JPH03249416A - 流体圧アクチュエータの漏れ調整装置 - Google Patents

流体圧アクチュエータの漏れ調整装置

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JPH03249416A
JPH03249416A JP4531390A JP4531390A JPH03249416A JP H03249416 A JPH03249416 A JP H03249416A JP 4531390 A JP4531390 A JP 4531390A JP 4531390 A JP4531390 A JP 4531390A JP H03249416 A JPH03249416 A JP H03249416A
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JP
Japan
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pressure
fluid
actuator
hydraulic
regulating valve
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Pending
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JP4531390A
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English (en)
Inventor
Mikiaki Hirai
幹了 平井
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Nabtesco Corp
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Teijin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は流体圧アクチュエータの漏れ調整装置に関し、
例えば航空機に装備される油圧作動システムに設けて好
適な流体圧アクチュエータの漏れ調整装置に関する。
(従来の技術) 従来、航空機等に装備される油圧作動システムにおいて
は、構造の多重化による信転性の確保が図られ、例えば
複数の流体圧アクチュエータによって同一の舵面を制御
するようになっているが、このように同一の操作対象に
対して複数のアクチュエータを作動させる場合、各アク
チュエータの据え付は位置や姿勢、又は動作量の誤差に
よってアクチュエータ間に力の対向(以下、フォースフ
ァイトともいう)が生じてしまうという問題があった。
そして、このフォースファイト対策として、アクチュエ
ータ相互の位置検出信号等をバイアスするクロスチャン
ネル方式や、アクチュエータ間の相対的な位置の誤差を
測定してその位置誤差をコマンド信号にバイアスするオ
ートリグ方式、さらに、外力によってアクチュエータ出
力を変化させ、そのアクチュエータの剛性(荷重支持剛
性)を低下させる方式が提案されている。本発明に係る
装置はこれらのうちアクチュエータの剛性を低下させる
方式に該当する。
従来のこの種のフォースファイト対策を行った油圧作動
システムとしては、例えば第4.5図に示すように流体
圧アクチュエータの漏れ調整装置を装備したものがある
。同図において、1は制御舵面、2はピストン2aを有
するアクチュエータ、3はコントロールバルブ、4は機
体であり、アクチュエータ2は制御舵面1と機体4の間
に介装され、コントロールバルブ3の作動によって制御
舵面1の舵角を操作する。このアクチュエータ2には2
つの油圧室2b、2Cを連通する連通路5およびその一
部を絞る固定オリフィス6が設けられており、油圧室2
b、20間で漏れを生じさせてアクチュエータ2の剛性
を低下させるようになっている。なお、8はピストン2
aに装着されたピストンシール、9A、9Bは油圧室2
b、2Cをシールするシール部材である。
上illの他に、固定オリフィス6に代えてコントロー
ルバルブ3をアンダーラップ(寸法的にボートが全閉し
ない構造)にして漏れを生じさせるものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第5図に示すような従来の流体圧アクチ
ュエータの漏れ調整装置にあっては、アクチュエータ2
の油圧室2b、20間で漏れが生じるため、ピストンシ
ール8およびシール部材9A、9B等による摩擦抵抗に
打ち勝ってピストン2aがストロークし始めるまでに大
きな入力信号を必要とする問題、すなわちアクチュエー
タ2の分解能が著しく低下してしまうという問題があっ
た。
また、コントロールバルブ3をアンダーラップにするも
のにあっては、ボートの開度調整によって本来の作動油
圧制御と漏れ調整を行うため、この開度調整が非常に困
難であるとともに、フォースファイトが生じていないと
きも常に漏れが生じる問題がある。
そこで本発明は、漏れを必要最小限に抑えると共に漏れ
によるアクチュエータの分解能の低下を防止することの
できる流体圧アクチュエータの漏れ調整装置を提供する
ことを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、流体圧アクチュ
エータの一対の流体室の間に設けられたオリフィス通路
と、オリフィス通路上に設けられて一対の流体室の間の
差圧に応動する弁体を有し、該差圧が設定圧に達するま
で閉弁する一方設定圧に達した差圧によって開弁する調
整弁と、を備え、前記調整弁により、高圧側の流体室か
