JPH03251259A - 経鼻胃管ホルダー - Google Patents
経鼻胃管ホルダーInfo
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- JPH03251259A JPH03251259A JP2407165A JP40716590A JPH03251259A JP H03251259 A JPH03251259 A JP H03251259A JP 2407165 A JP2407165 A JP 2407165A JP 40716590 A JP40716590 A JP 40716590A JP H03251259 A JPH03251259 A JP H03251259A
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- nasogastric tube
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/02—Holding devices, e.g. on the body
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明は、医療装置分野に関し、特に、患者の治療中に
おいて経鼻胃管(例えば経鼻前供給管)を固定するため
の装置に関するものである。 [0002]
おいて経鼻胃管(例えば経鼻前供給管)を固定するため
の装置に関するものである。 [0002]
経鼻胃管は種々の寸法や材料のものが利用できるカミ所
定の患者に対するその選択は、色々なファクター 例え
ば、患者の大きさや年令、必要な管挿入期間、管挿入の
正確な目的等によって左右される。一般に、経鼻胃管は
2〜6mm(6〜18French)の範囲の寸法のも
のが一般的に利用されるカミそれよりも遥かに小さいも
のも知られている。約2.7〜4mm(8〜12Fre
nch)の寸法のものが、成人用の経鼻胃供給管として
用いられることが多いが、約1.7mm (5Fren
ch)以下の寸法のものも、幼児用経鼻胃供給管として
時々用いられる。吸引用の経鼻胃管(吸引力で押し潰さ
れないように塩化ビニール等の相当に堅い材料から一般
に作られている管)に対して、供給管は、例えばシリコ
ンラバーのような比較的に柔らかい材料、即ち低いジュ
ロメータ示度の材料から通常作られている。 [0003] 1988年5月23日出願の米国特許第197,826
号明細書には、色々な寸法や色々なジュロメータ値の経
鼻胃管を保持すべく容易に調節可能な1対のクランプジ
ョーを有している経鼻胃管ホルダーが開示されている。 クランプジョーは、可撓性のパッドの縁部に極く近接し
て枢動可能に取り付けられ、また、パッドは、この装置
が使用状態にある場合に、装着者の鼻に粘着される。1
対のクランプジョーは互いに確実に掛止され、この掛止
状態は、ばね作用ではなく積極的な作用により保たれる
ようになっているが、クランプジョーは、経鼻胃管の調
整や取外しを要する場合には、分離可能となっている。 患者の鼻の端部にクランプジョーを近接させていること
、及び、鼻の稜線上に位置するパッドの部分が比較的に
堅いことにより、従来の装置においてしばしば見られた
ピストン動作の可能性は除去され、あるいは大幅に低減
された。一般的には、上記米国特許願明細書に記載の経
鼻胃管ホルダーは、種々の条件の下で非常に有効である
ことが分かっており、従来における前記問題点を、特に
経鼻胃管が吸引用のものである場合に解決するものであ
る。 [0004] しかし、経鼻胃管が供給用に用いられる場合、特別な問
題が発生する可能性がある。供給管が比較的に柔らかい
ことは、患者の快適さを高め、その他の理由からも望ま
しいが、管が容易に変形してしまうことは、許容できな
い管変形を起こすことなく有効なノンスリップ把持作用
を行う、という点で問題がある。緩やかなりランプ力の
みが適用される場合、その保持作用は不十分であり、管
に強い引張り力或は不意の引張り力が作用した場合に、
それに抵抗することができない。 管が軸線方向に沿って移動して、それに気がつかなかっ
た場合には、管を通して更に供給される流体が患者に危
険を与える恐れがある。他方、クランプジョーが管の移
動の可能性を防止するために、柔軟な供給管をきつく締
め付けた場合には、管の内腔(この内腔は、必要とされ
る管の寸法にある程度左右される)を不適当に圧縮して
しまう恐れがある。 [0005] 従って、本発明は、前述の米国特許願明細書に開示され
た装置の重要な利点の多くを保持し、色々な寸法の比較
的に柔軟な経鼻前供給管に特に有効である経鼻胃管ホル
ダーに関するものである。本発明によれば、1 mm
(3French)程度の小さな経鼻前供給管や6mm
(18French)の大きな経鼻前供給管を保持す
るためにクランプ力を容易に作用させることができ、ま
た、過度のクランプ力が適用された場合であっても、内
腔の閉塞は実際上止じない。クランプジョー装置は、そ
の特殊な多重プレートジョー構造と、プレートに設けら
れた面取り縁部(傾斜縁部)とによって、過度のクラン
プ力を作用させることなく、滑り動作が起きないよう比
較的柔らかい供給管をも確実に保持することができる。 [0006] 更に、本発明の経鼻胃管ホルダーは調節や解除が可能で
あるが、そのジョーラッチ機構は、ジョーの調節や解除
