JPH0325048A - 自動車のエアバック装置 - Google Patents
自動車のエアバック装置Info
- Publication number
- JPH0325048A JPH0325048A JP1158616A JP15861689A JPH0325048A JP H0325048 A JPH0325048 A JP H0325048A JP 1158616 A JP1158616 A JP 1158616A JP 15861689 A JP15861689 A JP 15861689A JP H0325048 A JPH0325048 A JP H0325048A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- air bag
- instrument panel
- lid
- collision
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims description 6
- 206010015137 Eructation Diseases 0.000 abstract 1
- 208000027687 belching Diseases 0.000 abstract 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上のPj用分野)
本願発明は自動車のエアバック装置に関するものである
。
。
(従来の技術)
近年、自動車分野においては、衝突時における乗員の保
護という観点から、種々の保護手段の開発が進められて
おり、その一つとして、通常時は折畳み状態で格納され
ているエアバックを、衝突時には乗員の前方側で膨張展
開させ、該エアバックの衝撃緩衝作用により乗員を保護
するようにした所謂エアバック装置が知られている。
護という観点から、種々の保護手段の開発が進められて
おり、その一つとして、通常時は折畳み状態で格納され
ているエアバックを、衝突時には乗員の前方側で膨張展
開させ、該エアバックの衝撃緩衝作用により乗員を保護
するようにした所謂エアバック装置が知られている。
そして、このようなエアバック装置は、通常運転席測と
助手席側の両方にそれぞれ設けられるが、特に助手席側
のエアバック装置においては、例えば米国特許第370
8179号公報に開示されるように、折り畳まれた状態
で洛納されたエアノく・ソクと衝突時にこれを膨張展開
させるインフレークとを備えたエアバックユニットを、
インストルメントパネルに形成した開口部の内側に格納
配置するとともに、該開口部をカバーで覆蓋し、衝突時
にはエアバックの膨張展開力によって該カバーを強制的
に押し開いて該エアバックを乗員側に膨出させるように
している。
助手席側の両方にそれぞれ設けられるが、特に助手席側
のエアバック装置においては、例えば米国特許第370
8179号公報に開示されるように、折り畳まれた状態
で洛納されたエアノく・ソクと衝突時にこれを膨張展開
させるインフレークとを備えたエアバックユニットを、
インストルメントパネルに形成した開口部の内側に格納
配置するとともに、該開口部をカバーで覆蓋し、衝突時
にはエアバックの膨張展開力によって該カバーを強制的
に押し開いて該エアバックを乗員側に膨出させるように
している。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、一般に自動車においては、インストルメント
パネル部分のデザインは車室内意匠において最ら重要な
ポイントとなる部分であり、デザイン設計時には、この
インストルメントパネルを美観上一体的に把握しトータ
ル的な美しさを出すようにしている。従って、インスト
ルメントパネル部分への各種装備品の装着に際しては、
該インストルメントパネルのデザイン上の自由度を阻害
しないように十分に配慮する必要がある。
パネル部分のデザインは車室内意匠において最ら重要な
ポイントとなる部分であり、デザイン設計時には、この
インストルメントパネルを美観上一体的に把握しトータ
ル的な美しさを出すようにしている。従って、インスト
ルメントパネル部分への各種装備品の装着に際しては、
該インストルメントパネルのデザイン上の自由度を阻害
しないように十分に配慮する必要がある。
しかるに、上掲公知例のものにおいては、インストルメ
ントパネル上にエアバックユニット格納用の開口部が大
きく形成され且つこれか常時車室側に露出しているため
、該開口部の存在により該インストルメントパネルの美
観が損なわれ且つデザイン設計上の自中度が阻害されろ
という問題があった。
ントパネル上にエアバックユニット格納用の開口部が大
