JPH03253067A - 抵抗体及びその製造方法 - Google Patents

抵抗体及びその製造方法

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JPH03253067A
JPH03253067A JP4934590A JP4934590A JPH03253067A JP H03253067 A JPH03253067 A JP H03253067A JP 4934590 A JP4934590 A JP 4934590A JP 4934590 A JP4934590 A JP 4934590A JP H03253067 A JPH03253067 A JP H03253067A
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JP
Japan
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resistor
gas
atomic
vapor
manufacturing
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JP4934590A
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Hirokazu Matsubara
松原 宏和
Hiroshi Yanagisawa
柳沢 寛
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本発明はシリコン(Si)、ニッケル(Ni)、クロム
(Cr)系サーメット(Cermet:セラミックスと
金属との複合合金)の薄膜抵抗体及びその製造方法に関
する。 (従来の技術] 近年、半導体集積回路に使われる受動素子としての抵抗
体は抵抗の要求値及び集積回路との適合性を考慮して選
択される。代表的な集積化抵抗体の種類と特性は1例え
ば、LSIハンドブック(電子通信学会編)に、下記の
ように記載されている。 (1)単結晶シリコン抵抗体 この抵抗体は、単結晶ウェハー基板内に例えば燐、ボロ
ン等の不純物をイオン注入し、熱処理して得られる。層
抵抗: 200Ω/□からIOKΩ/□、精度:±10
%、温度係数: 500から3000ppm/degの
ものが開発され、バイポーラ集積回路に良く使われてい
る。 (2)多結晶シリコン抵抗 この抵抗体は、ウェハー基板上又は酸化膜上に、多結晶
シリコンのドーピング膜を真空蒸着法、イオンブレーテ
ィング法、スパッタリング蒸着法、化学気相法等によっ
て堆積形成して得られる。高濃度ドープ形(約10の2
0乗から10の21乗・al?)では、層抵抗=15か
ら200Ω/□、精度:±20%、温度係数ニー800
から11000pp/degのものが開発され、バイポ
ーラとMOSへの適合性が良好である。また、低濃度ド
ープ形(10の18乗・d以下)では、層抵抗:1MΩ
/□から100GΩ/□、精度:±50%以上、温度係
数ニー(1から6)%/ d e gのものが開発され
、非線形の傾向がある。 (3)金属薄膜抵抗。 金属を上記(2)の形成方法と同様にして、層抵抗:2
0から500Ω/□、精度:±15%、トリミング後±
0.01%、温度係数:±50p p m / d e
 gのものが開発されている。 上記(1)記載の単結晶抵抗は容量、ダイオード、接合
FET効果による抵抗値の電圧依存性等に難がある。上
記(2)記載の多結晶シリコーン抵抗は酸化膜上に形成
されるので寄生容量だけが問題となる。上記(3)の金
属薄膜抵抗は半導体集積回路との適合性が良くないが、
抵抗値のトリミングが容易なので精度を要するアナログ
集積回路の基準抵抗等に用いられている。 また、高い固有抵抗値を持つ抵抗体として、Cr−8j
O系サーメツトが実用化されているが、この系は安定度
が低く、再現性が悪い等の製造上の問題点も多い。 また、特開昭60−116104には、Ta−Cr−8
i系サーメツトの合金薄膜をフォルステライト基体に着
膜して、これをスパイラル・カットで、比較的低い抵抗
値(3にΩ)範囲の抵抗体にした例も記載されている。 [発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、次に記載するような問題を有していた
。 第一の問題は層抵抗の要求値である。すなわち、従来の
層抵抗値は前述の如く、IOKΩ/□(単結晶シリコン
抵抗体)以上の中高抵抗範囲で適当な抵抗体が得られ難
