JPH03247377A - 遊技装置 - Google Patents

遊技装置

Info

Publication number
JPH03247377A
JPH03247377A JP31516590A JP31516590A JPH03247377A JP H03247377 A JPH03247377 A JP H03247377A JP 31516590 A JP31516590 A JP 31516590A JP 31516590 A JP31516590 A JP 31516590A JP H03247377 A JPH03247377 A JP H03247377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
data
procedure
packet
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31516590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2784955B2 (ja
Inventor
Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
伊東 広司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP31516590A priority Critical patent/JP2784955B2/ja
Publication of JPH03247377A publication Critical patent/JPH03247377A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2784955B2 publication Critical patent/JP2784955B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はパチンコ機あるいはアレンジボール、スロット
マシン等の遊技機を用いた遊技システムに関し、特に金
銭と交換されたカードによって遊技が可能となるように
構成された遊技システムにおける遊技機の制御方式に利
用して有効な技術に関する。
[従来の技術] 近年、カード状の記憶媒体を媒介として遊技を行なうよ
うにしたカード式のパチンコ遊技システムが提唱されて
いる。カード方式は、遊技客が記憶媒体であるカードの
みを持ち歩けばよく、落下し易いパチンコ球を大量に持
ち運ぶ手間を軽減することができるという利点がある。
従来提案されているカード式パチンコ遊技システムには
、大きく分けると次の2つの方式がある。
第1の方式は、カードの発行に際して購入金額に対応し
た持玉数データをカードに記憶し、この持玉数データの
範囲内でパチンコ遊技を行ない、遊技過程において増減
した持玉数データをカードに記憶するというものである
(特公昭47−42227号参照)。
カード方式の第2の方式は、カードの購入の際にコード
番号だけを記録したカードを発行し、持工数は管理装置
に記憶し、カードをパチンコ機のカード読取装置に挿入
することによって記憶された持玉数を呼び出して遊技を
行なえるようにするものである。(実公昭61−327
09号、特公昭51−17106号) [発明が解決しようとする課題] カード方式の遊技システムにおいては、遊技球がパチン
コ機の外部に排出されないため、遊技客が一時遊技を中
断してパチンコ機を離れ、休憩したり他の遊技機で遊技
したりする等、従来の遊技店で当然のように行われてい
た行為を保証するのが比較的面倒となる。
すなわち、賞品球を外部へ排出する従来方式のパチンコ
機にあっては、遊技客が一時遊技台を離れても受は皿に
残っている遊技球によって中断中の遊技台であることを
第3者に容易に知らしめることができ、このような方法
でほとんどトラブルを生じることがなかった。しかるに
、カード方式を採用すると、遊技客がカードをパチンコ
機に残して離れるとカードの排出が簡単であるだけに第
3者が不当に他人のカードを取り出してしまうという不
正行為が発生する。これを防止するためには、遊技客が
遊技台を離れるときはカードを持って離れるようにすれ
ばよいが、単にパチンコ機が遊技状態またはフリー状態
の2つのみで制御されるように構成されていると、遊技
台を離れたと同時に他の遊技客に遊技台が開放されてし
まい、同一遊技客による再度の遊技権利が保証されなく
なる。そこで、中断中という状態を作り出してカードを
取り出しても再度の遊技権利を保証できるようにする方
法が考えられる。ただし、この権利を容易に与えると、
遊技客が遊技台を離れて同一カードで他の遊技台でプレ
ーをすることができるようになり、多くの遊技客にすべ
ての遊技台を公平に開放したいというパチンコ店の要望
が損なわれてしまう。
さらに、カード方式の遊技システムにおいては、管理装
置によるパチンコ機の管理項目が多くなると予想される
が、その分誤った指令による誤動作、トラブルが生じ易
くなる。そこで、ある程度パチンコ機側の制御装置に独
自性を持たせることが望ましい、その場合、管理装置に
よる制御とパチンコ機側の制御装置による制御をうまく
融合させる必要性があり、これをうまく行わないと、各
制御プログラムが非常に複維になり、遊技客によるアク
ションに対する応答も遅くなるおそれがある。
この発明は上記のような問題点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、遊技客が再度その遊技台
でプレーできる権利が保証されたまま遊技を一時中断し
て台を離れることができるようにし、かつ同一カードに
よる2重遊技を有効に防止できるようにすることにある
この発明の他の目的は、カード方式の遊技システムにお
ける各遊技機の制御を、何らトラブルを生じることなく
円滑に行えるようにし、制御プログラムの簡略化、遊技
客のアクションに対する応答性を向上させることにある
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するためこの発明は、複数の遊技機とそ
れらを管理する管理装置とが、伝送媒体によって相互通
信可能に接続され、金額もしくは玉数と実質的に等価な
有価データを記憶媒体ごとに管理装置において管理し、
遊技機においては上記記憶媒体より読み出された識別符
号を上記管理装置に送って当該記憶媒体に関する有価デ
ータを取得し、その有価データの範囲内で遊技を可能な
らしめるように構成された遊技システムにおいて、上記
各遊技機には記憶媒体の読取装置と、該記憶媒体から読
み取られた情報に基づいて遊技を可能にするか否か判定
し遊技機の動作を制御する制御装置と、遊技に関連した
データおよび遊技機と管理装置との間で送受信されるデ
ータを記憶する記憶手段とを設けるとともに、上記記憶
装置には当該遊技機の稼動状態を示す稼動情報を記憶し
て逐次変化する遊技機の稼動状態に応じて稼動情報を更
新しながら当該稼動情報を参照して入力に対する処置を
遊技機の制御装置において決定し、処理するようにした
[作用] 上記手段によれば、パチンコ機の状態として中断中とい
う状態があるため、この状態とカードの情報とを照合す
ることにより同一の遊技客による再度の遊技権利を容易
に保証できるとともに、同一カードによる2重遊技を有
効に防止することができる。
また、パチンコ機の状態に違反するような指令が管理装
置からあった場合にはこれを無視することで誤動作や不
用なトラブルを回避することができるとともに、管理装
置による制御とパチンコ機側の制御装置による制御を容
易に融合させ、双方の制御プログラムを簡略化させるこ
とができ、しかもパチンコ機の稼動情報を見て直ちに有
効な処理を実行できるため、遊技客のアクションに対す
る応答性も向上する。
し実施例] 第1図に本発明を適用したパチンコ遊技システムの一実
施例を示す。
この実施例のパチンコ遊技システムは、遊技機としての
パチンコ機100と、各パチンコ機における遊技を開始
させるためローカルな有価価値を有する記憶媒体として
のカードCDを発行する記憶媒体発行装置としての発行
機200と、遊技の結果得られた賞品球および遊技に使
用せずに残った購入金を精算するための記憶媒体精算装
置としての精算機300と、上記各種端末機を集中的に
管理し、制御する管理装[400と、この管理装置11
400と各端末機を有機的に結合するデータ伝送路50
0とからなり、これらによって、有機的結合体が構成さ
れる。この有機的結合体は、上記カードCDによっての
み介入が可能とされ、かつ有機的結合体によってのみカ
ードの運用とその有価データの変換が可能となっている
。そのため、有機的結合体の各構成要素たるパチンコ機
100゜発行機200、精算機300および管理装!4
00には、それぞれカードリーダ(この明細書では、カ
ードの磁気面への書込みを行うものもカードリーダと称
する)が設けられているとともに、カードの情報および
各端末機の情報は、管理装置f400の記憶装置内にフ
ァイルの形で記憶されるようになっている。
次に、上記有機的結合体の各構成要素についての具体的
な説明に入る前に1本実施例のシステムに使用されるカ
ードについて説明する。
本実施例のシステムに使用されるカードCDは、例えば
第2図(A)に示すように、購入金額AMや、発行年月
日(=有効年月日)DATE等遊技客にとって必要な情
報および破損カードの復活の際に必要な発行通し番号n
等が発行時に印字される印字表示部PRTがカード挿入
方向(カードの長手方向)に沿って設けられている。従
って、予め異なる金額を印字した複数種類のカードを用
意しておく必要がない。
この印字表示部PRTのすぐ上には、カードの状態すな
わち発行済、復活、遊技、帰零(ゼロ)および精算済等
カードの来歴もしくは状態遷移を穿孔の形で記録する穿
孔形成部としてのパンチ穴形成領域PHが、同じくカー
ド挿入方向に沿って設けられている。
カードに形成された上記穿孔を光電検出器で検出するこ
とで、磁気面に記録されているコードを使って管理装置
のファイルから持玉数データを読み出して確認すること
なく容易にカードの状態を把握することができ、これに
よって、カードの状態に対応した処理を決定するのに要
するカードリーダのコントローラや管理装置の負担を軽
減することができる。
一方、カードの中央よりやや下方の位置には、前端から
中央付近まで帯状の磁性材が塗布された磁気記録部MG
が設けられている(第2図(B)参照)、ただし、磁気
記録部MOはカードが長手方向の一部にのみでなく、印
字表示部PRTと同様カードの端から端まで連続する帯
状としてもよいし、あるいはカードの裏面全体に磁性材
を塗布して磁気記録部としてもよい。
さらに、この実施例のカードでは、印字表示部PRTと
磁気記録部MOとの間、すなわちカードの中央にカード
リーダ内の搬送ローラよりも少し幅の広い帯状のローラ
走行領域RRAがカードの長手方向に沿って設けられて
おり、搬送ローラとの接触によりカードの表面、特にカ
ードの判定に利用される重要な情報を有する上記磁気記
録部MG、印字表示部PRT、真偽鑑別領域TFが損傷
されるのを防止し、それらの情報が読取り不能になるの
を回避できるようになっている。
また、この実施例のカードでは、磁気記録部MGの下方
にカード表面に印刷されるホール名等の文字中に隠匿さ
れたセキュリティマークからなる真偽鑑別領域TFを設
けである。すなわち、カードの表面に印刷されるrPL
AZAJなる文字を。
第2図(C)に示すように各文字の脚部が、3゜5閣等
のピッチで設けられる検出ビットパターンB、〜B、に
対応する位置に来るようにデザインして印刷しておく、
そして、文字幅が0.5〜1゜5m、各ビット間が3.
5閣となるようにし、各ビットの“1″″または“′0
″を文字の濃淡で表現する。しかも、10個のビットの
うち左から5番目のビットB、と最後のビットB、は、
ビットB。
〜B1とB、〜B、のパリティを表すように文字の濃淡
を決定しておく、なお、この文字列中に隠匿されたセキ
ュリティビットは、センサにおいてのみ検出でき、人間
の目には区別がつかないような特殊なインクを用いて形
成しておくとより好ましい。
さらに、この実施例の遊技カードの表面には。
磁気記録部MOに連続した帯状領域に磁気ヘッドの汚れ
を除去するためのクリーニング剤を塗付してなるヘッド
クリーニング領域HCNが設けられてい、これとともに
、実施例のカードでは、上記磁気記録部MGがどこに設
けられているか分からないようにするため、第2図(D
)に示すように、ポリエステル等のプラスチックからな
る基材11上に磁性粒子を均一に塗付してなる磁気層1
2の上にホワイト層13を形成し、さらにその上に絵柄
印刷層14を載せてからその一部(印字表示部PRTに
対応する部位)に感熱発色層15を形成し、その上方に
透明な保護膜16をコーティングしである。なお、クリ
ーニング領域HCNにはホワイト層13と同一色のクリ
ーニング剤を塗付し、その表面には保護膜16がコーテ
ィングされないようにして露出させ、クリーニング領域
が他の部位と色彩的にほとんど変わらないようにして、
美観の向上を図っている。また、カードの基材11の裏
面には絵柄印刷層17を形成し、その上を保護膜18で
コーティングするようになっている。
磁気層12の表面にホワイト層13が形成されている上
記のような構造のカードにあっては、黒色の磁性粒子か
らなる磁気層12が白色のホワイト層13で覆われてい
るため、絵柄を印刷してファツション性の豊かなカード
を提供することが可能になるとともに、磁気記録部MG
を隠匿する機能も有している。
さらに、カードの表面に保護膜16がコーティングされ
ているため、印字表示部PRTや磁気記録部MOおよび
真偽鑑別領域TF等カードの判別に使用される重要な情
報を保持する領域が保護され、それらの情報が破壊され
にくくなって、カードの信頼性が向上する。
第2図(E)には、カードに設けられた磁気記録部MO
の構成例を示す。
この実施例のカードの磁気記録部MOは2つのトラック
で構成され、このうち、第1のトラックTRC1にはサ
ンプリングタイミングを与えるクロックデータを記録す
る。第2のトラックTRC2は、左から順に4ビツトの
開始符号とそのパリティビットの入るフィールドSTX
、カードリーダの製造元を示す企業コードMKCとカー
ドリーダの機種を示す機器コードMCC1遊技店の識別
コードDSC1年月日データDATE、カード番%No
、カード発行時にカードリーダから与えられる発行指令
コードFNCおよび真偽鑑別領域から読み取られたセキ
ュリティデータSDCの入るテキストフィールドTXT
、テキスト終了符号の入るフィールドETX、テキスト
データと終了符号との排他的論理和の値(検出符号)の
入るフィールドLRCと開始符号の入るフィールドST
Xとから構成されている。しかも、年月日データDAT
Eは、4ビツトごとにそれぞれのパリティを示すビット
Pが設けられているとともに、最初の4ビツトで「月」
を、゛第6〜第9ビットと第11ビツトとで「日」を、
そして第12〜第14ビットおよび第16〜第19ビツ
トで西暦の下2桁を2進コード化してそれぞれ記録する
ようになっている。
磁気記録部を有するカードでは、一般に年月日から記録
フォーマットや記録データの解読するのが一番容易であ
るが、上記実施例のカードでは年月日の順序を入れ替え
るとともに、4ビツトごとにパリティピットを入れ、さ
らに記録ビットの対応に変化を持たせているため、カー
ドの偽造が極めて困難となる。
さらに、上述したように、この実施例のカードの磁気記
録部に記録される情報は、カードの使用可能空間を特定
するための識別コードDSCと、カードの有効期間を示
すための発行年月日DATEと1発行通し番号nから適
当な関数もしくは変換方式を使って得られる識別符号と
してのカード番号と、エラー検出用のチエツクコードの
みであり、購入金額や持玉数は記録されないようになっ
ている。これらは、上記カード番号NOによって管理装
[400のデータファイルからリアルタイムで引出し可
能な構成にしである。これによって、カードのコピーに
よる不正を防止し、かつ不正による被害を最小限にとど
めることができる。つまり、カードがコピーされてもデ
ータフフィル内に登録されている購入金額と獲得玉数以
上の被害は生じないので、カードをコピーするのは全く
の無駄な行為となる。
しかも、上記実施例ではカードに記録された磁気記録情
報のみならず偽造が困難な真偽鑑別領域TFによっても
カード真偽を鑑定するようにしているので、カードの不
正をより確実に防止することができる。また、真偽鑑別
領域TFのチエツクにより不正カードを直ちに検出でき
るので、磁気情報を管理装!400に送って不正カード
の判定を行うよりもすばやく不正カードを発見すること
ができる。なお、磁気記録部を有するテレホンカード等
においても穿孔が形成されるようになっているが、従来
のカードの穿孔は未使用残額を使用者に知らせるために
設けられるものであり、カードリーダが穿孔を検出して
何らかの処理もしくは判定に利用するためのものではな
い。
次に、本来の遊技を提供する遊技機の構成例について第
3図〜第13図を用いて説明する。
この実施例の遊技機はパチンコ機100と、該パチンコ
機と1対1で対応されて遊技機本体上方の島設備等に配
置され、主として表示器とカードリーダに関する制御と
遊技中の可動データの収集を司る制御ユニット160と
により構成される。
パチンコ機100は、パチンコ店の島設備に固定される
機枠101内に、ヒンジ102によって開閉自在に装着
される0機枠101の下部にはパチンコ機100の重量
に耐えかつ打球発射装置1103の振動を吸収する操作
ダイヤル補強部材107aを有する補強板107が固着
されている。パチンコ機100の下部には、封入球を一
個ずつ遊技領域内に発射する打球発射装置103とその
操作ダイヤル104が設けられており、また、操作ダイ
ヤル104の上方には、前記カードを使用した遊技開始
の手続きを可能にするための金額表示器111、玉数表
示器112、購入スイッチ113、中断スイッチ114
、終了スイッチ115、遊技状態表示器116等を備え
た操作パネル110が設けられている。パチンコ機前面
の遊技領域の構成は従来のものと同じである。購入スイ
ッチ113は、制御ユニット160に内蔵されたカード
リーダ800へのカードの挿入を前提としてカードの有
する金額の範囲内で、200円等の単位でこれを遊技球
に変換するための指示スイッチで、変換された遊技球が
持玉数となる。カードの残り金額は、100円を1単位
とする度数で金額表示器111に表示されるととも番−
変換された持玉数は玉数表示器112に表示され、打球
発射装置103により遊技球−つ発射されるごとに持玉
数が一つ減算され、入賞球が発生すると賞品球数の分だ
け加算表示される。終了スイッチ115は遊技者が遊技
を終了させたくなったとき(遊技台を変更したい場合を
含む)にいつでもこれをオンさせることで、使用中のカ
ードを制御ユニット160より排出させることができる
。そのときユニットコントローラ190はその時点で遊
技客の残金額と持玉数(購入玉と獲得球の和)を、管理
装置400のファイル内に登録してからカードをカード
リーダ800の挿排口802aより排出する。
また、中断スイッチ114は、遊技者が現在遊技中の遊
技機での遊技を止める意思はないが、休憩のため一時的
に遊技を中断させるために使用するスイッチで、このス
イッチが操作されると、ユニットコントローラ190は
一旦カードを排出して再び同一カードが挿入されるまで
待機状態となり、その間他のカードを受は付けないよう
になる。なお、上記各スイッチのうち購入スイッチ11
3はランプ内蔵型で、持玉数が「0」になると購入スイ
ッチ113内のランプが点滅される。
操作パネル110は第4図に示すように、パチンコ機1
00の下部の開閉可能な前面パネル105に装着され、
かつ断面三角形の中空状をなし、上面が前方に向かって
下り傾斜されることにより表示が読取り易いようになっ
ている、操作パネル110の内側には、表示面110a
と平行に配線基板120A、120Bが配設され、この
基板12OA上に7セグメント型LEDからなる金額表
示器111と玉数表示器112が、また基板120B上
に上記各スイッチ113〜115と内蔵ランプが取り付
けられ、表示プレート117で覆われている。この表示
プレート117の上記表示器111.112に対応する
部位は透明な窓部117aとされ、スイッチ113〜1
15に対応する部位は開口部117bとされている(第
5図参照)、そして、この開口部117b内には上記各
スイッチ113〜115の上方を覆うように操作ボタン
118が装着されている。121は購入スイッチ113
に対応された内蔵ランプである。
また、操作パネル110前端には、半透明なフレネルレ
ンズ119等で表示ランプ123が覆われてなる遊技状
態表示部116が設けられており、この表示ランプ12
3は打球発射装w103の操作ダイヤル104を回すと
点灯されるようになっている。
さらに、操作パネル110の側部(実施例では左側)に
は、ストップスイッチ124を内蔵した操作ボタン12
5が装着されており、このスイッチ124をオンさせる
と、遊技部内に配設された役物の作動を停止させるなど
遊技に関連する指令を与えることができるようになって
いる。ストップスイッチ124は、操作パネル110内
に配設された配線基板120C上に取り付けられ、この
配線基板120Cから延設された配線群126Cおよび
前記各基板12OA、120Bから延設された配線群1
26A、126Bが外部に引き出され、その端部に結合
されたコネクタ127A〜127Cにてパチンコ機裏面
下部を配置されたパチンコ機制御装置195に接続可能
にされている。
一方、本実施例の遊技機を構成するパチンコ機100は
、機内に封入された遊技球を循環使用する密閉型遊技機
として構成されており、封入球を循環させる封入球循環
装置[130を裏面に有している。
パチンコ機100の裏面の構成例を第13図に示す。
遊技盤前面の遊技領域内に設けられた入賞領域に対応し
て遊技盤を貫通するように形成された複数の入賞球導出
孔を覆う入賞球集合樋131が、フレーム106に保持
された遊技盤の裏面に取り付けられている。入賞球集合
樋131の底壁は中央に向かって下り傾斜されて案内棚
131aとされ、その下方に、第7図のごとくアウト球
樋132aと第1セーフ球樋132b、第2セーフ球樋
132cとが一体に形成されてなる誘導樋132が配設
されている。この誘導樋132内の各機の途中には、一
対の投光、受光器からなる光電式のアウトセンサ5NS
Iと第1セーフセンサ5NS2、第2セーフセンサ5N
S3が取り付けられている。また、誘導樋182は、各
機に流入した球を一箇所に集める合流槌部132dを備
え、合流槌部132dの終端は、第7図に示すようにパ
チンコ球を一列に整列せしめるべく緩やかに傾斜された
案内樋133の上流側に接続され、これによって球循環
装!130が構成されている。そして、案内樋133の
上流側には発射レールに沿って打ち出された打球がレー
ル基板に向かって戻ってしまういわゆるファール球を口
取すべく発射レーノの上端に設けられたファール球受入
口134(59図参照)に臨むように配設されるファー
ル球1133aが一体に形成されており、ファール縁巻
誘導樋132を介して案内樋133上に流下さAた球と
合流されるようになっている。ファール11i1133
 aの途中にはファールセンサ5NS4+配設されてい
る。
そして、上記案内樋133の下端部に、対向して、球−
つ分の収納部135aを有し、案内樋】33上の球を一
個ずつ分離して下方へ流下せし―る球送り135が揺動
可能に取付けられている。
球送り135の後方にはストッパ136が固設置れ、球
送り135の必要以上の回動を阻止して追送り135が
流入した球の重みで下方八日動じtときにその上辺端面
が案内樋133上の球の流]を阻止できるようになって
いる。さらに、案内も133の途中には回動自在な球な
らし137が刀り付けられているとともに、下流にはス
ライドyの球抜き機構138が設けられている。
この球抜き機構138は、第8図に示すように。
封入球循環装!130がフレームボード109の裏面に
装着された状態では、フレームボード裏面に突設された
阻止片148によって横方向のスライドが阻止され、球
抜きを行えないようになっている。しかして、封入球w
i環装w130はその一側(第8図では右側)に設けら
れたヒンジ部139に・て全体が回動できるように取り
付けられており、ヒンジ部139を中心にして後方へ回
動されると1球抜き機構138をスライドさせて球抜き
を行える。しかも、案内樋133の端部には弾性係止片
133aが固着されており、これをフレームボード10
9の係合段部149に係合させることで、封入球循環装
置1130を回動できないように固定させることができ
る。
球送り135により分離されたパチンコ球は、前面パネ
ル105の後方に配設されたフレームボード109に形
成された球通過孔139(第9図参照)を通って、フレ
ームボードの前面に斜めに固着された発射レール140
の基部に一個宛流下される。そして、この発射レール1
40の基部に臨むように発射杆103aが配設される(
第10図参照)、これとともに、発射レール1400基
部の下方には、上記発射杆103aに連動して回動され
、上記縁送り135を上方へ押し上げる押上げ片141
aを有する連動部材141が配設されている。
また、発射レール140の上面には球を誘導するため凹
状の溝が形成されているとともに、フレームボード10
9の前面にはレール上を通過する球を検出する発射型光
電スイッチからなる発射センサ5NS5がブラケット1
42によってレール上面と球−つ全以上の間隔をおいて
装着され、この発射センサ5NS5の取付はブラケット
142の上端には、戻り球がこのセンサを飛び越してし
まうのを防止する戻り球阻止壁143が設けられている
。さらに、発射レール140の上端に対応してフレーム
ボード109には戻り球をフレームボード後方の誘導$
!132内へ導くファール球受入口134が形成され、
このファール味受入口134の下辺に沿って縁受は片1
44が突設されている。
なお、フレームボード109の上端には遊技盤の載置部
109aが設けられているとともに、両端には遊技盤位
置決め用突起145が立設されている。また、フレーム
ボード109の上端に沿って、遊技盤を保持するための
フレーム106が係合可能な溝を有するフレーム係合部
146が形成されており、第11図に示すように、フレ
ームボード109の上方よりフレーム106を位置決め
用突起145に沿って降下させ、下端をフレーム係合部
146の溝に係合させることにより両者を結合すること
ができるようになっている。上記フレーム106の側壁
には遊技盤を着脱可能に係合する係止具106aが4個
設けられており、フレーム10Bに保持された遊技盤を
フレームボード109の載置部109aに載置させた状
態で止着具147を締め付けて固定する。なお、フレー
ムボード109の前面−側(第9図では左側)には遊技
に関連した効果音を発生するスピーカ150が取り付け
られている。
一方、フレームボード109の前方を覆う前面パネル1
05は第10図に示すように、前面枠108内側の保持
枠108cで林取られた開口部下部に一端(左端)を支
点に開閉可能に装着され、その裏側には発射レール14
0に対応して、その上方に位置される発射レール枠15
1が固着されこの発射レール枠151の途中には、前記
発射センサ5NS5が枠内に臨むことができるようにす
るための切欠き151aが設けられている。また前面パ
ネル105のヒンジと反対側の端部裏面には、ロックレ
バ−152が設けられている。前面枠108内の上記前
面パネル105上方には、ガラス枠154が同じく開閉
可能に取り付けられている。一方、前面枠108の裏面
のヒンジ部102と反対側の一側には、第12図に示す
ように、前面を機枠101に係止させるための係止具1
56とその施錠装置157とが装着されている。また、
155はガラス枠154の開放レバーであるこの前面枠
108の裏面に、遊技盤を保持したフレーム106(第
11図参照)とフレームボード109を、前面枠裏面の
嵌合受部108bにフレーム裏面の嵌合突起106b、
フレームボード裏面の嵌合突起109bを一致させるよ
うにして接合させ、ネジ止めすることにより前面枠10
8と遊技盤を保持したフレーム106とフレームボード
109とが一体化される。
第13図はこのようにして前面枠108の裏面にフレー
ム106とフレームボード109を取り付けた状態を示
しており、フレーム106に保持された遊技盤の裏面に
は更に入賞球集合樋131が装着され、またフレームボ
ード109の下方にはパチンコ機制御装[195が配設
されている。
さらに、フレーム106および入賞球朶合4i1131
の裏面には遊技の制御装置1158や中継基板159が
装着されている。
第14図〜第16図に、パチンコ機100と別個に構成
された制御ユニット160の実施例が示されている。
この実施例の制御ユニット160は、収納枠161の前
面にパチンコ機の状態を示す状態表示器162と、複数
個のランプが一列に整列されてなるアナログ表示器16
3、入賞球発生表示用のセーフ球ランプ164、係員呼
出し用の呼出しボタン165等を有している。上記アナ
ログ表示器163は、遊技中の持玉数をアナログ的に表
示したり、打止め状態やフリー状態を同時点滅と移動点
滅で表示するのに用いられる。
また、収納枠161内にはスピーカ166とカードリー
ダ800が内蔵され、収納枠前面にはカードリーダ80
0のカード挿排口802aが露出されており、この挿排
口802aの上方にはカードリーダ内にカードがあるか
否か示すカード保持表示ランプ167 (LEDI)が
、カード挿排口802aの下方には制御ユニット160
にカードを挿入可能な状態にあるか否か表示するカード
挿入表示ランプ168が配置されている。
さらに、制御ユニット160の収納枠161の前面パネ
ル161aの内側には、パチンコ機100を管理装置4
00と切り離した特異状態で、後述のテストカードを用
いて遊技動作を可能にさせるためのテストスイッチ17
9が配設され、収納枠の前面にはそのスイッチをビンを
用いて外部からオンさせることができるようにするため
のビン挿入孔169と、当該パチンコ機に与えられる台
番号を明示する銘板170がそれぞれ設けられている。
そして、制御ユニット160の前面パネル161aの内
側には、第15図に示すように台番号の銘板170に表
示された台番号の設定スイッチ171と、上記状態表示
器162やアナログ表示器163、セーフランプ164
の内蔵ランプ群L11〜L15.L21〜L2B、L3
1.L32(第16図参照)を有するランプ基板172
と、上記スピーカ166およびカード挿入ランプ168
の保持基板173が装着されている。また、呼出しボタ
ン165の後方には呼出しスイッチ165aが配設され
ている。
さらに、収納枠161内には、カードリーダ800と、
制御ユニット160全体の制御を司るユニットコントロ
ーラ190や伝送手段、モニタ表示器174,175,
176を有するユニット制御装[180とカードリーダ
制御装置1188および電源装置f177が内蔵されて
いる。また、カードリーダ800の下方には、カードリ
ーダ内の穿孔装置(後述)によって穿孔を行った際に生
じる穿孔片の収納箱178が着脱可能に配置されている
。なお、カードリーダ制御装!1188を構成する基板
上には、上記カードリーダに対してカードの強制排出を
指令するカード排出スイッチが設けられている(図示省
W8)。
上記制御ユニット160は、前面パネル161aの自由
端側に係止具179aとその解除レバー179bが設け
られており、解除レバー179bは前面パネル161a
の下端に形成された開口部161bに臨むようにされて
いる。そして、制御ユニット160は、第17図に示す
ようにパチンコ機100の機枠101およびこれと同一
高さのユニット設置台24上に載置されるようにされて
おり、しかもこのとき前面パネル161aがパチンコ機
の前面枠108と同一平面をなすように配置される。従
って、解除レバー179bが臨む前面パネル161の開
口部161bは、通常前面枠108の上面で閉塞され、
前面枠108を開くことによって開口部161bが露出
され、解除レバー179bを操作することができるよう
になる。
これによって、制御ユニット160には施錠装置を設け
る必要がなくなる。
なお、制御ユニット160内のユニット制御装置180
は、光ファイバもしくは同軸ケーブルのような伝送路に
よって、パチンコ機100の制御装[195に、また後
述の伝送コントローラおよびローカルネットワーク(伝
送ケーブル)を介して管理装置f400に接続される。
実施例の制御ユニット160はいずれの伝送路を用いて
もデータ伝送が行えるようにするため、収納枠161の
裏面に光フアイバ用コネクタ186と同軸ケーブル用コ
ネクタ187が設けられている(第20図参照)。
第18図〜第20図には、上記パチンコ機100と制御
ユニット160とからなる遊技機を載置する島設備の一
例とそれに遊技機を装備させた状態が示されている。
この実施例の島設備は、基台21上に遊技機の幅に等し
い間隔をおいて複数本の支柱22が立設され、床から6
0am程度の高さの位置には水平な載置台23が支柱2
2にて固定されている。また、この載置台23の上方に
は、前記機枠101の高さ分だけ離れた位置に第1の設
置棚24が、さらにその上方には第2の設置棚25がそ
れぞれ支柱22にて固定されているとともに、第2設置
棚25の上方には支柱22の上端を覆うように天板26
が固定されている。なお、上記載置台23の前端は支柱
22よりも少し手前に突出するようにされ、第1設置台
24はその前端が支柱22よりも機枠101の厚み分だ
け後方に位置するようにされている。
そして、上記支柱22間の載置台23上にそれぞれパチ
ンコ機100が機枠101とともに載置され、第1R1
台24からこれと同一平面をなす機枠101上にかけて
制御ユニット160が載置される。また、第2設置台2
5上にはローカルネットワークを構成する伝送路(図示
省略)が延設され、かつ各支柱22間には上記伝送路を
介して管理装置400との間でデータ伝送を行うための
トランシーバ185が載置される。なお、トランシーバ
185の前方は上板27で閉塞され、載置tj22の下
方は下板28で閉塞される。
さらに、図示しないが、載置台22の下面には24Vの
電源ラインが延設され、天板26の下面には100vの
電源ラインが延設されている。そして、載置台23上面
の各遊技機に対応した位置には24V電源用のコンセン
ト30が、また天板26の下面の桟29には1oov電
源用のコンセント31が各遊技機に対応して3個ずつ設
けられている(第20図参照)。
第21図にパチンコ機100と制御ユニット160とか
らなる遊技機全体の制御システムの構成例が示されてい
る。
同図において188は、第26図に示されているカード
リーダ800の各構成部品たる搬送モータ807、磁気
ヘッド821、穿孔装置820等を制御するカードリー
ダ制御装置である。そして、このカードリーダ制御装置
188およびパチンコ機制御装置1195と制御ユニツ
l−160に設けられた各種スイッチ171,179や
表示器162゜163.164,168、スピーカ16
6は、ユニット制御装置180によって制御されるよう
になっている。
また、特に制限されないが、この実施例では光ケーブル
191を介して、パチンコ機100の制御装置195が
上記ユニット制御袋[180に接続され、各種センサか
らの検出信号が入力されるとともに、表示器等に対する
翻動制御信号が出力される。光フアイバケーブルによる
通信を可能にするため、パラレルデータとシリアルデー
タの変換を行なう並−直列変換器や電気信号と光信号と
の変換を行なう光−電変換器等からなる光多重データリ
ンク(インタフェース)が、ユニット制御装置180と
光フアイバケーブル191との問および光フアイバケー
ブル191とパチンコ機制御装置[195との接続部に
それぞれ設けられている(後述)。
光フアイバケーブル191をユニット制御装置180と
パチンコ機制御装置195との間のデータ通信に使用す
ることにより、従来パチンコ機の裏側にて複雑に配設さ
れていた多数の配線をすっきりさせ、保守、管理を容易
にするとともに、ノイズによる誤動作を防止することが
できる。
上記パチンコ機制御装置195の制御下に、金額表示器
111や玉数表示器112、購入ランプ121、遊技状
態表示ランプ123や打球発射装置1103の制御装w
194および役物制御装fi158が置かれているとと
もに、購入スイッチ113、中断スイッチ114、終了
スイッチ115やアウトセンサ等の球検出センサ5NS
I〜5NS5からの信号がパチンコ機制御装W1195
によって波形整形されてユニット制御袋W180に供給
されるようになっている。そして、この実施例では、電
源系をAC24VとAClooV(7)2系統にしパチ
ンコ機100側にはAC24Vを供給し、制御ユニット
160側にはAClooVを供給している。このように
供給電源を別にすることにより、電・源系のトラブルが
多いパチンコ店において電源の影響でパチンコ機制御ユ
ニットが不用意に破壊するのを防止している。
第22図には上記パチンコ機制御装置195の構成例が
示されている。
パチンコ機制御装置1195は、マイクロコンピュータ
からなるパチンコ機コントローラCPUIと、このコン
トローラCPUIから出力される定期的なウォッチドッ
グパルスを監視してパルスが途切れたときにリセット信
号を発生するリセット回路R5Tlと、ユニット制御装
置1180との間の光データ伝送を可能にするためパレ
ラレル送信データをシリアルデータに変換する並直変換
手段およびシリアル受信データをパラレルデータに変換
する直並変換手段を備えた多重伝送コントローラCNT
1と、光コネクタ193を介して光ケーブル191と接
続される光電変挽回jiOETと、各種センサからの検
出信号のノイズをカットするフィルタ回路FLT、金額
表示器111や玉数表示器112への表示データをデコ
ードするデコーダDECI、DEC2やその出力に基づ
いて表示器の駆動信号を形成するドライバDRVI、D
Rv2と、購入ランプ121や遊技状態表示ランプ12
3、打球発射装置1103の駆動信号を形成するドライ
バDRV3とにより構成されている。
このパチンコ機制御装v1195におけるセンサからの
検出信号の処理に関しては、単に検出信号からノイズを
除去し一定のパルス幅に整形してから発射球やセーフ球
等の検出データとしてユニット制御装置1180へ送る
。つまり、パチンコ機制御装置[195側ではセーフ球
数等の演算は行わず、そのような演算はユニット制御袋
1a180の側で行うようになっている。
また、パチンコ機では静電気等によりノイズが発生し易
いが、ウォッチドッグパルスを監視するリセット回路R
8Tlがあるためノイズ等によりパチンコ機コントロー
ラCPU1が暴走したとしても、暴走により定期的なウ
ォッチドッグパルスがなくなるとリセット信号を発生し
てCPUが初期化させるので、暴走を防止することがで
きる。
ウォッチドッグパルスは、CPU内部のタイマカウンタ
からの割込み等によって容易に発生させることができる
第23図には、ユニット制御装置180の構成例が示さ
れている。
ユニット制御装[180は、カードによるパチンコ遊技
を可能にだせるためカードリーダ制御装[188とパチ
ンコ機制御装置195を統括的に制御するユニットコン
トローラ190と、管理装[400とのデータ伝送に係
る制御をするデータ伝送コントローラ551と、データ
伝送コントローラの制御下でネットワークにおける送受
信権の確立およびデータの直並列変換を行うネットワー
クコントローラ553等から構成されている。そして各
コントローラ190と551問および551と553間
のデータの受は渡しは、デュアルポートメモリ(RAM
)550および552を介して実行できるように構成さ
