフィルムＩＺの背面側１ｂには、背面処理とし
て厚さ約１．０［μ］のシリコーン樹脂コーティング（
Ａ処理）が施されている。さらにインク層ＩＸば、エチ
１／ンー酢酸ビニル共電合体（ＥＶＡ）と、カーボンブ
ラック（ＣＢ）が分散した低分子量ポリビニルアルコー
ル（ＰＶＡ）とを含有している。また絶縁層ＩＷは前記
ＥＶＡ、ワックス、タッキファイヤ、アイオノマー及び
低分子量ポリエステル等を単独もしくは混合したもので
ある。そして、この絶縁層ＩＷは乾燥時の膜厚で約２．
５ ［ｍμ］、体積抵抗率約１０１３〜１０１７［Ωｃ
ｍ］位である。又、 ５ 前記ベースフィルムＩＺとインク層ＩＸとの間に酸化ポ
リエチレンを含有した剥離層を設けても良い。 さて、本実施例によれば、インクリボン１のインク面側
の表面層ＩＷが絶縁性であっても、印字後のインクリボ
ン１ｋアース板１０を接触させることになるので、即ち
画像部が脱落、もしくは溶解し、混合されたインク層に
アース板１０が接触することになる。そのため、インク
リボン１とアース板１０との間に放電用の流路が形成さ
れ、インクリボン１の電荷がアース板１０に流れ、イン
クリボン１とヘッド６は同電位になる。なお、アース板
１０に接触し、電荷を放出したインクリボンｌは、順次
巻取りコア２ｂに巻き取られていく。 一方、第１図、第４図及び第５図に図示するように、キ
ャリヤ３上にはキャリヤ上カバー１６よりわずかに出張
ったアースバネ１４が設けられている。即ち、このアー
スバネ１４は、先端が山型に折曲された導電性弾性部材
であって、前記山型６ の頂１４ａがインクリボンのインク面側に全幅に亙って
接触するよう、上カバー１６から僅かに上方へ突出して
設置されている。この為、リボンカセットＡがキャリヤ
３に装填されると、カセット下ケース１２の切欠き部１
２ａからアース板１０が露出している部分に前記アース
バネ１４が接する（第４図の波線はこの状態を示してい
る）。さらに前記アースバネ１４は、ビス１５によりキ
ャリヤ３に固定されている。また、前記ビス１５によっ
てバネ１４とともに導線２０が固定されており、この導
線２０は記録装置のグランドに接続されている。従って
、インクリボン１はアース板１０及びアースバネ１４を
介して記録装置のグランドとの間に放電用電流が形成さ
れる。そこで、インクリボン１の電荷が放出され、ヘッ
ド６と同電位になるので、ヘッドを破壊するような電流
の発生を防止できる。 ［実施例２］ 前述した実施例ではシリアル型画像記録装置につ・いて
述べたが、ラインヘッドを用いた場合にも同様に実施で
きる。 ［実施例３］ 前述実施例がインクリボン１の印字後の部分で除電する
のに対して、本実施例は印字前の部分あるいは印字後の
部分のいずれでも除電可能な例である。本実施例は、印
字前後のどちらのインクリボンでも、周面に針状の突起
を有する電極により表面の絶縁層を擦りインク層を傷つ
ける。より詳細には、前述アース板１０の頂き部分１０
ａにインクリボンのインク層に押圧するように鋭利な突
起１０ｂ、１０ｃを突設させる（本実施例では、この突
起１０ａ、１０ｂの形状を〈例えば底面が直径約０．５
ｍｍの円で、高さが同じく約０．５ｍｍの円錐とした）
。そして前記突起１０ｂ、１０ｃは第３図に示すような
断面構造をもつインクリボン中のインク層ＩＸまで到達
する程度の傷をつけつつインクリボンに摺接するように
する。従って、インク層ＩＸは導電性が高いので、帯電
した電荷はアース板１０．アースバネ１４及び導線２０
を通って放出する。この場合、突起１０ｂ。 ７ ８ １０ｃはインクリボン１上のインク層ＩＸを傷つけるこ
とになるので、印字に影響の出ない所でリボンに摺接す
るようにすることが望ましい。最も、印字後であればど
こでもよい。なお、除電効果をより高めるために、印字
前の部分及び印字後の部分の両方に当接ように２個所に
アース板を設けても構わない。 ［実施例４］ 第６図に更に他の実施例を示す。この実施例ではインク
面１２側の表面層ＩＷが絶縁性の場合又はインク層の大
部分又はインク層の全てが絶縁性の場合に特に有利であ
る。即ち、本実施例ではベースフィルムＩＺのヘッド側
の面に導電性の背面処理剤を塗布した導電層ＩＹを設け
る（例えば背面処理として鉄粉等の金属粉をコーティン
グする）。そして、第７図に示す通り前記導電層ｌＹに
接触するアースバネ１８をキャリア１６に立設する。こ
のように本実施例によれば、アースバネ１８はコロｌｌ
ａと１１ｂ間で走行するインクリボンに摺接する位置の
キャリアに直接設けることができる。なお、この実施例
の場合はアース板１０及びアーススプリング１４は不要
である。 ［実施例５］ 更に他の実施例を示す。実施例１で示した電極は、金属