かった。例えば、メモリーセルの高利得負荷用抵抗体で
は、高密度に伴い専有断面積の縮小化に向け、従来より
も小形で過負荷に耐え層抵抗値の高い抵抗体が要求され
ている。 第二の問題は抵抗の温度係数(周囲温度の変化による抵
抗値の変動)である。前述の如く、温度係数の優れる金
属薄膜抵抗は層抵抗に上限(500Ω/□まで)が有り
、適用の制限を受ける。また固有抵抗の高い多結晶シリ
コン低濃度形抵抗は1M07口以上で温度係数は−(王
から6)%/ d e g程度までであった。 第三の問題として、抵抗値の精度の高さである。 高集積回路では各単体素子の供給電源は限られた定電圧
の元に印加される。そのため、各素子間の抵抗のバラツ
キは安定動作を阻害し、バラツキによる局所的電力の集
中は素子間の破損を導く等の欠点が発生する。前述の中
で精度の高い抵抗体は金属薄膜抵抗体(トリミング後±
0.01%)であるが、抵抗値が低いという難があり、
第二、第三の欠点を通して、中高抵抗値の要求に帰着す
る。 また抵抗値の精度を高めるためのトリミング工程は作業
を複雑にし、歩留まりを下げている。 第四の問題は半導体集積回路の適合性である。 前述の抵抗体の中で一応層抵抗の要求値を除けば金属薄
膜抵抗体は現状では最も優れた抵抗体として高く評価で
きるものである。しかしながら、金属と絶縁物とでは、
熱膨張係数が異なる。すなわち、絶縁物膜上に金属薄膜
を堆積する時や堆積後の熱処理工程、さらには抵抗体素
子として動作中の吸熱発熱温度による熱膨張、ストレス
が原因で、剥離やクラックの発生が起こり、このために
集積回路製造工程、動作中での適合性が好ましくないと
いう結果をもたらしている。 また、Ta、Ba、Sr、Pb等の酸化物は高誘電体物
質として知られている。そのため、熱処理や堆積時に酸
素と反応して薄膜抵抗体中に酸化物が生成されると、後
述の交流特性試験結果に見られるように、容量性インピ
ーダンスの影響を受けて、交流動作で抵抗値が定まらな
いという問題を生じている。 本発明は、特に中高抵抗値範囲において抵抗値の精度が
高く、温度特性に優れ、かつ半導体集積回路への適合性
及び再現性の良いサーメット系薄膜抵抗体を提供するこ
とを目的とする。 本発明は、そのような抵抗体の製造方法を提供すること
を第2の目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的は、(1)一般式SixNiyCrzG(ただ
しx、y、zはO< x≦95原子%、0<y≦60原
子%、O< z≦50原子%かッx+y+ z = 1
00原子%の範囲の値、Gはスパッタリングを行なう条
件において気体又は蒸気である分子又は元素で02以外
のものを表わす)で表わされることを特徴とする抵抗体
、(2)組成式がs i (x)N i (y)Cr(
z) (ただしx、y、zは0 < x ≦95原子%
、O< y≦60原子%、0〈2≦50原子%かつx 
十y +z = 100原子%の範囲の値である)から
成るターゲットを用い、般弐〇(ただしGはスパッタリ
ングを行なう条件において気体又は蒸気である分子又は
元素でo2以外のものを表わす)を含む雰囲気中で化学
気相反応性スパッタリングにより蒸着させてなることを
特徴とする抵抗体、(3)上記2記載の抵抗体において
、蒸気Gは希ガス5から95容積%、他のガス95から
5容積%からなる気体又は蒸気であることを特徴とする
抵抗体、(4)上記3記載の抵抗体において、上記他の
ガスは、N2、SiH4からなる群から選ばれた少なく
とも1種であることを特徴とする抵抗体、(5)上記1
.2゜3又は4記載の抵抗体において、上記抵抗体は、
10Ω/□以上の抵抗値を有することを特徴とする抵抗
体により達成される。 上記第2の目的は、(6)組成式がSi(x)Ni(y
)Cr(z)(ただしx、y、zはO< x≦95原子
%、O< y≦60原子%、O< z≦50原子%かつ
x十y+z:100原子%の範囲の値である)から成る
ターゲットを用い、一般式〇(ただしGはスパッタリン
グを行なう条件において気体又は蒸気である分子又は元
素で02以外のものを表わす)を含む雰囲気中で化学気
相反応性スパッタリングにより蒸着させることを特徴と
する抵抗体の製造方法、′(7)上記6記載の抵抗体の
製造方法において、蒸気Gは希ガス5から95容積%、
他のガス95から5容積%からなる気体又は蒸気である
ことを特徴とする抵抗体の製造方法、(8)上記7記載
の抵抗体の製造方法において、上記他のガスは、N2.
