JPH03249206A - ひげ状突起物を有する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物 - Google Patents
ひげ状突起物を有する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物Info
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- JPH03249206A JPH03249206A JP4332790A JP4332790A JPH03249206A JP H03249206 A JPH03249206 A JP H03249206A JP 4332790 A JP4332790 A JP 4332790A JP 4332790 A JP4332790 A JP 4332790A JP H03249206 A JPH03249206 A JP H03249206A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B16/00—Use of organic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of organic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B16/04—Macromolecular compounds
- C04B16/06—Macromolecular compounds fibrous
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セメント用補強材として有用な、ひげ状突起
物を有する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物に関
する。
物を有する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物に関
する。
従来、セメント用補強材としては、アスベスト代替品と
してポリエチレンやポリプロピレン)のオレフィン系重
合体からなる合成繊維、ポリビニルアルコール系合成繊
維(ビニロン)及びポリエステル系合成繊維が使用され
ており、これらは径0.01〜1+am程度、長さ5〜
50mm程度の短繊維として使用されている。
してポリエチレンやポリプロピレン)のオレフィン系重
合体からなる合成繊維、ポリビニルアルコール系合成繊
維(ビニロン)及びポリエステル系合成繊維が使用され
ており、これらは径0.01〜1+am程度、長さ5〜
50mm程度の短繊維として使用されている。
しかし、ポリビニルアルコール系合成繊維やポリエステ
ル系合成繊維は、親水性であるため、比較的セメントと
の接着性かよく、補強効果か高いという利点を有するが
、コストが高いという欠点を有する。一方、ポリエチレ
ンやポリプロピレン等のオレフィン系重合体からなる合
成繊維は、疎水性であるため、セメントとの接着性が悪
く、十分満足すべき補強効果が得られないという欠点を
有する。
ル系合成繊維は、親水性であるため、比較的セメントと
の接着性かよく、補強効果か高いという利点を有するが
、コストが高いという欠点を有する。一方、ポリエチレ
ンやポリプロピレン等のオレフィン系重合体からなる合
成繊維は、疎水性であるため、セメントとの接着性が悪
く、十分満足すべき補強効果が得られないという欠点を
有する。
これらポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系
重合体からなる合成繊維の欠点を改善するために、ポリ
エチレンやポリプロピレン等のオレフィン系重合体にラ
ジカル発生剤を作用させて得られる変性オレフィン系重
合体からなる合成繊維を使用する方法が提案されている
。しかし、この方法は、ラジカル発生剤による処理方法
に厳密な管理が必要であるばかりでなく、製造コストも
高いという欠点を有する。
重合体からなる合成繊維の欠点を改善するために、ポリ
エチレンやポリプロピレン等のオレフィン系重合体にラ
ジカル発生剤を作用させて得られる変性オレフィン系重
合体からなる合成繊維を使用する方法が提案されている
。しかし、この方法は、ラジカル発生剤による処理方法
に厳密な管理が必要であるばかりでなく、製造コストも
高いという欠点を有する。
また、オレフィン系重合体からなる合成繊維の欠点を改
善する他の方法としては、オレフィン系重合体の紡糸過
程で流出物の表面に不規則な凹凸または波形を発生(メ
ルトフラクチャー)させた繊維を使用する方法が知られ
ている。この方法では、繊維の物理的なアンカー効果に
より、セメントとの接着性を高めることができる。しか
