JPH03251574A - 新規なシクロブタン誘導体及びその製造法 - Google Patents

新規なシクロブタン誘導体及びその製造法

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JPH03251574A
JPH03251574A JP4716890A JP4716890A JPH03251574A JP H03251574 A JPH03251574 A JP H03251574A JP 4716890 A JP4716890 A JP 4716890A JP 4716890 A JP4716890 A JP 4716890A JP H03251574 A JPH03251574 A JP H03251574A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
substituted
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compound
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JP4716890A
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English (en)
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Koichi Narasaka
奈良坂 紘一
Yujiro Hayashi
雄二郎 林
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば抗ウィルス薬あるいは制癌剤等の医薬
として期待される核酸塩基を有するシクロブタン誘導体
の有用製造中間体及びそれらの製造法に関する。
[従来の技術] 例えば、抗ウィルス薬として期待されているシクロブタ
ン語導体化合物(1v)は、以下のように合成されてい
る。
(11〉 (ν) (Vl) (反応式1) [式中R1は炭素数1から5のアルキル基、アラルキル
基または二つのR1が結合して炭素数2から3の環状ア
ルキレン基を示し、R2は水素、炭素数1から5のアル
キル基、保護された炭素数1から5のヒドロキシアルキ
ル基または保護されたカルボキシル基を示し、R3は水
素、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のア
ルコキシ基、またはアラルキルオキシ基を示す。Aはの
炭素数2から5の直鎖状または分枝状のアルキレン基を
、Yは酸素またはイオウ原子を、Zは置換または無置換
メチレン基または酸素才たはイオウ原子を示すコ[発明
が解決しようとする課題] しかしながら、−数式(11)で表される化合物と一般
式(V)で表される化合物を反応させて数式(■1)で
表される化合物を得る上記反応は、般弐X (V)で表
される化合物のR3が水素以外の場合は、円滑には反応
しない。また、得られる一般式(vl)で表される化合
物は、酸に対して比較的不安定であり取扱いに注意を要
する。
[課題を解決するための手段] 本発明は、−数式(1) で表されるシクロブタン誘導体及び−数式(1)で表さ
れる化合物の一般式(11) [式中81は炭素数1から5のアルキル基、炭素数1か
ら5の、−アリル基置換アルコキシ基を示し、R2は水
素、炭素数1から5のアルキル基、保護された炭素数1
から5のヒドロキシアルキル基または保護されたカルボ
キシル基を示し、R3は水素、炭素数1から5のアルキ
ル基、保護された炭素数1から5のヒドロキシアルキル
基または、炭素数1から5のアルコキシ基、または炭素
数1から5の、アリル基置換アルコキシ基を示す。Al
;t@置換基有するまたは無置換の炭素数2から5のア
ルキレン基を、Yは酸素またはイオウ原子を、2は置換
または無置換メチレン基または酸素またはイオウ原子を
示す] [式中R2は水素、炭素数1から5のアルキル基、保護
きれた炭素数1から5のヒドロキシアルキル基または保
護されたカルボキシル基を示し、Aは置換基を有するま
たは無置換の炭素数2から5のアルキレン基を、Yは酸
素またはイオウ原子を、Zは置換または無置換メチレン
基または酸素またはイオウ原子を示す] で表わされる化合物と一般式(III )R3(:、ヨ
CS R1(III ) [式中81は炭素数1から5のアルキル基、アラルキル
基を示し、R3は水素、炭素数1から5のアルキル基、
保護された炭素数1から5のヒドロキシアルキル基また
は、炭素数1から5のアルコキシ基、または炭素数1か
ら5のアリル基置換アルコキシ基を示す] 基、または炭素数1から5のアリル基置換アルコキシ基
を示す〕 で表わされる化合物を縮合環化する事を特徴とする製造
法に関する。
本発明によれば、R3が水素以外の置換基の一般式(1
)で表される化合物が容易に製造することができる。従
って、抗ウィルス薬として有用なシクロブタン誘導体を
製造することができる。