SiH4からなる群から選ばれた少なくとも1種である
ことを特徴とする抵抗体の製造方法、(9)上記6又は
7記載の抵抗体の製造方法において、上記化学気相反応
性スパッタリングは、基板温度50℃以上の温度で行な
うことを特徴とする抵抗体の製造方法、(10)上記6
又は7記載の抵抗体の製造方法において、上記化学気相
反応性スパッタリング後、基板温度50℃以上の温度で
熱処理することを特徴とする抵抗体の製造方法により達
成される。 上記Gとして、(1)希ガス(ヘリウム、ネオン、アル
ゴン、クリプトン、キセノン、ラドン)と(2)水素、
リチウム、ベリリウム、ホウ素、炭素、窒素、フッ素、
アルミニウム、シリコン、リン、イオウ、塩素、チタン
、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッ
ケル、銅、亜鉛、ガリウム、ゲルマニウム、ヒ素、セレ
ン、臭素、ルビジウム、イツトリウム、ジルコニウム、
ニオブ、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、パラジウ
ム、銀、インジウム、スズ、アンチモン、テルル、ヨウ
素、タンタル、タングステン、レニウム、イリジウム、
白金、金、水銀、タリウム。 鉛、ビスマス、ランタン、セリウム、サマリウム。 ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、エルビウム
、イッテルビウムの各単体元素、ないしはそれ以上の元
素から成る化合物気体(蒸気)との混合物が好ましい。 上記抵抗体は、半導体集積回路に用いて適合性があった
。またこのような半導体集積回路を集積回路システムに
用いて優れた効果を示した。
【作用】
本発明の実施効果について表に基づいて説明する。第1
表はS i −N i −Crの組成比をそれぞれ変え
たターゲットを用い、従来のスパッタリング蒸着法で形
成した抵抗体の熱処理温度と層抵抗範囲を示す。組成比
はSi、Ni、Crのチップを用い、その面積を変える
ことにより決定した。 表中、3番に示す抵抗体の場合は熱処理温度400℃、
30分後で層抵抗は55%程度増加する。 (以下余白) 第1表 抵抗体の安定度は熱処理温度に関係し、高温度処理にな
る程、安定度は増してくるが集積回路製造工程では前後
の工程で制限を受ける。例えば、前工程で半導体に熱拡
散法やイオン注入法で不純物をドーピングし、活性化ア
ニールを行なえば、後工程における高温熱処理により不
純物の再分布。 逆アニール現象、二次欠陥の発生に伴う不純物の析出等
が生じる。そのため熱処理条件を注意深く設定しなけれ
ばならない。 さらに安定性に優れ、抵抗値の精度が高い薄膜抵抗体を
得るためには、ターゲット材料は高融点、耐酸化性物質
はど望ましい。含有Siが増える程半導体集積回路との
適合性の効果は強められる。 表に見られるように、組成比の調合による層抵抗値の変
化はSiの含有率が増す程、層抵抗値が高くなり、Si
の組成比80%以上付近から層抵抗は急激に変化する。 所定の中高抵抗値の薄膜抵抗体を形成するためにはSi
の含有率が支配的となり、固有抵抗値の決定には組成比
制御がクリティカルである。 抵抗温度係数は、一般的
に金属は正、半導体は負の抵抗温度係数として働くこと
が知られている。前述の例の如く、抵抗体組成中の半導
体成分(Si)が支配的になると負の温度係数が強くな
る。同様に金属成分(Nj、Cr)の含有率が小さいと
、集積回路製造工程との適用性としての効果が弱められ
る。抵抗体中の金属成分のNiは高融点金属と合金化し
易く配線金属との接触抵抗の低減に効果が有り、Crは
フォト・マスク材に使われて要るように密着性が良く、
硬化膜で加工寸法の正確さが良好である。以上のような
適用性の効果は、例えばフォトレジスト・パターンとド
ライエッチ法で微細形状に加工することが可能なため、
所望の抵抗値が高い精度で得られ、再現性のある薄膜集
積化抵抗体が実現できる。 本発明における金属含有率は最低5原子%である。次に
、金属含有率を損わずに広範囲な固有抵抗値の選択と自
由度を高める実施効果の例を述べる。第1図は石英基板
上に第1表の3番のターゲットを用いて、アルゴンと窒
素の混合ガス雰囲気中で反応スパッタリング法で形成し
た薄膜抵抗体の層抵抗と窒素濃度比の関係を示す図であ
る。窒素濃度の増加に伴い層抵抗は指数関数的(図中の
実線)に増加する。第1図から明らかなように、本発明
による薄膜抵抗体では窒素濃度比を調整することにより
、4桁以上の固有抵抗値範囲が得られることが判った。 また、金属成分の含有率を高めることができるため、前
述の集積回路との適用性が向上し、抵抗値の精度の向上
が計られた。 抵抗値の精度が高く、安定な薄膜抵抗体を得るためには