が必要とされる際に容易に接近できるように、枢支ピン
の上方で露出されている。このような接近容易性がある
にも拘わらず、ラッチ機構は、装着者の視野を制限しな
いように、ピンの上方に余り突出していない。更に、ラ
ッチ機構は、その接近容易性にも拘わらず、成る特別な
取扱い操作が行われた場合にのみ解除されるように構成
されており、よって偶発的な解除力緋色対に発生しない
ようになっている。 [0007] 簡単に述べるならば、本発明の装置は、装着者の真上に
粘着できるようになっている可撓性のノーズパッドと、
そのパッドに固定され、パッドとほぼ平行の軸線を有し
、かつ、パッドの先端の縁部から突出する端部部分を有
している取付ピンと、開放位置及び複数の閉鎖位置の間
で動作するように、前記取付ピンの前記突出した端部部
分により枢動可能に支持された1対の対向するクランプ
ジョーと前記閉鎖位置のいずれかでクランプジョーを選
択的に掛止するように、前記取付ピンの上方に配置され
た解除可能なラッチ手段とから成る形態となっている。 ジョーの各々は、それが閉じられた場合に経鼻胃管、特
に供給用の経鼻胃管を挟持するために、取付ピンの下方
に配置された複数の互いに離隔された平行なクランププ
レートを有している。クランプジョーは4つの方向から
経鼻胃管と係合でき、その接触線はほぼ菱形の四角形を
実質的に画成し、それにより、比較的に柔軟な供給管に
対し、その供給管の内腔を閉塞するに十分な大きさのク
ランプ力を作用させることを実際上不可能とする、とい
う特徴がある。 [0008] 一方のクランプジョーのクランププレートは、両クラン
プジョーが閉じられた場合に互いに差し込まれるように
、他方のクランプジョーのクランププレートに対してオ
フセットサれている。従って、管を横断面で見た場合に
、接触線は管の4つの側で延びるばかりでなく、管を縦
断面(軸線方向断面)で見た場合には、軸線方向に間隔
を置いた幾つかの領域に与えられる。クランププレート
の少なくとも一部、好ましくは全てが、細い管接触縁部
で終端する傾斜接触面を有しており、管の外面を効果的
に把持して、その管を滑らないように固定する。 [0009] 解除可能なラッチ手段は、クランプジョーの一方に設け
られた2つの平行なうチェット歯列と、他方のクランプ
ジョーに設けられた2つの可撓性のラッチアームとを備
えている。ラッチアームは、任意の調節位置でクランプ
ジョーを確実に保持するために、ラチェット歯と係合す
るラッチ歯を有する端部部分を備えている。2列のラチ
ェット歯は、互いに対してオフセットされており、また
、可撓性のラッチアームのラッチ歯は、互いに並置整列
状態に配置されているので、ラッチアームの一方のラッ
チ歯のみが任意時に常にラチェット歯とラッチ係合する
。 このような構成において、このホルダーによりクランプ
され得る管寸法の全範囲にわたり、ラッチ機構の細かく
正確な調整が可能となる。 [0010] 本発明の他の特徴や利点及び目的は、以下の詳細な説明
及び図面から明らかとなろう。 [0011]
定の患者に対するその選択は、色々なファクター 例え
ば、患者の大きさや年令、必要な管挿入期間、管挿入の
正確な目的等によって左右される。一般に、経鼻胃管は
2〜6mm(6〜18French)の範囲の寸法のも
のが一般的に利用されるカミそれよりも遥かに小さいも
のも知られている。約2.7〜4mm(8〜12Fre
nch)の寸法のものが、成人用の経鼻胃供給管として
用いられることが多いが、約1.7mm (5Fren
ch)以下の寸法のものも、幼児用経鼻胃供給管として
時々用いられる。吸引用の経鼻胃管(吸引力で押し潰さ
れないように塩化ビニール等の相当に堅い材料から一般
に作られている管)に対して、供給管は、例えばシリコ
ンラバーのような比較的に柔らかい材料、即ち低いジュ
ロメータ示度の材料から通常作られている。 [0003] 1988年5月23日出願の米国特許第197,826
号明細書には、色々な寸法や色々なジュロメータ値の経
鼻胃管を保持すべく容易に調節可能な1対のクランプジ
ョーを有している経鼻胃管ホルダーが開示されている。 クランプジョーは、可撓性のパッドの縁部に極く近接し
て枢動可能に取り付けられ、また、パッドは、この装置
が使用状態にある場合に、装着者の鼻に粘着される。1
対のクランプジョーは互いに確実に掛止され、この掛止
状態は、ばね作用ではなく積極的な作用により保たれる
ようになっているが、クランプジョーは、経鼻胃管の調
整や取外しを要する場合には、分離可能となっている。 患者の鼻の端部にクランプジョーを近接させていること
、及び、鼻の稜線上に位置するパッドの部分が比較的に
堅いことにより、従来の装置においてしばしば見られた
ピストン動作の可能性は除去され、あるいは大幅に低減
された。一般的には、上記米国特許願明細書に記載の経
鼻胃管ホルダーは、種々の条件の下で非常に有効である
ことが分かっており、従来における前記問題点を、特に
経鼻胃管が吸引用のものである場合に解決するものであ
る。 [0004] しかし、経鼻胃管が供給用に用いられる場合、特別な問
題が発生する可能性がある。供給管が比較的に柔らかい
ことは、患者の快適さを高め、その他の理由からも望ま
しいが、管が容易に変形してしまうことは、許容できな
い管変形を起こすことなく有効なノンスリップ把持作用
を行う、という点で問題がある。緩やかなりランプ力の