れている。このうち、メモリ552は、送信データ記憶
領域と受信データ記憶領域とに分かれており、全ての送
受信データ長を同一長にする(パケット化)のための調
整機能と、データ伝送の高速化(2,5Mbps)を計
るための緩衝機能とをもっている。
このパケットメモリ552は各々が256バイトの容量
を持つ4つのページで構成され、このうちページ0は送
信要求パケットの送信に、またページ1は定時データ送
信パケットの送信に使用される。一方、ページ2,3は
、データパケット受信用で交互に使用される。どのペー
ジを使うかは。
データ伝送コントローラ551が、ネットワークコント
ローラ553に指示する。データ伝送コントローラ55
1が受信パケットデータの処理中。
次のパケットデータが送られてきたとしても、他のペー
ジに受信されるため、確実に全てのパケットを受信でき
る。各コントローラ551,553を同時に初期化でき
るようにするため共通のリセット回路555が設けられ
ている。
ネットワークコントローラ553の管理装置1400と
の接続側には、受信データを波形整形するとともに送信
データのドライブ能力を上げるために信号のレベル変換
を行う信号変換回路554および切換スイッチ542を
介して、光コネクタ186に接続可能にされているとと
もに、低層ネットワークの伝送ラインが同軸ケーブルで
構成された場合にも対応できるように切換スイッチ54
2を介して、送信信号と受信信号の分離および結合を図
る分岐回路540に接続可能にされている。
上記光コネクタ186には第20図の光トランシーバ1
85が接続される。
さらに、データ伝送コントローラ551とネットワーク
コントローラ553との間には、データ伝送コントロー
ラ551からの要求に応じてネットワークコントローラ
553がデータの受信結果を記憶するためのラッチ回路
561と、データ伝送コントローラ551が、ネットワ
ークコントローラ553に対するデータ送信指令等のコ
マンドを記憶させるラッチ回路562および低層ネット
ワーク用アドレスを記憶させるラッチ回路563と、ユ
ニット制御装置180内の通信制御状態の異常を表示す
るための3個のLEDランプからなるモニタ表示器55
6への表示データを記憶するラッチ回路564が設けら
れている。557は上記各ラッチ回路561〜564に
与えられたアドレスをデコードして選択信号を発生する
デコーダである。
一方、ユニットコントローラ190とカードリーダ制御
装置188との間には送受信データのレベル変換を行う
トランシーバ571が、またパチンコ機制御装置195
との間には送受信データの並−直変換を行う多重伝送コ
ントローラ572および光電変換装置573が接続され
ている。
さらに、ユニットコントローラ190には、データバス
581を介して、金額、玉数表示器の表示データ(セグ
メントデータおよびコモンデータ)をラッチするラッチ
回路574.購入ランプや遊技状態表示ランプ、打球発
射に対する制御信号をラッチするラッチ回路575、パ
チンコ機100および制御ユニット160に設けられた
各種スイッチからの入力信号を所定のタイミングでデー
タバス581上にのせたり各種ランプを表示させる出力
信号をラッチしたりする入出力コントローラ576と、
制御ユニット160内のスピーカ166より発生させる
音声データ等をラッチするラッチ回路577が接続され
ている。
582は音声合成LSI、583は高周波成分をカット
して音質を高めるローパスフィルタ、584は音量を調
整するアンプで、このうち音声合成LSI582は、複
数の音声データを内蔵のEPROM内に記憶しており、
ユニットコントローラ190から与えられる選択信号(
so−sa)に応じて音声データを選択して開始信号S
Tに同期して音声信号を出力し、リセット信号Rによっ
て出力を停止する。
なお、558はユニットコントローラ190の制御プロ
グラムを格納したプログラムROM、559は伝送コン
トローラ551の制御プログラムを格納したプログラム
ROMである。585はユニットコントローラ190か
ら出力されるアドレス信号をデコードして、プログラム
メモリ558やユニットメモリ550、ラッチ回路57
4,575.577および入出力コントローラ576の
選択信号を形成するデコーダである。
上記のごとくユニット制御装置180は、管理装置40
0.カードリーダ制御装置188、パチンコ機制御装置
!195の三方に情報交換の窓口を有しており、管理装
置400の制御下のもとにカードでパチンコ遊技をさせ
るための制御をするとともに、遊技結果として発生する
パチンコ機遊技情報を定期的に管理装置に送信するソフ
トウェアを有している。さらに、この実施例のユニット
制御装′r1180においては、金額、玉数表示器を翻
動させるべくユニットコントローラ190から出力され
る表示データのうち1桁セレクト信号(コモン信号)は
例えば2msのような間隔で周期的に出力される点に着
目して、これをリセット回路555に、ウォッチドッグ
パルスとして入力するようにしている。リセット回路5
55はパワーオンリセットの他、このウォッチドッグパ
ルスを監視してパルスがなくなるとリセット信号を発生
するように構成されている。
従って、ユニットコントローラ190がノイズ等により
暴走したとしても、暴走すると正常な間隔でコモン信号
が出力されなくなるため、リセット回路555が作動し
てユニットコントローラ190およびデータ伝送コント
ローラ551が初期化され、暴走が回避されるようにな
る。
これとともに、ユニットコントローラ190は、内部に
タイマカウンタを有しており、送信要求に対する応答と
してのACK (肯定)またはNAK(否定)が一定時
間(ex、10秒)内に返ってこなかったり、ACK受
信後一定時間(ex、2秒)内にパケットを送信できな
いとき、あるいは内部メモリ(RAM)の乱れを検出し
たときに、強制的に上記コモン信号をロウまたはハイレ
ベルに固定することにより、自らリセットをかけること
ができるようになっている。なお、上記内部メモリの乱
れは、例えば初期化の際にメモリ内の所定の番地に特定
のコード(A 55 A等)を書き込んでおいて、それ
を1m秒ごとに割込み処理でチエツクすることで容易に
検出することができる。
さらに、実施例のユニット制御装置12180は、デー
タ伝送コントローラ553が一定時間(5゜12秒)内
にデータを送信できないときもユニットコントローラ1
90を初期化させ、異常なデータが管理装置400に送
信されたりしないように対処している。すなわち、実施
例では、ユニットメモリ550内にウォッチドッグカウ
ンタ領域を設け、データ伝送コントローラ551が、管
理装置に対してデータを送信する度に所定のコードFF
をセットし、ユニットコントローラ190が20 m 
sごとにこのカウンタを「1」ずつカウントダウンさせ
る。従って、仮りにデータ伝送コントローラが5.12
秒以上送信できない状態が続いたとすると、ユニットメ
モリ550のウォッチドッグカウンタは[OJになるの
で、このカウンタを監視して、「0」になったならばデ
ータ伝送コントローラ551がダウンしたと判定して、
自らリセットをかけるようにすることができる。
しかも、この実施例では、ユニットメモリ190として
、ある所定の番地(7FE)にデータを書くと所定の端
子INTが立ち上がるような特殊なRAMが使用されて
おり、この機能を利用して、システムの立上り時にデー
タ伝送コントローラ551が上記所定番地にデータを書
き込んで端子■NTを立ち上げ、その端子の信号をユニ
ットコントローラ190に入れて、ユニットメモリの使
用に対するコントローラ間の同期をとるようにしている
。なお、上記特定の端子INTはユニットコントローラ
190が上記所定の番地のデータをリードすると立ち下
がるようになっている。
一方、システム立ち上げ時における管理装置400との
同期は、データ伝送コントローラ551によってなされ
、データ伝送コントローラが管理装置400から発信さ
れる回線テスト指令(口述)を受信し、その受信応答を
管理装置400に送信することによってなされる。
ところで、前述したようにパチンコ機制御装置195側
では、セーフ球数等の演算は行わず、そのような演算は
ユニット制御装置180の側で行うようになっており、
ユニットコントローラ190には、セーフ信号等遊技球
に関する検出信号や購入スイッチ113からの信号が入
力されている。
ユニットコントローラ190は、これらの信号に基づい
て、出玉数、アウト玉数、持玉数、売上金額等の稼働デ
ータを演算したり、パチンコ機に関する稼働情報(遊技
状態)やモニタ情報等を生成し、それらをデュアルポー
トメモリからなるユニットメモリ550の送信データエ
リア5DA(第24図参照)に書き込む。
ユニットメモリ550に書き込まれた稼働データ等は、
伝送コントローラ551による管理装置400との間の
データ交信によって管理装置に送られる。また、管理装
置2400から送られてくるデータも一旦ユニットメモ
リ550内の受信データエリアRDAに書き込まれ、ユ
ニットコントローラ190がこれを読み取ることによっ
てデータの受信が行われる。ユニットメモリ550には
、その他の送信データや受信データがメモリ内にあるこ
とを相手方のコントローラに伝えるためのコマンドやス
テータス情報の入る交信用エリアCCAや各コントロー
ラ用のワーキングエリアUWAとDWAおよびコントロ
ーラ間同期用エリアC8Aが設けられている。
第24図にユニットメモリの全体の構成が、そして、表
11表2および表3に、送信データエリアSDA、受信
データエリアRDAおよび交信用エリアOCAの構成例
を示す。
パチンコ機 表1 ユニットメモリ 表 2 なお、表1において示されているモニタ情報1は、表4
に示すようにシステム立上り時のテスト実行中を示すビ
ット、初期値設定/未設定を示すビット、ホットコード
エラーを示すビット、ローカルネットワークの異常を示
すビット(低層用と高層用の2ビツト)、遊技機異常を
示すビット等により構成されている。また、モニタ情報
2は、表5に示すようにカードリーダの異常を示すビッ
トを有している。
さらに5稼動情報は、表6のごとく打止め状態を示すビ
ット、遊技の中断中であることを示すビット、通信異常
あるいは不正検出等に基づく管理装置もしくはコントロ
ーラによる強制終了状態を示すビット、遊技中であるこ
とを示すビット、遊技機が遊技客のついていないフリー
状態にあることを示すビット等により構成されている。
表 上記表6より、実際のパチンコ機の状態は、■フリー状
態が、    0000000000000001■遊
技中が、      000000000000001
0■強制終了受信時が、  000000000000
0100■中断時が、      000000000
0001000■打止発生時が、     00000
00000010000で表わされることがわかる。
第25図〜第30図には制御ユニット160内に設けら
れたパチンコ機用カードリーダ800の具体的な構成例
を示す。
カードリーダ800を構成する箱形のケース本体801
の前端には、カード保持表示部LEDIとカード挿排口
802aを有する前蓋802が装置され、ケース本体8
01の側壁には前記制御ユニット160の収納枠161
内に固定するための5字ブラケット803が四隅に固着
されている。
ケース本体801内には第26図に示すようにカード搬
送路となるベースプレート804が配置され、このベー
スプレート804の上方にはカードの厚みより少し広い
間隙をおいてこれと平行に支持基板805,806が取
付けられるようになっている。
支持基板805にはカード挿入口側に位置しその上には
モータ807とマイクロスイッチからなるカード挿入検
出センサ808と、シャッタソレノイド809とマイク
ロスイッチからなるカード挿入検出センサ808と、シ
ャッタソレノイド809・およびセキュリティコード読
取用の反射型光センサ810a、810bが取り付けら
れている。
この実施例ではセンサ810a、810bのうち一方(
81,0a)のみ使用し、他方のセンサ(810b)は
将来においてセキュリティコードが増加されても良いよ
うに予備的に設けられている。
上記モータ807とシャッタソレノイド809との間に
は第20−ラ軸811が回転自在に載置され、この第2
0−ラ軸811の中央には搬送ローラ812が設けられ
ているとともに、第20−ラ軸811の一端はケース本
体の側壁801aから外部へ突出可能にされ、突出端部
にプーリ813が固着されている。また、シャッタソレ
ノイド809の近傍にはカード位置検出用センサ5NS
1に対し検出光を照射する投光器814が取り付けられ
、第20−ラ軸811とモータ807との間には第2の
位置検出センサ5NS2の検出光が透過可能な透光部8
15が形成されている。さらに、上記モータ807の側
方にはパンチ穴検出用センサ5NSpに対し検出光を照
射する投光器816が取り付けられているとともに、モ
ータ8゜7の回転軸807aの一端にはロータリエンコ
ーダ817が固着され、かつ回転軸807aの他端はケ
ース本体801の側1801bより外部に突出され、径
の小さなプーリ818が固着されている。
一方、カード挿排口802aの反対側に配置された上記
支持基板806上には、第10−ラ軸819が回転自在
に配置されているとともに、ソレノイドを駆動手段とす
るパンチ装置1820と磁気ヘッド821が取付は可能
にされている。磁気ヘッド取付は位置に対応して支持基
板806には磁気ヘッドを上方から下向きに挿入させた
ときヘッド面が下方に臨むことができるように貫通孔8
22が形成されている。また、第10−ラ軸819の中
央には搬送ローラ823が固着されているとともに、軸
の両端はケースの側壁から外部に突出可能にされ、プー
リ824,825がそれぞれ取り付けられている。そし
て、上記プーリ818と825との間にベルト826が
、またプーリ824と813との間にベルト827が捲
回されており、モータ807の回転駆動力がベルト82
6により第10−ラ軸819へ伝えられ、さらにベルト
827により第20−ラ軸811へ伝達されるようにな
っている。
さらに、上記支持基板806の下面には、第3および第
4のカード位置検出センサ5NS3,5NS4に対し検
出光を照射する投光器828,829が取り付けられて
いる。
上記支持基板805,806の上方には、これを覆うよ
うに第1のインタフェース基板830が配置され、ケー
スの側壁801a、801bに固定される。このインタ
フェース基板830には制御ユニット160内に設けら
れたカードリーダコントローラ188からの各種制御信
号を受信したり、カードリーダ側に設けられたセンサや
磁気ヘッドからの読取り信号をカードリーダコントロー
ラ188へ渡すためのインタフェース回路を備えている
。また、インタフェース基板830の下面には、上記透
光部815に対応する位置に投光器831が、そして上
記エンコーダ817に対応する位置に速度検出センサ8
32がそれぞれ設けられている。
一方、支持基板805,806の下方に配置された前記
ベースプレート804には、上記搬送ローラ812と8
23に対応する位置に、トーションスプリング834と
835により上方へ付勢された補助ローラ836と83
7が、ベースプレートに形成された開口部841,84
2よりわずかに顔を出すように装着されている。また、
ベースプレート804には、支持基板806に設けられ
た貫通孔822より下方に臨むように取り付けられた磁
気ヘッド821に対応する位置に同じくトーションスプ
リング836によって上方へ付勢された補助ローラ83
8が、開口部843よりわずかに上方へ顔を出すように
装着されている。これとともに、ベースプレート804
には、上記投光器814,816,828,829およ
び831に対応する位置にそれぞれ透孔844が形成さ
れている。さらに、ベースプレート804の前端には幅
、方向に沿って凹部845(第28図参照)が形成され
、そこには円筒状の遮蔽部材846が載置されている。
遮蔽部材846はカード挿排口802aを閉塞してゴミ
の侵入を防止するとともに、その重量で一定以上の剛性
を有するカード以外を受は付けないように作用する。
上記ベースプレート804の下面には、第2のインタフ
ェース基板848がネジによって取り付けられるように
なっており、この第2インタフエース基板848上には
カードリーダコントローラ188とのインタフェースを
行なう回路とともに、投光器816,828,829お
よび831に対向するように、第1〜第4の位置検出セ
ンサ5NSl、5NS2,5NS3,5NS4およびパ
ンチ穴検出センサ5NSpが取り付けられている。
また、補助ローラ836,837,838に対応する位
置に、ローラとの接触を防止する逃し六849が設けら
れている。
ベースプレート804の前端に載置された円筒状の遮蔽
部材846に対応して、上方の支持基板805の前端に
は、遮蔽部材846よりひとまわり大きな空部851が
形成されており、ベースプレート804上に支持基板8
05を配置したとき。
遮蔽部材846が空部851内に上下動可能に収納され
るようになっている。また、上記空部851を構成する
枠体852の後壁には開口853が形成され、その後方
に前記挿入検出スイッチ808が配置されてその可動接
点808aが上記開口853より空部851内に突出さ
れる。この可動接点808aの先端は通常第28図(A
)に示すように遮蔽部材846の上方に位置するように
されており、カード挿排口802aよりカードCDが挿
入されると、第28図(B)のごとくカードCDが遮蔽
部材846を上方へ押し上げるため可動接点808aが
回動され、挿入検出センサ808がオンされるようにな
っている。
支持基板805上に取り付けられるシャッタソレノイド
809は第29図(A)に示すように下向きに配置され
、プランジャ809aの先端に形成されたビン809b
が、ソレノイド消磁状態において支持基板805に設け
られた挿通孔854を貫通して、第29図(B)のごと
くベースプレート804上面の対応する位置形成された
凹孔855に係合することによりカードCDの挿入を阻
止するようになっている。
第30図(A)にはカードリーダにおける各種センサや
磁気ヘッドの取付は位置関係を示す。
挿入検出センサ808は最もカード挿排口802aに近
い側に配置され、第1位置検出センサ5NSIは搬送ロ
ーラの直前に配置されている。そして、シャッタビン8
09bは挿入検出センサ808と第1位置検出センサ5
NSIとの間に配置され、セキュリティコード読取セン
サs 10 a e810bは第1位置検出センサ5N
S1のほぼ真横に配置されている。また、第2位置検出
センサ5NS2は搬送ローラ812の後方に、第3位置
検出センサ5NS3は搬送ローラ823の後方に、第4
位置検出センサ5NS4はカードリーダの最奥部に配置
され、かつ第1〜第4位置検出センサ5NSI〜5NS
4は同一直線上に位置されている。
さらに、パンチ穴検出センサ5NSpとパンチビンPP
は第2位置検出センサ5NS2と搬送ローラ823との
間に配置され、磁気ヘッド821は搬送ローラ823と
第3位置検出センサ5NS3との間に配置されている。
第30図(B)には第30図(A)のような位置関係に
なるように配置された各種センサによるカード挿入時の
カード検出タイミングとモータ807およびシャッタソ
レノイド809への制御信号のタイミングを示す、同図
から分かるように、この実施例のカードリーダでは、カ
ード挿入時に挿入検出センサでカードの挿入を検出して
モータおよびシャッタを駆動させ、位置検出センサ1〜
4でカードの位置を検出しながら所定のタイミングでカ
ード上の情報をセキュリティコード、パンチ穴、磁気コ
ードの順に読み取るように構成されている。
しかも、各種センサやバンチビンの相対距離は、カード
の読取りやパンチ穴開は等の処理を正確に行う上で重要
であるため、予め設けられた位置関係になるよう各部品
が精度よく取り付けられている。
第31図にはカードリーダ制御装置188(第21図参
照)の具体的回路構成例が示されている。
カードリーダ制御装置1188は、マイクロコンピュー
タからなるカードリーダコントローラCPU2と、ユニ
ット制御装M180との間で送受信されるデータ信号の
レベル変換を行うトランシーバTRVと、制御ユニット
160内に設けられたモニタ表示器175と176の駆
動信号を形成するドライバDRVII、DRV12およ
びカードリーダ800内のモータ807や穿孔装置82
0、磁気ヘッド821、LEDランプ167、シャッタ
ソレノイド809を駆動する制御信号を形成するドライ
バDRV13と、モータ807に供給される電源をオン
・オフするリレーRLYを駆動するドライバDRV14
と、カードリーダ800内の磁気ヘッドの読取りデータ
や各種センサからの検出信号を波形整形するシュミット
トリガ回路からなる波形整形回路SMG、磁気ヘッドで
読取られた2つのトラックの各リードデータをラッチす
るフリップフロップ回路F/Fl、F/F2と、パワー
オンリセット回路とウォッチドッグタイマを内蔵しコン
トローラCPU2から定期的に出力されるパルス(ラッ
チLTI、LT2のリセットパルスと共用)をウォッチ
ドッグパルスとして監視してパルスが途切れたときにリ
セット信号を発生するリセット回路R8T2とにより構
成されている。
また、カードリーダコントローラCPU2には、制御ユ
ニット160内に設けられた機器コードの設定器MC8
およびカード排出スイッチSWcからのオン・オフ信号
が入力されている。
上記モニタ表示器176を構成する4個の発光ダイオー
ドは、電源が投入されている間点灯されるパワーオン表
示LEDIIと、カードがカードリーダ内にあることを
表示するカードイン表示しED12と、カードリーダコ
ントローラによる制御が正常に実行できているときに点
灯されるOKの他任意のモニタ表示に使用できるように
未使用となっている。
一方、セグメント型モニタ表示器175は、数字を表す
7つのセグメントと、1つのドツト表示セグメントDT
とを組合せることにより、次の表7のように、カードリ
ーダの異常内容を符号で表示するようになっている。
表7 カードリーダコントローラCPU2は、内711ROM
内の制御プログラムに従って動作し、ユニット制御装[
180からの指令に基づいてカードの走行制御やカード
データの読出し、カードデータのチエツク等を実行し、
カード番号およびカードリーダの制御情報をユニット制
御装置に伝達する。
ユニット制御装!180との交信は内蔵のシリアルコミ
ユニケージJン回路により、シリアルボートTX、RX
を使用して行う、カードリーダ800を構成する部品へ
の制御信号の出力や各種センサからの検出信号の入力は
、第32図に示すようなインタフェース回路198を介
して行うようになっている。
また、カードの磁気記録部MGのトラックTRC2上の
磁気データaをラッチするフリップフロップFF2は、
トラックTRCl上から読み出されてフリップフロップ
FFIをトリガさせるり−ドクロックbをサンプリング
クロックとして動作される。フリップフロップFFIは
リードクロックbでトリガされCPU2から出力される
パルスeでリセットされることで周期的な信号Cを出力
する。
第32図には、カードリーダ制御装置188とカードリ
ーダ内の入出力部品との間に設けられるインタフェース
回路198の端成例を示す。
同図において符号5MG1〜5MG5で示されているの
は、シュミットトリガゲート等からなる波形整形回路、
RECl、RFe5は整流回路。
MCCl、MCC2は磁化電流切替回路、AMP1〜A
MP4はアンプ、MHDI、MHD2は磁気ヘッド、M
Tはモータ、5OLI、5OL2はソレノイド、LED
Iは発光ダイオード、DRV21、DRV22はドライ
バ、5NSII、5NS12,5NSp、5NSI〜5
NS5はセンサである。また、CCCはモータHTの回
転方向を切替るための電流切替回路、vCCはモータM
Tの回転速度を切替るための電圧切替回路である。
2つのトラックTRC1とTRC2にそれぞれ対応され
た2つの磁気へシトMHDI、MHD2により読み取ら
れたリードデータのリードクロッり信号は、アンプAM
PI、AMP3によって増幅された後、整流回路REC
I、REC2で整流され、さらに波形整形回路SMGI
、5MG3を通して矩形波としてカードリーダ制御装[
188に送られる。一方、カードリーダ制御装置118
8から供給されるライトデータとライトクロックは波形
整形回路5MG2,5MG4を通って磁化電流切替回路
MCCl、MCC2に入力され、ライトデータの“1”
  (l Ottに応じてヘッド軛動電流の向きが切り
替えられてアンプAMP2.AMP4で増幅され磁気ヘ
ッドMHDI、MHD2に供給される。
モータMTを開動するため、カードリーダ制御装置11
88から与えられる正転信号と逆転信号に基づいて電流
切替回路CCCがドライバDRV21に流れる電流の向
きを変え、また速度切替信号に応じてドライバDRV2
1によってモータに印加する電圧を切替える。
一方、セキュリティコード読取りセンサ5NS11 (
810a)、5NS12 (未使用)、パンチ穴検出セ
ンサ5NSp、位置検出センサ5NS1〜5NS4、速
度検出センサ5NS5 (821)の検出信号は、波形
整形回路5MG5で波形整形されてからカードリーダ制
御装置188へ供給され、挿入検出スイッチ808の検
出信号はローパスフィルタLPFでノイズカットされて
から波形整形回路5MG5で波形整形される。
第33図には、カードリーダ制御装置188による磁気
データの書込みと読出しのタイミングが示されている。
同図の信号中、(A)〜(D)は書込みデータ情報、(
E)〜(G)は書込みクロック情報に関し、また(H)
〜(J)は読出しデータ情報、(K)〜(M)は読出し
クロック情報に関する各部の信号波形を示す、また、同
図(N)〜(R)に第31図のカードリーダ制御装置1
88において、符号a −eで示されている各信号のタ
イミングを示す。
このうち、(H)および(K)の信号は第32図のイン
タフェース回路を構成するアンプAMP1とAMP3の
出力信号を、また、(I)および(L)の信号は、整流
回路RECIとREC2の出力信号を、そして(J)お
よび(M)の信号は波形整形回路SMGIと5MG3の
出力信号をそれぞれ示す。
この実施例では、書込み方式としてデータが“1″″の
ときは極性を反転し、データが“0″または無信号のと
きは極性を反転せず直前の状態を維持するいわゆるNR
ZI方式を採用している。
従ってCPU出力や書込み電流、tI磁化状態示す信号
(B)、(C)、(D)は、CPUの内部データ(A)
が′O″から“1″に変わったときに、それぞれ反転し
ている。
一方、上記のようにして書き込まれたデータを磁気ヘッ
ドMHD2で読み取ると、磁化状態(D)が変化したと
ころでアンプAMPIの出力が磁化の向きに応じて+ま
たは−に変化するので、カードリーダコントローラCP
U2は、リードクロックbの立上りでアンプAMPIの
出力を波形整形した信号(J)に対応するリードデータ
aがラッチF・/F2に取り込まれたときに、信号a 
(N)がハイレベルであればデータit 1 uである
と認識し、信号aがロウレベルであればデータが′10
11であると認識することになる(第33図(S)参照
)。
なお、この実施例では、カードへの磁気データの記録密
度を4.134bit/鵬鵬(=105BPI)とし、
カード搬送速度を300mm/秒としたので、読出しク
ロックデータのパルス周期は約806μsとなる。そこ
で、CPU2による磁気データ書込みの際には、書込み
クロックに関するCPU出力(E)の周期T0をクロッ
クパルスの2倍(1゜612m5)として出力するよう
になっている。
第34図に上記カード発行機200の構成例を示す。
この実施例のカード発行機200は、カード購入のため
の紙幣を識別する紙幣識別装@210と、購入金に対応
した金額を印刷し、カード番号を記録するカードリーダ
220と、つり銭を排出するための残金払出装置230
と、各種表示器241〜245および、発行機200全
体の制御を行なう制御ユニット250等により構成され
ている。
上記紙幣識別袋!210に対応して、前面パネル201
には紙幣挿入口211と、購入金額選択スイッチ群21
2および金額表示ga213が設けられている。従って
、遊技客は、先ず紙幣挿入口211より紙幣を投入する
と、金額表示器213に投入金額が表示される。そして
、選択スイッチ群212の中から所望の購入金額に対応
するスイッチを押圧することにより、所望の購入金額に
相当するカードが上記カードリーダ220のカード排出
口202より発行される。また、上記金額選択スイッチ
群212は、各々ランプ内蔵型スイッチで構成されてお
り、スイッチを操作すると対応する内蔵ランプが点灯さ
れるようになっている。
そして、投入された紙幣は、紙幣収納タンク214内に
回収される。
カードリーダ220は、カードタンク内にストックされ
ている白紙状態のカードを1枚ずつ取り出して、表面に
購入金額と、発行年月日および管理袋M400より付与
される発行通し番号nを印刷するとともに、カードの磁
気面に管理装置400により演算されたカード番号およ
び識別コード(店コード)、発行年月日コード、チエツ
クコード等を記録し、さらに発行済穿孔位置PH工(第
2図参照)にパンチ穴を開けてから前面パネル201に
設けられたカード排出口202より排出する。上記発行
通し番号nは、カード発行機200からカード購入の申
込を受けた管理装置400が、自己の制御下にある複数
のカード発行機からの購入申込みに対し、その受付は順
に発行通し番号nを決定し、各カード発行機に付与する
番号であって、この発行通し番号nに基づいて前述した
ビットの並び換え等のコード変換処理を行なって得られ
たコードをカード番号としてカードの磁気面に記録して
発行し、カードに関する情報は管理装置400内のファ
イルに記録するようになっている。
また、発行通し番号nを印字表示部PRTに印字するよ
うになっているため、カードの破損等により磁気記録部
MGの情報が読出し不能になっても管理装置のファイル
情報からカードを復活することができる。
上記発行通し番号nからカード番号の生成を可能にする
ため、管理袋Wj1400の制御プログラムには、カー
ド番号生成ルーチンと、コード変換ルーチンが設けられ
ているともに、カードから読み出されたカード番号と発
行通し番号nとの一致を確認するため逆咬換と逆算ルー
チンが用意されている。
一方、発行機200の紙幣挿入口211より紙幣が挿入
され、金額選択スイッチ212により購入金額が決定さ
れて残金が生じたときに、それを払い戻すための残金払
出装置1230は、紙幣をストックしておく紙幣タンク
231を備えており、残金に相当する紙幣を前面パネル
201に設けられた紙幣排出口232により排出するよ
うに構成されている。
さらに、上記カード発行機200の前面パネル201に
は、カード発行可能な状態にあることを示す発行中ラン
プ241、カード発行不能状態を示す発行中止ランプ2
42、紙幣挿入口211より投入された紙幣でタンク2
14が満杯になったことを知らせる紙幣ブールオーバ表
示器243、カードタンク221内の未発行カードが空
になったことを知らせるカード不足表示器244、残金
払出装置の紙幣タンク231内のストック紙幣がなくな
ったことを知らせるつり銭不足表示器245が設けられ
ている。また、上記状態を検出して対応する表示器を点
灯させるため、紙幣タンク214.231およびカード
タンク221にはセンサ261,262,263がそれ
ぞれ設けられている。
さらに、この実施例のカード発行機200には、遊技店
に設置される複数(数10台)の発行機200の各々を
区別して、特定のカードを発行した発行機を管理装置1
400において把握できるようにするため台番号設定器
205が内部に設けられており、この設定器205によ
り設定された台番号は管理装置j400に送られて、デ
ータ通信の際の伝送アドレスの生成および各発行機ごと
のデータファイルの作成に供される。
なお、特に限定されないが、設定器205によって設定
される台番号と同じ番号が、発行機の前面パネル201
の上部に付着された銘板206に表示されるようになっ
ている。
第35図には発行機内のカードリーダの概略構成例を示
す、この実施例のカードリーダ220は磁気記録部MG
と印字表示部PRTが白紙の状態とされているカードが
、多数収納されたカードタンク910とこのタンク内か
ら一枚ずつカードを取り出すカード取出装置920が設
けられている。
このカード取出装置920は、カード走行路923に沿
って配置された搬送ローラ924,925と、それらの
駆動モータ926と、取り出されたカードの端部を検出
する光電式のセンサ916とにより構成され、カードタ
ンク910の底壁の一部に設けられた開口部910aに
対向して配置された上記搬送ローラ924によってタン
ク内のカードを一枚分離し、搬送ローラ925によって
カードリーダ220側へ送り出す。カードの先端がロー
ラ925に到達すると、センサ916によって検出され
、搬送ローラ924の回転が停止される。これによって
、カードの2枚送りを防止することができる。
上記カード取出装置920によりカードタンク910か
ら取り出された、カードCDがカード取入口909に挿
入され、センサ914によって検出されると、パルスモ
ータからなる搬送モータ902が駆動され、ベルト90
3を介して搬送ローラ904が回転される。すると、カ
ードCDが搬送ローラ904とガイドローラ905とに
挾まれて走行路906に沿って搬送され、カードリーダ
内に取り込まれる。12送モータ902には回転角を検
出するエンコーダのような回転検出器(センサ5)91
5が設けられており、所定量だけカードを搬送するとモ
ータが停止される。
また、カードリーダ220の本体中央には磁気ヘッド9
08aと908bが設けられており、−方のヘッド90
8aでカードの磁気記録部MOに識別コード等のデータ
の書込みを行ない、他方のヘッド908bで確認のため
の読出しを行なう。
(パチンコ機100や精算機300のカードリーダ80
0や310では書込みを行なわないので、記録用ヘッド
908aは不要である。)そして、この磁気ヘッド90
8aと908bとの間にパンチ穴を形成するための穿孔
装置907が設けられている0発行機200のカードリ
ーダ220では。
カード発行時に上記穿孔装W907が駆動され、所定の
穿孔位lPH4にバンチ穴があけられるようになってい
る。
また、穿孔装[907の近傍には穿孔装置907による
穿孔が実施されたか確認するためのパンチ穴検出用の光
電式センサ913が設けられている。このセンサ913
はパチンコ機や精算機ではカードにあけられたバンチ穴
PH□〜PH,を検出してカードの状態を把握するのに
使用される。
カード排出口901の近傍にはカードの端部を検出する
センサ911と、カード上のセキュリティマークを光学
的に検出するための光学センサ912が配置されている
さらに、カードリーダ220の後方(図では左側)には
、搬送されて来たカードの印字表示部PRTに対して購
入金額AM、発行年月日DATEおよび発行通し番号n
を印字するための印字装置930が配置されている。印
字装[930は、−対の搬送ローラ931とそれに対応
したガイドローラ932およびそれらの駆動モータ93
3と、搬送ローラ931と932との間に配置されたカ
ード検出用センサ917およびサーマルヘッド934と
によって構成されている。
上記各センサ911〜917の検出信号に基づく上記モ
ータ902,926,933や穿孔装置907、磁気ヘ
ッド908a、908b、サーマルヘッド934の制御
がマイクロコンピュータからなるコントローラ228(
パチンコ機では188、精算機では319)によって行
なわれる。
第36図には、上記のごとく構成されたカード発行機2
00の制御システムの構成例が示されている。
なお、同図において、符号L1〜L5で示されているの
が、購入金額の選択スイッチ群212に内蔵されたラン
プで、オンされたスイッチに対応するランプが点灯され
て操作ボタンを後方から照明するようになっている。
このシステムでは、カードリーダ220の各構成部品た
る磁気ヘッド908a、908bや搬送モータ902、
穿孔装置907、印字装置930、カード取出装置92
0が、センサ911〜915からの検出信号に基づいて
、CPU (マイクロコンピュータ)のようなコントロ
ーラ228(第4図参照)によって制御され、このコン
トローラ228および発行機に設けられた各種センサや
表示器、紙幣識別器210.11金払出装H230カ、
同じくマイクロコンピュータからなる制御ユニット25
0内のユニットコントローラ251によって制御される
ようになっている。
ユニットコントローラ251は、上記構成部品の制御や
カード番号の受信を行なってカード発行処理を実行する
ともに、稼動データを収集し、それをデュアルポートメ
モリからなるパラレル通信手段としてのユニットメモリ
270内の送信データエリアSDAに書き込む、ユニッ
トメモリ270に書き込まれた稼動データは、後述の伝
送コントローラとネットワーク制御手段(NAU)とに
より伝送ケーブル(ネットワーク)を介して管理装置4
00との間のデータ交信によって管理装置に送られる。
また、管理装置400から送られて来るデータも一旦ユ
ニットメモリ270内の受信データエリアRDAに書き
込まれ、ユニットコントローラ251がこれを読み取る
ことによってデータの受信が行なわれる。ユニットメモ
リ270には送信データや受信データがメモリ内にある
ことを相手方のコントローラに伝えるためのコマンドや
ステータス情報の入る共有データエリアCDAが設けら
れている。
表8、表9および表10に、各々上記ユニットメモリ2
70内の送信データエリアSDA、受信データエリアR
DAおよび交信用エリアCCAの構成例を示す。
表 発行機 ユニットメモリ 送信データエリアの構成 表9 発行機 ユニットメモリ 受信データエリアの楕成 表 10 発行機 ユニットメモリ 交信用エリアの構成 上記表8に示されているホラトコ1ドは、シス テムの立上りのときに管理装置がユニットメモリ270
の送信エリア内に、例えば010101・・・・01な
るコードを書き込んでおいて、定期的に管理装置におく
って、静電気等のノイズによるRAMデータの破壊の有
無をチエツクし、送信データの異常を速やかに検出でき
るようになっている。
なお、上記表8に示されているモニタ情報1は、表11
に示すようにシステム立上り時のテスト実行中を示すビ
ット、初期値設定/未設定を示すビット、ホットコード
エラーを示すビット、ローカルネットワーク(伝送ケー
ブル500)の異常を示すビット(低層用と高層用の2
ビツト)、発行機異常を示すビット等により構成されて
いる。
また、モニタ情報2は、表12に示すようにカードリー
ダの異常を示すビット、カードの有無を示すビット、同
紙幣タンク内の状態を示すビット、紙幣詰まりを示すビ
ット、紙幣の強制引き抜きを示すビット、残金払出器の
紙幣タンク内の状態を示すビット、残金払出器の異常を
示すビット等により構成されている。
第37図に前述した精算機300の構成例を示す。
この実施例の精算機300は、挿入されたカードCDの
カード番号を読み取るカードリーダ310と、そのカー
ドについて使用されずに残った未購入金額に相当する金
額を払い戻すための残金払出装置320と、遊技により
獲得した持玉数を印刷したレシートを発行するプリンタ
330と各種表示器340〜342および、精算機30
0全体の制御を行なう制御ユニットJ 50等により構
成されている。
上記カードリーダ310に対応して、前面パネル301
にはカード挿入口311と、獲得した賞球数(持玉数)
を表示する玉数表示器312および未購入金額を表示す
る金額表示器313が設けられている。遊技客が、先ず
カード挿入口311よりカードを投入すると、カードリ
ーダ310がカードCDの磁気面に記録されているカー
ド番号を読み取って管理装置400に送り、そのカード
に関するデータを受は取る。そして、金額表示器313