、上記の接触抵抗の低減、加工寸法の正確さ、膜厚分布
の均−性等の物理的要因と、組成比の一様性、耐熱性、
耐酸化性等の化学的要因が作用する。組成比の一様性に
関しては微粒子粉の焼結体を用いることが好ましく、耐
熱性を良くするには高融点元素の組み合わせを選ぶこと
が望ましい。また、酸化容易な元素や酸素を含む雰囲気
中での気相反応や熱処理は容量性インピーダンスが寄生
し純抵抗が得られない。 第2図はSi:80原子%、Ni:16原子%、Cr:
4原子%のターゲットを用いてアルゴンと窒素の全体積
に対して窒素濃度比20%で形成した薄膜抵抗体(熱処
理温度、450’C130分)の抵抗温度係数特性の例
を示す6周囲温度20”Cから1. O0℃の範囲で抵
抗温度係数は−0,1%/ d e g以下、の高い安
定性を有することが確認できた。 第3図は交流特性試験結果のグラフである。図中のイの
実線は本発明によるSi−Ni−CrN系サーメットの
薄膜を第5図に示す形状に加工した抵抗体素子の2端子
間をLCRインピーダンス・アナライザでR(抵抗)成
分の測定試験結果を示す。図から明らかなように周波数
に影響されず、電気的にも集積用薄膜抵抗体として適合
することが判かった。ウェハー基板内の精度は±5%で
あった。なお、図中の口の曲線は反応槽にリークが生じ
空気が混入した状態で形成した薄膜抵抗体の例である。 以上のように、シリコン−ニッケルークロム−窒素四元
系の組成例によっても固有抵抗値、温度係数、及び適合
性の選択が大巾に改善された。
【実施例】
次ぎに本発明の詳細な説明する。 (実施例1) 第4図は薄膜抵抗体形成装置の基本的構成図である。少
なくともlXl0−’Torr以下の圧力に排気するこ
とが可能な反応槽1の中に基板ウェハー2を置く。基板
ウェハー2を加熱するためのヒータ3で堆積中あるいは
堆積後、所望の雰囲気中で熱処理することができる。4
は電極、5はターゲット、6は高周波電源である。ガス
導入系7によるマスフローコントロールで流入ガスの混
合比を調節する。8は堆積時の薄膜抵抗値測定用センサ
ー、9はシャッター、10は膜厚計、11はバルブであ
る。 第4図に示す基板ウェハー2にサファイア基板を装填し
て、純度99.9999%のSi、Ni、Crの各超微
粒子をホットプレスで焼結した密度90%以上のターゲ
ット5を電極4に取り付けて、基板温度200℃の温度
に加熱して反応槽lを10−’Torr程度まで排気す
る。排気後、ガス導入系7でAr外ガス量50secm
導入してガス圧力3X10”−”Torrにバルブ11
を調節して、シャッター9を閉じた状態で高周波電力3
00Wで、プリスパッタリングを10分間行なう。 次に、基板温度150℃に設定して、Arガス流量40
sccm、N2ガス流量10105eを導入、ガス圧力
5X10−”Torr、高周波電力250Wで反応性ス
パッタリングを行なう。この条件でシャッター9を開い
て、予め基板抵抗値とモニター抵抗値の補正が威された
抵抗値測定センサー8で所定の抵抗値まで堆積する。こ
の際、膜厚計センサー10で膜厚を記録しておけば、以
後の堆積において膜厚を抵抗値で監視することができる
。上記の条件で形成した薄膜抵抗体を純窒素雰囲気中、
400℃、30分で熱処理を施した。 熱処理前後で層抵抗の変化は1%以内であった。 組成分析の結果からも熱処理前後で組成変動が見られな
かった。これらのことから、本発明の薄膜抵抗体は熱処
理後も構造上の変化が無く、層抵抗に関して高い安定性
を有することを確認した。また、熱処理前後で層抵抗値
の変化が小さいということは、モニター抵抗値で基板上
の要求抵抗値を容易に制御することができ、高精度で再
現性の有る薄膜抵抗体が得られた。 固定抵抗体を多量に製造する場合には上記の方法で決め
られたアルゴンと窒素の混合ガスボンベを用いることも
できる。 (実施例2) 実施例1と同様にしてプリスパッタリングを10分間行
なった後、基板温度250℃に設定して、アルゴンガス
流量50secm、SiH44%の窒素稀釈ガス流量1
5secmを導入、ガス圧力を8X10−’Torr、
高周波電力150Wで、膜厚100C)Lまで堆積して
、暫時、反応槽内を1.0−’T o r r程度まで
排気した。その後、窒素ガスを500Torr導入して
、450℃。 15分の熱処理を促した石英基板上の薄膜抵抗体を第5
図に示す形状にリソグラフィ法とドライエッチ法で加工
した。得られた抵抗体素子の8〜5間の抵抗値は100
KΩで層抵抗値20にΩ/□であった。
【発明の効果】
上記のように、本発明による薄膜抵抗体はシリコンを母
体として、ニッケル、クロム、より戊るターゲットを希
ガスと反応性気体を含む雰囲気中で化学気相反応法で蒸
着した薄膜を用いて構威し、適宜熱処理を施すことによ
