JPH03247046A - シリアル通信装置 - Google Patents

シリアル通信装置

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JPH03247046A
JPH03247046A JP2043798A JP4379890A JPH03247046A JP H03247046 A JPH03247046 A JP H03247046A JP 2043798 A JP2043798 A JP 2043798A JP 4379890 A JP4379890 A JP 4379890A JP H03247046 A JPH03247046 A JP H03247046A
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circuit
transmission
communication device
serial communication
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Yukihide Ushio
行秀 牛尾
Akio Noguchi
野口 秋生
Yoji Serizawa
洋司 芹澤
Masaji Uchiyama
正次 内山
Kazuro Yamada
和朗 山田
Makoto Takeuchi
誠 竹内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は装置内外に分散したユニット群とそれを統括す
る主制御部との間で情報を伝送するシリアル通信装置、
特に光を利用した無線による光通信装置(以降ワイヤレ
ス光通信装置と略す)に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば、複写機、FAX、レーザビームプリンタ
(以降LBPと略す)等は、モータ。
ファン、ソレノイド等のアクチュエータ類からなる出力
制御部とスイッチ、センサ類からなる入力制御部とによ
って構成されている。この場合、入出力制御部は主にC
PUの110ボートを介してそれぞれが制御されている
。これらの入出力制御の対象物は前記装置内に分散配置
されており、ワイヤハーネスにて接続されていた。
又、これら入出力制御の対象物は主制御部に対してそれ
ぞれ独立(以降パラレル接続と略す)に接続されるか、
或いは、シリアル通信を利用して主制御部からシリアル
に転送を行ない、各ユニット部で”シリアル−パラレル
変換”をおこなった後それぞれの対象物に独立に接続さ
れていた。しかし、いずれの場合も電線を利用した接続
で構成されていて、光を用いた無線による情報の伝達は
行われていなかった。
一方、家電製品においては、いわゆるリモコンという光
を用いた無線による情報の伝達は行なわれているものの
、実現しているのは単向方式(送信専用装置から受信専
用装置へ一方向に送信するだけ)によるものであった。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、機器の多機能化に伴い入出力制御の対象
物が増えてパラレル接続するには制御線も増大するため
、上記従来例ではコストが上昇し、また組立の効率も悪
くなってしまうという欠点がある。更に、例えばUAR
T等のシリアル通信を利用して主制御部からシリアル転
送を行って制御線の数を減らす方法においても、機器内
に発生するノイズ等による誤転送のため誤動作を起こし
たり、シリアル転送の高速化に伴い制御線が放射ノイズ
としての電界を発する原因になったり等様々な欠点があ
る。
一方、家電製品におけるいわゆるリモコンのような光を
用いて無線による情報の伝達は、単向方式である上に伝
送速度が秒単位に近いため、例えば複写機、FAX、L
BP等の入出力信号の伝達速度には間に合わないという
欠点や、双方向による情報伝達が出来ないという欠点も
あり、そのままでは利用出来ない。更に、光による転送
を比較的高速にかつ双方向で転送すると、各々の光の衝
突あるいは外乱光による誤伝達等の問題が生じたり、ま
た転送先の通信装置の有無が機器の主制御部レベルでは
判断出来ない等という欠点がある。また更に、機器の組
立時における調整やチエツクが煩雑で効率が悪いという
欠点もある。
本発明は、前記従来の欠点を除去し、通信エラー発生に
よる通信暴走をなくしたシリアル通信装置を提供する。
又、ユニットの有無を認識可能なシリアル通信装置を提
供する。
又、通信エラーとユニットなしとの判別が可能なシリア
ル通信装置を提供する。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明のシリアル通信装置
は、分散した出力信号や入力信号を物理的・機能的に複
数のブロック単位にまとめたユニット群と該ユニット群
を総括制御する主制御部とを有する装置で、前記主制御
部と前記ユニット群との間で情報をシリアルに伝達する
シリアル通信装置であって、 送信したデータに対して返信がない時にカウントを行う
カウント手段と、該カウント手段が所定値に達すると通
信エラーとするエラー判別手段とを備える。
又、分散した出力信号や入力信号を物理的・機能的に複
数のブロック単位にまとめたユニット群と該ユニット群
を総括制御する主制御部とを有する装置で、前記主制御
部と前記ユニット群との間で情報をシリアルに伝達する
シリアル通信装置であって、 送受信データにユニットを特定する特有番号を付加する
番号付加手段と、前記特有番号に基づく前記ユニット群
の各通信装置からの返信の有無に応じて、通信エラーと
ユニット不在とを判別する判別手段を備えろ。
ここで、前記判別手段は、前記特有番号別に返信がない
時にカウントする複数のカウント手段をがない時にカウ
ント手段の全てのカウント値が所定値を越えると通信エ
ラーと判断し、全てでない場合は所定値を越えたカウン
ト手段に対応するユニットを不在と判断する。
又、前記判別手段によりユニット無しと判別されたユニ
ットに対しては、送信データを送出しない送信禁止手段
を更に備える。
又、電気信号と光信号との変換を行う光電変換手段を更
に備え、情報のシリアル伝達は光による光通信で行われ
る。
[作用] かかる構成において、通信エラーを認識することにより
、通信暴走を防ぐようにする。
又、ユニットの不在を認識することにより、無駄な通信
をなくし通信速度を改善する。
−以下余白一 [実施例コ 以下、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