きく形成され且つこれか常時車室側に露出しているため
、該開口部の存在により該インストルメントパネルの美
観が損なわれ且つデザイン設計上の自中度が阻害されろ
という問題があった。
そこで本願発明は、インストルメントパネル内にエアバ
ックユニットを洛納してなる自動車のエアバック装置に
おいて、エアバックの膨張展開作用を良好に維持しつつ
、インス1・ルメン1・パネルのデザイン設計上の自由
度の向上を図り、併U−でエアバソク格納状態下におけ
ろ乗員の保護性能0)向上を図らんとするものである。
ックユニットを洛納してなる自動車のエアバック装置に
おいて、エアバックの膨張展開作用を良好に維持しつつ
、インス1・ルメン1・パネルのデザイン設計上の自由
度の向上を図り、併U−でエアバソク格納状態下におけ
ろ乗員の保護性能0)向上を図らんとするものである。
(課題を解決するための手段)
本願発明ではかかる課題を解決4”るための具体的手段
として、 (1) 請求項1記載の発明で(よ、インストルメン
トパネルの助手席側の内部に、必要に応して膨張展開す
るエアバックを備えたエアバックユニットを格納してな
る自動車のエアバック装置において、上記インストルメ
ントパネルを、その車室側而に湾曲断面をもって車幅方
向に延びる湾曲部を備え、且つその一部を上記エアバッ
クユニットの車室側面に対して車体上下方向に重合せし
めるとともに、該重合部を上記エアバックの膨張展開時
に該エアバックの展開を可能ならしめる如く展開可能に
構成したことを特徴とし、 2.請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明にお
いて、重合部を、エアバックの膨張展開時にインストル
メントパネルの内側に展開する如く構成したことを特徴
とし、 3.請求項3記載の発明では、請求項l紀載の発明にお
いて、重合部を軟質材で形成するとともに、エアバック
の膨張展開時には該重合部が単室側に展開するように構
成したことを特徴としている。
として、 (1) 請求項1記載の発明で(よ、インストルメン
トパネルの助手席側の内部に、必要に応して膨張展開す
るエアバックを備えたエアバックユニットを格納してな
る自動車のエアバック装置において、上記インストルメ
ントパネルを、その車室側而に湾曲断面をもって車幅方
向に延びる湾曲部を備え、且つその一部を上記エアバッ
クユニットの車室側面に対して車体上下方向に重合せし
めるとともに、該重合部を上記エアバックの膨張展開時
に該エアバックの展開を可能ならしめる如く展開可能に
構成したことを特徴とし、 2.請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明にお
いて、重合部を、エアバックの膨張展開時にインストル
メントパネルの内側に展開する如く構成したことを特徴
とし、 3.請求項3記載の発明では、請求項l紀載の発明にお
いて、重合部を軟質材で形成するとともに、エアバック
の膨張展開時には該重合部が単室側に展開するように構
成したことを特徴としている。
(作用及び効果)
本願発明ではこのような構成とすることによって、それ
ぞれ次のような作用効果か得られる。
ぞれ次のような作用効果か得られる。
(1)請求項l記載の発明では、インストルメントパネ
ルの湾曲部をエアバックユニット部分において不連続と
tることなく該エアバックユニットに対して車体上下方
向において重合させているため、該インストルメントパ
ネルの一体感が維持されろとともに、エアバックユニノ
}・装着部の車室叫への露出面積が少ならしめられ該イ
ンストルメントパネルの美観及びデザイン設計」二の自
由度が向上し、さらに該湾曲部のエアバックユニソ}・
との重合部が展開可能とされているfコめ、衝突時には
該重合部の存在にかかわらずエアバックはスムーズに膨
張展開し乗員の確実な保護機能が確保される。
ルの湾曲部をエアバックユニット部分において不連続と
tることなく該エアバックユニットに対して車体上下方
向において重合させているため、該インストルメントパ
ネルの一体感が維持されろとともに、エアバックユニノ
}・装着部の車室叫への露出面積が少ならしめられ該イ
ンストルメントパネルの美観及びデザイン設計」二の自
由度が向上し、さらに該湾曲部のエアバックユニソ}・
との重合部が展開可能とされているfコめ、衝突時には
該重合部の存在にかかわらずエアバックはスムーズに膨
張展開し乗員の確実な保護機能が確保される。
(2)請求項2記載の発明では、上記(1)の作用効果
に加えて、重合部がインストルメン!・パネルの内側に
展開する構成であるため、衝突時に、展開された重合部
が乗員に接触するのが確実に防止され、それだI−1乗