に未購入金額が表示されるとともに、玉数表示器312
に獲得玉数が表示され、プリンタ330によりレシート
が発行される。また、挿入されたカードは精算終了後に
穿孔装置807により、所定の穿孔位[PH,にバンチ
穴の形成がなされてから排出される。
なお、この実施例では、精算機のカードリーダには記録
用ヘッドが不用であるが、記録用ヘッドを設けて、精算
済カードについては磁気面のデータを消去して排出する
ことにより、カード番号の変換方式の解読を不能にし、
カードの偽造を防止するようにしてもよい。
カードリーダ310の構成は、発行機200のカードリ
ーダ220(第35図参照)とほぼ同様であり、カード
取出装置922とカードタンク921がなくその位置に
カード収納タンク314が配置されている。そして、カ
ードの搬送方向は発行機の場合と逆になる。プリンタ3
30は、ロール状態でストックされている白紙のシート
を引き出して、その表面に発行年月日と、獲得玉数およ
び未使用残金額さらにはカード来歴等を印刷し、レシー
ト発行口331より排出する。
これとともに、未購入金額に相当する金銭が残金払出装
置320より払い出される。残金払出装置1320は1
紙幣をストックしておく紙幣タンク321と紙幣排出口
322とからなる。また、精算の際には1000円未満
の端数が生じるので、100円単位の硬貨を収納する硬
貨タンク324と硬貨払出口325とからなる硬貨払出
装置326が設けられている。
さらに、上記精算機300の前面パネル301には、カ
ード精算中であることを示す精算中ランプ341、カー
ド精算不能状態を示す精算中止ランプ342、カード挿
入口311より投入されたカードでタンク313が満杯
になったことを知らせるカードオーバフロー表示器や残
金払出装置1320の紙幣タンク321内のストック紙
幣がなくなったことを知らせる紙幣不足表示器、硬貨払
出装置の硬貨タンク324内のストック硬貨がなくなっ
たことを知らせる硬貨不足表示器、プリンタ330内の
ロール紙がなくなったことを表示する紙なし表示器等か
らなるモニタ表示ランプ群340が設けられている。ま
た、上記各状態を検出して対応する表示器を点灯させる
ため、カードタンク314、紙幣タンク321、硬貨タ
ンク324、およびプリンタ330にはセンサ361,
362゜363.364がそれぞれ設けられている。ま
た、硬貨払出装W1326には硬貨抜取スイッチ327
が設けられている。
さらに、この実施例の精算機300 !、:け、遊技店
に設置される複数の精算機の各々を区別して、特定のカ
ードの精算を行なった精算機を管理装置4、 OOにお
いて把握できるようにするため台番号設定器305が内
部に設けられており、この設定器3Q5により設定され
た台番外は管理装w400に送られて、データ通信の際
の伝送アドレスの生成および各精算機ごとのデータファ
イル作成に供される1 なお、特に限定はされないが、設定器305によって設
定される台番号と同じ番号が、精算機の前面パネル30
1の上部に付着された銘板306に表示されるようにな
っている。
第38図には、上記のごとく構成された精算機300の
制御システムの構成例が示されている。
なお、同図において、符号LLl〜L14で示されてい
るのが、上記モニタ表示ランプ群340を構成するラン
プである。
、:のシステムでは、カードリーダ310を構成する磁
気ヘッド908b、穿孔装置!907および搬送モータ
902が、各種センサ911〜915からの検出信号に
基づいてCPU (マイクロコンビコータ)からなるコ
ントローラ319(第34図のコントローラ228に相
当)によって制御され、このコントローラ319および
精算機に設けられた各種センサや表示器、紙幣払出器3
20、硬貨払出装W326、プリンタ330が、同じく
マイクロコンビコータからなる制御ユニット;850内
のユニ4ツトコントローラ351によって制御されるよ
うになっている。
ユニットコントローラ35】は、上記構成部品の制御や
カード番号のチエツク、カードデータの受信、表示等を
行なって精算処理を実行するとともに、稼動データを収
集し、それをデュアルポートメモリからなるユニットメ
モリ370内の送信データエリアSDAに書き込む、ユ
ニットメモリ370に書き込まれた稼動データは、伝送
コントローラによる伝送ケーブルを介した管理装置40
0との間のデータ交信により管理装置に送られる。
管理装置から送られて来るデータも、−旦ユニットメモ
リ370内の受信データエリアRDAに書き込まれ、ユ
ニットコントローラ351がこれを読み取ることによっ
てデータの受信が行なわれる。
ユニットメモリ370には送信データや受信データがメ
モリ内にあることを相手方のコントローラに伝えるため
のコマンドやステータス情報の入る共有データエリアC
DAが設けられている。
表13、表14および表15に、各々上記ユニットメモ
リ370内の送信データエリアSDA、受信データエリ
アRDAおよび交信用エリアCCAの構成例を示す。
美 3 表 4 表14に示すようにこの実施例ではカードの来歴データ
も受信して、これを時刻データとともにレシートに印刷
して排出することにより、遊技客に対し信頼度の高い精
算データであることを印象づけることができる。ただし
、来歴データはカードファイル内に入っている最高20
回までのデータである。
表15 なお、上記衣13に示されているモニタ情報1は、表1
6に示すようにシステム立上り時のテスト実行中を示す
ビット、初期値設定/未設定を示すビット、ホットコー
ドエラーを示すビット、ローカルネットワーク(伝送ケ
ーブル500)の異常を示すビット(低層用と高層用の
2ビツト)、精算機異常を示すビット等により構成され
ている。
表16 また、 モニタ情報2は、 表17に示すようにブ リンクの異常を示すビット、カードリーダの異常を示す
ビット、硬貨タンク内の状態を示すビット、硬貨払出機
の硬貨詰まりを示すビット、硬貨払出機の異常を示すビ
ット、紙幣払出機の紙幣タンク内の状態を示すビット、
紙幣払出機の異常を示すピッl−等により構成されてい
る。
表17 次に、前述のごとく構成されたパチンコ機100、カー
ド発行機200および精算機300を統括的に制御する
とともに稼動データをリアルタイムに収集して、停電や
故障が発生しても復旧時に直ちに元のデータ状態を復活
させてシステム各部の動作を再開させ、また遊技店の経
営に必要なデータの集計を可能にするとともに、カード
が破損した場合に同一資格の復活カードを発行する管理
装置400について説明する。
第39図に管理装置400の具体的な構成を、また第4
0図に管理装置のシステム構成を示す。
管理装置400は、ミニコンクラスの中央処理装WCP
Uや半導体メモリ(RAM)からなる主記憶装置tM−
MEM、タイマ(カレンダを含む)TMR,通信制御装
置SCC等が格納されたメイン制御装置1401と、こ
のメイン制御装置401の上部に設けられた補助記憶装
置としてのフロッピディスク記憶装置402、ハードデ
ィスク記憶装置403とパーソナルコンピュータ410
とにより構成されている。また、パーソナルコンピュー
タ410は、メツセージや収集データを表示するCRT
表示装W411と、オペレータが指令や設定データを与
えるためのコンソール412と、CPUを内蔵し、メイ
ン制御袋ff401内の中央処理装置と通信回線および
割込回路を介して接続されたローカル処理装置413と
、収集データ等を印字するためのプリンタ414とによ
り構成されている。
ローカル処理装置413と中央処理装置CPUとを結合
するため、通信制御装置f406a、406bがメイン
制御装置401内に設けられている。
上記プリンタ414は、管理装置400のスループット
を向上させるため5印字されるデータを一時的に格納す
るバッファ414aを備えている。
さらに、この管理装置400には、パチンコ遊技システ
ムに特有なものとして、復活カードや各端末からシステ
ムにアクションを起こさせる媒体としてのテスト用カー
ドを発行するカードリーダ407やパチンコ機で発生す
る“打止め″等、システムで発生した緊急情報をリアル
タイムで印字する補助プリンタ408がL記メイン制御
装置401の上部に設けられ、通信制御装置406c。
406dを介して中央処理装置cpuに接続されている
SCCは、ネットワークを介して各端末機との間でデー
タ伝送を可能にするための伝送制御装置である。
また、停電発生時に、主記憶装置に揮発的に保持されて
いる全ての端末の稼動データや、発行した全てのカード
のデータをハードディスク記憶袋31403に移して保
護できるようにするため、最低でも10分間程度は管理
装置を動作できるようにする補助電源装置409が、上
記メイン制御袋[401の下方に設けられている。
なお、本実施例においては、主としてパチンコ機とカー
ド発行機、精算機および管理装置からなるシステムにつ
いて説明するが、この発明は店内放送装置や景品交換装
置、自動販売機等をも管理袋’fi400の制御下にお
くようにしたシステムにまで拡張することができる。特
に景品交換装置は、カードを使って精算機300を通さ
ずに直接景品と交換できるような方式を容易に適用する
可能性がある。
さらに、管理装置400を構成するコンソール412も
、本実施例のパチンコ遊技システムに最も適した独特の
キー構成となっている。
第41図に、コンソール412の構成例を示す。
同図(B)はコンソールの上面すなわちパネル面、同図
(A)はコンソールの背面を示す。
第41図において、421はシステムの各端末に対する
営業開始を指示するための開店スイッチ、422は同じ
く営業終了を指示するための閉店スイッチで、開店スイ
ッチ421がオンされた後、閉店スイッチ422がオン
されるまでの間、各端末機におけるカードの運用が可能
となる。また、423は営業終了後に全端末機の稼動デ
ータをフロッピディスク記憶装置402に格納し、管理
装置へ動作の停止を指示するための終了スイッチ、42
4は破損したカードの復活処理を指示するためのカード
復活スイッチである。
なお、上記開店スイッチ421、閉店スイッチ422、
終了スイッチ423およびカード復活スイッチ424の
4つのスイッチは、本システムにとって特に重要なスイ
ッチであり、システム稼動中安易に操作されるのを防止
するため、その後方(図では上方)に設けられたキース
イッチ420に連動されており、キースイッチ420を
回してオンさせた状態でないと各スイッチ421〜42
4を操作してオンさせることができないようになってい
る。
425.426,427は、通常のパーソナルコンピュ
ータ等のコンソールに設けられているのと同種のテンキ
ー、リターンキーおよびデリートキーである。
一方、428はカードに関するデータや各端末の稼動デ
ータ等をCRT表示装置411の画面上に表示させる指
令を与える表示メニュースイッチ、429はCR7表示
装置に表示されたデータの消去を要求するCRTクリア
スイッチである。また430はカードに関するデータや
各端末の稼動データ等をプリンタ414によって印字さ
せる指令を与える印字メニュースイッチ、431はプリ
ンタ414による印字の中止を要求する印字ストップス
イッチである。432はパチンコ機における打止数や打
止モード等の設定を要求するための設定スイッチ、43
3は、設定された打止数の賞品球が払い出されて打止す
なわち遊技継続不能状態になっているパチンコ機の打止
状態の解除指令を与えるための打止解除スイッチ、43
4は、営業終了時に端末機を種別ごとに強制終了させた
り、通信ネットワークの異常等に伴い正常な制御やデー
タ収集が不能になった場合に全端末機を強制終了させた
り、あるいは遊技客の不正を発見した場合に特定端末機
を強制停止させるための強制終了スイッチ、435は強
制停止された端末機の停止を解除させるための終了解除
スイッチ、439は日時設定用スイッチである。また、
実施例のコンソール412には、パチンコ機での打止等
18事態が発生した場合にオペレータの喚起を促す音を
発生するブザー440と、その発音停止製指示するブザ
ーストップスイッチ436とが設けられている。
上記各スイッチのうち、図中2重枠で示されているスイ
ッチ421〜424,432〜436は、ランプ内蔵型
のスイッチで、これらのスイッチがオンされて対応する
処理の実行中もしくは状態継続中内蔵ランプが点灯され
る。ただし、ブザーストップスイッチ436内のランプ
は、ブザーと連動し、ブザー発音中点灯され、ストップ
スイッチ436が押されると消灯する。
さらに、この実施例のコンソール412には、その背面
に、テストカード発行指令を与えるためのテストカード
スイッチ437と、システム導入時に購入玉の交換レー
トや店コード、端末機の総台数、入賞球1個当たりの賞
品球数等の設定値の設定要求を行なうためのビルトイン
スイッチ438が設けられている。これらのスイッチ4
37と438は、他のスイッチと異なり、通常はほとん
ど使用しないスイッチであり、かつ特定の者(遊技店の
支配人等)が存在を知っていればよいスイッチであるた
め、コンソールの背面に設けられている。
ここで、上記テストカードについて言及する。
既に説明した構成より明らかなように、この実施例の遊
技システムは、すべての端末機(パチンコ機、カード発
行機、精算機)が管理装置の制御下にあり、カード番号
等のやり取りによって稼動可能な状態に移行するように
なっており、端末単独では動作不能である。しかるに、
パチンコ機は使用頻度が高いため、玉詰まりやいわゆる
チューリップなどの役物が故障したりすることが多いと
ともに、出玉率の調節のため遊技領域内の釘調整が必要
である。その場合、修理や釘調整後に試し打ちを行なう
ことになるが、本実施例では、前述した各パチンコ機の
制御ユニット160内のテスト用スイッチ179をオン
させ、かつ管理装置によって発行された特殊なテスト用
カードを制御ユニット160のカード挿排口802aよ
り挿入すると、一定の持玉数が与えられてパチンコ機単
独で遊技動作が実行可能になるように構成されている。
これによって、非営業時における試し打ちではシステム
全体を立ち上がらせる必要がない、また、営業中におい
ては、遊技中の稼働データを損なうことなく試し打ちを
行なうことができる。
なお、管理装置400に設けられたカードリーダ407
は第35図に示すカード発行機内のカードリーダ220
と全く同じ構成である。
ただし、内部に白紙カードを有さず、外部から白紙カー
ドを挿入して磁気面にコードを記録して排出する方式を
採るようにしてもよい、その場合にはカードタンクを省
略できる。また、管理装置400により発行される前記
テスI−カードや復活カードは必ずしも他の一般カード
のように使用年月日や発行通し番号等を明記する必要が
ないので。
印字装置を省略してもよい、ただし、印字装置を組み込
んで、テストカードである旨を印字して発行することも
できる。なお、復活カード発行の際には穿孔装置!80
7によってカードの所定の穿孔位1iPH,にバンチ穴
を開けるようになっている。
上述したようにこの実施例の端末機100,200.3
00はすべて管理装置400の管理下に置かれ、管理装
置2400が起動されていないと、原則として単独で動
作できない、従って、システムの立上り時には管理装E
t400によってすべての端末機に設定値を与えてイニ
シャライズを行なう、しかも、このイニシャライズに先
立って、データ伝送を可能にするため各端末機から台番
号を吸い上げて1つ1つの伝送アドレスを形成する。
そして、システム稼動中はすべての端末機の稼動データ
をリアルタイムで収集して主記憶装置ffM−MEMに
保持するようになっている。
このように、本実施例では管理装fa400の取扱うデ
ータの量は膨大なものとなる。そこで、実施例ではこれ
らのデータをファイル管理により整理して取扱いを容易
にしている。
表18に管理装置400によって管理されるデータのフ
ァイル構成例を示す。
これらのファイルは通常主記憶装置M−MEM内に記録
されるが、すべてのファイルは停電時にハードディスク
記憶装置403にセーブされる。
また、端末機に関するデータファイルすなわちパチンコ
機ファイル(以下P機ファイルと称する)。
発行機ファイルおよび精算機ファイルは、営業終7時に
フロッピーディスク記憶装W402に記憶され、 月別の稼動データ集計等に供される。
表 8 次に、 表18に示されている各ファイルについて更に詳しく説
明する。
同表における設定値ファイルF L 1は、システム導
入時にコンソールの入力によって予めハードディスクに
記憶される購入玉の交換レートや店コード、端末台数、
賞品球数、打止数等のシステムの特性や構成に応じて変
動する設定値である。この設定値ファイルは通常営業開
始時にハードディスクHD Dより主記憶装置にロード
される。また、設定値ファイルFLIは、パチンコ機の
入替えの際等にビルトインスイッチを押してコンソール
より更新できるようになっている。
表19に設定値ファイルFLIの構成例を示す。
本総容量  339バイト 同表において、購入玉交換レートとは、購入金額単位(
例えば200円)に対する貸玉数すなわち最初の持玉数
であり、NAU台数とは、データ伝送システムとしての
高層ネットワークと低層ネットワークとの連結部に設け
られるネットワークアダプタユニット(通信制御装置り
の総数である。
また、符号iで示されるテーブルには、あるパチンコ機
からあるパチンコ機までの賞品球数が設定される。この
賞品球数には1台につき2種類の賞品球数が設定できる
ようになっている。しかも、i=1〜16で示されるよ
うにこの実施例では、遊技店の全パチンコ機を16のグ
ループに分割して、各々メインとサブの2つの賞品球数
を別個に設定できるようになっている。ただし同一の設
定値のパチンコ機には連続した台番号が与えられ、その
先頭番号と末尾番号とによって対象範囲が指定される。
さらに、jで示されるテーブルには打止数が設定され、
kで示されるテーブルには打止モードが設定される。こ
こで、打止モードとは、打止数の算出の仕方(演算式)
を示し、例えば単純に払出し賞品球数が打止数に達した
ときをもって打止とするモードや、払出し賞品球数から
打込球数を引いたものが打止数に達したときをもって打
止めとするモード等がある。特に限定はされないが、こ
の実施例ではj=1〜16.に=1〜16で示されるよ
うに、各々16のグループに分けて独立に打止数および
打止モードを設定できる。
表20に、データ伝送に使用される伝送アドレスのファ
イルFL2の構成例を示す。
表20 表20において、種別フラグは端末の種類を示すための
フラグで、「1」がパチンコ機、「2」がカード発行機
、「4」が精算機であることを、そして、「0」が端末
の不存在を各々示す6台番号および通し番号は「4」と
「9」を除いて作られた端末機の番号とその通し番号で
あり、ユニット番号は、端末の種類にかかわらず一つの
NAU(ネットワークアダプタユニット)の下に置かれ
た各端末機の番号すなわち後述の低層ネットワーク上で
のアドレスとなる番号、またチャネル番号は管理装置か
ら見た各端末機のアドレスすなわち後述の高層ネットワ
ーク上でのアドレスとなる番号である。ただし、実施例
のシステムでは一つのNAUの下に接続されるパチンコ
機台数を64台以下としている。
NAU番号と台番号は既に述べたように設定スイッチ(
173,205,305,561)で与えられる番号で
、パチンコ店の場合、パチンコ機の台番号は、慣例とし
てr4Jと「9」を除いた数字で与えられる飛び番号で
ある。ここで「4」と[9」を使用しないということは
8進法表現が可能であることが分かる。そこで、10進
数表示された台番号を表20に示す変換テーブルを使っ
てO〜7の数字のみで表現する。これに従うと、例えば
r258Jなる台番号はr247Jと表記される。
表21 これを2進化8進法によりバイナリコードで表現すると
、[01o・100・111」となる。
このコードは10進法のr167J を示しており、こ
れによって5 「4」と「9」の抜けたパチンコ機台番
号が連続した通し番号となる。一方、低層ネットワーク
上でのアドレスを8ビツトに抑えるため上記コードの下
位8ビツトをとって、これを2進化8進法で表されたコ
ードrlo10・0111」とみなし、これをHE X
 A表現すると、rA7HJとなる。さらに、一つのN
AU下にはパチンコ機以外に発行機や精算機等の端末機
も接続されており、それらにも8ビツトのユニット番号
を与えるため、一つのNAU下のパチンコ機の台数を6
4台に制限し、上記コードrA7HJとコードr3FH
Jとの論理積をとってr27HJを得る。この実施例で
はこれをユニット番号とするものである。そして、この
ユニット番号の頭にNAU番号を付けたrNAU番号十
ユニット番号」をチャネル番号としている。このような
方法により、「4」と「9」を使用しない台番号を有す
るパチンコ遊技店の慣例において、2進法のみを使って
データ処理を行なうマイクロコンピュータの特性に合致
した効率の良いアドレス処理が可能となる。
上記ファイルは、回線テスト後の管理装置によるユニッ
トテーブル要求の返答データに双づいて全端末機につい
て作成されている。
表22にカードファイルFL3の構成例を示す。
カードファイルFL3には、各カードごとの情報が入る
表 22 同表において、カード番号は発行通し番号nから関数f
 (n)を用いて、得られる番号であり、持玉数と金額
、カード状態は発行通し番号nとカード番号で特定され
るカードの現在状態を示す情報で、この実施例では以下
カードテキストと称する。なお、ここでカード状態とは
、表23に示すように、遊技に使用されていないフリー
状態を示すビット、遊技中を示すビット、遊技機から一
時的に離れる中断中を示すビット、既に精算機における
精算を行なったカードであることを示すビット、カード
の持玉数および残金がともにゼロになったことを示すビ
ット、過去に1回以上打止めを発生したことを示すビッ
ト、強制終了されたパチンコ機で使用されたカードであ
ることを示すビット、復活されたカードであることを示
すビット等により構成されている。
表 3 一方、表22に戻って、カードファイルFL3には、カ
ードの現在存在している端末の位置を示す所在端末通し
番号と、所在端末番号が登録される。パチンコ機遊技店
では慣例として、「4」と「9」の数字を台番号として
用いないので、裏と表の2種類の端末番号が発生する。
また1表22においてiカウンタとはカードがアクショ
ンを起こした数すなわち、カードが有機的結合体たるシ
ステムから外部へ排出動作された回数を示すもので、こ
の回数に対応して、そのときの台番号、持玉数、金額、
時刻等のカード情報すなわちカードの来歴が記録される
。統計的に見て遊技者は1日20台以下のパチンコ機で
遊技するのがほとんどであるので、この実施例では最高
20回までカード来歴を記録することとした。ただし、
20回を超えた場合には、1=20で示されるテーブル
を更新する形で記録される。なお、上記の場合、iカウ
ンタは遊技中断を計数しない。
つまり、中断時に各カード情報を新しいエリアに記録す
るが、中断解除後の遊技終了スイッチオン時にカウンタ
を更新せず同一エリアに重ねてカード情報を記録するこ
とによりiカウンタの値を実質的な遊技台数と一致させ
ている。
ここで、カードの状態およびアクションとカードファイ
ルへFL3のカード情報の登録について第42図を用い
て説明する。
先ず、カード発行機200においてカードの発行が行な
われると、カードが排出されて、カードは未発行(白紙
)状態SSOからフリー状態S81に移行する。それか
ら、所望のパチンコ機100にカードを挿入すると、遊
技状態SS2へ移行する。ここで遊技によってカードの
持玉および金額がゼロになると、カードが排出されて帰
零状態SS3に移る。また、遊技中に中断スイッチ11
5が押されると、カードが排出されて、中断状態S84
へ移行し、同一カードの再投入により再び遊技状態SS
2へ戻る。そして、遊技中に遊技を終了させるべく終了
スイッチ114を押すと、カードが排出されてフリー状
態SSIに移行する。
CPUによる強制終了または打止発生によってもカード
が排出されて遊技状態SS2からフリー状態SSIへ移
る。そのフリー状態のカードを持って精算機300に行
き精算処理を行なうと、無効マークが付されてからカー
ドが回収され精算済の状態SS5へ移る。この実施例の
システムでは、中断状態SS4のカードを持ってパチン
コ機に戻らずそのまま精算機300に行き、精算処理を
行なうことも可能でありその場合、中断状態SS4から
精算済状態SS5へ移行する。
上記状態遷移図において、遷移方向を示す矢印に0が付
されているのがカードファイルFL3へのカード情報の
記録を伴うアクションである。また、各ブロック内にて
、XXHで示されている符号は、表23のカード状態を
示すコードを用いて対応する状態を16進数字で表現(
HEXA表現)したものである。
次に、表24にP機ファイルFL4の構成例を示す。
同図において、台番号からカード状態までの項目は1表
1に示されている送信データエリアに保持されているデ
ータであり、これらは1秒に1回管理装置400によっ
てサンプリングされ、ファイルに登録される。また、メ
イン賞球数、サブ賞球数、打止数および打止モードは、
システム立上り時に表19に示されている設定値ファイ
ルFL1に基づいてP機ファイルFl、4に登録される
*総容量 56X506=28336=約30にバイト
表25および表26に発行機ファイルFL5と精算機フ
ァイルFL6をそれぞれ示す0表25に示すデータ項目
は、表8に示されている発行機の送信データエリアに保
持されているデータ、また、表26に示すデータの項目
は表13に示されている送信データエリアに保持されて
いるデータと各々一致する。これらは、1秒間に1回管
理装置によってサンプリングされる。
表24〜表26において、セーブ欄に0印が付されてい
るデータは、営業終了時にフロッピディスクFDDにセ
ーブされるデータである。
次に上記のごとく構成された端末機としてのカード発行
機100、パチンコ機200、精算機300およびそれ
らの端末機の集中制御を行なう管理袋!400を有機的
に結合して、データ伝送およびカードの運用を可能にす
るデータ伝送路(ローカルエリアネットワーク)につい
て説明する。
第44図に階層的データ伝送路を用いたパチンコ遊技シ
ステムの構成例を示す。
すなわち、100〜1000台の端末機は、例えば遊技
店の島設備のような単位で20〜40台ずつグループ化
され、各群の端末機は、リング状の伝送路上を高速で巡
回するトークンと呼ばれるアクセス権をつかまえたノー
ド(端末機)がパケットの形でデータの送受信を行なう
権利を有するようにされたトークンパッシング方式の低
層ネットワーク(トークンバス)510によってネット
ワークアダプタユニット(以下、NAUと称する)53
0に接続されている。
そして、各低層ネットワーク(トークンバス)510を
制御する複数個のNAU530は、C8MA/CD方式
の高層ネットワーク520を介して管理装置400に接
続されている。
上記低層ネットワーク510は2.5Mbps(メガビ
ット/秒)のような伝送速度を有し、高層ネットワーク
520は、10 M b p sのような伝送速度を有
するように制御され、NAU530は両者の伝送速度の
差を吸収して円滑なデータ伝送を可能とするバッファと
して作用し、これによって、管理装置1400の負担を
軽減し、大量の稼動データの収集を可能にしている。
第44図において符号Pで示されているが端末機として
のパチンコ機、符号Hで示されているのがカード発行機
、また符号Sで示されているのが精算機である。
各端末機P、H,Sは、ネットワーク510から分岐さ
れた分岐線に接続されている。各分岐線の終端に各々の
端末機の制御ユニット160.250および350が接
続されている。第44図において符号Uで示すのが、各
端末機の制御ユニットである。
第45図に、上記低層ネットワーク510と高層ネット
ワーク520間のデータ伝送の緩衝を行なう上記NAU
 (ネットワークアダプタユニット)530の回路構成
例を示す。
この実施例のNAU530は、低層ネットワーク510
における送受信権の確立およびデータの直並列変換を行
なう低層ネットワークコントローラ533と、C8MA
/CD方式の高層ネットワークにおける送受信権の確立
およびデータの直並列変換を行なう高層ネットワークコ
ントローラ537と、これらのネットワークコントロー
ラ533と537との間のデータ転送を制御するデータ
伝送コントローラ535とを備えている。上記コントロ
ーラのうち、低層ネットワークコントローラ533は、
トークンパッシング専用の通信用LSIからなり、高層
ネットワークコントローラ537とデータ伝送コントロ
ーラ535は、汎用マイクロコンピュータによって構成
されている。そして、これらのコントローラ533と5
35との間および535と537との間には、低層ネッ
トワーク510と高層ネットワーク520のデータ伝送
速度違いを吸収するための緩衝用パケットメモリ534
と536とがそれぞれ接続されている。
上記パケットメモリ534,536はデュアルポートメ
モリにより構成され、送信データエリアと受信データエ
リアとを有する。また、上記低層ネットワークコントロ
ーラ533と低層ネットワーク(トークスバス)510
との間には、送信信号と受信信号の分離および結合を行
なう分岐回路531と、送受信データ信号のレベル変換
を行なうレベル変換回路532が接続されている。また
、同様に、高層ネットワークコントローラ537と高層
ネットワーク520との間には、レベル変換回路538
と分岐回路539が接続されている。
さらに、この実施例のNAU530には、複数個接続さ
れているNAUを互いに区別するための番号を設定する
NAU番号設定器561と、各NAU530の制御下に
ある低層ネットワークSlO上に存在する端末機のうち
最小台番号を設定する最小台番号設定3I562と、低
層ネットワーク上に存在する端末機の台数を設定する台
数設定器563とが設けられている。各設定器561〜
563の設定値は、NAU530内のデータ伝送コント
ローラ535に入力され、NAU番号は高層ネットワー
ク520における各NAUの伝送アドレスの形成に使用
される。また、最小台番号と台数とにより低層ネットワ
ーク510における各端末機の伝送アドレスが形成され
る。
上記階層的ローカルネットワーク(第44図)において
は、システム立上り時に管理装置400が各NAU53
0を通じて回線テストと、各端末機に対する設定値の設
定を行なうとともに、システム稼動中にはNAU530
が低層ネットワーク510を使用して1秒間に1回ずつ
端末機P、H。
Sから稼動データを収集して自己のメモリ内に蓄積する
。そして、蓄積データは、管理装置400からの要求に
応じて同じく1秒間に1回ずつ高層ネットワーク520
を通して各NAU530から管理装置400内のデータ
ファイル内にストックされる。
上記のごとく、通信ネットワークがNAU530をバッ
ファとする階層的構成にされ、高層ネットワーク520
が低層ネットワーク510の伝送速度2.5Mbpsの
4倍の伝送速度を有するようにされているため、100
〜1000台の端末機を有するシステムにおいても、各
端末機から表1、表81表13に示すような大量の稼動
データを1秒間に1回管理装置へ収集することができる
表27には、上記データ伝送システムにおいて管理装置
からパチンコ機の制御ユニットに送信されるパチンコ機
から見た受信パケットの種類、また表28にはパチンコ
機から管理装置へ送られる送信パケットの種類がそれぞ
れ示されている。
表、28に揚起されている「カード・イン」パケットは
、パチンコ機100の制御ユニット160にカードが挿
入されたときに、ユニット側から管理装置ef400に
対してそのカードに関する情報゛カードテキスト′″を
要求するためのパケットである。ここでカードテキスト
とは、カード番号。
持玉数、金額(未使用分)およびカード状態の4つの情
報の入ったデータフィールドである。r帰零Jなるパケ
ットは、あるパチンコ機で遊技中にカードの持玉数およ
び金額が共に零になった場合に、パチンコ機の制御ユニ
ット160から管理装置400に対してカードテキスト
を送信するためのパケットである。
さらに、「中断終了」なるパケットは、遊技客が中断ス
イッチ115を押してカードを受取ってパチンコ機を離
れ、その後、中断中のパチンコ機に戻らずそのまま精算
機にカードを入れて精算を行なった場合に、管理装置が
中断中のパチンコ機の中断状態を解除するための指令を
行なうパケットである。これによって遊技客はわざわざ
中断中のパチンコ機へ戻って遊技終了スイッチ114を
押さなくても精算を行なうことができるようになる。
また、ACKおよびNAKなるパケットは、管理装!4
00と制御ユニット160との間で互いに送信要求を行
ったときの相手に対する肯定応答および否定応答であり
、要求に該当するカードテキストがないときにNAKパ
ケットが返ってくる。
一方、ACKが返送される場合には、カードテキスト等
要求されたデータが付加されることもある。
さらに、この実施例では回線テストやモニタ異常、トー
クンバス異常等に基づいて管理装置400の判断で、パ
チンコ機に対して動作の停止指令を与えるための゛′強
制終了要求″パケットが用意されている。
なお、表27および表28に示されている各パケットの
コード09H,80H,・・・・は、16進数で表示し
たものであり、そのコードは一例であってこれに限定さ
れるものでないことはいうまでもない。
第50図〜第55図には、上記データ伝送システム(ロ
ーカルネットワーク)において使用されるパケットのフ
ォーマットの代表的な例を示す。
このうち第50図にパチンコ機に対する“回線テスト″
′パケットの構造(他の端末と共通)を。
また、同図(B)にパチンコ機から管理装置に対する応
答たる“A CK ”パケットの構造を示す。
第50図(A)のパケットにおける「2機番号」〜「チ
ャネル番号」の欄には初期化の際に予めNAUがNAU
番号設定スイッチ561や台番号設定スイッチ562等
の設定値に基づいて算出しておいた番号を、管理装置か
らのパ回線テスト″パケットを受信した時点で入れて対
応するパチンコ機に送る。一方、第50図(B)のパケ
ットにおける「2機番号」〜「チャネル番号」の欄には
ユニットコントローラ180が台番号設定器171の設
定値に基づいて予め算出しておいた番号を入れて送信す
るようになっている。
なお、第50図において、LHDで示されているのは低
層ネットワーク520で使用されるパケットヘッドで、
低層ネットワーク510内でのNAU530と各端末機
との間のデータ伝送は、パケットヘッドLHDを用いて
行なわれ、高層ネットワーク520内での管理装置40
0とNAU530との間のデータ伝送は、高層用パケッ
トヘッドI(HDを用いて行なわれる。
また、管理装置1400からNAU53oを介して各端
末機へのデータの伝送は、2つのパケットヘッドHHD
とLHDを使って行なわれる。この場合、上位のパケッ
トヘッドHHDによって、伝送先の端末機の属するネッ
トワークアダプタが指定され、そこにパケットが取り込
まれると、上位のパケットヘッドHHDが外され、下位
のパケットヘッドLHDのみをヘッドとして低層ネット
ワーク510上に送り出され、指定された端末機にパケ
ットが伝送される。
一方、各端末機から管理装置400に対してデータを伝
送する場合、先ず端末機は低層ネットワーク用のパケッ
トヘッドL HDのみをデータの頭に付けて低層ネット
ワーク510上に送り出す。
すると、そのパケットはNAU530によって取り込ま
れ、そこでパケットヘッドLHDの頭にさらに高層ネッ
トワーク用パケットヘッドHHDを付けて高層ネットワ
ーク520上に送り出し、管理装置400へ伝送される
ようになっている。
第51図には管理装置から各パチンコ機に対する“初期
値設定″パケットの構成例を示す、*1で示すデータ欄
には、管理装置の設定値ファイル(表19参照)から読
み出されたデータが入っており、これらはユニットメモ
リの受信データエリアに格納される。上記受信データの
うちホットコードのみは、ユニットメモリの送信データ
エリアにもコピーされる。この受信パケットに対する応
答はない。
第52図には、管理装置からパチンコ機に対するデータ
を伴わない各種指令パケットの構成例を示す、同図のパ
ケットタイプ欄の×、×には、コード90H(開店コー
ド)、91H(閉店コード)。
95H(強制終了要求)、96H(強制終了解除)、9
7H(打止解除)、98H(中断終了)またはBIH(
リスタート)のいずれかのコードが入る。
これらの受信パケットに対する管理装置への応答もなく
、一方的な指令送信である。
第53図(A)〜(C)には、カードを受は入れたこと
を管理装置に知らせる“カードイン″パケットとその応
答パケット” A CK″″および“NAK″″の構成
例を示す。
゛カードイン′″送信パケットのデータ欄には。
ユニットメモリからカード番号のみ記入したカードテキ
ストを読み出して送る。一方、その応答“ACK”パケ
ットのデータ欄※2には管理装置のカードファイルから
読み出した当該カードに関するデータのうちカードテキ
ストが入っている。
しかも、このカードテキスト内のカード状態は更新され
た後のカード状態を示す。
なお、中断スイッチがオンされたときの送受信パケット
や中断カードが挿入されたときの送受信パケット、精算
スイッチがオンされたときの送受信パケット、r帰零」
もしくは「打止」発生時の送じゆしんパケットの構成も
、第53図の“力一ドイン″パケットとその応答パケッ
トと同一であり、パケットタイプ欄に各々対応するパケ
ットコードA2H,AIR,A3H,A4BまたはA2
Bが入る点とデータ欄のカードテキストにそれぞれのカ
ードの異なるデータが入る点とが相違するのみである。
特に“カードイン″′パケットでは、カードテキストの
r玉数」、「金額」および「カード状態」の欄が、「0
」であるのに対し、他の同一タイプのパケットではそれ
らの欄にもカードに関与するデータを入れて送るように
なっている。
さらに、第54図には″定時データ送信′″パケットの
構成例が、また第55図(A)、(B)には゛ユニット
復旧″′の送受信パケットの構成例が示されている。
このうち、″定時データ送信″パケットには、ユニット
メモリの送信データエリア内のすべてのデータを入れて
送り、管理装置はこのデータを受信してP機ファイル内
の当該パチンコ機のデータを更新する。一方、″ユニッ
ト復旧”パケットには、管理装置のP機ファイル内の全
データと設定値ファイルから読み出した年月日、識別コ
ードおよびホットコードを、ユニットメモリのデータエ
リアの構成に一致させて送ってくる。ただし、ユニット
メモリの送信データエリアと重複する受信データパケッ
トヘッドとカードテキストは重複した送信を省略し、ユ
ニットコントローラの側で送信データエリアから受信デ
ータエリアヘコビーするようになっている。上記パケッ
トに対する応答パケットでは送信データエリア内の全デ
ータのみ入れて送るようになっている。
なお、第50図〜第55図に示されているパケットは、
ネットワークにのせられる本来のパケットの全体でなく
要部のみであり、その他にデータの先頭を発見するため
のアラートバーストや同期データ、伝送元を示すソース
アドレスフィールドや伝送先を示すデスティネーション
アドレス等からなるヘッダ部と、データの長さを示すカ
ウント部、誤り検出用のチエツクコード部がある。これ
らは、各端末機の制御ユニット内のネットワークコント
ローラによって自動的に生成されて付加されるようにな
っている。
次に、上記ユニット制御装置(第23図参照)における
データ送信に関する制御手順を第46図〜第49図を用
いて説明する。
リセット回路555から各コントローラ19o。
551.553に対してリセットパルスが供給されると
、各コントローラは内部レジスタや内部RAMをクリア
するとともに、データ伝送コントローラ551は、ユニ
ットコントローラ190との間のパラレル通信用のユニ
ットメモリ550をもクリアする(ステップ8101.
