JPH03245525A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH03245525A
JPH03245525A JP4305490A JP4305490A JPH03245525A JP H03245525 A JPH03245525 A JP H03245525A JP 4305490 A JP4305490 A JP 4305490A JP 4305490 A JP4305490 A JP 4305490A JP H03245525 A JPH03245525 A JP H03245525A
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JP
Japan
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substrate
junction
film
silicon substrate
type
Prior art date
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Pending
Application number
JP4305490A
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English (en)
Inventor
Masahide Watanabe
渡邊 雅英
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03245525A publication Critical patent/JPH03245525A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、n型シリコン基体の一面から不純物を拡散し
てp型層を形成する半導体装置の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
サイリスク、ダイオードなどの一般に高電圧に耐えるp
n接合を有する電力用半導体装置では、半導体基体外面
での電界強度を下げる必要がある。
主面に平行にpn接合を形成した基体の側面における電
界強度を下げる方法として、側面を接合面に対して慄斜
するように成形するベベル構造がある。また、主面にp
n接合が露出する半導体基体では、そのpn接合を囲ん
でガードリングを形成し、ガードリング接合との間の主
面における電界強度を下げる方法がある。
そのほかに、半導体基体の中央部では主面に平行なpn
接合を端部で主面に近づけてやることで同様な効果をも
たせようとする方法がある。特開昭63−90823号
公報では、第2図に示すようにn型シリコン基板1の表
面をM層11により被覆したのち、端部には、次第に間
隔および幅の狭くなる溝12.13.14.15を形成
し、熱処理によりドーパントとしてのりを拡散させる方
法が開示されている。
溝の間に残るM層11の幅は次第に狭くなるので、拡散
により形成されるpn接合面2は、図のように基板縁部
に近づくにつれて浅くなる。同様な構造を形成する別の
方法として、第3図に示すようにシリコン基板1の表面
をStag膜16で被覆し、基板縁部に近づくにつれて
次第に狭くなる開口部1718.19.20.21を形
成したのち、Sin、膜16をマスクにしてほう素(B
)イオン22を注入し、熱処理する。
この場合も基板縁部に近づくにつれて打込まれるイオン
の量が減るため、熱処理後第2図の場合と同様なpn接
合面2が形成される。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記のような半導体基体外面での電界強度を下げる方法
には、いずれも問題がある。すなわち、ベベル構造では
、ベベル面を機械的に形成する際に半導体基体に損傷が
生じ、それを除去するためにエツチング工程が必要とさ
れる。特に、浅い深さのpn接合の場合にはエツチング
が難しいため、不必要に深いpn接合が必要となる。ガ
ードリング方法では、高耐電圧にするのが難しいとか、
工程上再現性が得にくいとかいう問題があり、信顧性が
乏しいとされている。
第2図に示した方法では、半導体基板をエツチングする
工程が必要であり、また基板面が凹凸になるという問題
がある。第3図に示す方法では、注入イオンにアルミニ
ウム (A7)やガリウム(Ga)を用いると、MやG
aはSiO□膜を拡散してしまうので遮蔽効果が生じな
い、従ってBを用いなければならないが、Bは拡散速度
がMやGaにくらべて小さいため、高電圧用の半導体装
置には不適である。
本発明の目的は、上述の問題を解決し、ドーパントとし
てMあるいはGaを用いシリコン基体主面に凹凸を形成
しないでpn接合面が基体中央では主面に平行であり、
基体周縁部に近づくにつれて浅くなる半導体装置の製造
方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明の一つの方法は、
n型シリコン基体の一生面からドーパントとしてのMあ
るいはGaのイオン注入を行ったのち、その一生面上に
第一の酸化膜、窒化膜および第二の酸化膜を順次積層し
、その積層膜を選択的に除去し、積層膜の残された領域
が中央部において広く周縁に近づくほど狭くなるように
し、次いで熱処理を行ってドーパントを拡散させるもの
とする。本発明の別の方法は、n型シリコン基体の一生
面上に中央部において広く周縁に近づくほど狭(なる開
口部を有するマスクを設けてドーパントとしてのMある
いはGaのイオン注入を行ったのち、その主面上に第一
の酸化膜、窒化膜および第二の酸化膜を順次積層し、次
いで熱処理を行ってドーパントを拡散させるものとする
〔作用〕
MおよびGaは、シリコン基体にイオン注入後熱処理を
行うと、外方拡散をおこしてシリコン基体中にはほとん
ど拡散しないことが知られている。
しかし、本発明者の発明に係り、特開昭63−1070
19号公報に記載されているように、窒化膜を第一第二
の酸化膜ではさんだ積層膜はこの外方拡散を防止するの
に有効である。従って、n型シリコン基体の一生面から
全面にMあるいはGaをイオン注入したのち、上記積層
膜を形成し、周縁にいくにつれて残る領域が少なくなる
ように積層膜を除去したのち熱処理を行えば、周縁に近
づくほど外方拡散するドーパントが相対的に多くなり、
それだけ基体内に形成されるp型頭域が浅くなる。別の
発明では、マスクを用いて中央部では広い面積に、周縁
に近づくほど狭い面積に選択的にMあるいはGaをイオ
ン注入し、そのあと上記の外方拡散防止積層膜で被覆し
て拡散すれば、注入ドーパントの拡散により、中央部で
深く周縁部で浅いp型頭域が形成される。
〔実施例〕