員に対する保護効果か高められることになる。
に加えて、重合部がインストルメン!・パネルの内側に
展開する構成であるため、衝突時に、展開された重合部
が乗員に接触するのが確実に防止され、それだI−1乗
員に対する保護効果か高められることになる。
(3)請求項3記載の発明では、」二記(+)の作用効
果に加えて、重合部が軟質材で形成されているため、衝
突時に該重合部か車室側に展開しこれに乗員が接触した
場合、あるいはチャイルドスタンディング状@(即ち、
助手席とインストルメントパネルの間に子供が立った状
態)で自動車が衝突し、子供が展開した該重合部に接触
したような場合であっても、該重合部自身の衝撃吸収作
用により乗11等が怪我をするようなことがなく、それ
だけ乗員等に対する保護性能が高められる。
果に加えて、重合部が軟質材で形成されているため、衝
突時に該重合部か車室側に展開しこれに乗員が接触した
場合、あるいはチャイルドスタンディング状@(即ち、
助手席とインストルメントパネルの間に子供が立った状
態)で自動車が衝突し、子供が展開した該重合部に接触
したような場合であっても、該重合部自身の衝撃吸収作
用により乗11等が怪我をするようなことがなく、それ
だけ乗員等に対する保護性能が高められる。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本願発明の好通な実施例を説
明する。
明する。
第1実施例
第1図には、本願発明の請求項!及び3記載の発明の実
施例にかかるエアバソク装置を備えた自動車の車室前部
が示されており、同図において符号lは運転席及び助手
席に対向するようにして単室前部に車幅方向に向けて配
設されたインストルメントバネルlであり、またこのイ
ンストルメントバネルtの上端縁部には、ダッシュボー
ド4が設けられている。
施例にかかるエアバソク装置を備えた自動車の車室前部
が示されており、同図において符号lは運転席及び助手
席に対向するようにして単室前部に車幅方向に向けて配
設されたインストルメントバネルlであり、またこのイ
ンストルメントバネルtの上端縁部には、ダッシュボー
ド4が設けられている。
インストルメントバネルlは、その上部側に、湾曲状断
面を有しかつ車幅方向の全長に亘って車室側に膨出する
湾fill部11を備えている。そして、このインスト
ルメントパネル1の助手席側の内郎1こは、第l図ない
し第3図にそれぞれ示すように、後述のエアバックユニ
ット2と、グローブリッドl4により開閉されるグロー
ブボックス5とが配置されている。
面を有しかつ車幅方向の全長に亘って車室側に膨出する
湾fill部11を備えている。そして、このインスト
ルメントパネル1の助手席側の内郎1こは、第l図ない
し第3図にそれぞれ示すように、後述のエアバックユニ
ット2と、グローブリッドl4により開閉されるグロー
ブボックス5とが配置されている。
エアバックユニット2は、第2図及び第3図に示すよう
に、一端が開口したエアバックケース21内に、該エア
バックケース21の開口端部に折畳み状態で格納配置さ
れたエアバック23と該エアバック23の後方側にあっ
て衝突時にエアバック膨張展開用のガスを発生するイン
フレーク22とを備えるとともに、該エアバックヶース
2lの開口端を樹脂製のエアバックリッド24で覆蓋し
て構成されている。なお、このエアバックヶリッド24
は、その上下方向中央部と両端部にI−{状に延びるぜ
い弱部26,27を形成しており、上記エアバック23
の展開時には、第2図に示すように、該エアバック23
の膨張展開力により外方側に押圧力を受けることによっ
て該ぜい弱郎26.27で破断され、その上下方向中央
部から上下に観音開き状に展開し、エアバック23の車
室側への展開を許容し得ろようになっている。
に、一端が開口したエアバックケース21内に、該エア
バックケース21の開口端部に折畳み状態で格納配置さ
れたエアバック23と該エアバック23の後方側にあっ
て衝突時にエアバック膨張展開用のガスを発生するイン
フレーク22とを備えるとともに、該エアバックヶース
2lの開口端を樹脂製のエアバックリッド24で覆蓋し
て構成されている。なお、このエアバックヶリッド24
は、その上下方向中央部と両端部にI−{状に延びるぜ
い弱部26,27を形成しており、上記エアバック23
の展開時には、第2図に示すように、該エアバック23
の膨張展開力により外方側に押圧力を受けることによっ
て該ぜい弱郎26.27で破断され、その上下方向中央
部から上下に観音開き状に展開し、エアバック23の車
室側への展開を許容し得ろようになっている。
また、このエアバックユニット2は、第2図及び第3図
に示すように、インストルメントパネル1に形成した開