って広範囲な固有抵抗値の抵抗体を再現性良く高精度に
形成でき、かつ、抵抗温度係数特性、半導体集積回路の
適合性及び交流特性に優れ安定性を高くすることができ
るもので、本発明の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例であるSi−Ni−Cr系サ
ーメットを用いて形成した薄膜抵抗体の抵抗値とスパッ
タリング時の窒素濃度比との関係図、第2図は抵抗温度
係数の特性図、第3図は交流特性試験結果の図、第4図
は薄膜抵抗体形成装置の一例の基本的構成図、第5図(
a)及び第5図(b)は各々本発明の実施例2の薄膜抵
抗体素子の平面図及び断面図である。 1・・・反応槽     2・・・基板ウェハー3・・
・加熱ヒータ   4・・・電極5・・・ターゲット 
  6・・・高周波電源7・・・ガス導入系 8・・・薄膜抵抗値測定用センサー 9・・・シャッター   10・・・膜厚計11・・・
バルブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式Si_xNi_yCr_zG(ただしx、y
    、zは0<x≦95原子%、0<y≦60原子%、0<
    z≦50原子%かつx+y+z=100原子%の範囲の
    値、Gはスパッタリングを行なう条件において気体又は
    蒸気である分子又は元素でO_2以外のものを表わす)
    で表わされることを特徴とする抵抗体。 2、組成式がSi(x)Ni(y)Cr(z)(ただし
    x、y、zは0<x≦95原子%、0<y≦60原子%
    、0<z≦50原子%かつx+y+z=100原子%の
    範囲の値である)から成るターゲットを用い、一般式G
    (ただしGはスパッタリングを行なう条件において気体
    又は蒸気である分子又は元素でO_2以外のものを表わ
    す)を含む雰囲気中で化学気相反応性スパッタリングに
    より蒸着させてなることを特徴とする抵抗体。 3、請求項2記載の抵抗体において、蒸気Gは希ガス5
    から95容積%、他のガス95から5容積%からなる気
    体又は蒸気であることを特徴とする抵抗体。 4、請求項3記載の抵抗体において、上記他のガスは、
    N_2、SiH_4からなる群から選ばれた少なくとも
    1種であることを特徴とする抵抗体。 5、請求項1、2、3又は4記載の抵抗体において、上
    記抵抗体は、10Ω/□以上の抵抗値を有することを特
    徴とする抵抗体。 6、組成式がSi(x)Ni(y)Cr(z)(ただし
    x、y、zは0<x≦95原子%、0<y≦60原子%
    、0<z≦50原子%かつx+y+z=100原子%の
    範囲の値である)から成るターゲットを用い、一般式G
    (ただしGはスパッタリングを行なう条件において気体
    又は蒸気である分子又は元素でO_2以外のものを表わ
    す)を含む雰囲気中で化学気相反応性スパッタリングに
    より蒸着させることを特徴とする抵抗体の製造方法。 7、請求項6記載の抵抗体の製造方法において、蒸気G
    は希ガス5から95容積%、他のガス95から5容積%
    からなる気体又は蒸気であることを特徴とする抵抗体の
    製造方法。 8、請求項7記載の抵抗体の製造方法において、上記他
    のガスは、N_2、SiH_4からなる群から選ばれた
    少なくとも1種であることを特徴とする抵抗体の製造方
    法。 9、請求項6又は7記載の抵抗体の製造方法において、
    上記化学気相反応性スパッタリングは、基板温度50℃
    以上の温度で行なうことを特徴とする抵抗体の製造方法
    。 10、請求項6又は7記載の抵抗体の製造方法において
    、上記化学気相反応性スパッタリング後、基板温度50
    ℃以上の温度で熱処理することを特徴とする抵抗体の製
    造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05191146A (ja) * 1992-01-09 1993-07-30 Nippon Precision Circuits Kk 発振回路
JPH05191147A (ja) * 1992-01-09 1993-07-30 Nippon Precision Circuits Kk 発振回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05191146A (ja) * 1992-01-09 1993-07-30 Nippon Precision Circuits Kk 発振回路
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