JPH03250533A - Crtの白色調整装置 - Google Patents

Crtの白色調整装置

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JPH03250533A
JPH03250533A JP4897190A JP4897190A JPH03250533A JP H03250533 A JPH03250533 A JP H03250533A JP 4897190 A JP4897190 A JP 4897190A JP 4897190 A JP4897190 A JP 4897190A JP H03250533 A JPH03250533 A JP H03250533A
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JP
Japan
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crt
white light
white
adjusted
color
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JP4897190A
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English (en)
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Hiroshi Furukawa
博 古川
Mikio Uematsu
幹夫 上松
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、3刺激値に近似した分光特性を有する測定プ
ローブを備え、被調整CRTで発生した白色光を該測定
プローブで受光し、得られた色測定データの内容から白
色調整を可能にするCRTの白色調整装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、CRTの白色調整方法としては、以下に説明する
2種類の方法が知られている。
第1の方法は、光源、フィルタ及び拡散板からなる基準
光源で基準白色光を発生させるものである。まず、被調
整CRTの中がら抽出した1台のCRT (以下、マス
タCRTという)を、前記基準光源で発生した基準白色
光と同じ白色光が発生するように白色調整する。この白
色調整は、前記基準光源の基準白色光とマスタCRTの
発生白色光とを目視比較してマスタCRTの輝度とR,
G。
Bの3色の色度とを調整することにより行われる。
次に、白色調整後のマスタCRTの発生白色光(目視上
、基準白色光と同じ)をCRTの白色調整装置で測定し
、その測定値から基準値を設定する。なお、この基準値
は、R,G、Hの分光特性値として設定される。そして
、マスタCRTと同一発光特性を有する他の被調整CR
Tの白色調整は、該被調整CRTで発生した白色光を前
記白色調整装置により測定し、その測定結果が前記基準
値となるように被調整CRTの色及び輝度調整部材を調
整することにより行なわれる。
第2の方法は、マスタCRTの発生白色光の分光特性を
分光器で測定し、その測定値が既知の基準白色光の分光
特性値と一致するようにマスタCRTの白色調整を行う
ものである。
白色調整後のマスタCRTの発生白色光(基準白色と同
じ)を前記白色調整装置で測定し、その測定値を基準値
とする。そして、マスタCRTと同一の発光特性を有す
る他の被調整CRTの白色調整は、上述した第1の方法
と同様の方法で行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記第1の白色調整方法においては、基準光
源で発生される基準白色光の分光特性とマスタCRTの
発生白色光の分光特性とが著しく異なるので、目視比較
によりマスタCRTの発生白色光を基準白色光に一致調
整することは困難である。また、一定の基準白色光を発
生するように基準光源を維持管理することも困難である
上記第2の白色調整方法おいては、マスタCRTの発生
白色光の分光特性を分光器で測定し、該分光特性値が基
準白色光の分光特性値と一致するように白色調整してい
るので、白色調整に長時間を要するとともにその調整シ
ステムが大型化する欠点がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、分光