−数式(1)で示される化合物の具体例をつぎに示す。
なお本明細書においては化合物の相対立体配置を、シク
ロブタン環を平面として考えた時、平面の下方(一方)
に位置する置換基をa、平面の上方(他方)に位置する
置換基をβで表している。
1゜ 2゜ (3R,4R)−3−メトキシカルボニル−1−メチル
チオ−4−(オキサゾリジン−2−オン−3−イル)カ
ルボニル−1−シクロブテン (3S、4S)−3−メトキシカルボニル−1−メチル
チオ−4−(オキサゾリジン−2−オン−3−イル)カ
ルボニル−1−シクロブテン 3、(±)−(3β、4a)−3−メトキシカルボニル
−1−メチルチオ−4−(オキサゾリジン−2−オン−
3−イル)カルボニル−1−シクロブテン 4、  (3S、4R)−2−ブチル−3−メトキシカ
ルボニル−1−メチルチオ−4−(オキサゾリジン−2
−オン−3−イル)カルボニル−1−シクロブテン 5、  (3R,4S)−2−ブチル−3−メトキシカ
ルボニル−1−メチルチオ−4−(オキサゾリジン−2
−オン−3−イル)カルボニル−1〜シクロブテン 6、(±)−(3β、4G)−2−ブチル−3−メトキ
シカルボニル−1−メチルチオ4−(オキサゾリジン−
2−オン−3−イル)カルボニル−1−シクロブテン 7、  (3S、4R)−3−メトキシカルボニル−2
−メチル−1−メチルチオ−4−(オ8゜ 9゜ 10゜ 11゜ 12゜ 13゜ キサゾリジン−2−オン−3−イル)カルボニル−1−
シクロブテン (3R,4S)−3−メトキシカルボニル−2−メチル
−1−メチルチオ−4−(オキサゾリジン−2−オン−
3−イル)カルボニル−1−シクロブテン (±)−(3β、4a)−3−メトキシカルボニル−2
−メチル−1−メチルチオ−4−(オキサゾリジン−2
−オン−3−イル)カルボニル−1−シクロブテン (4R)−2−ブチル−1−メチルチオ−4−(オキサ
ゾリジン−2−オン−3−イル)カルボニル−1−シク
ロブテン (4S)−2−ブチル−1−メチルチオ−4−(オキサ
ゾリジン−2−オン−3−イル)カルボニル−1−シク
ロブテン (±)−2−ブチル−1−メチルチオ−4−(オキサゾ
リジン−2−オン−3−イル)カルボニル−1−シクロ
ブテン (4R)−2−メチル−1−メチルチオ−4−(オキサ
ゾリジン−2−オン−3−イル)カルボニル−1−シク
ロブテン +4.(4S)−2−メチル−1−メチルチオ−4−(
オキサゾリジン−2−オン−3−イル)カルボニル−1
−シクロブテン 15、(±)−2−メチル−1−メチルチオ−4−(オ
キサゾリジン−2−オン−3−イル)カルボニル−1−
シクロブテン 16.4−(4−イソプロピルオキサゾリジン−2−オ
ン−3−イル)カルボニル−3−メトキシカルボニル−
1−メチルチオ−1−シクロブテン 17、.4−(4−メチル−5−フェニルオキサゾリジ
ン−2−オン−3−イル)カルボニル−3−メトキシカ
ルボニル−1−メチルチオ−1−シクロブテン 一般式(11)で表される化合物と一般式(+++ )
で表される化合物を縮合触媒を用いて反応すると、触媒
の種類によりラセミ体のあるいは光学活性な一般式(1
)で表されるシクロブタン化合物が高収率で得られる。
この反応に於ける縮合触媒としては、例えばルイス酸あ
るいはルイス酸と当量または過剰量のリガンドを組合わ
せたものが挙げられる。ルイス酸としては、例えば四塩
化チタン、ジクロロジイソプロポキシチタンなどのチタ
ン化合物、二塩化スズ、四塩化スズ、二価スズトリフラ
ート等のスズ化合物、塩化ジメチルアルミニウム、塩化
ジエチルアルミニウム等のアルミニウム化合物等が挙げ
られる。リガンドとしては立体的に込み合ったジオール
類が好ましく、例えば(2S、  3S) −2,3−
0(+ −フェニルエ’f−uテン)−1,1,4,4
−テトラフェニル−1゜2、 3. 4−ブタンテトラ
オール(化合物A)、(2R,3R)−2,3−〇−(
1−フェニルエチリデン)−1,1,4,4−テトラフ
ェニル−1、2,3,4−ブタンテトラオール(化合物
B)、(2S、3S)−2,3−0−ベンジリデン−1
゜1、 4. 4−テトラフェニル−1,2,3,4−
ブタンテトラオール(化合物C)、(2R,3R)−2
,3−0−ベンジリデン−1,1,4,4−テトラフェ
ニル−1,2,3,4−ブタンテトラオール(化合物D
)、(2S、3S)−2,3−O−(1−フェニルエチ
リデン) −1,+、  4゜4−テトラキス(4−メ
トキシフェニル)−1゜2、 3. 4−ブタンテトラ
オール(化合物E)、(2R,3R)−2,3−0−(
+−フェニルエチリデン) −1,1,4,4−テトラ
キス(4−メトキシフェニル)−1,2,3,・4−ブ
タンテトラオール(化合物F)或はこれらの化合物のラ
セミ体等の分子内に5員環以上の環、好ましくは5−8
員環を有し、その環をはさんで両側に水酸基の結合した
基を有するもの等が挙げられる。
数式(11)で示される化合物と一般式(+++ >で
示される化合物の使用割合は前者1当量に対し後者0.
