JPH0325228Y2 - - Google Patents

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JPH0325228Y2
JPH0325228Y2 JP6804885U JP6804885U JPH0325228Y2 JP H0325228 Y2 JPH0325228 Y2 JP H0325228Y2 JP 6804885 U JP6804885 U JP 6804885U JP 6804885 U JP6804885 U JP 6804885U JP H0325228 Y2 JPH0325228 Y2 JP H0325228Y2
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JP
Japan
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signal
gate
test
output
inverter
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JP6804885U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マイクロコンピユータシステムをテ
ストする場合に、マイクロコンピユータの受信ポ
ートを利用してテスト信号を供給するに際し、イ
ンターフエースから供給される本来の信号と上記
テスト信号を切り換えて上記マイクロコンピユー
タの受信ポートに供給するためのテスト信号切換
回路に関するものである。
〔従来の技術〕 近年、半導体技術の急速な発達に伴なつて、各
種装置にマイクロコンピユータシステムが利用さ
れている。そして、このマイクロコンピユータシ
ステムの各種装置への利用に際しては、その主要
部を1枚のプリント基板に搭載することによつて
中央演算処理装置ボート(以下CPUボードと称
す)とし、このCPUボードを入出力インターフ
エースボード(以下I/Oボードと称す)ととも
に各種装置に実装している。そして、このCPU
ボードはI/Oボードを介してスイツチあるいは
センサ等からの外部信号を取り込んで各種演算処
理を実行することにより状態判別あるいは制御量
などを求めている。この様にして求められた演算
結果は、I/Oボードを介して外部機器に制御信
号として供給される様になつている。
ここで、マイクロコンピユータシステムによる
制御の安全を確保する上では、予め定められたタ
イムスケジユールあるいは動作モードに応じて動
作テストを実行することが必要である。そして、
この場合に於ける動作テストは、出来るだけ実際
の動作に近い状態で実行することが必要であり、
これに伴なつてテスト信号はCPUボードに実装
されている集積化された中央演算処理装置(以下
CPUと称す)の受信ポートに供給することにな
る。しかし、この受信ポートにはI/Oボードが
接続されていることから、この部分に互いの信号
が影響し合うのを防ぐ上で信号の切換回路が必要
になり、このための回路がテスト信号切換回路で
ある。
第2図は、従来一般に用いられている上述した
テスト信号切換回路の一例を示す回路図である。
同図に於いて1はCPU2が負装されたCPUボー
ドであつて、CPU2は少なくともテスト制御ポ
ートTEと受信ポートRXを有している。そして、
このテスト制御ポートTEは、抵抗3によつてプ
ルアツプされているとともに、CPUボード1の
端子T1に接続されている。また、4はCPUボー
ド1に実装されたテスト信号切換回路であつて、
端子T1に供給されるテスト制御信号に応じて端
子T1に供給されるテスト信号と端子T3に供給さ
れる通常信号とを選択してCPU2の受信ポート
RXに供給するために、インバータ5、第1,第
2アンドゲート6,7およびオアゲート8からな
るロジツク回路によつて構成されている。9はテ
スト装置であつて、テストモード時には“L”レ
ベルのテスト制御信号AをCPUボード1の端子
T1に供給するとともに、端子T2にテスト信号B
を供給する。10はI/Oボードであつて、外部
機器11との間において信号の送受を行なう通信
インターフエース(以下通信I/Fと称す)に
と、この通信インターフエース12の出力信号を
反転してCPUボード1の端子T3に供給するイン
バータ13とを有している。なお、CPU2から
通信I/Fへの信号経路は、説明を簡単にするた
めに省略してある。
この様に構成された回路に於いて通常モード、
つまりテスト装置9から出力されるテスト制御信
号Aが発生されない場合、あるいはテスト装置9
がCPUボード1から切り離されている場合には、
プルアツプ抵抗3によつて端子T1が“H”状態
となつている。そして、この端子T1の信号は第
1アンドゲート6に供給されるとともに、インバ
ータ5に於いて反転されて第2アンドゲート7に
供給されることから、第1アンドゲート6はI/
Oボード10から端子T3を介して供給される外
部機器11との通信信号Cをそのまま通してオア
ゲート8に供給し、第2アンドゲート7は出力信
号を“L”状態に固定する。つまり、第1アンド
ゲート6によつて通信信号Cのみが選択されるこ
とになり、この選択された信号はオアゲート8を
介してCPU2の受信ポートRXに供給される。
CPU2はテスト制御ポートTEの“H”状態を検
