JPH0325256A - 多室型冷暖房装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野〉 本発明は１台の室外ユニットと複数台の室内ユニットと
からｔＭ威され、複数室の全て同時に冷房又は暖房し、
且つ一部の室が冷房又は暖房しているかによらず、他室
を冷房又は暖房するようにした多室型冷暖房装置に関す
るものである。

《従来の技術〉 従来、腹数台の室内ユニットを接続し多室の冷暖房を行
うようした多室川冷暖房装置としては、例えば、特公昭
５２−２４７１０号公報．特公昭５２−２４７１１号公
報，特公昭５２−２７４５９号公報，特公昭５４−３０
２０号公報等が知られている。

く発明が解決しようとする課題〉 この場合、特公昭５２−２４７１０号公報及び特公昭５
２−２４７１１号公報で提示の装置では、利用側ユニッ
トの数だけ冷暖流路切換弁と熱源側熱交換器を必要とす
るため、配管回路ＩＩＩ威が複雑になると共に、製造コ
ストが高くつき、且つ各利用側ユニットごとに２本のユ
ニット間配管を引き出さなければならないため、ユニッ
ト間配管の本数が多くなり配管工事が面倒である等の欠
点を有ｊ，ていた。しかも、同時に一室を冷房に，他室
を暖房する冷暖房運転時、各利用側ユニットと対応する
熱源側熱交換器が凝縮器及び蒸発器として夫々作用して
屋外に熱を捨てており、熱回収できない難点があった。

また、上記の特公昭５２−２７４５９号公報及び実公昭
５４−３０２０号公報で提示の装置では同時に複数室の
ある室を冷房し他室を暖房する冷暖房運転時、冷房でき
る室と暖房できる室との組合せが決まっており、冷暖房
運転を各室で自由に選択して行なうことができず、使用
勝手が悪い欠点を有している。

また、３本のユニット間配管で室内ユニットの運転モー
ドを冷・暖自由に選択できるシステムもあるが、ユニッ
トの運転状況によっては暖房中の室内ユニット内冷媒圧
力よりも液管の圧力の方が高くなり、暖房運転中の室内
ユニッｉ・熱交換器内に液冷媒が溜り込み実際に暖房が
できない虞れがある。これを解決するためには、微妙で
複雑な冷媒圧力制御が必要となる本発明は上記実情に鑑
み、冷・暖房運転を自由に選択することかで液冷媒の溜
り込み等の問題がなく。複雑な制御を行なわなくても安
定した運転が可能なシステムとなる多室型冷暖房装置を
提供することを目的としたものである。

＜１ｌ題を解決するための手段〉 本発明は、圧縮機と切換弁と室外熱交換器とを有する室
外ユニットと、室外熱交換器器と冷媒減圧素子を有する
室内ユニットとを１組の冷媒液管及び冷媒ガス管よりな
るユニット間配管で接続した冷暖房装置において、切換
弁を介して室外ユニットの高圧ガス配管又は低圧ガス配
管に接続された他のユニット間配管を冷媒ガス配管とし
、前記冷媒液管を共通ユニット間配管として使用する他
の室内ユニットを１組又は複数組接続したものである。

また、請求項１記載の多室型冷暖房装置において、ユニ
ット間配管液管より分岐した液管の分岐点と他の室内ユ
ニットの冷媒減圧素子との間に開閉弁を設け、この開閉
弁と他の室内ユニットの冷媒減圧素子との間から分岐し
た冷媒配管を、前記室内ユニットの冷媒減圧素子と室内
熱交換器の間の配管に別の冷媒減圧素子を介して接続す
る。

更に、請求項１記載の多室型冷暖房装置において、他の
室内ユニットの冷媒減圧素子と室内熱交換器との間から
分岐した冷媒配管を、前記室内ユニットの冷媒減圧素子
と室内熱交換器の間の配管に別の冷媒減圧素子を介して
接続してもよい。

く作　用〉 上記のように、１組の主ユニット間配管に接続された主
室内ユニットの他に、切換弁を介して室内ユニットの高
圧ガス配管又は低圧ガス配管に接続したユニット間配管
を追加し、液管には主ユニット間配管の冷媒液管を共通
配管として使用する他の室内ユニットと接続してなるた
め、冷房・暖房運転においては、主室内ユニットは通常
のヒートボンプエアコンと同様に四方弁の切換により行
う。即ち、例えば主室内ユニットの冷房，追加室内ユニ
ットの冷房は、圧縮機からの高圧冷媒を四方弁から室外
熱交換器で液化し受液槽，四方弁を経て主室内ユニット
で低圧ガスとなって冷房を行い、更に四方弁からアキュ
ムレー夕をへて圧縮機にも戻る流れとなる。一方、追加
室内ユニットへの冷媒の流れは、ユニット間配管共通液
管より分岐した後、追加室内ユニットで蒸発し低圧ガス
となった後、追加室内ユニット間配管を通って室外ユニ
ットの低圧ガス管に戻り圧縮機に吸入される。