1から5当量好ましくは、0.5から2当量である。縮
合触媒の使用量は一般式(11)の化合物1当量に対し
0.00+から2当量好ましくは0.01当量から1.
2当量である。この反応に於て、反応系中にモレキュラ
ーシーブス4Aなどの脱水剤を加えることにより反応が
より効率よく進行することがある。反応の溶媒としては
、例えばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル
、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、トリメチルベ
ンゼン、トリイソブOビルベンゼン等の炭化水素系溶媒
、フロン等のハロゲン化炭素系溶媒、エーテル、テトラ
ヒドロフラン等のエーテル系溶媒、アセトニトリル等の
溶媒及びこれらの混合溶媒が挙げられ、反応温度は、反
応溶媒の凝固点から沸点程度がよく、好ましくは、−5
0℃から30℃位がよい。例えば、R2がメトキシカル
ボニル基、AがCH2CH2、Yが酸素、2が酸素であ
る一般式(11)の化合物(1当量)及び、R1がメチ
ル基、R3が水素である一般式(Ill )の化合物(
1゜25当量)を、縮合触媒としてジクロロジイソプロ
ポキシチタン(0,10当量)及び(2S、  3S)
−2,3−O−(1−フェニルエチリデン)−1,1,
4,4−テトラフェニル−1,2,3゜4−ブタンテト
ラオール(化合物A)  (0,11当量)を組み合わ
せた物を用い、モレキュラーシーブス4Aを加え、石油
エーテル−トルエン混合溶媒中、0℃で反応させること
により(3S、  4S)−3−メトキシカルボニル−
1−メチルチオ−4−(オキサゾリジン−2−オン−3
−イル)カルボニル−1−シクロブテンが葛化学収率、
高光学収率で得られる。また、上記反応において一般式
(Ill )で表される化合物としてR1がメチル基、
R3がブチルである化合物を用いれば、(3R,4S)
−2−ブチル−3−メトキシカルボニル−1−メチルチ
オ−4−(オキサゾリジン−2−オン−3−イル)カル
ボニル−1−シクロブテンが高化学収率、高光学収率で
得られる。
本発明化合物に於て81、R2、R3によって示される
炭素数1から5のアルキル基としては、例えばメチル基
、エチル基、ブチル基等のアルキル基が挙げられ、炭素
数1から5の、アリル基置換アルコキシ基としては、例
えばベンジル基、4−メトキシベンジル基等の芳香族環
で置換された炭素数1から5のアルキル基が挙げられる
。また、保護された炭素数1から5のヒトOキシアルキ
ル基としては、例えばベンジルオキシメチル基、アセチ
ルオキシメチル基、t−ブチルジフェニルシリルオキシ
メチル基等が挙げられる。保護されたカルボキシル基と
しては、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボ
ニル基等のようなアルコキシカルボニル基や、ベンジル
オキシカルボニル基のアラルキルオキシカルボニル基等
が挙げられる。
炭素数1から5のアルコキシ基としては、例えばメトキ