5201,5301)、それからデータ伝送コントロー
ラ551は、ユニットメモリ550内の所定の番地(2
7FF)に適当なデータを書き込む(ステップ5202
)、すると、ユニットメモリ550は所定の端子から出
力する信号INTのレベルを立ち上げる。この信号IN
Tは前述したようにイニシャライズ信号としてユニット
コントローラ190に供給されるようになっている。
一方、ユニットコントローラ190は、上記内部レジス
タ、RAMのクリア後、I10ポートをクリアしくステ
ップ5102)、上記ユニットメモリ550からのイニ
シャライズ信号INTが立ち上がったか監視しており(
ステップ5103)。
信号INTが立ち上がると台番号設定器171に設定さ
れている値を読み込んでから、その台番号より端末通し
番号とチャネル番号を演算する(ステップ5104,5
105)。そして、そのチャネル番号をユニットメモリ
550の送信データエリアSDAに書き込む(ステップ
5106)。
データ伝送コントローラ551は上記送信データエリア
SDA内のチャネル番号を読み込んでそれが「O」か否
か判定しており(ステップ5203、5204) 、ユ
ニットコントローラによる書込みによって「0」でなく
なると、読み取ったチャネル番号をラッチLT3 (5
63)に書込み、統いてラッチLT2 (562)に対
しデータの送受信に使用するパケットメモリ内のページ
構成を指定するコマンドを書き込む(ステップ5205
゜5206)、すると、ネットワークコントローラ55
3は、ラッチLTa内のチャネル番号を読み込んで内部
RAMに記憶して低層ネットワークにおける自己のアド
レスを確定しくステップ8302)、次のラッチLT2
内からパケットメモリのページ構成を読み取って記憶す
る(ステップ5303)、これによって送受信ページの
構成が確定する。
その後、データ伝送コントローラ551が、次のデータ
受信に使用するページ番号をラッチLT2に書き込む(
ステップ5207)、すると、これがネットワークコン
トローラ553に対する受信許可指令となる。そこで、
ネットワークコントローラはうッチLT2内に受信ペー
ジ番号があるか否かチエツクして、ページ番号があると
きは受信許可があったと判定してステップ8305 (
第47図)以下の送信処理に移行する(ステップ530
4)、ステップ5305では、ネットワークコントロー
ラがNAUからの送信要求があるか否か判定する。そし
て、送信要求があったときは、受信が可能であることを
NAtJに対し送信した後。
NAUから送られてきたパケットを受信して受信したパ
ケットにより送信元アドレス等の不要部分を除去し、デ
ータ部をパラレルデータに変換してパケットメモリ58
2内の指定されたページに受信したデータを書き込む(
ステップ5306〜5308)、L、かる後、ネットワ
ークコントローラ553は受信コマンドをラッチLTI
(561)に書き込む(ステップ5309)。
すると、データ伝送コントローラ551がそのラッチL
TIのデータを読んで受信コマンドがあることを確認し
てパケットメモリ552の所定ページ内から受信データ
を読み込んでユニットメモリ550のワーキングエリア
に一時格納する(ステップ8208.5209)、それ
から、データ伝送コントローラ551が次の受信ページ
をラッチLT2に書き込む、これが、次のパケットの受
信を許可する指令となる(ステップ8210)。
この指令(受信ページ)はネットワークコントローラ5
53によって読み取られて記憶され(ステップ8310
)、データ伝送コントローラ551からユニットコント
ローラ190への受信データの送信と並行して次のデー
タの受信が可能となる。
すなわち、データ伝送コントローラ551はステップ5
210で受信ページをラッチLT2に書き込んだならば
、ユニットメモリ550内のコマンドレジスタCR2を
チエツクして「0」つまりユニットコントローラ190
に対する他の送信要求がないことを確認してから(ステ
ップ5211)、受信パケットタイプから受信データエ
リア内での書込み位置を確定してワーキングエリア内の
受信データをユニットメモリの受信データエリアに移す
(ステップ5212,5213)、それから、交信用エ
リアのコマンドレジスタCR2に受信パケットタイプ名
を書く(ステップ5214)。
すると、ユニットコントローラ190がコマンドレジス
タCR2を監視していてパケットタイプが書き込まれた
と判定すると、そのパケットタイプに対応した処理を開
始する(ステップ5107゜8108)、そして、その
処理が終了した時点でコマンドレジスタCR2をクリア
する(ステップ5109)、一方、データ伝送コントロ
ーラ551は、ステップ5214で受信パケットタイプ
名をコマンドレジスタCR2に書き込んだ後、そのパケ
ットが″゛初期値設定″パケッI・か否か判定し、゛′
初期値設定゛′パケットならば定時データの送信を開始
するため、ユニットメモリ内の定時タイマ(1秒)をセ
ットする(ステップ8215,5216)、受信パケッ
トが“初期植設室′″パケットでなかったときはステッ
プ5217で“回線テスト″′パケットか否か判定する
。もし、゛回線テスト”パケットであったなら、ステッ
プ8218でその応答たる′″ACK’″ACK’″パ
ケツト処理を実行し、パ回線テスト″パケット以外のと
きはそのまま他の処理へ移行する。
次に、第48図を用いてパケット送信処理について説明
する。
ユニットコントローラ190は11カードイン″“中断
スイッチ″等のパケット送信要因が生じると、先ずユニ
ットメモリ550の送信データエリア内の「パケットタ
イプ」欄にパケットタイプ名を書く、つまり、パケット
ヘッドを作成する(ステップ5121)、それから、ユ
ニットメモリ内のコマンドレジスタCRIをチエツクし
て他の送信パケットが既に入っているか否かチエツクし
、他の送信パケットがないときはコマンドレジスタCR
Iに送信しようとするパケットタイプ名を書いてから送
信タイマをセットする(ステップ8122〜8124)
、コマンドレジスタCR1へのパケットタイプ名の書込
みが、データ伝送コントローラ551に対する送信指令
となる。一方、データ伝送コントローラ551は、コマ
ンドレジスタCRIにパケットタイプが入ったか否か監
視しており(ステップ8221)、パケットタイプが入
ったことを知ると送信パケットタイプに応じた送信デー
タを、ユニットメモリ内の送信データエリアから読み出
し、送信先であるNAUのアドレス(固定)と送信デー
タのバイト数とともにパケットメモリ内のページOに書
き込む(ステップ5222.5223)。
しかる後、データ伝送コントローラ551はページ0内
のデータの送信コマンドをラッチLT2に書き込む(ス
テップ5224)。
すると、これがネットワークコントローラ553に対す
る送信指令となり、ネットワークコントローラ553は
送信コマンドの有無を調べ、コマンドがあったときはネ
ットワーク上での送信権の獲得を待ち、送信権を獲得し
たならNAUからの送信許可を待つ(ステップ5321
−3323)。
それから、パケットメモリのページ1内のデータを送信
した後、送信結果をラッチLTIに書き込む(ステップ
5324,5325)、これを受けてデータ伝送コント
ローラはラッチLTIを調べて送信成功の有無をチエツ
クし、失敗したときは、上記送信処理を3回まで繰り返
す(ステップ5225.5226)。
そして、送信結果を、ユニットメモリの交信用エリア内
のステータスレジスタSTRに書いてからコマンドレジ
スタCRIをクリアする(ステップ5227.8228
)。
一方、ユニットコントローラ190は、ステップ512
4で送信タイマをセットした後は、コマンドレジスタC
RIをずっと監視しており(ステップ5125)、上記
ステップ8228においてデータ伝送コントローラ55
1によりコマンドレジスタCRIがクリアされるまでに
タイムオーバーを起こすと、パチンコ機制御装!195
に送られる表示データのコモン信号(ウォッチドッグパ
ルス)をロウレベルに固定して、ウォッチドッグパルス
を停止させる(ステップ5127)、これによって、リ
セット回1555によるリセットがかかり、ステップ5
LOL、5201,5301の初期化が行われる。
次に、定時データ送信処理について第49図を用いて説
明する。データ伝送コントローラ551は、上記ステッ
プ8216でセットした定時タイマをチエツクしくステ
ップ5231)、1秒経過したときにステップ8232
へ進み、ユニットメモリ550の送信データエリア内の
データを全て読み出してワーキングエリアに書き込む(
ステップ5233)、そして次に再び送信データエリア
内のデータと比較しくステップ5234)、一致したな
らば、コマンドレジスタCRIを見てデータ伝送コント
ローラに対する他の送信要求(パケットタイプ)が入っ
ていないか調べ(ステップ5235)、ワーキングエリ
アからデータを読み出して送信デニタとしてパケットメ
モリ552へ書き込む(ステップ5237,8238)
。また、このとき送信データとともに送信先のアドレス
(NAU)と送信データの長さ(バイト数)およびパケ
ットタイプ名をパケットメモリ内のページ1に書き込む
、なお、ステップ5235でコマンドレジスタCRIに
他のパケット名が入っていたときはそのパケットの送信
(8236)を行ってからステップ5237へ進む。
上記ステップ5234でデータの一致を判定しているの
は、ユニットコントローラが送信データエリアに対して
2バイトからなるデータ部の1バイトを書き換えたとき
に、定時データを送信すると、未確定なデータを送信す
ることになるからである。データの一致をみることによ
り、送信データエリアのデータ確定を判定することがで
きる。
送信データの書込み(ステップ8238)後、データ伝
送コントローラ551は、ページ1内のデータの送信コ
マンドをラッチI、 T 2に書く(ステップ5239
)。
すると、これがネットワークコントローラ553に対す
る送信指令となり、ネットワークコントローラ553は
送信コマンドの有無を調べ、コマンドがあったときはネ
ットワーク上での送信権の獲得を待ち、送信権を獲得し
たならNAUからの送信許可を待つ(ステップ8331
〜8333)。
それから、パケットメモリのベージ1内のデータを送信
した後、送信結果をラッチLTIに書き込む(ステップ
5334,5335)、これを受けてデータ伝送コント
ローラ551はラッチLTIを調べて送信成功の有無を
チエツクし、失敗したときは、上記送信処理を3回まで
繰り返す(ステップ5240,5241)。
次に、表1に示された送信稼動データのうち稼動情報に
反映されるパチンコ機の稼動状態とその遷移の仕方およ
びこの稼動状態とカード状態とを利用したパチンコ機の
制御方式について説明する。
この実施例のシステムでは、パチンコ機の稼動状態とし
て、第43図(A)に示すようにリセット状態5810
と、遊技不能な強制終了状態5S11と、すべての遊技
客に対して開放されたフリー状態5S12と、特定の遊
技客により遊技が行われている遊技状態5S13と、特
定の遊技客に対し遊技権利を留保して遊技を中止してい
る中断状態5S14と、所定数の賞品球が排出され遊技
中止に到った打止状態5S15の6つの状態がある。こ
のうち、フリー状態5S12と中断状態5S14のみカ
ードの受付けが可能な状態であり、リセット状態5S1
0はもちろん強制終了状態5Sll、打止状態5S15
はカードの受付けが不能な状態である。なお、中断状態
5S14においては、中断を引き起こしたカードのみ受
は付ける。
一方、遊技状態5513では特定のカードをパチンコ機
内部に保有している。
上記各状態は、図中矢印で示す向きへの遷移が可能で、
それ以外の状態遷移は起きないようにされている。
すなわち、リセット状態5SIOは゛′初初期値式パケ
ット受信したときにのみ強制終了状態5811へ移行す
る。ただし、停電回復後におけるリセット状態で“ユニ
ット復旧″パケットを受信したときは、停電発生前のパ
チンコ機の状態に復帰する0強制終了状態5SIIから
はフリー状態5812へのみ移行可能で、これは“開店
”パケットまたは“強制終了解除″″パケツト受信した
ときに移行する。また、フリー状態5S12からは遊技
状態5siaまたは強制終了状態5811へ移行可能で
あり“カードイン″パケットの受信で遊技状態5S13
へ移行し、″閉店″パケットまたは゛強制終了”パケッ
トの受信で強制終了状態5SIIへ移行する。
そして、遊技状態5S13においては、終了スイッチの
オンまたは帰零状態の発生でフリー状態5S12に戻り
、遊技中に中断スイッチがオンされると中断状態881
4へ、打止め条件が成立すると打止状態5S15へそれ
ぞれ移行する。中断状態5S14または打止状態5S1
5からフリー状態5S12へは、゛′中断終了″′パケ
ット(精算機で精算を行ったとき)または゛打止解除”
パケットを受信したとき移行し、中断状態5S14で中
断を引き起こしたカードが再投入されると遊技状態5S
13へ戻る。
さらに、フリー状態5S12に、遊技状態5S13、中
断状態5S14および打止状態8815のすべての状態
において、管理装ff400から“強制終了要求″′パ
ケットを受は取ると直ちに強制終了状glss11へ移
行する。
しかも、この実施例のシステムではテストカードによる
遊技を可能にするテストモードが用意されておりこのモ
ードにおいてもシステム全体の電源が投入されたオンラ
イン時には第43図(A)とほぼ同じような状態遷移を
行う、第43図(B)にオンライン中のテストモードに
おけるパチンコ機の状態遷移図を示す、この場合には、
通常動作モード時と状態遷移の条件が多少異なる。
すなわち、通常動作モードのフリー状態5S12におい
てテストスイッチを押してから正規のテストカードを挿
入すると、制御空間が切り替えられ、パチンコ機の状態
はテストモードの遊技状態S S 1.3 ’へ移行す
る。テスI・モードにおいても打止状態や中断状態に移
行することができる。ただし、遊技状態5S13″から
フリー状態5812へは終了スイッチをオンしたとき、
または帰零が発生したときに移行可能であり、打止状態
5815′からフリー状態5S12’へは″打止解除”
パケットの受信ではなく、終了スイッチのオンによって
移行し、また、中断状態5S14’で元のテストカード
または別のテストカードを挿入するとテスト遊技状jl
lss13″へ戻り、中断状態5S14′で終了スイッ
チを押すと通常のフリー状態5S12へ移行する。テス
トモード中の各状態からフリー状態5S12への移行と
同時に制御空間も切り替わる。つまり、テストモードで
はなく通常動作モードとなり、もう−度テストカードで
遊技したい場合には再度テストスイッチをオンさせてか
らテストカードを挿入する必要がある。
方、テストモードの各状態で管理装置400から゛′強
制終了要求”パケットが送られてくると、これをユニッ
ト制御装[180が記憶しており、終了スイッチがオン
されたときに、各状態5S13″5S14’ 、5S1
5’から強制終了状態5S11へ移行するようになって
いる。
なお、この強制終了状態5S11への移行も制御空間の
切替えと同時に行われ、テストモードが終了する。
第43図(C)には、パチンコ機の一つが単独で電源投
入され、管理装W1400と切り離されたオフライン時
におけるテストモードでの状態遷移が示されている。
オフライン時におけるパチンコ機は、電源投入により初
期化を行い、その後テストスイッチのオンまたは管理装
置からの1′回線テスト″パケットを待つ待機状態5S
20となる。ここで、テストスイッチがオンされ、続い
て正規のテストカードが挿入されると、テストモードの
遊技状態5SI3′へ移行する。その後は、第43図(
B)と同じ条件で中断状態5S14’ 、打止状態5S
15’へ移行し、各状態で終了スイッチをオンすると、
待機状態5S20へ戻る。
なお、待機状態5S20において゛′回線テスト″′お
よび″初期値設定″パケットを受信すると、通常動作モ
ードの強制終了状態5SIIへ移行する。
この実施例のパチンコ機の制御ユニット160のユニッ
ト制御装置180は、上記パチンコ機の稼動状態とカー
ド状態とを参照しながらパチンコ機やカードリーダの制
御および管理装置400との通信を行うことで、管理装
置の負担を減らすとともに、通信エラーに基づく誤動作
を回避しつつ所定の処理に関しては制御の独立性を保持
し、遊技客のアクション等に対して速やかに応答できる
ようになっている。
以下、上記パチンコ機稼動情報およびカード状態を利用
したユニットコントローラ190における処理について
説明する。
先ず、ユニットコントローラ190による処理を説明す
る前にユニットコントローラ190とパチンコ機制御装
置1195およびカードリーダ制御装置188の相互の
データ伝送および相互に関連した動作の手順について第
56図〜第63図を用いて説明する。
第56図には初期化から開店にいたるまでの手順を示す
なお、カードリーダコントローラ188とユニットコン
トローラ190との間の通信は、ファンクションコード
によって行なわれるようになっており、ユニットコント
ローラ190からカードリーダコントローラ188に対
するファンクションコードとしては、カードから読み取
った磁気データと照合するための年月日コードと識別コ
ードをカードリーダに対して与えるための「初期値設定
」ファンクション、カードリーダに対しカードの受付を
許可する「カード受付可」ファンクション、カードリー
ダに対しカードの受付を中止するように指令するための
「カード受付不可」ファンクション、カードを排出する
よう指令する「カード排出」ファンクション、カードの
磁気データの再読込みを指令する「リロード」ファンク
ション、直前に送ってきたファンクションコードの再送
を要求する「再送要求」ファンクション、カードリーダ
コントローラ内に保持されているカードリーダの状態を
示すビットの送信を要求する「ステータス要求」ファン
クションおよびパンチ穴形成領域の所定の位置にカード
の持玉、金額がゼロになったことを表す帰零穴PH,を
穿孔するよう指令を与える「帰零」ファンクションの8
種類の指令が用意されている。
一方、カードリーダコントローラ188からユニットコ
ントローラ190に対するファンクションコードとして
は、カードリーダで読み取ったカード番号をユニットコ
ントローラへ送る「カード番号送信」ファンクション、
テストカードが挿入されたことをユニットコントローラ
へ知らせる「テストカード」ファンクション、リセット
時に年月日や識別コード等の初期値を要求する「初期値
要求」ファンクション、要求された処理が正常に終了し
たことをユニットコントローラに知らせる「正常終了」
ファンクションおよび逆に正常に処理が終了しなかった
ことを知らせる「異常終了」ファンクション、挿入され
たカードに不正があることをカードリーダコントローラ
が判定し自らの意志でカードを検出したことを知らせる
「セルフ排出」ファンクション、ユニットコントローラ
に対して直前に送ってきたファンクションコードの再送
を要求する「再送要求」ファンクションと[リロード」
要求や「ステータス要求」に対してカードリーダのステ
ータスを送信するための「ステータス送信」ファンクシ
ョンの8種類がある。
ただし、カードリーダコントローラ188とユニットコ
ントローラ190との間の交信は、ファンクションコー
ドを一方的に送るのではなく、先ず送信側がコール信号
(呼かけコード)ENQを送り、受信側から許可応答A
CKを受けた後にファンクションコードを送るようにな
っている。
第56図において、パワーオンによりリセットが入ると
、ユニットコントローラ190、カードリーダコントロ
ーラCPU2、パチンコ機コントローラCPUIは、内
部レジスタ等の初期化を行う(ステップ5401,55
01,8601)。
初期化が終了すると、パチンコ機コントローラCPUI
は各センサやスイッチからの検出信号の入力待ち状態と
なる(S410)。
ユニットコントローラ190は台番号設定器171から
設定値を読み取って通し番号、チャネル番号を算出し、
ユニットメモリ550に記憶する(ステップ5602)
、そして、管理装置から“回線テスト”パケットが送ら
れてくるのを待つ(ステップ8603)。
次に、′初期値設定″パケットを受信すると、カードリ
ーダからの受信制御を開始し、カードリーダコントロー
ラCPU2からのコール信号ENQの有無を判定する(
ステップ8604〜8606)。
一方、カードリーダコントローラCPU2は、初期化が
終了すると、ユニットコントローラ190に対し、コー
ル信号ENQを送信し、それに対する応答信号ACKを
待つ(ステップ8502゜5503)、なお、コール信
号ENQを送信する以前に、ユニットコントローラから
「初期値設定」ファンクション等の送信のコールがあっ
た場合を考慮して、ACKがないときはENQの有無を
判定する(ステップ5504)、そして、ENQがあれ
ばACKを送信してファンクションコードの受信待ちと
なる(ステップ8504〜8506)。
上記ステップ5502におけるカードリーダコントロー
ラからのコール信号ENQの送信をユニットコントロー
ラがステップ8606で受信すると、応答信号ACKを
返す(ステップ5607)。
すると、カードリーダコントローラは「初期化要求」フ
ァンクションを送信する(ステップ5511)、これを
ユニットコントローラが受信してカードリーダへの送信
制御を開始し、先ず年月口、識別コードを入れた「初期
値設定」ファンクションを送信する(ステップ8608
〜5610)。
カードリーダコントローラは、この初期値を受信すると
年月日と識別コードを内部RAMに記憶してから「正常
終了」ファンクションを返す(ステップ8512〜55
14)。
ユニットコントローラは「正常終了」ファンクションを
受信する(ステップ5611)と、管理装置からの゛′
開店コード”パケットを待ち、これを受信するとアナロ
グ表示器163をスクロールさせて客待ち表示を行うと
ともに、ユニットメモリの稼動情報を「フリー」に変更
する(ステップ8612〜8614)。それからユニッ
トコントローラはカードリーダコントローラに対して「
カード受付可」ファンクションを送信する(ステップ5
615)。
カードリーダコントローラがこれを受信すると、先ずシ
ャッタを開けてからカード挿入検出を開始する(ステッ
プ8515〜5517)、そして、「正常終了」ファン
クションを返しくステップ8518)、ユニットコント
ローラからのファンクションまたはカードの挿入を待つ
状態となる(ステップ5520)、 一方、ユニットコ
ントローラはカードリーダからの「正常終了」ファンク
ショカードリーダコントローラからのファンクションを
待つ状態になる(ステップ5620)。
第57図にはカードリーダにカードが挿入された場合の
動作手順を示す。
カードリーダコントローラCPU2がファンクションま
たはカード待ち状態(ステップ552Q)にあるとき、
カードが挿入されると、挿入検出スイッチ808により
これを検知し、モータを駆動してカードを内部に取り込
む(ステップ5521)、次に、パンチ穴、セキュリテ
ィコードをチエツクしてから磁気データを読み込んで、
年月日、!!別コードを検査する(ステップ8522〜
5525)、そして、正常なカードであれば読み取った
カード番号を入れたファンクションをユニットコントロ
ーラに送信した後、シャッタを閉じる(ステップ852
6,5527)。
ユニットコントローラ190がカード番号を受信すると
、″カードイン°″パケットを管理装置1400へ送っ
て、カードの存在を“A CK ”バケットにより確認
して稼動情報k「遊技中」に変更する(ステップ862
1〜5625)、それから、状態表示ランプ162を点
灯させ、遊技中である旨を外部に知らしめた後、打球発
射装置103を駆動可能にし、各センサの検出信号の入
力を待つ(ステップ5624,5625)。
この間5パチンコ機コントローラCPUIはセンサおよ
びスイッチの検出信号待ち状態(ステップ5410)に
あり、打球発射装置の発射制御開始後、発射センサ5N
S5、セーフセンサ5NS2.5NS3、ファールセン
サ5NS4、アウトセンサ5NSIからの検出Gt号を
検知すると、それをユニットコントローラに知らせる(
ステップ8411〜841G)。しかも、このとき発射
センサの検出時間の違いから戻り球と発射球を区別し、
戻り数についてはファール球検出信号として出力する(
ステップ841G)。一方、ユニットコントローラはセ
ンサの検出信号を受けると信号の種類に応じた演算を行
って遊技中の工数を求めユニットメモリを更新する(ス
テップ8626〜563Q)とともに、購入スイッチ1
13の検出信号を受けるとカードの未使用金額を滅らし
持玉数を増やす演算をする(ステップ5631)。
第58図には、遊技中に中断スイッチ114がオンされ
たときの動作手順を示す。
ユニットコントローラ190は、中断スイッチのオンを
検出すると、打球発射装置103の制御を停止させ、管
理装置400に向かって″中断スイッチ′″パケットを
送信する(ステップ8632〜5634)、そして、管
理装置から” A CK ”が戻ってくると、ユニット
メモリ550内の稼動情報を「中断中」に変更して、遊
技状態表示ランプ123を点滅駆動させて中断表示を行
わせてがら、「カード排出」ファンクションをカードリ
ーダコントローラへ送信する(ステップ5635〜56
37)。
カードリーダコントローラがこのファンクションを受信
すると、シャッタを開けてからモータを逆転させてカー
ドを排出し、ユニットコントローラへ「正常終了」ファ
ンクションを送り(ステッブ5528〜5531)、カ
ード挿入またはファンクション待ちとなる(ステップ5
532)。
方、ユニットコントローラは「正常終了」ファンクショ
ンを受信(ステップ8638)L、た後、パケットまた
はファンクション受信待ち(ステップ5620)となる
その後、中断したカードがカードリーダに挿入されると
、カードリーダコンi・ローラCPU2は、前記ステッ
プ8521〜5527と同様の手順に従って、カードの
取込み、チエツクおよびファンクション送信、シャッタ
の閉鎖を行う(ステップ8533〜8538)、一方、
ユニットコントローラは、受信したカード番号とユニッ
トメモリ内のカード番号とを照合して中断したカードで
あるか否か検査し、一致すればパ中断カードイン″パケ
ットを管理装置へ送信する(ステップ8639〜564
1)、そしてその応答“A CK ”を受信すると稼動
状態を「遊技中」に変更し、遊技状態表示ランプを連続
点灯の遊技表示に変更してから打球発射装置の制御を開
始させる(ステップ5642〜5644)。
ところで、この実施例のシステムでは、中断したカード
を精算機で精算すると、中断中のパチンコ機が解放され
るようになっている。そこで第58図のステップ562
0のパケットまたはファンクション受信待ち状態で管理
装置から″中断終了″パケットが送られてくると、ユニ
ットコントローラは稼動情報を[フリー」に変更し、ラ
ンプ123.163を客待ち表示に変更してから再びパ
ケットまたはファンクション受信待ち(ステップ562
0)となる。
第59図には、終了スイッチ115がオンされたときの
動作手順が示されている。
ユニットコントローラ190は、終了スイッチのオンを
検出すると、打球発射装置103の駆動を停止させてか
ら″終了スイッチ″パケットを管理装置400へ送る(
ステップ8645〜5647)、そして、その応答” 
A CK”を受信すると稼動情報を「フリー」に変更し
、遊技状態表示ランプ123を消灯、アナログ表示器1
63をスクロールさせて客待ち表示に変更してから、「
カード排出」ファンクションをカードリーダコントロー
ラへ送る(ステップ8648〜5650)。
カードリーダコントローラCPU2は、そのファンクシ
ョンを受信すると、シャッタを開き、モータを翻動して
カードを排出してから「正常終了」ファンクションをユ
ニットコントローラへ返す(ステップ8539〜554
2)、そして、カード挿入またはファンクション受信待
ちとなる(ステップ8520)。
一方、ユニットコントローラは、カードリーダコントロ
ーラからの「正常終了」ファンクションを受信すると管
理装置からのパケットまたはカードリーダコントローラ
からのファンクション待ちとなる(ステップ5651.