みが適用される場合、その保持作用は不十分であり、管
に強い引張り力或は不意の引張り力が作用した場合に、
それに抵抗することができない。 管が軸線方向に沿って移動して、それに気がつかなかっ
た場合には、管を通して更に供給される流体が患者に危
険を与える恐れがある。他方、クランプジョーが管の移
動の可能性を防止するために、柔軟な供給管をきつく締
め付けた場合には、管の内腔(この内腔は、必要とされ
る管の寸法にある程度左右される)を不適当に圧縮して
しまう恐れがある。 [0005] 従って、本発明は、前述の米国特許願明細書に開示され
た装置の重要な利点の多くを保持し、色々な寸法の比較
的に柔軟な経鼻前供給管に特に有効である経鼻胃管ホル
ダーに関するものである。本発明によれば、1 mm
(3French)程度の小さな経鼻前供給管や6mm
(18French)の大きな経鼻前供給管を保持す
るためにクランプ力を容易に作用させることができ、ま
た、過度のクランプ力が適用された場合であっても、内
腔の閉塞は実際上止じない。クランプジョー装置は、そ
の特殊な多重プレートジョー構造と、プレートに設けら
れた面取り縁部(傾斜縁部)とによって、過度のクラン
プ力を作用させることなく、滑り動作が起きないよう比
較的柔らかい供給管をも確実に保持することができる。 [0006] 更に、本発明の経鼻胃管ホルダーは調節や解除が可能で
あるが、そのジョーラッチ機構は、ジョーの調節や解除
が必要とされる際に容易に接近できるように、枢支ピン
の上方で露出されている。このような接近容易性がある
にも拘わらず、ラッチ機構は、装着者の視野を制限しな
いように、ピンの上方に余り突出していない。更に、ラ
ッチ機構は、その接近容易性にも拘わらず、成る特別な
取扱い操作が行われた場合にのみ解除されるように構成
されており、よって偶発的な解除力緋色対に発生しない
ようになっている。 [0007] 簡単に述べるならば、本発明の装置は、装着者の真上に
粘着できるようになっている可撓性のノーズパッドと、
そのパッドに固定され、パッドとほぼ平行の軸線を有し
、かつ、パッドの先端の縁部から突出する端部部分を有
している取付ピンと、開放位置及び複数の閉鎖位置の間
で動作するように、前記取付ピンの前記突出した端部部
分により枢動可能に支持された1対の対向するクランプ
ジョーと前記閉鎖位置のいずれかでクランプジョーを選
択的に掛止するように、前記取付ピンの上方に配置され
た解除可能なラッチ手段とから成る形態となっている。 ジョーの各々は、それが閉じられた場合に経鼻胃管、特
に供給用の経鼻胃管を挟持するために、取付ピンの下方
に配置された複数の互いに離隔された平行なクランププ
レートを有している。クランプジョーは4つの方向から
経鼻胃管と係合でき、その接触線はほぼ菱形の四角形を
実質的に画成し、それにより、比較的に柔軟な供給管に
対し、その供給管の内腔を閉塞するに十分な大きさのク
ランプ力を作用させることを実際上不可能とする、とい
う特徴がある。 [0008] 一方のクランプジョーのクランププレートは、両クラン
プジョーが閉じられた場合に互いに差し込まれるように
、他方のクランプジョーのクランププレートに対してオ
フセットサれている。従って、管を横断面で見た場合に
、接触線は管の4つの側で延びるばかりでなく、管を縦
断面(軸線方向断面)で見た場合には、軸線方向に間隔
を置いた幾つかの領域に与えられる。クランププレート
の少なくとも一部、好ましくは全てが、細い管接触縁部
で終端する傾斜接触面を有しており、管の外面を効果的
に把持して、その管を滑らないように固定する。 [0009] 解除可能なラッチ手段は、クランプジョーの一方に設け
られた2つの平行なうチェット歯列と、他方のクランプ
ジョーに設けられた2つの可撓性のラッチアームとを備
えている。ラッチアームは、任意の調節位置でクランプ
ジョーを確実に保持するために、ラチェット歯と係合す
るラッチ歯を有する端部部分を備えている。2列のラチ
ェット歯は、互いに対してオフセットされており、また
、可撓性のラッチアームのラッチ歯は、互いに並置整列
状態に配置されているので、ラッチアームの一方のラッ
チ歯のみが任意時に常にラチェット歯とラッチ係合する
。 このような構成において、このホルダーによりクランプ
され得る管寸法の全範囲にわたり、ラッチ機構の細かく
正確な調整が可能となる。 [0010] 本発明の他の特徴や利点及び目的は、以下の詳細な説明
及び図面から明らかとなろう。 [0011]
図面を参照すると、符号10は経鼻胃管ホルダーを示し
、このホルダー10は可撓性の粘着パッド11と、1対
の枢動可能に取り付けられたクランプジョー12.13
とを含んでいる。ジョー12.13は、取付ピン14に
より枢動可能に支持されている。取付ピン14は、粘着
パッド11とほぼ共平面となっており図1及び図2に明
示するように、パッド11の一縁部がら突出する頭部側
端部部分14aを有している。 [0012] パッド11は、装着者の鼻の両側に沿って下方且つ外方
な延びるように寸法法めされ配置された1対のウィング
部分11aと、鼻の稜線に沿って鼻の先端まで延びる中
央部分11bとを有している(図1)。鼻の先端をある
程度越えて突出する中央部分11bの突出部は許容でき
るが、このような突出部は、縦方向の力が経鼻胃管15
に作用された場合にピストン動作の可能性を避けるため
