JPH03253243A - コンミテータおよびその成形方法 - Google Patents

コンミテータおよびその成形方法

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JPH03253243A
JPH03253243A JP5024190A JP5024190A JPH03253243A JP H03253243 A JPH03253243 A JP H03253243A JP 5024190 A JP5024190 A JP 5024190A JP 5024190 A JP5024190 A JP 5024190A JP H03253243 A JPH03253243 A JP H03253243A
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JP
Japan
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glass fibers
commutator
mixed
resin material
fiber length
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Application number
JP5024190A
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JPH0732567B2 (ja
Inventor
Minoru Isoda
稔 磯田
Masaki Iijima
正樹 飯島
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Mitsuba Corp
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Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、モータに組付けられるコンミテータおよびそ
の成形方法に関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題]一般に、
この種モータに組付けられるコンミテータは、局面部に
セグメントが周方向に所定間隔を存して一体的に埋設さ
れるよう絶縁性のフェノール樹脂等の樹脂材により円筒
形状に形成されている。ところでこの様なものにおいて
は、樹脂材にガラス繊維を混合することによって強度ア
ップを計り得ることが知られており、また、第3図に示
すように、混合されるガラス繊維の繊維長とコンミテー
タの回転強度との関係に着目すれば、高温時(約250
℃)では繊維長が長くなるほど回転強度において有利に
なると考察される。しかるにガラス繊維長を長くすると
、流動性等が低下して射出成形、移送成形等における成
形性や仕上加工性が悪化してしまうため、容易に回転強
度の向上を計り得ないのが実状であった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができるコンミテータおよびその成形方法を提
供することを目的として創案されたものであって、ガラ
ス繊維が混合された樹脂材により成形されるコンミテー
タにおいて、前記樹脂材には、繊維長の異なる長短二種
以上のガラス繊維が混合されていることを特徴とするも
のである。
また、上記のものにおいて、樹脂材に混合されるガラス
繊維は長短二種であって、長いものの繊維長を3〜6ミ
リ、短いものの繊維長を0.1〜1.0ミリとしたこと
を特徴とするものである。
また、上記のものにおいて、長い方のガラス繊維は、混
合されるガラス繊維の総重量に対して重量比10〜50
%の割合で混合されていることを特徴とするものである
また、ガラス繊維が混合された樹脂材でコンミテータを
成形するに、繊維長の異なる長短二種以上のガラス繊維
がそれぞれ一種ずつ混合された複数種の樹脂材を所定の
割合で混合し、該樹脂材をコンミテータに成形すること
を特徴とするものである。
そして本発明は、この構成によって、成形性や仕上加工
性を保持しつつコンミテータの強度アップを計ることが
できるようにしたものである。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図面
において、工はモータに組付けられるコンミテータであ
って、該コンミテータ1は、局面部にセグメント1aが
周方向に所定間隔を存して一体的に埋設されるよう、I
I!縁性のフェノール樹脂により円筒形状に形成されて
いる。
2は上記コンミテータ1の成形装置であって、該成形装
置2は、上下に貫通する装填室3aが形成された上型3
、上記装填室3aに上方から摺動自在に嵌入するプラン
ジャ4、上記コンミテータ1を縦姿勢に成形し得るキャ
ビティ(成形室)5aが形成された下型5等を一体的に
組付けて構成されている。そしてこの成形装置2では、
装填室3aに装填される後述の樹脂材を、セグメント1
aが予めセットされたキャビティ5aにプランジャ4の
作動によって押し込んで加圧加熱した後、冷却硬化する
ことによりコンミテータ1を成形するようになっている
さらに、6は上記成形装置2の上型3に組付けられる射
出装置であって、該射出装置6は、加熱手段を備える加
熱筒7、該加熱筒7に内装されるスクリュー8、該スク
リュー8を駆動する駆動装置(図示せず)、加熱筒7内
に樹脂材を供給するためのホッパ9等を一体的に組付け
て構成され、そして射出袋!!6は、前記装填室3aの
側壁部にセットされるノズル7aから装填室3a内に向
けて樹脂材を射出するようになっている。
次に、コンミテータlの成形方法を説明する。
まず図示しない混線装置において強化用のガラス繊維が
混練される。このガラス繊維は、平均繊維長が3〜6ミ
リのものと、0.1〜1ミリのものとの二種であって、
これら長短二種のガラス繊維がそれぞれ別々の樹脂材に
混合されるようになっている。つまり、ガラス繊維は、
樹脂材に混練される過程で折れて徐々に短くなるため、
まず各樹脂材に対して同じ繊維長のガラス繊維を混合し
、混線装置における混線時間を調整することにより、所
望の繊維長を有するガラス繊維が混合された樹脂材を得
ることができるようになっている。次に、それぞれ別々
に混練された樹脂材を混合するが、長いガラス繊維が混
合された樹脂材を、短いガラス繊維が混合された樹脂材
に対して混合比10〜50%の割合で混合しており、そ
して混合された樹脂材は、前記射出袋M6に装填され、
前述のようにコンミテータ1に成形されるようになって
いる。
叙述のごとく構成された本発明の実施例において、ガラ
ス繊維が混合された樹脂材は、プランジャ4によって装
填室3aからキャビティ5a内に押し込まれてコンミテ
ータ1に成形されることになるが、樹脂材には繊維長が
異なる長短二種のガラス繊維が混合されている。従って
、長いガラス繊維を混合して強度アップを計ったもので
ありながら、成形時においては良好な流動性を有するこ
とになって、短いガラス繊維が混合された樹脂材と略同
様な成形性を備えることになる詐りか、良好な仕上加工
性を確保することができ、この結果、強度性能に優れた
コンミテータ1を容易に製造できることになる。
しかも実施例では、ガラス繊維が樹脂材に混練される過
程で折れて徐々に短くなることに着目し。
同じ繊維長のガラス繊維を別々の樹脂材に混練した後、
混線時間調整により繊維長を調整しているので、繊維長
の異なる多種のガラス繊維を殊更用意する面倒を省いて
製造の容易化を計ることができる。
[作用効果] 以上要するに、本発明は叙述の如く構成されたものであ
るから、ガラス繊維が混合された樹脂材により成形され
るものであるが、上記樹脂材には、繊維長の異なる長短
二種以上のガラス繊維が混合されている。従って、長い
ガラス繊維を混合して強度アップを計ったとしても、成
形時においては良好な流動性を有することになって、短
いガラス繊維が混合された樹脂材と略同様な成形性を備
えることになる詐りか、良好な仕上加工性を確保するこ
とができ、この結果、強度性能に優れたコンミテータを
容易に製造できることになる。
また、繊維長の異なる長短二種以上のガラス繊維がそれ
ぞれ一種ずつ混合された複数種の樹脂材を所定の割合で
混合したものでコンミテータを成形するようにした場合
には、ガラス繊維が樹脂材に混練される過程で折れて徐
々に短くなる性質を利用し、まず各樹脂材に対して同じ
繊維長のガラス繊維を混合し、混線装置における混線時
間を調整することで、所望の繊維長のガラス繊維が混合
された樹脂材が得られることになるので、繊維長の異な
る多種のガラス繊維を殊更用意する面倒を省いて製造の
容易化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係るコンミテータおよびその成形方法
の実施例を示したものであって、第1図A、Bはそれぞ
れコンミテータの平面図、正面図、第2図は成形装置の
縦断面図、第3図は異なる長さのガラス繊維を混合した
各種コンミテータの回転強度および成型性を比較した表
図、第4図は二種のガラス繊維が様々な比率で混合され
た各種コンミテータの回転強度および成型性を比較した
表図である。 図中、1はコンミテータ、2は成形装置、3aは装填室
、4はプランジャ、5aはキャビティ、6は射出装置で
ある。 特 許 出 願 人株式会社三ツ葉電機製作所245