5620)、この間、パチンコ機コントローラはセンサ
の検出信号の入力待ちとなっている(ステップ5410
)。
次に、第57図の遊技中において持玉数および金額がと
もに「0」となる帰零状態が生じた場合の手順を第60
図を用いて説明する。
ステップ5626〜5631の玉数金額演算の結果、玉
数と金額が「0」になったか否か判定し、「0」ならば
打球発射装Yl103の駆動制御を停止させてから10
秒のサーチタイマをオンさせる(ステップ8652〜5
654)、そして、遊技盤内に存在する浮遊玉の数(発
射球数−回収球数)が「0」になったかチエツクし、さ
らにサーチタイマが10秒経過したか否か判定して(ス
テップ5655,8656) 、浮遊玉数が「0」にな
るかまたはサーチタイマが10秒経過したならば管理装
置400へ゛帰零″バケツ)・を送信する(ステップ5
658)、また、発射装置停止後10秒以内で浮遊球数
が存在しているときはセーフ球やファール球、アウト球
があるか調べ、あったときはステップ8626〜563
1へ戻って工数を演算し直す(ステップS 657)。
そして、管理装置からの” A CK″″″パケツト信
すると、稼動情報を「フリーJに変更してから、ランプ
123,163を客待ち表示に変更し、「帰零」ファン
クションをカードリーダコントロ−ラヘ送信する(ステ
ップ8659〜3662)。
カードリーダコントローラCPU2がこのファンクショ
ンを受信すると、カードの帰零穴穿孔位置にパンチ穴を
開けてからシャッタを開き、カードを排出する(ステッ
プ8543〜5546)。
それから、「正常終了」ファンクションをユニットコン
トローラ190△送り、カード挿入またはファンクショ
ン受信待ちとなる(ステップ5547.5520)。
一方、ユニットコントローラは、「正常終了」ファンク
ションを受信すると、パケットまたはファンクション待
ち状態になる(ステップ5663゜5620)。
第61図には、第57図の遊技中において打止状態が発
生した場合の処理手順が示されている。
ステップ5626〜5631の玉数、金額演算後、打止
演算を行い、演算値が打止め数に達したか否か判定する
(ステップ8664,5665)。
そして、打止数に達したときは、打球発射装置103の
開動制御を停止させてから管理装置400八″′打止め
″パケットを送信する(ステップ5666.5667)
そして、管理装置からの“A CK ”パケットを受信
すると、稼動情報を「打止」に変更し、遊技状態表示ラ
ンプ123を消灯、アナログ表示器163を打止表示(
点滅駆動)に変更する(ステップ8668〜5670)
。しかる後、スピーカ166より打止音を出力させてか
ら、カードリーダコントローラCPU2に対して「カー
ド受付不可」ファンクションを送信する(ステップ56
711S672)。
カードリーダコントローラがこのファンクションを受信
すると、シャッタを開いてカードを排出した後、シャッ
タを閉鎖してカードの挿入を禁止する状態にする。それ
から「正常終了」ファンクションをユニットコントロー
ラ190へ送信し、ファンクション受信待ちとなる(ス
テップ5551〜5556)、すると、ユニットコント
ローラが「正常終了」ファンクションを受信してパケッ
ト待ち状態となる(ステップ5673,5674)。
その後、管理装置から″′打打止解除式パケット送られ
てくると、ユニットコントローラは稼動情報を「フリー
Jに変更し、ランプ123,163を客待ち表示に変更
してからカードリーダコントローラへ「カード受付可J
ファンクションを送信する(ステップ8675〜867
8)。
すると、カードリーダコントローラは、シャッタを開い
てカード挿入検出を開始し、「正常終了」ファンクショ
ンを送信してから(ステップ8557〜5560)、フ
ァンクションまたはカード挿入待ち(ステップ5520
)となる、一方、ユニットコントローラは「正常終了」
ファンクションを受信して(ステップ8679)、パケ
ットまたはファンクション受信待ち(ステップ5620
)となる、この間、パチンコ機コントローラCPU1は
各センサ、スイッチの検出信号の入力待ち状態(ステッ
プ8410)になっている。
第62図には、強制終了の際の処理手順が示されている
。第56図、第59図、第60図、第61図のパケット
またはファンクション受信待ち状態(ステップ5620
)で管理装置400から″強制終了”パケットが送られ
てくると、ユニットコントローラ190は、稼動情報を
「強制終了」に変更し、ランプ123,163を消灯し
、工数および金額表示器を「O」にクリアした後、1カ
ード受付不可」ファンクションをカードリーダコントロ
ーラCPU2へ送信する(ステップ8681〜684)
すると、カードリーダコントローラは、ファンクシボン
受信後、カードリーダ内にカードが存在しているか判定
し、入っているときはシャッタを開いてカードを排出し
てから、またカードがないときはそのままステップ85
65へ移行し、シャッタを閉鎖してから「正常終了」フ
ァンクションを送信し、ファンクション受信待ちとなる
(ステップ8561〜8567)。
一方、ユニットコントローラはカードリーダコントロー
ラから「正常終了」ファンクションを受信するとパケッ
ト受信待ちとなる(ステップ8685.8686)。
その後、管理装置から″強制終了解除゛′パケットが送
られてくると、ユニットコントローラは稼動情報を「フ
リー」に変更し、ランプ123,163を客待ち表示に
変更してからカードリーダコントローラへ「カード受信
可」ファンクションを送信する(ステップ8687〜5
690)。
すると、カードリーダコントローラは、シャッタを開い
てカード挿入検出を開始し、「正常終了」ファンクショ
ンを送信してから(ステップ8568〜5571) 、
ファンクションまたはカード挿入待ち(ステップS 5
20)となる、一方、ユニットコントローラは「正常終
了」ファンクションを受信して(ステップ5691)、
パケットまたはファンクション受信待ち(ステップ56
20)となる、この間、パチンコ機コントローラCPU
1は各センサ、スイッチの検出信号の入力待ち状態(ス
テップ5410)になっている。
第63図には停電発生後のユニット復旧処理の手順が示
されている。
停電状態が回復すると、各コントローラCPU1、CP
U2,190はそれぞれ内部レジスタ等の初期化を行い
(ステップ5421,5581゜5701)、次にユニ
ットコントローラは台番号設定器171から台番号を読
み出して通し番号、チャネル番号を算出してユニットメ
モリ550に記憶し、゛′回線テスト″パケットの受信
を待つ(ステップ5702,8703)。
一方、パチンコ機コントローラCPUIは初期化後、セ
ンサやスイッチの検出信号入力待ち(ステップ5410
)となり、カードリーダコントローラCPU2は第56
図のパワーオンリセット時のステップ5502〜850
6と同様にして、コール信号ENQ送信後、ユニットコ
ントローラからの信号ACKとENQの受信の有無を判
定し、ENQを受信するとACKを返してからファンク
ション受信待ちとなる(ステップ8582〜8586)
ユニットコントローラ190はステップ5703で“回
線テスト″″パケットを受信すると、続いて管理装置4
00から送られて来る″ユニット復旧データ″パケッ(
・を受信してユニットメモリ内のデータを停電発生前の
状態に戻すとともに11 ACK″′パケットを返す(
ステップ5704,5705)。それから、停電前の状
態にかかわらず発射睡動制御をオフにした後、前の稼動
状態が遊技中であったなら稼動情報を「フリー」にする
(ステップ8706.5707)、次に、管理装置から
1′リスタート″パケツトが送られてくるので、それを
受信したならばカードリーダコントローラとの間の送受
信制御を開始し、先ずコール信号ENQを送信する(ス
テップ8708〜8710)。
そして、それに対する応答信号ACKを受信したならば
「初期値設定」ファンクションをカードリーダコントロ
ーラへ送る(ステップ5711,5712)。
カードリーダコントローラは、「初期値設定」ファンク
ションを受けると、年月日と識別コードを記憶してから
「正常終了Jファンクションを返す、これを受信したユ
ニットコントローラは、稼動情報に応じてランプ123
,163の表示を行う(ステップ5713,5714)
、 っま)J元(7)稼動状態が「遊技中」を除き、元
の表示状態に復帰する。続いてユニットコントローラは
稼動情報に応じたファンクションを送信する(ステップ
8715)、すなわち、「フリー」ならカードの「リロ
ード」ファンクションを、また「中断中Jなら「カード
受信可」ファンクションを、そして、それ以外のときは
「カード受付不可Jファンクションを送信する。
すると、カードリーダコントローラは、送られてきたフ
ァンクションに対応した処理を実行してから、カードリ
ーダ内にカードが存在していたが判定し、カードがなか
ったときは「ステータス」ファンクションを送信する(
ステップ8590〜5592)、また、カードリーダ内
にカードが存在したときには前記ステップ8522〜5
25に相当するカードの真偽判定を行なってからカード
番号をファンクションに入札で送信した後、ステップ5
520に相当するファンクション受信またはカード挿入
待ち状態になる。
一方、ユニットコントローラは、カードリーダから[ス
テータス」ファンクションを受信するとステップ562
0に相当するパケットまたはファンクション待ちとなり
、カード番号の入ったファンクションを受信すると、ス
テップ8622に相当する“′カードイン”パケットを
管理装置に送信した後、第57図のステップ8623〜
8631の手順に従って遊技処理を開始する。
このように、停電発生前の稼動状態が「遊技中」のとき
は、カードを再読取りしてチエツクした徐に遊技が再開
されるようにしてるので、停電復旧時の誤ったデータ(
特にカード番号)の送信による混乱を回避し信頼性を高
めることができるとともに、停電中におけるカードの抜
取り等の不正行為を排除することができる。
次に、ユニットコントローラ190における具体的な制
御手順について、第64図〜第79図を用いて説明する
ユニットコントローラ190における処理には、パワー
オンまたはリセット後の初期化タスクと。
それに続く10種類のメインタスクと、タイマから1ミ
リ秒ごと入ってくる割込み信号に基づくタイマ割込み処
理と、カードリーダコントローラとの間のファンクショ
ンの送受信の際に発生するシリアル割込み処理とがある
このうち、10種類のメインタスクに関してはリアルタ
イム処理で繰り返し実行するようになっている。ここで
、10種類のメインタスクとは。
パケット受信タスクとカードリーダ制御タスク。
パケット送信タクス、エラー制御タスク、工数演算タス
ク、スイッチ検出タスク、音出力タスク、タイマ制御タ
スク、ランプ開動タスク、ポート出力制御タスクの10
種類である。
第64図にはタイマ割込み処理、第65図にはシリアル
割込み処理の手順が示されている。
第64図のタイマ割込み処理では、先ずユニットメモリ
内のホットコード(A55A)をチエツク(手続きPl
)して、異常があったときはリセットをかけ、正常であ
れば当該タイマ割込み用のタイマをリセットする(手続
きP2)。次に、ユニットコントローラ190の内部R
AMに用意されているタイマを更新してから、データ伝
送コントローラにより送信の度にrFFH」がセットさ
れ20m5ごとに−1されるユニットメモリ内のウォッ
チドッグカウンタをチエツクする(手続きP3.P4)
、ここで、ウォッチドッグカウンタがrQJになってい
ればデータ伝送コントローラがダウンしたと判定してセ
グメント型表示器翻動用のコモン信号を固定しリセット
回路555によるリセットがかかるようにする。
ウォッチトングカウンタが正常であれば、次のセンサお
よびスイッチの検出処理(第66図(A)参照)を実行
してからスイッチ検出信号無効処理(第66図(B)参
照)を実行する(手続きP5゜P6)。
しかる後、金額、工数データをユニットメモリから読み
出してコード変換し、それに基づいて金額表示器111
と玉数表示器112のセグメントデータ、コモンデータ
を形成して出力し、金額および玉数をダイナミック表示
させる(手続きP7゜P8)。
一方、第65図のシリアル割込み処理では、ユニットコ
ントローラ190の内部の送信バッファまたは受信バッ
ファがら割込みが入ってくると、先ず受信割込みか否が
判定し、受信割込みであれば1バイトの受信データを内
部RAMへ移す(手続きpH,Pl2)。また、シリア
ル割込みが送信バッファからの割込みであった場合には
、1バイトの送信データを送信バッファをシフトさせる
ことでシリアルデータに変換して出力する1バイト送信
処理を実行する(手続きPl3.Pl4)、なお、上記
シリアル割込みは、受信バッファまたは送信バッファに
送受信データが入ると自動的にCPUに対して割込み信
号が久方されるようになっている。
タイマ割込み処理(第64図)中におけるセンサおよび
スイッチ検出処理は第66図(A)に示すような手順に
従って行われる。
すなわち、先ず購入スイッチ113、中断スイッチ11
4、精算スイッチ115、テストスイッチ179および
呼出しスイッチ165aのオン・オフ状態を読み込んで
前回の状態と比較する(手続きP51.P52)。状態
の比較は例えばイクスクルーシブORのような論理演算
を行うことで状態が変化したか容易に知ることができる
。ここで、新たにオン状態になったスイッチがあれば、
そのスイッチのオン状態を内部RAMにセーブする(手
続きP53)。
次に、センサ検出中になっているか(手続きPb0)、
すなわち「遊技中Jか否か判定し、センサ検出中であれ
ば発射センサ5NS5、セーフセンサ5NS2,5NS
3、ファールセンサ5NS4、アウトセンサ5NS1の
状態を読み込んで前回の状態と比較する(手続きP55
.P56)。
そして、新たにオン状態になったセンサがあれば、その
センサのオン状態を内部RAMにセーブする(手続きP
57)。
しかる後、打球発射装置103の駆動制御が行われてい
るか否か判定し、制御中なら手続きP60ヘジャンプし
、制御していない状態ならば手続きP57でRAMにセ
ーブした発射センサのオン状態を無効にする(手続きP
58.P59)、それから、RAMにセーブしたデータ
を見て発射センサがオンしているならば、RAMに設け
られた浮遊玉数を計数するカウンタを加算する(手続き
P2O,P61)、また1発射センサがオフならば浮遊
玉数をインクリメントせずにそのまま次の手続きP62
に進み、浮遊玉数が「0」か否か判定する。ここで、浮
遊玉数が「0」ならRAMにセーブした第1セーフセン
サ5NS2のオン状態を無効にしく手続きP76)、[
0」でないときは第1セーフセンサがオン状態か否か調
べてオンなら浮遊玉数を減算(手続きP63.P64)
L。
てから、また第1セーフセンサがオフならそのまま手続
きP65へ進み、再び浮遊玉数が「0」か否か判定する
そして、浮遊玉数が「O」ならRAMにセーブした第2
セーフセンサ5NS3のオン状態を無効にしく手続きP
77)、rQJでないときは第2セーフセンサがオン状
態か否か調べてオンなら浮遊工数を減算(手続きPO2
、P67) してから、また第2セーフセンサがオフな
らそのまま手続きPO2へ進み、再び浮遊玉数が「0」
か否か判定する。ここで、浮遊玉数が「0」ならRAM
にセーブしたファールセンサ5NS4のオン状態を無効
にしく手続きP78)、「0」でないときはファールセ
ンサがオン状態か否か調べてオンなら浮遊玉数を減算(
手続きP69.P2O)してから、またファールセンサ
がオフならそのまま手続きP71へ進み、再び浮遊玉数
が「0」か否か判定する。ここで、浮遊玉数が「0」な
らRAMにセーブしたアウトセンサ5NSIのオン状態
を無効にしく手続きP2O)、[0」でないときはアウ
トセンサがオン状態か否か調べてオンなら浮遊玉数を減
算(手続きP72.P73)してから、またアウトセン
サがオフならそのまま手続きP74へ進み、セーフセン
サ1または2のいずれかが有効なら当り音の出力予約と
セーフ球表示ランプの点灯を指示してから、RAM中に
セーブされたままの有効なオン状態のセンサに関するオ
ン回数カウンタを加算(+1)する(手続きP75)。
しかる後、第66図(B)のスイッチ無効処理を実行す
る。この処理では、先ず稼動状態が[遊技中」か調べ、
「遊技中」ならRAMにセーブしたテストスイッチのオ
ン状態を無効にしく手続きP81.P82)、「遊技中
」以外なら中断スイッチ114と購入スイッチ113の
オン状態を無効(手続きP83)にしてからカード状態
が「帰零」か否か判定し、「帰零」ならセーブした購入
スイッチ、中断スイッチおよび終了スイッチ115のオ
ン状態を無効にする(手続きP84.P85)。
上記のように、本実施例のユニットコントローラによる
パチンコ機の制御では、浮遊玉という概念を取り入れ、
発射球の数から入賞球やアウト球、ファール球の数を引
いた分の玉が浮遊玉として遊技盤内に存在するものとみ
なし、浮遊玉数が「0」以下になるような入賞球等の検
出があった場合はそれを無効とするようにしている。こ
れによって、ノイズ等による誤検出信号をなくし、工数
の演算精度を向上させることができる。
次に、ユニットコントローラ190による初期化タスク
およびリアルタイム処理される10種類のメインタスク
について説明する。
第67図にはそのうち初期化タスクが示されている。
ユニットコントローラ190は、パワーオン時あるいは
ウォッチドッグパルスの消滅時にリセット回路555か
らリセット信号が入ってくると。
初期化タスクを開始し、先ず内部RAMをクリアして所
定の番地にチエツクコードを書き込んでから内部レジス
タに初期値を設定するとともに、I10ポートを予め定
められた初期状態に設定する(手続きP91−P93)
、それから、RAM内に用意された複数の基準タイマを
それぞれセットした後、データ伝送コントローラ551
によるユニットメモリ550への書込みによって出力さ
れるイニシャライズ信号INTの立上りを待つ(手続き
P94.PO2)、そして、INT信号が立ち上がった
時点で台番号設定スイッチ171の設定番号を読み込ん
で、通し番号とチャネル番号を算出し、それらをユニッ
トメモリの送信データエリアに書き込んだ後、管理装置
400からパ回線テスト″パケットが送られてくるのを
待つ(手続きP96〜P98)とともに、テストスイッ
チ179をチエツクする。そして、″回線テスト″パケ
ットを受信したなら” A CK ”パケットを管理装
置へ返してからメインタスクへ、また1′回線テスト″
パケット受信前にテストスイッチがオンされたなら、テ
ストモードフラグをセットしてからメインタスクそれぞ
れ移行する。
第68図にはユニットコントローラ190の10種類の
メインタスクのうち、「パケット受信タスクjの処理手
順が示されている。
このタスクにおいては、先ずユニットメモリ550を調
べて管理装!400からパケットが送られてきているか
判定し、受信パケットがないときは“ACK”パケット
の返送を待っている状態か調べる(手続きPIOI、P
2O3)、そして。
ノオ(否)ならば手続きPlolへ戻って上記手順を繰
り返し5手続きP2O3でA CK ”パケット持ちに
なると、手続きP2O3へ移行し、第72図のパケット
送信タスク中の手続きP2S5でセットされるACK待
ちのタイマを読み込む。
そして、次にそのタイマがタイムオーバーを生じたか否
かチエツクし、タイムオーバーを起こすと内部RAM内
のACK受信エラーフラグをセットする(手続きP2O
3,P2O3)、このフラグは後述のエラー制御タスク
(第73図)で参照される。
一方、上記手続きPIOIで受信パケット有りと判定す
ると、その受信パケットのタイプ名をユニットメモリか
ら内部RAMに読み込んで、それが’NAK”パケット
か否か先ず判定する(手続きP2O3,P2O3)、そ
して、“NAK”″であればRAMに用意されたNAK
フラグをセット(手続きP2O3)してからまた“N 
A K ”でなければそのまま手続きP2O3へ進んで
、受信したパケットが登録されているものか判定する。
そして、未登録パケットならば手続きPIIOでユニッ
トメモリのコマンドレジスタCR2内のパケットタイプ
名を「0」にクリアして手続きPIOlへ戻る。コマン
ドレジスタCR2のクリアによりパケットの受信がなか
ったものとされる。
手続きP2O3で受信パケットが登録されたものである
ことが判ると、手続きP111〜P125でいずれのパ
ケットであるか判定し、判明したパケットの種類に応じ
た処理(第69図(A)〜(N))を実行する。
第69図(A)は上記パケット受信タスク内の″1初期
値設定″′パケット受信処理の手順を示す。
ユニットコントローラ190は、″初期値設定1′パケ
ットを受信するとユニットメモリ550の受信データエ
リア内の対応する欄に、また同様にホットコードも伝送
データエリアにそれぞれコピーする(手続きP2O3,
P2O3)、送信したパケットのヘッド部を受信データ
エリアと送信データエリアに書き込むことによりユニッ
トコントローラによる送信データエリアのパケットヘッ
ドの作成を簡略化できる1次に、モニタ情報l内の「初
期値未設定」ビットをチエツクして初期値受信済か判定
しく手続きP2O3)受信済なら直ちに手続きP2O3
へ、また受信していないときには手続きP2O3,P2
O3で稼動情報を「強制終了」に変更し、カードリーダ
への送信を禁止する状態にしてから、それぞれ手続きP
2O3へ移行してカードリーダとの通信制御(受信)を
可能な状態にする。゛′初初期値設定式パケット開店後
に管理装[400のコンソールで賞品球や打止数を変更
した場合にも送信される場合があり、その場合には稼動
情報を変えるのは好ましくないからである。それから、
内部RAMのフラグを見てテストモード中か否かチエツ
クして(手続きP2O3)、テストモードならそのまま
、手続きP310へ移行し、また通常動作モードなら手
続きP2O3でカードリーダへ初期値を送信済か否かフ
ラグでチエツクして送信済なら初期値受信済フラグをク
リア(手続きP2O3) してから、手続きP310へ
それぞれ移行してカードリーダへの送信を許可する。そ
して、次に「初期値設定」ファンクションを内部RAM
の所定のエリア(送信バッファエリア)に書き込むこと
により送信予約を行ってから、フラグを見て再び初期値
受信済か判定する(手続きP311.P312)。
なお、手続きP2O3でカードリーダへの「初期値設定
」ファンクションがまだ未送信なら手続きP312ヘジ
ャンプしているのは、最初の初期値送信の際にはカード
リーダからの「初期値要求」ファンクションを受信して
から初期値を送信するようにするためである0手続きP
312において、初期値パケットを受信していないと判
定したときは、手続きP313へ進みモニタ情報1の「
初期値設定jビットをクリアし、初期値受信済と判定し
た場合には手続きP312からP314へ移行して「初
期値設定」ファンクションの送信予約を行ってから元の
処理ルーチン(第68図)へ戻る。
第69図(B)にはパケット受信タスク中の゛開店コー
ド″パケット受信処理の手順を示す。
ユニットコントローラ190は″開店コード″パケット
を受信すると、先ず稼動情報を「フリー」に設定した後
、フラグを見て、テストモード中か否か判定する(手続
きP321.P322)、そして、テストモード中なら
そのまま元のルーチンへ戻り、通常動作モード中ならラ
ンプ123,163による表示を客待ち状態に変更して
から「カード受信可jファンクションをRAMに書き込
んで送信予約を行った後、カード挿入ランプ168を点
滅駆動に変えてから元のルーチンへ戻る(手続きP32
3.P324.P325)。
第69図(C)にはパケット受信タスク中の“閉店コー
ド”パケット受信処理の手順を示す。
ユニットコントローラ190は″閉店コード”パケット
を受信すると、先ず稼動情報を調べて稼動情報が「遊技
中Jか「中断中」のときはそのまま元のルーチンへ戻る
。″゛閉店ココー″パケットは通常“強制終了”パケッ
トの後に送られてくるので、遊技中や中断中のパチンコ
機があるのに“閉店コード”が送られて来るはずはない
からである。これによって、誤って閉店スイッチをオン
してしまった場合の安全装置として機能する。また、稼
動情報が「遊技中」または「中断中」でなければ「強制
終了」に変更した後、フラグを見て、テストモード中か
否か判定する(手続きP331〜P333)、そして、
テストモード中ならそのまま元のルーチンへ戻り、通常
動作モード中なら全ランプを消灯してから「カード受付
不可JファンクションをRAMに書き込んで送信予約を
行ってから元のルーチンへ戻る(手続きP334.P3
36)。
なお、手続きP2S5で稼動情報を「強制終了」に変更
してからテストモードの判定(P 333)を行ってい
るのは、オンラインでのテストモード動作中の“閉店”
パケットを受は付けてテストモード終了後に速やかにパ
チンコ機を強制終了状態へ移行させるためである。
第69図(D)には、第68図のパケット受信タスク中
の“強制終了”パケット受信処理の手順を示す。
ユニットコントローラ190は“強制終了”パケットを
受信すると先ずユニットメモリ550の送信データエリ
ア内のカードテキストデータをクリアしてから稼動情報
を「強制終了」に変更する(手続きP341. P34
2)、そして1次の手続きP343で、′テストモード
終了後グをチエツクしてテストモード中ならばそのまま
元のルーチンへ戻り、テストモード終了後に速やかに強
制終了状態へ移行できるようにする。一方1通常動作モ
ードならセンサの検出および打球発射装置103の制御
を停止させてから、全ランプを消灯させ、カードリーダ
に「カード受付不可」ファンクションを送った後、内部
RAMの所定の番地に音の種類を指定するデータを書き
込んで強制終了音の出力予約を行って元のルーチン(第
68図)へ復帰する(手続きP344〜P348)、こ
れによって、パチンコ機は遊技中であればカードを排出
して遊技不能になり、その他の場合にはカードを受は付
けない状態になる。
第69図(E)には゛′強制終了解除″パケットを受信
した場合の処理手順が示されている。
ユニットコントローラ190は1強制終了解除″パケッ
トを受信すると、先ず稼動情報を調べて強制終了中か否
か判定し、強制終了中でなければ何もせずに元のルーチ
ンへ戻る(手続きP2S5)。
また1強制終了中であれば稼動情報を「フリー」に変更
してから、フラグをチエツクしてテストモード中か否か
判定する(手続きP352.P353)、ここでテスト
モード中ならそのまま元のルーチンへ戻ってテストモー
ド終了複速やかにパチンコ機をフリー状態に移行できる
ようにする。
一方、テストモードでないときは、ランプの表示を客待
ち状態に変更してからカードリーダに対する「カード受
信可」ファンクションの送信予約を行い、カード挿入ラ
ンプ168を点滅状態に変更してもとのルーチン(第6
8図)へ戻る(手続きP354〜P356)。
第69図(F)に゛′打止解除″′パケット受信処理の
手順を示す。
この手順は第69図(E)の強制終了解除の手順とほぼ
同様である。異なるのは手続きP362で稼動情報を[
フリー」にした後、ユニットメモリ550内の打止演算
レジスタをクリアしてからテストモードの判定を行なう
点のみである。
また、第69図(G)にパ中断終了”パケット受信処理
の手順を示す。
この手順は第69図(E)の強制終了解除の手順とほぼ
同様である。異なるのは手続きP372で稼動情報を「
フリーJにした後、ユニットメモリ550内のカードテ
キストデータをクリアしてからテストモードの判定を行
なう点と、中断中においてもカードの受付けは可能にな
っているため、手続きP2S5に相当する「カード受信
可」ファンクションの送信予約を行なわない点にある。
第69図(H)には第68図のパケット受信タスク中の
パユニット復旧″パケットの受信処理の手順を示す。
このパケットを受信すると、ユニットコントローラ19
0は先ず受信データエリアのパケットヘッドな送信デー
タエリアにコピーした後、モニタ情報1の「初期値設定
」ビットをクリアする(手続きP2S5.P2S5)、
  ″″ユニツト復旧パケットが送信されるのは定時デ
ータ収集で異常を見つけたときや停電復旧時であるが、
前者の場合には既にユニットコントローラは初期値を受
信し保持しているからであり、また停電復旧の際には°
′初期値設定“パケット送信後に“ユニット復旧”パケ
ットが送信されるからである。
モニタ情報1のビットクリア後は打球発射装置103の
制御およびセンサの検出を停止させた後、異常発見前に
生じたパケットやファンクションの送信予約を取り消し
てパケット送信やカードリーダの制御に関するフラグを
クリアして動作を停止させてから、管理装置400への
″’ACK’″パケットの送信の予約を行なう(r’ 
383〜P 387)。
次に、復旧された送信データエリアの稼動情報を調べて
元の稼動状態が遊技中でなければそのまま元のルーチン
(第68図)へ、また遊技中なら稼動情報を「フリー」
に変更してから元のルーチンへ戻る。現実の状態と一致
させると共に、その後送られてくる″リスタート″′パ
ケットの処理で稼動情報に応じた処理を円滑に実行させ
るためである。
第69図(1)には“リスタート″パケットの受信処理
手順を示す。
ユニットコントローラ190は“リスタート”バケツ1
〜を受信すると、先ずカードリーダとの間の通信制御を
開始させ[初期値設定」ファンクションの送信予約を行
なう(手続きP 391.P 392)。
次に、稼動情報を調べて「強制終了」ならば同図CD)
の手続きP341へ移行して、強制終了要求処理と同一
手順に従ってパチンコ機を゛ユニット復旧″′パケット
による動作停止前と同一の状態にさせる(手続きP39
3)。
また、稼動情報が「打止め」なら第69図(N)の後述
の手続きP2S5へ移行してパチンコ機を打止めの状態
にさせ(手続きP394) 、稼動情報が「中断中」の
ときはカードリーダに対する1カード受付可」ファンク
ションの送信予約を行ってから第69図(K)の後述の
手続きP427へ移行してパチンコ機を遊技中断の状態
にさせる(手続きP395.P396)。
一方、稼動情報が「強制終了」、「打止め」または「中
断中」以外のとき、すなわち「フリー」のとき(第69
図(H)のユニット復旧処理手続きP2S5があるため
稼動情報が「遊技中」のことはない)は、ランプ表示を
客待ち状態にしてからカードリーダに対し、カード再読
みを指令する「リロード」ファンクションの送信予約を
行ない、カード挿入ランプ168を点滅駆動させて元の
ルーチン(第68図)に戻る(手続きP397〜P39
9)。
第69図(J)には、第68図のパケット受信タスクに
おいて″カードイン″パケットに対する応答を受信した
場合の処理手順を示す。
ユニットコントローラ190は“カードイン″パケット
に対する応答があると、コントローラがACK待ち状態
であったかチエツク(手続きP2O3)し、ACK待ち
でないのにカードテキストの入った“ACK”パケット
がきたときは誤りとみなして受信データエリアのカード
テキストデータをクリアする(手続きP4.02)、一
方、ACK待、ち状態でパケットが入ってくるとそのパ
ケットがNAK (否定応答)か否かチエツク(手続き
P2O3)L、NAKならば当該カードが存在しないも
のとしてカードリーダに対する「カード排出」ファンク
ションの送信およびカード受付不成功を表わす音を発生
させる音出力が予約を行なって元のルーチンへ戻る(手
続きP2O3,P2O3)、また、応答がNAKでない
ときであっても“A CK ”パケット内のカード番号
がその前に送信したカード番号と一致しないときも手続
きP2O3、P2O3へ移行してカードの受付けを拒否
する(手続きP2O3)。
また、手続きP2O3でカード番号が一致すると、”A
CK”パケットにより送られてきた受信データエリア内
のカードテキストデータを送信データエリアの対応する
位置にコピーするとともに、カードテキスト内の工数を
稼動データエリア内の[持玉数」の欄にコピーする(手
続きP2O3゜P2O3)。
しかる後、カードテキスト内のカード状態を調べて(手
続きP2O3) 、当該カードが「打止」状態にあれば
カード状態を「フリー」に、また、パチンコ機の稼動情
報を「遊技中」にそれぞれ書き換えてから管理装N40
0に対する“終了スイッチ″パケットの送信予約を行う
(手続きP421〜P423)、これによって、“終了
スイッチ″パケットが管理装置へ送信され、その′″A
 CK ”パケットが返ってきた時点で後述(第69図
(L))の終了スイッチ処理でカードが排出され、打止
カードによる遊技が不能にされる。
一方、打止カードでなければ手続きP2O3からP41
0へ移行して稼動情報を調べ、[フリー」であれば送信
データエリア内の客数の欄を更新してから(手続きP4
11) 、また「フリー」でないとき(中断中のとき)
はそのまま手続きP412へ進み、稼動情報を[遊技中
Jに変更し、ランプ表示を遊技状態に変更した後、内部
RAM内の浮遊玉数カウンタをクリアし、センサによる
検出を開始させる(手続きP413〜P415)、次に
、カードテキスト内の玉数を調べてrolならそのまま
、また「0」でなければ打球発射装置103の即動制御
を開始させてから手続きP418へ進み、カードの受付
成功音の出力予約を行う(手続きP416〜P418)
なお、″中断カードイン″′パケットに対する管理装置
からの応答“A CK ”パケットを受信したときも第
69図(J)に示す″カードイン″に対する応答パケッ
トの処理手順と同一の手順に従って処理される。
第69図(K)には、第68図のパケット受信タスクに
おいて“中断スイッチ′″パケットに対する応答を受信
した場合の処理手順を示す。
ユニットコントローラ190は″中断スイッチ′″パケ
ットに対する応答があると、コントローラがACK待ち
状態であったかチエツク(手続きP425)し、ACK
待ちでないのに” A CK ”パケットがきたときは
何もせずに元のルーチンへ戻る。
次に、応答パケットがNAKか否かチエツクしく手続き
P246)、NAKでないときは稼動情報を[中断中J
に、またランプ表示を中断表示状態に変更してからセン
サによる検出および打球発射装置103の開動制御を停
止させた後、カード排出ファンクションの送信予約およ
びカード排出音出力予約を行なう(手続きP427〜P
432)。
一方、手続きP426でNAK受信と判定したときは手
続きP2S5へ移行し、ここで受信データ中のパチンコ
機稼動情軸が「遊技中」か否か判定し、遊技中以外のと
きは中断スイッチに対する応答そのものがおかしいので
何もせずに元のルーチン(第68図)へ戻り、遊技中で
あったときはカード状態を「遊技中」に変更してからセ
ンサによる検出および打球発射制御を開始させる(手続
きP433〜P436)、つまり、終了スイッチを押し
ても管理袋W1400からNAKが返ってきて稼動情報
が遊技中であればカード状態を遊技中に戻してパチンコ
機の中断状態への移行を拒否する。中断させたいときは
再度中断スイッチを押す。
第69図(L)に″終了スイッチ″パケットに対する“
A CK ”パケットを受信したときの処理手順が示さ
れている。
この処理は同図(K)における゛中断スイッチ″の” 
A CK ’″受信処理と略同じ流れに沿って実行され
る。異なるのは送信データエリア内のカードテキストを
クリアする(手続きI”’443)のと、稼動情報を「
中断中Jでなく[フリー」に、またランプ表示を客待ち
表示に変更する(手続きP444、P445)点である
。この処理においてもNAKを受信したとき稼動情報が
遊技中であればカード状態を遊技中に戻して終了処理を
中止するようになっている(手続きP451〜P454
)。
第69図(M)には、″′帰帰零式パケット対する″’
ACK″′パケットを受信したときの処理手順が示され
ている。
この処理は同図(L)の゛終了スイッチ″の″’ACK
″″受信処理と同じ流れに従って実行される(手続きP
461〜P474)。
第69図(N)に示されている“打止″パケットに対す
る” A CK ”パケットの受信処理は同図(K)の
″中断スイッチ″の” A CK ’″受信処理と略同
じ流れに沿って実行される(手続きP481〜P494
)。異なるのは、カード排出ファンクションの他、カー
ド受付不可ファンクションの送信予約(手続きP488
)が入る点のみである。
第70図にはユニットコントローラ190の10種類の
メインタスクのうち、カードリーダ制御タスクの処理手
順が示されている。
このタスクでは、先ず内部RAM内のフラグを見てカー
ドリーダの制御が可能な状態にあるか否か判定し、ノオ
ならシリアル送信割込みと受信割込みを禁止する(手続
きP131〜P133)。
