JPH0325337A - 試験用車両運転制御装置 - Google Patents

試験用車両運転制御装置

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JPH0325337A
JPH0325337A JP1161783A JP16178389A JPH0325337A JP H0325337 A JPH0325337 A JP H0325337A JP 1161783 A JP1161783 A JP 1161783A JP 16178389 A JP16178389 A JP 16178389A JP H0325337 A JPH0325337 A JP H0325337A
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Koichi Fukunaga
福永 幸一
Nobuhiro Kuwamoto
桑本 伸博
Kazuhiro Okazaki
岡崎 和弘
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は試験用車両を各種試験モード下にて自動的に運
転制御するに適した試験用車両運転制御装置に関する. (従来技術) 従来、この種の試験用車両運転制御装置においては、例
えば、特開昭62−67422号公報に示されているよ
うに、シャシーダイナモメータ上に設置した試験用自動
車を所定の制御演算式に従って加減速制御しパターン走
行試験を行うにあたり、所望の走行パターンで精度良く
走行させる制御演算式の制御定数が車両の重量と出力ト
ルク最大値とに対応し・たマトリックスデータとして予
め設定された制御定数メモリを有し、自動車の重量及び
出力トルク最大値に対応したマトリックスデータを制御
定数メモリからその都度読出し前記制御演算式の定数と
して用いるようにしたものがある. (発明が解決しようとする課題〉 しかし、このような楕或においては、上述のマトリック
スデータを制御定数メモリから読出すにあたっては、車
種毎に、その都度、付設コンピュータのキーボード操作
をしなければならず、汎用性に欠けるとともに、面倒な
作業となっていた。
また、自動車の運転状況が時々刻々変化するにもかかわ
らず、上述のように読出された定数が不変であるため、
車速追従性が余り良好ではなかった。
そこで、本発明は、このようなことに対処すべく、面倒
な操作を伴うことなく車速追従性を高く維持するように
した試験用車両運転制御装置を提供しようとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) かかる課題の解決にあたり、本発明の構戒上の特徴は、
第1図にて示すごとく、シャシーダイナモメータ1上に
配置されてこのシャシーダイナモメータ1からの負荷の
もとに目標車速の経過時間に伴う変化を表わす走行試験
パターンに従い運転される試験用車両2において、車両
2のアクセルベダル2aの踏込量の前記経過時間に伴う
変化をトレースデータとして記憶するトレースデータ記
憶手段3と、車両2の現実の車速と前記目標車速との差
を車速差として決定する車速差決定手段4と、前記トレ
ースデータの踏込量及びその重み付け係数の積を求める
とともにこの積を前記決定車速差に応じ補正しこの補正
結果をアクセルペダル2aの目標踏込量と決定する目標
踏込量決定千段5と、アクセルベダル2aの踏込量を前
記目標踏込量に調節する調節手段6とを備え、アクセル
ベダル2aの調節踏込量の前記経過時間の少なくとも一
部に亘る積分値の増減に応じ前記重み付け係数を増減さ
せるように変更する重み付け係数変更手段7を設けて、
目標踏込量決定手段5が、重み付け係数変更手段7によ
る変更後の前記経過時間の間、前記積を前記変更重み付
け係数に応じ決定するようにしたことにある. く作用効果〉 このように本発明を楕戒したことにより、重み付け係数
変更千段7がアクセルベダル2aの調節踏込量の前記経
過時間の少なくとも一部に亘る積分値の増減に応じ前記
重み付け係数を増減させるように変更し、目標踏込量決
定手段5が重み付け係数変更手段7による変更後の前記
経過時間の間、前記積を前記変更重み付け係数に応じ決
定するので、前記重み付け係数の変更後の前記目標踏込
量の決定が、同変更後の前記経過時間の間、前記変更重
み付け係数を考慮してなされることとなる。
即ち、このような過程の繰返しに伴い、前記目標踏込量
がその直前の前記変更重み付け係数に応じ、何ら、重み
付け係数の変更のための人為的入力操作なくして、常に
自動的に修正されてゆくこととなる。その結果、この種
制御装置における車速追従性を、上述のような面倒な操
作なくして精度よく円滑に確保できる. (実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第2
図において、符号10はシャシーダイナモメータの要部
を示し、また符号20は試験用車両を示している。試験
用車両20は、排気ガス試験用後輪駆動車両からなり、
両前輪21.21 (第2図にては一方の前輪のみを示
す)にてシャシーダイナモメータ10の固定台11上に
回転不能に固定され両前輪22.22 (第2図にては
一方の後輪のみを示す)にてシャシーダイナモメータ1
0の駆動ローラ12上にこれと連動して回転するように
載置されている。しかして、試験用車両20は両後輪2
2.22にてシャシーダイナモメータ10の駆動ローラ
12から実際の走行状態と同じ負荷を経時的に受けてア
クセルペダル23及び(又は〉ブレーキペダル24の各
操作のもとに運転される。
次に、試験用車両20のための電気回転IyI!戒につ
いて第3図を参照して説明すると、踏込量センサ30a
はアクセルベダル23の踏込量を検出し第1踏込量検出
信号として発生し、一方、踏込量センサ30bはブレー
キベダル24の踏込量を検出し第2踏込量検出信号とし
て発生する, A−D変換器40は両踏込量センサ30
a.30bからの第1及び第2の踏込量検出信号を第1
及び第2の踏込量ディジタル信号にそれぞれ変換する.