く本実施例のシリアル通信装置〉 第1図は本実施例のシリアル通信装置のブロック図であ
る。
1は本システムを駆動するシステムクロックを坏分周し
て出力する為の局分周回路、2は多段分周回路である。
3は本システムのタイミングを多段分周回路2から入力
されるクロックの計数をもとに、所望タイミング信号を
出力する為のタイミング発生回路である。4は受信した
シリアルデータと同期を取る為の同期取り回路で、5は
前記4の同期取り回路によって得たタイミングで多段分
周回路2を再起動する為の分周制御回路である。6は受
信した変調データを2値データに復調する為の復調変換
回路であり、7は復調変換回路6ての復調時に、変換に
よるあるいはノイズによるエラーを検出するエラー検出
回路である。
8は本シリアル通信装置の属性を示すID番号を入力す
るIDデータ入力回路であり、9は本シリアル通信装置
の送信データを入力するデータ入力回路である。10は
本シリアル通信装置の受信データを出力するデータ出力
回路である。
11及び12はIDデータ入力回路8で得たIDデータ
を正論理データと負論理データに分け、送信用データに
する正論理IDデータ出力回路と負論理IDデータ出力
回路である。13及び14はデータ入力回路9で得た送
信データを正論理データと負論理データに分け、送信用
データにする正論理データ出力回路と負論理データ出力
回路である。15は本シリアル通信装置が送信する送信
データの2値レベルのデータを作成し、送信タイミング
に応じて8ビツトシフトレジスタ16に出力するデータ
エンコード回路である。
16は同期取り回路4及び復調変換回路6によって復調
した2値レベルの受信データを入力してシフトラッチし
たり、データデコード回路15から出力された送信デー
タをシフト出力する為の8ビツトシフトレジスタである
。17.18及び19は8ビツトシフトレジスタ16が
シフト入力した2値レベルのデータなのタイミング発生
回路3から発するタイミングでラッチするシフトデータ
ラッチ回路で、本実施例では1フレームの受信に対して
3回うッチ動作をする為に3つの回路がある。20はシ
フトデータラッチ回路17゜18及び19でラッチされ
たデータを所定の条件で比較すると共に必要データを選
択する比較選択回路であり、受信データの真偽を判断す
る。
21は8ビツトシフトレジスタ16から出力される2値
レベルの送信データに、所定の条件での変調を付加する
変調変換回路で、復調変換回路6の逆変換を行なうもの
であり、このデータがシリアル送信データとなる。22
はANDゲートで、比較選択回路20での比較結果によ
ってデータ出力回路1oにデータを入力させるラッチ信
号を指示するか否かを制御する。
尚、本実施例では説明を容易にする為に回路構成を8ビ
ット単位で構成しているが、特に8ビツト構成である必
要は無く16ビツト、32ビツト等でもよく特に限定は
されない。
以下、第1図のシリアル通信装置の動作を説明する。本
システムの為のシステムクロックは、坏分周回路lに入
りクロックのデイ−ティ比を50%に整え、同期取り回
路4及び分周制御回路5の動作クロックとして使用され
る。一方、多段分周回路2にも入力され、本実施例の場
合“211”の分周で、タイミング発生回路3に各段を
出力し、後述する任意のタイミングを発生させる。尚、
前記1,2,3,4.5で示す回路の内部構造は、本発
明において特に特徴とするもので無い為、詳細な説明は
しない。従って、特に限定された回路でないことは言う
までも無く、本明細書中に説明する目的を果たす回路で
あれば良い。
次に、本シリアル通信装置でのデータの入出力について
説明する。図中、同期取り回路4に入力されるシリアル
データ入力が受信データ入力で、データ出力回路10か
ら受信データ出力として出力される。又、各入力回路8
及び9に入力されたIDデータ入力と送信データ入力と
は、変調変換回路21から出力されるシリアルデータ出
力として送信データとなる。尚、詳細は後述するが、I
Dデータ入力は受信データ入力の真偽を判断する時に用
いられる。
第2図は第1図の変調及び復調回路部を詳細に示した図
である。
まず、変調変換回路21の動作について説明する。第2
図において、8ビツトシフトレジスタ16のシフトアウ
ト端子から出力されたデータ■は、変調変換回路21中
のEXOH212に入力される。一方、多段分周回路2
でl/32分周されたクロックφ、2を反転ゲート21
1によって反転して位相を調整した信号■は、変調変換
回路21中の排他的論理和(以下EXOR)回路212
のもう一方に入力される。そして、EXOR回路212
によって、送信用シリアルデータ信号■が出力される。
ここで、上記回路で達成される変調の方法を詳細に説明
する。
シフトアウトデータ■はφ32のクロックで次々に出力
され、そしてφ32クロックの反転信号とEXOHされ
る。つまり、仮に“1”がシフトアウトされればEXO
Rによって“1o”が、又、“O”がシフトアウトされ
ればEXORによって“01”がそれそ゛れ出力される
ようになる。従って、本変調の条件では、仮に“101
1000100・・・ という送信データなら、“10
011010010101100101・・・”と変調
されて出力されるのである。従って、受信側の復調方法
は、送信データを反転して第2番目のデータから1つ飛
び(奇数番目)のデータをラッチすれば良い。尚、変調
方法や復調方法については、例えば、送信データの第1
番目から1つ飛び(偶数番号)のデータをラッチし、復
調しても結果は同じになる等、具体的方法については特
に限定されたものではなく、デジタル変復調がかけられ
れば良い。
EXOR回路212から送信用シリアルデータ信号■が
出力されると、ANDゲート213を経て、送信データ
としてシリアル出力される。
但し、図中[相]、■で示す信号によって送信データの
出力の有無が制御されている。この信号■は、比較選択
回路2oの比較結果とエラー検出回路7の結果とによっ
てエラーと判断された時“βOWとなり、送信データの
出力を断つ(詳しくは後述する)、又、信号[相]は、
タイミング発生回路3により8ビツトシフトレジスタ1
6がシフトアウトしている期間のみ“high”になり
、送信データの出力を許可する。
この時のタイミングチャートを第3図に示す。
尚、第3図においては、信号■はエラーなし時の状態で
示しており、シリアルデータ出力及び■。
■、/φ32.■、[相]は、それぞれ第2図中の符号
で示した場所におけるタイミングである。
次に、復調変換回路6と変調エラー検出回路7との動作
について説明する。
第2図において、同期取り回路4によって同期が取られ
