JPH032505A - スケール発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ 本発明は、撮影された被写体の大きさを判定するスケー
ルを発生するスケール発生装置に関する。

［従来の技術］ 従来、写真撮影する場合に、被写体の大きさを理解でき
るようにするためには、大きさの判明していて手近な比
較対象物、例えばタバコの箱、カメラのレンズ・キャッ
プなとを撮影画面中に入れて、被写体と一緒に写し込ん
でいた。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、このような方法では、撮影に際して比較対象物
を一々探さなければならす、また、画面の一部を占有さ
れるされるので、比較的大きな被写体を撮影する場合に
は適用できない。

そこで本発明は、撮影された被写体の大きさを判定する
スケールを発生するスケール発生装置を提示することを
目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係るスケール発生装置は、撮影に使用される撮
影光学系の光学情報から適切なスケールを演算するスケ
ール演算手段と、当該スケール演算手段の演算結果に従
い、当該スケールの像信号を発生するスケール発生手段
と、当該スケール発生手段の出力を撮影された被写体像
の信号に重畳する重畳手段とからなることを特徴とする
。

Ｕ作用］ 上記手段により、被写体像に被写体の大きさ基準となる
スケールを重畳した信号が得られるので、被写体の大き
さ比較のための物体を被写体に一緒に写し込む必要が無
くなる。

［実施例コ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例にお（〕る電子カメラ１０の
概略構成図であり、第２図は第１図のカメラで撮影され
た画像の再生装置の構成ブロック図である。電子カメラ
１０では、撮影レンス１２による被写体像は固体撮像素
子１−４により電気信号に変換され、記録処理回路コ、
６が固体撮像素子１４の出力信号を周知の方法で記録処
理し、その出力は電子カメラ］、Ｏから着脱自在であっ
て半導体メモリからなるメーモリ・パック１８に記録さ
れる。

タイミング制御回路２０が、撮像素子１４、記録処理回
路１６及びメモリ・バック１８を同期動作させる。

また、レンズ特性検出素子２２は撮影レンズ１２の焦点
距離情報と、フォーカシング位置情報を出力する。フォ
ーカシング位置情報は例えばロータリ・エンコーダで検
出できる。即ち、撮影レンズ１２を構成するフォーカシ
ング・レンスが撮影距離に応じた回転位置を占めるとき
に、被写体の光学像が固体撮像素子］−４の光電変換面
に結像するが、当該ロータリ・エンコータはピントが合
った状態での、当該フォーカシング・レンスの回転位置
信号を出力する。この回転位置信号は撮影距離を示して
いる。レンズ特性検出素子２２がら出力される撮影レン
ズ１２の焦点距離情報と、撮影距離情報は、撮影された
画像信号と一緒に、即ち関連イχＪけられてメモリ・パ
ック］８に記録される。

このように撮影画像並びに、使用レンズの焦点距離情報
及びその撮影距離情報を記録したメモリ・パック１８を
第２図に示す再生装置３ｏに装填する。再生装置３０て
は、制御回路３２がメモリ・バック１８から撮影画像の
信号と、その撮影時の焦点距離及び撮影距離に関する情
報を読み出し、画像信号は再生処理回路３４に印加され
、撮影時の焦点距離及び撮影距離に関する情報はスケー
ル演算回路３６に印加される。再生処理回路３４はメモ
リ・バック１−８の出力に公知の再生処理を施して、例
えばＮＴＳＣ方式に準拠するビデオ信号を出力する。他
方、スケール演算回路３６は、焦点距離情報及び撮影距
離情報から、再生表示画面での距離基準、即ちスケール
を演算し、スケール発生回路３８はスケール演算回路３
６からのスケール信号に従い、再生表示画面に重畳表示
すべきスケール像信号を出力する。

加算器４０は再生処理回路３４からのビデオ信号に、ス
ケール発生回路３８からのスケール像信号を重畳して、
画像モニタ装置４２に印加する。

これにより、画像モニタ装置４２ては、第３図（ａ）、
　　（ｂ’）に示すような、被写体像に基準スケールが
重畳された画面が表示される。第３図（ａ）は、例えば
標準レンズにより人物を撮影した場合であり、第３図（
ｂ）は標準レンズより長い焦点距離の撮影レンズ又はよ
り近い距離で撮影した場合を例示している。