シ基、アリルオキシ基等が挙げられ、炭素数1から5の
、アリル基置換アルコキシ基としては、例えばベンジル
オキシ基、4−メトキシベンジルオキシ基、t−ブチル
ジフェニルシリルオキシ基等が挙げられる。
一般式(1)で表される化合物は、反応式(2)(Vl
a) (■) +IX) (vl) (反応式2) [式中、Rは保護基または水素を示すコに示す反応経路
により、−数式(Vll )で表される化合物へ変換す
ることができる。化合物(■1)は反応式(1)で示し
たように、抗ウィルス作用を持つ化合物を製造する中間
体である。
[実施例コ 次に、実施例を挙げて本発明化合物の製造について具体
的に説明する。
実施例1゜ (−)−(3R,4R)−3−メトキシカルボニル−1
−メチルチオ−4−(オキサゾリジン−2−オン−3−
イル)カルボニル−1−シクロブテンの製造 アルゴン雰囲気中、ジクロロジイソプロポキシチタン(
143mg、0.605mmo l)及び(2R,3R
) −2,3−0−(1−)xニルエチリデン) −1
,L  4. 4−テトラフェニル−1、2,3,4−
ブタンテトラオール(化合物B)(352mg、0.6
6mmo l)にトルエン(15m1)を加え、室温で
1時間攪拌する。
アルゴン雰囲気中、加熱乾燥した粉末モレキュラーシー
ブス4A (200mg)に、上記トルエン溶液(0,
4+ml、0.050mmo l)及びトルエン(1,
5m1)及び石油エーテル(沸点〜80℃、2m1)を
加える。更に、3−[(E)−3−(メトキシカルボニ
ル)プロペノイル〕−オキサゾリジン−2−オン(+0
0.15mg、0.502mmo l)を加え0℃に冷
却する。この懸濁液に1−メチルチオアセチレン(+3
5mg、1.88mmo l)の石油エーテル溶液(1
,5m1)を加えた後、同温で24時間攪拌する。反応
液に0.2M−リン酸緩衝液(pH7,0)を加え反応
を停止し、無機物をセライトを用いて濾去した後、有機
物を酢酸エチルで抽出する。抽呂液は飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下7溶媒を
溜去する。残渣は、薄層クロマトグラフィー(酢酸エチ
ル:ヘキサン=1:+、v/v)で精製しく−)−(3
R,4R)−3−メトキシカルボニル−1−メチルチオ
−4−(オキサゾリジン−2−オン−3−イル)カルボ
ニル−1−シクロブテン(113mg、83%)を得る
。本化合物の光学純度は98%ee以上(実施例4に示
した方法により決定)。
’H−NMR(500MHzFT、 CDC13)  
5 :2、28 (3H,s)。
3、72 (3H,s)。
3.118(I)I、t、J=1.6H1)。
4、 O5(2H,t、 J=5.5Hz) 。
4、47 (2)1. t、 J=5.6H2) 。
4、88 (+H,d、 J=L 6H2)5.92(
IH,d、J=1.5)1z)。
”C−NMR(125MHzFT、CDC15)  6
 :+3.6. 42J、  45.7. 50.6.
 52.0. 62.5.  +23.9゜+441.