て入力された受信データ4はDフリップフロップ61 
(以降フリップフロップのことをF/Fと略す)に入る
。尚、同期取り回路4によって同期が取られる分周制御
回路5によって多段分周回路2をリセットし、初期化さ
れたカウントをスタートする。D −F/F61は多段
分周回路2で1716分周されたクロックφI6でトリ
ガされ、出力@はEXOR回igl 2.!=D4/F
71とに入力される。D −F/F71は、D −F/
F61と同じクロックでトリガされ、出力■はEXOR
回路72のもう一方に入力される。尚、D −F/F6
1はセット端子、一方D −F/F71はリセット端子
にタイミング回路3からの信号■によって制御される。
そして、EXOR回路72テD −F/F61 、 D
 −F/F71の各出力結果を比較し、比較結果なJ 
K −F/F73に入力する。J K −F/F73は
多段分周回路2で1732分周されたクロックφ3□で
トリガされ、復調結果からエラーを検出してエラー信号
■を出力する。すなわち、EXOR回路72では各デー
タビットが“O“と”1”との組で表わされていること
:変調回路で述べた例では1が“10”0が“01”で
表わされていることをチエツクし、そうでない場合はJ
 K −F/F73をセットしてエラー信号■を“hi
gh”とする。
一方、D −F/F61の反転出力■は、8ビツトシフ
トレジスタ16のシフトイン端子に入力される。この8
ビツトシフトレジスタ16のシフトクロックは多段分周
回路2で1732分周されたクロックφ32でシフトし
ていく為、D−F/F61の反転出力の出力データを1
つ飛びにラッチシフトしていくことになる。
この時のタイミングチャートを第4図に示す。
第4図において、■、φ32.φ16+■、■、■。
■、■、■は、それぞれ第2図中の同じ符号で示した信
号のタイミングである。
以上の説明が、シリアル通信の出力データを所定の条件
で変調して出力信号とし、又、入力信号は所定の条件に
よって復調して入力データとするデジタル変復調手段と
、このデジタル変復調手段での入力信号に対する復調時
に変復調法則に対応してエラーを検出するエラー検出手
段である。
次に、第2図に示す8ビツトシフトレジスタ16のパラ
レルデータ及び信号■等について、第5図〜第8図を用
いて説明する。
受信データ■をシフトし、復調データ■が8ビット揃う
と、タイミング発生回路3からのラッチパルス■で第1
シフトデータラッチ回路17に8ビツトデータを入力し
ラッチする。
次に、復調データ■を4ビット読み過ごした後頁に8ビ
ット揃うと、タイミング発生回路3からのラッチパルス
■で第2シフトデータラッチ回路18に8ビツトデータ
な入力しラッチする。最後に、復調データ■を3ビット
読み過ごした後頁に8ビット揃うと、タイミング発生回
路3からのラッチパルス■で第3シフトデータラッチ回
路19に8ビツトデータな入力しラッチする。
つまり、本実施例では、1フレーム中に空間ビット、所
謂ダミービットを入れて復調データ■の全てを有効ビッ
トとせずに、時系列的に所定期間のみを有効ビットとし
て決めている。但し、空間ビットにおいても変調された
状態でシリアル通信がなされる。
シフトデークラッチ回路17,18.19に各々ラッチ
されたデータは、比較回路20に入力されて所定条件で
比較される。本実施例における所定条件とは次のように
なっている。復調データ■は、第7図に示すように”1
 、0.102.IDI。
D7. D6. D5. D4. X、 X、 X、 
X、 D3. D2. DI。
Do、100./D1./D2./D3. X、 X、
 X、/D4./D5./D6゜/D7./102./
ID1./IDO,IDO,X”の順ニ入力すレル(こ
こで、示すDnはデータを意味し、又/ D nは反転
データを意味する。更に、Xは空間ビットを意味し実用
上“O”である)。従って、比較される所定条件は、第
6図に示す如くである。
以上のように比較され、各々のEXOR回路出力をNA
NDゲート201で1つにまとめデータ比較信号■とし
て出力する。このデータ比較信号@は復調時のエラー信
号■と共にNORゲート202に入力され、信号■を出
力する。
すなわち、このデータ比較信号@は、比較エラーが1ビ
ツトでもあると“high”となり、前記復調時にチエ
ツクされたエラー有無信号■の状態にかかわらず信号■
を“βow  にする為、ANDゲート213の出力を
断ち、送信データの出力が無くなる。
第7図にシフトデークラッチ回路及び比較選択回路での
タイミングチャートを示す。尚、第7図で示すタイミン
グチャートは、正常データを受信した時のもで信号■は
、復調データ■の受信終了後“βOW  となり、前記
復調結果のエラー信号■もノーエラーで“βow  で
ある為、信号■は“high”になってANDゲート2
13の出力は許可状態となり、送信データの出力が可能
となると共に、信号■によってANDゲート22が開き
、タイミング発生回路3からのラッチパルス■がデータ
出力回路10にロードされ、出力データが出力される。
図中、■、■、■はタイミング発生回路3からの各ラッ
チパルスで、シフトデータラッチ回路17.18及び1
9にロードパルスを与える。その結果、図中、第1.第
2及び第3ラツチデータがラッチされ第6図の比較結果
信号■が生成される。以上が受信データの取り込みの説
明である。
次に第8図のタイミングチャートに従って送信データの
掃き出しについて説明する。送信データの内容は特に図
示していないが、例えば受信開始した時とか特に限定さ
れない任意のタイミングでタイミング発生回路3から各
データ入力回路8゜9にラッチパルスinを出力して各
データをラッチし、更に、各データ出力11〜14で送
信データ中のIDデータ及びデータをそれぞれポジイブ
データとネガティブデータに分けて出力させる(第7図
中にID2〜rDo、/ID2〜/ID○、D7〜DO
9/D7〜/Doで示す)。ソして、データエンコード
回路15にタイミング発生回路3からのセレクトパルス
■、■、■がそれぞれのタイミングで出力され、8ビツ
トシフトレジスタ16への出力データを用意する。一方
、8ビツトシフトレジスタ16へのシフトデータロート
信号は特に図示していないが、タイミング発生回路3中
で前記セレクトパルス[F]、■、■のORが出力され
、計3回の8ビツトシフトを実施してシフトアウト信号
■として第2図中のEXOR回路212に出力される。
一方、送信許可信号■は、受信時のエラー信号■及びデ
ータ比較エラー信号■の結果がノーエラーなら、第8図
