JPH03254801A - 流体中の気泡集合装置 - Google Patents

流体中の気泡集合装置

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Publication number
JPH03254801A
JPH03254801A JP5135590A JP5135590A JPH03254801A JP H03254801 A JPH03254801 A JP H03254801A JP 5135590 A JP5135590 A JP 5135590A JP 5135590 A JP5135590 A JP 5135590A JP H03254801 A JPH03254801 A JP H03254801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
fluid
flow
revolving
air bubbles
Prior art date
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Pending
Application number
JP5135590A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hirata
淳 平田
Kunio Matsui
邦雄 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH03254801A publication Critical patent/JPH03254801A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は肢体又は固体混合液体などの流体中に混在する
気泡を合体集合させて脱気する為の流体中の気泡集合装
置に関するものである。
[従来の技術] 流体中の気泡を効果的に除去するための流体中の気泡集
合方法が特公昭61−36444号に開示されている。
特公昭61−36444号に示された発明は、第4図に
示すように内部に円筒状の空間部l゛を有する円筒体l
を使用し、前記円筒体lの一端蓋2側の流入口3から前
記空間部l°に対し接線方向に、円筒中心軸上の圧力分
布が一端より他端に向って上昇し最高値を示して下降す
る状態を形成するような前記空間部l°の他端に向う旋
回流Cを生じる流入速度をもって流体を流入させ、前記
旋回流Cの旋回中心軸付近にして且つ流入位置付近から
最高圧力位置までの間において気泡Bの集結合、生長を
行わしめるようにしたものである。図中4は流体流入管
、5はポンプ、6は円筒体lの他端を閉塞する蓋7に開
口する流出口8に接続した流体流出管、9は前記蓋2に
おける円筒体lの中心位置(旋回中心)に接続した空気
抜管lOに取付けた弁を示す。
上記構成において、流入口3から円筒体l内部に流体を
導入すると、円筒体lの内部に旋回流Cが生じ、旋回流
Cにより流体に遠心力が働く。遠心力は回転による流体
の接線方向流速の2乗に比例し回転半径に反比例する。
従って、円筒体1中央の旋回中心付近の圧力が低下する
このため、前記旋回流Cについてみると、流入口3付近
の接線方向流速が最大となるので、流入口3を含む軸に
直角な平面における遠心力が最も大きくなり、よってこ
の部分Aの旋回中心部の圧力が円筒体lの内壁部に比し
て最も低くなる現象が生じる。流体が前記流入口3位置
から下流に移行すると、接線方向流速に比して軸流速度
が相対的に大きくなるために接線方向流速が低下し、遠
心力の減少により円筒体l内壁部と旋回中心部との圧力
の差が減少する。更に下流に移行すると、流れの遠心効
果は消失し、円筒体l内部と旋回中心部との圧力に有意
差がなくなる。
これにより、上記流体中に気泡か混在していれば、流入
口3付近の円筒軸中心A部と下流側に存在する最高値と
の圧力差により、気泡Bは圧力の低い流入口3付近円筒
軸中心A部側に押し戻される力を受けて停滞或いは押し
戻されることになる。
従って、上記作用、により、気泡を自然に集結合、生長
させることが可能である。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記方法によって低粘性流体中の気泡を集合さ
せようとした場合、流体の旋回流Cかいつまでも持続し
て減衰されず、そのために気泡集合位置が下流側に延び
て円筒体1の必要長さが長くなったり、又第3図中実線
Iで示すように、円筒体lの旋回軸中心上における流入
口3から最高圧力1位置までの圧力の上昇変化が比較的
なだらかなために、気泡Bを流入口3付近の軸中心Ag
5に押し戻す力が弱く、そのために気泡Bが下流側に流
出してしまう可能性がある等の問題を有していた。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
小型の装置で気泡の確実な集合を行い得る流体中の気泡
集合装置を提供することを目的としている。
[211を解決するための手段] 本発明は内部に円筒状の空間部を有した円筒体の一端に
、接線方向に流体を流入するための流入口を備え、前記
円筒体内部に一端より他端に向う旋回流を形成させ、該
旋回流の旋回軸中心付近にて気泡を集結合、生長させる
ようにした流体中の気泡集合装置において、前記円筒体
内部の下流位置に、前記旋回流を軸流に変更するための
静翼を設けたことを特徴とする流体中の気泡集合装置に
かかるものである。
[作   用〕 円筒体の内部に一端接続方向から流入した流体は、旋回
流を形成しながら下流に向うが、下流に設けられた静翼
により旋回流が急速に減衰されて軸流とムる。これによ
り、旋回軸中心上の流入口位置から最高圧力位置までの