口l5に対して、上記エアバックリソド24側を車室側
に向1チた状態で固定されている。
に示すように、インストルメントパネル1に形成した開
口l5に対して、上記エアバックリソド24側を車室側
に向1チた状態で固定されている。
この場合、この開口l5は、その上部付近までヒ記湾曲
部1!に対して車体上下方向に重合している。このため
、この実施例においては、該開口I5を車室側に臨まし
めるべく、上記湾dh部I1の該開口15に対応ずる部
分を切り欠いている。
部1!に対して車体上下方向に重合している。このため
、この実施例においては、該開口I5を車室側に臨まし
めるべく、上記湾dh部I1の該開口15に対応ずる部
分を切り欠いている。
そして、この切り欠き部I2には、ソフトラバ等の軟質
材により上記湾曲部IIの表面形状に合致するような表
面形状をもった湾+ftl板状のリッド部材l3で覆い
、これにより該湾曲部11の一体感を確保している(即
ち、この実施例では湾曲郎11の上記エアバックユニソ
ト2との重合部を展開可能なリッド郎材13で構成して
いる。。
材により上記湾曲部IIの表面形状に合致するような表
面形状をもった湾+ftl板状のリッド部材l3で覆い
、これにより該湾曲部11の一体感を確保している(即
ち、この実施例では湾曲郎11の上記エアバックユニソ
ト2との重合部を展開可能なリッド郎材13で構成して
いる。。
また、このリッド部材l3は、その車室寄りの一端+3
aを上記切り欠き郎12の先端郎12aに対してヒンジ
25により上下方向に展開可能に連せしめている。そし
て、このリッド部材13は・その第1の位置においては
第l図及び第2図(実線図示)に示すようにその他端+
3bを上記エアバックリッド24側に当接させて湾[1
1J部!1の一部を構成し、また第2の位置においては
第2図(鎖線図示)及び第3図に示すように、上記ヒン
ジ25を中心として車室側に展開し上記エアバック23
の膨張展開を許容し得るようになっている。尚、このリ
ッド部材l3は、その第2の位置においては、第3図に
示すように、上記エアバックリッド24とリッド部材1
3の他端+3bにそれぞれ設けた接着部材28.28に
よりその位置保持がなされるようになっている。
aを上記切り欠き郎12の先端郎12aに対してヒンジ
25により上下方向に展開可能に連せしめている。そし
て、このリッド部材13は・その第1の位置においては
第l図及び第2図(実線図示)に示すようにその他端+
3bを上記エアバックリッド24側に当接させて湾[1
1J部!1の一部を構成し、また第2の位置においては
第2図(鎖線図示)及び第3図に示すように、上記ヒン
ジ25を中心として車室側に展開し上記エアバック23
の膨張展開を許容し得るようになっている。尚、このリ
ッド部材l3は、その第2の位置においては、第3図に
示すように、上記エアバックリッド24とリッド部材1
3の他端+3bにそれぞれ設けた接着部材28.28に
よりその位置保持がなされるようになっている。
尚、第2図において符号3はフロントガラス、6は運転
席叫に設けられたステアリング装置(図示省略)を支持
しさらにエアバックユニッ′ト2を支持ブラケット(図
示省略)を介して支持するステアリング支持メンバー
7はクーリングユニット、8はエアダクト、9はデフノ
ズルである。
席叫に設けられたステアリング装置(図示省略)を支持
しさらにエアバックユニッ′ト2を支持ブラケット(図
示省略)を介して支持するステアリング支持メンバー
7はクーリングユニット、8はエアダクト、9はデフノ
ズルである。
このように構成されたエアバック装置によれば、通常時
(即ち、エアバック23が格納状態とされる非衝突時)
には、リッド部材I3が第1の位置に設定保持されてい
る。この状態においては、該リッド部材l3により上記
エアバソクユニット2の大部分が覆われその車室側への
露出面積が少なく、しから該リッド郎材13が上記イン
ストルメントパネルlの湾曲部11の一部を構成し該湾
]1■』部2を車幅方向に連続せしめているため、該イ
ンストルメントパネル1の一部にこれとは別部材のエア
バックユニット2を配置した構成であるにもかかわらず
、該インストルメントパネルlのデザイン設計に際して
は該エアバックユニット2の存在をほとんど意識するこ
となく該インストルメントバネルIを全体的視点で自由
に設計することができ、それだけデザイン設計上の自由
度が向上することになる。
(即ち、エアバック23が格納状態とされる非衝突時)
には、リッド部材I3が第1の位置に設定保持されてい
る。この状態においては、該リッド部材l3により上記
エアバソクユニット2の大部分が覆われその車室側への