特性を測定することなく基準白色光に白色調整可能なC
RTを有し、該CRTの発生する基準白色光に被調整C
RTの発生白色光を一致調整させることにより該被調整
CRTの白色調整を可能とするCRTの白色調整装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は、3刺激値に近似
した分光特性を有する測定プローブと、基準CRTの発
生する基準白色光の基準値に対する上記測定プローブの
校正定数を記憶する記憶手段と、上記基準CRTと同一
発光特性を有し、白色光の発生を行う、装置本体に装着
可能な装着CRTと、上記測定プローブの出力を上記校
正定数で校正することにより校正データを算出する算出
手段と、上記装着CRTの発生白色光に対する校正デー
タに基づき該発生白色光を上記基準白色光に調整する色
調整手段とを備え、上記装着CRTの発生する基準白色
光と被調整CRTの発生白色光とを目視比較することに
より被調整CRTの発生白色光を該基準白色光に調整可
能にしたものである。
なお、上記基準白色光の基準値、校正データ等の色測定
に関するデータを装着CRTに表示するようにしてもよ
い。
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載のCRTの
白色調整装置において、装着CRTと発光特性の異なる
白色調整可能なマスタCRTの発生白色光に対する校正
データを上記基準白色光の基準値に変換する補正係数を
求める第1の演算手段と、該補正係数を記憶する記憶手
段と、校正データを上記補正係数で補正することにより
色測定データを求める第2の演算手段と、測定対象光の
色測定に関するデータを表示する表示手段とを備え、上
記マスタCRTと同一発光特性を有する被調整CRTの
発生白色光の色測定データを上記基準値に一致調整させ
ることにより、上記装着CRTの基準白色光に目視調整
されたマスタCRTに対して該被調整CRTを白色調整
可能にしたものである。
なお、上記補正係数は、上記装着CRTと発光特性の異
なる色調整可能なマスタCRTの発生白色光に対する上
記測定プローブの出力を直接色測定データに変換するよ
うにしてもよい。また、測定対象光の色測定に関するデ
ータを上記装着CRTに表示するようにしてもよい。
〔作用〕
上記のように構成されたCRTの白色調整装置において
は、装着CRTの発生白色光を受光して得られる測定プ
ローブの出力は、校正定数により校正データに変換され
る。該校正データが基準CRTで発生した基準白色光の
基準値に一致するように装着CRTの色調整手段を調整
することにより、該装着CRTは基準白色光を発生する
ように白色調整される。そして、被調整CRTは、該被
調整CRTの発生白色光と装着CRTの発生する基準白
色光とを目視比較し、その発生白色光を基準白色光に一
致させることにより白色調整される。
また、請求項2記載のCRTの白色調整装置においては
、前記基準白色光の基準値、校正データ等の色測定に関
するデータが装着CRTに表示され、該表示されたデー
タに基づいて装着CRTの白色調整が可能となる。
また、請求項3記載のCRTの白色調整装置においては
、装着CRTと発光特性の異なるマスタCRTは、該マ
スタCRTの発生白色光と装着CRTで発生した基準白
色光とを目視比較し、マスタCRTの発生白色光を該基
準白色光に一致させることにより白色調整される。続い
て、白色調整後のマスタCRTの発生白色光(目視上、
基準白色光と同じ)を受光して得られる校正データと基
準白色光の基準値とから該校正データを該基準値に変換
する補正係数が演算され、その演算結果が記憶手段に記
憶される。また、マスタCR’Tと同一発光特性を有す
る他の被調整CRTの発生白色光を受光して得られる校
正データを前記補正係数により補正して色測定データが
算出される。該色測定データ及び前記基準白色光の基準
値等の色測定に関するデータは表示手段に表示され、被
調整CRTは、表示された色測定データを前記基準値に
一致させるように色及び輝度を調整することにより白色
調整される。
また、請求項4記載のCRTの白色調整装置では、白色
調整後のマスタCRTの発生白色光(目視上、基準白色
光と同じ)を受光して得られる測定プローブの出力と前
記校正定数及び基準値とから該出力を基準白色光の基準
値に変換する補正係数が演算され、その演算結果が記憶