等の導体をインクリボン１ｋ接触させていた。又、イン
クリボン１と接触するのはリボンカセットＡ内に設けら
れたアース板１０であった。これはインクリボン１と接
触する部分にかすが溜り、これが絶縁物であった時に電
流路を妨げる虞れが有る為に交換可能なリボンカセット
内に電極を設けたのである。従って、インクかすか溜ら
ない、又はインクかすか溜っても導体である場合、電極
はキャリヤ側に設けても良い。こうすれば、消耗品であ
るリボンカセットをコストダウンすることが出来る。又
電極は良導体であれば良く、金属のコロでも同様の効果
を得、更に摩擦負荷を軽減することができる。この観点
から本実施例は、リボンカセットＡ内にアース板を設け
ることなく、前述実施例と同様にアース板１８をコロ１
１ｂと１．１ ｃ間のインクリボンに摺接するよう ９ ０ にキャリア１６上に立設する（第７図（ａ））。 こうすればアース板１８は、第７図（ｂ）に示すように
、カセットケース１２の切欠き部１２ｂからカセット内
に侵入してインクリボン１ｋ摺接し、帯電した電荷をア
ースに向って放出する。なお、本実施例はアース板１８
をインクリボン１の絶縁層ＩＷに当接させても、或は背
面側に当接させても実施可能である。前述した実施例と
の関係から言えば、アース板１８をインク面側に接触さ
せる場合が、第１図に示す実施例の応用である。 またアース板１８をインク面の背面に接触させる場合が
、第６図に示す実施例の応用である。 なお、前述した各実施例において、電極の材質としては
、例えば燐青銅、銅、金、ステンレス、アルミニュウム
、導電性プラスチックス等を適宜適用できる。また、電
極の電気抵抗としては、１ｋΩ以下好ましくは１００Ω
以下最も好ましくは１０Ω以下である。 以上説明したように本実施例によれば、電荷を流す為の
電極をインクリボンの導体である層に接触させるように
したことで、電荷を記録装置のグランドに流すことがで
きる。従って、本実施例によれば、インク層側が絶縁特
性を有する場合でもヘッド電極部における電気化学反応
を防止し、記録ヘッドの破壊を防止できる記録装置を提
供できる。
以上説明したように本発明によれば、鮮明な記録得るこ
とができるインクリボンカセット及び前記カセットを装
填可能な記録装置を提供することができる。
とができるインクリボンカセット及び前記カセットを装
填可能な記録装置を提供することができる。
第１図は本発明の一実施例を示す熱転写記録装置の斜視
図、 第２図はリボンカセットの上カバーを破断した平面図、 第３図は本実施例に適用されるインクリボンの断面図、 第４図はインクリボンカセットをキャリヤに装填した状
態を第１図に示した２方向から見た断面１ ２ 第５図は第４図の部分拡大図、 第６図は本発明の他の実施例を示す概念図、そして 第７図は更に他の実施例の要部を示す斜視図である。 図中、１・・・インクリボン、３・・・キャリヤ、６・
・・記録ヘッド、７・・・記録紙、１０・・・アース板
、１２・・・下ケース、１４．１８・・・アースバネで
ある。 第 ５ 図 第６ 図 第 図（０） ｉ７ 図（ｂ）
図、 第２図はリボンカセットの上カバーを破断した平面図、 第３図は本実施例に適用されるインクリボンの断面図、 第４図はインクリボンカセットをキャリヤに装填した状
態を第１図に示した２方向から見た断面１ ２ 第５図は第４図の部分拡大図、 第６図は本発明の他の実施例を示す概念図、そして 第７図は更に他の実施例の要部を示す斜視図である。 図中、１・・・インクリボン、３・・・キャリヤ、６・
・・記録ヘッド、７・・・記録紙、１０・・・アース板
、１２・・・下ケース、１４．１８・・・アースバネで
ある。 第 ５ 図 第６ 図 第 図（０） ｉ７ 図（ｂ）
Claims (14)
- （１）記録装置に装填可能なインクリボンカセットであ
つて、 インク層と、表面に絶縁層を有するインクリボンと、 前記インクリボンを捲回可能な第１の捲回部と、 前記インクリボンを捲回可能な第２の捲回部と、 前記記録装置に装填された際に記録装置から記録作用を
受けるインクリボンに接触するよう設けた導電性部材と
、 を有することを特徴とするインクリボンカセット。 - （２）前記絶縁層は、体積抵抗率が約１０＾１＾３〜１
０＾１＾７［Ωｃｍ］であることを特徴とする請求項第
１項に記載のインクリボンカセット。 - （３）前記導電部材は、電気抵抗が１ＫΩ以下、好まし
くは１００Ω以下、最も好ましくは１０Ω以下であるこ
とを特徴とする請求項第１項に記載のインクリボンカセ
ット。 - （４）記録媒体に記録を行う記録装置であつて、インク
層と、表面に絶縁層を有するインクリボンと、前記イン
クリボンを捲回可能な第１の捲回部と、前記インクリボ