露出面積が少なく、しから該リッド郎材13が上記イン
ストルメントパネルlの湾曲部11の一部を構成し該湾
]1■』部2を車幅方向に連続せしめているため、該イ
ンストルメントパネル1の一部にこれとは別部材のエア
バックユニット2を配置した構成であるにもかかわらず
、該インストルメントパネルlのデザイン設計に際して
は該エアバックユニット2の存在をほとんど意識するこ
となく該インストルメントバネルIを全体的視点で自由
に設計することができ、それだけデザイン設計上の自由
度が向上することになる。
また、エアバックユニット2の車室側への露出部分が少
ないところから、例えば上掲公知例のようにエアバック
ユニットがインストルメントパネル上に常時しかも大き
なスペースをもって存在する場合に比して、インストル
メントパネル1色匠性が高められることにもなる。
ないところから、例えば上掲公知例のようにエアバック
ユニットがインストルメントパネル上に常時しかも大き
なスペースをもって存在する場合に比して、インストル
メントパネル1色匠性が高められることにもなる。
一方、この状態において自動車が衝突すると、エアバッ
クユニット2のインフレータ22からガスが噴出し、こ
のガスによってエアバソク23はエアバックケース22
への折畳み格納状態から膨張しエアバヅクリッド24を
破壊して押しJiiき、さらにこの展開したエアバック
リッド24の上半部の押圧力により上記リッド郎材I3
を第1の位置から第2の位置側に展開させながらが1方
(市室側)に向けて張り出し、第1図に鎖線図示するJ
、うに助手席とインストルメントパネルiとの間に位置
せしめられる。
クユニット2のインフレータ22からガスが噴出し、こ
のガスによってエアバソク23はエアバックケース22
への折畳み格納状態から膨張しエアバヅクリッド24を
破壊して押しJiiき、さらにこの展開したエアバック
リッド24の上半部の押圧力により上記リッド郎材I3
を第1の位置から第2の位置側に展開させながらが1方
(市室側)に向けて張り出し、第1図に鎖線図示するJ
、うに助手席とインストルメントパネルiとの間に位置
せしめられる。
この時にエアバック23(よ第1図鎖線図示すろように
膨張展開される。従って、衝突時の慣性力を受けて助手
席の乗員がインストルメントバネルI側に飛び出したと
しても、該エアバノク23により緩衝状態で受け止めら
れ該インストルメントバネル1側への衝突が未然に且つ
確実に防止される。即ち、エアバックユニット2をイン
ストルメントパネルIの湾曲部l1と車体」二下方向に
重合させた構戊であるにもかかわらず助手席側の乗員の
保護というエアバック装置本来の機能を確保することが
できるものである。
膨張展開される。従って、衝突時の慣性力を受けて助手
席の乗員がインストルメントバネルI側に飛び出したと
しても、該エアバノク23により緩衝状態で受け止めら
れ該インストルメントバネル1側への衝突が未然に且つ
確実に防止される。即ち、エアバックユニット2をイン
ストルメントパネルIの湾曲部l1と車体」二下方向に
重合させた構戊であるにもかかわらず助手席側の乗員の
保護というエアバック装置本来の機能を確保することが
できるものである。
また、衝突による衝撃力が大きい場合には乗員が展開状
態にあるリッド部材l3の先端部に接触するということ
も考えられるが、その場合でもこの実施例のエアバック
装置においては、該リッド郎材13が軟質材で構成され
ているため、該リッド部材l3への衝突により乗員が怪
我をするというようなことがなく、それたけ乗員に対す
る保護がより一層確実ならしめられるしのである。
態にあるリッド部材l3の先端部に接触するということ
も考えられるが、その場合でもこの実施例のエアバック
装置においては、該リッド郎材13が軟質材で構成され
ているため、該リッド部材l3への衝突により乗員が怪
我をするというようなことがなく、それたけ乗員に対す
る保護がより一層確実ならしめられるしのである。
さらに、助手席側の子供が席から立ってその直前方に位
置するリッド部材13側に寄りかかった所謂チャイルド
スタンディング状態において自動車が衝突をしたような
場合には、エアバック23がフル展開するより前に子供
か第1の位置から第2の位置に移行するリッド部材l3
に衝突するということも考えられるが、この場合でら該
リッド郎材l3が軟質材で構成されているため、子供が
これとの衝突により怪我をするというよ゛うなこともな
い。
置するリッド部材13側に寄りかかった所謂チャイルド
スタンディング状態において自動車が衝突をしたような
場合には、エアバック23がフル展開するより前に子供
か第1の位置から第2の位置に移行するリッド部材l3
に衝突するということも考えられるが、この場合でら該
