JPH032500A - 坑内換気用送風機の運転制御装置 - Google Patents

坑内換気用送風機の運転制御装置

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JPH032500A
JPH032500A JP13712689A JP13712689A JPH032500A JP H032500 A JPH032500 A JP H032500A JP 13712689 A JP13712689 A JP 13712689A JP 13712689 A JP13712689 A JP 13712689A JP H032500 A JPH032500 A JP H032500A
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JP
Japan
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blower
ventilation
tunnel
air
blowers
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JP13712689A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tanigawa
豊 谷川
Michihiro Kimura
木村 道洪
Ichiro Yamane
一郎 山根
Toshihiko Kawasaki
川崎 俊彦
Haruki Maruta
丸田 春樹
Kiyoshi Sato
清 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトンネル工事等においてその坑内の換気を強制
的に行なう坑内換気用送風機の運転制御装置に関する。
(従来の技術) トンネル工事等においては、掘削時に発生する粉塵や、
JH削機及び搬送車輌等から発生する一酸化炭素、熱、
炭素ガス等が坑内空気を汚染するため、坑内の換気を強
制的に行なう換気システムが必要°となる。
このような換気システムは、従来、工事中のトンネル内
にその入り口から掘削箇所に達する長さの送気管を配設
し、この送気管の任意個所に換気用送風機を設け、この
送風機をトンネル外に設置した制御盤からの手動切換え
操作による指令によってオン・オフ又はその回転速度を
制御するようにしている0例えば、掘削時や掘削された
土石の搬出時、FM削覆工面の吹付時等では、換気用送
風機を高速回転させ、新鮮な外気を送気管を介して該作
業箇所に多量に送り込み、また、その他の作業時では、
送風機を低速回転させ、新鮮な外気を少量ずつ送り込む
ようにしている。
このような従来の換気システムによれば、トンネル坑内
の作業環境を良好に維持できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述の換気システムは、掘削、吹付等によ
って坑内の作業環境が悪化される時と、作業環境が悪化
されない時との作業状況に応じて送風機の回転速度を手
動によりいちいち切換える方式であるため、その操作が
煩雑となると共に、操作が徹底せず、殆どの場合、送風
機を高速回転のまま使用しているのが現状である。
このため、従来の換気システムでは坑内換気用送風機の
運転にかかる電力量が不必要に増大する問題があった。
本発明は上述の問題を解決するためになされたもので1
本発明の目的は、電力消費の低減及び送風機操作の煩雑
さを解消できる坑内換気用送風機の運転制御装置を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため本発明は、トンネル等の坑内に
その長手方向に延在する換気経路に介設した少なくとも
1つの換気用送風機と、前記坑内に設置され、粉塵濃度
、有毒ガス濃度、酸素濃度、温度等の坑内環境を検出す
る検出手段と、前記検出手段で検出された坑内環境デー
タに基づいて坑内の作業内容を判別し、この判別結果に
基づいて前記送風機を適正回転に自動制御する制御手段
を備えてなるものである。
(作用) 検出手段が粉塵濃度、有毒ガス濃度、酸素濃度、温度等
の坑内環境を検出し、この坑内環境データを制御手段で
演算処理することによって坑内の作業を判別する。更に
、制御手段はこの判別結果に基づいて換気経路の送風機
に作業内容に応じた運転指令を与え、送風機を例えば高
速、低速成はオフ状態に切換え制御する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明をトンネル坑内の換気システムに適用し
た実施例を示す全体構成図、第2図は信号伝送システム
の構成図である。
まず、第1図においてlは掘削中のトンネルで、トンネ
ルl内には、その人口1aから掘削箇所1bに達する長
さの送気管2と排気管3が夫々延設されている。
送気管2の入口及び途中には、夫々新鮮な外気を坑内に
送り込むための換気用送風機4,5が設けられている。
また、前記排気管3には、その人口及び途中に複数個の
換気用送風機6a、6b、6cが設けられている。前記
換気用送風機4,5,6a、6b6Cとしては例えば反
転軸流形送風機が用いられる。
また、第1図において7は送気管2の入口側送風機4を
トンネル坑内の作業環境に応じてオン・オフ制御するロ
ーカル制御部、8は同じく送気管2の途中に設けた送風
機5の回転速度をトンネル内の作業環境に応じて制御す
るローカル制御部である。
これらローカル制御部7.8は、第2図に示すように、
伝送制御装置7a、8a及び送風機4゜5に運転指令を
出力する出力装置7b、8bを備え、伝送制御装置7a
、8aはデータ伝送線9を介してトンネル外のセンタI
Oに接続されている。
センタlOはトンネルl内の各種検出データを処理し、
その処理結果に応じた送風機制御指令を生成する中央処
理装置10aと、この中央処理装置10aと各送風機制
御部との間の信号伝送を行なう伝送制御装置fobとで
構成されている。
また、IIA、IIB、IIcは前記夫々の排気管側送
風機6a、6b、8・cに対応して設けられたローカル
制御部である。
送風機6aに対応するローカル制御部11Aはトンネル
l内の粉塵濃度、−酸化炭素濃度、酸素濃度、温度、車
輌の出入等を検出する検出装置11Aaと、受信機11
Adと、送風機6aをオン・オフ制御する出力装置11
Abを備える。そしてローカル制御部11Aは更に、こ
れら検出装置11 A a +受信機11Ad及び出力