のようにシフトアウト信号■が出力される迄は“h i
gh”が続く。しかし、逆に上記信号■及び@が“I2
0W  であったならシフトアウト信号■が出力されて
もANDゲート213によって、送信データは出力され
ない。
以上の説明が、シリアル通信の1フレームデータの処理
構造であり、受信データの1フレーム内にポジティブデ
ータとネガティブデータとを有してこれを比較する比較
手段や、1フレーム中に空間ビットを有し有効ビットの
タイミングを取るタイミング取り手段や、送信データに
ポジティブデータとネガティブデータとを付加したり、
空間ビットを設けたり、送信データを形成する手段や、
前記比較手段及びタイミング取り手段のエラー検出を実
行するデータエラー検8手段等である。尚、本実施例で
のシリアル通信の1フレームデータの処理構造に関連し
て述べた回路は、はんの−例であって特に限定されたも
のではなく、その目的が実行される回路であれば良いこ
とは言うまでもない。
〈シリアル通信装置の他の実施例〉 次に他の実施例のシリアル通信装置について説明をする
前記実施例においては、送受信のシリアルデータのビッ
ト数を32ビツトとして扱っていたが、これは説明を容
易にする為で、ビット数について特に限定されたもので
はない。又、通信データの1フレーム内にポジティブデ
ータとネガティブデータとを有する場合でも、総ての有
効ビットに必要なものではないことは言うまでもない。
更に、空間ビットにおいても同様に、無くても良いし或
いは1ビツト以上あれば良い。従って、例えばIDデー
タをポジティブのみとし、スタートビットを1ビツトと
し、エンドビットを無くし、データビットをポジティブ
で8ビツト、ネガティブで4ビツトとする構成にすれば
、送受信シリアルのビット数は16ビツトとなる。本実
施例では、シリアル通信のデータ誤伝達の確率を低下さ
せる為に送受信のシリアルデータのビット数を32ビツ
トとしたのであり、更なる信頼性の向上を考える場合は
、例えば40ビツト、56ビツト、64ビツト・・・等
にビット数を増やせば良い。
次に、前記実施例ではシフトレジスタ16を8ビツトで
行なっていたが、送受信のシリアルデータのビット数(
1フレームのビット数)と同じビット数にしても良い。
つまり、32ビツトシフトレジスタで構成しても良いの
である。仮にシフトレジスタ16を32ビツトシフトレ
ジスタで構成すると、第9図に示すようなブロック図と
なる。
第9図において、第1図と同様なものは同一記号を用い
ている。図中、16′は32ビツトシフトレジスタで、
第1図でのデータエンコード回路15、各シフトデータ
ラッチ回路17゜18.19は32ビツトシフトレジス
タ16′を用いることで省略される。動作的には、シフ
トデータ■を8ビット単位で処理するのでは無く、32
ビツトまとめてシフトインして比較選択回路20にデー
タロードするようになる所と、送信データを各データ出
力11〜14より直接全ビットをデータロートする所以
外は、第1図と同様な動作となる。
又、前記実施例の構成はシリアル通信の受は側、つまり
スレーブ側のシリアル通信装置となっているが、第1図
中のタイミング発生回路3からのタイミングパルスの出
力状態を受信の為のグループと送信の為のグループとの
順番を入れ換え、送信の為のグループを先に出力し、送
信動作を実行させ、その次に受信の為のグループを出力
して受信動作を実行させるようにすればマスター側のシ
リアル通信装置となる。従って、シリアル通信の送出側
、つまりマスター側のシリアル通信装置も第1図と同様
な動作で簡単に実現出来る。このことにより、所謂マス
ター・スレーブ間のシリアル通信において、送信データ
の送出タイミングと受信データの受入タイミングとはマ
スター、スレーブ共にタイミングが異なるため、本シリ
アル通信の送受信信号は衝突することが無くなる。すな
わち、全2重方式でも半2重方式でもその回線の本数に
限定はない。
更に、マスター1つにスレーブN個の所謂l:Nのシリ
アル通信でも各シリアル通信データにはIDデータが付
加されていて、容易に識別出来る為、必ずしも1:1通
信である必要もなく、本シリアル通信装置がそのまま用
いられる。しかも、受送信のためのシリアル信号の受入
タイミングと送出タイミングとが異なるため、発光素子
と受光素子とによって形成される光通信ターミナル(光
通信接続切り口)において、送信時の発光素子の発光中
に送信側の受光素子がその送信信号を受光して、あたか
も他の光通信ターミナルから受信信号を受光したように
なっても、誤動作を起こすことがなく光通信に適してい
る。
又、第1図に示す実施例では、シリアルデータ入力で受
信信号を受信すると、同期取り回路4ですぐに受入れて
、直ちに受信動作をスタートしてしまう。その為、第1
0図に示す如<ANDゲート23を設け、1回受信する
とタイミング発生回路3よりの信号により、送信データ
を送信する期間だけANDゲート23を閉じ(仮に、受
信データの変調エラー及び受信データの比較エラー等の
通信エラーがあった場合は、実質上のシリアル送信はな
されないが、送信されるべき期間上述同様に受信データ
の受入を禁止する)、送信中の受信を避けるようにする
と、更に誤動作を少なくし、光通信により適したものと
なる。
以上説明したように、 ■ シリアル通信の出力データは所定の条件によって変
調されて出力信号として出力され、又、入力信号前記は
所定の条件によって復調され入力データとする。
■ 前記入力信号に対する復調時に変調あるいはノイズ
等のエラー検出をする。
■ 1フレームデータ内に同一データのボジテイデデー
タとネガティブデータとを有し、おのおのをそれぞれ比
較する。
■ lフレームデータ内に空間ビットを有し、有効ビッ
トのタイミングを取る。
■ 前記比較及びタイミングを取ることによりエラー検
出を実行する。
以上のチエツク機能を設けることにより、装置内中に発
生するノイズ等、シリアル通信のデータの情報誤伝達を
防止し、装置の誤動作を防ぐという効果がある。
又、シリアル通信の情報伝達手段を光による無線伝達(
リモコンの様な空中伝達)する場合の装置内に発生する
外乱光等、シリアル通信のデータの情報誤伝達をも防止
し、装置の誤動作を防ぐことが出来るという効果もある
一以下余白一 く本シリアル通信装置の適用例〉 第11図は本シリアル通信装置を光通信に使用したシス
テムの構成例を示す図である。100は主制御装置で、
110,120,130は、例えばモータ、ファン、ソ
レノイド等のアクチュエータ類やスイッチ、センサ類か
らなるブロック構成としての各ユニット装置である。尚
、これらユニットの数は各機器ごとに異なるが、説明上