一方、カードリーダの制御が可能な状態にあるときは1
手続きP2S5からP2S5へ移行し、ファンクション
送信中か判定する。次に、ファンクション受信中か判定
し、受信中なら設定時間内に受信が完了したかチエツク
する(手続きPi35、P140)、また、内部RAM
の受信バッファエリア内にファンクションがあるか否か
調べて受信ファンクションがあるときは(手続きP13
6)、送信し易い形に変形された受信データを元の形に
直したり、パリティエラーがないか、あるいはコードの
長さが正しいかチエツク(手続きP141)した後、フ
ァンクションの種類を判定しく手続きP ]、 43〜
P150)、それに応じた処理(第71図(A)〜(H
))を実行する。
また、手続きP2S5で受信ファンクションなしと判定
したときは手続きP2S5へ移行してカードリーダコン
トローラCPU2からの応答ファンクション待ち状態に
あるか否か判定し、応答を受信するまでに要した時間を
チエツクする(手続きP142)、応答ファンクション
待ちでないときはファンクション送信可能な状態にある
か否が判定し、送信可能なときは送信すべきファンクシ
ョンが有るか否か判定しく手続きP139)、送信ファ
ンクションがあるときは、ファンクション送信処理(第
71図(T)参照)を実行する。
第71図(A)には、上記カードリーダ制御タスク中の
「テストカード」ファンクションの受信処理の手順を示
す。
このファンクションを受信すると先ずフラグを見て「テ
ストカード」ファンクション待ち状態か否か判定する(
手続きP2O3)、このフラグは、スイッチ検出タスク
でテストスイッチ179がオンされたときにセットされ
る(第76図(E)参照)。ファンクション待ちであれ
ば、次に稼動情報が「フリー」か調べ、フリーならオフ
ライン状態か否かチエツクする(手続きP2O3,P2
O3)、ここでオフライン状態ならプログラムROMに
格納されたオンライン時に管理装置400から送られる
のと同一または異なるテスト遊技用の賞球数を設定する
(手続きP2O3)、オフライン時には管理装置から賞
球数が送られて来ないためである。賞球数設定後はテス
トカードに固定的に与えられた最初の玉数(0個)と金
額(1000円)を設定する(手続きP2O3)。
なお、オンライン時には手続きP2O3からP505ヘ
ジャンプし、手続きP2O3での賞球数設定を飛ばして
玉数と金額の設定を行なう、その後、浮遊玉数を計数す
るカウンタをクリアし、ランプ表示状態を変えてから、
打球発射装置103の制御およびセンサの検出を開始し
、カード受付成功を知らせる音を出力するための予約を
行ない、テストモード稼動データエリアの稼動情報を遊
技中に変えて元のルーチンへ戻る(手続きP506〜I
’) 511 ) 。
−・方、テストカードファンクション待ちでないのにテ
ストカードファンクションを受信すると手続きP2O3
から1手続きPbI2へ移行し、テストモード稼動デー
タエリア(表1参照)内の稼動情報が「中断中」か否か
判定する。テストモードでの遊技中に中断スイッチ11
4を押して中断中にな−・た場合、テストスイッチを押
さずテストカードの挿入によって中断が解除され遊技を
再開できる4ようにするため稼動情報が中断中ならば賞
球数は低に設定されているのでいきなり手続きP2O3
へ移行してテスト遊技を再開可能にする。
上記手続きPbI2における判定で、稼動情報が中断中
でないと判定されると、手続きP513へ移行し、てオ
フラインか否か判定する。ここで、オフラインと判定し
たときは、上記手続きP2O3へ移行1て賞球数等を¥
J定しテスト遊技の準備を実行する。これは、予期しな
い事態を想定したもので、オフライン時にはテストカー
ドがあればテストモードに入っても特に支承はないため
である。
一方、手続きP513でオンライン時と判定したときは
、[カード排出、lファンクションの送信予約およびカ
ード受付不成功音の出力予約を行なう(手続きP514
.P515)、つまり、オンライン時にはテストスイッ
チ179を押さずにテストカードを挿入すると、テスト
カードが排出されテスト遊技に入らないようになってい
る。これによって遊技客による不正遊技を防止すること
ができる。
第71図(B)には、第70図のカードリーダ制御タス
ク中の1力−ド番号送信」ファンクション受付時の処理
手順が示されている。
ここでは、先ずフラグを見て「テストカード」ファンク
ション受付時ち状態か否か判定し続いてテストモード中
か否か判定する(手続きP521゜P522)、、こ、
′:、で ファンクション受信待ちまたはテストモード
中と判定すると手続きP525ヘジャンプして「カード
排出」ファンクション送信予約を行ってからカード受付
不成功音の出方予約を行う(手続きP526)、つまり
、テストスイッチのオン直後またはテストモードの中断
中に正規の遊技カードが挿入されてもこれを直ちに排出
することで通常遊技への移行を禁止している。
一方、「テストカード」ファンクション受信待ち状態で
もテストモードでもない場合には、手続きP523へ移
行して稼動情報が中断中か判定し。
中断中でないときはパカードイン″パケットの送信予約
を行い(手続きP527)、中断中なら手続きP524
で読み取ったカード番号と送信データエリア内のカード
番号とを比較して、一致しないときは手続きP525へ
移行してカード排出の予約を行い、カード番号が一致し
たときは手続きP528へ移行して゛1中断カードイン
”パケットの送信予約を行う。
第71図(C)には、第70図のカードリーダ制御タス
ク内の1′ステータス」ファンクション受信処理の手順
を示す。
このファンクションを受信すると先ず1′異常終了″″
フラグをクリアしてから受信バッファ内のステータス1
と2を内部RAMにセーブする(手続きP2S5.P5
32)、上記″異常終了″フラグは第73図のエラー制
御タスクの手続きP 170において参照される。
次に、前回の送信で「カード受信可」ファンクションを
送信したか否か、またカードがリーダ内に存在するか否
かさらに稼動情報が「遊技中」か否か判定する(手続き
P533〜P535)。ここで、前回の送信が「カード
受信可」ファンクションでありリーダ内のカードが存在
していて遊技中以外のときは正常な状態でないので、「
カード排出」ファンクション送信および排出音出力予約
をしてからテストモード終了時がオンラインかオフライ
ンか判定してまだオフラインであるときは第67図の手
続きP98へ移行して″′回線テスト′パケットの受信
を待・つ(手続きP536〜P5:38)。
一方、前回のカード受信可ファンクションを送信してい
ないときまたはそれを送信してもカードがリーダ内にな
いとき、あるいはカード受付ファンクションを送信しカ
ードがリーダ内にあっても「遊技中」であるときはカー
ド排出予約をしないで手続きP2S5へ移行してテスト
モード終了時がオンラインかオフラインか判定し、オフ
ラインのときはパ回線テスト″パケット待ちヘジャンブ
する。
第71図(D)にはr再送要求」ファンクションを受信
したときの処理手順を示す。
この場合先ず前回の送信で再送要求を行ったか否か判定
しく手続きP541)、、イエスなら再送要求に対して
再送要求が返ってくるのはおかしいので、リーダーエラ
ーフラグをセットする(手続きP543)、再送要求に
対し再送要求が返ってくると以後ずっとこれを繰り返し
、他のファンクション送信が行えなくなるからである。
一方1手続きP541でノオなら既に送信し5たファン
クションの再送信予約(手続きP542)を再び行って
から元のルーチンへ戻る。なお、上記リーダーエラーフ
ラグは第73図のエラー制御タスク中の手続きP163
で参照される。
第71図(E)にはユニットコントローラ190が「正
常終了」ファンクションを、また同図(F)には「異常
綿γJファンクションを受信した場合の処理手順が示さ
れている。
「正常終了」ファンクションを受信すると、エラーフラ
グをクリア(手続きP545)してから同図(C)の手
続きP2S5へ移行して、以後「ステータス」ファンク
ション受信のときと同じ手順に従って処理する。一方、
[異常終17’Jファンクションを受信すると、同時に
送ら九で来たステータス1を調べてカードリーダへの初
期値が未設定のときはそのまま同図(C)の手続きP5
;32へジャンプし、また初期値未設定でなければ“′
異常終了”フラグをセットしてから手続きP532ヘジ
ャンプしてステータス受信処理と同様の処理を実行する
(手続きp546.、v・54’7’)。
なお、上記″異常終了”″フラグは第’73図のエラ−
制御タスク中において参照され、以後のカード受付けが
不能になる。
第71図(G)には、第70図のカードリーダ制御タス
ク中の「初期値要求」ファンクション受信処理の手順を
示す。
このファンクションを受信すると先ず「初期値設定」フ
ァンクションの送信予約を行ってから、フラグを見て送
信が禁止されているが判定する(手続きP2S5.P2
S5)、ここで、送信禁止なら手続きP2S5で送信を
許可し、送信禁止でないときは手続きP2S5でパチン
コ機の稼動情報を調べ、「フリー」か「遊技中」か「中
断中」のときは「カード受付可Jファンクションの送信
予約を行う(手続きP554)、一方、手続きP2S5
の判定で「フリー」、「遊技中」、「中断中」以外のと
き(打止または強制終了)は「カード受付は不可」ファ
ンクションの送信予約を行う(手続きP2S5)。
第70図のタスク中に「セルフ排出」ファンクションを
受信したと判定したときは第71図(H)に示すように
カード受付不成功音の出力予約を行って元のルーチンへ
戻る(手続きP2S5)。
次に、第71図(I)には、第70図のカードリーダ制
御タスクの処理中において、手続きP2S5で送信ファ
ンクションがあると判定した場合の送信処理手順を示す
ファンクションの送信にあっては、先ず内部RAMにリ
トライ回数(例えば3回)を設定してからACK受信タ
イマ(5秒)をセットしてコール信号ENQをカードリ
ーダに向かって送信する(手続きP560〜P562)
、それから、ACKが来なければ手続きP561でセッ
トしたタイマがオーバーしたか判定する(手続きP2S
5゜P564)、タイムオーバーを起こしてもリトライ
回数を調べて所定回数(3回)に達していなければ手続
きP561へ戻ってタイマをセットしなおしてENQの
送信を繰り返す、それでもACKがこないでリトライ回
数をオーバーするとエラーフラグをセットしてからファ
ンクションの送信を中止する(手続きP2S5.P56
6、P2S5)。
−・方、リトライ回数以内にACKが戻ってくると送信
データを作成してから先ずSTXコードを送信バッファ
へ入れて送信を開始させ、送信中フラグをセットする(
手続きP568〜P570)。
第72図にはユニットコントローラ190の10種類の
メインタスクのうちパケット送信タスクの処理手順を示
す。
このタスクでは、先ず送信するパケットがあるか否か判
定し、あればユニットメモリ550の送信データエリア
のパケットヘッド部にパケットタイプ名を書き込んでか
ら交信エリア内のコマンドレジスタCR1にそのパケッ
トタイプ名を入れ、パケット送信タイマをセットする(
手続きP151=P154)、コマンドレジスタCRI
へのパケットタイプ名の書込みによりデー・夕伝送コン
トローラ551が対応するパケットの送信を開始し、送
信が終わるとコマンドレジスタCR1をクリアする。
手続きP2S5で送信パケットがないときまたは手続き
P2S5で送信タイマをセットした後は。
手続きP2S5で送信タイマがセットされているか判定
し、セットされていれば手続きP2S5へ移行し、セッ
トされていなければP2S5へ戻る。
手続きP2S5ではコマンドレジスタCRIが送信終了
により「0」になっているか判定し、まだ10Jになっ
ていないときは送信タイマがオーバーになっているか調
べる(手続きP2S5)、ここで、送信タイマがオーバ
ーしていなければ手続きP2S5へ戻る。一方、送信タ
イマがオーバーしたときは″’z−soエラー″フラグ
をセットし1から送信タイマをリセットする(手続きP
lに0、PI 58)。
また、手続きP2S5でコマンドレジスタCR1がrQ
Jになった場合&;は、送信したバケテ、ノドが5′カ
ードイン″のようミニ″’ A、 G K ”を受信す
るタイプのものであるときはACK待ちタイマ(10秒
)をセットし5てから送信タイマをリセットする(手続
きP2S5.P15’7)、、m(71)AC,に待ち
タイマは第68図のパケット受信タスク中の手続きP2
O3,F’104で参照される。
第73図にはユニットコントローラ190のメインタス
クのうちエラー制御タスクの手順が示されている。
このタスクでは、先ず” Z −80エラー′tフラグ
(第72図P160参照)と″パケットACKエラー″
フラグ(第68図P105参照)をチエツクしく手続き
P1O1,P162) 、いずれか一方のフラグがセッ
トされているときは手続きP174へ移行してタイマ割
込みやシリアル割込みを禁止するとともに、前記タスク
処理を停止してからCPUをパワーダウンさせる(手続
きP175、P176)、上記手続き(P174〜P1
76)は、例えばウォッチドッグパルスとなるセグメン
ト表示器用のコモン信号のレベルを固定して、リセット
回路555によりユニットコントローラにリセットをか
けることにより実行することができる。
一方、” Z −80エラー″フラグも“パケットAC
Kエラー”フラグもセットされていないときは゛リーダ
・エラー″フラグ(第71図P543゜P545.P5
66参照)をチエツクしてフラグがセットされていない
ときはユニットメモリ550内のモニタ情報2の″リー
ダ異常″゛ビットをリセットしてから手続きP1O1へ
戻る(手続きP163、P164)、”リーダ・エラー
″フラグがセットされていたときは1手続きP165へ
移行してモニタ情報2の″″リーダ異常″ビットをセッ
トしてからリーダ制御用フラグをすべてクリアした後、
リーダの制御を可能にする(手続きP2S5、P2S5
)、Lかる後、テストモード中か否か、また初期値が設
定されているかチエツクしく手続きP168.P169
)、テストモードのときあるいは初期値が未設定のとき
は、次の第74図に示すテストモード終了処理を実行す
る。
テストモードでなく初期値も設定されているときは手続
きP170で“異常終了”フラグ(第71図(F)手続
きP547参照)をチエツクして、フラグが“0”のと
きは手続きP1O1へ戻り、゛′異常終了′″フラグが
立っているときは、手続きP171へ移行して稼動情報
を「強制終了」に変更してから、「カード受付不可」フ
ァンクションの送信予約をし、パ異常終了″″フラグを
クリアしてから手続きP1O1へ戻る(手続きP172
゜P173)。
第74図にはユニットコントローラ190の10種類の
メインタスクのうち、玉数演算タスクの手順を示す。
このタスクでは、先ずフラグまたは信号を見てセンサ検
出中かつまり遊技中か否か判定しく手続きP2S5)、
センサ検出中でなければ各センサのオン回数を計数する
カウンタをクリアしく手続きP2S5)、センサ検出中
のときは1手続きP183〜P199に従って第66図
(A)の処理で得られた発射センサ5NS5、第1セー
フセンサ5NS2、第2セーフセンサS N’ S 3
、ファールセンサ5NS4.アウトセンサSNS 1の
各センサのオン回数を読んで、総賞球数、出玉数、アウ
ト玉数、差数を演算し、最後に打止演算レジスタに総賞
球数を加算する(手続きP2O0)。
第75図にはユニットコントローラ190のメインタス
クのうちスイッチ検出タスクの手順を示す。
このタスクでは、先ずフラグまたは信号を見てセンサ検
出中か否か判定しく手続きP2O1)、検出中でないと
きは中断スイッチ114、購入スイッチ113、終了ス
イッチ115、呼出しスイッチ165aまたはテストス
イッチ179がオンされているかチエツクする(手続き
P2O2〜■)206)、そして、いずれかのスイッチ
がオンされているときは、それに対応する処理(第76
図(b)〜(e)参照)を実行する。なお、」−記スイ
ッチのうち呼出しスイッチがオンされたときは。
パチンコ機の状態表示ランプ162を点滅に変更してス
イッチ操作音の出力予約を行う(手続きP219)。
一方、手続きP2O1でセンサ検出中のときは、手続き
P2O7へ移行して後述のサーチタイマ(手続きP21
6)が動作中か判定し、動作中でないときは手続きP2
13.P214で遊技中のカードの玉数および金額がr
QJか否か判定する。
そして、工数が「0」で金額が「O」でないときは購入
要求処理(手続きP217)を行う、具体的には購入ス
イッチ113のオンを促す音の出力予約と購入スイッチ
内蔵のランプの点滅への表示更新予約を行う。
ただし、玉数と金額がともにrQJのときはサーチタイ
マ(10秒)を動作させて帰零判定を開始させるととも
に、サーチタイマ動作中を知らせる音の出力予約を行っ
てから手続きP2O1へ戻る(手続きP215.P21
6)。
そして、再び手続きP2O7でサーチタイマ動作中か判
定して、動作中なら手続きP2O3へ進み、遊技盤内に
残存する浮遊玉が有るか否か判定する。ここで、浮遊玉
がなければ手続きP212へ移行して、帰零発生を決定
して゛′帰零″″パケットの送信予約を行う。
また、この帰零決定手続きの中で第76図(f)に示す
ようなテストモード終了処理を行うようになっており、
テストモード中に帰零が発生するとテストモードを終了
させる。
一方、サーチタイマ動作中で浮遊玉が残存する間は1手
続きP2O3からP2O9へ進んでサーチタイマ(10
秒)がオーバーしたか否か判定し、タイムオーバーなら
浮遊玉数があっても手続きP212へ移行して帰零とす
る。玉数が「0」になってから10秒経過してもなお浮
遊玉が存在するのは通常ありえないからである。
また、サーチタイマがオーバーしていないときは手続き
P2O9からP210へ移行して、再び工数が「0」か
否か判定し、「O」でないときはサーチタイマを停止さ
せて帰零の判定を中止する(手続きP211)、浮遊玉
がサーチタイマ動作中に入賞口へ入賞して持玉数が加算
された場合を考慮したもので、これによって、再び遊技
制御が継続される。なお、サーチタイマ非動作中におい
て玉数が[0」でないときは、手続きP218へ移行し
て打止演算レジスタの値が予め定めた打止数よりも多く
なったか否か判定し、多くなったときは第76図(a)
に示すような打止処理を実行するようになる。この打止
数は予め複数の打止めモードを用意して、プログラム等
でモードを選択してモードに応じた打止数をもって打止
め演算レジスタの値との比較を行うようにしてもよい。
第76図(a)には、第75図の処理中における打止処
理の手順が示されている。
この打止処理に入ると、先ずフラグを見てテストモード
中か否か判定しく手続きP2S5)、テストモードでな
いときは、パ打止″パケットの送信予約を行ってから、
ユニットメモリ550内の打止回数な更新(+1)L、
、カード状態を「打止めかつフリー」とした後、センサ
の検出および打球発射装置103の駆動制御を停止させ
、打止音の出力予約を行う(手続きP582〜P587
)。
なお、ここでは、カードの排出指令までは行っていない
が、上記″打止″″パケットが管理装置400へ送信さ
れ、そのACKが返ってくるとそちらの受信処理(第6
9図(N))で「カード排出」ファンクションがカード
リーダに送られる(手続きP487)ので、打止めが発
生するとカードが排、+1Sされるのは既に述べたとお
りである。
一方、テストモード中に打止が発生すると、手続きP2
S5からP5O1へ移行して、″打止″パケットに対す
るACKを受信したときの第69図(N)の手続きP4
83〜P489 (P2S5を除く)と轄同じ手続きP
591〜P597を実行して打止め状態となる。テスト
モードは管理装置と接続されていないオフライン時にも
実行されることを考慮したものである。なお、テストモ
ード中に打止めが発生すると、終了スイッチ115をオ
ンすることで、テストモード終了処理へ移行し、オンラ
インかオフラインかに応じてその後の状態が決定される
(第76図(e)、(f)参照)。
第76図(b)には第75図のスイッチ検出タスク中に
おける中断スイッチ処理の手順が示されている。
中断スイッチ114のオンを検出するとこの処理が開始
され、先ずテストモード中か否か判定する(手続きP6
O1)、ここで、テストモードでなければ、手続きP6
O2へ進み、″中断スイッチ″′パケットの送信予約を
行ってから、カード状態を「中断中」に変更し、センサ
の検出と打球発射装置103の駆動制御を停止させて元
のルーチンへ戻る(手続きP603〜P605)、中断
スイッチのオンに起因するカードの排出等は上記パケッ
トに対するACKパケットを受信した時点で行う(第6
9図(k)参照)。一方、テストモード中に中断スイッ
チがオンされると、この中断スイッチ処理の中で稼動情
報の更新、カード排出ファンクションの送信予約、制御
の停止ランプの表示変更を行うようにしている(手続き
P611〜P616)、オフラインでのテストモードを
考慮したものである。
第76図(C)には第75図のスイッチ検出タスク中の
購入スイッチ処理の手順が示されている。
購入スイッチ113がオンされると、先ず購入スイッチ
内蔵のランプ121(以下、購入ランプと称する)の消
灯の指示を与える(手続きP621)、このランプは、
金額が「O」にならない間は点灯されており、玉数が「
0」になった時点で行われる第75図の購入要求手続き
P217によって点滅即動される。そして、購入スイッ
チのオンと同時に点滅は停止される。次に、カードの金
額がrQJか判定し、「0」なら何もせずに第75図の
ルーチンへ戻る(手続きP622)。
一方、金額が残っているときは手続きP623へ進み、
購入玉の変換レートを読み込んでから、ユニットメモリ
550内の工数および持玉数に200円相当分の玉数を
加算する(手続きP624)。
そして、金額(残金)の度数が「−2」され、購入回数
がr+IJ、売上の度数が「+2」されてから金額がr
QJになったか否か判定される(手続きP625〜P6
28)、ここで、金額が[0」なら購入ランプを点灯さ
せずに、また残金が残っているときは購入ランプを点灯
させてから打球発射装置1i103の駆動制御を開始さ
せる(手続きP628〜P630)、従って、購入ラン
プは購入スイッチ113のオンによって一時消灯される
が残金がある間はすぐに点灯される。また、遊技客が購
入要求前と表示に基づいて購入スイッチをオンした場合
、購入ランプはカードの金額に応じて点滅から点灯また
は点滅から消灯に移行する。
打球発射装置の制御開始後は購入要求前の出力を取り消
してからスイッチ操作音の出力予約を行って処理を終了
する(手続きP631.、P632)。
第76図(d)には、第75図のスイッチ検出タスクに
おける終了スイッチ処理の手順が示されている。
終了スイッチ115のオンが検出されると、先ずセンサ
の検出を停止してから打球発射装置103の駆動制御を
停止させる(手続きP641.P642)、それから9
手続きI) 643でテストモードか否か判定し、テス
トモードなら第76図(f)に示されているテストモー
ド終了処理へ移行し、通常動作モードなら″終了スイッ
チ″パケットの送信予約を行ってからカード状態を「フ
リー」に変更する(手続きP644.P645)。
カードの排出指令やランプの表示変更等はパ中断スイッ
チ″に対する応答パケットACKの受信処理(第69図
(L))中において行われる。
第76図(e)には第75図のスイッチ検出タスクにお
けるテストスイッチ処理の手順が示されている。
テストスイッチ179のオンが検出されると、先ずスイ
ッチ操作音の出力予約およびテストカードファンクショ
ン待ちフラグをセットする(手続きP2S5.P2S5
)、このフラグは、テス(−カード処理の手順を示す第
71図(A)中における手続きP2O3で参照される。
それから、オフラインか否か判定し、オフラインならカ
ードリーダに対する「カード受信可」ファンクションの
送信予約を行い、オンラインなら何もしない。つまりr
カード受信可」ファンクションの送信を行わない、従っ
て、オンラインのときはカートの受付けが可能にされて
いるときのみテストモードへ移行する。ただし、実際に
はオンラインでカード受付けが可能な状態(中断中)に
あっても、稼動情報が[フリー」以外のときはテストカ
ードを排出するようになっている(第71図(A)手続
きP2O3、P513参照)。
なお、上記テストスイッチ処理(手続きPl;51πP
654)においては、タイマを設定してテストスイッチ
オン後一定時間内にテストカードの挿入がないときは元
の状態へ戻るようにすることも可能である。
第76図(f)には第73図のエラー制御タスクおよび
第76図(d)の終了スイッチ処理中におけるテストモ
ード終了処理の具体的な手順を示す。
この処理が開始されると、先ず全ランプを消灯し、セン
サの検出および打球発射装置103の叩動制御を停止さ
せてからオフラインかオンラインか判定する(手続きP
661〜P664)、ここで、オンラインならパチンコ
機の稼動情報が「強制終了」か調べ(手続きP665)
、強制終了なら「カード受付不可」ファンクションの送
信予約およびカード排出音の出力予約を行って元のルー
チンへ戻る(手続きP671.P672)、なお。
カードリーダは「カード受付不可」ファンクションを受
信すると保持しているカードを排出してからカードを受
付けない状態になる0強制終了以外のときは、ランプ1
23,163の表示を客待ち状態に変更してからテスト
モード時の稼動データエリア内の稼動情報が「打止」か
否か調べる(手続きP666、P2O3)。そして、打
止ならそのまま手続きP670ヘジャンプし、また打止
以外のときは「カード排出」ファンクションの送信予約
およびカード排出音の出力予約(手続きPO68、P2
S5)をしてから手続きPCl3へ移行してカード挿入
ランプの表示を点滅に変更して元のルーチンへ戻る。従
って、パチンコ機はテストモードから通常動作モードの
「フリー」の状態に戻る。
上記のごとく打止状態のときに手続きPO68(カード
排出ファンクション送信予約)を省略して手続きP2O
3からP670ヘジャンプしているのは、第76図(a
)の打止処理でそれをやっている(手続きP2O3)か
らであり、手続きの重複を回避するためである。また、
打止のときに手続きP2S5 (カード排出音出力予約
)を省略しているのは、カードが排出されないのに排出
音が出力されるのを防止するためである。つまり、テス
トモードでは打止が発生するとそのときにカードが排出
され、その後、終了スイッチ115がオンされると当該
テストモード終了処理に移行してくる(第76図(d)
手続きP642)ので、ここでカード排出音を出力する
のは現実と一致しなくなるからである。
一方、上記手続きPO64でオフライン中と判定される
と、手続きPCl3へ移行して、「カード受付不可Jフ
ァンクションの送信予約およびカード排出音の出力予約
を行ってから″テストモード終了時オフライン″フラグ
をセットし、″リーダエラー″フラグがセットされてい
るか否かチエツクする(手続きP673〜P676)、
ここで、リーダエラーがなければ元のルーチンへ戻り、
リーダエラーがあれば手続きPCl3へ移行して上記″
′テストモード終終了時オフラインラフラグクリアして
から“回線テスト″パケット待ち(第67図手続きPO
2)となる、上記フラグは、「ステータス」ファンクシ
ョン受信処理(第71図(C))中の手続きP2S5で
参照され、ステータスを送信したときにこのフラグをみ
て回線テスト待ちへ移行する。すなわち、リーダーエラ
ーがないときは、手続きP673〜P676終了後に元
のルーチンへ戻り、その後カードリーダからカード排出
後の「正常終了」ファンクションとともにステータス1
,2を受信した時点で回線テスト待ちへ移行する。一方
、リーダーエラーがあるときには、手続きPCl3のフ
ァンクションを受けてカード排出処理が実行された場合
、カードリーダから「異常終了」とともにステータス1
,2が送られてくると、第71図(c)の手続きP2S
5で回線テスト待ちへ移行してカードが取り出せなくな
るのを防止するため1手続きPCl3で゛′テストモー
ド終終了時オフラインスフラグクリアしている。
第77図にはユニットコントローラ190の10種類の
メインタスクのうち、音制御タスクの処理手順が示され
ている。
このタスクでは、r当り音」、「スイッチ操作音」・、
「カード排出音」、「カード受付成功音」。
または「カード受付不成功音」の出力予約があるか否か
調べ(手続きP221〜P225)、予約があったとき
は、出力すべき音の種類を示すデータと出力時間とを内
部RAMにセットしてから音声合成回路(サウンドIC
)582をリセットさせ、出力中の音を停止させる(手
続きP231゜P232)、それから、手続きP2S5
へ移行してサウンドICに制御信号を与え、選択した音
を出力させる。そして、セットした出力時間を経過した
か判定し、オーバーしているときは出力を停止させる(
手続きP2S5.P2S5)、一方、出力時間をオーバ
ーしていないときは出力音が繰り返し音か判定し、繰り
返し石でないときは音の出力を停止させる(手続きP2
36.P2S5)。
ただし、手続きP2S5で音出力停止指令を出してもサ
ウンドICは出力中の音の1フレーズが終了するまでは
音出力を停止させず、フレーズの終端で停止する。
また、上記5種類の音のいずれの出力予約もないときは
、手続きP226で音出力中か否かチエツクし、出力中
なら手続きP2S5へ移行して出力時間をオーバーして
いないか調べる。一方、音出力中でないときは、[サー
チタイマ音」、「購入要求音」、「打止前」または「強
制終了音」の出力予約があるか調べ(手続きP227〜
P230)、あるときは出力すべき音を指定するデータ
と時間をセットしてから(手続きP233)、手続きP
2S5へ移行して音の出力を開始し、タイムオーバーを
起こすと音出力を停止する。つまり、これら4つの音に
関しては他の音の出力が終了するのを待ってから出力す
ることになる。
第78図にはユニットコントローラのメインタスクのう
ちタイマ制御タスクの手順を示す。
このタスクでは、ランプの点滅やパケットの送信タイマ
、ACK受信タイマ等の基準となる10m5と100m
5の2つの基準タイマを管理しており、10m秒ごとに
10m5タイマを更新(デクリメント)し、また100
m秒ごとに100m5タイマを更新する(手続きP24
1〜P244)。
第79図にはユニットコントローラ190のメインタス
クのうちランプ表示制御タスクの処理手順が示されてい
る。
このタスクにおいては、上記各種処理中においてセーフ
球ランプ164、P機状態表示ランプ162、購入スイ
ッチ内蔵ランプ121、カード挿入ランプ168、遊技
状態ランプ123の更新があった場合に、その表示状態
を変更する(手続きP251〜P255)、次に、「客
待ち表示」または「打止表示」の必要があるか判定し、
客待ち表示のときはアナログ表示器163をスクロール
表示させ、打止表示のときはアナログ表示器163の全
ランプを同時に点滅させる(手続きP256〜P259
)、さらに工数表示の必要性を判定し、必要のあるとき
はアナログ表示器163のランプを左側から順に玉数に
応じた数だけ点灯させる(手続きP2S5.P2S5)
、Lかもこの玉数のアナログ表示は、ランプ点灯数が多
くなるほど一つのランプで表示される玉数が増加するい
わゆる対数表示にて行うようになっている。さらに、「
客待ち表示」、「打止表示」およびr玉数表示」のいず
れの表示も不要なときはアナログランプ163を消灯す
る(手続きP2S5)。
次の表28に、パチンコ機の状態に応じた各ランプの表
示状態の一例を示す。
同表において、x印は消灯、O印は点灯、Δ印は点滅、
Sはスクロール表示、Aは球数に応じたアナログ対数表
示を示している。また、遊技中における「サーチ」の欄
は金額および工数がゼロとなってサーチタイマ(10秒
)作動中の表示状態を示し、10秒経過すると帰零状態
に移行する。
×:消灯、0:点灯、Δ:点滅、Sニスクロール、A:
アナログ表示ユニットコントローラのメインタスクには
以上の9種類のタスクの他、ポート出力制御タスクがあ
る。このタスクでは、上記各タスクで決定された出力状
態を対応するI10ポートへ出力する処理を実行する(
図示省略)。
第80図には、上記制御フローに従ってパチンコ機を制
御する際の入出力信号のタイミングを示す。
なお、玉数を表わす数字は、−例として購入玉レートを
50個/200円、メイン賞球数を13個、サブ賞球数
を7個として演算したものを示している。
タイミングt8で、4カードイン″パケツトに対する応
答パケットACKを受信した後、タイミングt、で購入
スイッチ113のオン信号が入ってくると1発射駆動制
御信号がハイレベルに変化され、打球発射装[103が
駆動可能となる。これとともに、カードの残金の度数が
「2」だけ減算され、200円分の玉数が加算されて、
金額表示および玉数表示が更新される。
その後、各センサから検出パルスが入ってくるとユニッ
トコントローラ550内で浮遊玉数や持玉数の演算をリ
アルタイムで行い、玉数およびその表示を次々と変更し
ていく。なお、コントローラ内部で浮遊玉数がrO」に
なっているときは、セーフセンサの検出パルス(P1参
照)があってもこれは無効とされ、その分の賞球数は加
算されない。
このような遊技制御中に、中断スイッチ114のオン信
号が入ってくると(タイミングt3)、発射駆動制御信
号がオフされる。ただし、表示は中断時の状態に維持さ
れる。その後、″中断カードリーダのACKパケットが
受信されると(タイミングt4)、再び遊技制御が開始
され、終了スイッチ115のオン信号が入った時点で遊
技を終了しくタイミングti)、″終了スイッチ″のA
CKを受信した時点(タイミングts)で表示および玉
数、金額データが「0」にクリアされる。
一方、遊技中においてカードの金額および玉数がともに
「0」になる帰零状態が発生すると(タイミングt、)
、サーチタイマが起動され、10秒以内にセーフセンサ
1または2の検出パルスがないときは“帰零”パケット
が送信され、その八〇Kを受信した時点(t、)で浮遊
玉数がrQJにクリアされる。サーチタイマの作動中に
浮遊玉数がrQJになればその時点で“帰零″パケット
が送信される。
次に、ユニットコントローラ190からの指令に基づい
たカードリーダコントローラ188によるカードリーダ
の制御手順の一例を第81図〜第104図を用いて説明
する。
なお、カードリーダコントローラ188とユニットコン
トローラ190との間の通信は、ファンクションコード
によって行なわれるようになっており、ユニットコント
ローラ190からカードリーダコントローラ188に対
するファンクションコードとしては、カードリーダに対
してカードから読み取った磁気データと照合するための
年月日コードと識別コードを与えるための「初期値設定
」ファンクション、カードリーダに対しカードの受付を
許可する「カード受信可」ファンクション。
カードリーダに対しカードの受付を中止するように指令
するための[カード受付不可」ファンクション、カード
を排出するよう指令する「カード排出」ファンクション
、カードの磁気データの再読込みを指令する「リロード
」ファンクション、直前に送ってきたファンクションコ
ードの再送を要求する「再送要求」ファンクション、カ
ードリーダコントローラ内に保持されているカードリー
ダの状態を示すコードの送信を要求する「ステータス要
求」ファンクションおよびパンチ穴形成領域の所定の位
置にカードの持玉、金額がゼロになったことを表す帰零
穴PI(4を穿孔するよう指令を与える「帰零」ファン
クションの8種類の指令が用意されている。
一方、カードリーダコントローラ188からユニットコ
ントローラ190に対するファンクションコードとして
は、カードリーダで読み取ったカード番号をユニットコ
ントローラへ送るrカード番号送信Jファンクション、
テストカードが挿入されたことをユニットコントローラ
へ知らせる「テストカード」ファンクション、リセット
時に年月日や識別コード等の初期値を要求する「初期値
要求」ファンクション、要求された処理が正常に終了し
たことをユニットコントローラに知らせる「正常終了」
ファンクションおよび逆に正常に処理が終了しなかった
ことを知らせる「異常終了」ファンクション、挿入され
たカードに不正があることをカードリーダコントローラ
が判定し自らの意志でカードを検出したことを知らせる
「セルフ排出」ファンクション、ユニットコントローラ
に対して直前に送ってきたファンクションコードの再送
を要求する「再送要求」ファンクションと「リロード」
や「ステータス要求」に対してカードリーダのステータ