手段に記憶される。また、マスタCRTと同一発光特性
を有する他の被調整CRTの発生白色光を受光して得ら
れる校正データを前記補正係数により補正して色測定デ
ータが算出される。該色測定データ及び前記基準白色光
の基準値等の色測定に関するデータは表示手段に表示さ
れ、被調整C、RTは、前記色測定データを前記基準値
に一致させるように色及び輝度を調整することにより白
色調整される。
また、請求項5記載のCRTの白色調整装置では、上記
基準白色光の基準値及び上記色測定データ等の色測定に
関するデータか装着CRTに表示される。
〔実施例〕
第2図は本発明に係るCRTの白色調整装置の一実施例
を示す外観図である。
同図において、1は白色調整装置の本体部、2は該本体
部1に着脱可能なCRT部である。本体部1には、3刺
激値に近似した分光特性を有する光測定をするための測
定プローブ3、後述する基準白色光の種類を選択指定す
るためのスイッチ群4(以下、SW群4という)、後述
する補正係数α(又はα′)の演算を行うためのキー5
、該補正係数α(又はα′)により補正演算を行なうが
どうかの選択をするためのスイッチSWI及びCR,T
 7の発生白色光を基準白色光に自動調整するスイッチ
SW2が設けられている。また、CRT部2には、CR
T7、該CRT7の色及び輝度を調整する調整ボリュー
ム群8(以下、VL群8という)が設けられている。な
お、6及び9は、それぞれ本体部1とCRT部2の電源
スィッチである。
前記測定プローブ3は、測定対象光を受光して電気信号
に変換する光電変換回路を内蔵している。
また、測定プローブ3の出力データWは、CRT7と同
一の発光特性を有する基準CRTの基準白色光に対して
校正可能になされている。すなわち、基準白色光を受光
したときの出力データWが該基準白色光の有する分光特
性の基準値WDとなるようti校正定数Aが予め本体部
1内の記憶部に記憶されている。本実施例では、例えば
基準白色光DI!5、C及び9300+27MCFDの
それぞれについて予め校正定数ADXAc及びAg3が
算出され、本体部1内の記憶部に記憶されている。なお
、校正定数Aは、R,G、Bの3色それぞれについての
校正定数AR,A、、ABから構成されており、例えば
校正定数ADはAD R% AD G %ADBからな
っている。
前記SW群群内内スイッチ41,42.43は、ツレツ
レ基準白色光DI、5、C及び9300+27MCPD
を選択指定する選択スイッチである。
これらのスイッチにより基準白色光が選択されると、測
定プローブ3の出力データは、選択された基準白色光に
対応する校正定数Aにより校正される。例えばスイッチ
41をオンにし、基準白色光D6が選択されると、前記
記憶部から基準白色光D65に対応する校正定数Ao 
 (AD RN Ao c −。
ADB)が読み出され、測定プローブ3がらの各色の出
力データWR,Wo、WBは、それぞれ該校正定数AD
 Rs AD G 、AD Bで校正される。
後述するように基準CRTと同一の発光特性を有する被
調整CRTの発生白色光を受光して得られる校正データ
WM (WMR1wMG9wMB)は色測定データとな
り、被調整CRTは、この色測定データに基づき白色調
整される。
なお、上記以外の基準白色光の校正係数Aについても予
め本体部1内の記憶部に記憶しておき、該校正係数Aを
選択できるようにしてもよい。
前記CRT7は、基準白色光を発生する基準発光源であ
る。また、VL群8は、R,G、B各色の調整ボリュー
ム81,82.83と輝度調整ボリューム84とからな
り、これらの調整ボリューム81〜84を調整すること
によりCRT7の発生白色光を所望の白色に調整するこ
とができる。
これら調整ボリューム81,82.83及び輝度調整ボ
リューム84はモータ駆動され、CRT7の白色調整は
自動調整可能になされている。
第1図は、前記CRTの白色調整装置のシステム構成図
である。同図において、第2図に示す部材と同一部材に
は同一番号を付している。10はCRTの白色調整装置
の測定動作を集中制御する制御部、11はスイッチSW
1、SW群4及びキー5のスイッチ状態を検知するスイ
ッチ検知部、12は上記校正定数A1補正係数α(又は
α′)、基準白色光の基準値WD1測定条件及び測定デ
ータ等の色測定上、必要な情報を記憶する記憶部である
。なお、基準値WDは、前述した基準白色光D65、C
