JPH0325039A - 自動車の室内照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 本発明は、自動車の室内のみならず必要に応じて室外を
も照明し得るようにした照明装置に関する． ［従来の技術］ 従来から自動車においては、自動車の室内２例えばトラ
ンクームに夜間時に物を収納したり、あるいはまたトラ
ンクルームから物を取り出す場合，暗いと不便であるた
め、トランクルーム内適宜箇所にルームランプを配置し
、トランクリッドを開いた際、これに連動してスイッチ
を動作させて前記ルームランプを点灯し、トランクルー
ム内を照明するようにしている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来のこの種の室内照明装置は、ルーム
ランプをトランクリッドの内面もしくはリアフエンダの
内壁面に取り外し不能に配設固定されているため、照明
範囲が限られ、物の影になっている場所までは適切に照
明できず、また本当に見たい場所を自由に照明すること
ができないと云う問題があった．そのため、最近では所
望箇所を自由に照明し得る照明装置が要望されている。

したがって、本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、ルームラン
プを引き出し自在に配設することにより、必要に応じて
室内のみならず、車体外部をも照明し得るようにした自
動車の室内照明装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明は上記目的を達戊するために、自動車の室内適宜
箇所に取り付けられたコードリールを有するランプホル
ダと、前記室内を照明するルームランプとを備え、この
ルームランプは、前記コードリールより繰り出し、巻き
上げられる出力コードの先端に接続され、前記ランプホ
ルダによって着脱自在に保持されるものである． ［作用］ 本発明において、ランプホルダはルームランプを着脱自
在に保持する。出力コードはコードリールより繰り出さ
れる長さの範囲内においてルームランプの位置を自由に
変え得る． ［実施ＰＡ］ 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。

第１図は本発明に係る自動車の室内照明装置をトランク
ルームに適用した場合の一実施例を示す分解斜視図、第
２１５ｉ！はルームランプの一部破断分解斜視図、第３
図はランプホルダの要部断面図である。これらの図にお
いて．１は自動車の後部に上下方向に開閉自在に配設さ
れ、トランクルーム２を閉鎖するトランクリッド，３は
トランクリツド１の内面適宜箇所に配設された室内照明
装置で、この室内照明装Ｗ３は前記トランクリッドｌの
内面に止めねじ４によって固定されるランプホルダ５と
、トランクルーム２内を照明するルームランプ６と、ル
ームランプ６の出力コード８を繰り出し、巻き上げるコ
ードリール７とを備えている。

前記ランプホルダ５は、プラスチック等によって一体に
形戒されるもので、平板状のベース５Ａと、ベース５Ａ
の下面に対向して突設されたＬ字状からなる一対のラン
プ保持片５Ｂ、５Ｃとで横或され、これらのランプ保持
片５Ｂ、５Ｃと前記ベース５Ａの下面とで囲まれた空間
が前記ルームランプ６を収納する収納部９とされている
。