スを送信するための「ステータス送信」ファンクション
の8種類がある。各ファンクションは、先頭を示すST
Xコード、ファンクションコードFNC1終端を示すE
TXコードからなり、ファンクションコードFNCとE
TXコードの間にデータやステータス等が入るものもあ
る。
ただし、カードリーダコントローラ188とユニットコ
ントローラ190との間の交信は、ファンクションコー
ドを一方的に送るのではなく、先ず送信側が呼かけコー
ドENQを送り部、受信側から許可応答ACKを受けた
後にファンクションコードを送るようになっている。
なお、上記「正常終了」ファンクションや「異常終了」
ファンクションおよび「ステータス」ファンクションの
中には表30.表31に示すようなカードリーダの状態
を示す8ビツトのステータス1、ステータス2の入る欄
が設けられでおり、ファンクションコードとともにステ
ータスがユニットコントローラへ送られる。また、「セ
ルフ排出」ファンクションの中には、表32のような不
正原因を示す8ビツトのコードの入る欄が設けられてお
り、ファンクションコードとともに送られるようになっ
ている。
表 0 表 1 表  2 第81図にはカードリーダコントローラ188による主
たる制御の手順全体が、また第93図(A)、(B)に
は上記主制御とは別個にタイマ割込みによって発生する
割込み処理の制御手順が示されている・ カードリーダコントローラは、リセットがかかると、つ
まりリセット入力端子がロウレベルに変化すると、第8
1図に示すように先ず内部の初期化(手順R1)を行な
った後、ユニットコントローラ190に対して初期値要
求を行なう(ルーチンR2)、それからユニットコント
ローラから呼かけコードENQが入っているか調べ(ル
ーチンR3)、入っていればルーチンR11へ移行して
応答コードACKを返してからファンクションコードを
受信する。そして、受信したファンクションコードに対
応した処理(ルーチンR12)を実行した後、正常終了
あるいは異常終了、ステータス送信等の処理結果を示す
ファンクションコードを送信する(ルーチンR13)。
しかる後、初期値未設定か否かチエツク(ルーチンR1
4)して、未設定ならばルーチンR2へ戻って再びユニ
ットコントローラに対して初期値の要求を行なう、一方
、初期値が設定されているときは、ルーチンR3へ戻っ
て呼かけコードENQが入ってるいるか調べる。ここで
、ENQが入ってきていないときはルーチンR4へ進ん
で、内蔵RAM内に用意された所定のフラグを見てカー
ド挿入禁止状態になっているか調べる。この″″カード
挿入禁止”フラグは、上記初期化ルーチンR1で“1”
にセットされ、受信ファンクション処理ルーチンR12
でカードの受付を許可する処理がなされるときに“O″
′にクリアされる。そこで、ルーチンR4で“カード挿
入禁止″フラグに°′1″が立っていればルーチンR3
へ戻り、該フラグが“0”ならば次のルーチンR5へ進
み、カード挿入検出センサ808を調べてカードが挿入
されているか判定する。ここで、カード挿入センサがオ
フならばルーチンR3へ戻り、センサがオンならばルー
チンR6へ進んでカードの読込みを行なう。
それから、読取ったデータを解析して不正カードか否か
チエツク(ルーチンR7)し、不正カードと判定したと
きは自己の指示でカードを排出させ、そのことをユニッ
トコントローラへ知らせてからルーチンR3へ戻る(ル
ーチンR21)。一方、ルーチンR7で正規のカードで
あると判定したときはルーチンR8へ進み、ここで挿入
されたカードがテスト用の特殊なカードであるか否かを
磁気コードより判定し、テスト用のカードの場合にはユ
ニットコントローラに対し、「テストカード」ファンク
シ3ンを送信してからルーチンR3へ戻る(ルーチンR
22)。
一方、挿入されたカードがテストカードでない正規カー
ドの場合にはルーチンR9へ進み[カード番号送信」フ
ァンクションをユニットコントローラへ送信する。
第82図(A)〜第82図(E)には、上記第81図の
処理フローのより詳細な手順が示されている。
このうち第82図(A)には、第81図における初期化
ルーチンR1と初期値要求ルーチンR2の詳細が示され
ている。
すなわち、カードリーダコントローラ188はリセット
がかかると、先ず各種フラグやカウンタ、バッファ、ワ
ークエリア、レジスタ等の入った内部メモリをクリアす
る(ルーチンRIOI)、それから1割込み発生時のス
タックポインタを設定し、I10ボートを初期化して入
出力端子の状態を設定した後、機器コード設定器MC8
より設定コードを読み込んで記憶してから、カード搬送
用のモータ807へ電源を供給するリレーRLY 1を
オンさせる(ルーチンR102〜R105)。
次に、エラー原因を表示するモニタ表示器175を消灯
状態に設定し、電源投入状態を示すパワーオンランプL
ED21を点灯させた後、RAM内のステータスレジス
タの初期値未設定指示ビットに“1″を立てる(ルーチ
ンR106〜R1,08)。
しかる後、内蔵RAM内の″カード挿入禁止′″フラグ
に111 ##を立ててから、シャッタソレノイド80
9をオフ状態にしてシャッタを閉じた状態にする(ルー
チンR109,R110)、それから、ルーチンR11
1〜R113で、カードリーダ内の位置検出センサ5N
S2〜5NS4がオフまたはオン状態のいずれになって
いるか調べ、いずれか一つのセンサがオン状態になって
いればカード挿入状態を示すカードインランプL E 
D 1.2を点灯(ルーチンR114)させてから、ま
た、いずれのセンサもオフであればそのままルーチンR
115へ進む、これにより、停電復旧時のリセットの際
にカードリーダ内にカードが入っていることを外部に知
らせることができる。そしてルーチンR115では送信
用バッファに「初期値要求」ファンクションコードと終
端コードEXTを設定した後、第94図に示されている
ような手順に従ったファンクション送信処理ルーチンR
401〜R423へ移行する。そして、この送信処理ル
ーチン実行終了後に、第82図(B)に示されているル
ーチンR132へ移行する(符号M1参照)。
ルーチンR132では状態表示ランプ群のうちOKラン
プLED13を点灯させてからルーチンR133へ進み
、ここで″送信未完了”フラグがセットされているか否
かチエツクする。このフラグはファンクション送信手順
を示すフロー(第94図)中のルーチンR423でセッ
トされる。つまり、ユニットコントローラ190とカー
ドリーダコントローラ188が同時に送信処理に入った
場合の衝突を回避するため用意されているもので、この
実施例では2つの送信が衝突したときユニットコントロ
ーラに送信権を渡し、カードリーダコントローラは゛″
送信未完了″フラグをセットしてから受信処理へ移るよ
うになっている。
第82図(B)に戻って、ルーチンR133で送信が終
了していればルーチンR121へも移行する。゛′送送
信未完了ラフラグ′0″″になっているときは、ルーチ
ンR121へ移行してRAM内の受信バッファへの受信
データの取込みを許可してから、RAM内に設けられた
エラー情報エリアをクリアする(ルーチンR122)、
次に、″送信中断”フラグの状態を調べ、パ1”が立っ
ているときすなわち中断中ならば、ルーチンR134ヘ
ジヤンプして、第94図の送信処理ルーチンの中でスタ
ック領域ヘセーブした送信データを送信バッファへ移行
した後、′送信中断″フラグを“0″にクリア(ルーチ
ンR135)L、、再び送信処理ルーチンを実行する(
ルーチンR401〜R423)。
一方、ルーチンR123で″送信中断”フラグが“0″
′のときにはルーチンR124へ進み、ここでユニット
コントローラからの送信呼かけコードENQが入ってい
るか調べ、入っていれば第82図(C)のルーチンへジ
ャンプ(符号M5参照)し、ENQが入っていなければ
次のルーチンR125で制御ユニット内の制御基板上に
設けられている排出スイッチがオンされているか調べ、
オンのときは第82図(D)のルーチン(後述)ヘジャ
ンプしく符号M6参照)、オフのときは゛″カード番号
ち″′フラグの状態を調べる。このパ力−ド番号待ち″
フラグは、モータを逆転してカードを排出した直後のカ
ード先端のみをカードリーダがくわえていて遊技客によ
る取出しを待っている状態(このとき挿入検出センサ8
08と第1位置検出センサ5NSIはオン)にあること
を示すフラグで、このフラグがII OItのときはそ
のままルーチンR130へ、また、111 IIのとき
はルーチンR127,R128へ進み両センサがオフさ
れるまでルーチンR124〜R128を繰り返し、オフ
した時点でルーチンR129へ進んで1′カード受取持
ち′″フラグクリアしてからルーチンR130へ移行す
る。
ルーチンR130では″カード挿入禁止”フラグの状態
を調べて、61″ゝならばルーチンR124へ戻り、#
 Ottならば第97図に示されているカード挿入処理
ルーチンを実行してからルーチンR131で″カード読
込み終了″フラグを調べて、未終了ならルーチンR12
4へ戻り、終了ならルーチンR132へ進む、そして、
OKランプ点灯後、ルーチンR133での判定がイエス
の場合および上記ルーチンR124での判定がイエスの
場合には、それぞれ第82図(C)のルーチンへ移行す
る(符号M5参照)。
ここでは先ず第95図に示されているような受信処理R
431〜R441を実行してから、ルーチンR141で
受信バッファへの受信データの取込みを禁止する状態に
する。それからカードリーダの異常原因を示すモニタ表
示部175およびOKランプLED13を消灯(ルーチ
ンR142゜R143)した後、上記受信処理で受信し
バッファに格納された受信データのファンクションコー
ドを読み出して解読しくルーチンR144,R145)
、正規のファンクションコードの場合はそのコードに対
応した処理(第83図〜第90図)を実行する。一方、
正規のファンクションコードでないときはルーチンR1
50ヘジヤンプしてRAM内のエラー情報エリアにファ
ンクションコードエラーを書き込んでから第82図(E
)のエラー処理へ移行する(符号M7参照)。
また、上記受信ファンクションコードに応じた処理を実
行した後は、ルーチンR147で゛′初期値未股定″フ
ラグを調べてパ0′″なら第82図(B)のルーチンR
132へ移行しく符号M1参照)、初期値が未設定なら
ルーチンR148でOKクランプ点灯してから″送信未
完了″フラグを調べる。そして、″】”なら受信処理ル
ーチンR431〜R441へ戻り(符号M5参照)、1
0″なら第82図(A)のルーチンR115へ移行する
(符号M4参照)。
ルーチンR125で排出スイッチがオンされたと判定し
たときは第82図(D)のルーチンR161へジャンプ
し、先ず受信バッファへの受信データの取込みを禁止し
てからOKクランプ消灯して(ルーチンR162)、第
96図に示されているような手順に従ったカード排出処
理やR451〜R484を実行する。その後、“カード
受取待ち″フラグをセット(ルーチンR163)してか
ら、RAM内の送信バッファへセルフ排出ファンクシボ
ンコードと不正原因および送信データの終端を示すET
Xコードを順次設定(ルーチンR164〜R166)し
た後、第94図に示されている手順に従って送信処理(
ルーチンR401〜R423)を実行する。それから、
ルーチンR167でOKクランプ点灯させた後、パ送信
未完了″フラグを調べ(ルーチンR168)、  “1
″なら第82図(C)のルーチンへ移行しく符号M5参
照)、at O##ならルーチンR169でモニタ表示
器175を消灯してから第82図(I3)のルーチンR
121へ移行する(符号M2参照)。
さらに第82図(C)に示すルーチンR150において
エラー情報書込み後、符号M7に従って第82図(E)
のエラー処理ルーチンへ移行すると、先ずRAMに書き
込まれたエラー情報に対応したモニタ表示データをRO
Mから読み出して、その表示データをモニタ表示部17
5に出力してエラー原因を数字等によって表示させる(
ルーチンR171,R172)、それから、OKクラン
プ消灯し、タイマ割込みがかからないようにロックして
から、カード搬送用のモータ807を停止させ、シャッ
タソレノイド809をオフしてカードが挿入できない状
態にする(ルーチンR173〜R176)、次に、ルー
チンR177でエラーの原因がパリティエラーか否か判
定し、パリティエラーなら、送信バッファへ「再送要求
」ファンクションコードとETXコードを設定(ルーチ
ンR178,R179)して第94図の送信処理ルーチ
ンR401〜R423を実行してからルーチンR180
へ進み、″送信未完了″′フラグを調べて、第82図(
B)のルーチンR121または第82図(C)の受信処
理R431〜R441へ移行する。
一方、ルーチンR177における判定で、パリティエラ
ーがないと分かったときは、ルーチンR181、R18
2でエラー情報を調べてエラーの原因がカード異常のと
きは、符号M6で示すように第82図(D)のカード排
出処理ルーチンへ、またエラー原因がインタフェース異
常のときは、符号M2で示すように第82図(B)のル
ーチンR121へ移行し、それ以外のときは第89図に
示されている異常終了処理ルーチンR293〜R296
を実行してからルーチンR180で“送信未完了”フラ
グを調べて符号M2またM5で示されているルーチンへ
移行する。
第83図〜第90図には、第81図のフローのルーチン
R12と第82図(C)のルーチンR146に現われた
各受信ファンクションコードに応じた処理を実行するた
めのフローチャー1・を示す。
このうち、第83図は「初期値設定」ファンクションコ
ードを受信した場合の処理手順を示す。
このフローチャートの中でルーチンR202は、2進化
10進法で表現された年月日コードからビット数を合わ
せるためにつけられた余分なビットとパリティピッ1へ
を外してバイナリコードに変換してからRAM内の初期
値エリアに設定するものである。また、ルーチンR20
4で″送信未完了”フラグをクリアしているのは、カー
ドリーダコントローラ188が「初期値要求」の送信を
しているときにユニットコントローラ190の側から初
期値を送ってくることがあることを考慮したもので、そ
の場合カードリーダコントローラは送信を一時中断し、
受信を優先して処理するためである。
第84図は「カード受付可」ファンクションコードを受
信した場合の処理手順を示す。
「カード受付可」ファンクションコードは、管理装置f
400から制御ユニットに対して、゛′開店ココー″゛
′打止解除″″゛強制終了解除”1′リスタート”等の
パケットが送られたときにユニットコントローラ190
からカードリーダコントローラ188に対して送信され
る。
なお、同図のフローにおいてルーチンR213〜R21
5で位置検出センサ2,3.4の状態をチエツクしてい
るのは、カードリーダ内にカードが入った状態で停電が
生じ、その後電源が回復した場合に再度カードを挿入し
直す手間を省くためである。また、ルーチンR218で
閉じられたシャッタは挿入検出センサ808のオンを検
知したときに開かれるようにされる。これに対し、ルー
チンR225でシャッタが閉じられたときは、その前に
″゛カード挿入禁止″フラグを設定しているため、この
フラグがクリアされない限り挿入検量センサがオンして
もシャッタは開かれず、これによって、カードの2重挿
入が回避される。
第85図は「カード受付不可」ファンクションコードを
受信した場合の処理手順を示す。
このフローでは、ルーチンR233でカードリーダ内の
全センサのうち一つでもオンしていればカードがリーダ
内に存在していると判定して、カード排出処理R451
〜R484を行なうようになっている。
また、ルーチンR231で“送信未完了″フラグをクリ
アしているのは、ユニットコントローラ190とカード
リーダコントローラ188の送信が重なって、カードリ
ーダコントローラが送信を中断し、ファンクションを受
信したところ「カード受付不可」ファンクションであっ
た場合に、以後リセットがかかるまであるいはユニット
コントローラからステータス要求等があるまで受信のみ
すればよいためである。
なお、この「カード受付不可」ファンクションは、管理
装置1400から制御ユニットに対し、゛′閉店ココー
″″強制終了″等のパケットが送られてきたり、打止条
件が成立したと判断した場合にユニットコントローラか
らカードリーダコントローラに対して送信される。
第86図は“カード排出”ファンクションコードを受信
した場合の処理手順を示す。
このフローでは、送信を中断して受信したファンクショ
ンが、゛′カード排出″ファンクションであった場合に
、送信中断ファンクションが″カード番号送信”  ″
テストカード″または″セルフ排出″であれば“送信中
断″フラグをクリアするようにしている(ルーチンR2
44〜R248)。
これによって受信処理後における再送信を省略できる。
既にカードリーダ内に有効なカードがないので改めて送
信を行なう必要性がなくなっているからである。上記3
つ以外のファンクションコードの送信を中断していると
きは、パ送信中断″フラグをみてカード排出処理後に改
めて送信を行なう。
ルーチンR250の次に行なわれるパンチ処理は、第9
1図および第92図に示されているような手順に従って
行なわれる(ルーチンR301〜R351)。
第87図は「リロード」ファンクションコードを受信し
た場合の処理手順を示す。
このフローでは先ず初期値が設定されているか調べ、未
設定のときは、第89図のr異常終了」ファンクション
送信処理ルーチンR293〜R296へ移行する(ルー
チンR261)。
また、初期値が設定済なら、ルーチンR262で″挿入
禁止”フラグをクリアしてカードの挿入を許可してから
位置検出センサ5NS2〜5NS4を調べていずれかが
オンしていればカード有りとみなして、“セキュリティ
未読込み“フラグを設定する。それから、第97図の磁
気処理ルーチンR541〜R579へ移行して、カード
の磁気データやセキュリティ、パンチ穴の再読取りおよ
びその読取りデータの検査を行ない、結果をユニットコ
ントローラへ送信する。
一方1位置検出センサ5NS2〜5NS4がすべてオフ
つまりリーダ内にカードがないときは、挿入検出センサ
808と位置検出センサSNS 1をチエツクして(ル
ーチンR266、R267)。
いずれもオフしているときはシャッタを閉じてカードイ
ン表示ランプLED12を消灯し、かつカード保持ラン
プLEDIを点灯状態にして(ルーチンR269〜R2
71)から、第89図のステータス送信処理(R291
,R294〜R296)へ移行してカードが入っていな
かったことをユニットコントローラ190へ知らせる。
なお、ルーチンR266とR267のいずれかでセンサ
がオンしているときは、カードの先端のみがカードリー
ダにくわえ込まれている状態とみなし、ルーチンR26
8で″″カード受取持ち″フラグを設定してからルーチ
ンR269へ移行してシャッタを閉じる。
第88図には、「帰零」ファンクションコードを受信し
た場合の処理手順を示す。
このフローでは、先ず位置検出センサ5NS2〜5NS
4を調べて(ルーチンR281〜R283)、いずれか
のセンサがオンしていればカード有りとみなして、ルー
チンR284へ移行してパンチ穴バッファを調べて既に
カードのパンチ穴形成領域に遊技孔が開いているか否か
判定する。そして、遊技孔が開いていればルーチンR2
86へジャンプし、遊技孔が開いていないときは、ルー
チンR285で遊技孔の位置情報を設定してから第91
図、第92図のパンチ穴開は処理(ルーチンR301〜
R352)を実行してカードに遊技孔を開けてからルー
チンR286へ移行し、帰零孔の位置情報を設定して再
びパンチ穴開は処理(ルーチンR301〜R352)を
実行する。その後、第96図のカード排出処理R451
〜R484を実行して、゛′カード受付待ち′″フラグ
設定してから、第89図の「正常終了」ファンクション
送信処理(R292,R294〜R596)へ移行する
第89図および第90図には「ステータス」ファンクシ
ョンコードおよび「再送要求」ファンクションコードの
送信処理手順が示されている。
これらのファンクション送信は、ユニットコントローラ
190からの「ステータス要求」と「再送要求」に応じ
てなされるもので、先ず送信すべきコードを順番に送信
バッファに設定してがら第94図の送信処理R401〜
R423へ移行する。
なお、第89図には、第83図〜第88図の各処理を実
行した後に処理結果を送信する際に実行される処理も合
わせて示しである。
第91図のパンチ処理では、先ずステータス1内のパン
チ不良ビットを、410 #lにクリアしてから、初期
化ルーチン等でRAM内に設定したパンチ穴位置に基づ
いて基準位置からの距離をROMから読み出して、バッ
ファに記憶した後、第92図の穴開は処理(R311〜
R352)を実行する。
穴開は処理では、先ずカードをカードリーダ800の一
番奥まで移動(ルーチンR311)して″パンチ○K 
I+フラグをクリア(ルーチンR312)した後、モー
タを逆転させてタイマ(3秒)を起動させ、″移動量検
出″フラグをセットしてから移動量カウンタをクリアす
る(ルーチンR314〜R318)、そして“タイマ2
動作″フラグをセットしてタイマ割込みを許可し、タイ
マ割込みにより移動量を検出してパンチ穴開は位置に達
したところでモータの回転を停止させ(ルーチンR32
1,R322)、モータが完全に止まるのを待つため1
50m秒間待秒間用−チンR323)してからパンチ装
置820を作動させる(ルーチンR324〜R327)
、上記ルーチンR323〜R327を2回繰り返して六
開けを確実にしてから、移動量カウンタをクリアしてモ
ータを高速で逆転させて開口したパンチ穴がパンチ穴検
出センサ5NSpに対向する方向へカードを動かす、そ
して、パンチ穴検出センサがオンしているか判定し、正
規の位置にパンチ穴が開いているときは“パンチOK”
フラグをセットしてから、第1の位置検出センサ5NS
Iがオンしてカードの後端を検出したところでタイマ割
込みを停止させるとともにモータを停止させる(ルーチ
ンR329〜R340)、それから、第91図の処理へ
戻ってルーチンR303で“パンチOK”フラグが“1
″になっているか判定し、パ0′″ならパンチ穴開は不
良としてエラー処理へ移行する(ルーチンR304,R
305)。
上記ルーチンにおいてカード移動中にタイムオーバを起
こすとカードのジャム(紙づまり)が発生したと判定し
、それぞれエラー処理に入るようになっている(ルーチ
ンR315,R332)。
次に、タイマ割込みが入った場合の処理を第93図(A
)、(B)を用いて説明する。
既に述べたように、この実施例のカードリーダではモー
タの回転速度を検出するセンサ832からの検出信号が
割込み信号としてカードリーダコントローラ188に入
力されており、コントローラ内部の゛タイマ2動作″フ
ラグが“1”にセットされているときにこの信号が入っ
てくると、第93図のタイマ2割込み処理を実行するよ
うになっている。
なお、速度センサ832はモータの回転軸に取り付けら
れたロータリエンコーダ817に対向して設けられてお
り、回転速度にかかわらずカードがO,1wwa移動す
るごとに割込み信号が入ってくる。
タイマ2割込み処理では先ずルーチンR701で“セキ
ュリティ読取″フラグと″パンチ穴読取″フラグを見て
いずれも“O″のときは移動量検出モードとなり、ルー
チンR710へ移行し、移動量カウンタをインクリメン
トして割込み処理を終了する。なお、移動検出モードと
なるのは、第99図(A)の磁気処理中(ルーチンR5
72)および第89図または第90図の穴開は処理中(
ルーチンR317)において基準となる位置からのカー
ドの移動量を知りたい場合であり、″セキュリティ読取
″フラグおよび″バンチ穴読取″フラグをクリアするこ
とにより移動量検出モードが設定される。
また、タイマ2割込み処理に入って″移動量検出″フラ
グが“01′のときはルーチンR702へ進み移動量カ
ウンタをインクリメントしてから。
ルーチンR703で1セキユリテイ読取中”フラグがセ
ットされているがチエツクし、セットされていればルー
チンR704へ進み移動量が4.8−以上になったか判
定する(″セキュリティ読取中″フラグがパ0”のとき
は第93図(B)のパンチ穴読取りルーチンへ移行する
)、″セキュリティ読取中”フラグがセットされるのは
第98図のセキュリティ読取り処理中のルーチンR52
3でパンチ穴センサ5NSpがオンしたときであり、こ
のときセキュリティコード読取センサ810aはカード
のセキュリティ領域(TF)の始端に位置する。しかし
て、最初のセキュリティマークはセキュリティ領域の始
端がら4.8m以上離れた位置に設けられる。そこで、
ルーチンR704で移動量が4.8■以上になったと判
定しているのであるm 4.8m以下の場合は割込み処
理を終了し、次のタイマ2割込みで再び移動量カウンタ
をインクリメントする。そして、移動量が4.8mmに
達すると、ルーチンR711へ移行し、そこで先ず移動
量とルーチンR519でRAM内に1定された読取範囲
とを比較し、読取範囲内であればセキュリティのコード
読取センサがオンになっているか判定し、オンならばセ
キュリティコードの幅を計数するカウンタをインクリメ
ントして割込み処理を終了する(ルーチンR712,R
713)。
そして、コード読取センサがオフになった時点でカウン
タの値を調べ(ルーチンR714)セキュリティコード
の幅が′0″ならコードなしと判定し1割込み処理を終
了する。一方、セキュリティの幅が“O″でなければカ
ウンタの幅をバッファに移してからカウンタをクリアし
、セキュリティ幅が0.5■以上あるか否か判定する(
ルーチンR715,R716) 、ここで、幅が0.5
m以下なら異常とみなし、0.5m+以上ならシフトレ
ジスタとして動作されるセキュリティバッファの最上位
(または最下位)ビットに111 trを立てる。
それから、次のタイマ割込みに入ってルーチンR711
で読取範囲から外れたときは1番目のコードの読取り終
了としてルーチンR721へ移行しセキュリティ読取数
(カウンタ)を減算する。
そして、読み取ったコードを記憶するセキュリティバッ
ファをルーチンR723で1ビツトだけシフトしてから
読取範囲をセキュリティコードのピッチ(3,5m)分
だけ加算して終了する。セキュリティを1ビツト検出す
るごとにセキュリティバッファをシフトすることにより
、シリアルに読み取られたセキュリティコードがパラレ
ルデータに変換されていく、上記ルーチンを繰り返すこ
とにより、セキュリティの読取数が「0」になると、ル
ーチンR722からR714へ進み、読み取ったセキュ
リティ幅が0.5−のときにはセキュリティバッファの
最上位ビットに“1″を書き込む。
そして、セキュリティ読取り後、磁気データ読取処理に
移って第99図(A)のルーチンR553で“パンチ穴
読取”フラグが“′1″にセットされ、“セキュリティ
読取”フラグが10”にクリアされてからこの第93図
(A)のタイマ2割込みが開始されると、ルーチンR7
03から第93図(B)のルーチンR731へ移行し、
パンチ穴検出センサがオンしているかチエツクし、オン
ならばルーチンR732でパンチ太幅を計数するカウン
タをインクリメンl−L、て割込み処理を終了する。
そして、次の割込みでパンチ穴検出センサがオフになっ
たならばルーチンR733へ移行してパンチ太幅をチエ
ツクする。ここで、検出されたパンチ穴の幅が0.8m
m以上のときは正規のパンチ穴とみなし、ルーチンR7
34でパンチ穴の有無を記憶するバッファ(シフトレジ
スタとして動作される)の最上位(または最下位)ビッ
トにパ1′″を書き込んでから、またパンチ穴の幅が0
.8m以下のときはルーチンR735でパンチ六幅カウ
ンタをクリアしてからルーチンR736へ進む。
ここでは、カード移動量が読取範囲内に入っているか判
定し、入っているときは上記手順を繰り返し、読取範囲
から外れるとルーチンR741以下へ移行する。
ルーチンR741〜R745では先ずパンチ穴読取数を
減算して読み取られたビットの入ったバッファを1ビツ
トシフトさせ、パンチ太幅カウンタをクリアしてから読
取範囲を設定し直して終了する。そして、読取数がrQ
Jになったときに“タイマ2動作”フラグをクリアして
以後のタイマ2割込み動作を停止させる(ルーチンR7
42゜R746)。
第94図には第82図(A)〜(E)に示すメインルー
チン内において呪われるファンクションコードの送信処
理の手順が、また第95図には同じくファンクションコ
ードの受信処理の手順が示されている。
さらに、第96図にはメインルーチン内において現われ
るカード排出処理の手順、第97図には同じくカード挿
入処理の大まかな手順が、そして第98図〜第104図
には第97図のルーチン中に現われる各種処理の具体的
な手順が示されている。
第94図のファンクシ目ン送信処理においては、先ずR
AM内のカウンタに再送信回数を設定(ルーチンR40
1)L、かつタイマに送信時間として2秒を設定する(
ルーチンR404)、そして、呼かけコードENQを送
信してから2秒以内にユニットコントローラ190より
応答コードACKが戻ってきたならルーチンR411へ
移行して受信を禁止した後、先頭を示すSTXコードに
続いて送信バッファ内に既に設定されているコード(F
NC,ETX等)を送信し、受信バッファへ受信を許可
してから″送信未完了°′フラグをクリアして一連の送
信処理を終了する(ルーチンR412〜R416)。
一方、ユニットコントローラから応答コードACKが返
ってくる前にENQコードが入ってくると、ルーチンR
421へ移行して、送信バッファに設定されている送信
データを一旦RAM内のワークエリアにセーブしてから
“送信中断”および1′送信未完了”フラグを設定して
メインルーチンへ戻ることにより受信を優先させるよう
になっている(ルーチンR421〜R423)。
また、ENQ送信後2秒以内に応答コードACKが返っ
てニないときは再送信回数カウンタを減算してから再度
ルーチンR402へ戻って呼かけコードENQを送信し
直す、そして、タイムオーバが5回発生したときは、リ
セットをかけるようになっている(ルーチンR409)
第95図のファンクション受信処理においては、先ず応
答コードACKをユニットコントローラ19〇へ送って
、タイマに2秒をセットする(ルーチンR431,R4
32)、そして、2秒以内にユニットコントローラから
ファンクションの先頭コードSTXが送られてこないと
きはRAMのエラー情報エリアにエラーの種類を書き込
んでからメインルーチン内のエラー処理ルーチンR17
1〜R180(第82図(E))へ移行する(ルーチン
R433→R441)、また、STXコード受信後はタ
イマを1秒に設定し直し、1秒以内に次のデータ(ファ
ンクションコード、ETX等)が送られてこないときも
同様にエラー処理ルーチンへ移行する。データの受信は
バイト(4ビツト)単位で行なわれ、受信バッファの容
量を越えてデータが入ってきたときはエラー処理を行な
う(ルーチンR439)。
第96図に示されているカード排出処理においては、カ
ードが挿入途中ですなわち第1位置検出センサSNS 
1がオンで、挿入検出センサ808がオフの状態でカー
ド排出ファンクションがくると、先ずモータを正転させ
る(ルーチンR451〜R457)、それからシャッタ
を開けてモータを逆転させ、位置検出センサ5NS2が
オフになってから、0.2秒後にモータを停止し、シャ
ッタソレノイドをオフしてシャッタを閉じる(ルーチン
R455〜R467)、カードが搬送ローラ812から
外れるまでの時間を考慮したものである。なお、カード
搬送ローラ812から外れるとそれ以上カードを排出す
ることができない、このとき、第1位置検出センサ5N
SIと挿入検出センサ808はともにオン状態にある。
シャッタを閉じた後はステータス1のジャム表示ビット
をクリアし、セキュリティ読込みフラグをクリアしてか
ら、カードイン表示ランプLED12を消灯し、RAM
内のステータスエリアにカードが無いことを書き込む(
ルーチンR468〜R471)、なお、上記ルーチンR
451〜R471において、モータの正転中または逆転
中にそれぞれタイムオーバを起こすと、モータを停止し
、カードが内部にあればジャムエラーとして処理する(
ルーチンR481〜R484)。
第97図に示されているカード挿入処理においては、カ
ードが有する各種情報(セキュリティコード、磁気コー
ドおよびパンチ穴)を読み取ってから、磁気データのパ
リティおよびLRCの検査やセキュリティ検査等の各種
検査を行なった後、送信バッファへカード番号送信ファ
ンクションコードと読み取ったカード番号を書き込んで
から(ルーチンR493)、送信処理ルーチンR401
〜R423を実行する。また、磁気記録部から読み取っ
たカード番号がテスト用カードであることを示すテスト
コードであった場合には、送信バッファへ「テストカー
ド」ファンクションコードを書き込んでから送信処理を
実行するようになっている(ルーチンR492→R49
4)。
なお、第87図の「リロード」ファンクション受信時の
ルーチンに示されている再読取処理とカード挿入処理と
で共通のルーチンが多いため、カード挿入処理ルーチン
を示す第97図には、再読取処理も合わせて示しである
さらに、第98図〜第104図には、第97図に示すカ
ード挿入処理ルーチンおよび再読取ルーチンに現われる
カード読取処理、磁気処理、パリティおよびLRC検査
処理、セキュリティ検査処理、パンチ穴検査処理、カー
ドデータ検査処理および年月日、識別コード検査処理の
各フローチャートが示されている。
本実施例のカードリーダにあっては、前述したようにセ
キュリティコード読取り用のセンサ810aが最もカー
ド挿排口に近い側に配設されており、このセンサ810
aがセキュリティ領域(TF)の終端に対向した時点で
まだパンチ穴検出センサ5NSpが第1のパンチ穴形成
箇所PII工に到達しないようにセンサの間隔が決定さ
れている。
そのため、先ずファンクションコードの読取りを行なっ
てからパンチ穴の検出と磁気データの読取りを並行して
行なうようになっている。
なお、実際のセキュリティコードの読取りは、モータの
回転速度を検出するエンコーダの出力をトリガとするタ
イマ割込みによって行なわれるようにプログラムが構成
されており、第98図のカード読取処理ではルーチンR
50l−R523でセキュリティ読取りの準備を行ない
、ルーチンR524で上記タイマ割込みを許容するフラ
グを設定した後、磁気コードの読取り処理に移るように
なっている。
また、この実施例のカードリーダは挿入時にカードの後
端が第1の位置検出センサ5NS1に達するまでパンチ
穴および磁気記録部がパンチ穴検出センサ5NSPおよ
び磁気ヘッド821に到達しないように各センサの間隔
が設定されている。
そのため、第99図の磁気コード読取り処理ではルーチ
ンR545で位置検出センサ5NSIがオンになってか
らパンチ穴の検出および磁気コードの読取りを行なうよ
うになっている。
磁気データの読込みでは、1ビツトずつ読み込まれたデ
ータを格納するワークエリアをシフトレジスタのごとく
動作させることによりパラレルデータに変換している(
ルーチンR590)、Lかも、この実施例のカードリー
ダは第1と第3の位置検出センサ5NS2,5NS3間
の距RQ3が正規のカード長Q、よりも長く、第2と第
3の位置検出センサ5NSI、5NS3間の距離a、が
正規のカード長悲、よりも短くなるようにセンサ間距離
が設定されている(第30図(A)参照)。
そこで、第99図(B)に示す1ビット読込み処理中に
おいて第1〜第3の位置検出センサ5NS1〜5NS3
の出力をチエツクすることでカードサイズの不良を検出
するようになっている(ルーチンR584〜R587)
第100図の処理ルーチンではルーチンR603〜R6
09でデータ、ETX、LRCの各バイト単位のデータ
の排他的論理和をとって次々とワークエリアに入れてい
き、ルーチンR611で演算結果が「O」か否か判定す
ることでLRCのチエツクを行なっている。なお、ルー
チンR604でSTXをワークエリアに設定して、ルー
チンR605で最初に読み出すバイトがSTXであるた
め、結果的にはSTXは排他的論理和に含まないことに
なる。
そして、パリティピット(各データの5ビツト目)に関
してはLRC検査の対象としないためルーチンR610
でマスクをかけてからR611の判定に移行している。
また、第100図ではルーチンR614〜R620で各
バイト単位のデータごとにパリティチエツクを行ない、
これをデータの数だけ繰り返すようになっている(ルー
チンR621、R622)。
第101図のセキュリティ検査処理では、セキュリティ
センサ810aで読み取られセキュリティバッファに格