、最小に保たれるべきである。 [0013] パッド11は、柔軟で可撓性がある多孔性シート材料か
ら成る薄い層16を含むのが好ましい。特に効果的な材
料は、ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチ
ャリング・コーポレーション(Minnesota M
ining & Manufacturing Co。 )により3MテープNo、 1116の名で又は77’
7ン・テープ(Fasson Tape)によりMED
5322Pの名で販売されているスパン編みポリエステ
ルから作られた不織布の非閉塞シート材料であると思わ
れる。しかし、同様な特性を有する他の材料が用いられ
ても良いことは理解されるべきである。水蒸気やガスを
透過させることのできる十分な多孔度を有する柔軟で可
撓性の織物であるならば、不織布が否かに拘わらず、効
果的に利用され得る。 [0014] 層16の下面に沿って感圧接着剤の層ないしコーティン
グ17があり、この感圧接着剤は、医療用の粘着テープ
の製造に一般的に用いられるような典型的な医療用アク
リル接着剤が良い。望まれるならば、柔軟で粘着質の変
形可能な皮膚保護材料のクツション層が中央部分11b
の下面に沿って設けられても良い。 [0015] 挿入プレート20が層16上に配置され、下面に粘着コ
ーティングを有するパッチ21により適所に保持される
。パッチ21は、層16と同様な多孔性材料から形成さ
れ、その粘着コーティングは、層16の下面に被覆され
たものと同様な粘着材料から形成されるのが良い。 [0016] 挿入プレート20の外形はほぼ矩形であり、断面は円弧
状である。挿入プレー)20の凹状下面20aは下向き
であり、多孔性の層16の上面と係合する。挿入プレー
ト20は、その断面の湾曲形状のために、装着者の鼻の
稜線に沿う湾曲面に容易に適応する。更に、この挿入プ
レート20の湾曲形状は、パッド自体を湾曲させる傾向
がある。上部パッチ21は、挿入プレート20を覆うよ
うに延び、パッド11の中央部分11bの前縁部の極く
近い位置で終端する前面20bを除いて、プレート20
を覆い隠す。挿入プレー)20の前部部分は拡大部23
を有しており、この拡大部23には、前向きのソケット
若しくは開口24が形成されている。このソケット24
は、部品が完全に組み立てられた場合に、取付ピン14
の鉤付き端部14bを受は入れて保持する。 [0017] ここまで述べた可撓性ノーズパッドの構成及び作用は、
1988年5月23日出願の米国特許願第197,82
6号明細書に開示されているパッドと実質的に同じであ
る。このパッドの詳細については、この米国特許願明細
書を参照されたい。 [0018] クランプジョー12.13は、それぞれ、穴付きのボス
部分25.26を有しており、これらのボス部分25.
26は取付ピン14の軸部を枢動可能に受は入れる。突
出する端部部分14aの端部における拡大された頭部1
4cは、ジョー12.13をピン14上に、挿入プレー
)20の端部に近接した状態で保持する。枢動可能に取
り付けられたジョー12.13は、図5に示すような完
全に開放した位置と、複数の閉鎖位置のいずれかの位置
(図6にはその1つを示す)との間で揺動できる。 [0019] ジョー12.13の各々は、取付ピン14の下側に配置
され複数の互いに離隔された平行うランププレートを有
しており、ジョー12.13が閉じられた場合にその間
で経鼻胃管15を挟持するようになっている。図3に明
示するように、ジョー12は3つのクランププレート2
7を有し、ジョー13は2つのクランププレート28を
有しており、ジョー12.13が閉じた際に互いに差し
込まれるよう、一方のジョーのクランププレートは他方
のジョーのクランププレートに対してオフセットされて
いる。 [0020] 図5及び図6を参照すると、ジョー12の各クランププ
レート27は、互いにほぼ直角に延びる1対の内側縁部
部分27a、27bを有していることは明らかであろう
。同様に、ジョー13の各クランププレート28も、互
いにほぼ直角に配置された1対の内側縁部部分28a、
28bを有している。ジョー12.13が閉じられた場
合、それぞれのジョーの縁部部分が互いに接近して、は
ぼ菱形の四角形を画成する。この四角形の2つのコーナ
ー(図6において符号30.31で示す)は、取付ピン
14の長手方向軸線を通って延びるほぼ垂直の平面に配
置され、他の2つのコーナー32.33は、クランプジ
ョー12.13の動作方向に概ね沿って対向している。 このようにして形成されたジョー構造は、4つの主要な
接触線に沿って経鼻胃管15にクランプ力を及ぼし、経
鼻胃管15をほぼ菱形の断面形状に押し潰すカミその菱
形の向き(2つのコーナー32.33が対応のジョーに
より形成され、他の2つのコーナー30.31が1対の
ジョーの相互嵌合いにより形成されている)故に、比較
的柔軟な経鼻胃管15に過度の力が作用されても、経鼻
胃管15の内腔は完全に閉塞することはない。 [0021] 図7及び図8は、クラ“ンプジョー12.13が長手方
向の断面で示された場合に、内側縁部部分27a、27
b、28a、28bが面取りされていることを示してい
る。ジョー12に設けられた3つのクランププレート2
7のうち、外側の両プレートはそれぞれ1つの傾斜面3
5.36を有し、中央のプレートは2つの傾斜面37.