府記ベース５Ａの４隅部にはねじ取付孔１２がそれぞれ
形成されており、これらのねじ取付孔１２に阿記止めわ
じ４が挿通され、前記トランクリッド１の内面にねじ込
まれる． 前記ルームランプ６の収納Ｍ９は前記コードリール７と
は反対側面が開放し、前記ベース５Ａの下面と前記各ラ
ンプ保持片５Ｂ、５Ｃの下端水平部上面に沿って前記ル
ームランプ６が挿入収納されるようになっている．また
、前記ベース５Ａの前記収納部９に対応する箇所には２
つ一組がらなる複数組、例えば４組の長孔１３が形或さ
れており．これらの長孔１３に鉄板等によってコ字状に
形或された磁性体１１が取付けられている。磁性体１１
は、その両側片１１ａ、Ｉｌｂがベース５ＡのＦ面側よ
り挿入されてベース５Ａの上方に突出し、かつ突出端部
が折り曲げられることにより、前記長孔ｌ３からの抜け
を防止されている．前記ルームランプ６は第２図に示す
ようにプラスチック等によって長箱型に形戒されたケー
ス１４を備えている。クース１４は、前面板１４ａ、背
面［１４ｂ、左右一対の側面板１４ｃ、１４ｄおよび上
板１４ｅとで構成されることにより、下面が開放され、
また前面板１４ａの中央部には上板１４ｅにまで延在す
る鉤形の開口１５が開設されている．そして、前記開口
１５は透明もしくは適宜色に着色された透光．性を有す
るプラスチック等からなるレンズ■７によって閉鎖され
ている．前記レンズｌ７は前記開口１５に嵌合され、か
つ側端縁に突設された弾性係合片１８によって前記ケー
スｌ４に係止されている。レンズ１７の前記上板１４ｅ
と同一平面を形或する而１７ａの中央部はその表裏両面
を平坦面に形成されるか，もしくは断面３角形のスポッ
ト用レンズステップが形戊されることによりスボッｌ・
照明部２０を形成しており、それ以外の部分は小さな凸
レンズからなる拡散ステップ２１が密集して形成される
ことにより拡故照明部２２を形戒している．左右一対の
側面［１４ｃ．１４ｄの外側面で上Ｗ．１　４　ｅ寄り
には把持時の指の引っ掛かりをよくするため多数の小さ
な突子１６が密集して形成されている． ２４は前記前記ケースｌ４の下面開口部２３よリケース
ｌ４内に挿入配置される光源ユニットで、この光源ユニ
ット２４はブロック状に形成されたホルダ２５を有して
いる。ホルダ２５はプラスチック等によって形戒され、
その両側面には突子２６がぞれぞれ突設され、この突子
２６を前記ケースｌ４の内側面に凹設した凹部２７に嵌
合することで前記ゲースｌ４からの抜けを防止されてい
る。

また、ホルダ２５には光源としてのハロゲンバルブ２８
と、半円筒形に形戒されたりフレクタ２９が配設されて
いる．前記ケースｌ４の背面板１４ｂには２つ一組から
なる４組の長孔３０が前記べ一ス５Ａの長孔１３に対応
して形戒されており、これらの長孔３０にはマグネット
３１の両端部３２がケース内側よりそれぞれ嵌合されて
いる．前記コードリール７は、円板状の上［３４と、上
面が開放する浅底円筒状に形成されたゲース本体３５と
からなるコードケース３６を備え、このコードケース３
６内には前記出力コード８を巻き収るリールおよびリー
ルに巻き取り方向の回転力を付与するスプリング〈いず
れも図示せず〉が収納配置されている．前記上板３４の
中央には前記出力コード８の一端が挿通されるコード導
出口３７が設けられ、また外周には上板３４を前記ベー
ス５Ａに固定する３つの係止片３つが上方に向がって突
設されている。これらの係止片３９は前記ベース５Ａに
形成された細溝４ｏに下方がら挿入されて上方に突出し
，その突出端部が折り曲げられることにより、前記上板
３４をベース５Ａの下面に固定している。前記出力コー
ド８の一端にはコネクタ４１が接続されており、このコ
ネクタ４１は自動車のバッテリーに接続されている．前
記ケース本体３５の一部周面には接線方向に開放するコ
ード引出口４２が形戒されており、このコード引出口４
２より前記出力コード８の他端が導出され、前記ルーム
ランプ６のハロゲンバルブ２８に接続されている． 前記ベース５Ａの上面で前記コードリール７に対応する
箇所には円形の凹陥部４４が形成され、かつその底面中
央部には前記コードケース３６のコード導出口３７に対
応して丸孔４５が形戒されている．また、前記ベース５
Ａの上面には一端が前記凹陥部４４に連通し、他端がベ
ース５Ａの前記ルームランプ６側とは反対側端縁に開放
する溝４６が形戒されており、この溝４６を通って前記
出力コード８のコネクタ側端部がランプホルダ５の側方
に導出されている． このような構成において、ルームランプ６は不使用時に
おいてランプホルダ５の収納部９に収納され、マグネッ
ト３１と磁性体１ｌとの磁気的結合力によって固定保持
されている。この時、出力コード８はコードリール７に
よって巻き収られ、コードゲース３６内に収納されてい
る。トランクリッドｌを開けると、これに連動して動作
するスイッチ〈図示せず〉の働きによりルームランプ６
のハロゲンバルブ２８が点灯し、その光がレンズｌ７を
透過することで、トランクルーム２内を照射する．この
時、ルームランプ６をランプホルダ５の収納部９から取
り出して出力コード８をコードリール７より十分に引き
出せば、トランクルーム２内の所望箇所を自由に照射す
ることができ、またトランクルーム２内のみならず車体
後方の路面をも必要に応じて照射することができる．第
４図は本発明の他の実施例を示す分解斜視図である．こ
の実施例は照明装置１をリアフェンダ５０の内壁面５ｌ
に取り付けたものである．ランプホルダ５のベース５Ａ
の前面にはルームランプ６の収納部９を形成するコ字状
のランプ保持用ガイドリブ５２が一体に突設され、裏面
にはコードリール７のケース本体３５が固定される筒部
５３が一体突設されている．また、ベース５Ａの裏面側
には出力コード８を案内支持するローラ５４が配設され
ている。出力コード８はベース５Ａに設けたコード挿通
孔５５を通ってベース５Ａの前方に導かれている．ルー
ムランプ６はその背面前端部に段差部５６を有し、この
段差部５６が前記ランプ保持用ガイドリブ５２の下端水
平部５２ａ上に載置される． その他の構戒は上記実施例と略同様であるため，同一構
成部品、部分に対しては同一符号を以て示し、その説明
を省略する． この場合、本実施例はベース５Ａの前面にランプ保持用
ガイドリブ５２を設けた例を示したが、これに限らず５
図に示すようにベース５Ａの前面にルームランプ６を収
納する収納凹部６０を凹設してもよい。

