JPH0324603Y2 - - Google Patents

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JPH0324603Y2
JPH0324603Y2 JP11501585U JP11501585U JPH0324603Y2 JP H0324603 Y2 JPH0324603 Y2 JP H0324603Y2 JP 11501585 U JP11501585 U JP 11501585U JP 11501585 U JP11501585 U JP 11501585U JP H0324603 Y2 JPH0324603 Y2 JP H0324603Y2
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JP
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tank
liquid
plating
opening
tray
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JP11501585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気メツキライン等の横型連続処理ラ
インにおいて、薬液や処理液等の液剤が回転ロー
ルとタンクとの隙間から外部に漏洩するのを防止
する液剤タンクにおけるダムロール部からの液漏
れ防止装置に関するものである。
(従来技術) 電気メツキラインにおいては、タンクの端部両
側壁間に上下一対のダムロールを回転自在に架設
して各タンク毎にメツキ液を留めるようにしてい
るが、従来のメツキタンクは、第5図に示すよう
に、メツキタンクaの側壁bに上端から適宜深さ
のU字状切欠開口部c,cを設け、この開口部c
にダムロールの軸部dを回転自在に挿通させて該
軸端をタンク外で軸支させた構造となつている。
しかしながら、このような構造によれば、メツ
キライン運転時にダムロールを回転させる必要
上、或いはロールの取替え可能な構造にする必要
上、タンクaとダムロールの軸部dとの接触部に
は、どうしてもある程度の隙間を設けなければな
らない。
(考案が解決しようとする問題点) このように、タンクaとダムロールの軸部dと
の間に隙間が設けられているために、その隙間か
らメツキ液が外部に漏洩し、該漏洩分に見合う量
の水と添加剤等をタンクaに補給しなければなら
ないため、メツキ液の濃度が変化してストリツプ
に付着する亜鉛量にバラツキが発生するという問
題点があつた。
(問題を解決するための手段) 本考案はこのような問題点をなくするために、
実施例に対応する第1図に示すように、液剤タン
ク2内に液剤トレイタンク1を配設し、このトレ
イタンク1の両側壁部にダムロール5の軸部6を
回転自在に挿通させた開口部4を設けると共に該
開口部4を囲繞するようにして前記液剤タンク2
と液剤トレイタンク1との間に漏液防止箱体7を
配設し、この漏液防止箱体7を液剤トレイタンク
1の側壁外面に一体に固着すると共に該漏液防止
箱体7の側壁に前記ダムロール5の軸部6を回転
自在に挿通させた開口部9を設けたものである。
(作用) 液剤トレイタンク1とダムロール5の軸部6と
の隙間から漏洩した液剤は、漏液防止箱体7に貯
溜され、その貯溜量が該漏液防止箱体(7)に設けた
開口部9の下端に達すると、その下端からメツキ
タンク2内に流下するものである。
(実施例の説明) 本考案の実施例を図面について説明すると、1
はメツキタンク2内に収納された状態で配設、固
定したメツキトレイタンクで、その両端部の対向
側壁3に上端から適宜深さのU字状開口部4を切
欠形成してあり、この開口部4の幅はダムロール
5の軸部6の径よりも僅かに大きくしてダムロー
ル5の軸部6を回転可能に挿通させてある。
7はメツキタンク2とメツキトレイタンク1と
の間に配設した有底の漏液防止箱体で、前記開口
部4を覆うようにしてメツキトレイタンク1の側
壁外面に一体に固着してあり、メツキトレイタン
ク1の側壁3と対向した側壁部8に前記開口部4
に対向して該開口部4と同大、同形のU字状開口
部9を切欠形成し、この開口部9に前記ダムロー
ル5,5の軸部6,6の延長部を回転可能に挿通
させてある。
10は漏液防止箱体7の側壁部8の下部とメツ
キタンク2の側壁12の上端部間で形成された空
間部である。
11はメツキタンク2の外部に配設した軸受
で、メツキタンク2の側壁12から外部に突出し
た前記ダムロール5,5の軸部6を回転自在に支
持しているものである。
13はメツキタンク2内のメツキ液14の液
面、13′はメツキトレイタンク1内のメツキ液
14の液面を示す。
第4図は電気亜鉛メツキタンク部の配置図を示
すもので、15はメツキトレイタンク1内に配設
した亜鉛電極、16及び17はダムロール5に隣
接してメツキ処理ライン上に配設した上下一対の
コンダクタロールである。
このように構成したので、メツキ処理中におい
て、ダムロール5の軸部6を挿通させているメツ
キトレイタンク1のU字状開口部4からメツキ液
14が漏洩した場合、該メツキ液は漏液防止箱体
7に流入して貯溜され、その貯溜量が該漏液防止
箱体7のU字状開口部9の下端に達すると、該下
端からメツキタンク2内に流下して外部に漏洩す
ることがない。
従つて、漏液分に見合う量の水や添加剤等を補
給する必要はなくなり、メツキ液の濃度が安定し
てストリツプに付着する亜鉛量の均一化並びにメ
ツキ電力の低減を図ることができるものである。
なお、以上の実施例においては、電気亜鉛メツ
キラインにおけるメツキタンクの構造について述
べたが、本考案においては、メツキラインに限定
されることなく、横型連続処理ラインにおいてダ
ムロールを有する酸・アルカリ液タンクや中和・
洗滌タンクなどの各種液剤タンクに適用できるも
のである。
(考案の効果) 以上のように本考案の液剤タンクにおけるダム
ロール部からの液漏れ防止装置によれば、液剤ト
レイタンク1の側壁に設けたダムロールの軸挿通
開口部4からの液剤が漏洩しても、該開口部4を
覆うようにして液剤トレイタンク1の側壁外面に
取付けた漏液防止箱体7内に留まらせることがで
き、さらに、この漏液防止箱体7は液剤タンク2
の内方に配置されているので、該箱体7の側壁に
設けたダムロール5の軸部挿通開口部9の下端か
ら液剤が溢流しても、液剤タンク2内に流下して
タンク外に全く流出する虞れがなく、従つて、タ
ンク内の液剤濃度が安定し、均一な品質処理が可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
その簡略縦断正面図、第2図は第1図A−A線に
おける側面図、第3図は漏液防止箱体部分の簡略
斜視図、第4図は電気メツキタンク部の配置図、
第5図は従来のダムロールの軸挿通開口部を有す
るタンク部分の簡略側面図である。 1……液剤トレイタンク、2……液剤タンク、
4……開口部、5……ダムロール、6……その軸
部、7……漏液防止箱体、9……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液剤タンク2内に液剤トレイタンク1を配設
    し、このトレイタンク1の両側壁部にダムロール
    5の軸部6を回転自在に挿通させた開口部4を設
    けると共に該開口部4を囲繞するようにして前記
    液剤タンク2と液剤トレイタンク1との間に漏液
    防止箱体7を配設し、この漏液防止箱体7を液剤
    トレイタンク1の側壁外面に一体に固着すると共
    に該漏液防止箱体7の側壁に前記ダムロール5の
    軸部6を回転自在に挿通させた開口部9を設けて
    なる液剤タンクにおけるダムロール部からの液漏
    れ防止装置。
JP11501585U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0324603Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11501585U JPH0324603Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JP11501585U JPH0324603Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS6223865U JPS6223865U (ja) 1987-02-13
JPH0324603Y2 true JPH0324603Y2 (ja) 1991-05-29

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JP11501585U Expired JPH0324603Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JPS6223865U (ja) 1987-02-13

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