また、主室内ユニットの冷房及びる追加室内ユニットの
暖房は、主室内ユニットの冷媒の流れは前記と同じとな
る。また、暖房運転モードとなる追加室内ユニットへの
冷媒の流れは圧縮機の吐出管より分岐した高圧ガスが追
加室内ユニット間配管を通って追加室内ユニット内で凝
縮して液冷媒となる。

く実施例〉 以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明すれば、次
の通りである。

第１図は概略図で、第２図乃至第５図は同運転状態の冷
媒の流れを示す説明図で、１は熱源側となる室外ユニッ
トで、任縮機２の吐出管に四方弁３を介して室外熱交換
器４に導き、更に冷媒減圧器６，受液器７を経て開閉弁
８から利用側となる室内ユニット１４の冷媒減圧器１６
を通って室内熱交換器１５に配管し、該室内熱交換器１
５から開閉弁９，前記四方弁３からアキュムレータ５を
経て圧縮機２に戻る冷凍サイクルを構成する。１９ａ，
１９ｂは利用側の追加ユニットで、夫々共通となる液管
２２から分岐の開閉弁１　８　ａ，　　１　８　ｂｓ冷
媒減圧器２１ａ，２ｌｂを経て室内熱交換器２０ａ，２
０ｂに連結し、これをガス管２４ａ，２４ｂをもって開
閉弁１０ａ，１０ｂ，ｌｌａ．ｌｌｂからアキュムレー
タ５又は四方弁３に接続する槽或である。これは事務所
ビル空調用のれいで、主室内ユニットをインテリアゾー
ンの空調に用い、追加室内ユニットをベリメータゾーン
の空調に用いる。追加室内ユニットの冷・暖房の合肘は
主室内ユニットに等しいか、それより小さいものとする
。各系統の室内ユニットは更に細分化してもよい。但し
、発停と運転モードは同一になる。冷媒減圧器は膨脹弁
と逆止弁の組合わせ出もよい。

次にこの作用を説明すると、先ず主室内ユニット１４の
冷房と追加ユニット１９ａ，１９ｂを冷房する場合、主
冷媒は圧縮機２から高圧ガスは四方弁３を経て室外熱交
換器４で液化され、冷媒減圧器６，受液器７から主室内
ユニット１４の室内熱交換器１５で冷媒が蒸発し、その
蒸発作用で室内が冷房され、この低圧ガスが四方弁３か
らアキュムレータを経て圧縮機２に戻るものである。一
方、追加室内ユニット１９ａ，１９ｂへの冷媒の流れは
、ユニット間配管共通液管２２より分岐した後、室内熱
交換器２０ａ，２０ｂで蒸発して低圧ガスとなった後に
追加ユニット間配管を通って室外ユニット１の低圧ガス
管２４ａ．２４ｂに戻り圧縮機２に吸入される。

次に、主室内ユニットが冷房で、追加室内ユニットが暖
房に場合、主室内ユニット１４の冷媒の流れは前記冷媒
工程と同じである。一方、暖房運転モードとなる追加室
内ユニット１９ａ，１９ｂへの冷媒の流れは、圧縮機２
の吐出管より分岐た高圧ガスが追加ユニット間配管を通
って追加室内ユニット１９ａ，１９ｂ内で凝縮して液冷
媒となる。ここでシステムの配置や運転状況によっては
、共通液管内の圧力の方が追１月室内ユニット１９ａ，
１９ｂ内の圧力よりも高くなり、凝縮した液が共通液管
に戻らない虞れがある。そこで開閉弁１８ａ．１８［７
を閉じて共通液管２２との間を分離し、追加室内ユニッ
｝１９ａ．１９ｂで凝縮した液を主室内ユニット１４の
冷媒減圧器１７ａ，１７ｂの後に戻す。

主室内ユニット１４の冷媒減圧器後は圧力が十分低いた
め、冷媒はスムーズに流れる（第３図参照）。なお、こ
の冷媒の流れは追加の減圧器によって制御される。追加
室内ユニットからの冷媒は共通γα管からの冷媒と共に
主室内ユニット内で蒸発し、低圧ガスとなって主ユニッ
ト間配管ガス管を通り室外ユニットに戻る。