第６図は光源ユニットの他の実施例を示す斜視図である
．この実施例は光源としてハロゲンバルブの代わりに管
球バルブ６１を使用し、その両端に設けた円錐状の端子
部６２Ａ、６２Ｂを銅板等からなる一対の弾性片６３Ａ
、６３Ｂによって弾性的に保持したものである。また、
ホルダ２５に前記管球バルブ６１の軸線と平行な板状の
りフレクタ受け部６４を一体に延設し、この上に略し字
状に折曲されたりフレクタ２９を設置したものである． 尚、本実施例はいずれもトランクルーム２を照明するよ
うにした例について説明したが、本発明これに特定され
るものではなく、搭乗者用の室内照明にもそのまま実施
し得るものである．［発明の効果］ 以上述べたように本発明に係る自動車の室内照明装置に
よれば、ルームランプの出力コードをコードリールによ
り巻き取り自在とし，ルームランプを室内に配設したラ
ンプホルダに着脱自在に配置したので、ランプホルダか
らルームランプを外して出力コードをコードリールから
繰り出すと、出力コードの繰り出し長さの範囲内におい
て室内の所望は所をルームランプにより自由にかつ所望
方向から照射することができ、また車体後部の路面をも
照射でき、荷物の出し入れ操作に大変便利である．

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る自動車の室内照明装置をトランク
ルームに適用した場合の一実施例を示す分解斜視図、第
２図はルームランプの一部破断分解斜視図、第３図はラ
ンプホルダの要部断面図、第４図は本発明の他の実施例
を示す分解斜視図、第５図はランプホルダ５の他の実施
例を示す斜視図、第６図は光源ユニットの他の実施例を
示す斜視図である． ■・・・トランクリッド、２・・・トランクルーム、３
・・・照明装置、５・・・ランプホルダ、６・・・ルー
ムランプ、７・・・コードリール、８・・・出力コード
、９・・・収納部．第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動車の室内適宜箇所に取り付けられたコードリールを
   有するランプホルダと、前記室内を照明するルームラン
   プとを備え、このルームランプは、前記コードリールよ
   り繰り出し、巻き上げられる出力コードの先端に接続さ
   れ、前記ランプホルダによって着脱自在に保持されるこ
   とを特徴とする自動車の室内照明装置。