リッド郎材l3が軟質材で構成されているため、子供が
これとの衝突により怪我をするというよ゛うなこともな
い。
また、この実施例のように、切り欠き部12.に臨んで
エアバックリッド24を設けた場合には、該切り欠き?
itI+2により、展開されたエアバックリッド24の
下半部が乗員と干渉するのか防止され、また展開圧力の
高い展開川期のエアバック23が乗員と当たることが抑
制されるため、乗員保護性能が著しく向上することにな
る。
エアバックリッド24を設けた場合には、該切り欠き?
itI+2により、展開されたエアバックリッド24の
下半部が乗員と干渉するのか防止され、また展開圧力の
高い展開川期のエアバック23が乗員と当たることが抑
制されるため、乗員保護性能が著しく向上することにな
る。
第2実施例
第4図には、請求項!及び3記載の発明の実施例にかか
るエアバック装置を備えた自動車の要部が示されている
。この実施例のものは、」二記第1実施例のものがリッ
ドglK材!3を車室fJII1に展開させるようにし
ていたのに対して、該リッド部+413をインストルメ
ントバネルlの内側(即ち、反車室側)に展開させるよ
うにしたものである。即ち、リッド郎材13は、樹脂材
により一体的に形威されるものであり、インストルメン
トパネルlの湾曲F!IIl1と同様の曲率をもつ/f
!jlllI面+3Aと、該湾lII面+3Aの一端側
に折曲状態で連続するカイド面13Bと、他端側に薄肉
のヒンジ132を介して連続する固定部13Cとを有し
ている。そして、このリッド部材I3は、該ガイド面1
3Bをエアバックユニット2側に向けた状態でその固定
部13Cをビス3■こよってインストルメントパネルl
に固定している。また、この際同時に、該リッド部材l
3の裏面側に板バネ30を取付け、該板バネ30のバネ
力により常時該リッド郎材13を上方に付勢している。
るエアバック装置を備えた自動車の要部が示されている
。この実施例のものは、」二記第1実施例のものがリッ
ドglK材!3を車室fJII1に展開させるようにし
ていたのに対して、該リッド部+413をインストルメ
ントバネルlの内側(即ち、反車室側)に展開させるよ
うにしたものである。即ち、リッド郎材13は、樹脂材
により一体的に形威されるものであり、インストルメン
トパネルlの湾曲F!IIl1と同様の曲率をもつ/f
!jlllI面+3Aと、該湾lII面+3Aの一端側
に折曲状態で連続するカイド面13Bと、他端側に薄肉
のヒンジ132を介して連続する固定部13Cとを有し
ている。そして、このリッド部材I3は、該ガイド面1
3Bをエアバックユニット2側に向けた状態でその固定
部13Cをビス3■こよってインストルメントパネルl
に固定している。また、この際同時に、該リッド部材l
3の裏面側に板バネ30を取付け、該板バネ30のバネ
力により常時該リッド郎材13を上方に付勢している。
尚、このリッド部材13のインス1・ルメントパネル1
への取付状態においては、そのガイド而13Bの先端に
設けた係止部1.38aが上記エアバックリッド24の
下端24aより下方側(インストルメントパネル内側)
に位置し且っ該係止郎13Baがエアバックリッド下端
24aに係合ずることによって該リッド部材l3の上動
が規制されるようになっている(第4図に実線図示する
状態)。また、この状態においては、上記ガイド而+3
13がエアバツクリツド24に対してその前方叫に所定
の傾斜角をもって配置されるようになっている。
への取付状態においては、そのガイド而13Bの先端に
設けた係止部1.38aが上記エアバックリッド24の
下端24aより下方側(インストルメントパネル内側)
に位置し且っ該係止郎13Baがエアバックリッド下端
24aに係合ずることによって該リッド部材l3の上動
が規制されるようになっている(第4図に実線図示する
状態)。また、この状態においては、上記ガイド而+3
13がエアバツクリツド24に対してその前方叫に所定
の傾斜角をもって配置されるようになっている。
このように構成すると、通常時には、第4図に実線図示
するように、リッド部材l3によってエアバックユニッ
ト2の下半部が覆われ、該エアバックユニット2の車室
側への露出量が少ならしめられること、及び該リッド部
材I3によりインストルメントパネルlの湾曲部+1の
一体感が確保されることは上記第1実施例の場合と同様
であり、従って、インストルメントパネルlの意匠性の
向上及びデザイン設計上の重度の向上という効果が得ら
れるものである。
するように、リッド部材l3によってエアバックユニッ
ト2の下半部が覆われ、該エアバックユニット2の車室
側への露出量が少ならしめられること、及び該リッド部