及び9300+27MCPDのそれぞれについて記憶さ
れている。13は制御部10からの指令信号に基づき表
示すべき映像信号を発生し、CRT7に所定のパターン
を表示させる映像信号発生部、14は前記VL郡8、該
VL群8の駆動モータ及び該駆動モータの制御回路から
なる色輝度調整部である。
次に、上記白色調整装置のCRT7において基準白色光
を発生させるための調整について説明する。なお、−例
として調整すべき基準白色光はDI!5とする。
まず、スイッチ41をオンにし、基準白色光D5を選択
する。続いて、スイッチ9をオンしてCRT7で白色光
を発生させ、該発生白色光を測定プローブ3で受光する
。制御部10は、測定プローブ3の出力データWに記憶
部12から読み出した校正定数ADを施して校正データ
WMに変換する。また、記憶部12から基準白色光D6
の基準値WDを読み出し、該基準値WDと前記校正デー
タWMとを比較する。そして、この比較結果から調整ボ
リューム81〜84の各調整量を算出し、その調整量を
色輝度調整部14に送出する。色輝度調整部14は前記
調整量に基づきモータを所定量だけ回転駆動し、各調整
ボリュームを調整する。
また、映像信号発生部13は各調整ボリュームにより設
定される白色光にCRT7の発生白色光を変更する。C
RT7の発生白色光が変更されると、制御部10は、再
び測定プローブ3の出力データを取り込み、変更後の白
色光について校正データWM を算出し、該校正データ
WM が前記基準値WDと一致したかどうかの判定を行
う。そして、一致していれば、制御部10は、色輝度調
整部14に調整停止信号を送出して各調整ボリューム8
1〜84の調整量をロックする。一方、一致していなけ
れば、制御部10は、調整ボリューム81〜84の各調
整量を算出し、その調整量を色輝度調整部14に送出し
てCRT7の発生白色光を変化させる。そして、校正デ
ータWM′が前記基準値WDに一致するまで、発生白色
光の色測定と発光色の調整とを繰り返す。
上述したように測定プローブ3の出力は、CRT7と同
じ発光特性を持つ基準CRTで発生した基準白色光に対
する校正定数Aにより校正されるので、上記CRT7の
白色調整は正確に行われる。
なお、本実施例では、発生白色光の校正データWM1す
なわち、色測定データWMに基づき自動的にCRT7の
白色調整を行っているが、本体部1もしくはCRT部2
にLED又はLCD等からなるデータの表示部を設け、
該表示部に表示された前記色測定データWM及び基準値
WDを観測して手動で白色調整するようにしてもよい。
また、前記データの表示はCRT7の管面上に行うよう
にしてもよい。この場合は、データの表示がCRT7の
発生白色光に影響を与えないようにデータと白色光とを
、例えば第2図に仮想線で示す表示領域7aと7bとに
分離してそれぞれ表示することが望ましい。同図におい
ては、データは表示画面の上MJ7aの領域に表示され
、白色光は表示画面の下部7bの領域に表示されるよう
になされている。なお、CRT7に表示されるデータに
は、白色調整装置の色測定条件、校正定数A1補正係数
α(又はα′)、測定結果及び基準白色光の基準値等の
各種データか表示される。
次に、第3図に示すフローチャートを用いて本発明に係
る白色調整装置によるCRTの白色調整について説明す
る。なお、−例として基準白色光はり、、5とし、CR
T7は基準白色光D65に白色調整され、スイッチ41
が選択されているものとする。上述したように測定プロ
ーブ3の出力は、CRT7と同じ発光特性を持つ基準C
RTで発生した基準白色光に対する校正定数Aにより校
正されるので、上記CRT7の白色調整は正確に行われ
ている。また、色測定データ等の各種データは、上述の
データ表示用の表示部もしくはCRT7に表示されるが
、本実施例では、CRT7の表示領域7aに表示される
場合について説明する。
CRT7と同一発光特性を有するCRTの白色調整を行
う場合は、後述する補正係数αは算出されず、該補正係
数αによる補正演算は行われないので、キー5及びスイ
ッチSWIはオフ状態になっティる。従って、この場合
は、#1〜#8(#6は除く)のステップが繰返される
ことになる。
まず、被調整CRTで白色光を発生させ、該白色光を測
定プローブ3で受光する(#1)。測定プローブ3では
、R,G、Hの3色に分離した出力データW (WR、
Wa 、WB)が出力される。
