JPH03251135A - 二重構造のピザクラストおよびその製造方法 - Google Patents

二重構造のピザクラストおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH03251135A
JPH03251135A JP2048297A JP4829790A JPH03251135A JP H03251135 A JPH03251135 A JP H03251135A JP 2048297 A JP2048297 A JP 2048297A JP 4829790 A JP4829790 A JP 4829790A JP H03251135 A JPH03251135 A JP H03251135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dough
crust
template
pizza crust
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2048297A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadataka Ito
伊藤 忠孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2048297A priority Critical patent/JPH03251135A/ja
Publication of JPH03251135A publication Critical patent/JPH03251135A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ピザパイの台となるクラストと、そのクラス
トの製造方法に関し、特に、冷凍状態で流通させ得ると
ともに、クラストの形状が変形せず、歯ざわりと食味の
良いクラストを製造し得るようにする製法に関する。
(従来の技術) ピザパイの台として用いられるクラストは、般に小麦粉
を主体にして、醗酵させるためのイ−スト菌、塩、調味
料としての食塩等を混合し、水を加えて練って生地を作
り、その生地を所定の厚さの円形に成形して、所定時間
一定の温度で醗酵させた後、焼き上げ製造されている軟
らかいビスケット状のもの、イースト菌を使っていない
センベイ状、クラッカー状のもの等がある。
前述したようにして製造されるピザクラストは、その上
のトマトソース、ナチュラルチーズ、サラミソーセージ
や、ピーマン等のスライスした野菜類等、および、その
他のトッピングを載せて、オーブンで焼くことにより、
ピザパイが調理されることになる。
また、前記ピザクラストは、トッピングを載せない状態
で販売される場合と、前述したようにトッピングを載せ
た状態で販売される場合とがある。
前記ピザクラストは、一般に冷凍状態で流通され、冷凍
ケースに収容して販売されることが多い。
ところが、一般に販売されているピザクラストは、ピザ
パイとして調理しても、クラストとトッピングとの融合
が全く期待出来ず、両者が遊離してしまい、食味、歯ざ
わり等が良くない等の問題があった。
そのような欠点を解決するために、特開昭61−260
830M公報等に示されるように、二重の生地の間にバ
ターを挟んで成形し、折りパイと同様に歯ざわりの良い
ピザクラストを得ることが提案されているが、クラスト
とトッピングとの融合等の問題が解決されていない。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前述したような従来のピザパイの製造法
において、例えば、二重の生地の間にバターを挟む方法
によっても、ピザクラストとトッピングとの融合の問題
は解決されず、また、バターを挟んだ製品は流通上日持
ちが良くない等の問題がある。
また、トッピングを載せて焼いた際に、現在市場で調理
されている状態では、焼き目がつきにくく、焼き目をつ
けようとして強く焼くと、トッピングがクラストの周囲
から溢れ出てしまう等の欠点を持っている。
また、一般のピザクラストは、平らな円板状等に成形さ
れているものが多く、スライスしたサラミソーセージ、
野菜類、チーズやピザソース等のトッピングを載せて、
オーブンで加熱すると、前述したように、溶けたチーズ
が周囲から溢れ出る等の問題がある。
(発明の目的) 本発明は、上記したような従来のピザクラストの欠点を
解消するもので、焼成した際に、溶けたチーズやソース
等が溢れ出したりすることがなく、調理しやすく、歯ざ
わりと食味が良く、長期間の保存に耐え得るようなピザ
クラストを提供することを目的としている。
(11!1lli点を解決するための手段および作用)
本発明は、薄く皿状に成形し、焼成した下地のクラスト
部材に対して、その上面側に所定の厚さで生の生地を重
ね合せ、冷凍してなる二重構造のピザクラストである。
また、本発明の二重構造のピザクラストの製造方法では
、焼成用の型板に下地用の生地を供給し、該型板に蓋部
材を重ねて押圧し、該生地が所定の厚さになるようにし
て底面がきつね色になるように焼成を行う工程と、前記
下地の生地の上に生の生地を供給し、第2の蓋部材を載
置して該生生地をふち部分を平面部より少々厚い厚さで
、所定の厚さに成形する成形工程、および、前記重合さ
