JPH0325379A - 縦続接続用変圧器の試験装置 - Google Patents
縦続接続用変圧器の試験装置Info
- Publication number
- JPH0325379A JPH0325379A JP1161772A JP16177289A JPH0325379A JP H0325379 A JPH0325379 A JP H0325379A JP 1161772 A JP1161772 A JP 1161772A JP 16177289 A JP16177289 A JP 16177289A JP H0325379 A JPH0325379 A JP H0325379A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- transformer
- test
- secondary winding
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- Pending
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 90
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 5
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は試験変圧器のように３巻線を備え、縦続接続
して使用する縦続接続用変圧器の試験装置、特に温度上
昇試験装置に関する． （従来の技術） 周知のようにこの種変圧器は、各巻線のインピーダンス
が異なることにより、３巻線に同時に通電して試験を行
なうことはできず、そのため２巻線間毎に通電して温度
上昇を求めるようにしてぃる． 第２図は従来の試験装置を示し、１は試験対象用の変圧
器で，１次巻線２、２次巻線３および３次巻線４とを備
えている．２次巻線３および３次巻線４はその一方の端
子が互いに接続されてある。
して使用する縦続接続用変圧器の試験装置、特に温度上
昇試験装置に関する． （従来の技術） 周知のようにこの種変圧器は、各巻線のインピーダンス
が異なることにより、３巻線に同時に通電して試験を行
なうことはできず、そのため２巻線間毎に通電して温度
上昇を求めるようにしてぃる． 第２図は従来の試験装置を示し、１は試験対象用の変圧
器で，１次巻線２、２次巻線３および３次巻線４とを備
えている．２次巻線３および３次巻線４はその一方の端
子が互いに接続されてある。
変圧器１は絶縁油中で試験される。
最初に同図Ａに示すように、２次巻線３を短絡し、１次
巻線２より通電する．そして各巻線および絶縁油の温度
が飽和したあと、絶縁油と１次巻線２，２次巻線３の温
度上昇を測定する．次に同図Ｂに示すように、３次巻ａ
４を短絡し，同様に１次巻線２より通電する。通電数時
間後、絶縁油と３次巻線４の温度上昇を測定する．以上
の試験結果に基づいて，補正により定格運転時の絶縁油
と各巻線の温度上昇を求めるようにしている． （発明が解決しようとする課題） しかし変圧器１の１次巻線２、２次巻線３および３次巻
線４の容量比は，一般的に２：１：１である．そのため
，ｌ次巻線２〜２次巻線３問および１次巻線２〜３次巻
線４間の通電に際して、通電電流は、容量の低い２次巻
線３と３次巻線４の定格容量によって制限されるので、
全損失に対する発生損失の比率も小さくなる． したがって絶縁油と１次巻線２の温度上昇を求めるため
の損失に対する補正係数が大きくなり，そのため測定精
度が低くなるといった欠点が生ずる．各巻線の容量比が
前記したものと異なる場合でも，前記したような補正を
必要とし，したがって精度は低くなる。
巻線２より通電する．そして各巻線および絶縁油の温度
が飽和したあと、絶縁油と１次巻線２，２次巻線３の温
度上昇を測定する．次に同図Ｂに示すように、３次巻ａ
４を短絡し，同様に１次巻線２より通電する。通電数時
間後、絶縁油と３次巻線４の温度上昇を測定する．以上
の試験結果に基づいて，補正により定格運転時の絶縁油
と各巻線の温度上昇を求めるようにしている． （発明が解決しようとする課題） しかし変圧器１の１次巻線２、２次巻線３および３次巻
線４の容量比は，一般的に２：１：１である．そのため
，ｌ次巻線２〜２次巻線３問および１次巻線２〜３次巻
線４間の通電に際して、通電電流は、容量の低い２次巻
線３と３次巻線４の定格容量によって制限されるので、
全損失に対する発生損失の比率も小さくなる． したがって絶縁油と１次巻線２の温度上昇を求めるため
の損失に対する補正係数が大きくなり，そのため測定精
度が低くなるといった欠点が生ずる．各巻線の容量比が
前記したものと異なる場合でも，前記したような補正を
必要とし，したがって精度は低くなる。
この発明は、各巻線、絶縁油の温度上昇の試験を行なう
にあたり、補正を必要とすることなく、その実施を可能
とし、測定精度の向上を図ることを目的とする． （課題を解決するための手段） この発明は，試験対象の３巻線変圧器と，試験補助用の
２巻線変圧器とを縦続接続し、２巻線変圧器の２次巻線
を３巻線変圧器の２次巻線を介して短絡接続し，３巻線
変圧器の１次巻線に定格電流を供給したことを特徴とす
る． （作用） ３巻線変圧器の２次巻線と、２巻線変圧器の２次巻線が
直列に接続されることによって，両２次巻線に同じ電流
が流れるようになる。これによって３巻線変圧器の変圧
比に対応した電流が、１次巻線および３次巻線に流れる
． したがって各巻線には容量比に応じた電流が流れるので
、そのときの各巻線および絶縁油の測定温度値そのもの
が、定格運転時の温度上昇値となる．このようにすれば
測定値の補正はなんら必要としない． （実施例） この発明の実施例を第１図によって説明する。
にあたり、補正を必要とすることなく、その実施を可能
とし、測定精度の向上を図ることを目的とする． （課題を解決するための手段） この発明は，試験対象の３巻線変圧器と，試験補助用の
２巻線変圧器とを縦続接続し、２巻線変圧器の２次巻線
を３巻線変圧器の２次巻線を介して短絡接続し，３巻線
変圧器の１次巻線に定格電流を供給したことを特徴とす
る． （作用） ３巻線変圧器の２次巻線と、２巻線変圧器の２次巻線が
直列に接続されることによって，両２次巻線に同じ電流
が流れるようになる。これによって３巻線変圧器の変圧
比に対応した電流が、１次巻線および３次巻線に流れる