3つで表しである。102は光通信の為のドライブ回路
、102aは発光素子で、103は光通信の為の増幅回
路、103aは受光素子であり光電変換を行なっている
。以下、前記102と103とを総称して、光通信ター
ミナル101と呼ぶことにする。
104は前述の実施例のシリアル通信装置で、前記光通
信ターミナル101へのシリアル信号102bを送出す
ると、発光素子102aが発光してシリアルデータな伝
送する。又、前記ユニット装置110〜130から光伝
送を受けると受光素子103aによって受け、シリアル
信号103bを受信する。そして、前述のデータのチエ
ツク後、真なるデータの時はシリパラ変換を行ないCP
U105に入力する。又、通信ターミナルより送出され
るデータは、CPU 105より出力されたデータに前
述した如く所定条件を付加しパラシリ変換後、発光素子
102aより送出される。
一方、前記各ユニット110,120,130は、特に
図中記載していないが、光通信ターミナル1o1′をそ
れぞれ有し、主制御装置100と光によりデータ伝送を
実行する。尚、各ユニットは、その目的に応じ主制御装
置100と同様にCPU構成になっていたり、また、シ
リアル通信装置104のデータイン及びデータアウトに
直接ソレノイドやセンサ等が接続されている場合もある
く送受信のタイミングの制御〉 光通信の場合、シリアル通信装置104には特に外乱や
衝突を防ぐ種々の工夫が必要である。
第12図及び第13図はシステムクロックの坏分周の為
の坏分周回路1.多段分周回路2、同期取り回路4及び
分周制御回路5の好ましい回路図である。尚、タイミン
グ発生回路3については、各動作説明のたびその出力タ
イミングを記載するためここでは略す。第12図は特に
第11図に示す主制御装置100の方に取り付けるシリ
アル通信装置の具体例で、以降マスター通信装置と略す
。又、第13図は第1図でのユニット110〜130側
に取り付けるシリアル通信装置での具体例で、以降スレ
ーブ通信装置と略す。
多段分周回路2は、本例の場合”210”の分周で、タ
イミング発生回路3に各段を出力し、後述する任意のタ
イミングを発生させる。尚、第12図、第13図で示す
回路は、特に限定された回路でないことは言うまでも無
く、以下に説明する目的を果たす回路であれば良い。
第12図において、電源が投入されると特に図示してい
ないが、各回路にリセットがかかつて初期化されると、
多段分周回路の動作がスタートする。そうすると、信号
[相]が“high”となり、前述したデータ送出動作
を可動とし、ANDゲート213から送出データが出力
され、第11図のシリアルデータ出力102bとなる。
尚、ANDゲート23の一方の入力にはタイミング発生
回路3から信号[相]の反転信号が入っている為、同期
取り回路4にシリアルデータ入力信号103bが入って
も無視される。この信号[相]は常にデータの送出時の
み“high”になる為、送信データの送信中の受信デ
ータの受信は禁止される。つまり、逆にいうとデータの
受信中は、送信データの送出は禁止されることになる。
そして、マスター通信装置より送信データを出力すると
直ちに信号■は“I20w”となり、ANDゲート23
が開き受信を可能にする。通常は、マスター通信装置よ
り送信データを出力すると、次にはスレーブ通信装置よ
り受信データが人力される。受信データが入るとD −
F/F43 。
44で局分周回路1から出力されるクロックφ2により
同期取りがなされ、復調変換回路6に出力される。一方
、D−F/F43,44の各出力はANDゲート54に
入力されてNOTゲート56を経て、多段分周回路2の
セット端子に入力される。又、ANDゲート54の出力
はJ K −F/F55のJ端子に入り、次のクロック
φ2で/Q比出力“ρow  になり、ANDゲート5
4からの多段分周回路2のセット出力は、J K −F
/F55のに端子にタイミング発生回路3からのセット
許可信号■が入るまで“high”のままである。尚、
このタイミング発生回路3からのセット許可信号■は、
送信データを送出終了する直前に“high”が出力さ
れる為、受信データの受信直後から次の送信が終了する
迄は受信信号が入力されても多段分周回路2の全段セッ
トは行われないし、受信信号の入力処理は行われない。
ここで、多段分周回路2の動作について説明する。多段
分周回路2は、”210”で構成されタイミング発生回
路3で更に坏分周している為、II 211 m構成と
なる。従って、NOTゲート56からの“βow”の出
力によるカウンタセットで“FFFH”になり、カウン
トダウンの後“7FFH“で信号[相]が“high”
になり、送信動作に入る。そして送信が終了する“3F
FH”で信号[相]が“βow  となり受信可能とな
って、次の受信があると再び”FFFH”となる。
すなわち、信号[相]はカウンタが“7XXH”の時の
み“high”で、後は“βOW”であるよう制御され
ている。そこで、正常に通信を実行している時は、 7FF8 〜3FFl(FFF)l  〜  7FFH
〜  3FFHを繰り返す。
しかし、“3FFH”になった以降も受信データが来な
い時は、カウントダウンを継続し、“O”から”FFF
H”に戻り再び“7FFH”になると、次の送信を行な
うようになる。尚、受信は送信接法の送信タイミング迄
に受信出来れば、受信開始時に“FFFH”になるので
、上記正常時のカウント状態になる。以上のように、多
段分周回路2は所謂リングカウンタで構成されている為
、受信データを受信しない時は所定期間受信を持った後
ANDゲート23によって受入動作を禁止して、新たに
送信を実行し始める。
次に、第13図を用いてスレーブ側のシリアル通信装置
の第12図との違いについて説明する。
D−F/F41,42は、D−F/F43,44同様の
受信データの同期取りであるが、スレーブの場合は、多
段分周回路2は“210”で構成されている。
第13図において、電源が投入されると、特に図示して
いないが各回路にリセットがかかつて初期化され、多段
分周回路2の動作が可能になるが、J K −F/F5
2の/Q比出力“high”なのでカウンタはセット状
態となったまま停止した状態である。受信データを受け
ると、ANDゲート51の出力は“high”となり、
J K −F/F52の/Q比出力“βOW  となる
ため、カウンタはカウントダウンを始める。そして、J
 K −F/F52のに端子への入力信号■は、タイミ
ング発生回路3によりカウント値が“O”になると出力
されるので、第12図と同様、受信データの受信直後か