れた生地を冷凍する工程を経て、該クラストを型板から
外し、冷凍した状態の製品を得るようにしている。
さらに、本発明のピザクラストの製造方法では、型板に
組合せて生地を成形するために用いられる蓋部材は、該
型板に対応する面に、成形される生地の厚さに対応する
長さで、多数の突起部材を設けたものを用い、該突起が
生地に微小な孔を形成するようにしている。
前述したようにして、本発明のピザクラストを二重構造
のものとして形成することによって、流通の過程で、型
くずれ等が発生することがなく、歯ざわりと食味の良い
ピザクラストを得ることが可能であり、溶けたチーズや
ソース等が溢れ出たりすることを防止出来る。
また、本発明のピザクラストの製造方法では、製造ライ
ンに沿って各加工手段を配W1スることが出来、大量生
産が可能になり、冷凍ピザクラストを容易に製造するこ
とが出来る。
さらに、本発明の製造装置に用いられる型板部材は、重
い蓋部材を用いることと、両部材の間に厚さを設定する
手段を設けているために、ピザクラストの厚さを一定に
維持させることが可能であり、それによって、品質を一
定にしたピザクラストを得ることが出来る。
(実施例) 図示された例に従って、本発明のピザクラストを説明す
る。
第1図には、本発明のピザクラストの断面を示している
もので、ピザクラスト1を二重構造の台として構成し、
その本体部3のふち部2を略45°に傾斜させ、該ふち
部の突出長さSを、所定の値に設定している。
前記第1図に示される本発明のピザクラスト1は、均一
な厚さaで、きつね色に焼成された下の台5と、その下
の台5の上面に、ふち部分を平面部よりも少々厚い厚さ
bとし、該平面部を均一な厚さblで成形された生の生
地7を重ねているもので、それ等の成形を行った後で、
冷凍処理を行うことによって、ピザクラスト1を製造す
る。
前記ピザクラストには、上下に貫通する微小な孔8・・
・・・・・・・を多数設けており、ふち部を設け、本体
部3に載せたチーズやソース等が、ピザバイを焼成する
際に溶けて溢れ出ることを防止出来るようにしている。
なお、前述したように構成される本発明のピザクラスト
1は、通常のピザバイが、略10cIIから15.20
.25.301等のサイズに形成される場合でも、その
基本形状は同じように構成される。しかし、ピザクラス
トの径が大きくなるにしたがって、下の台5と、生の生
地7の厚さa、bは、次第に厚く形成される。例えば、
10cs+程度の径のピザクラストの場合には、下の台
5の厚さaは1ms+程度で、生の生地7の厚さblは
3s程度にされるが、径が25〜30a+程度のものの
場合には、下の台5の厚さaは3履に、生の生地7の厚
さblは5履程変に形成される。
前述したような構成を有するピザクラスト1を製造する
ために、本発明においては、第2図および第3図に示さ
れるような型板10と、第1の上板15とを重ねて用い
ることが出来る。
第2図および、第2a図に示される型板10は、略円板
形状の鉄板等の金属製の部材により構成され、円形の凹
部11の周囲に、ふち部12を所定の傾斜角度で設けて
いる。前記凹部11の大きさは、ピザバイのサイズに応
じて形成するが、該凹部の周囲に形成されるふち部12
の突出長さS(第1図の下の台5のふち部で示す)は、
略10履程度に設定される。
前記型板10に組合せて用いられる第1の上板15は、
第3図および第3a図に示されるように、型板10の凹
部11に対応した形状に構成される。
前記第1の上板15は、鉄板等で円板状に成形した本体
の周囲に、型板のふち部12と同形状のふち部17をテ
ーバ状に形成し、その本体の下面16と、ふち部17と
に、それぞれ針状または先が尖った形状の突部18・・
・・・・を多数突出させて設けている。
前記突部18・・・・・・の長さは、焼成される下の台
5の厚さに対応した長さに形成されるもので、下の台5
の厚さを1厘に設定する場合には、前記突部18を1j
IRに形成する。そして、第1の上板15の下面16と
ふち部17とに、それぞれ突出されている突部により、
型板10と第1の上板15との間隔を一定に設定した状
態で、下の台5を焼成する。
また、下の台5を焼成した後で、該下の台5の表面に生
の生地を薄い層状に重ねる場合に、前記第1の上板15
と同様に構成した第2の上板を用いる。前記第2の上板
は、前記第1の上板15の場合と同様に、型板の凹部に
対して、下の台5と生の生地との2枚の生地の厚さに対
応する突部を、前記第1の上板の場合と同様に突出させ
て設けたものを用いる。
前述したように構成される型板部材と、第1の上板や第
2の上板を用いてピザクラストを製造する順序を、第4
図および第5図にもとづいて説明する。
第4図に示される例は、下の台5を製造する場合を示す
もので、型板10の凹部11に下の台の生地を流し込み
、上から第1の上板15を用いて押圧する。そして、前
記第1の上板15から下部に突出している突部により、
下の台の厚さを維持させた状態で焼成を行い、所定の厚
さの下の台5を製造するようにしている。
前記第4図に示されるようにして、下の台5がきつね色
に焼成された後で、型板から第1の上板15を取り外し
て、常温に冷却する。次いで、その焼成された下の台5
の上に生の生地7を流し込み、その上に第2の上板20
を載せて、その生地を厚さbになるように押圧して延展
し、突部23−・・・・・により生の生地の厚さを均一