車速センサ50は、駆動ローラ12の回転速度を検出し
試験用車両20の現実の車速に比例する周波数にて一連
のパルス信号を発生する.波形整形器60は車速センサ
50からの各パルス信号を順次波形整形し整形パルス信
号として発生する.マイクロコンピュータ70は、第4
図に示すフローチャートに従い、A−D変換器40、波
形整形器60及びパーソナルコンピュータ80との協働
により実行し、この実行中において、各ステッピングモ
ータ110a,110bにそれぞれ接続した各駆動回路
100a,100bの駆動制御に必要な演算処理する。
但し、上述のコンピュータプログラムは、マイクロコン
ピュータ70のROMに予め記憶されている。パーソナ
ルコンビュータ80は、そのキーボードの操作のもとに
、マイクロコンピュータ70の各種演算内容を、ブラウ
ン管90a (以下、CRT90a)に表示させ、プロ
ッタ90bに記録させ或いはディスク90cに記憶させ
る.駆動回路100aはマイクロコンピュータ70の制
御下にてステッピングモータ110aのステップ位置を
所望のステップ位置にするに必要な第1駆動信号を発生
し、一方、駆動回路ioobはマイクロコンピュータ7
0の制御下にてステッピングモータ110bのステップ
位置を所望のステップ位置にするに必要な第2駆動信号
を発生する.ステッピングモータ110aは、その出力
軸にてアクセルベダル23に適宜な連結機構を介し連結
されて、その所望のステップ位置への回転によりアクセ
ルベダル23の踏込量を最適量に調節する。一方、ステ
ッピングモータ110bは、その出力軸にて適宜な連結
8l横を介しブレーキベダル24に連結されて、その所
望のステップ位置への回転によりブレーキペダル24の
踏込量を最適量に調節する。
以上のように構戒した本実施例において、操作者が試験
用車両20を10モード走行試験パターン(第5図参照
〉に基き自動運転すべくパーソナルコンピュータ80の
キーボードを初期操作すれば、マイクロコンピュータ7
0が、第4図のフローチャートに従い、ステップ200
aにてコンピュータプログラムの実行を開始し、ステッ
プ210にて初期化の処理をし、ステップ220にて、
試験車種である試験用車両20を決定し、かつステップ
230にて、同車両20の第1及び第2のトレースデー
タ並びにその各定数等をパーソナルコンピュータ80を
介しディスク90cから入力される。但し、上述の10
モード走行試験パターンはマイクロコンピュータ70の
ROMに予め記憶されている.また、上述の第1及び第
2のトレースデータ並びに各定数等は、他の各車種の第
1及び第2のトレースデータ並びにその各定数等と共に
ディスク90c内に予め記憶されている.かかる場合、
車両20の第1トレースデータは、10モード走行試験
パターンに従う排気ガス規制値を考慮したテストドライ
バのアクセルベダル23の踏込量の経時的変化を表わす
データであり.一方、車両20の第2トレースデータは
、1oモード走行試験パターンに従う排気ガス規制値を
考慮したテストドライバのブレーキペダル24の踏込量
の経時的変化を表わすデータである。また、上述の車両
20の第1及び第2トレースデータの各定数等は、アク
セルベダル23及びブレーキベダル24の各踏込量との
関連で所謂PID制御に必要とされる比例定数KP、積
分係数K1及び微分係数Ka等を表わす。なお、他の各
車種め第1及び第2のトレースデータ並びにその各定数
も、車両20に対するそれらと同様のものである。
コンピュータプログラムがステップ240に進むと、マ
イクロコンピュータ70が、そのROMに予め記憶した
複数のアクセルペダル遊び量α,α2,α3のうちから
車両20のアクセルペダル遊び量αlを選択する。但し
、各アクセルペダル遊び量α1,α2、α3は、車両2
o及び他の二車種の各アクセルペダルの遊び量を実際に
それぞれ測定して得たものである。ついで、マイクロコ
ンピュータ70が、ステップ240aにて、アクセルベ
ダル23を原位置に設定するための第1原位置設定信号
及びブレーキベダル24を原位置に設定するための第2
原位置設定信号を発生する.すると、ステッピングモー
夕110aがマイクロコンピュータ70からの第1原位