 153.2.  +69.4. 1717゜R(ne
at)  co+−’:1779. 173L  16
93゜HRMS CIIH+3NO5S  Ca1cd
、 27LO515゜Found   271.049
L [Q ] D  J92.5°(CL 02.  CH
2Cl2)。
実施例2゜ (−)−(3S、4R)−3−メトキシカルボニル−2
−メチル−1−メチルチオ−4−(オキサゾリジン−2
−オン−3−イル)カルボニル−1−シクロブテンの製
造 1−メチルチオアセチレンの替わりに、1−メチルチオ
−1−プロビンを用い、ジクロロジイソプロポキシチタ
ン及び(2R,3R)−2,3−O−(1−フェニルエ
チリデン)−1,1,4゜4−テトラフェニル−1,2
,3,4−ブタンテトラオール(化合物B)を当モル用
いる以外は、実施例1と同じ操作を行い、 (−) −
(3S、  4日)−3−メトキシカルボニル−2−メ
チル−1−メチルチオ−4−(オキサゾリジン−2−オ
ン−3−イル)カルボニル−1−シクロブテン(72%
)を得る。本化合物の光学純度は98%ee以上(実施
例4に示した方法と同様の方法により決定)。
’)l−NMR(500MHzFT、 CDCl5) 
 5 :1、113 (3H,t、 J=L 7H2)
 。
2、30 (31s)。
3、63 (IH,quint、 J=1.7Hz)。
3、73 (3H,s)。
4、05 (2)1. t、 J=7.7Hz) 。
4、45 (2H,t、 J=7.7Hz) 。
4.118(+)I、d、J:1.7Hz)。
HRMS C+21(15NO5S  Ca1cd、 
2115.0672゜Found   285.067
6゜ [a] D  −143,1@(C1,03、CH2C
l2)。
実施例3゜ 以下の表に本発明化合物の製造例を示す(実施例1及び
実施例2の化合物も含む)。記載以外の条件、処理方法
は実施例1と同じである。光学純度は、実施例4と同様
に決定した。
MeOOCBu    Et    Co      
61     >98実施例4゜ (−)−(3R,4R)−3,4−ビス(ヒドロキシメ
チル)−1−メチルチオ−1−シクロブテンの製造 アルゴン雰囲気中、氷冷下実施例1で製造した(−)−
(3R,4R)−3−メトキシカルボニル−1−メチル
チオ−4−(オキサゾリジン−2−オン−3−イル)カ
ルボニル−1−シクロブテンのメタノール溶液を過剰の
ジメトキシマグネシウム/メタノール溶液に加え、0℃
で15分間攪拌する。反応液に飽和塩化アンモニウム水
溶液を加え、エーテルで抽呂する。エーテル抽呂液は飽
和食塩水で洗浄した後、減圧下溶媒を溜去する。
アルゴン雰囲気中、当モルの水素化アルミニウムリチウ
ムエーテル懸濁液に、0℃で残渣のエーテル溶液を徐々
に加え0℃で2時間攪拌する。反応液に飽和硫酸ナトリ
ウム水溶液を加え過剰の還元剤を分解した後、無水硫酸
ナトリウムを加えしばらく攪拌する。無機物を濾去し、
更に熱イソプロピルアルコールで洗浄した後、濾液及び
洗液を合わせて減圧下溶媒を溜去する。残渣は、薄層ク
ロマトグラフィーで精製しく−)−(3R,4R)−3
,4−ビス(ヒドロキシメチル)−1−メチルチオ−1
−シクロブテン(67%)を得る。
’H−NMR(500M)lzFT、CDCl5)  
5:2、283H,s)。
2、721H,dd、 J=4.9H2,8,3Hz)
2、79 +H,dd、 J=4.98Z、 7.9)
+2)。
2、902H,brs)。
3、561)!、 dd、 J=11.2Hz、 10
.7Hz)。
3、67 +H,dd、 J=11.2H2,N、 0
Hz)。
3、761H,dd、 J=4.98Z、 10.7H
z)。
3、85 IN、 dd、 J=4.9H1,N、 0
H1)。
5、781H,s)。
[Cコ n   J5.  N”  (G  O,68
5,C)+2CI21゜本化合物の一部を取り常法((
R) −G−メトキシ−a−f−リフルオロメチル−フ
ェニルアセチルクロリド((R)−MTPACl)、 
 ジメチルアミノピリジン(DMAP)/ピリジン(p
yr))に従いビス(R)−MTPAエステルに導いた
500MHzNMRにおいて、ラセミ休由来のこの化合
物のメチル基のシグナルは2. 17. 2゜18pp
mの計2本観察されるが、本物質のメチル基のシグナル
は2.17ppmのシグナルのみが観察された。
この事より、光学純度は〉98%eeである。
実施例5゜ (−) −(2R,3R)−2,3−ビス(1−ブチル
ジフェニルシリルオキシメチル)−1−シクロブタノン
の製造 工程1 (−)−(3R,4R)−3,4−ビス(ヒドロキシメ
チル)−1−メチルチオ−1−シクロブテン(68,5
5mg、0.36mmo l)、イミダゾール(89,
80mg、1.32mmo I)、4−ジメチルアミノ
メチルビリジン(触媒量)をDMF(3ml)に溶解し
た溶液に、t−ブチルジフェニルシリルクロリド(26
7mg、0.97mmol)を加え室温で6時間攪拌す
る。反応液に、リン酸緩衝液(pH7,0)を加えた後
、エーテルで抽出する。エーテル抽出液は水洗後、飽和
食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧
下溶媒を溜去する。残渣は、薄層クロマトグラフィーで
精製し、 C−)−(3R,4R)−3,4−ビス(t
−ブチルジフェニルシリルオキシメチル)−1−メチル
チオ−1−シクロブテン(定量的)を得る。
[a ] 、)−53,47°(c LOO,C)I2
C12)。
工程2゜ 酸化第2銅(Cub)(29,OOmg)及び塩化第2
銅(CuC12)(42,65mg)にアセトン(5m
 l )、蒸留水(1滴)及びDMF(2滴)を加えた
懸濁液に、(−) −(3R,4R)−3,4−ビス(
t−ブチルジフェニルシリルオキシメチル)−1−メチ
ルチオ−1−シクロブテン(44mg)を加え、30〜
40℃で6時間攪拌する。更に、酸化第2銅(Cub)
(24゜25mg)及び塩化第2銅(Cu Cl 2)
  (88゜75mg)を加え、30〜40℃で5時間
攪拌する。反応液にリン酸緩衝液を加えセライトで濾過
した後、水を加えエーテルで抽出する。エーテル抽出液
は、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た後、減圧下溶媒を溜去する。残渣は、薄層クロマトグ
ラフィーで精製し、(−)−(2R,3R)−2,3−
ビス(t−ブチルジフェニルシリルオキシメチル)−1
−シクロブタノン(30,40m9)を得る。
[a]DJ3.llo(CO,6Q11.C)12C1
2)。
本化合物の物理データは、反応式1に従って製本発明に
より、R3が水素以外の一般式(1)で表される化合物
も容易に合成できる。また2、本反応により酸に安定な
一般式(1)で表される化合物が製造できる。さらに、
−数式(1)で表される化合物は、化合物(1v)の製
造中間体として有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中R^1は炭素数1から5のアルキル基、炭素数1
    から5の、アリル基置換アルコキシ基を示し、R^2は
    水素、炭素数1から5のアルキル基、保護された炭素数
    1から5のヒドロキシアルキル基または保護されたカル
    ボキシル基を示し、R^3は水素、炭素数1から5のア
    ルキル基、保護された炭素数1から5のヒドロキシアル
    キル基または、炭素数1から5のアルコキシ基、または
    炭素数1から5の、アリル基置換アルコキシ基を示す。 Aは置換基を有するまたは無置換の炭素数2から5のア
    ルキレン基を、Yは酸素またはイオウ原子を、Zは置換
    または無置換メチレン基または酸素またはイオウ原子を
    示す] で表されるシクロブタン誘導体
  2. (2)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中R^2は水素、炭素数1から5のアルキル基、保
    護された炭素数1から5のヒドロキシアルキル基または
    保護されたカルボキシル基を示し、Aは置換基を有する
    または無置換の炭素数2から5のアルキレン基を、Yは
    酸素またはイオウ原子を、Zは置換または無置換メチレ
    ン基または酸素またはイオウ原子を示す] で表わされる化合物と一般式(III) R^3C≡CSR^1(III) [式中R^1は炭素数1から5のアルキル基、アラルキ
    ル基を示し、R^3は水素、炭素数1から5のアルキル
    基、保護された炭素数1から5のヒドロキシアルキル基
    または、炭素数1から5のアルコキシ基、または炭素数
    1から5のアリル基置換アルコキシ基を示す] で表わされる化合物を縮合環化する事を特徴とする一般
    式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中R^1は炭素数1から5のアルキル基、炭素数1
    から5の、アリル基置換アルコキシ基を示し、R^2は
    水素、炭素数1から5のアルキル基、保護された炭素数
    1から5のヒドロキシアルキル基または保護されたカル
    ボキシル基を示し、R^3は水素、炭素数1から5のア
    ルキル基、保護された炭素数1から5のヒドロキシアル
    キル基または、炭素数1から5のアルコキシ基、または
    炭素数1から5の、アリル基置換アルコキシ基を示す。 Aは置換基を有するまたは無置換の炭素数2から5のア
    ルキレン基を、Yは酸素またはイオウ原子を、Zは置換
    または無置換メチレン基または酸素またはイオウ原子を
    示す] で表されるシクロブタン誘導体の製造法
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