出することによつて通常の通信モードであること
を判別し、これに応じて受信ポートRXに供給さ
れる信号が外部機器11からの通信信号を予め定
められた通信プログラムに応じて処理する。
次にテスト装置9が“L”レベルのテスト制御
信号AをCPUボード1の端子T1に供給すると、
第1,第2アンドゲート6,7に対する条件が反
転することから、I/Oボード10からの通信信
号Cは第1アンドゲート6に於いてカツトされ、
テスト装置9から供給されるテスト信号Bのみが
第2アンドゲート7を介して取り出されることに
なる。つまり、CPU2の受信ポートRXに供給さ
れる信号が、通信信号Cからテスト信号Bに切り
換えられることになる。一方、CPU2はテスト
制御ポートTEが“L”状態であることを判別す
ることによつてテストモードへ移行し、これに応
じて受信ポートRXへ供給される信号がテスト信
号Bであることを判別して、予め定められている
テストプログラムにより演算を実行してテストモ
ードの動作を実行する。つまり、テスト信号切換
回路4は、端子T1に供給されるテスト制御信号
に応じて、CPU2の受信ポートRXに供給する信
号の切り換えを行なつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記構成によるテスト信号切換
回路に於いては、インバータ、アンドゲートおよ
びオアゲートからなる多数(4個)の素子が必要
であることから、コストアツプとなる。また、使
用する素子の種類が3種と多くなり、これに伴な
つて部品管理および組み立て作業が繁雑になる等
の種々問題点を有している。
従つて、本考案は上記問題点を解決するために
なされたものであつて、使用部品数および使用部
品種類を少なくすることによつて、コストダウン
と作業性を改善したテスト信号切換回路を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
よつて、本考案によるテスト信号切換回路は、
通常信号をインバータと出力段がオープンコレク
タ構成による第1のゲートを介してCPUの受信
ポートに供給し、テストモード時においてはテス
ト制御信号によりその出力が“L”となる出力段
がオープンコレクタ構成による第2のゲートによ
つて前記インバータの入力側を強制的に“L”レ
ベルに固定して通常信号の遮断を行なうことによ
り、前記第1のゲートの出力側に接続された信号
ラインを介してCPUの受信ポートに対するテス
ト信号の選択供給を行なうものである。
〔作用〕
つまり、この考案によるテスト信号切換回路で
は、出力段がオープンコレクタ構成によるゲート
がその出力段トランジスタのオン時に低インピー
ダンスとなり、またオフ時に高インピーダンスと
なることを有効に利用し、ゲート出力の“L”時
に於ける低インピーダンスによつて非選択信号を
強制的にアースに落して遮断するものである。こ
のために、使用ゲート素子数および種類を従来に
比較して減少させることが可能になる。
〔実施例〕
第1図は、本考案によるテスト信号切換回路の
一実施例を示す回路図であつて、第2図と同一部
分は同符号を用いてその詳細説明を省略してあ
る。同図に於いて14はテスト信号切換回路であ
つて、端子T3をプルアツプする抵抗15と、端
子T3の出力を反転するインバータ16と、イン
バータ16とCPU2の受信ポートRxとの間に接
続されてインバータ16から供給される“H”入
力信号により出力が低出力インピーダンスとな
り、“L”入力信号により出力が高出力インピー
ダンスとなる出力段がオープンコレクタトランジ
スタ構成によるゲート17と、ゲート17の出力
側をプルアツプする抵抗18と、端子T1とイン
バータ16の入力側との間に接続され前記ゲート
17と同一構成によるゲート19と、端子T2
供給されるテスト信号をゲート17の出力側に供
給する信号ライン20とによつて構成されてい
る。なお、I/Oボード10の出力段に設けられ
ている出力バツフアとしてのインバータ13も出
力段がオープンコレクタ構成となつている。
この様に構成された回路に於いて通常時、つま
りテスト装置9からアクテイブローのテスト制御
信号Aが発生されない場合あるいは端子T1,T2
にテスト装置9が接続されていない場合には、プ
ルアツプ抵抗3によつて端子T1が“H”となつ
ている。端子T1の信号レベルが“H”になると、
ゲート19はその出力段に設けられているオープ
ンコレクタ構成によるトランジスタがオンして高
出力インピーダンスとなる。従つて、この状態に
於いては、ゲート19が他の回路系に影響を与え
ることはない。このために、I/Oボード10の
出力段に出力バツフアとして設けられている出力
段がオープンコレクタ構成によるインバータ13
から端子T3に供給される通信信号Cは、インバ
ータ16に於いて反転された後にゲート17に供
給される。この場合、ゲート17は前述した様
に、入力信号が“L”の時に出力段に設けられて
いるオープンコレクタ構成によるトランジスタが
オンとなつて、出力インピーダンスが低くなるよ
うに構成されているために、この入力信号が
“L”の時に抵抗18によりプルアツプされた出
力側を強制的に“L”に設定する。つつまり、オ
ープンコレクタトランジスタはそのオン時に充分
に大きな電流を引き込むことが出来るために、抵
抗18によるプルアツプ作用が打ち消されてその
出力、つまりCPU2の受信ポートRXの信号が