置設定信号に応答し駆動回路100aにより駆動されて
アクセルペダル23を原位置に初期設定されるとともに
、ステッピングモータ110bがマイクロコンピュータ
70からの第2原位置設定信号に応答し駆動回路100
bにより駆動されてブレーキベダル24を原位置に初期
設定される.但し、アクセルベダル23の踏込量とステ
ッピングモータ110aの回転角との関係及びブレーキ
ペダル24の踏込量とステッピングモータ110bの回
転角との関係は、それぞれマップ状のデータとしてマイ
クロコンピュータ70のROMに予め記憶されている.
?お、アクセルペダル23及びブレーキペダル24の各
原位置は、アクセルベダル23及びブレーキベダル24
の各踏込量が零である位置にそれぞれ相当する. 然る後、コンピュータプログラムが暖機運転制御ルーテ
ィン250に進むと、マイクロコンピュータ70が車両
20の暖機運転に必要な演算処理をし、ステッピングモ
ータ110aが同演算処理に基く駆動回路1 00aの
作用に応じ回転してアクセルベダル23の踏込量を調整
する。このため、車両20がシャシーダイナモメータ1
0からその駆動ローラ12を介し負荷を受けて暖機走行
状態におかれる, コンピュータプログラムがステップ260に進むと、マ
イクロコンピュータ70がアクセルベダル23の踏込量
のPID制御に必要なPID係数K.(t)を次の式(
1)に基き決定する。
We(t) ■ 4.2(θt(t) −(Z)   
・・・(1)但し、θ1  (1)は、経過時間t (
see)での第1トレースデータにおけるトレースデー
タ踏込量(アクセルペダル23の踏込量)を表わし、ま
た、αは、各車種のアクセルペダル遊び量を表わす。
ここで、式(1)の根拠について説明する。
今、車両のアクセルペダルの目標踏込量をθa(t)と
すると、この目標踏込量θa(t)を求めるためのPI
D制御演算における式(2)は次のように表わされる。
ータにおけるトレースデータ踏込量θ↑ (1)の重み
付け係数を表わし、K0 (t)は式(1〉の左辺と同
様であり、ΔV(t)は、車両の自動運転下での現実の
車速と第1トレースデータに基く車速との間の経過時間
tにおける車速差を表わし、また、ΔV ( t  T
a )はΔV(t)においてt=t−T.とじたときの
値である. このような式(2)におけるPID係数K.(t)につ
いて、車両20及び上述の他の二車種の第1トレースデ
ータにおけるトレースデータ踏込量θ丁 (1)の最大
値(以下、トレースデータ踏込量最大値θ丁.という)
との関係を実験により調べてみたところ、第6図に示す
ごとき直線Lが得られた.即ち、車両20及び他の二車
種について、それぞれ、θTe+=θT+ml +θ↑
,2,θ丁,.3とすれば、これらにそれぞれ対応する
K.(t)=KC.mは、直線Lにより特定されること
となる。このことは、K osとθハが各車両を通じほ
ぼ比例関係にあることを意味する.このことから、一般
的にI(。(1)とθ↑ (1)とが比例するとの予測
のもとに、更に、実験を繰返したところ、式(1)が得
られることが分かった。なお、式(1)はマイクロコン
ピュータ70のROMに予め記憶されている。
しかして、ステップ260における演算においては、ス
テップ230における第1トレースデータによるトレー
スデータ踏込量θ1  (1)及びα=α1に応じPI
D係数K。(1)が演算される.但し、経過時間tは暖
機運転制御ルーテイン250の実行終了時を起算時点と
する。このことは、コンピュータプログラムのステップ
260以後の実行、即ち、車両20の10モード走行試
験パターン(第5図参照)に従う自動運転制御が経過時
間tの起算時点から開始されることを意味する。
なお、t=20 (sec)までは、10モード走行試
験パターンから理解されるとおり、車両20の停止のま
まステップ260以後の演算処理がなされる。
しかして、t=20 (sec)にてコンピュータプロ
グラムがステップ260に達すると、マイクロコンビエ
ータ70が、10モード走行試験パターンのt=20に
おける部分に対応するステップ230での第1トレース
データによるトレースデータ踏込量θ1  (1)及び