続いて、スイッチSWIの状態が判別され(#2)該ス
イッチSW1はオフ状態であるから(#2でNO)、更
にSW群4の状態が判別され(#3)、SW群4の状態
(スイッチ41がオン)に基づき基準白色D65の校正
定数AD  (ADR,AD c 。
AD B )が選択される(#4)。そして、前記各色
の出力データWR,Wo、WBにそれぞれ校正定数AD
 R、AD a 、  AD Bを施すことにより校正
データWM1すなわち、色測定データWM(WDRlW
Do、WDB)が算出され(#5)、この色測定データ
WMかCRT7の表示領域7aに表示される(#7)。
続いて、キー5がオンされているかどうかが判別され(
#8)、オフ状態であるから(#8でNo)、#1にリ
ターンして上記#1〜#8の動作が繰返され、上記色測
定データWMの表示が保持される。被調整CRTの白色
調整は、CRT7に表示された色測定データWMが基準
値WDに一致するようにR,G、Bの各色及び輝度を調
整することにより行われる。
なお、本実施例では、色測定データWMの調整すべき目
標値である基準値WDをCRT7に表示させていたが、
予め基準値WDのテーブルを作成しておき、前記色測定
データWMを該テーブルの基準値WDと比較して白色調
整するようにしてもよい。
次に、CRT7と異なる発光特性を有するCRTの白色
調整を行う場合は、まず、補正係数αを算出しておき、
校正データWMを該補正係数αにより補正した色測定デ
ータWM をCRT7に表示させる。上記補正係数αは
、白色調整後の被調整CRTの発生白色光の校正データ
WMを基準値WDに補正するものである。このような補
正を行うのは、以下のような理由による。
すなわち、被調整CRTがCRT7と同一発光特性を有
する場合は、被調整CRTの発生白色光の校正データW
Mが基準値WDに一致するように白色調整すれば、目視
上、被調整CRTの発生白色光はCRT7の基準白色光
と同じになる。一方、被調整CRTがCRT7と異なる
発光特性を有する場合は、前記校正データWMを基準値
wDに一致させても、目視上、被調整CRTの発生白色
光はCRT7の基準白色光と同じにはならない。すなわ
ち、発生白色光が目視比較してCRT7の基準白色光と
同じになるように被調整CRTを白色調整しても、発光
特性の相違から白色調整後の白色光の校正データWMは
基準値wDに一致しない。
従って、被調整CRTがCRT7と異なる発光特性を有
する場合は、該被調整CRTの白色調整は、校正データ
WMを基準値WDとは異なる値wDに一致調整させるよ
うにしなければならない。また、この調整すべき値WD
 は、CRTの発光特性毎に異なる値となる。このよう
に調整すべき値WD がCRTの発光特性毎に異なって
くると、調整作業が繁雑になり、誤調整の原因ともなる
ので、該調整すべき値WD′は被調整CRTの発光特性
に拘らず基準値WDに設定される方が望ましい。そこで
、CRT7と異なる発光特性を有する被調整CRTの場
合は、発生白色光の校正データWMを補正係数αで補正
した補正データWM′を色測定データとして扱うことに
する。これにより被調整CRTがCRT7と異なる発光
特性を有していても、色測定データWM を常に基準値
WDに一致調整することにより白色調整が可能となる。
なお、前記補正係数αに代えて、測定プローブ3の出力
データWを直接、色測定データWM′に変換する、校正
定数ADを含んだ補正係数α′を用いるようにしてもよ
い。この補正係数α ては、データ変換が一度に行われ
るので、演算処理が速くなる。
前記補正係数α′を算出する場合は、まず、CRT7で
基準白色光を発生させ、該CRT7を必要に応じて本体
部1から切り離してマスタCRTに並置する。続いて、
マスタCRTの発生白色光とCRT7の基準白色光とを
目視比較して同じ白色光となるようにマスタCRTの白
色調整を行なう。目視調整が完了すると、CRT7を本
体部1に再び装着し、測定プローブ3でマスタCRTの
発生白色光(目視上、基準白色光と同じ)を受光する(
#1)。そして、前述と同様に#2〜#8(#6は除く
)が行われ、キー5がオンされるまで、マスタCRTで
発光した基準白色光の校正データWMがCRT7に表示
される。なお、前記目視によるマスタCRTの白色調整
は、マスタCRTの発光特性がCRT7の発光特性と異
なる場合でも、その差は基準光源の発光特性とCRT7
