JPH03250696A

JPH03250696A - プリント板の誤挿入防止装置

Info

Publication number: JPH03250696A
Application number: JP2048965A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Kozaki; 香崎　康夫
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-02-27
Filing date: 1990-02-27
Publication date: 1991-11-08
Anticipated expiration: 2013-07-16
Also published as: JP2775958B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕装置を停止させずに保守作業を実施する活性保守型の電
子機器等に装備されるプリント板の誤挿入防止構造に関
し、保守作業中に抜去したプリント板を誤り無く元の位置へ
挿入する作業の効率化を目的とし、プリント板の挿抜路
を構成するガイドレールがわにプリント板識別用の電極
部を設けるとともに、前記プリント板がわに識別情報供
給回路と個別に接続されたカードエツジコネクタを設け
、前記プリント板を前記ガイドレールに挿入することに
より、前記カードエツジコネクタと電極部が接触して、
そこに挿入されたプリント板の正誤が電気的に判定され
る構成を特徴とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、装置を停止させずに保守作業を実施する活性
保守型の電子機器等に装備されるプリント板の誤挿入防
止構造に関する。

〔従来の技術〕

第４図（ａｌと（ｂ）とｆｃｌはプリント板実装部の従
来構成を示す図であって、（ａ）は全体構成を示す一部
断面した模式的側面図、ら）はそのＡ−Ａ線断面図、（
Ｃ）はガイドレールの形状を示す斜視図である。

第４図（ａ）に示すように、このプリント板実装部は、
図示されない装置フレームに装着されたバックパネル２
０とガイドレール４０とによって構成されている。プリ
ント板１は、上下一対から成るこのガイドレール４０内
を矢印Ｘ方向に挿入されてバックパネル２０に実装され
る。バックパネル２０がわのコネクタ１５は、その長さ
Ｌｌが最も長いグランドピン１６ａ、長さＬｚがその次
に長い電源ピン１６ｂ、長さし、が最も短い信号ピン１
６ｃの３種類のピンを装備している。これら各ピンの長
さが互いに異なるのは、プリント板１をバックパネル２
０に実装する際に先ず最初にグランドピン１６ａがプリ
ント板工がわのコネクタ５に接続され２次に電源ピン１
６ｂが接続され、最後に信号ピン１６ｃが接続されるの
が望ましいからであって、これは信号回路を保護するた
めの配慮に基づくものである。

前記ガイドレール４０は、第４図（ａ）と（ｂ）および
（Ｃ）に示すように、例えばＡＢＳ樹脂等の絶縁体で構
成されたベース部４０ａ　と、このベース部４０ａの一
部に設けられたガイド溝４０ｂとによって構成されてい
る。前記プリント板１は、このガイド溝４０ｂを互いに
対向させる形で配置された一対のガイドレール４０によ
って矢印ｘ−ｘ’方向に摺動可能に保持される。

活性保守型の電子機器は、上記構成のプリント板実装部
を複数装備した構成になっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

この活性保守型の電子機器は、装置に異常が発生した場
合、装置を動作させたまま、誤動作しているプリント板
を引き抜いて修理した後、再び装置に挿入するという修
理方式をとることになる。

ところが活性保守型機器のプリント板実装部は、外観的
に全く同じ構造のプリント板挿入口を複数個装備した構
成になっているため、誤動作している。或いは誤動作し
ていると思われるプリント板が複数である場合、引き抜
かれた複数のプリント板は必ずしも正しい位置に挿入さ
れずに過った位置に挿入されてしまう可能性がある。

本発明は引き抜かれたプリント板の誤挿入を防止するた
めになされたものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によるプリント板の誤挿入防止構造（以下誤挿入
防止構造と称する）は、第１図に示すように、プリント
板１の挿抜路を構成するガイドレール１０がわにプリン
ト板識別用の電極部８を設けるとともに、前記プリント
板１がわに識別情報供給回路Ｆとそれぞれ個別に接続さ
れたカードエツジコネクタ３を設け、前記プリント板１
をガイドレール１０に挿入することにより、前記カード
エツジコネクタ３と電極部８が接触して、そこに挿入さ
れたプリント板１の正誤が電気的に判定される構成にな
っている。