し、この方法では、紡糸工程で糸切れ等のトラブルが発
生し易いばかりでなく、延伸が困難であり、たとえ延伸
できたとしても低延伸しかできず、従って高強度の繊維
が得られないという欠点を有する。
善する他の方法としては、オレフィン系重合体の紡糸過
程で流出物の表面に不規則な凹凸または波形を発生(メ
ルトフラクチャー)させた繊維を使用する方法が知られ
ている。この方法では、繊維の物理的なアンカー効果に
より、セメントとの接着性を高めることができる。しか
し、この方法では、紡糸工程で糸切れ等のトラブルが発
生し易いばかりでなく、延伸が困難であり、たとえ延伸
できたとしても低延伸しかできず、従って高強度の繊維
が得られないという欠点を有する。
本発明の目的は、前記従来のセメント用補強材の欠点を
克服し、セメント用補強材として有用な、ひげ状突起物
を杓°する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物を提
供するにある。
克服し、セメント用補強材として有用な、ひげ状突起物
を杓°する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物を提
供するにある。
本発明によって、上記目的を達成し得るひげ状突起物を
有する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物が提供さ
れる。
有する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物が提供さ
れる。
すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂を少なくとも2個の
ノズル孔がスリット部を介して連結した並穿ノズルより
吐出させ、得られた吐出物を延伸し、次いで延伸吐出物
に撚りをかけて該延伸吐出物の連結部を割裂することよ
りなるひげ状突起物を有する繊維に関する。
ノズル孔がスリット部を介して連結した並穿ノズルより
吐出させ、得られた吐出物を延伸し、次いで延伸吐出物
に撚りをかけて該延伸吐出物の連結部を割裂することよ
りなるひげ状突起物を有する繊維に関する。
また、本発明は、上記ひげ状突起物を有する繊維を含む
セメント組成物に関する。
セメント組成物に関する。
本発明において使用される熱可塑性樹脂としては、溶融
紡糸できるものであれば特に制限はなく、具体的にはポ
リエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系重合体等
があげられるか、コスト高を考慮しなければポリアミド
、ポリエステル等も使用することができる。
紡糸できるものであれば特に制限はなく、具体的にはポ
リエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系重合体等
があげられるか、コスト高を考慮しなければポリアミド
、ポリエステル等も使用することができる。
本発明において使用される並穿ノズルとは、少なくとも
2個のノズル孔がスリット部を介して連結したものであ
り、第1図に示すようにノズル孔1とノズル孔1のノズ
ル孔間がスリット部2を介して連結したものである。連
結するノズル孔1の数には特に制限はないか、操作上か
らは4〜7個が好ましい。また、スリット部2の長さa
は、ノ範囲内であることが好ましい。スリット部2の長
場合は、 割裂後の繊維にひげ状突起物が生じ難く、しく、これよ
り狭い場合は、割裂しても繊維にひげ状突起物が生じ難
く、これよりも広いと割裂が困難となる。
2個のノズル孔がスリット部を介して連結したものであ
り、第1図に示すようにノズル孔1とノズル孔1のノズ
ル孔間がスリット部2を介して連結したものである。連
結するノズル孔1の数には特に制限はないか、操作上か
らは4〜7個が好ましい。また、スリット部2の長さa
は、ノ範囲内であることが好ましい。スリット部2の長
場合は、 割裂後の繊維にひげ状突起物が生じ難く、しく、これよ
り狭い場合は、割裂しても繊維にひげ状突起物が生じ難
く、これよりも広いと割裂が困難となる。
吐出物の延伸は、延伸によりスリット部2によって形成
された連結部か割裂せず、かつ延伸吐出物に撚りをかけ
、割裂して得られるひげ状突起物を有する繊維に柔軟性
を付与する程度であればよく、例えば下記の式で表わさ
れる範囲内が好ましい。
された連結部か割裂せず、かつ延伸吐出物に撚りをかけ
、割裂して得られるひげ状突起物を有する繊維に柔軟性
を付与する程度であればよく、例えば下記の式で表わさ
れる範囲内が好ましい。
DR−1,5≦DR≦DR+1
CC
DR・・・延伸倍率
DR・・・延伸吐出物か80%以上、連結部で割裂する
延伸倍率 延伸倍率DRがDR−1,5未満では、ひげ状突起物を