圧力の上昇変化が急激になり、よって気泡が流入口付近
に集合し易くなる。又上記により円筒体の長さを短縮す
ることができる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例であり、図中第4
図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
第1図に示す如く、円筒体lの流入口3を有した側と反
対側の端部内側に、円筒体1の軸心方向に延びる静Il
lを固定している。図示の場合、第2図に示すように、
十字方向に固定され、その中心部分が空間となるように
4枚の静Nilが配置しである。
上記構成によれば、流入口3から接線方向に流入した流
体は、円筒体1内を旋回しつつ下流側に移動するが、下
流側に静翼11が設けられているために、旋回流Cが急
速に減衰されて円筒体1の軸心と平行な軸流りとなる。
これにより、第3図中実線■で示すように円筒体lの軸
中心上の圧力が、流入口3付近から最高圧力1iを示す
位置まで急激に上昇変化し、この圧力差によって気泡B
は流入口3付近に強く押し戻されて集まり易くなり、よ
って下流への流出が防止される。
又、上記したように静翼11によって旋回流Cを短い距
離で軸流りに変更できるので、円筒体1自体の長さ寸法
を大幅に短縮することができる。
上記流入口3付近に集合した気泡Bを円筒体1外に除去
するには空気抜管10の弁9を開ける。
すると、一般に円筒体1内中心軸圧力が大気より高いこ
とにより、流入口3付近円筒軸中心に集結合、生長した
気泡Bは空気抜管10を介して自然に排出除去される。
この際、流体に与えられる加速度か大きく、円筒体中心
軸の圧力が低いため空気抜管lOを介して外部に排出で
きない場合は別にポンプを設置し空気の吸出しを行うよ
うにしても良い。
尚、本発明の流体中の気泡集合装置は、上述の実施例に
のみ限定されるものではなく、静翼の形状、設置数等は
種々変更し得ること、その他車発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿藁である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の流体中の気泡集合装置によ
れば、円筒体内の下流側に備えた静翼により、旋回流を
急速に減衰させて軸流とすることができるので、円筒体
中心軸上における流入口から最高圧力位置までの圧力を
急激に上昇変化させることができ、よって円筒体中心軸
上の気泡を流入口付近に押し戻して効果的に集合するこ
とができ、又、上記により円筒体の長さ寸法を大幅に短
縮することができる、等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の切断側面図、第2図は第1
図のX−X矢視図、第3図は円筒体中心軸上の圧力を、
本願の場合と従来の場合とを比較して示した線図、第4
図は従来方式の一例を示す切断側面図である。 lは円筒体、1′は円筒状空間部、3は流入口、11は
静翼、Cは旋回流、Dは軸流を示す。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)内部に円筒状の空間部を有した円筒体の一端に、接
    線方向に流体を流入するための流入口を備え、前記円筒
    体内部に一端より他端に向う旋回流を形成させ、該旋回
    流の旋回軸中心付近にて気泡を集結合、生長させるよう
    にした流体中の気泡集合装置において、前記円筒体内部
    の下流位置に、前記旋回流を軸流に変更するための静翼
    を設けたことを特徴とする流体中の気泡集合装置。
JP5135590A 1990-03-02 1990-03-02 流体中の気泡集合装置 Pending JPH03254801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135590A JPH03254801A (ja) 1990-03-02 1990-03-02 流体中の気泡集合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135590A JPH03254801A (ja) 1990-03-02 1990-03-02 流体中の気泡集合装置

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Publication Number Publication Date
JPH03254801A true JPH03254801A (ja) 1991-11-13

Family

ID=12884625

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5135590A Pending JPH03254801A (ja) 1990-03-02 1990-03-02 流体中の気泡集合装置

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JP (1) JPH03254801A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017105422A (ja) * 2015-11-30 2017-06-15 アスモ株式会社 車両用ウォッシャシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017105422A (ja) * 2015-11-30 2017-06-15 アスモ株式会社 車両用ウォッシャシステム

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