〔作　用〕

この誤挿入防止構造は、ガイドレール１０側に設けた電
極部８とプリント板１がわに設けた電極部８とが接触す
ることによって挿入されたプリント板１の正誤が電気的
に判定される構成になっていることから、プリント板１
の誤挿入を未然に防止することができる。

〔実　施　例］以下実施例図に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図（ａ）と（ｂ）は本発明による誤挿入防止構造の
一実施例を示す一部断面した模式的側面図とそのＢ−Ｂ
線断面図、第２図（ａ）と（ｂ）は構成部材の一構成例
を示す一部断面した側面図と要部側面図、第３図は本発
明の回路構成例図であるが、前記第４図と同一部分には
同一符号を付している。

第１図（ａ）と（ｂ）に示すように、この誤挿入防止構
造は、プリント板１の挿抜路を構成するガイドレール１
０がわにプリント板識別用の電極部８を設けるとともに
、前記プリント板１がわに識別情報供給回路Ｆとそれぞ
れ個別に接続されたカードエツジコネクタ３を設け、前
記プリント板１を前記ガイドレール１０がわに設けられ
たストッパー１２に当接するまで挿入することにより、
前記カードエツジコネクタ３と電極部８が接触して、そ
こに挿入されたプリント板１の正誤が前記電極部８に接
続された制御部８０と表示部９０を介して電気的に判定
され５かつ表示される構成になっている。このプリント
板１は、ガイドレール１０に沿って矢印Ｘ方向に挿入さ
れたプリント板１の先頭部分がストッパー１２に当接し
た時点でカードエツジコネクタ３がガイドレール１０が
わに設けられた電極部８に接触するようになっている。

ストッパー１２は、ハックパネル２０がわのコネクタ１
５に装備されたグランドビン１６ａと電源ビン１．６ｂ
がプリント板１がわのコネクタ５に接続された時点で一
旦プリント板１の挿入動作を停止させる構成の部材で、
そこに挿入されたプリント板１が正しいと判定された場
合はこのプリント板１をさらに矢印Ｘ方向に挿入するこ
とができるような構造になっている。なお、前記表示部
９０は制御部８０を介して得られた判定結果を表示する
もので、例えば発光素子等で構成される。

電極部８は第１図（ｂ）に示すように、例えば銀合金等
の導電体で構成された電極８ａと、これを保持する板バ
ネ８ｂと、この板ハネ８ｂをガイドレール１０のヘース
部１０ａに固定する鋲８ｃを“対”となる形で装備して
いる。ガイドレール１０がわのガイド溝１０ｂ形成部分
に設けられた孔から内方へ突出する形で設けられたこの
電極部８は前記板ハネ８ｂのハネアクションによって矢
印Ｐ−Ｐ’　方向からガイド溝１０ｂ内に挿入されたプ
リント板１を押圧して電極８ａをカードエツジコネクタ
３に接触させる。

以下第２図（ａｌと（ｂ）を用いて上記ガイドレール１
０とプリント板１の細部構造について説明する。

ガイドレール１０は第２図（ａ）に示すように、その終
端部分に板ハネ等で構成されたストッパー１２を装備し
ている。ガイドレール１０のヘース部１０ａに鋲１３を
用いて固定されたこのストッパー１２は、開放がわの端
部がガイド溝１０ｂの中まで侵入した形で配置されてい
ることから、ガイド溝１０ｂ内に挿入されたプリント板
１はこのストッパー１２によって一旦その位置で停止さ
せられることになる。このプリント板１の停止位置はガ
イドレール１０がわの各電極部８とプリント板１がわの
カードエツジコネクタ３とが接触状態となる位置であっ
て、これら両者が接触することによってガイドレール１
０内に挿入されたプリント板１の正誤が判定されること
は既に説明したとおりである。図中、Ｐは電極部８の配
設ピッチであって、この配設ピッチＰはプリント板１が
わに設けられたカードエツジコネクタ３の形成ピッチＰ
１に等しい。また、プリント板ｌがわには第２図（ｂ）
に示すようなカードエ・ノジコネクタ３と、これら各カ
ードエツジコネクタ３にそれぞれ対応する識別情報供給
回路Ｆが設けられている。図中、２はカードエツジコネ
クタ３と識別情報供給回路Ｆとを接続する回路パターン
である。前記識別情報供給回路Ｆの形成ピッチＰ１がガ
イドレールＩＯがわに設けられた電極部８の配設ピッチ
Ｐと同じであることは既に述べたとおりである。