38を有している。これらの傾斜面は、細い骨接触縁部
27a、27bで終端しており、同じジョーにおける隣
接のクランププレートの傾斜面は、互いに離れていくよ
うに内方に傾斜していることは明らかであろう。即ち、
傾斜面35.37は、経鼻胃管15に向かって内方に進
むほど、互いから離れるよう傾斜し、傾斜面36.38
についても同様である。 [0022] 対をなすクランププレート28も同様に、それぞれ傾斜
面39.40を有しており、これらは細い骨接触縁部2
8a、28bで終端している。また、対向するクランプ
プレート28の傾斜面39.40は、経鼻胃管15に向
かって内方にいくほど、互いから離れるよう傾斜してい
る。このようにして得られた構成においては、相互に嵌
合するクランププレート27.28の細い骨接触縁部は
、接触線に沿って経鼻胃管の外面と係合し、接触線は、
相互に差し込まれたクランププレート組立体の軸線方向
の寸法全体にわたり、互いに間隔が置かれている。経鼻
胃管との細い接触線、これらの接触線間の軸線方向間隔
、及び接触線の数は、全てジョー組立体と経鼻胃管との
間の確実なノンスリップ把持に寄与する。接触縁部が断
面図(図6)で示すほぼ正方形ないし菱形の配列を形成
し、それによってクランプジョーと接触する軸線方向の
領域において経鼻胃管の断面形状を変える、という事実
によっても、この把持作用は更に助長される。2つのク
ランプジョー12.13は両者で5つの相互に組み合う
クランププレートを備えているがそれよりも多い数、場
合によっては少ない数とされても良いことは理解される
べきである。 [0023] 解除可能なラッチ手段は、クランプジョー13に設けら
れた2列の円弧状のラチェット歯45.46と、他方の
クランプジョー12に設けられた2つの可撓性ラッチア
ーム47.48との形態を採る。ラチェット歯45.4
6はボス部分25の頂部を横切って延び、ホルダー10
が使用状態にある場合に、取付ピン14の軸線の上方に
ほぼ配置されることは明らかであろう。各列のラチェッ
ト歯は、ピン14及びボス部分25の穴と同軸の円弧に
倣っているが、図9に明示するように、2つの列のラチ
ェット歯45.46は交互に配置されており、一方の列
における各歯の先端が、隣接の列の連続する歯の中間点
に位置するようになっている。 [0024] ラッチアーム47.48は、ホルダー10が使用状態に
ある場合に、ボス部分25.26及び取付ピン14の上
方に配置される。ラッチアーム47.48にはそれぞれ
、下向きのラッチ歯47a、48bが設けられており、
各アームには好ましくは複数のラッチ歯を有している。 図示実施例ではラッチ歯は3つとなっている。ラチェッ
ト歯45.46とは異なり、各ラッチアーム45.46
のラッチ歯47a、48aはオフセットされておらず、
並置整列状態に配置されている。 その結果として、ラッチ歯47a、48aの一方のみカ
ミ任意時に常に、ラチェット歯45.46のいずれかと
完全にラッチ係合する。その関係は図6に明示しており
、この図から、ラッチアーム48のラッチ歯48aはラ
チェット歯46と完全に掛合されているが、ラッチアー
ム47は上方に曲げられて、その歯47aはラチェット
歯45とはかみ合っていないことが分かる。このような
構成によって、高精度のラッチ調整が可能となり(全体
で20の増分ラッチ位置が図示実施例で設けられている
) 同時に、確実なラッチ係合が確保される。これは、
ラチェット歯及びラッチ歯の寸法が比較的に大きいため
であり、また、複数のラッチ歯が各ラッチアームに設け
られているからである。従って、ラッチ機構を正確に調
整することができ、経鼻胃管に及ぼされる突然の力がラ
ッチ機構の歯の滑りや脱離を引き起こす危険性はない。 更に、歯の寸法が比較的に大きく、しかも、2つのラッ
チアームが設けられているので、ラッチ機構の解除には
、両方のラッチアームを解放位置に慎重に持ち上げる必
要がある。従って、ラッチ機構が容易に接近できる位置
(ラッチ機構を意識的に調節や解除するのが非常に容易
である位置)であっても、この経鼻胃管ホルダー15は
、偶発的な解除を防止する優れた安全性を提供する。 [0025] 以上、本発明の実施例を例示の目的で詳細に説明したが
、上記詳細部の多くが本発明の精神や範囲から逸脱する
ことなく変更できることは、当業者ならば理解されるで
あろう。
、このホルダー10は可撓性の粘着パッド11と、1対
の枢動可能に取り付けられたクランプジョー12.13
とを含んでいる。ジョー12.13は、取付ピン14に
より枢動可能に支持されている。取付ピン14は、粘着
パッド11とほぼ共平面となっており図1及び図2に明
示するように、パッド11の一縁部がら突出する頭部側
端部部分14aを有している。 [0012] パッド11は、装着者の鼻の両側に沿って下方且つ外方
な延びるように寸法法めされ配置された1対のウィング
部分11aと、鼻の稜線に沿って鼻の先端まで延びる中
央部分11bとを有している(図1)。鼻の先端をある
程度越えて突出する中央部分11bの突出部は許容でき
るが、このような突出部は、縦方向の力が経鼻胃管15
に作用された場合にピストン動作の可能性を避けるため
、最小に保たれるべきである。 [0013] パッド11は、柔軟で可撓性がある多孔性シート材料か