に維持した状態で、該ピザクラストの生地を一5℃以下
の温度で冷却する。
前記ピザクラストの生地が冷凍状態で成形された後で、
型板から第2の上板20を外し、ピザクラストを型板か
ら取出し、再び冷凍処理を行って製品を製造し、該ピザ
クラストの製品を冷凍状態のままで出荷する。
なお、本発明のピザクラストの製造に用いられる下の台
の材料は、薄力粉、強力粉、牛乳、卵、砂糖、塩、オリ
ーブ油、水を所定の割合で混合し、耳たぶ程度の硬さの
ものを熟成した生地を用いる。
また、生の生地の材料は、薄力粉、強力粉、牛乳、卵、
砂糖、塩、オリーブ油、酵母および水を所定の割合で混
合して練り、耳たぶ程度の硬さのものを熟成した生地と
、その生地をビスケット状に焼いたものを粉砕した原料
とを、混合した混合生地を用いる。
前述したようにして製造される本発明のピザクラストは
、2種類の生地材料を層状に重ねて用いることと、焼成
された下の台の上に、生の混合生地を重ねているために
、ピザパイとして焼く場合に、比較的熱量の小さいオー
ブントースタ−等を用いても、容易に調理出来る。
また、生の生地の材料に入っている酵母が、加熱時に1
11I′rjるので、ふっくらと焼き上げられる生地が
、ソース、チーズおよびトッピングと一体になり、粘り
気のあるピザパイが得られる。
なお、前述したようにして製造される本発明のピザクラ
ストは、型板に設ける凹部の形状を円形のみでなく、楕
円形や角型等に形成し、その凹部の形状に合せて上板を
形成することによって、任意の形状に構造することが出
来、また、前述したようにして平面状に生地を作り、そ
れをカットして成形することも可能である。
さらに、本発明のピザクラストは、二重に形成される生
地の厚さを任意に設定することが出来るので、お客の好
みに応じて、あらかじめ焼成している下の台と、上の生
の生地の厚さを変化させること等も可能である。それに
加えて、ふち部の高さ等を任意に調整することによって
、クラストの上に載せるソースやトッピング等の量を変
化させること等も可能である。
(発明の効果) 本発明のピザクラストは、上記したようにして製造され
るものであり、ピザクラストを二重構造のものとして形
成することによって、流通の過程での型くずれ等がなく
、歯ざわりと食味の良い製品を得ることが可能であり、
ピザクラストの周囲にふら部を突出させて設けているた
めに、溶けたチーズやソース等が溢れ出たりすることを
防止出来る。
また、本発明のピザクラストの製造り法では、製造ライ
ンに沿って各加工手段を配置することが出来、大量生産
が可能になり、冷凍ピザクラストを容易に製造すること
が出来る。
さらに、本発明の製造装置に用いられる型板部材は、重
い蓋部材を用いることと、両部材の間に厚さを設定する
手段を設けているために、ピザクラストの厚さを一定に
維持させることが可能であり、それによって、品質を一
定にしたピザクラストを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法によって得られるピザクラス
トの断面図、第2図はピザクラストの製造に用いられる
型板の平面図、第2a図は型板の断面図、第3図は第1
の上板の下面図、第3a図はその断面図、第4図は下の
台の製造の説明図であり、第5図は下の台に生の生地を
重ねて成形する作業の説明図である。 図中の符号 1・・・・・・ピザクラスト、2・・・・・・ふち部、
5・・・・・・下の台、7・・・・・・生の生地、10
・・・・・・型板、11・・・・・・凹部、12・・・
・・・ふち部、15・・・・・・第1の上板、18・・
・・・・突部、20・・・・・・第2の上板、23・・
・・・・突部。 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄くパイ皿状に成形し、底面をきつね色に焼成し
    た下地のクラスト部材に対して、その上面側に下地のク
    ラスト部材と同様な形状に形成した生の生地を、所定の
    厚さで重ね合せ、冷凍処理することにより製品化してな
    る二重構造のピザクラスト。
  2. (2)焼成用の型板に下地用の生地を供給し、該型板に
    蓋部材を重ねて押圧し、該生地が所定の厚さになるよう
    にして焼成を行う工程と、前記下地生地の上に生生地を
    供給し、第2の蓋部材を載置して該生生地を所定の厚さ
    に成形する成形工程、前記重合された生地を冷凍する工
    程を経て、該クラストを型板から外し、冷凍した状態の
    製品を得ることを特徴とする二重構造のピザクラストの
    製造方法。
  3. (3)型板に組合せて生地を成形するために用いられる
    蓋部材は、該型板に対応する面に、成形される生地の厚
    さに対応する長さで、多数の突起部材を設けてなり、該
    突起が生地に微小な孔を形成するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の二重構造のピザクラ
    ストの製造方法。