α=α1に応じ式(1)に基きPID係数K.(t)を
演算する.ついで、マイクロコンピュータ70が、ステ
ップ260aにて、車両20の現実の車速く以下、現車
速という)と10モード走行試験パターンによる目標車
速との差(以下、車速差ΔV(t)という)を演算する
。但し、現段階では、車両20の現車速は零である。
すると、マイクロコンピュータ70が、ステップ260
bにて、式(2)に基き、t=20 <sec)、ステ
ップ230における第1トレースデータによるトレース
データ踏込量θ〒 (t)、ステップ260における最
新のPID係数K.(t)、ステップ260aにおける
最新の車速差(ΔV(t)、ステップ230における比
例係数K,、積分係数KI、微分係数K,等、及び重み
付け係数Ktに応じアクセルベダル23の目標踏込量θ
.(t)を演算し、かつステップ260cにて、同目標
踏込量θ.(t)を第1出力信号として発生する.但し
、重み付け係数K↑としては、現段階では初期値KTO
が使用される。なお、この初期値KTOは、100(%
〉としてマイクロコンビスータ70のROMに予め記憶
されている。
しかし、ステッピングモータ110aがマイクロコンピ
ュータ゛70からの第1出力信号の値に応じ駆動回路1
00aにより駆動されて回転しアクセルペダル23の踏
込量を目標踏込量θ,(t)に調節する。このことは、
車両20が目標車速で運転されることを意味する.但し
、現段階では、10モード走行試験パターンの20 (
sec)≦t≦27 (sec)における目標車速の直
線的増大変化との関連でブレーキペダル24は現位置に
そのまま維持される.ついで、コンピュータプログラム
がステップ270に進むと、現段階では、t=20 (
sec}<tt =79 (sec>、(マイクロコン
ピュータ70のROMに予め記憶済み)故、マイクロコ
ンピュータ70がrNOJと判別する。
以下、ステップ280での「NO」との判別、各ステッ
プ260〜260Cにおける各演算処理、ステップ27
0における「NO」との判別が繰返えされる。この繰返
し過程(こおいては、各ステップ260,260aでの
演算処理が上述と同様になされ、ステップ260bでの
演算処理が10モード走行試験パターンにおける20≦
t≦49に相当する部分及びこれに対応する第1トレー
スデータの部分との関連にて目標踏込量θ.(1)及び
(又は)ブレーキへダル24の目標踏込量θb(1)を
決定するようになされ、かつステップ260cなおける
第1出力信号の発生及び(又は)目標踏込量θb  (
t)を表わす第2出力信号の発生を行うようになされて
アクセルベダル23及び(又は〉ブレーキベダル24の
各踏込量の′A整をする.なお、4つ≦t≦65におい
ては、10モード走行試験パターンから理解されるよう
に目標車速が零となるように演算処理される。
然る後、t.=65≦t≦t1=79において、マイク
ロコンピュータ70が、各ステップ260〜270,2
80を通る演算処理の繰返し過程において、20≦t≦
27における演算処理の実質的に同様の演算処理を行っ
てアクセルベダル23の踏込量を目標踏込量に調整しつ
つ車両20の目標車速を確保する。かかる場合、七〇≦
t≦t1においては、アクセルベダル23の現実の踏込
量の変化が、第7図で実線により示す曲線Pによって特
定され、第1トレースデータによるトレースデータ踏込
量が、第7図で破線により示す曲線Qによって特定され
るものとする。
しかして、1=1.に達すると、マイクロコンピュータ
70が、ステップ270にてrYES,と判別し、コン
ピュータプログラムステップ270aに進める.すると
、マイクロコンピュータ70が、同ステップ270aに
て、第7図の曲線Pによりt。≦t≦11で特定される
アクセルベダル23の現実の踏込量をtについて積分し
、この積分結果を現踏込量積分値Ra(jx  ’I−
o)として決定する。ついで、マイクロコンピュータ7
0が、ステップ270bにて、第7図の曲線Qによりt
o≦t≦1.で特定されるトレースデータ踏込量をtに
ついて積分し、この積分結果をトレースデータ踏込量積
分値T.(t1−to)と決定する. このようにして各ステップ270a,270bにおける