以下第３図を用いて本発明の回路構成と動作について説
明する。

ガイドレール１０がわに設けられた電極部８は、制御部
８０内に装備されたコンパレータ７０．および各電極部
８対応に配置された抵抗Ｒ８−１・・・Ｒ１−ｆｉを介
して電源部５０に接続されている。一方プリント板１が
わに設けられた各識別情報供給回路Ｆは抵抗Ｒ２−１・
・・Ｒ２−ｎで構成されている。従って電極部８とカー
ドエツジコネクタ３とによって構成される接点Ｓ、　　
・・・Ｓ、部分の各電圧は、抵抗Ｒ１とＲ２の抵抗分割
比により決定される。二値理論’ＯＪをＬＯＷ、「１」
を旧Ｇｌ（とし、制御部８０を構成する素子がＴＴＬ（
）ランジスタトランジスタ論理回路）とすると、識別情
報として’ＯＪを与えたいｂｉｔをＲｚ＜０．１９Ｒ１
とし、「１」を与えたいｂｉｔをＲＺ＞０．６７ＲＩと
する。なお、制御部８０のメモリ６０内には正しいプリ
ント板１の識別情報が格納されている。

次にこれら各構成の動作を説明する。

プリント板１がガイドレール１０に沿って挿入されると
、当該ガイドレール１０上の電極部８が当該プリント板
１の識別情報を読み取ってこれを制御部８０内のコンパ
レータ７０へ送る。コンパレータ７０はメモリ６０内の
識別情報と電極部８から送られてきた識別情報の比較を
行い、一致した場合は表示部９０内に装備された発光素
子等を発光させ、一致しない場合は発光させない。従っ
て、発光素子９０の発光の有無を確認することにより、
プリント板１が誤挿入か否かが判定される。なお、前記
抵抗Ｒ１−１・・・Ｒ１−ｎは、ガイドレール１０の内
部に設けてもよいし、これを独立した装置としてガイド
レール１０から分離させる形にしてもよい。

〔発明の効果〕

以」二の説明から明らかなように本発明によれば、プリ
ント板をガイドレールに挿入することによって、そのプ
リント板が当該実装部に適合するものであるか否かが判
明するため、プリント板の誤挿入に起因する事故は一切
発生しない。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）と（ｂ）は本発明による誤挿入防止構造の
一実施例を示す一部断面した模式的側面図とそのＢ−Ｂ
線断面図、第２図（ａ）と（ｂ）は構成部材の一構造例を示す一部
断面した側面図と要部側面図、第３図は本発明の回路構成側図、第４図（ａ、）と（ｂ）と（Ｃ）はプリント板実装部の
従来構成を示す図であって、（ａ）は全体構成を示す一
部断面した模式的側面図、ら）はそのＡ−Ａ線断面図、
（Ｃ）はガイドレールの形状を示す斜視図である。図において、１はプリント板、３はカードエツジコネクタ、５はプリント板がわのコネクタ、８は電極部、８ａは電極、８ｂは板バネ、８ｃは鋲、１０と４０はガイドレール、１０ａと４０ａはベース部、１０ｂ　と４０ｂ　はガイド溝、１２はストッパー１３は鋲、１５はバックパネルがわのコネクタ、１６ａはグランドビン、１６ｂは電源ビン、１６ｃは信号ビン、２０はバンクパネル、５０は電源部、６０はメモリ、７０はコンパレータ、８０は制御部、９０は表示部（発光素子）Ｆは識別情報供給回路、をそれぞれ示す。（（］）第】図（Ｑ）１０つイドレール（ｂ）１第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】　プリント板（１）の挿抜路を構成するガイドレール（
１０）がわにプリント板識別用の電極部（８）を設ける
とともに、前記プリント板（１）がわに識別情報供給回
路（Ｆ）と個別に接続されたカードエッジコネクタ（３
）を設け、前記プリント板（１）を前記ガイドレール（１０）に挿
入することにより、前記カードエッジコネクタ（３）と
電極部（８）が接触して、そこに挿入されたプリント板
（１）の正誤が電気的に判定される構成を特徴としたプ
リント板の誤挿入防止構造。