装置11Abとセンタ10との間で信号の伝送を行う伝
送制御装置11Acを備え、伝送制御装置11Acはデ
ータ伝送$19を介してしてセンタlOに接続されてい
る。
送風機6bに対応するローカル制御部11Bは前記ロー
カル制御部11Aと同様な検出袋−111Baと、送風
機6bをオン・オフ制御する出力装置11Bbと、これ
ら検出装置11Ba及び出力装置11Bbとセンタ10
との間で信号の伝送を行う伝送制御装置118Cとを備
え、伝送制御装置111Bcはデータ伝送線9を介して
センタlOに接続されている。
送風機6cに対応するローカル制御部11cは前記ロー
カル制御部11Bと同様に検出装置11Caと、送風機
6Cをオン・オフ制御する出力装置11cbと、これら
検出装置11Ca及び出力装置11CbとセンタlOと
の間で信号の伝送を行う伝送制御装置11ccとを備え
、伝送制御装置11Ccはデータ伝送線9を介してセン
タIOに接続されている。
第1図において12はトンネルlの掘削箇所lbの空気
汚染状況(粉塵濃度、−酸化炭素濃度、酸素濃度、温度
等)を検出する検出装置で、検出装置12はこれら空気
汚染状況の検出信号を送信する送信器12aを備え、送
信器12aから送信される検出信号はローカル制御部1
1Aの受信器11Adで受信され、センタlOへ伝送さ
れる。また、上記検出装置12は掘削箇所lb上半のト
ランス台車上に設置される。
尚図示しないが、各送風機には分電盤を通して電力線が
配線されていることは勿論のことである。
次に、前記のように構成された運転制御装置の動作につ
いて説明する。
まず、トンネルl内の掘削箇所1bにおいて、その検出
装置12で検出された環境データは送信器12aにより
ローカル制御部11Aに向は送信され、その受信器11
Adにより受信される。
受信器11Adで受信された環境データは、センタIO
からポーリングにより両者の伝送制御装置11Acと1
0b間のデータリンクを確立することでセンタlOの中
央処理装置10aに取込まれる。
同様にして、各ローカル制御部11A−11cの各設置
位置で、夫々の検出装置11Aa、11Ba、1ICa
により検出された環境データは。
センタ10からのポーリングによりデータリンクするこ
とでセンタlOの中央処理装置10aに順次取り込まれ
る。
中央処理装置10aでは、各検出装置から取込んだ環境
データを演算処理することにより、現在のトンネル内の
作業内容を判別し、この判別結果に応じて各ローカル制
御部7,8及びIIA〜11cに対しトンネル坑内を最
適環境にするための運転制御指令を伝送する。
この運転制御指令を受信した各ローカル制御部7.8及
びIIA−11cは運転制御指令に基づいて夫々の出力
装置を動作させ、対応する送風機をオン又はオフ、或は
速度制御して、新鮮な外気を送気管2を通してトンネル
l内に送り込むと共に、排気管3を通して粉塵等を含む
坑内空気をトンネルl外へ排出する。
例えば、掘削時や掘削土石を搬出する時とか、或は掘削
覆工面にコンクリートを吹付けている時は、その作業内
容をセンタlOで自動的に判別して送気管2側の人口送
風機4をオン動作させると共に、送風機5を高速で回転
させ、新鮮な外気を大量にトンネル・l内に送り込む、
そして、排気管3側の送風機6a、6b、6cに対して
は、これらをオン動作させ、掘削箇所tbで発生する粉
塵等を吸引し、トンネルl外へ排出する。この結果、ト
ンネル内を前記作業のし易い環境に維持することができ
る。
一方、空気の汚染が殆ど生じないような坑内状況がセン
タlOで認識された場合は、送気管2側の送風機4及び
排気管3例の送風機6a、6b。
6cをオフとし、送気管2側の送風[5のみを低速で回
転させる。その結果トンネルl内は送風機5によって換
気されることになる。
上述のように本実施例によれば、トンネルl内の掘削箇
所1bとその途中の空気汚染状態を夫々検出し、この検
出データを演算処理することによりトンネルl内の作業
内容を判別し、この判別結果に基づいて送気管2及び排
気管3の送風機を自動的にオン・オフ或は速度制御する
ようにしたので、送風機のオン・オフ或は速度の切換え
に人手を全く要せず、トンネルl内を作業内容に応じて
自動的にかつ最適環境にすることができる。
その結果、従来のような無駄な電力消費をな(して省電
力化を可能とし、また、坑内換気のための操作の煩雑性
を省き、省電力化も可能となる。
尚、実施例では送気管2例の送風機5を速度制御した場
合について述べたが、排気管3側の送風機を速度制御す
るようにしてもよい。
また、トンネル内の換気に排気管3が不要の場合はこれ
を省略しても良い。
また、掘削箇所tbの環境を測定する検出装置12の検
出信号伝送方式は無線に限らず、有線式としてもよい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように本発明によれば、電力消費
の低減及び送風機操作の煩雑さを解消できる坑内換気用
送風機の運転制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による坑内換気用送風機の運転制御装置
の全体構成図、第2図はセンタ及びローカル制御部の詳
細を示すブロック図である。 尚図中、lはトンネル、2は送気管、3は排気管、4,
5.6a 〜6cは送風機、7.8.  l 1A−1
1Cはローカル制御部、10はセンタ、10aは中央処
理装置、l lAa、11Ba。 11ca、12は検出装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 トンネル等の坑内でその長手方向に延在する換気経路に
    介設した少なくとも一つの換気用送風機と、 前記坑内に配設され粉塵濃度、有害ガス濃度、酸素濃度
    、温度等の坑内環境を検出する検出手段と、 前記検出手段で検出された坑内環境データに基づいて坑
    内の作業内容を判別し、この判別結果に基づいて前記送
    風機を適正回転に自動制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする坑内換気用送風機の運転制御
    装置。
JP13712689A 1989-05-30 1989-05-30 坑内換気用送風機の運転制御装置 Pending JPH032500A (ja)

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