の発光特性との差よりも非常に小さいので、従来の基準
光源による基準白色光への一致調整に比べて高精度に行
うことができるものである。続いて、作業者によりキー
5がオンされると、SW群4の状態が判別され(#9)
、SW群4の状態(スイッチ41がオン)に基づき校正
定数ADが選択される(#10)。そして、該校正定数
AD1出力データW及び基準白色光Da5の基準値WD
から該出力データWを基準値WDに変換する補正係数α
′が算出され、記憶部12に記憶される(#11)。
次に、被調整CRTの白色調整を行う場合は、スイッチ
SW1をオンにして、被調整CRTで発生した白色光の
色測定を行う。なお、この状態ではキー5はオフ状態に
されている。被調整CRTの発生白色光を測定プローブ
3で受光して、該測定プローブ3から出力データWを得
る(#1)。
#2では、スイッチSWIがオン状態なので、#6に移
行する。得られた出力データWは前記補正係数α′によ
り補正され(#6)、算出された色測定データWM′ 
は、CRT7の表示領域7aに表示される(#7)。続
いて、キー5がオンされているかどうかが判別され(#
8)、オフ状態なので(#8でNo)、#1にリターン
して上記#1〜#7(#3〜#5は除く)の動作が繰返
される。作業者は、CRT7に表示された色測定データ
WM を観測しなから該色測定データWM が基準値W
Dに一致するように被調整CRTの白色調整を行う。
なお、出力データWを校正データWMに変換した後、更
に補正係数αで基準値WDに変換するものでは、上記#
11では校正データWMと基準値WDとから校正データ
WMを基準値WDに変換する補正係数αが演算される。
また、#2のスイッチSWIの状態判別は、#5と#7
と間で行われる。この場合は、被調整CRTの白色調整
時において、該被調整CRTの発生白色光を受光して得
られた出力データWは#3〜#4により校正データWM
に変換される。そして、スイッチSWIの状態が判別さ
れるが、スイッチSWIはオン状態であるから、該校正
データWMは上記補正係数αにより色測定データWM 
に変換され(#6)、CRT7の表示領域7aに表示さ
れる(#7)。
なお、上記補正係数α(又はα′)を不揮発性の記憶手
段に記憶するようにすれば、前記マスタCRTと同じ発
光特性を有する被調整CRTにっいては該補正係数α(
又はα′)が使用でき、改めて補正係数α(又はα′)
を求める手間がなくなる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明によれば、装着CRTと同
一発光特性を有する基準CRTの基準白色光に対する校
正定数を有し、該装着CRTの発生白色光に対する測定
プローブの出力データを該校正定数で校正して得られる
色測定データを、前記基準白色光の基準値に一致調整さ
せるようにしたので、装着CRTの発生白色光を簡単に
基準白色光に調整することができる。また、装着CRT
で発生する基準白色光を容易かつ正確に管理することが
できる。また、特別の基準光源を要しないので、CRT
の白色調整装置をコンパクトに構成することがきる。
また、被調整CRTの発生白色光の校正データを基準白
色光の基準値に補正するようにしたので、装着CRTと
発光特性の異なるCRTであっても、装着CRTと同一
発光特性を有するCRTと同一の調整方法により簡単に
白色調整を行うことができる。
また、被調整CRTの発生白色光の測定プローブの出力
データを直接、基準白色光の基準値に補正するようにし
たので、補正演算処理を迅速に行うことができる。
また、各種データを装着CRTで表示させるようにした
ので、データ表示用の表示部材が削減され、装置の簡素
化及びコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るCRTの白色調整装置のシステム
構成図、第2図は該CRTの白色調整装置の外観図、第
3図は該白色調整装置を用いた被調整CRTの白色調整
を説明するためのフローチャートである。 1・・・白色調整装置の本体部、2・・・CRT部、3
・・・測定プローブ、4・・・SW群、5・・・キー 
6,9・・・電源スィッチ、7・・・CRT、7a、7
b・・・表示領域、8・・・VL群、10・・・制御部
、11・・・スイッチ検知部、12・・・記憶部、13
・・・映像信号発生部、14・・・色輝度調整部、41
,42.43・・・選択スイッチ、81,82,83.