有する繊維の強度が不足し、伸度か太きくなり、実用上
好ましくない。また、延伸倍率DRがDR+1を超える
と、延伸吐出物を割裂した場合、割裂されたものと割裂
されないものか生成するばかりでなく、部分的な過延伸
により白化した繊維もてきるので好ましくない。
延伸倍率 延伸倍率DRがDR−1,5未満では、ひげ状突起物を
有する繊維の強度が不足し、伸度か太きくなり、実用上
好ましくない。また、延伸倍率DRがDR+1を超える
と、延伸吐出物を割裂した場合、割裂されたものと割裂
されないものか生成するばかりでなく、部分的な過延伸
により白化した繊維もてきるので好ましくない。
吐出物の延伸には、熱浴槽、熱ロール、熱板なと、通常
の延伸方法が採用される。延伸温度には特に制限はなく
、吐出物の材料によって適宜に設定すればよいが、通常
は吐出物の融点より20〜30℃低い温度で延伸するこ
とか好ましい。
の延伸方法が採用される。延伸温度には特に制限はなく
、吐出物の材料によって適宜に設定すればよいが、通常
は吐出物の融点より20〜30℃低い温度で延伸するこ
とか好ましい。
延伸吐出物に撚りをかけてスリット部2によって形成さ
れた連結部を割裂するには、通常の撚糸機、例えばリン
グ撚糸機を使用すればよい。この際の撚り回数は、5〜
IO回/1Ocrn程度が好ましい。
れた連結部を割裂するには、通常の撚糸機、例えばリン
グ撚糸機を使用すればよい。この際の撚り回数は、5〜
IO回/1Ocrn程度が好ましい。
割裂して得られるひげ状突起物を有する繊維は、吐出物
の両端の繊維は第2図に示すように繊維の片側にのみひ
げ状の突起物3を有し、また突出物の両端の繊維を除い
た他の部分の繊維は第3図に示したように繊維の両側に
ひげ状突起物3を有している。ひげ状突起物3の長さは
、長短さまざまであるが、長いものはスリーブ部によっ
て形成された連結部が撚りをかけることによって引き延
ばされ、連結部の長さを超えることもある。
の両端の繊維は第2図に示すように繊維の片側にのみひ
げ状の突起物3を有し、また突出物の両端の繊維を除い
た他の部分の繊維は第3図に示したように繊維の両側に
ひげ状突起物3を有している。ひげ状突起物3の長さは
、長短さまざまであるが、長いものはスリーブ部によっ
て形成された連結部が撚りをかけることによって引き延
ばされ、連結部の長さを超えることもある。
本発明のひげ状突起物を有する繊維は、ノズル孔がそれ
ぞれ独立した通常のノズル孔より吐出させ、得られた吐
出物を延伸した繊維に比較して、強度や伸度が若干劣る
傾向にある。
ぞれ独立した通常のノズル孔より吐出させ、得られた吐
出物を延伸した繊維に比較して、強度や伸度が若干劣る
傾向にある。
しかし、本発明のひげ状突起物を有する繊維は、セメン
トに混合した場合、このひげ状突起物によりアンカー効
果か生じ、セメントとひげ状突起物を有する繊維との接
着性が高められ、ひび割れか防止され、セメント製品に
靭性を付与することかできる。
トに混合した場合、このひげ状突起物によりアンカー効
果か生じ、セメントとひげ状突起物を有する繊維との接
着性が高められ、ひび割れか防止され、セメント製品に
靭性を付与することかできる。
セメントに混合するひげ状突起物を有する繊維の長さは
、用途に応じて適宜決定すればよい。
、用途に応じて適宜決定すればよい。
本発明において使用されるセメントとは、普通ポルトラ
ンドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポル
トランドセメント、高i戸セメント、シリカセメント、
アルミナセメント、フライアッシュセメント、中庸熱ポ
ルトランドセメント、超速硬ポルトランドセメント等か
あげられる。
ンドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポル
トランドセメント、高i戸セメント、シリカセメント、
アルミナセメント、フライアッシュセメント、中庸熱ポ
ルトランドセメント、超速硬ポルトランドセメント等か
あげられる。
本発明のひげ状突起物を有する繊維のセメントに対する
配合量は、体1a混入率で2〜10%、好ましくは3〜
5%である。体積混入率が2%未満では、機械的強度が
充分に発揮されず、10%より多くては混線時に混合機
に過剰の負荷がかかるばかりでなく、多量配合によるメ
リットが認められず、またコスト高となる。
配合量は、体1a混入率で2〜10%、好ましくは3〜
5%である。体積混入率が2%未満では、機械的強度が
充分に発揮されず、10%より多くては混線時に混合機
に過剰の負荷がかかるばかりでなく、多量配合によるメ
リットが認められず、またコスト高となる。
本発明のひげ状突起物を何する繊維は、そのまま単独で
セメントに配合しても強度が向上するか、必要に応じて