納されている10ビツトのセキュリティコードを、上位
5ビツトと下位5ビツトに分け、先ずルーチンR632
〜R638で上位5ビツトを読み出してシフトレジスタ
に入れて“′1″の立っているビットの数を数えること
でパリティのチエツクを行ない、次に下位の5ビツトを
バッファから読み出して同様にパリティチエツクを行な
う(ルーチンR639〜R645)ようになっている。
第102図の処理ルーチンでは、先ず読み取られた磁気
データ内の発行コードが正しいか否か判定(ルーチンR
651〜R653)してから、パンチ穴が正しく開いて
いるか検査する(ルーチンR651〜R657)、発行
コードとしては、通常遊技用のカードに51 H1復活
すなわち再発行のカードに5211.テスト用カードに
53■1を与えており、これ以外のコードのときはエラ
ー処理へ移行する(ルーチンR665,R666)、ま
た、発行コードが再発行の場合には、ルーチンR661
へ移行してカードの再発行孔形成位置に穴が開いている
かチエツクし、開いていなければ不正カードとして処理
する(ルーチンR662,R664)、また、発行孔お
よび再発行孔の両方が開いていることはありえないので
ルーチンR656で排除するとともに、帰零孔または精
算孔が開いているカードは遊技に使用できないので、挿
入された時点で排除するようになっている(ルーチンR
656,R663)。
第103図のカードデータ検査処理ルーチンでは、先ず
カードから読み取った磁気データ内の企業コードとプロ
グラムにより初期値として与えられたコードとを比較(
ルーチンR671)t、、次に磁気データ内の機器コー
ドとコード設定スイッチにより設定されたコードとを比
較(ルーチンR672)して、一致を判定してから、磁
気データ内のセキュリティと真偽鑑別領域から読み取っ
たセキュリティコードとが一致するか調べる(ルーチン
R674)。
第104図の処理ルーチンでは、予めユニットコントロ
ーラ190から初期値として送られてきた識別コードお
よび年月日コードと、磁気記録部から読み取られたデー
タとを比較(ルーチンR681、R682)t、て、一
致しないときはRAM内に不正原因とエラー情報を書き
込んでから、エラー処理へ移行するようになっている。
第105図(A)〜(E)に、パチンコ機コントローラ
CPUIのメイン制御フローを、また第106図にタイ
マ割込みによる割込み制御フローの一例を示す。
この実施例のパチンコ機コントローラのタスクは、発射
センサ5NS5、第1.第2セーフセンサ5NS2,5
NS3、ファールセンサ5NS4およびアウトセンサ5
NSIの5つの球検出用センサの出力信号を監視して発
射球と戻り球を識別し、かつ一定のパルス幅の信号のみ
検出信号と認定して各線の検出数を計数するとともに、
波形整形された一定パルス幅の検出信号(発射信号、セ
ーフ1信号、セーフ2信号、ファール信号およびアウト
信号)としてユニットコン1−ローラ190へ、所定の
間隔をおいて出力することが主たる内容である。
具体的には、200μsのタイマ割込み処理で各センサ
の出力信号をサンプリングして検出信号の有無を判定し
てからカウンタを更新し、メイン制御フローで検出信号
の出力制御および各検出信号間の最小時間間隔(ポーズ
)の保証を行っている。
先ず、第105図のメイン制御フローについて説明する
パチンコ機コントローラCPUIは、リセットがかかる
と、先ず内部メモリをクリアしてからメモリにチエツク
データを書き込む(ルーチンR801、R802)、そ
して、割込み時の退避エリアとなるスタックポインタを
設定した後に、200μsのタイマカウンタに起動をか
けて、第106図に示すタイマ割込みを開始させる(ル
ーチンR803,R804)。
しかる後、フラグをチエツクしてユニットコントローラ
190に対して出力する発射信号が出力中か否か判定し
くルーチンR805)、出力中でないときはルーチンR
806へ進み″ボーズ′″フラグを見て出力休止中か判
定する。ルーチンR8o7ではカウンタを見て、検出し
た発射球のうち発射信号を出力していない分があるか否
か判定する。ここで、発射信号の出力列があるときは、
ルーチンR810へ移行して発射信号出力残数を1つ減
らしてから発射信号の出力をロウレベルからハイレベル
に立ち上げ、゛″発射信号出力中”フラグをセットする
(ルーチンR8] 1)、そして、発射信号出力タイマ
(5mS)をセットしてから次のセンサ出力処理(第1
05図(B))へ移行する。
すると、再びルーチンR805へきたところで、発射信
号出力中と判定されて、ルーチンR813へ移行し、上
記ルーチンR812でセットした出力タイマがタイムオ
ーバーしたか否か判定する。
ここで、タイムオーバーを起こしていなければそのまま
次のセンサ出力処理へ移行し、タイムオーバーを起こし
ているとルーチンR814で、発射信号の出力をハイレ
ベルからロウレベルに立ち下げる。これによってパルス
幅5mSの検出信号が形成されたことになる。また、ル
ーチンR814では発射信号の出力中を示すフラグをリ
セットし、しかる後、′ボーズフラグに“l Nを立て
て、ポーズタイマ(10mS)をセットしてから次のセ
ンサ出力処理へ移行する(ルーチンR815゜R816
) そして、再びルーチンR805へきたところで、ルーチ
ンR806へ移行し、ここでポーズ中と判定されてルー
チンR808へ移行する。ここでは、ポーズタイマがタ
イムオーバーしているか判定し、タイムオーバーを起こ
していなければそのまま次のセンサ出力処理へ移行し、
タイムオーバーしているときは1′ポーズフラグをリセ
ットしてからルーチンR807へ進む(ルーチンR80
9)。
これによって、センサの出力が連続する際にも必ず10
m5のポーズ期間が置かれ、検出信号がユニットコント
ローラに正確に伝えられる。
第105図(B)はセーフセンサ5NS2の検出信号に
対応したセーフ1信号の出力処理の手順を示す、この手
順は同図(A)の発射センサ5NS5の出力処理とほと
んど同一であり、セーフ1信号出力残数があると5mS
のパルス幅のセーフ1信号を少なくとも10m5の間隔
をおいて出力する(ルーチンR817〜R828)。
以下同様の手順に従って、セーフ2信号の出力処理(第
105図(C)ルーチンR829〜R830)、ファー
ル信号出力処理(第105図(D)ルーチンR831〜
R842)、アウト信号出力処理(第105図(E)ル
ーチンR843〜R854)が実行される。
次に、第106図を用いてパチンコ機コントローラCP
UIのタイマ割込み処理の手順を説明する。
第105図(A)のメイン制御フロー中のルーチンR8
04でタイマカウンタの起動をかけると200μsごと
のタイマ割込みが開始され、先ず前記ルーチンR802
で内部メモリに書き込んだチエツクデータを調べてメモ
リに異常がないかチエツクする(ルーチンR901)、
ここで、チエツクデータに異常があると、CPU自身の
パワーをダウンさせる(ルーチンR940)、すると、
ウォッチドッグパルスが出力されなくなるので、外部の
リセット回路R8Tl (第22図参照)によってリセ
ットがかけられるようになっている。
一方、チエツクデータに異常がないときはルーチンR9
02へ進んで、パチンコ機内の5種類の全ての遊技球セ
ンサの出力信号を読み込んでから正論理への変換を行う
(ルーチンR903)。すなわちセンサには出力信号が
ロウレベルのときに1′有効′″を示すものとハイレベ
ルのときにパ有効″を示すものとがあるので、すべての
センサの検出信号をハイレベルで有効を示すように変換
する。
しかる後、前回の読込みデータと今回の読込みデータと
を比較することでセンサのオンエッヂすなわちオフから
オンへの変化を検出する(ルーチンR904)、そして
、発射センサ、第1セーフセンサ、第2セーフセンサ、
ファールセンサ、アウトセンサのすべてのセンサについ
てオンエッヂがあったか否か判定しくルーチンR905
〜R909)、オンエッヂを検出したセンサについては
各センサごとに用意されたオンタイマをクリアする(ル
ーチンR910〜R914)、それから、各センサのオ
ンタイマを更新(+1)L、た後(ルーチンR915)
、各センサのオフエッヂすなわちオンからオフへの変化
の有無を判定する(ルーチンR916〜R920)。
上記ルーチンR916で発射センサのオフエツジを検出
するとルーチンR921へ移行してセンサのオン時間が
0.4mS以上で3.OmS未満か判定し、この間に入
っているときは正規の検出信号とみなして発射信号の出
力残数(発射球数)を計数するカウンタを更新(+1)
する(ルーチンR922)、これに対し、発射センサの
オン時間が3.0mS以上のときはファール球検出とみ
なしてファール信号の出力残数を計数するガウンタを更
新(+1)する(ルーチンR923,R924)、これ
は、パチンコ機の構成上、発射レールより遊技盤内に向
かって打ち出した球がファール球受入口134に入らず
にそのまま発射センサを逆方向に通過してレールの基部
に戻ってしまうことがあるからである。このような球の
方向の違いはセンサをレールに沿って2個以上並べてや
れば検出できるが、本発明者らは戻り球の速度と発射球
の速度の違いに着目し、発射球の速度の方が必ず速いの
で1つのセンサで発射球と戻り球を識別できることを見
出した。これをセンサの出力時間で見ると、球速の速い
発射球検出時のセンサオン時間は0.8〜2.4mSで
球速の遅い戻り球検出時のオン時間は数10m8以上と
なることが判った。そこで、発射センサのオン時間が3
.0mSのときはファール球とみなしてファール信号出
力残数を更新するようにした。
一方、発射センサのオン時間が0.4mS未満のときは
ノイズとみなして、発射信号とファール信号のいずれの
カウンタも更新しないでルーチンR917へ移行するよ
うになっている(ルーチンR923)。
また、ルーチンR917,R918,R919゜R92
0でそれぞれ、第1セーフセンサ、第2セーフセンサ、
ファールセンサ、アウトセンサのオフエッヂを検出した
ときは、センサのオン時間がそれぞれ4.0ms以上か
否か判定し、0.4以するようにしている(ルーチンR
925〜R932)。
その後、ルーチンR933で上記各センサの出力タイマ
とポーズタイマをそれぞれ更新してから、ウォッチドッ
グパルスの出力を行って割込み処理を終了する(ルーチ
ンR934)。
なお、上記実施例では、カード発行時にカードに対し金
額と等価な第1の有価データを与え、遊技者が自分の意
思でパチンコ機において第1の有価データから玉数と等
価な第2の有価データに変換して遊技を行なうようにし
ているがそれに限定されず、カード発行時にカードに対
して購入金額に相当する工数の有価データをを与え、そ
の有価データのみに基づいて遊技を可能にするシステム
にも適用できることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したごとくこの発明は、複数の遊技機とそれら
を管理する管理装置とが、伝送媒体によって相互通信可
能に接続され、金額もしくは玉数と実質的に等価な有価
データを記憶媒体ごとに管理装置において管理し、遊技
機においては上記記憶媒体より読み出された識別符号を
上記管理装置に送って当該記憶媒体に関する有価データ
を取得し、その有価データの範囲内で遊技を可能ならし
めるように構成された遊技システムにおいて、上記各遊
技機には記憶媒体の読取装置と、該記憶媒体から読み取
られた情報に基づいて遊技を可能にするか否か判定し遊
技機の動作を制御する制御装置と、遊技に関連したデー
タおよび遊技機と管理装置との間で送受信されるデータ
を記憶する記憶手段とを設けるとともに、上記記憶装置
には当該遊技機の稼動状態を示す稼動情報を記憶して逐
次変化する遊技機の稼動状態に応じて稼動情報を更新し
ながら当該稼動情報を参照して入力に対する処置を遊技
機の制御装置において決定し、処理するようにしたので
、パチンコ機の状態として中段中という状態があるため
、この状態とカードの情報とを照合することにより同一
の遊技客による再度の遊技権利を容易に保証できるとと
もに、同一カードによる2重遊技を有効に防止すること
ができる。
また、パチンコ機の状態に違反するような指令が管理装
置からあった場合にはこれを無視することで誤動作や不
用なトラブルを回避することができるとともに、管理装
置による制御とパチンコ機側の制御装置による制御を容
易に融合させ、双方の制御プログラムを簡略化させるこ
とができ、しかもパチンコ機の稼動情報を見て直ちに有
効な処理を実行できるため、遊技客のアクションに対す
る応答性も向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたパチンコ遊技システム全体
の構成を示すシステム構成図、第2図(A)、(B)は
本発明に係るシステムに使用されるカードの一例を示す
正面図および内部構成図。 第2図(C)はカード内の真偽識別領域の構成例を示す
説明図、 第2図(D)はカードの断面構造の一例を示す断面図・
 巨 第2図(1)はカード内の磁気記録部の構成例を示す説
明図。 第3図は遊技システムを構成するパチンコ機全体の構成
例を示す斜視図。 第4図(A)、(n)はパチンコ機前面の操作パネル部
の構成例を示す断面側面図、 第5図は同じく操作パネル部の分解斜視図、第6図は同
じく操作パネル部内部の構成を示す斜視図。 第7図はパチンコ機の裏面の封入球循環装置の構成例を
示す斜視図、 第8図はその封入球循環装置をパチンコ機に取り付けた
状態を示す斜視図、 第9図は打球発射レール基部の詳細を示す斜視図。 第10図はパチンコ機の前面パネルを開いた状態を示す
斜視図、 第11図は遊技盤を保持するフレームとこれに結合され
る発射レールを備えたフレームボードの構成例を示す斜
視図、 第12図はパチンコ機の前面枠の裏面構成を示す斜視図
、 第13図はパチンコ機の裏面の構成例を示す背面斜視図
、 第14図はパチンコ機制御ユニットの構成例を示す斜視
図、 第15図は同じくその制御ユニットの内部構成を示す斜
視図、 第16図は制御ユニットの前面パネルの構成を示す斜視
図、 第17図はパチンコ機と制御ユニットの取付位置関係を
示す斜視図。 第18図はパチンコ機が設置される島設備の骨組みを示
す斜視図、 第19図は島設備にパチンコ機と制御ユニットを設置し
た状態を示す斜視図、 第20図は島設倫の背面を示す斜視図、第21図はパチ
ンコ機全体の制御体系を示すブロック図、 第22図はパチンコ機制御装置の回路構成例を示すブロ
ック図、 第23図はパチンコ機制御ユニットの回路構成例を示す
ブロック図、 第24図はユニットメモリのエリア構成を示すメモリマ
ツプ、 第25図はパチンコ機のカードリーダの構成例を示す斜
視図、 第26図はそのカードリーダの分解斜視図。 第27図はカードリーダのカード挿入部の詳細を示す分
解斜視図。 第28図(A)、(B)は同じくカードリーダのカード
挿入部の詳細を示す断面側面図、第29図(A)、(1
3)はカードリーダ入口のシャッタ部分の詳細を示す断
面側面図、第30図(A)はカードリーダ内に設けられ
た各種センサの取付は位置関係を示す平面説明図、第3
0図(B)はカード挿入時のセンサの検出タイミングチ
ャート、 第31図はカードリーダ制御装置の回路構成例を示すブ
ロック図、 第32図はカードリーダのインタフェース回路を示すブ
ロック図、 第33図はカードリーダのデータ読込み、書込みタイミ
ングを示すタイミングチャート、第34図は本発明に係
る遊技システムに使用されるカード発行機の構成例を示
す正面図、第35図は発行機用カードリーダの概略構成
図、第36図はカード発行機の制御系の構成例を示すブ
ロック図、 第37図は精算機の構成例を示す正面図、第38図は精
算機の制御系の構成例を示すブロック図、 第39図は管理装置全体の構成例を示す斜視図、第40
図は管理装置自身のシステム構成例を示すブロック図。 第41図は管理装置のコンソールの構成例を示すもので
、(A)は平面図、(B)は背面図、第42図は本発明
の遊技システム内でのカードの状態遷移を示す説明図、 第43図(A)〜(C)はパチンコ機の稼動状態の遷移
を示すもので、同図(A)は通常動作モード、同図(B
)はオンライン時のテストモード、同図(C)はオフラ
イン時のテストモードでの状態遷移図である。 第44図は本発明の遊技システムにおける伝送系の構成
例を示すブロック図、 第45図はネットワーク上でのデータ転送制御を行うN
AU (ネットワークアダプタユニット)の構成例を示
すブロック図、 第46図、第47図、第48図および第49図は、NA
Uにおけるパケット送受信制御の手順を示すフローチャ
ート、 第50図〜第55図は低層ネットワーク上で送受信され
るバケツ!・の構成例を示すもので、第50図は′°回
線テスト′パケットの構成図、第51図はパ初期値設定
″パケットの構成図、第52図は管理装置からパチンコ
機に指示を4第54図はパ定時データ″パケットの構成
図。 第55図(A)、(n)は゛′ユニット復旧データ″′
パケットとその応答” A CK ”パケットの構成図
。 第56図〜第63図は制御ユニット内における各コント
ローラ間の送受信および処理手順示すもので、 第56図は初期化および開店パケット受信時のフローチ
ャート、 第57図はカードリーダへのカード挿入時のフローチャ
ート、 第58図は中断スイッチがオンされたときのフローチャ
ート。 第59図は終了スイッチがオンされたときのフローチャ
ート、 第60図は帰零状態が発生したときのフローチャート、 第61図は打止状態が発生したときのフローチャート、 第62図は“強制終了′″パケツト受信したときのフロ
ーチャート、 第63図は停電回復後のユニット復旧の際のフローチャ
ートである。 第64図〜第77図は、ユニットコントローラのタスク
処理フローを示すもので、 第64図はタイマ割込み処理の手順を示すフローチャー
ト、 第65図はシリアル割込み処理の手順を示すフローチャ
ート、 第66図(A)、(B)は第64図の割込み処理フロー
中のセンサ、スイッチ検出処理およびスイッチ無効処理
の具体的手順を示すフローチャート、 第67図はユニットコントローラのメインタクスの一つ
である初期化タスクの手順を示すフローチャート、 第68図はパケット受信タスクの手順を示すフローチャ
ート、 第69図(A)は、上記パケット受信タスク中における
゛′初期値設定″パケット受信処理の具体的手順を示す
フローチャート、 第69図(B)は゛′開店ココー′″パケット受信処理
の具体的手順を示すフローチャート、第69図(C)は
″閉店コード″パケット受信処理の具体的手順を示すフ
ローチャート、第69図(D)は″″強強制終了要求式
パケット受信処理具体的手順を示すフローチャート。 第69図(E)は″強制終了解除″パケット受信処理の
具体的手順を示すフローチャート、第69図(F)は″
打止解除″パケット受信処理の具体的手順を示すフロー
チャー1・、第69図(G)は″中断終了″パケット受
信処理の具体的手順を示すフローチャー1〜、第69図
(H)は゛′ユニット復旧データ゛′パケット受信処理
の具体的手順を示すフローチャート、第69図(I)は
″リスターI・″バケット受信処理の具体的手順を示す
フローチャート、第69図(J)は″カードインA C
K ”および“′中断カードリーダ CK ”パケット
受信処理の具体的手順を示すフローチャート、 第69図(K)は“中断スイッチA CK ”パケット
受信処理の具体的手順を示すフローチャート、第69図
(L)は″゛終了スイッチA CK ”パケット受信処
理の具体的手順を示すフローチャート。 第69図(M)は″帰@ A CK ’″パケット受信
処理の具体的手順を示すフローチャート。 第69図(N)は゛打止A CK ”パケット受信処理
の具体的手順を示すフローチャート、第70図はユニッ
トコントローラのメインタスクの一つであるリーダ制御
タスクの手順を示すフローチャート、 第71図(A)は、上記リーダ制御タスク中における「
テストカード」ファンクション受信処理の具体的手順を
示すフローチャート、 第71図(B)は、上記リーダ制御タスク中における「
カード番号」ファンクション受信処理の具体的手順を示
すフローチャート、 第71図(C)は、上記リーダ制御タスク中におけるF
ステータスフファンクション受信処理の具体的手順を示
すフローチャー1−1 第71図(D)は、上記リーダ制御タスク中における「
再送要求」ファンクション受信処理の具体的手順を示す
フローチャー]へ、 第71図(E)は、上記リーダ制御タスク中における[
正常終了」ファンクション受信処理の具体的手順を示す
フローチャーh、 第71図(F)は、上記リーダ制御タスク中における「
異常終了」ファンクション受信処理の具体的手順を示す
フローチャート、 第71図(G)は、上記リーダ制御タスク中におけるr
初期値要求」ファンクション受信処理の具体的手順を示
すフローチャート、 第71図(H)は、上記リーダ制御タスク中における「
セルフ排出」ファンクション受信処理の具体的手順を示
すフローチャート、 第71図CI)は、上記リーダ制御タスク中におけるフ
ァンクション送信処理の具体手順を示すフローチャート
、 第72図はユニットコントローラのメインタスクの一つ
であるパケット送信タスクの手順を示すフローチャート
、 第73図はユニットコントローラのメインタスクの一つ
であるエラー制御タスクの手順を示すフローチャート、 第74図はユニットコントローラのメインタスクの一つ
である球数演算タスクの手順を示すフローチャート、 第75図はユニットコントローラのメインタスクの一つ
であるスイッチ検出タスクの手順を示すフローチャート
、 第76図(a)は第75図のスイッチ検出タスク中にお
ける打止処理の具体的手順を示すフローチャート。 第76図(b)は第75図のスイッチ検出タスク中にお
ける中断スイッチ処理の具体的手順を示すフローチャー
ト、 第76図(Q)は第75図のスイッチ検出タスク中にお
ける購入スイッチ処理の具体的手順を示すフローチャー
ト、 第76図(d)は第75図のスイッチ検出タスク中にお
ける終了スイッチ処理の具体的手順を示すフローチャー
ト。 第76図(e)は第75図のスイッチ検出タスク中にお
けるテストスイッチ処理の具体的手順を示すフローチャ
ート、 第76図(f)は第76図(d)の終了スイッチ処理中
におけるテストモード終了処理の具体的手順を示すフロ
ーチャート。 第77図はユニットコントロ−ラのメインタスクの一つ
である音制御タスクの手順を示すフローチャート、 第78図はユニツl−コントローラのメインタスクの一
つであるタイマ制御タスクの手順を示すフローチャート
。 第79図はユニットコントローラのメインタスクの一つ
であるランプ表示制御タスクの手順を示すフローチャー
ト、 第80図はユニット制御装置における入出力タイミング
チャートである。 第81図はカードリーダコントローラによる制御手順の
全体の概帖を示すフローチャート。 第82図(A)〜(E)は第81図のフローのより詳細
な手順を示すフローチャート、第83図〜第90図は第
82図の制御フロー中における受信ファンクションに応
じた処理(R146)の具体的な手順を示すもので。 第83図は「初期値設定」ファンクション受信時の処理
手順を示すフローチャート。 第84図は「カード受信可」ファンクション受信時の処
理手順を示すフローチャー]・、第85図は「カード受
付不可」ファンクション受信時の処理手順を示すフロー
チャー1〜、第86図は「カード排出」ファンクション
受信時の処理手順を示すフローチャート、 第87図は「リロード」ファンクション受信時の処理手
順を示すフローチャート。 第88図は「帰零」ファンクション受信時の処理手順を
示すフローチャート、 第89図は「ステータス要求」ファンクション受信時の
処理手順を示すフローチャート、第90図は「再送要求
Jファンクション受信時の処理手順を示すフローチャー
1・。 第91図は第86図および第88図のフロー中における
パンチ処理の具体的な手順を示すフローチャート、 第92図は第91図のフロー中における穴開は処理の具
体的な手順を示すフローチャー1へ。 第93図(A)、(B)はカードリーダコントローラに
おけるタイマ割込み処理の手順を示すフローチャート、 第94図は第82図(A)〜(E)の制御フロー中等に
おける送信処理の具体的手順を示すフローチャート、 第95図は第82図(A)〜(E)の制御フロー中等に
おける受信処理の具体的手順を示すフローチャート、 第96図は第82図(A)〜(E)の制御フローおよび
第85図〜第88図の各ファンクション受信処理中等に
おけるカード排出処理の具体的手順を示すフローチャー
ト。 第97図は第82図(A)〜(E)の制御フロー中にお
けるカード挿入処理の具体的手順を示すフローチャート
、 第98図は第97図のフロー中におけるカード読取り処
理の具体的手順を示すフローチャート。 第99図(A)は第97図および第98図のフロー中に
おける磁気処理の具体的手順を示すフローチャート、 第99図(B)は第99図(A)の磁気処理中における
1ビット読込み処理の具体的手順を示すフローチャート
、 第100図は第97図のフロー中におけるパリティ、L
RC検査処理の具体的手順を示すフローチャート、 第101図は第97図のフロー中におけるセキュリティ
検査処理の具体的手順を示すフローチャート、 第102図は第97図のフロー中におけるパンチ穴検査
処理の具体的手順を示すフローチャート、第103図は
第97図のフロー中におけるカード磁気データ検査処理
の具体的手順を示すフローチャート、 第104図は第97図のフロー中における年月日、識別
コード検査処理の具体的手順を示すフローチャート、 第105図(A)〜(E)はパチンコ機コントローラに
おける制御手順を示すフローチャート、第106図はパ
チンコ機コントローラにおけるタイマ割込み処理の手順
を示すフローチャートである。 100・・・・パチンコ機、110・・・・操作パネル
、113・・・・購入スイッチ、114・・・・中断ス
イッチ、115・・・・終了スイッチ、130・・・・
球循環装置、160・・・・制御ユニット、180・・
・・ユニット制御装置、188・・・・カードリーダ制
御装置、195・・・・パチンコ機制御装置、190・
・・・ユニットコントローラ、200・・・・カード発
行機、300・・・・精算機、400・・・・管理装置
、550・・・・ユニットメモリ、551・・・・デー
タ伝送コントローラ、553・・・・ネットワークコン
トローラ、800・・・・カードリーダ。 802・・・・カード挿排口、807・・・・搬送モー
タ、809・・・・シャッタソレノイド、820・・・
・パンチ装置、821・・・・磁気ヘッド。 第2 図 (B) (A) 第 図 CB) 第28 (B) 45 bす→ 846 (A) 第29 45 (B) aす9 」 Σ 2 o ユ Oよ ψ 第34図 第37図 第43図 第43 図 (B) (C) 6 オフライン゛′ (A) 第5 図 ゛′回線テスト″パケット (B) 第5 1 図 ″初期値設定″パケット 第5 図 「管理情報の受信」 (A) 53図 ン″パケット (B) 第54図 第67図 第55図 ゛ユニット復旧データ″′パう (A) パケット ヘッド カード テキスト 受信パケ・・ ノド データ名 データ値 パケットタイプ OH ^ 予備 ユニットタイプ 01)1 予備 2機番号 58 通し番号 7H チャネル番号 327H モニタ情報1 x 打止演算レジスタ カードNo。 工数 金額 カード状態 x 予備 ホットコード A35A)I :゛′′ユニ ツトデータ”′ 送信データ領域 の全てのデータ 予備−−−−−−− 年月1 識別コニド 購入玉し−−ト− メイン賞球数 サブ賞球数 打止数 打止モード −4 (B) 第64 図 第65図 (D) 第(39LN (E) (G) 第71 図 第76図 (0) 第811!1 (d) 第76 (e) 第79図 第78 図 第82図 第83図 第85図 第105図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カードによって遊技可能なカード式のパチンコ遊
    技機において、中断スイッチを設けて遊技を一時中断可
    能にするとともに、パチンコ遊技機の上部にアナログ表
    示器を設け、遊技中および中断中には上記アナログ表示
    器に持玉数に比例した数のランプを点灯させるとともに
    、開放中はアナログ表示器を一方から順次点灯するスク
    ロール表示させ、また打止時には表示器全体を同時点滅
    させ、さらに遊技が不能な強制終了中はアナログ表示器
    を消灯させるようにしたことを特徴とする遊技機の制御
    方式。
JP31516590A 1990-11-20 1990-11-20 遊技装置 Expired - Fee Related JP2784955B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31516590A JP2784955B2 (ja) 1990-11-20 1990-11-20 遊技装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31516590A JP2784955B2 (ja) 1990-11-20 1990-11-20 遊技装置

Related Child Applications (9)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23932495A Division JP2724550B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 遊技装置
JP23932995A Division JP2720328B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 遊技装置
JP23932695A Division JP2724551B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 遊技装置
JP23933095A Division JP2742672B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 遊技装置
JP23932295A Division JP2742671B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 遊技機
JP23932395A Division JP2688739B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 記憶媒体式遊技装置
JP23932795A Division JP2724552B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 遊技装置
JP23932595A Division JP2651905B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 記憶媒体式遊技設備
JP23932895A Division JP2724553B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 遊技装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03247377A true JPH03247377A (ja) 1991-11-05
JP2784955B2 JP2784955B2 (ja) 1998-08-13

Family

ID=18062208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31516590A Expired - Fee Related JP2784955B2 (ja) 1990-11-20 1990-11-20 遊技装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2784955B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07313718A (ja) * 1995-03-24 1995-12-05 Toyomaru Sangyo Kk カード式遊技機の制御装置
JP2008110251A (ja) * 2008-02-01 2008-05-15 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2010273888A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Daito Hanbai Kk 遊技媒体自動払出システム
JP2010273887A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Daito Hanbai Kk 遊技媒体自動払出システム
JP2012035058A (ja) * 2011-05-02 2012-02-23 Daito Hanbai Kk 遊技媒体払出システム
JP2012034870A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Daito Hanbai Kk 遊技媒体払出システム
JP2013078542A (ja) * 2011-10-05 2013-05-02 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07313718A (ja) * 1995-03-24 1995-12-05 Toyomaru Sangyo Kk カード式遊技機の制御装置
JP2008110251A (ja) * 2008-02-01 2008-05-15 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2010273888A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Daito Hanbai Kk 遊技媒体自動払出システム
JP2010273887A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Daito Hanbai Kk 遊技媒体自動払出システム
JP2012034870A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Daito Hanbai Kk 遊技媒体払出システム
JP2012035058A (ja) * 2011-05-02 2012-02-23 Daito Hanbai Kk 遊技媒体払出システム
JP2013078542A (ja) * 2011-10-05 2013-05-02 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2784955B2 (ja) 1998-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03247377A (ja) 遊技装置
JP2742672B2 (ja) 遊技装置
JPH03247379A (ja) 遊技システム
JP2724552B2 (ja) 遊技装置
JP2688739B2 (ja) 記憶媒体式遊技装置
JP2742671B2 (ja) 遊技機
JP2724556B2 (ja) 遊技用記憶媒体発行装置
JPH03242182A (ja) 記憶媒体式遊技設備
JP2724551B2 (ja) 遊技装置
JP2720328B2 (ja) 遊技装置
JP2724550B2 (ja) 遊技装置
JP2724553B2 (ja) 遊技装置
JP2651905B2 (ja) 記憶媒体式遊技設備
JP2724557B2 (ja) 遊技用記憶媒体発行装置
JPH03236875A (ja) 遊技設備
JP2700504B2 (ja) 遊技店における記憶媒体発行装置
JPH03222987A (ja) 遊技用記憶媒体発行装置
JPH03242183A (ja) 記憶媒体式遊技設備
JPH03247378A (ja) 記憶媒体式遊技装置
JPH03222986A (ja) 記憶媒体発行装置
JP2728649B2 (ja) 遊技用記憶媒体発行装置
JP2724558B2 (ja) 遊技店における記憶媒体発行装置
JPH0473080A (ja) 記憶媒体式遊技設備
JPH03242181A (ja) 遊技設備の管理装置
JPH03242178A (ja) 遊技設備

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees