JPH03248877A - 操作パネルの構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 プリンタ等のデータ処理装置に使用される操作パネルの
構造に関し、 シールド板設置等の特別な対策を必要とせずに人手等と
の容量結合を防止して信頼性を向上させることを目的と
し、 データ処理装置の筐体の表面に配置された操作部と、該
操作部に対応する操作パネルボートとより成る操作パネ
ルにおいて、前記操作パネルボードを、前記操作部から
分離し、かつ、前記操作部に近接する人手と容量結合を
起こさない距離だけ該操作部から離して前記筐体内に設
けた構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明はプリンタ等のデータ処理装置に使用される操作
パネルの構造に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の操作パネルの構造概要を示す側面図で、
図中、１はプリンタ装置、２は操作パネルである。操作
パネル２は、プリンタ装置１の筐体３の表面に配置され
た操作部４と、該操作部４に対応して一体化された操作
パネルボード５とより構成されている。操作部４は、図
示を省略したが、状態表示用の表示部材と、押ボタン等
とを備えている。押ボタンを操作すると、操作パネルボ
ード５上の対応するスイッチ等の機能部が作動す〔発明
が解決しようとする課題〕 上述のような従来構造では、操作パネルボード５が操作
部４とともに筐体３の表面付近に位置しているため、電
波測定等の疑似手テスト及び静電気テスト等を行う際に
第３図に示すように人の手６が操作パネル２に近接する
と、核子６と操作パネルボード５とが容量結合を起こし
やすかった。

このため、電波規格の疑似手テストでは、測定結果がＮ
Ｇとなることがあった。

これを防止するため、従来はシールド板等を追加してお
り、コスト高になっていた。

本発明はシールド板設置等の特別な対策を必要とせずに
人手等との容量結合を防止して信頼性を向上させること
のできる操作パネルの構造を提供することを目的として
いる。

〔課題を解決するための手段〕 上述の目的を達成するため、本発明では、データ処理装
置の筐体の表面に配置された操作部と、該操作部に対応
する操作パネルボードとより成る操作パネルにおいて、
前記操作パネルボードを、前記操作部から分離し、かつ
、前記操作部に近接する人手と容量結合を起こさない距
離だけ該操作部から離して前記筐体内に設けた構成とす
る。

〔作　用〕

疑似手テスト等を行う際に人手が操作パネルの操作部に
近接しても、操作パネルボードは操作部から十分離れて
いるため、該人手と操作パネルボードの間の容量結合は
起こらない。従って、特別なシールド板追加は不要とな
り、コスト低減、信顧性向上を実現することができる。

〔実施例〕

以下、第１図及び第２図に関連して本発明の詳細な説明
する。

第１図は本例の操作パネルの構造概要を示す側面図で、
図中、１１はプリンタ装置（データ処理装置）、１２は
操作パネルである。

操作パネル１２は、表示部材、押ボタン等を備えた操作
部１３と、該操作部１３に分離されて対応する操作パネ
ルボード１４とより構成されている。操作部１３は、プ
リンタ装置１１の筐体１５の表面に配置されている。操
作パネルボード１４は、筐体１５内の底部に配置され、
操作部１３から十分離れている。操作部１３と操作パネ
ルボード１４との接続構造を第２図により説明すると次
の通りである。

第２図において、１６及び１７は操作部１３の絶縁性基
板１Ｂに設けられたランプカバー（表示部材）及び押ボ
タンである。基板１８は装置の筐体に取り付けられ、ラ
ンプカバー１６は、絶縁性パイプ１９とともに基板１８
に取り付けられ、押ボタン１７は、絶縁性のスイッチ棒
２０と一体化されて基板１８に上下動自在に支持されて
いる。

また、操作パネルボード１４には、ランプカバー１６に
対向する発光素子２１と、スイッチ棒２０に対向するス
イッチ２２が形成されている。そして操作パネルボード
１４のスイッチ２２の周辺とスイッチ棒２０の段付部２
０ａとの間にはスプリング２３が配設されている。発光
素子２１駆動時には、該発光素子２１からの光がバイブ
１９を通すランプ力バー１６を照射してランプ点灯が表
示される。また、スイッチ２２を作動させるときは、押
ボタン１７をスプリング２３の賦勢力に抗し押し下げる
。これにより、スイッチ棒２０の下端がスイッチ２２を
押圧して該スイッチ２２はオンになる。

本例の操作パネル１２は上記のような構成作用を有して
おり、その操作パネルボード１４は操作部１３から十分
（数十〜数百ｍｍ程度）離れている。

一般に、操作パネルボードが操作部から２０〜３０ｍｍ
離れていると、千６が操作部に近接したときの手６と操
作パネルボードとの容量結合は起こらなくなる。従って
、本例の操作パネル１２では、上記容量結合をなくして
信頼性を向上させることができ、しかもシールド板追加
は不要である。

なお、操作パネルボード１４を、筐体底部上ではなく、
操作部１３の下方に２０〜３０ｍｍ以上離して設けるよ
うにしても、同様の効果が得られる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、操作パネルボード
を筐体表面の操作部の下方に十分離して配置しているた
め、操作部に人手等が近接した場合に従来問題となって
いた人手と操作パネルボードとの間の容量結合を防ぐこ
とができ、信顧性を向上させることが可能になる。また
、シールド板設置を必要としないため、コスト低減を実
現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の操作パネルの構造概要を示す
側面図、 第２図は第１図の要部詳細説明図、 第３図は従来の操作パネルの構造概要を示す側面図で、 図中、 ６は人手、 １１はプリンタ装置（データ処理装置）、１２は操作パ
ネル、 １３は操作部、 １４は操作パネルボード、 １５は筐体である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　データ処理装置の筐体（１５）の表面に配置された操
   作部（１３）と、該操作部（１３）に対応する操作パネ
   ルボード（１４）とより成る操作パネルにおいて、前記
   操作パネルボード（１４）を、前記操作部（１３）から
   分離し、かつ、前記操作部（１３）に近接する人手と容
   量結合を起こさない距離だけ該操作部（１３）から離し
   て前記筐体（１５）内に設けたことを特徴とする操作パ
   ネルの構造。