各演算処理が終了すると、マイクロコンピュータ70が
、ステップ270Cにおいて、次の式(3)に基きRa
(tt  to)及びT.(tx  to)に応じ重み
付け係数kTを決定する。
?の式(3〉はマイクロコンピュータ70のROMに予
め記憶されているものであるが、当該式(3)を重み付
け係数Ktの決定にあたり採用したのは以下の理由によ
る。即ち、R.(t■一t。)は、PID制御により与
えられる目標踏込量θ1(1)に向けてのアクセルベダ
ル23の踏込量の調節の結果得られるものである。従っ
て、R.(t! to)は、アクセルペダル23の踏込
量のPID制御でもって得られる信頼性の高い物理量で
ある.よって、このR−(tl  to)をその直後の
θ1 (t)決定に利用すれば、信頼性の高い応答性の
よいθ,〈t)が得られると考えられる.そこで、本実
施例においては、R.(t.to)のT−(tl  t
o)に対する比率(%)でもって重み付゜け係数K丁を
特定することとした。
このようにステップ270cにおける決定処理を終了す
ると、マイクロコンピュータ70が、135≧t>tl
において、ステップ280における「NO」との判別、
各ステップ260〜260Cにおける演算処理、t >
 t 1に基くステップ270でのrNOJとの判別を
繰返す。しかして、この繰返し過程においては、ステッ
プ260におけるPID係数K.(t)の演算が式(1
)に基き上述と同様になされ、ステップ260aにおけ
る車速差ΔV(t)の演算が上述と同様になされる。ま
た、ステップ260における目標踏込量θ(1)の演算
が、式(2)に基き、11<1≦135、ステップ23
0における第1トレースデータによるトレースデータ踏
込量θ1  (1)、ステップ260における最新のP
ID係数K.(t)、ステップ260aにおける最新の
車速差ΔV(t)、ステップ230における比例係数K
.,積分係数kl、微分係数K,等、及びステップ27
0cにおける最新の重み付け係数KTに応じ行なわれ、
一方、ブレーキベダル24の目標踏込量θ,(t)の演
算が、上述と実質的に同様に行なわれて、ステップ26
0cにおける第1及び(又は)第2の出力信号の発生が
行なわれる。
しかして、かかる演算処理過程を経て、アクセルベダル
23の踏込量及び(又は〉ブレーキベダル24の踏込量
がそれぞれ目標踏込量θ.(1)及びく又は)θb  
(t)に調整されて車両20の10モード走行試験パタ
ーンに従う自動運転が継続される。かかる場合、ステッ
プ260bでのθ(1)の演算が、その直前にステップ
270cで決定される重み付け係数KTを考慮して式(
2)に基きなされるので、アクセルペダル23の踏込量
の目標踏込量への調整、即ち車両20の10モード走行
試験パターンに従う自動運転が、信頼性の高い応答性の
よいPID制御でもって行なわれ得る. また、このような制御にあたり、KTが上述のようにス
テップ270cにて決定されるので、トレースデータ踏
込量θT  (t)の重み付け係数K7が、操作者によ
るパーソナルコンピュータ80からの人為的入力操作に
よることなく、自動的に適正な値に修正されてゆく.こ
のことは、θ,〈t)が、上述のような人為的入力操作
なくして最新のPID制御情報でもって自動的に適正に
決定されてゆくことを意味する.また、t=135に達
した後、再び10モード走行試験パターンに従う車両2
0の自動運転に1=0にて入ると、O≦t≦79の間は
、ステップ260bにおけるθ,Ct>の演算がステッ
プ270cにおけるK.との関連でなされるので、上述
と同様にθ,(t)が、人為的入力操作を伴うことなく
自動的に適正に決定されていく.また、暖機運転制御ル
ーティン250の実行後は、コンピュータプログラムが
ステップ260に達する毎に、PID係数K.(t〉が
《1)・式に基きトレースデータ踏込量θ7(1)及び
アクセルペダル遊び量α1を考慮して常に演算されるの
で、K.(t)が、トレースデータ踏込量θT  (t
)の変化に追随し、かつ車両20のアクセルペダル遊び
量の影響を除去した実質的な値として得られる。従って
、車両20の自動運転開始直後は勿論のこと、その後の
自動゛運転下にも、θ.(t〉が、車両20に合致した