所要量の砂、砂利、軽量用骨材等の充填剤を加えてもよ
い。ひげ状突起物を有する繊維とセメントとの混和に際
しては、所要量の水を配合する。
セメントに配合しても強度が向上するか、必要に応じて
所要量の砂、砂利、軽量用骨材等の充填剤を加えてもよ
い。ひげ状突起物を有する繊維とセメントとの混和に際
しては、所要量の水を配合する。
ひげ状突起物を有する繊維、セメント及び水とを混合す
る方法としては、通常の混合方法を採用すればよい。
る方法としては、通常の混合方法を採用すればよい。
本発明のセメント組成物は、建造物の躯体材、スレート
材、壁面材等として有用である。
材、壁面材等として有用である。
本発明のひげ状突起物を有する繊維は、セメント用補強
材として好適に使用されるが、ひげ状突起物を有する繊
維自体が溶融しない温度で使用するのであれば、その他
の硬化性を示す有機物質、プラスチック等の補強材とし
ても使用することができる。
材として好適に使用されるが、ひげ状突起物を有する繊
維自体が溶融しない温度で使用するのであれば、その他
の硬化性を示す有機物質、プラスチック等の補強材とし
ても使用することができる。
以下、実施例および比較例をあげて本発明をさらに詳細
に説明する。
に説明する。
実施例 1
密度が0.958 g / ct?r 、メルトインデ
ックスか0.5 g/10分の高密度ポリエチレンをス
クリュー径 (メタリンゲスクリユー) 40mmφ長
さ/径 24圧 縮 比
3.2シリンダ一末端部温度
160℃シリンダー中央部温度 2
10℃シリンダー先端部温度 230℃クロス
ヘツド部温度 230℃ノズル部温度 2
10℃ の押出機を用い、第4図に示した5個のノズル孔がスリ
ット部を介して連結した直線状並存ノズルを6個を用い
て形成した6角形の並存ノズル(合計孔数30個) ノズル孔径り。 1 mmφラウンド
L。 5□ L /D 50
0 スリット部(連結部)の長さa O,2+nmスリ
ット部(連結部)の幅b O,1mmより吐出させた
。
ックスか0.5 g/10分の高密度ポリエチレンをス
クリュー径 (メタリンゲスクリユー) 40mmφ長
さ/径 24圧 縮 比
3.2シリンダ一末端部温度
160℃シリンダー中央部温度 2
10℃シリンダー先端部温度 230℃クロス
ヘツド部温度 230℃ノズル部温度 2
10℃ の押出機を用い、第4図に示した5個のノズル孔がスリ
ット部を介して連結した直線状並存ノズルを6個を用い
て形成した6角形の並存ノズル(合計孔数30個) ノズル孔径り。 1 mmφラウンド
L。 5□ L /D 50
0 スリット部(連結部)の長さa O,2+nmスリ
ット部(連結部)の幅b O,1mmより吐出させた
。
次いで吐出物を浴槽の長さが2 、5 m s温度が1
00℃の熱浴中で延伸倍率10倍で1段延伸を行なった
。得られた各々の延伸された吐出物をリング撚糸機にか
け、10回/10cmの撚りを与えなから連結部を割裂
し、ひげ状突起物を有する繊維5本を得た。割裂は完全
に行なわれた。ひげ状突起物を有する繊維の物性値を第
1表に示した。
00℃の熱浴中で延伸倍率10倍で1段延伸を行なった
。得られた各々の延伸された吐出物をリング撚糸機にか
け、10回/10cmの撚りを与えなから連結部を割裂
し、ひげ状突起物を有する繊維5本を得た。割裂は完全
に行なわれた。ひげ状突起物を有する繊維の物性値を第
1表に示した。
比較例 1
実施例1において、直線状花芽ノズルの代りに第5図に
示した通常のノズル(ノズル孔径りが1璽■φ、ラウン
ドLが5m+sSL/Dが5、合計孔数が30個)を用
い、延伸吐出物に撚りをかけなかった以外は、実施例1
と同様にして単繊維を得た。
示した通常のノズル(ノズル孔径りが1璽■φ、ラウン
ドLが5m+sSL/Dが5、合計孔数が30個)を用
い、延伸吐出物に撚りをかけなかった以外は、実施例1
と同様にして単繊維を得た。
得られた単繊維の物性値を第1表に示した。
実施例 2
実施例1で得られたひげ状突起物を有する繊維を繊維長
5寵にカットしたものをポルトランドセメントに対して
体積混入率がそれぞれ1.5%、3%、5%と混入し、
適当量の水を加えて混練りしてセメント組成物を得た。
5寵にカットしたものをポルトランドセメントに対して
体積混入率がそれぞれ1.5%、3%、5%と混入し、
適当量の水を加えて混練りしてセメント組成物を得た。
得られた組成物から試験体(B (支点方向の長さ)×
L(支点間をまたがる幅)×t (厚さ) = 130
s+s X 500mm x 50m )を作製した。
L(支点間をまたがる幅)×t (厚さ) = 130
s+s X 500mm x 50m )を作製した。
試験体は、70℃で10時間養生を行なった。この試験
体の曲げ強度を測定し、その結果を第2表に示した。