ら次の送信が終了する迄は、受信信号が入力されても多
段分周回路2の全段セットは行なわれない。又、J K
 −F/F52のに端子入力に信号■が入力されると/
Q比出力再び“high”になるのでカウンタは全段セ
ットされ、次に受信を受けるまで停止する。つまり、ス
レーブの多段分周回路2のカウンタは、−回の受信に対
し一回のみカウントダウンしてデータ受信処理とデータ
送信処理を実行して停止するのである。つまり、 7FFH〜   3FF)I    〜  000Hと
なる。
一方、ANDゲート213は、第12図と同様送信期間
のみ“high”となる信号[株]によって送信が可能
になる。すなわち、信号[相]はカウンタが“3XXH
”の間のみ“high”となる。又、前述したように、
受信データエラー信号■によっても送信データ■は出力
されなくなる。
く受信エラーの送信例〉 前述の実施例ではエラーとなるとANDゲート213で
受信エラー検出信号■によって送信データは“ρow”
になり、送信データ送出がなされない状態になっていた
が、第14図に示すようにエラーとなると、データエラ
ーの内容を送信データとして送出しても良い。第14図
においては、説明を容易にする為に通信携帯をマスター
とスレーブの1:l対応を例にする。尚、マスターとス
レーブがにN対応の場合は、比較選択回路20において
受信エラー検出信号■のためのデータ比較とIDデータ
のみの比較とを分離し、受信エラー検出信号■と別にI
Dデータ比較結果を信号[相]の変わりにANDゲート
215に入力すれば、受信データ内に指定されたスレー
ブ通信装置のみが受信データを受信すると共に、受信エ
ラーが生じた場合には受信データ内で指定されたスレー
ブ通信装置のみがデータエラーの内容を送信データに送
出するようになる。
第14図に示す回路は所謂セレクタ回路で、受信データ
エラー信号■が“high”の場合は送信許可期間信号
■と送信データ■によって、ORゲート216の出力に
は送信データ信号■の内容が送出される。一方、受信デ
ータエラー信号■が”[□w (xラー)の時は、AN
Dゲート215によって送信許可期間信号[相]だけが
ORゲート216の出力になるので、送信データは“h
igh”の状態で送出期間の間中出力される。“オール
high”ということで、マスター側の通信装置は、ス
レーブ側でのデータの復調中にデータエラーがあったこ
とを認識できる。
第15図に第14図の回路上での各信号のタイミングチ
ャートを示す。尚、本例ではデータエラーを返信する内
容な“オールhigh”にしているが、これはほんの−
例であってその目的が達せられれば良く、特に“オール
high”である必要はない。このことにより、マスタ
ー通信装置は送信後、返信を受ければ相手の存在が分か
り、一方返信がなければ相手なし、もしくは伝送路の不
具合があるかが分かる。又、例えば通信が成功するスレ
ーブ通信装置が1つでもあれば、返信のないものは伝送
路の不具合ではなく、そのユニットが存在しないと判断
出来る。
以上説明したように、データ送信中はデータ受信を禁止
する、受信データを受信するとデータの受入期間をカウ
ントするカウントを終了するまで受信データの新たな受
信動作を開始することを禁止する等の工夫を行った。更
に、受信データのエラー検出をすると送信データの送出
を禁止する工夫も行った。以上の改善により、光による
転送を比較的高速にかっ、双方向で転送すると転送の各
々の光が衝突したり、外乱光による誤伝達等の問題を解
決できる。
又、第14図に示したようにエラーを検出すると送信デ
ータにデータエラーの内容を送出することで、送信は失
敗しても送信相手の有無は確認出来るという効果や、更
には、にNの場合でもIDデータにより送信を禁止し、
転送の為の各々の光が衝突したりして生じる送信データ
のデータ化けを防ぐことができる。
次に、第16図を用いて、他の通信エラーの処理につい
ての説明をする。
第16図において、81は所定の段数を有するカウンタ
回路であり、送信許可信号Oをクロックとし、ANDゲ
ート54の出力信号@をカウンタのリセットに入力する
。尚、その他は、第12図に示すものと同様である。カ
ウンタ回路81は、本シリアル通信装置が送信する時に
“high”になる送信許可信号[相]によって送信の
たびカウントアツプする。しかし、受信すればANDゲ
ート54からの信号■によりカウンタ回路81のカウン
ト値はリセットされる。従って、正常に通信が実施され
ていれば、カウンタ回路81のカウント値はオーバフロ
ーすることはない。
ところが、連続的に受信をしない場合は、送信によりカ
ウントアツプしてやがてカウンタ回路81はオーバーフ
ローしてリップルキャリーアウト(RCOと示す)を出
力する。このリップルキャリーアウトを通信エラー信号
とし、例えばシステムのリセットをするようにしても良
い。又、各スレーブ通信装置では、この通信エラー時に
は特に動作をしなくても良いが、例えば、定期的にマス
ター通信装置からの送信が来なくなったらリセットされ
るようにしても良い(具体例は特に図示しないが、カウ
ンタ回路81と同様でも良(特に限定されない)。
以上説明したように、送信したデータに対して受信がな
い時はカウントを行ない、カウントが所定値に達すると
通信エラーとすることにより、光通信装置の通信暴走を
防ぐと共に、送信相手の有無も確認出来るという効果も
ある。
次に、第17図を用いて、通信システムとして更に他の
通信エラーの処理について説明をする。
第17図において、90はIDデータ入力回路8のID
データに応じ、ANDゲート54の出力である受信同期
信号@をセレクトして、後段の所望カウンタ回路に伝達
するセレクタ回路である。94,95.96は送信許可
信号Oをクロックとするカウンタ回路で、セレクタ回路
90の出力がクリア端子に入力されている。
また、97はカウンタ回路94〜96がオーバーフロー
すると出力されるリップルキャリーアウトを人力するA
NDゲートである。又、CPU105には、カウンタ回
路94〜96からのリップルキャリーアウト及びAND
ゲート97の出力が入力されている。
カウンタ回路94〜96は、送信のたび出力される送信
許可信号■によってカウントアツプされ、オーバーフロ
ーするとカウンタリップルキャリーアウト(図中RCO
で示す)によって、このことをCPU105に知らせる
ようになっている。又、全てのカウンタがオーバーフロ
ーするとANDゲート97により、このこともCPU1
05に知らせる。一方、カウンタ回路94〜96は、受
信するたびIDデータ入力回路8からのIDデータに対