また、主室内ユニットが暖房で、追加室内ユニットを暖
房する場合、主冷媒は圧縮機２から四方弁３を経て主ユ
ニット間配管ガス管，主室内ユニット１４で液化し共通
液管２２から受液器７．室外熱交換器４を経て四方弁３
，アキュムレータ５．圧縮機２に流れる。追加室内ユニ
ット１９ａ．ｉ９ｂへの冷媒の流れは、圧縮機２の吐出
管より分岐した後、追加ユニット間配管を通り室内熱交
換器２０ａ．２０ｂで凝縮し（液）、Ｓ主冷媒に合流し
て共通液管を通って室外ユニット１に戻る（第４図参照
）。

史に、主室内ユニットが暖房で、追加室内ユニットが冷
房の場合は、主冷媒の流れは、前記と同様である。ここ
で冷房運転の追加室内ユニット１９ａ，１９ｂへの冷媒
の流れは、主室内ユニット１．４で凝縮した液の一部を
分岐し、追加室内ユニット１９ａ，１９ｂに導いて蒸発
させる。蒸発した低圧ガスは追加ユニット間配管を通っ
て室外ユニット１にもどり圧縮機２に吸入される。

更に、第６図は他の実施例を示すものである。

これは主室内ユニット１４にあっての冷媒減圧器１６よ
り分岐の冷媒分岐管２６ａ，２６ｂを追加ユニット１９
ａ，１９ｂにおける室内熱交換器２０ａ，２０ｂに直接
接続の開閉弁１８ａ、１８ｂを無くした場合であり、こ
れにおいても冷媒はスムーズに流れる。

く発明の効果〉 上述のように本発明の多室型冷暖房装置は、室外ユニッ
トに接続するユニット間配管を共通液管と系統ごとのガ
ス管で構威し、複数台の室内ユニットの同時冷房及び同
時暖房運転はもとより、冷◆暖房同時運転を行うことが
できる。

しかも、主室内ユニットが冷房で、追加（サブ）室内ユ
ニットが暖房を行う場合、追加室内ユニットで凝縮した
冷媒を主室内ユニットの冷媒減圧弁の後に戻すことによ
り、ｔｉｌｌな制御を必要とせず、安定した運転を行う
ことができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は概略図、１２図
乃至第５図は同運’Ｅ状態の冷媒の流れを示す説明図、
第６図は他の実施例を示す概鴫図である。 １・・・室外ユニット、２・・・圧縮機、３・・・四方
弁、４・・・室外熱交換器、５・・・アキュムレー夕、
８．９・・・開閉弁、１０ｇ，１０ｂ，ｌｌａ．ｌｌｂ
・・開閉弁、１４・・・室内ユニット、１５・・・室外
熱交換器、１８ａ，１８ｂ・・・開閉弁、　１９ａ．１
９ｂ・・・追加室内ユニット、２０ａ，２０ｂ・・・追
加室内熱交換器、２２・・・液管、２３．２４ａ，２　
４　ｂ　＝・・ガス管、２５ａ，２５ｂ＝液管、２６ａ
，２６ｂ・・・冷媒分岐管。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、圧縮機と切換弁と室外熱交換器とを有する室外ユニ
   ットと、室外熱交換器器と冷媒減圧素子を有する室内ユ
   ニットとを１組の冷媒液管及び冷媒ガス管よりなるユニ
   ット間配管で接続した冷暖房装置において、切換弁を介
   して室外ユニットの高圧ガス配管又は低圧ガス配管に接
   続された他のユニット間配管を冷媒ガス配管とし、前記
   冷媒液管を共通ユニット間配管として使用する他の室内
   ユニットを１組又は複数組接続したことを特徴とする多
   室型冷暖房装置。 ２、請求項１記載の多室型冷暖房装置において、ユニッ
   ト間配管液管より分岐した液管の分岐点と他の室内ユニ
   ットの冷媒減圧素子との間に開閉弁を設け、この開閉弁
   と他の室内ユニットの冷媒減圧素子との間から分岐した
   冷媒配管を、前記室内ユニットの冷媒減圧素子と室内熱
   交換器の間の配管に別の冷媒減圧素子を介して接続した
   ことを特徴とする多室型冷暖房装置。 ３、請求項１記載の多室型冷暖房装置において、他の室
   内ユニットの冷媒減圧素子と室内熱交換器との間から分
   岐した冷媒配管を、前記室内ユニットの冷媒減圧素子と
   室内熱交換器の間の配管に別の冷媒減圧素子を介して接
   続したことを特徴とする多室型冷暖房装置。