第１図及び第２図に図示した構成では、画像記録媒体と
して半導体メモリからなるメモリ・バック千８を例に取
ったが、勿論、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、その他の画像記録媒体を利用できる。また、第２
図では画像モニタ装置に画像出力する場合を例にとった
が、勿論、フリンタ装置に画像出力する場合でも同様で
ある。

上記実施例では、電子カメラから着脱自在なメモリ・バ
ックを媒体として撮影画像並びにその撮影時の焦点距離
及び撮影距離を伝達したが、撮影画像をその場で画像モ
ニタ装置で観察する場合には、メモリ・パックを介する
必要はない。第４図は、顕微鏡の観察像をテレビジョン
・カメラにより画像モニタ装置で観察する場合の概略構
成ブロック図を示す。４４は顕微鏡、４６はＴＶ左カメ
ラ４８は顕微鏡の接眼レンズ及び対物レンズの焦点距離
情報から、表示すべき距離基準、即ぢスケールを演算す
るスケール演算回路、５０はスケール演算回路４８の出
力に従い、ＴＶ左カメラ６の撮影画像に重畳表示すべき
スケール像の信号を発生するスケール発生回路、５２は
スケール発生回路５０から出力されるスケール像信号と
、テレビジョン・カメラ４６から出力されるテレビジョ
ン信−署りを重畳する加算器、５４は画像モニタ装置で
ある。

第４図では、顕微鏡４４による像はｉ”　Ｖカメラ４６
によりテレビジョン信号に変換され、スケール演算回路
４８は顕微鏡４４の接眼レンズ及び対物レンズの焦点距
離から適当なスケールを求め、スケール発生回路５０が
対応するスケール像の信号を発生する。加算器５２はス
ケール発生回路５０から出力されるスケール像信号を、
それがモニタ画面の所定位置に表示されるように、Ｔ　
Ｖカメラ４Ｇから出力されるテレビジョン信号に重畳し
、画像モニタ装置５４に印加する。これにより、画像モ
ニタ装置５４では、第３図に示すような、適当なスケー
ルの重畳された画像か表示される。

［発明の効果］ 以」二の説明から容易に理解できるように、本発明によ
れば、撮影画像に長さ基準となるスケールを重畳表示す
るので、大きさ比較のための比較対象物体を一緒に撮影
する必要かなくなり、当該比較対象物体を撮影の都度探
す手間がなくなる。また、比較対象物体を並置すること
が困難な被写体についても、その大きさを知ることがで
きるようになる。精確な長さ基準が写し込まれるので、
被写体について客観的により精確な大きさを知ることが
できるようになる。更には、被写体をより大きく撮影で
きるという利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１−図は本発明の一実施例の電子カメラの概略構成ブ
ロック図、第２図は第１図のメモリ・パック１８の記録
情報を再生する再生装置の概略構成ブロック図、第３図
は表示画面例、第４図は顕微鏡像の撮影の場合の本発明
の一実施例の構成ブロック図である。 コＯ：電子カメラ　１２：撮影レンズ　１−４＝固体撮
像素子　１６：記録処理回路　コ、８．メモリ°バック
　２０．タイミング制御回路　２２　レンズ特性検出素
子　３０．再生装置　３４．再生処理回路　３６，４．
８ニスケ一ル演算回路　３８゜５０ニスケ一ル発生回路
　４．２，５４：画像モニタ装置　４４．顕微鏡　４６
：ＴＶ右カメラ許出願人　キャノン株式会社 Ｏフ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 撮影に使用される撮影光学系の光学情報から適切なスケ
   ールを演算するスケール演算手段と、当該スケール演算
   手段の演算結果に従い、当該スケールの像信号を発生す
   るスケール発生手段と、当該スケール発生手段の出力を
   撮影された被写体像の信号に重畳する重畳手段とからな
   ることを特徴とするスケール発生装置。