応してクリアされるため、通常の通信が成功しているう
ちはカウンタリップルキャリーアウトは出力されない。
尚、第17図での回路はほんの一例であって、その目的
が達せられる回路であれば特に限定されるものではない
〈本シリアル通信装置のテスト機能〉 次に、第18図を用いて、本光通信装置の組立及び保守
上の調整を実現する構成について説明をする。第18図
において、106は受信シリアル信号103bと、CP
U105から発するテスト用シリアル信号のどちらかを
シリアル通信装置104に出力する為のセレクタ回路で
ある。
107はCPU105にテストモードインを指示するテ
スト入力手段である。尚、このテスト入力手段は特に限
定されたものではなく、例えば外部装置等から指示され
る用にしても構わない。又、第18図に示す構成は第1
1図の主制御装置100に相当し、同一なものは同一符
号で示しである。
くエラー処理及びテストの手順〉 CPU105では、第19図で示すフローチャートの手
順で制御を行なっている。但し、CPU105は第19
図で示す制御以外の制御も行なうが、説明を容易にする
為必要な部分のプログラムのみを述べることにする。
通常は、ステップSIOに入ると通信装置の為のテスト
モード要求の有無をチエツクする。通信モードの場合は
ステップSllに入りステップS12.S13と共にI
Dデータの出力を順にアクセスするように制御する。そ
してステップS14て送信すべきIDデータを認識する
。尚、このIDデータは、第17図で示すような複数の
カウンタ回路分の数で、これは光通信をするスレーブの
数でもある。従って、プログラム中に示すIDの数“N
N”は、光通信をするスレーブの数で決定される。ここ
では、IDが“O”の時と同様なのでIDが“1”の時
、“2”の時、・・・“NN”の時については説明を略
す。
ステップS15に入ると現在の指定されたID番号に対
応する前記複数のカウンタからのリップルキャリーアウ
ト信号をチエツクする。なお、フローチャート上はID
ナシと記載しているが、ここではANDゲート97の出
力からオールエラーか否かをチエツク後、仮にエラーな
り通信制御を止め、図示していないが通信装置のリセッ
トを行なう。また、仮にエラーでなければ、今送信しよ
うとするIDに対応するカウンタをチエツクし、オーバ
ーフローしていなければステップS16へ行き、オーバ
ーフローしていれば通信相手がないと判断してステップ
Sllへ戻る。尚、ステップS15では、通信エラーか
否かだけを判断するようにし、相手の有無にかかわらず
送信を行なう様にしても良い。そして、ステップ516
S17で各データをメモリから呼出し、予め割り振られ
た各ボート出力に出力する。そして、ステップS18で
通信の終了チエツクをし、終了していればステップSl
lに戻り再び繰り返す。
尚、ステップSll〜S13で次に送信するID番号を
順番に決定しているが、これはほんの−例であって、例
えば、時系列的に短い周期で伝送するグループや比較的
ゆっくりとした周期で伝送するグループ等に分けて順番
を決める等、必要に応じて目的とする優先順位を付けI
D番号を順番に決定しても良い。
一方、テスト入力手段107がテストモードインを指示
していたらステップS20に移り、ID番号をテストモ
ード登録番号(本例では、Xxで表現しておく)にし、
ステップS21でIDデータと送信用データを出力する
。尚、テスト用送信データは特に指定していないが、例
えば、各スレーブ通信装置へ指示するテスト用データで
あっても良いし、又、その他の情報を示していても構わ
ない。そして、ステップS22で通信の終了を待ち、ス
テップS23で数回のレベルで通信を実施したことを確
認する。そのことで、各スレーブ通信装置が仮に受信動
作を失敗しても、数置に渡るテストモートイン指示のう
ち少なくとも1回は受信出来るようにしたものである。
次にステップS24に移り、本シリアル通信装置として
のテスト動作を実行する。このテスト動作については特
に図示していないが、目的として、シリアル通信装置の
自身のチエツク動作がなされれば良いし、又、本シリア
ル通信装置が使われる機器によっても異なる為、特に限
定されたものでは無いのであるが、−例を以下に示して
おく。
テストモード動作は、例えば、−船釣なCPUのチエツ
クプログラムと呼ばれている入出力のチエツクのような
もので、CPUから出力されたテスト用シリアルデータ
を受信データを受は取ったかのように通信装置104に
与える。その結果、通信装置104が出力するパラレル
データと送信データ(シリアルアウトデータ)をCPU
105がチエツクするのである。勿論、通信が成功して
いる時の状態だけで無く、アブノーマル的な動作につい
てもチエツクはなされるのである。
テストが終了するとステップS25に移り、テストモー
ドの解除をチエツクする。そして、仮にまだ解除されて
無ければステップS24に戻りテスト動作をもう一度繰
り返す。又、テスト動作が解除されていればステップS
llに戻る。
次に、第20図を用いて、各スレーブ側のテストモード
イン動作について説明をする。尚、本例におけるテスト
モード動作については、説明を容易にする為マスター側
とスレーブ側に分けて説明するが、通信装置としてどの
テストモード動作をしてもよく、ハード的にも特に区別
は無い。
第20図において、テスト動作を実施する為のものとし
て、108と109の手段が付加されている。108は
受信したデータのIDデータがテストモードインを示す
ものか否かをチエツクするテストモードイン検出手段で
あって、予め登録されているID番号“xx”と受信し
たID番号を比較するID比較回路である。109はI
D比較回路108の結果によって本通信装置に入力する
受信シリアルデータな、マスター側から受信したものに
するか、自分自身で出力した送信シリアルデータにする
かを選択するセレクト回路である。尚、自分が送出した
シリアルデータなら、そのデータ内のIDデータは、比
較選択回路20での比較結果において受信データエラー
にならないため、本通信装置での送信データ入力で入力
したデータが受信データ出力に出てくるようになる。つ
まり、各センサ類の状態がそれぞれに対応した出力のア
クチュエータ類に出力されるのである。尚、チエツク時
は、チエツク治具等を本通信装置に取付け、例えばスイ
ッチ類の入力に対してLED類で受けても良い。又、機
器に取付けた状態であっても上述した如く治具なしでも
チエツク出来るのである。
以上がスレーブ側のテスト動作であるが、上述したよう
に全くハートだけで実施しても良いが、スレーブ側にも