84・・・調整ボリューム、SWI、SW2・・・スイ
ッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、3刺激値に近似した分光特性を有する測定プローブ
    と、基準CRTの発生する基準白色光の基準値に対する
    上記測定プローブの校正定数を記憶する記憶手段と、上
    記基準CRTと同一発光特性を有し、白色光の発生を行
    う、装置本体に装着可能な装着CRTと、上記測定プロ
    ーブの出力を上記校正定数で校正することにより校正デ
    ータを算出する算出手段と、上記装着CRTの発生白色
    光に対する校正データに基づき該発生白色光を上記基準
    白色光に調整する色調整手段とを備え、上記装着CRT
    の発生する基準白色光と被調整CRTの発生白色光とを
    目視比較することにより被調整CRTの発生白色光を該
    基準白色光に調整可能にしたことを特徴とするCRTの
    白色調整装置。 2、上記装着CRTは、測定対象光の色測定に関するデ
    ータを表示することを特徴とする請求項1記載のCRT
    の白色調整装置。 3、請求項1記載のCRTの白色調整装置において、上
    記装着CRTと発光特性の異なる白色調整可能なマスタ
    CRTの発生白色光に対する校正データを上記基準白色
    光の基準値に変換する補正係数を求める第1の演算手段
    と、該補正係数を記憶する記憶手段と、校正データを上
    記補正係数で補正することにより色測定データを求める
    第2の演算手段と、測定対象光の色測定に関するデータ
    を表示する表示手段とを備え、上記マスタCRTと同一
    発光特性を有する被調整CRTの発生白色光の色測定デ
    ータを上記基準値に一致調整させることにより、上記装
    着CRTの基準白色光に目視調整されたマスタCRTに
    対して該被調整CRTを白色調整可能にしたことを特徴
    とするCRTの白色調整装置。 4、請求項1記載のCRTの白色調整装置において、上
    記装着CRTと発光特性の異なる色調整可能なマスタC
    RTの発生白色光に対する測定プローブの出力を該出力
    、上記校正定数及び基準値から該基準値に変換する補正
    係数を求める第1の演算手段と、該補正係数を記憶する
    記憶手段と、測定プローブの出力を上記補正係数で補正
    することにより色測定データを求める第2の演算手段と
    、測定対象光の色測定に関するデータを表示する表示手
    段とを備え、上記マスタCRTと同一発光特性を有する
    被調整CRTの発生白色光の色測定データを上記基準値
    に一致調整させることにより、上記装着CRTの基準白
    色光に目視調整されたマスタCRTに対して該被調整C
    RTを白色調整可能にしたことを特徴とするCRTの白
    色調整装置。 5、上記表示手段は上記装着CRTに色測定に関するデ
    ータを表示するようになされていることを特徴とする請
    求項3又は4記載のCRTの白色調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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