材I3によりインストルメントパネルlの湾曲部+1の
一体感が確保されることは上記第1実施例の場合と同様
であり、従って、インストルメントパネルlの意匠性の
向上及びデザイン設計上の重度の向上という効果が得ら
れるものである。
一方、衝突時には、エアバック23の膨張展開に伴って
エアバックリッド24が上下に分割して展開するとき、
該エアバックリッド24のうち下測への展開部分24a
がリソド部材13のガイド面13Bに当接し該リッド郎
材13を仮バネ30のバネ力に抗して下方側に押し下げ
る(第4図において鎖線図示する状態)。これにより、
リッド部材l3がエアバックユニット2の前方から排除
され、エアバック23は何等支障なく車室側に膨張展開
できるものである。
エアバックリッド24が上下に分割して展開するとき、
該エアバックリッド24のうち下測への展開部分24a
がリソド部材13のガイド面13Bに当接し該リッド郎
材13を仮バネ30のバネ力に抗して下方側に押し下げ
る(第4図において鎖線図示する状態)。これにより、
リッド部材l3がエアバックユニット2の前方から排除
され、エアバック23は何等支障なく車室側に膨張展開
できるものである。
このように、衝突時にリッド部材l3がインストルメン
トパネルIの内側に展開する場合には、展開したリッド
部113と乗員とが干渉することが確実に防止できるた
め、乗員に対する保護機能がより向上するものである。
トパネルIの内側に展開する場合には、展開したリッド
部113と乗員とが干渉することが確実に防止できるた
め、乗員に対する保護機能がより向上するものである。
第1図は本願発明の第!実施例にかかるエアバック装置
を備えた自動車の車室前郎の斜視図、第2図は第l図の
l一■拡大縦断而図、第3図は第1図に示したリッド部
材を展開させた状態を示す要II ・ ・ 1 2 ・ ・ l 3 ・ ・ 1 5 ・ ・ 2 1 ・ ・ 2 2 ・ ・ 2 3 ・ ・ 2 4 ・ ・ 25 ・ ・ 3 0 ・ ・ ・湾曲部 .切り欠き部 ・リッド部材 ・開口 ・エアバックケース ・インフレーク ・エアバック ・エアバックリッド ・ヒンノ ・仮バネ ■・・・・・インストルメントパネル 2・・・・・エアバックユニット 4・・・・・ダッシュボード 5・・・・・グローブボックス 第2図 第3図
を備えた自動車の車室前郎の斜視図、第2図は第l図の
l一■拡大縦断而図、第3図は第1図に示したリッド部
材を展開させた状態を示す要II ・ ・ 1 2 ・ ・ l 3 ・ ・ 1 5 ・ ・ 2 1 ・ ・ 2 2 ・ ・ 2 3 ・ ・ 2 4 ・ ・ 25 ・ ・ 3 0 ・ ・ ・湾曲部 .切り欠き部 ・リッド部材 ・開口 ・エアバックケース ・インフレーク ・エアバック ・エアバックリッド ・ヒンノ ・仮バネ ■・・・・・インストルメントパネル 2・・・・・エアバックユニット 4・・・・・ダッシュボード 5・・・・・グローブボックス 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、インストルメントパネルの助手席側の内部に、必要
に応じて膨張展開するエアバックを備えたエアバックユ
ニットを格納してなる自動車のエアバック装置であって
、上記インストルメントパネルは、その車室側面に湾曲
断面をもって車幅方向に延びる湾曲部を備え、しかもそ
の一部が上記エアバックユニットの車室側面に対して車
体上下方向に重合せしめられているとともに、該重合部
が上記エアバックの膨張展開時に該エアバックの展開を
可能ならしめる如く展開可能とされていることを特徴と
する自動車のエアバック装置。 2、重合部が、エアバックの膨張展開時にインストルメ
ントパネルの内側に展開する如く構成されていることを
特徴とする請求項1記載の自動車のエアバック装置。 3、重合部が、軟質材で形成され且つエアバックの膨張
展開時に車室側に展開する如く構成されていることを特
徴とする請求項1記載の自動車のエアバック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1158616A JPH0325048A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 自動車のエアバック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1158616A JPH0325048A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 自動車のエアバック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0325048A true JPH0325048A (ja) | 1991-02-01 |