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ガラス繊維が混合された樹脂材により成形されるコ
    ンミテータにおいて、前記樹脂材には、繊維長の異なる
    長短二種以上のガラス繊維が混合されていることを特徴
    とするコンミテータ。 2)第1請求項において、樹脂材に混合されるガラス繊
    維は長短二種であつて、長いものの繊維長を3〜6ミリ
    、短いものの繊維長を0.1〜1.0ミリとしたことを
    特徴とするコンミテータ。 3)第2請求項において、長い方のガラス繊維は、混合
    されるガラス繊維の総重量に対して重量比10〜50%
    の割合で混合されていることを特徴とするコンミテータ
    。 4)ガラス繊維が混合された樹脂材でコンミテータを成
    形するに、繊維長の異なる長短二種以上のガラス繊維が
    それぞれ一種ずつ混合された複数種の樹脂材を所定の割
    合で混合し、該樹脂材をコンミテータに成形することを
    特徴とするコンミテータの成形方法。
JP5024190A 1990-03-01 1990-03-01 コンミテータおよびその成形方法 Expired - Lifetime JPH0732567B2 (ja)

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JPH03253243A true JPH03253243A (ja) 1991-11-12
JPH0732567B2 JPH0732567B2 (ja) 1995-04-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994029381A1 (de) * 1993-06-16 1994-12-22 Robert Bosch Gmbh Aufbereitung einer novolak-formmasse für kollektoren

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994029381A1 (de) * 1993-06-16 1994-12-22 Robert Bosch Gmbh Aufbereitung einer novolak-formmasse für kollektoren

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JPH0732567B2 (ja) 1995-04-10

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