． したがって各巻線には容量比に応じた電流が流れるので
、そのときの各巻線および絶縁油の測定温度値そのもの
が、定格運転時の温度上昇値となる．このようにすれば
測定値の補正はなんら必要としない． （実施例） この発明の実施例を第１図によって説明する。
なお第２図と同じ符号を付した部分は、同一または対応
する部分を示す．この発明にしたがい、試験補助用の２
巻線変圧器５を用意し，これを変圧器１に縦続接続する
． 具体的には、２巻線変圧器５の１次巻４！６を、変圧器
１の３次巻線４の両端に接続し、また２巻線変圧器５の
２次巻線７を、２次巻線３に直列に接続する．そしてこ
の２次巻線７は２次巻線３を介して短絡接続される．な
お２巻線変圧器５は絶縁架台上に設置されるなどして、
その全体を適当に絶縁する． 以上の構成において、変圧器１の１次巻線２より定格電
流を供給して試験を行なう．この定格電流の供給によっ
て１次巻線２〜３次巻線４には、定格電流が流れるよう
になる． この電流の流れによって各部分の温度が飽和した後、絶
縁油および１次巻線２〜３次巻線４の温度上昇を測定す
る．その測定値は、変圧器１を定格運転したときの温度
上昇値に他ならない．（発明の効果） 以上詳述したようにこの発明によれば、従来のように試
験結果を補正する必要はなくなり、測定値そのものを温
度上昇値として得られ、したがって従来の場合よりも，
高精度の測定が可能となるといった効果を奏する．
する部分を示す．この発明にしたがい、試験補助用の２
巻線変圧器５を用意し，これを変圧器１に縦続接続する
． 具体的には、２巻線変圧器５の１次巻４！６を、変圧器
１の３次巻線４の両端に接続し、また２巻線変圧器５の
２次巻線７を、２次巻線３に直列に接続する．そしてこ
の２次巻線７は２次巻線３を介して短絡接続される．な
お２巻線変圧器５は絶縁架台上に設置されるなどして、
その全体を適当に絶縁する． 以上の構成において、変圧器１の１次巻線２より定格電
流を供給して試験を行なう．この定格電流の供給によっ
て１次巻線２〜３次巻線４には、定格電流が流れるよう
になる． この電流の流れによって各部分の温度が飽和した後、絶
縁油および１次巻線２〜３次巻線４の温度上昇を測定す
る．その測定値は、変圧器１を定格運転したときの温度
上昇値に他ならない．（発明の効果） 以上詳述したようにこの発明によれば、従来のように試
験結果を補正する必要はなくなり、測定値そのものを温
度上昇値として得られ、したがって従来の場合よりも，
高精度の測定が可能となるといった効果を奏する．
第１図はこの発明の実施例を示す回路図，第２図は従来
例の回路図である． １・・・試験対象の縦続接続用の３巻線変圧器、２・・
・１次巻線、３・・・２次巻線、４・・・３次巻線，５
・・・試験補助用の２巻線変圧器、６・・・１次巻線、
７・・・２次巻線、 〜
例の回路図である． １・・・試験対象の縦続接続用の３巻線変圧器、２・・
・１次巻線、３・・・２次巻線、４・・・３次巻線，５
・・・試験補助用の２巻線変圧器、６・・・１次巻線、
７・・・２次巻線、 〜
Claims (1)
- 試験対象の縦続接続用の３巻線変圧器に、試験補助用の
２巻線変圧器を縦続接続し、前記２巻線変圧器の２次巻
線を前記３巻線変圧器の２次巻線を介して短絡接続し、
前記３巻線変圧器の１次巻線に定格電流を供給してなる
縦続接続用変圧器の試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1161772A JPH0325379A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 縦続接続用変圧器の試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1161772A JPH0325379A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 縦続接続用変圧器の試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0325379A true JPH0325379A (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=15741610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1161772A Pending JPH0325379A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 縦続接続用変圧器の試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0325379A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103063963A (zh) * | 2012-12-30 | 2013-04-24 | 保定市汇邦电气有限公司 | 一种变压器容量测试方法 |
| CN112924786A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-06-08 | 广东电网有限责任公司电力科学研究院 | 变压器绕组温控器热模拟装置温升特性的试验方法及装置 |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP1161772A patent/JPH0325379A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103063963A (zh) * | 2012-12-30 | 2013-04-24 | 保定市汇邦电气有限公司 | 一种变压器容量测试方法 |
| CN112924786A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-06-08 | 广东电网有限责任公司电力科学研究院 | 变压器绕组温控器热模拟装置温升特性的试验方法及装置 |
| CN112924786B (zh) * | 2020-12-30 | 2022-05-03 | 广东电网有限责任公司电力科学研究院 | 变压器绕组温控器热模拟装置温升特性的试验方法及装置 |
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