体の曲げ強度を測定し、その結果を第2表に示した。
比較例 2
比較例1で得られた単繊維を用いた以外は、実施例2と
同様にして試験体を作製した。結果を第2表に示した。
同様にして試験体を作製した。結果を第2表に示した。
〔発明の効果〕
本発明の繊維は、並存ノズルを使用して得られる、連結
部を有する連結繊維を出発物質とし、これの連結部を割
裂するので第2図および第3図に示すようなひげ状突起
物を有するものであり、従って、本発明のひげ状突起物
を有する繊維をセメントに配合した場合、ひげ状突起物
を有する繊維のアンカー効果か発現し、セメントとひげ
状突起物を有する繊維との接着性か向上し、ひび割れが
防止され、強度の高いセメント製品を得ることができる
。
部を有する連結繊維を出発物質とし、これの連結部を割
裂するので第2図および第3図に示すようなひげ状突起
物を有するものであり、従って、本発明のひげ状突起物
を有する繊維をセメントに配合した場合、ひげ状突起物
を有する繊維のアンカー効果か発現し、セメントとひげ
状突起物を有する繊維との接着性か向上し、ひび割れが
防止され、強度の高いセメント製品を得ることができる
。
第1図は本発明において使用される並存ノズルの一例を
示す断面図、第2図および第3図は本発明のひげ状突起
物を有する繊維のモデル図、第4図は本発明において使
用される並存ノズルの他の一例を示す断面図、第5図は
従来のノーマルノズルの一例を示す断面図である。 1・・・ノズル孔 2・・・スリット部3・
・・ひげ状突起物 a・・・スリット部の長さ b・・・スリット部の幅 D ・・・ノズル孔の径
示す断面図、第2図および第3図は本発明のひげ状突起
物を有する繊維のモデル図、第4図は本発明において使
用される並存ノズルの他の一例を示す断面図、第5図は
従来のノーマルノズルの一例を示す断面図である。 1・・・ノズル孔 2・・・スリット部3・
・・ひげ状突起物 a・・・スリット部の長さ b・・・スリット部の幅 D ・・・ノズル孔の径
Claims (2)
- (1)熱可塑性樹脂を少なくとも2個のノズル孔がスリ
ット部を介して連結した並穿ノズルより吐出させ、得ら
れた吐出物を延伸し、次いで延伸吐出物に撚りをかけて
この延伸吐出物の連結部を割裂することよりなるひげ状
突起物を有する繊維。 - (2)請求項(1)記載のひげ状突起物を有する繊維を
含むセメント組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4332790A JPH03249206A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | ひげ状突起物を有する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4332790A JPH03249206A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | ひげ状突起物を有する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03249206A true JPH03249206A (ja) | 1991-11-07 |
Family
ID=12660729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4332790A Pending JPH03249206A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | ひげ状突起物を有する繊維及びこの繊維を含むセメント組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03249206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005220498A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | セメント補強用ポリオレフィン短繊維及びこれを用いたセメント系成形体 |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP4332790A patent/JPH03249206A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005220498A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | セメント補強用ポリオレフィン短繊維及びこれを用いたセメント系成形体 |
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