Family
ID=15675604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1158616A Pending JPH0325048A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 自動車のエアバック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325048A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7946925B2 (en) | 2005-09-21 | 2011-05-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Dynamic damper |
US8820153B2 (en) | 2009-08-26 | 2014-09-02 | Horiba Europe Gmbh | Test stand having a vibration damper |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1158616A patent/JPH0325048A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7946925B2 (en) | 2005-09-21 | 2011-05-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Dynamic damper |
US8820153B2 (en) | 2009-08-26 | 2014-09-02 | Horiba Europe Gmbh | Test stand having a vibration damper |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6219491B2 (ja) | カーテンエアバッグのためのトップテザー | |
KR0180293B1 (ko) | 에어 백 작동식 무릎 받침대 | |
JP2015509880A (ja) | 車両のための能動的なフードシステムまたはボンネットシステム | |
CN109249889A (zh) | 正面安全气囊组件 | |
JP2922001B2 (ja) | 車体側部のエネルギ吸収構造 | |
RU2418698C2 (ru) | Устройство с подушкой безопасности для приспособления, поддерживающего пассажира автомобиля от перемещения при дтп | |
JP2003095044A (ja) | 外面展開型エアバッグ装置 | |
KR20080042612A (ko) | 자동차용 커튼에어백의 전개 유도장치 | |
JPH07125606A (ja) | フードエアバッグ装置 | |
KR100831438B1 (ko) | 자동차용 커튼에어백의 전개 유도장치 | |
JPH07215159A (ja) | 車両のエアバッグ装置 | |
JP4715030B2 (ja) | 乗員脚部保護装置 | |
JP2006151139A (ja) | 乗員保護装置 | |
JPH09240413A (ja) | 車両用シートのサイドエアバッグ構造 | |
JP3951907B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH11240411A (ja) | 車両用ニーエアバッグ装置 | |
JP2915380B2 (ja) | 車体側部のエネルギ吸収構造 | |
JPH0325048A (ja) | 自動車のエアバック装置 | |
JP2867131B2 (ja) | 車体側部のエネルギ吸収構造 | |
JP3840933B2 (ja) | 乗員拘束装置 | |
JP2938835B2 (ja) | 車体側部のエネルギ吸収構造 | |
JP7154916B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP3047684B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH06262999A (ja) | エアバッグ装置 | |
KR20030075024A (ko) | 조수석 에어백 도어구조 |