ンを捲回可能な第２の捲回部と、前記記録装置に装填さ
れた際に記録装置から記録作用を受けるインクリボンに
接触するよう設けた導電性部材とを有するインクリボン
カセットを装填可能な装填部と、 前記装填部に装填されたインクリボンカセットの有する
インクリボンに記録作用を行う記録手段と、 記録媒体を搬送する搬送手段と、 を有することを特徴とする記録装置。 - （５）前記絶縁層は、体積抵抗率が約１０＾１＾３〜１
０＾１＾７［Ωｃｍ］であることを特徴とする請求項第
４項に記載の記録装置。 - （６）前記導電部材は、電気抵抗が１ＫΩ以下、好まし
くは１００Ω以下、最も好ましくは１０Ω以下であるこ
とを特徴とする請求項第４項に記載の記録装置。 - （７）ベースフィルム上にインク層が形成され、表面に
絶縁層を有するインクリボンを加熱して記録を行なう記
録装置であつて、 前記インクリボンを加熱するための熱ヘッドと、 該熱ヘッドによる記録後の前記インクリボンのインク層
に接触するよう設けた電荷放電用の電極と、 を備えることを特徴とする記録装置。 - （８）前記電極は本体フレームにアースされていること
を特徴とする請求項第７項記載の記録装置。 - （９）着脱可能なインクリボンカセットによりインクリ
ボンが提供され、該カセット内に前記電極が設けられて
いることを特徴とする請求項第７項記載の記録装置。 - （１０）ベースフィルム上にインク層が形成され、表面
には絶縁層を有するインクリボンを加熱して記録を行な
う記録装置において、 前記インクリボンを加熱するための加熱ヘッドと、 該加熱ヘッドによる記録の前又は／及び後において、外
側から前記インク層に接触する電荷放出用の電極と、 を備えたことを特徴とする記録装置。 - （１１）ベースフィルム上にインク層が形成され、表面
には絶縁層を有するインクリボンを加熱して記録を行な
う記録装置において、 前記インクリボンの加熱ヘッドと接触する面側に設けら
れた導電層と、該導電層に接触する電荷放出用の電極と
、 を備えたことを特徴とする記録装置。 - （１２）記録媒体に記録を行う記録装置に着脱可能なイ
ンクリボンカセットであつて、 表面に絶縁層を有するインクリボンと、 前記インクリボンを巻回可能な第１巻回部と、前記イン
クリボンを巻回可能な第２巻回部と、前記第１巻回部か
ら前記第２巻回部へ至る前記インクリボンのインク面に
接触するよう設けられた電荷放電用の電極と、 を有することを特徴とするインクリボンカセット。 - （１３）記録媒体に記録を行う記録装置において、 表面に絶縁層を有するインクリボンと、前記インクリボ
ンを巻回可能な第１巻回部と、前記インクリボンを巻回
可能な第２巻回部と、前記第１巻回部から前記第２巻回
部へ至る前記インクリボンのインク面に接触するよう設
けられた電荷放電用の電極と、を備えたインクリボンカ
セットを着脱可能に装填するための装填部と、 前記装填部に装填された前記インクリボンカセットが備
えた電荷放電用の電極と当接可能な本体側電極と、 前記装填部に装填された前記インクリボンカセットが備
えた前記インクリボンに作用可能な記録ヘッドと、 前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有するこ
とを特徴とする記録装置。 - （１４）前記電極は、電気抵抗１ｋΩ以下、好ましくは
、１００Ω以下、最も好ましくは１０Ω以下であること
を特徴とする請求項第７項、第１１項、第１３項のいず
れか１項に記載の記録装置。
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|---|---|---|---|
| US08/095,370 US5306097A (en) | 1989-11-02 | 1993-07-09 | Ink ribbon cassette and recording apparatus using electrode ground |
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|---|---|
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-
1993
- 1993-07-09 US US08/095,370 patent/US5306097A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5306097A (en) | 1994-04-26 |
| JP2941037B2 (ja) | 1999-08-25 |
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