マスター側のようにCPU等が存在する時には、マスタ
ーと同様なテスト動作をおこなっても良いことは言うま
でもない。
以上説明したように、各スレーブ通信装置からの返信の
有無に応じ、カウントするカウント手段を特有番号別に
複数有し、カウント値が全て所定値を越えると通信エラ
ーの判断する、あるいは複数のカウント手段のうち幾つ
かのカウント値が所定値を越えると、カウント手段の属
するユニットが存在しないと判断することにより、転送
先の通信装置の有無が機器の主制御部レベルで判断出来
るという効果がある。
又、スレーブ通信装置がない、つまりはユニット無しと
判断するとそのユニットに対する主制御手段からの送信
データを送出しないことにより、通信効率の向上という
効果もある。
又、受信データ内で指定された特有番号が主制御手段の
登録番号と判断した時は、直ちにシリアル通信を止めこ
単独でテストモードに入ることにより、機器の組立にお
いての調整チエツクが容易に出来るという効果がある。
又、送信データ内の特有番号が主制御手段の登録番号を
送出したと判断すると、直ちにシリアル通信を止め、単
独でテストモードに入ることにより、調整チエツクが容
易に出来るという効果や送信データ内の特有番号を主制
御手段の登録番号で送出する時は、複数回送出すること
により、単発的に起こり得る通信エラーによって自己診
断モードに入り損なう通信装置を救うようにした効果も
ある。
[発明の効果コ 本発明により、通信エラー発生による通信暴走をなくし
たシリアル通信装置を提供できる。
又、ユニットの有無を認識可能なシリアル通信装置を提
供できる。
又、通信エラーとユニットなしとの判別が可能なシリア
ル通信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のシリアル通信装置の構成を示すブロ
ック図、 第2図は第1図の復調及び変調回路の詳細な回路例を示
す図、 第3図、第4図は第2図に示す回路図のタイミングチャ
ート、 第5図は第1図の比較選択回路の詳細な回路例を示す図
、 第6図は比較回路の比較条件を示した図、第7図、第8
図は第5図に示す回路図のタイミングチャート、 第9図、第10図は本実施例の変形例を示す図、 第11図は本実施例のシリアル通信装置を適用したシス
テムの構成図、 第12図は本実施例のシリアル通信装置をマスター側に
使用する場合の分周制御例を示す図、 第 3図は本実施例のシ リ アル通信装置を スレイブ側に使用する場合の分周制御例を示す図、 第 4図は受信エラー時にエラーを返信する回路例を示す図
、 第1 5図は第1 4図に示す回路図のタイミング チャート、 第1 6図。 第17図は通信エラーの検出回路例 を示す図、 第1 8図はマスター側のテストモードの回路例を示す図、 第1 9図はCPU 1 O5の制御例を示すフロー チャート、 第20図はスレーブ側のテストモートの回路例を示す図
である。 図中、1・・・局分周回路、2・・・多段分周回路、3
・・・タイミング発生回路、4・・・同期取り回路、5
・・・分周制御回路、6・・・復調変換回路、7・・・
エラー検出回路、8・・・IDデータ入力回路、9・・
・データ入力回路、10・・・データ出力回路、11゜
12.13.14・・・送信データのための各データ出
力回路、15・・・データエンコーダ回路、16・・・
8ビツトシフトレジスタ、17,18.19・・・各シ
フトデータのラッチ回路、20・・・比較選択回路、2
1・・・変調変換回路、22.23・・・ANDゲート
、81.94〜96・・・カウンタ回路、90・・・セ
レクタ回路、97・・・ANDゲート、100・・・主
制御装置、101,101’・・・光通信ターミナル、
102・・・ドライブ回路、102a・・・発光素子、
103・・・増幅回路、103a・・・受光素子、10
4.104’・・・シリアル通信装置、105・・・C
PU、81.94〜96・・・カウンタ回路、90・・
・セレクタ回路、97・・・ANDゲート、106・・
・セレクタ回路、107・・・テスト入力手段、108
・・・テストモードイン検出手段、109・・・セレク
ト回路、110,120゜130・・・ユニット装置で
ある。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分散した出力信号や入力信号を物理的・機能的に
    複数のブロック単位にまとめたユニット群と該ユニット
    群を総括制御する主制御部とを有する装置で、前記主制
    御部と前記ユニット群との間で情報をシリアルに伝達す
    るシリアル通信装置であつて、 送信したデータに対して返信がない時にカウントを行う
    カウント手段と、 該カウント手段が所定値に達すると通信エラーとするエ
    ラー判別手段とを備えることを特徴とするシリアル通信
    装置。
  2. (2)分散した出力信号や入力信号を物理的・機能的に
    複数のブロック単位にまとめたユニット群と該ユニット
    群を総括制御する主制御部とを有する装置で、前記主制
    御部と前記ユニット群との間で情報をシリアルに伝達す
    るシリアル通信装置であつて、 送受信データにユニットを特定する特有番号を付加する
    番号付加手段と、 前記特有番号に基づく前記ユニット群の各通信装置から
    の返信の有無に応じて、通信エラーとユニット不在とを
    判別する判別手段を備えることを特徴とするシリアル通
    信装置。
  3. (3)前記判別手段は、前記特有番号別に返信がない時
    にカウントする複数のカウント手段を備え、該カウント
    手段の全てのカウント値が所定値を越えると通信エラー
    と判断し、全てでない場合は所定値を越えたカウント手
    段に対応するユニットを不在と判断することを特徴とす
    る請求項第2項記載のシリアル通信装置。
  4. (4)前記判別手段によりユニット無しと判別されたユ
    ニットに対しては、送信データを送出しない送信禁止手
    段を更に備えることを特徴とする請求項第2項記載のシ
    リアル通信装置。
  5. (5)電気信号と光信号との変換を行う光電変換手段を
    更に備え、情報のシリアル伝達は光による光通信で行わ
    れることを特徴とする請求項第1項又は第2項記載のシ
    リアル通信装置。
JP2043798A 1990-02-23 1990-02-23 シリアル通信装置 Pending JPH03247046A (ja)

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