ら成る薄い層16を含むのが好ましい。特に効果的な材
料は、ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチ
ャリング・コーポレーション(Minnesota M
ining & Manufacturing Co。 )により3MテープNo、 1116の名で又は77’
7ン・テープ(Fasson Tape)によりMED
5322Pの名で販売されているスパン編みポリエステ
ルから作られた不織布の非閉塞シート材料であると思わ
れる。しかし、同様な特性を有する他の材料が用いられ
ても良いことは理解されるべきである。水蒸気やガスを
透過させることのできる十分な多孔度を有する柔軟で可
撓性の織物であるならば、不織布が否かに拘わらず、効
果的に利用され得る。 [0014] 層16の下面に沿って感圧接着剤の層ないしコーティン
グ17があり、この感圧接着剤は、医療用の粘着テープ
の製造に一般的に用いられるような典型的な医療用アク
リル接着剤が良い。望まれるならば、柔軟で粘着質の変
形可能な皮膚保護材料のクツション層が中央部分11b
の下面に沿って設けられても良い。 [0015] 挿入プレート20が層16上に配置され、下面に粘着コ
ーティングを有するパッチ21により適所に保持される
。パッチ21は、層16と同様な多孔性材料から形成さ
れ、その粘着コーティングは、層16の下面に被覆され
たものと同様な粘着材料から形成されるのが良い。 [0016] 挿入プレート20の外形はほぼ矩形であり、断面は円弧
状である。挿入プレー)20の凹状下面20aは下向き
であり、多孔性の層16の上面と係合する。挿入プレー
ト20は、その断面の湾曲形状のために、装着者の鼻の
稜線に沿う湾曲面に容易に適応する。更に、この挿入プ
レート20の湾曲形状は、パッド自体を湾曲させる傾向
がある。上部パッチ21は、挿入プレート20を覆うよ
うに延び、パッド11の中央部分11bの前縁部の極く
近い位置で終端する前面20bを除いて、プレート20
を覆い隠す。挿入プレー)20の前部部分は拡大部23
を有しており、この拡大部23には、前向きのソケット
若しくは開口24が形成されている。このソケット24
は、部品が完全に組み立てられた場合に、取付ピン14
の鉤付き端部14bを受は入れて保持する。 [0017] ここまで述べた可撓性ノーズパッドの構成及び作用は、
1988年5月23日出願の米国特許願第197,82
6号明細書に開示されているパッドと実質的に同じであ
る。このパッドの詳細については、この米国特許願明細
書を参照されたい。 [0018] クランプジョー12.13は、それぞれ、穴付きのボス
部分25.26を有しており、これらのボス部分25.
26は取付ピン14の軸部を枢動可能に受は入れる。突
出する端部部分14aの端部における拡大された頭部1
4cは、ジョー12.13をピン14上に、挿入プレー
)20の端部に近接した状態で保持する。枢動可能に取
り付けられたジョー12.13は、図5に示すような完
全に開放した位置と、複数の閉鎖位置のいずれかの位置
(図6にはその1つを示す)との間で揺動できる。 [0019] ジョー12.13の各々は、取付ピン14の下側に配置
され複数の互いに離隔された平行うランププレートを有
しており、ジョー12.13が閉じられた場合にその間
で経鼻胃管15を挟持するようになっている。図3に明
示するように、ジョー12は3つのクランププレート2
7を有し、ジョー13は2つのクランププレート28を
有しており、ジョー12.13が閉じた際に互いに差し
込まれるよう、一方のジョーのクランププレートは他方
のジョーのクランププレートに対してオフセットされて
いる。 [0020] 図5及び図6を参照すると、ジョー12の各クランププ
レート27は、互いにほぼ直角に延びる1対の内側縁部
部分27a、27bを有していることは明らかであろう
。同様に、ジョー13の各クランププレート28も、互
いにほぼ直角に配置された1対の内側縁部部分28a、
28bを有している。ジョー12.13が閉じられた場
合、それぞれのジョーの縁部部分が互いに接近して、は
ぼ菱形の四角形を画成する。この四角形の2つのコーナ
ー(図6において符号30.31で示す)は、取付ピン
14の長手方向軸線を通って延びるほぼ垂直の平面に配
置され、他の2つのコーナー32.33は、クランプジ
ョー12.13の動作方向に概ね沿って対向している。 このようにして形成されたジョー構造は、4つの主要な
接触線に沿って経鼻胃管15にクランプ力を及ぼし、経
鼻胃管15をほぼ菱形の断面形状に押し潰すカミその菱
形の向き(2つのコーナー32.33が対応のジョーに
より形成され、他の2つのコーナー30.31が1対の
ジョーの相互嵌合いにより形成されている)故に、比較
的柔軟な経鼻胃管15に過度の力が作用されても、経鼻
胃管15の内腔は完全に閉塞することはない。 [0021] 図7及び図8は、クラ“ンプジョー12.13が長手方
向の断面で示された場合に、内側縁部部分27a、27
b、28a、28bが面取りされていることを示してい
る。ジョー12に設けられた3つのクランププレート2
7のうち、外側の両プレートはそれぞれ1つの傾斜面3
5.36を有し、中央のプレートは2つの傾斜面37.
38を有している。これらの傾斜面は、細い骨接触縁部
27a、27bで終端しており、同じジョーにおける隣
接のクランププレートの傾斜面は、互いに離れていくよ
うに内方に傾斜していることは明らかであろう。即ち、
傾斜面35.37は、経鼻胃管15に向かって内方に進
むほど、互いから離れるよう傾斜し、傾斜面36.38
についても同様である。 [0022] 対をなすクランププレート28も同様に、それぞれ傾斜
面39.40を有しており、これらは細い骨接触縁部2
8a、28bで終端している。また、対向するクランプ
プレート28の傾斜面39.40は、経鼻胃管15に向
かって内方にいくほど、互いから離れるよう傾斜してい
る。このようにして得られた構成においては、相互に嵌
合するクランププレート27.28の細い骨接触縁部は
、接触線に沿って経鼻胃管の外面と係合し、接触線は、
相互に差し込まれたクランププレート組立体の軸線方向
の寸法全体にわたり、互いに間隔が置かれている。経鼻
胃管との細い接触線、これらの接触線間の軸線方向間隔
、及び接触線の数は、全てジョー組立体と経鼻胃管との
間の確実なノンスリップ把持に寄与する。接触縁部が断
面図(図6)で示すほぼ正方形ないし菱形の配列を形成
し、それによってクランプジョーと接触する軸線方向の
領域において経鼻胃管の断面形状を変える、という事実
によっても、この把持作用は更に助長される。2つのク
ランプジョー12.13は両者で5つの相互に組み合う
クランププレートを備えているがそれよりも多い数、場
合によっては少ない数とされても良いことは理解される
べきである。 [0023] 解除可能なラッチ手段は、クランプジョー13に設けら
れた2列の円弧状のラチェット歯45.46と、他方の
クランプジョー12に設けられた2つの可撓性ラッチア
ーム47.48との形態を採る。ラチェット歯45.4
6はボス部分25の頂部を横切って延び、ホルダー10
が使用状態にある場合に、取付ピン14の軸線の上方に
ほぼ配置されることは明らかであろう。各列のラチェッ
ト歯は、ピン14及びボス部分25の穴と同軸の円弧に
倣っているが、図9に明示するように、2つの列のラチ
ェット歯45.46は交互に配置されており、一方の列
における各歯の先端が、隣接の列の連続する歯の中間点
に位置するようになっている。 [0024] ラッチアーム47.48は、ホルダー10が使用状態に
ある場合に、ボス部分25.26及び取付ピン14の上
方に配置される。ラッチアーム47.48にはそれぞれ
、下向きのラッチ歯47a、48bが設けられており、
各アームには好ましくは複数のラッチ歯を有している。 図示実施例ではラッチ歯は3つとなっている。ラチェッ
ト歯45.46とは異なり、各ラッチアーム45.46
のラッチ歯47a、48aはオフセットされておらず、
並置整列状態に配置されている。 その結果として、ラッチ歯47a、48aの一方のみカ
ミ任意時に常に、ラチェット歯45.46のいずれかと
完全にラッチ係合する。その関係は図6に明示しており
、この図から、ラッチアーム48のラッチ歯48aはラ
チェット歯46と完全に掛合されているが、ラッチアー
ム47は上方に曲げられて、その歯47aはラチェット
歯45とはかみ合っていないことが分かる。このような
構成によって、高精度のラッチ調整が可能となり(全体
で20の増分ラッチ位置が図示実施例で設けられている
) 同時に、確実なラッチ係合が確保される。これは、
ラチェット歯及びラッチ歯の寸法が比較的に大きいため
であり、また、複数のラッチ歯が各ラッチアームに設け
られているからである。従って、ラッチ機構を正確に調
整することができ、経鼻胃管に及ぼされる突然の力がラ
ッチ機構の歯の滑りや脱離を引き起こす危険性はない。 更に、歯の寸法が比較的に大きく、しかも、2つのラッ
チアームが設けられているので、ラッチ機構の解除には
、両方のラッチアームを解放位置に慎重に持ち上げる必
要がある。従って、ラッチ機構が容易に接近できる位置
(ラッチ機構を意識的に調節や解除するのが非常に容易
である位置)であっても、この経鼻胃管ホルダー15は
、偶発的な解除を防止する優れた安全性を提供する。 [0025] 以上、本発明の実施例を例示の目的で詳細に説明したが
、上記詳細部の多くが本発明の精神や範囲から逸脱する
ことなく変更できることは、当業者ならば理解されるで
あろう。
【図1】
患者に装着した状態の本発明による経鼻胃管ホルダーを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】
経鼻胃管ホルダーの平面図である。
【図3】
経鼻胃管ホルダーの主要構成要素を示す拡大分解斜視図
である。
である。
【図4】
図2の4−4線に沿っての拡大断面図である。
【図5】
本発明によるクランプジョー及びラッチ機構を示す拡大
正面図であり、クランプジョーが開放位置にあるところ
を示す図である。
正面図であり、クランプジョーが開放位置にあるところ
を示す図である。
【図6】
図5と同様な更に拡大しての正面図であり、クランプジ
ョーが経鼻胃管を適所に保持するための閉鎖位置にある
ところを示す図である。
ョーが経鼻胃管を適所に保持するための閉鎖位置にある
ところを示す図である。
【図7】
図6の7−7線に沿っての断面図である。
【図8】
図6の8−8線に沿っての断面図である。
【図9】
2列のラチェット歯が設けられたクランプジョーの一部
を示す部分図であり、歯がオフセット関係にあることを
明瞭に示すために一部を切り欠いて示す図である。
を示す部分図であり、歯がオフセット関係にあることを
明瞭に示すために一部を切り欠いて示す図である。
0 経鼻胃管ホルダー
1 粘着パッド
2.13 クランプジョー
4 取付ピン
5 経鼻胃管
20 挿入プレート
27.28 クランププレート
27a、27b、28a、28b
45.46 ラチェット歯
47.48 ラッチアーム
47a、48a ラッチ歯
内側縁部
【図1】
【図2】
図面
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
Claims (10)
- 【請求項1】上面を有し、かつ、装着者の鼻の稜線上に
粘着させるための粘着支持用下面を有している可撓性ノ
ーズパッドと、前記ノーズパッドに固定されており、前
記ノーズパッドとほぼ平行の軸線を有し、かつ、前記ノ
ーズパッドの縁部から突出する端部部分を有している取
付ピンと、 開放位置と複数の閉鎖位置との間で動作するように、前
記取付ピンの前記端部部分により枢動可能に支持された
1対の対向するクランプジョーと、を備え、 前記クランプジョーが、前記閉鎖位置のいずれかで選択
的に掛止されるように、前記取付ピンの上方に配置され
た解除可能なラッチ手段を有しており、前記クランプジ
ョーの各々が、前記クランプジョーが閉じられた場合に
経鼻胃管を挟持するために、前記取付ピンの下方に配置
された複数の互いに離隔された平行なクランププレート
を有しており、 一方の前記クランプジョーの前記クランププレートが、
前記クランプジョーが閉じられた場合に互いに差し込ま
れるように、他方の前記クランプジョーの前記クランプ
プレートに対してオフセットされている、経鼻胃管ホル
ダー。 - 【請求項2】前記クランププレートは、細い管接触内側
縁部で終端する傾斜内面を有している請求項1記載の経
鼻胃管ホルダー。 - 【請求項3】同じ前記クランプジョーにおける隣合う前
記クランププレートの前記傾斜内面は、互いに離れるよ
うに内方に傾斜している請求項2記載の経鼻胃管ホルダ
ー。 - 【請求項4】前記各クランプジョーの前記細い管接触内
側縁部は、互いにほぼ直角に配置された1対の縁部部分
を有し、前記両クランプジョーの前記縁部部分は互いに
共働して、前記クランプジョーが閉じられた場合にほぼ
菱形形状の管受入れ用の開口を形成する請求項2又は請
求項3記載の経鼻胃管ホルダー。 - 【請求項5】1対の前記クランプジョーは、それぞれ、
異なる数の前記クランププレートを有している請求項1
記載の経鼻胃管ホルダー。 - 【請求項6】前記クランプジョーの一方は3つの前記ク
ランププレートを有し、他方の前記クランプジョーは2
つの前記クランププレートを有している請求項5記載の
経鼻胃管ホルダー。 - 【請求項7】前記解除可能なラッチ手段は、前記クラン
プジョーの一方に設けられた2つの円弧状列のラチエッ
ト歯と、他方の前記クランプジョーに設けられた2つの
可撓性ラッチアームとを含んでおり、前記ラッチアーム
は、任意の閉鎖位置で前記クランプジョーを保持するた
めに前記ラチェット歯と係合するラッチ歯を有する端部
部分を備えている請求項1又は請求項2記載の経鼻胃管
ホルダー。 - 【請求項8】一方の列の前記ラチェット歯は、他方の列
の前記ラチェット歯に対してオフセットされている請求
項7記載の経鼻胃管ホルダー。 - 【請求項9】前記可撓性ラッチアームの一方の前記ラッ
チ歯のみが任意時に常に一方の列の前記ラチェット歯と
ラッチ係合しているように、前記可撓性ラッチアームの
前記ラッチ歯は互いに並置整列状態に配置されている請
求項8記載の経鼻胃管ホルダー。 - 【請求項10】前記ラッチアームの各々は前記ラッチ歯
を複数備えている請求項7記載の経鼻胃管ホルダー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/448,224 US4986815A (en) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | Nasogastric tube holding device |
US448224 | 1989-12-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03251259A true JPH03251259A (ja) | 1991-11-08 |
JPH0626577B2 JPH0626577B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=23779463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2407165A Expired - Lifetime JPH0626577B2 (ja) | 1989-12-11 | 1990-12-10 | 経鼻胃管ホルダー |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4986815A (ja) |
EP (1) | EP0432880B1 (ja) |
JP (1) | JPH0626577B2 (ja) |
CA (1) | CA2028998C (ja) |
DE (1) | DE69017384T2 (ja) |
DK (1) | DK0432880T3 (ja) |
ES (1) | ES2068347T3 (ja) |
GR (1) | GR3015481T3 (ja) |
IE (1) | IE67337B1 (ja) |
NO (1) | NO179095C (ja) |
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JP2015163191A (ja) * | 2014-02-05 | 2015-09-10 | バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel), Ltd. | カテーテル用クリップ |
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US5305742A (en) * | 1992-09-02 | 1994-04-26 | Dale Medical Products, Inc. | Endotracheal tube holder |
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