JP2048297A 1990-02-28 1990-02-28 二重構造のピザクラストおよびその製造方法 Pending JPH03251135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2048297A JPH03251135A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 二重構造のピザクラストおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2048297A JPH03251135A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 二重構造のピザクラストおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03251135A true JPH03251135A (ja) 1991-11-08

Family

ID=12799507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2048297A Pending JPH03251135A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 二重構造のピザクラストおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03251135A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0516428A2 (en) * 1991-05-30 1992-12-02 Ito Co., Ltd. Pizza crust and process for production thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0516428A2 (en) * 1991-05-30 1992-12-02 Ito Co., Ltd. Pizza crust and process for production thereof
US5405627A (en) * 1991-05-30 1995-04-11 Ito Co., Ltd. Pizza crust and process for production thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU636539B2 (en) Pizza crust and process for production thereof
US3615678A (en) Process for making covered pizza
US4606923A (en) Method for embossing dough resulting in the control of blistering, taste, and texture of fried pizza crusts
GB2042317A (en) Manufacture of a dough product
CA2872580C (en) A device and method for making an irregular dough product
US4808104A (en) Dough forming and cutting device
US5720998A (en) Multi-layered pizza product, and method of making
JPH03251135A (ja) 二重構造のピザクラストおよびその製造方法
EP0584113B1 (en) Improvements in and relating to the manufacture of dough products
JPH0416140A (ja) 二重構造のピザクラフトおよびその製造方法
KR101686708B1 (ko) 스틱 빵 및 그 제조방법
CA1226757A (en) Method for embossing dough resulting in the control of blistering, taste, and texture of fried pizza crusts
GB2228661A (en) Process for making a pizza base
KR102050516B1 (ko) 피자도우용 몰드, 이를 이용한 피자도우 제조방법, 피자도우 및 피자
JPH0423944A (ja) 粘性の表面を持ったピザクラフトおよびその製造方法
JPH0420238A (ja) 生生地の凍結顆粒およびその製造方法、それを用いたピザクラフトの製造方法
JPH0759506A (ja) 凹型パンおよびその製造方法
KR100965826B1 (ko) 자판기용 냉동피자 제조방법
EP0392495A3 (de) Verfahren zur Herstellung eines Röstbiskuiterzeugnisses
RU41571U1 (ru) Сухарное хлебобулочное изделие (варианты)
KR101911600B1 (ko) 플라워 쌀 타르트 제조방법
EP0315452B1 (en) Method for preparing a food product
JPH02182144A (ja) 電子レンジ用ピザクラスト
JP2971712B2 (ja) 菓子パンの製造方法
JPH03123437A (ja) 型焼きパン