ら低圧側の流体室への前記オリフィス通路を通した流体
の漏れを調整することを特徴とするものであり、好まし
くは、前記調整弁は一対の流体室の間の差圧が第1設定
圧に達するまで閉弁する一方、第1設定圧に達した差圧
によって開弁し、第1設定圧より大きい第2設定圧の差
圧によって再度閉弁するようにしたものである。
(作用) 本発明では、調整弁の弁体が流体圧アクチュエータの一
対の流体室間の差圧に応動し、この差圧が設定圧に達し
ない開閉弁している調整弁が、設計圧に達した差圧に応
じて開弁じ、この調整弁によって高圧側の流体室から低
圧側の流体室へのオリフィス通路を通した流体の漏れが
調整される。
したがって、設定圧を適宜設定してオリフィス通路を通
した流体の漏れが必要最小限に抑えられ、この漏れによ
る流体圧アクチュエータの分解能の低下が防止されると
ともに、アクチュエータ剛性を最適に調整可能となる。
また、前記調整弁が第1設定圧に達した差圧によって開
弁じ、第1設定圧より大きい第2設定圧によって再度閉
弁するようるすると、流体圧アクチュエータへの過大負
荷等に対するアクチュエータ剛性が確保される。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜3図は本発明の一実施例を示す図であり、本発明
を航空機の舵面操作用油圧アクチュエータの漏れ調整装
置に適用した例を示している。
まず、構成を説明する。第1図において、11は流体圧
アクチュエータとしての複動式油圧シリンダ、12は油
圧シリンダ11の作動を制御する制御弁であり、油圧シ
リンダ11はピストン13によって区画され通路14a
、14bによって制御弁12に接続された一対の油圧室
15.16(流体室)を有している。
制御弁12は例えば公知のサーボ弁であり、この制御弁
12は外部からの指令信号に応じ図外の油圧源からの油
圧を油圧室15.16のうち一方に供給するとともに他
方から排出させ、油圧室15.16に差圧を生じさせて
ピストン13を軸方向に移動させる。
ピストン13は航空機の舵面に(図示せず)に連結され
ており、この舵面ば油圧シリンダ11と他の同様な油圧
シリンダとによって操舵される。また、一対の油圧室1
5.16の間には固定オリフィス17a、18aを有す
るオリフィス通路17.18が設けられ、オリフィス通
路17.18上には調整弁19が設けられており、これ
らオリフィス通路17.18および調整弁19は第1図
中破線で囲まれたコントロールリーケージバルブ20(
漏れ調整装置)を構成している。
具体的には、オリフィス通路17.18は油圧室15.
16に接続する各々の端部が共通の油路となっており、
このオリフィス通路17.18が中間部で互いに離隔し
て調整弁19の弁室21に開口し、複数のボート22a
、22bおよび23a、23bを形成している。
弁室21には弁体であるスプール24が軸方向に摺動自
在に収納されるとともにスプール24を両端側から中立
位置に付勢する一対のスプリング25.26が縮設され
ており、この中立位置(第1図に示すスプール24の位
置)において、調整弁19はスプール24の両端側のラ
ンド部24a、24cによりボート22b、23bを閉
止して油圧室15.16の間の連通を遮断する。一方、
スプール24は弁室21内に前記にスプリング25.2
6を設置したフィードバック圧力室27.28を画成し
ており、フィードバック圧力室27.28はフィードバ
ック通路29.30を介してオリフィス通路17.18
に連通し、スプール24に油圧室15.16の間の差圧
を受圧させる。そして、スプール24はスプリング25
.26と協動し油圧室15.16の差圧に応じて中立位
置から軸方向に変位するようになっており、これにより
調整弁19は、スプール24か所定圧(第1設定圧)の
差圧を受けるときに両端側のランド部24a、24cで
閉止していたボート22bおよび23bの一方を開き、
さらに、スプール24が前記所定圧より大きい差圧(第
2設定圧の差圧)を受けるときに中間のランド部24b
でボート22a又は23aを閉じることができる。すな
わち、調整弁19は一対の油圧室工5、工6の間の差圧
が所定の第1設定圧からこの第1設定圧より大きい第2
設定圧までのとき開弁じ、この調整弁19の弁開度に応
じてオリフィス通路17.18を通して油圧室15.1
6のうち高圧側の室から低圧側の室へ漏出する作動油(
流体)の量が調整されるようになっている。
なお、31はピストン13に装着されたピストンシール
、32.33はピストン13と摺接するよう油圧シリン
ダ11に設けられたシール部材であり、前記第1設定圧
の差圧がピストン13に受圧された場合、ピストンシー
ル3工およびシール部材32.33等による摩擦抵抗に
打ち勝ってピストン13が移動する。
また、第2設定圧は例えば油圧シリンダ11に通常出力
より大きい過大な外力が加わった場合の油圧室15.1
6の間の差圧である。
次に、作用を説明する。
制御弁12が指令信号に応じて作動し、油圧室15.1
6の間の差圧が上昇すると、この差圧によってピストン
13が移動し、前記舵面が操舵される。このとき、油圧
室15の油圧をPI、油圧室16の油圧をP2とすると
、油圧室15.16の間の差圧IP。
Pz 1が第1設定圧より小さいうちは、スプール24
によってボート22b、23bが閉止されて調整弁19
が閉弁している。したがって、第−設定圧を前記摩擦抵
抗等に打ち勝つ大きさ以上にすると、ピストン13の移
動開始時に油圧室15.16の間で油圧が漏れることが
なく、油圧シリンダ11の分解能は制御弁12のプレッ
シャーゲインによって決定され、オリフィス通路17.