“L”となるものである。また、ゲート17の入
力信号が“H”になると、ゲート17は高出力イ
ンピーダンスとなることから、受信ポートRX
信号は抵抗18によるプルアツプ作用によつて
“H”となる。このように、通常時に於いては、
端子T3に供給される通信信号Cは、インバータ
16およびゲート17を介してCPU2の受信ポ
ートRXに供給されることになる。そして、CPU
2はテスト制御ポートTEの出力が“H”である
ことから、受信ポートRXに供給されている信号
が通信信号であることを判別して予め定められた
プログラムに沿つた通信処理が実行される。
次にCPUボード1に対するテストを実行する
場合には、テスト装置9をCPUボード1の端子
T1,T2にそれぞれ接続した後に、アクテイブロ
ーによるテスト制御信号Aとテスト信号Bを発生
する。ここで、テスト制御信号Aが抵抗3による
プルアツプ作用に打ち勝つて端子T1の信号レベ
ルを“L”にすると、この端子T1に接続されて
いるゲート19の出力段に設けられているオープ
ンコレクタトランジスタがオンとなつて低出力イ
ンピーダンスとなる。この結果、ゲート19は抵
抗15によるプルアツプ作用に打ち勝つてインバ
ータ16の入力側を強制的に“L”状態に保持す
ることにより通信信号Cをカツトする。また、イ
ンバータ16の入力側が“L”状態に固定される
と、その“H”出力がゲート17に供給されるこ
とから、その出力段に設けられているオープンコ
レクタ構成によるトランジスタがオフして高出力
インピーダンス状態となることから、このゲート
17が他の信号系に影響を与えないようにされ
る。
ここで、テスト装置9から端子T2にテスト信
号Bが供給されると、このテスト信号Bがゲート
17の出力端が高インピーダンス状態となつてい
ることから、抵抗18によるプルアツプ動作に打
ち勝つてCPU2の入力ポートRXに供給されるこ
とになる。つまり、テスト信号切換回路14は、
テスト制御信号Aが“H”の状態では通信信号C
を選択してCPU2の受信ポートRXに供給し、テ
スト制御信号Aが“L”状態ではテスト信号Bを
選択してCPU2の受信ポートRXに供給すること
になる。そして、この場合には、出力段がオープ
ンコレクタトランジスタによつて構成される2個
のゲートと1個のインバータからなる3個のゲー
ト手段を主要部品とする簡単な回路によつてテス
ト信号切換回路が構成されることになる。
〔考案の効果〕
以上説明した様に、本考案によるテスト信号切
換回路に於いては、出力段がオープンコレクタト
ランジスタによつて構成されるゲートを用いて信
号の選択を行なうものであることから、従来に比
較して使用ゲート部品数およびその種類が少なく
なることから、回路構成が簡略化されるとともに
コストダウンが計れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるテスト信号切換回路の一
実施例を示す回路図、第2図は従来のテスト信号
切換回路を示す回路図である。 14…テスト信号切換回路、15,18…抵
抗、16…インバータ、17,19…ゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出力段がオープンコレクタトランジスタによつ
    て構成される出力バツフアを有する回路から供給
    される信号を反転するインバータと、このインバ
    ータの入力側をプルアツプする抵抗と、前記イン
    バータの出力側と出力端との間に接続された出力
    段がオープンコレクタトランジスタによつて構成
    される第1のゲートと、この第1のゲートに於け
    る出力側をプルアツプする抵抗と、テスト制御信
    号の入力端と前記インバータの入力側との間に接
    続された出力段がオープンコレクタトランジスタ
    によつて構成され、かつ前記第1のゲートと同一
    の極性を有する第2のゲートと、前記第1のゲー
    トの出力側に接続されたテスト信号の入力端とを
    備えたテスト信号切換回路。
JP6804885U 1985-05-10 1985-05-10 Expired JPH0325228Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6804885U JPH0325228Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6804885U JPH0325228Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61185145U JPS61185145U (ja) 1986-11-18
JPH0325228Y2 true JPH0325228Y2 (ja) 1991-05-31

Family

ID=30602438

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6804885U Expired JPH0325228Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JPS61185145U (ja) 1986-11-18

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