以下図を用いて本発明のそれぞれの実施例について説明
する。第1図(al〜(C)は、第一の本発明の一実施
例のpn接合形成工程を示し、比抵抗120Ω国、厚さ
 500f1m、直径76m1のn型シリコン基板1に
Mイオン3をドーズ量3 X 10” / aj 、加
速電圧60keνで打込んだ、これによりシリコン基板
1の表面から約0.2−の深さまでMイオン注入領域4
が形成される (第1図(al)、つづいて、シリコン
基板1の表面に約0.3μの厚さの酸化膜C5+O*膜
)51.約0.1−の厚さの窒化m1(SisN*MI
)  6および約0.3−の厚さの酸化膜52を、各々
約350℃の処理温度でCVDにより積層した く第1
図(bl)。
次に、フォトリソグラフィにより積層膜を除去して同じ
幅の環状溝71,72.73.74を形成し、積層膜の
残る領域が周縁に近づくほど小さくなるようにした。こ
の状態で1250℃、 20時間の熱処理を窒素雰囲気
中で行った。
このようにして製造したダイオードの耐圧を調べたとこ
ろ、3kVのアバランシェ電圧をもっことがわかった。
この値は、ベベル構造をもつダイオードと同等である。
また、切断して断面を調査したところ、第1図FC+に
示すようにシリコン基板l中にp型頭域8が形成されて
おり、基板周縁部で曲率をもつpn接合2が生じていた
。p!域8の最も深い部分、すなわち、pn接合2の平
らな部分の深さは約701nAであった。基板lの周縁
に近づくほどp領域8の深さが浅くなるのは、積層!1
I51゜6.52の幅が周縁に近づくほど狭くなり、そ
の下で深さ方向に拡散するMの量は減るのに対し、同じ
溝?1.71.73.74から外方拡散するMの量は同
等であるためと考えられる。
第4図(al〜fc)は第二の本発明の一実施例を示し
、第1図と共通の部分には同一の符号が付されている。
第1図(alに示したn型シリコン基板1の上にIJI
II厚さのレジスト9を塗布し、Mを導入した(ない部
分のみにフォトリソグラフィによりレジスト9を残す、
すなわち、レジスト9の残った領域は第1図(C1の溝
71,72.73.74の領域に対応する。
次いで、Mイオン3をドーズ量3 X 10” / d
 、加速電圧60keVで打込む(第4図fat)、こ
の条件でのりイオン注入深さはせいぜい0.2−である
ので、レジスト9中に打込まれたMはシリコン基板1中
には届かない。よって、周縁に近づくほど幅の狭いMの
環状イオン注入領域41,42.43,44.45が間
隔をもって形成される。レジスト9はイオン注入後剥離
する (第4図山))、つづいて、シリコン基板1の表
面に約0.3J111厚さの酸化W1451.約0.1
x厚さの窒化ジtよび約0.31さの酸化膜52を、各
々約300℃の処理温度でCVDにより積層する。
この状態で1250℃、 20時間の熱処理を窒素雰囲
気中で行う (第4図(C1)、このあと断面を調べた
ところ、第1図(C1におけると同様のp ell域8
+pn接合2が形成されていることが認められた。そし
てでき上がったダイオードの耐圧も第1図の工程により
製造されたものと同じであった。
以上の実施例では、ドーパントとしてMを用いたが、G
aの場合も全く同様な方法で周縁部に曲率をもつpn接
合が形成されることが確認されている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、窒化膜を酸化膜ではさんだ積層膜のマ
スクを用いてシリコン基体の周縁部でMあるいはGaの
外方拡散を多くするか、もしくはMあるいはGaを基体
中央部で多く、周縁部で少なく選択的にイオン注入して
上記積層膜で外方拡散を防ぐかのいずれかの方法をとる
ことにより、拡散速度の大きいりあるいはGaを用いて
n型シリコン基板に周縁部で浅くなるpn接合を形成し
て基体主面上の電界強度の低減が可能となる。これによ
って、基体主面に凹凸が生ずることがなく、高耐圧の電
力用半導体装置が得られる。この製造方法は、機械的に
ヘベル構造を作成してエツチングする必要がないので、
工数の削減が可能で、しかも再現性、信転性に富む。ま
た、必要以上に深いp層を形成しなくてもよいため、電
気的特性の向上も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のpn接合形成工程をfat
〜(C)の順に示す断面図、第2図は従来のpn接合形
成工程の一例を示す断面図、第3図は従来のpn接合形
成工程の他の例を示す断面図、第4図は本発明の他の実
施例のpn接合形成工程を(al〜(C)の順に示す断
面図である。 1;n型シリコン基板、’l:pn接合、3二Mイオン
、4.41.42,43.44,45 : Aフイオン
注入領域、51.52 : SiO□膜、5 : 5i
3Na膜、71.72.73.74  :溝、8:p型
領域、9ニレジスト。 ↓ ↓ ト\−3A1iイン 第1図 第2肥 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)n型シリコン基体の一生面からドーパントとしての
    アルミニウムあるいはガリウムのイオン注入を行ったの
    ち、その一生面上に第一の酸化膜、窒化膜および第二の
    酸化膜を順次積層し、その積層膜を選択的に除去し、積
    層膜の残された領域が中央部において広く周縁に近づく
    ほど狭くなるようにし、次いで熱処理を行ってドーパン
    トを拡散させることを特徴とする半導体装置の製造方法
    。 2)n型シリコン基体の一生面上に中央部において広く
    周縁に近づくほど狭くなる開口部を有するマスクを設け
    てドーパントとしてのアルミニウムあるいはガリウムの
    イオン注入を行ったのち、その主面上に第一の酸化膜、
    窒化膜および第二の酸化膜を順次積層し、次いで熱処理
    を行ってドーパントを拡散させることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
JP4305490A 1990-02-23 1990-02-23 半導体装置の製造方法 Pending JPH03245525A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5300454A (en) * 1992-11-24 1994-04-05 Motorola, Inc. Method for forming doped regions within a semiconductor substrate

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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