18を用いることによる油圧シリンダ11の分解能の低
下が防止される。
また、油圧シリンダ11と他の流体圧アクチュエータと
のフォースファイトによって生じる差圧P、−P、lが
第1設定圧に達すると、油圧室15.16の間で油圧の
漏れが生じて油圧シリンダ11の剛性が低下する。この
場合、第−設定圧をシステムの許容疲労強度に対応する
値以下とすることにより、疲労強度に影響しない程度の
フォースファイトによって小さい差圧IPtP、1が発
生したときには調整弁19が閉弁したままとなり、油圧
シリンダ11による舵面の保舵時等に油圧の漏れムこよ
る動力損失を回避することができる。また、疲労強度に
影響するようなフォースファイトに対しては、第2図に
示すように、差圧IPI   pgの大きさに応じてス
プール24がボー)22b又は23bの開度を増大し、
そのフォースファイトに対応する油圧シリンダ11の最
適な剛性低下が図られ、システム全体の信頼性が向上す
る。
また、ボート22b又は23bが全開した後、油圧室1
5.16の間の差圧IP、P、1がさらに太きくなると
、第3図に示すように、スプール24のランド24bが
ボート22a又は23aを閉じ始め、差圧P+   P
21の増加に伴ってボート22a又は23aの開度が減
少する。そして、差圧I P、−P。
が第2設定圧に達すると、ボート22a又は23aが全
閉となって調整弁19が閉弁状態となる。したがって、
油圧シリンダ11が高剛性を要求される高出力時や、異
常に過大な外力が働いた場合に油圧の漏れをなくしてア
クチュエータ剛性が確保される。
このように、本実施例においては、スプール24が油圧
室15.16の差圧に応動し、差圧1p+P21が第1
設定圧に対するまで閉弁しているので、不必要な漏れを
無くして油圧シリンダ11の分解能を向上させるととも
に頁に剛性低下が必要となる場合に油圧シリンダ11の
剛性を低下させることができる。また、差圧1p+−p
iが第2設定圧に達する過大負荷時に油圧シリンダ11
の油圧の漏れを停止して必要な剛性を確保することがで
きる。
なお、本実施例においては、調整弁19がスプール24
を弁体とするものであったが、本発明における調整弁は
スプール式に限らす回動型等地の形式のものでもよい。
(効果) 本発明によれば、調整弁の弁体を流体圧アクチュエータ
の一対の流体室間の差圧に応動させ、該差圧が設定圧に
達するまで閉弁している調整弁を、設定圧に達した差圧
に応じて開弁させ、オリフィス通路を通した流体室間の
漏れを調整するようにしているので、設定圧を適宜設定
してオリフィス通路を通した流体の漏れを必要最小限に
抑えることができ、この漏れによる流体圧アクチュエー
タの分解能の低下を防止することができ、アクチュエー
タ剛性を最適に調整することができる。
また、前記調整弁を、第1設定圧に達した差圧によって
開弁し、第1設定圧より大きい第2設定圧の差圧によっ
て再度閉弁するようにすれば、液圧アクチュエータへの
過大な外力が働く時等に一定のアクチュエータ剛性を確
保し、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明に係る流体圧アクチュエータの漏れ
調整装置の一実施例を示す図であり、第1図はその構成
図、第2.3図はそれぞれその作用説明図、第4.5図
は従来例を示す図であり、第4図はその舵面制御システ
ムの概略構成図、第5図はその漏れ調整装置の構成図で
ある。 11・・・・・・油圧シリンダ(流体圧アクチュエータ
)15.16・・・・・・油圧室(流体室)、17.1
8・・・・・・オリフィス通路、17a、18a・・・
・・・オリフィス、19・・・・・・調整弁、 20・・・・・・コントロールリーケッジバルブ(漏れ
調整装置)、 24・・・・・・スプール(弁体)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体圧アクチュエータの一対の流体室の間に設け
    られたオリフィス通路と、オリフィス通路上に設けられ
    て一対の流体室の間の差圧に応動する弁体を有し、該差
    圧が設定圧に達するまで閉弁する一方設定圧に達した差
    圧によって開弁する調整弁と、を備え、前記調整弁によ
    り、高圧側の流体室から低圧側の流体室への流体の前記
    オリフィス通路を通した漏れを調整することを特徴とす
    る流体圧アクチュエータの漏れ調整装置。
  2. (2)前記調整弁は、一対の流体室の間の差圧が第1設
    定圧に達するまで閉弁する一方、第1設定圧に達した差
    圧によって開弁し、第1設定圧より大きい第2設定圧の
    差圧によって再度閉弁するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の流体圧アクチュエータの漏れ調整装置。
JP4531390A 1990-02-26 1990-02-26 流体圧アクチュエータの漏れ調整装置 Pending JPH03249416A (ja)

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