アクセルペダル遊び量α1の悪影響除去のもとに、常に
迅速に適正に修正決定されてゆく.なお、パーソナルツ
ンビュータ80からの自動運転終了入力によりステップ
280における判別がrYES.になる. なお、本発明の実施にあたっては、10モード走行試験
パターンに限ることなく、各種の走行試験パターンく例
えば、11モード走行試験パターン、LA#4モード走
行試験パターン〉に基いて本発明を実施してもよい. また、前記実施例においては、試験用車両20として後
輪駆動車両を採用したが、これに代えて、前輪駆動車両
を試験用車両20として採用してよく、かかる場合には
、前輪駆動車両の前輪をシャシーダイナモメータ10の
駆動ローラ12上に載置すればよい.
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲の記載に対する対応図、第2図
は試験用車両のシャシーダイナモメータとの位置関係を
示す概略図、第3図は本発明の一実施例を示すブロック
図、第4図は第3図のマイクロコンピュータの作用を示
すフローチャート、第5図は10モード走行試験パター
ンを示す図、第6図はアクセルペダルのトレースデータ
踏込量の最大値とPID係数の最大値との関係を車種に
応じて示すグラフ、及び第7図はアクセルペダル踏込量
の経過時間に伴う変化を示す部分的特性を示すグラフで
ある, 符号の説明 10・・・シャシーダイナモメータ、20・試験用車両
、23・・・アクセルペダル、50・・車速センサ、7
0・・・マイクロコンピュータ、90c − −−ディ
スク、110a.110b・ステッピングモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シャシーダイナモメータ上に配置されてこのシャシーダ
    イナモメータからの負荷のもとに目標車速の経過時間に
    伴う変化を表わす走行試験パターンに従い運転される試
    験用車両において、車両のアクセルペダルの踏込量の前
    記経過時間に伴う変化をトレースデータとして記憶する
    トレースデータ記憶手段と、車両の現実の車速と前記目
    標車速との差を車速差として決定する車速差決定手段と
    、前記トレースデータの踏込量及びその重み付け係数の
    積を求めるとともにこの積を前記決定車速差に応じ補正
    しこの補正結果を前記アクセルペダルの目標踏込量と決
    定する目標踏込量決定手段と、前記アクセルペダルの踏
    込量を前記目標踏込量に調節する調節手段とを備え、前
    記アクセルペダルの調節踏込量の前記経過時間の少なく
    とも一部に亘る積分値の増減に応じ前記重み付け係数を
    増減させるように変更する重み付け係数変更手段を設け
    て、前記目標踏込量決定手段が、前記重み付け係数変更
    手段による変更後の前記経過時間の間、前記積を前記変
    更重み付け係数に応じ決定するようにしたことを特徴と
    する試験用車両運転制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300685A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Meidensha Corp シャシーダイナモメータ
JP2010091519A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Toyota Technical Development Corp 車両性能評価試験装置及び車両性能評価試験方法
JP2011232047A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Aisan Ind Co Ltd 車両走行制御システム、車両走行制御方法
JP2012093276A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Aisan Ind Co Ltd 車両走行制御システム、車両走行制御方法

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