JPH03249829A - データ伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ伝送方式に関し、特に送信側に設けられ
た複数の入力チャンネルから送られるディジタルデータ
を受信側に設けられた複数の出力チャンネルの指定され
たチャンネルにデータを出力するデータ伝送方式に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、この種のデータ伝送方式は、例えば送信側からチ
ャンネル（以下ｃｈという）１〜５を送り、伝送系にの
せるためにパラレルシリーズ変換した後に受信側におい
てｃｈ６〜１０の５ｃｈのそれぞれ指定ｃｈに出力する
場合に、第４図の信号フォーマットに示すように、ｃｈ
ｉ〜ｃｈ５のそれぞれに行先アドレス部を設けｃｈ６〜
ｃｈ１０のいずれかのアドレス指定を行う方式がある。

一方、各Ｃｈごとにアドレス部を設けない場合には、あ
らかじめ送信側から送り出すチャンネルの順序を固定し
て、受信側では送られて来た順序の通りにあらかじめ定
められたｃｈ６〜ｃｈ１０のチャンネルに固定して出力
する方式がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のデータ伝送方式は、各入力チャンネルの
データごとに受信側の行先チャンネルを指定するための
行先アドレス部を設けているのて、伝送効率が劣るとい
う欠点がある。また、行先アドレス部を設けない場合に
は、送り出す順序を固定しているので、複数チャンネル
相互の入れ換えができないのみならず、チャンネルを判
別するために必要の場合に時分割交換等を介して伝送し
なければならない欠点もある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のデータ伝送方式は複数の入出力チャンネルを有
するデータ伝送方式において、送信側では入力チャンネ
ルと受信側の行先チャンネルとの間のデータ転送の組合
わせに応じてコード化したデータを入力チャンネルの複
数データフレームの頭に付加し、受信側では前記コード
化したデータに応じて伝送された各チャンネルのデータ
をがい当する各行先チャンネルへ読出し順序を選択して
出力させる。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のシステム構成図、第２図は
本実施例の送信側から送られる信号フォーマット図、第
３図は本実施例の行先アドレス部に付与されるコードの
説明図である。

第１図において、送信側６は、並列に入力されるｃｈｉ
〜ｃｈ５の各チャンネルごとに行先指定データを入力し
、後述する行先組合わせパターンによりコードを付与す
る行先データコード化部１、ｃｈ１〜ｃｈ５の各チャン
ネルごとにデータを入力し、データコード化部１で作成
されたコードを付与してＳｃｈ分のデータを伝送系に送
り出す直列データ信号を作成するデータ多重化部２から
構成される。受信側７は、伝送系８から受信した直列デ
ータ信号をデータ自体と行先コードとに分離するデータ
分離部３、このデータ自体を後述する行先のｃｈ６〜ｃ
ｈｌｏに出力するまでの間記憶させておくデータストア
部４、分離された行先コード入力し、後述する第３図の
指定情報にしたがい、がい当するデータの読み出し制御
信号をデータストア部４に出力する読み出し選択部５か
ら構成される。

次に本実施例の動作を説明する。今、送信側６はｃｈｉ
〜ｃｈ５のデータおよび行先指定データを入力し、受信
側７の指定するｃｈ６〜ｃｈｌ。

のいずれかにデータを伝達するが、まず、行先データコ
ード化部１では第３図に示す入力データチャンネルｃｈ
ｉ〜ｃｈ５から行先の出力データチャンネルｃｈ６〜ｃ
ｈｌｏに出力させる組合わせパターンにしたがい、それ
ぞれに７ビツト構成２進表示のコードを付与する０例え
ば行先組合せパターンＮｏｔは、ｃｈｉ〜ｃｈ５のデー
タがそれぞれｃｈ６〜ｃｈｌｏに伝達する場合に０００
００００を付与している。以降、ｃｈｉ〜ｃｈ５の組合
わせは５！＝１２０通りあるので、表のようなコードを
付与している。このコード信号はデータ多重化部２に入
力される。データ多重化部２では、第２図に示す信号フ
ォーマットを形成する。

この信号フォーマットは１送信フレ一ム単位のフォーマ
ットで、最初にフレーム同期信号用のフレーム、前述し
た行先組合せパターンのがい当するコードを入れる行先
コード、以降ｃｈｉからｃｈ５までのデータ信号を順次
配列する。なお、送信側ではデータ送出順序の入れ換え
は特に行わず、この順序でシリアルに伝送系８に送り込
まれる。

受信側７のデータ分離部３で分離された行先コードは読
み出し選択部５に入力され、このコードに対応する行先
組合わせパターンにより、順次読み出し信号をデータス
トア部４に送る。データストア部４に一時記憶されたｃ
ｈｉ〜ｃｈ５のデータは、この読み出し信号の制御によ
り順次ｃｈ６からｃｈｌｏまでデータ信号を送出する。

第１図の例では行先組合せパターンＮＯ２の指定コード
により各チャネルのデータが出力されている状態を示し
ている。このように各フレームの頭に行先コード組合せ
パターンのコードを挿入することにより多数のチャンネ
ルデータを多重化して伝送することができる。なお、本
実施例では入出力データが５チヤンネルの場合を例示し
たが、入力チャンネルがｎ個（ｎは２以上の整数）の場
合においては、ｎ１通りの組合せパターンに対しｍビッ
ト楕成２進表示のコード、すなわち２ｇ″＞ｎ、の条件
を満足するコードを付与することにより、極めて効率化
されたフレーム構成によるデータ伝送ができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、データフレーム内に各入
力チャンネルのデータの行先チャンネルの組合わせに応
じたコードを付加することにより、受信側におけるデー
タ分離時に指定された行先に応じて送信されたデータの
読出し順序を選択し所定の出力チャンネルにデータ転送
ができる。

したがって従来例に比較して行先アドレスの伝送効率が
極めて良くなる。

また、極端にチャンネル数の多くないデータ転送の場合
には、大がかりな時分割交換機を介して伝送する必要が
ないので、安価な複数チャンネルのデータ伝送方式を構
成できる効果がある。さらにこの方式はループ型および
バス型ネットワークのデータ通信システムにも容易に適
用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のシステム構成図、第２図は
本実施例の信号フォーマット図、第３図は本実施例の要
部の行先データコード化部の説明図、第４図は従来のデ
ータ伝送方式の信号フォーマット図である。 １・・・行先データコード化部、２・・・データ多重部
、３・・・データ分離部、４・・・データストア部、５
、・、読み出し順序選択部、６・・・送信側、７・・・
受信側。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　複数の入出力チャンネルを有するデータ伝送方式にお
   いて、送信側では入力チャンネルと受信側の行先チャン
   ネルとの間のデータ転送の組合わせに応じてコード化し
   たデータを入力チャンネルの複数データフレームの頭に
   付加し、受信側では前記コード化したデータに応じて伝
   送された各チャンネルのデータをがい当する各行先チャ
   ンネルへ読出し順序を選択して出力させることを特徴と
   するデータ伝送方式。