JPH03244506A - コンクリート二次製品の連続養生ラインと、それに使用する養生室、同用開閉扉 - Google Patents

コンクリート二次製品の連続養生ラインと、それに使用する養生室、同用開閉扉

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JPH03244506A
JPH03244506A JP4282890A JP4282890A JPH03244506A JP H03244506 A JPH03244506 A JP H03244506A JP 4282890 A JP4282890 A JP 4282890A JP 4282890 A JP4282890 A JP 4282890A JP H03244506 A JPH03244506 A JP H03244506A
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Masahisa Kamegawa
亀川 昌久
Takekiyo Azuma
東 武清
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、大形のコンクリート製品を効率よく製造す
るためのコンクリート二次製品の連続養生ラインと、そ
れに使用する養生室、開用開閉扉に関する。
従来技術 ]ンクリート二次製品は、所定の型枠に、所定の配合比
率の生コンクリートを打ち込んで製造されるが、このと
き、型枠の使用周期を短縮し、製品の製造効率を高める
ために、養生工程が取り入れられる。
コンクリート二次製品の養生工程は、生コンクリートを
打ち込んだ型枠を養生室に搬入し、型ばらしに差し支え
ない程度にコンクリートを速かに固化する工程であって
、蒸気養生が一般的である。
蒸気養生は、型枠を養生室に搬入した後、養生室を閉め
切り、室内に飽和蒸気を充満させることにより、コンク
リートに十分な湿度と温度とを与え、コンクリートの固
化速度を促進させるものである。
そこで、従来の養生室は、室内に蒸気噴出管を備えた箱
形の建造物であって、密閉可能な開閉扉を備えるととも
に、側面部と天井部とを断熱構造としたものが多用され
ている。養生室への型枠の搬入は、コンクリート二次製
品と、その型枠が小形である場合には、各種の搬送コン
ベヤやフォークリフト等の搬送機器が使用されるが、型
枠が大形で、養生室への搬入ができない場合には、生コ
ンクリートを打ち込んだ型枠をビニルシート等によって
覆い、その内部に蒸気を吹き込むことによって蒸気養生
することも、しばしば行なわれている所である。
発明が解決しようとする課題 而して、かかる従来技術によるときは、型枠が小形の場
合はよいとしても、大形である場合には、型枠の搬送作
業が極めて厄介であり、また、ビニルシート等を使用す
る場合には、その被覆作業が面倒であり、隙間部分を蒸
気漏れしないように目貼りする作業が著しく煩雑であっ
て、全体の製造効率が悪いという問題が避けられなかっ
た。また、ビニルシート等は、その断熱性能が不十分で
あるばかりでなく、隙間なく完全に目貼りすることが困
難であるために、養生工程における熱効率もよくないと
いう問題があった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑
み、型枠を搬送するに代えて、養生室を移動可能にする
ことによって、大形の型枠を使用する場合であっても、
十分高い製造効率と熱効率とを容易に実現することがで
きるコンクリート二次製品の連続養生ラインと、それに
使用する養生室、開用開閉扉を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの出願に係る第1発明の
構成は、順回走行路と、順回走行路に沿って移動し、順
回走行路上に配置した型枠を収納して蒸気養生する複数
の養生室とを備えることをその要旨とする。
なお、順回走行路は、2本の平行走行路と、平行走行路
の両端部を連結するトラバース台車付きのトラバース走
行路とからなるものとしてもよい。
第2発明の構成は、前後の密閉可能な開閉扉と、室内の
蒸気噴出管と、下部の移動用ローラとを備え、側面部と
天井部とを断熱構造とするとともに、ガイドレール上を
移動走行自在とすることをその要旨とする。
第3発明の構成は、開口部を上下方向に分割して閉鎖す
る複数の扉板と、扉板の両側端部をガイドするガイド部
材と、扉板を上下に開閉する吊上装置とを備え、扉板は
、それぞれ開口部を密閉する補助ガイドを備えることを
その要旨とする。
作用 第1発明の構成によるときは、養生室は、順回走行路に
沿って移動し、順回走行路上に配置した型枠を収納する
ことができるから、この型枠に生コンクリートを打ち込
んで、養生室を移動すれば、型枠自体を全く移動するこ
となく、型枠内の生コンクリートを蒸気養生することが
できる。このとき、型枠と養生室とを同数とし、1個の
型枠に対するコンクリートの打込みごとに、コンクリー
ト打込み前の隣接する型枠の位置にある養生室を打込み
後の型枠の位置に順に移動し、以下同様の作業を繰り返
せば、極めて効率よく一連の作業を進行することができ
る。
平行走行路とトラバース走行路とを組み合わせて順回走
行路を形成すれば、順回走行路は、全体として任意の長
さの長方形に構成することができ、養生室の所要移動距
離を最少にすることができる。
第2発明の構成によるときは、前後の開閉扉を開き、移
動用ローラを駆動すれば、全体としてガイドレール上を
自在に移動走行できるから、ガイドレール上に配置した
任意の型枠の位置から、隣接する型枠の位置に簡単に移
動させることができる。そこで、開閉扉を閉め切って、
蒸気噴出管からの蒸気を室内に充満させることにより、
新しい型枠内に打ち込んだ生コンクリートの蒸気養生を
行なうことができる。
第3発明によるときは、扉板は、吊上装置によって上下
方向に開閉することができ、しかも、各扉板は補助ガイ
ドを備えるから、室内は容易に完全密閉することができ
、したがって、養生中の蒸気漏れを最少にすることがで
きる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
コンクリート二次製品の連続養生ラインは、順回走行路
10と、移動形の養生室20,20・・・とを備えてな
る(第1図、第2図)。
順回走行路10は、2本の平行走行路11.11と、平
行走行路11.11の両端部を連結するトラバース走行
路12.12とからなり、平行走行路11.11、トラ
バース走行路12.12は、それぞれガイドレール14
.14を敷設してなる。また、トラバース走行路12.
12には、それぞれトラバース台車13が配置されてお
り、トラバース台車13の上面は、平行走行路11.1
1の敷設面と同一高さとなっているとともに、平行走行
路11.11のガイドレール上4.14を延長するよう
にして、短い補助ガイドレール13a、13aが設けで
ある。
平行走行路11.11上には、複数の型枠M。
M・・・が配置しである。各型枠Mは、製造しようとす
るコンクリート二次製品の形状に適合するものとする。
また、平行走行路11.11の中間上方には、専用のガ
イドレールGTa 5GTaを介して移動自在の打込み
装置GTが配設されている。
打込み装置GTは、図示しない生コンクリート製造装置
によって製造される生コンクリートを搬送し、平行走行
路11.11に平行に走行移動して、任意の型枠Mに生
コンクリートを注入することができるものとする。
養生室20.20・・・は、型枠MSM・・・と同数が
準備されている。
養生室20は、ガイドレール14.14上を移動自在に
形成された箱形の構造物であって(第3図)、その大き
さは、型枠Mを内部に十分収納可能であるものとする。
養生室20は、左右の横桁21.21の両端部に、H形
鋼からなるガイド部材22.22・・・を立設した上、
ガイド部材22.22・・・の上部に、ブラケット22
a、22a・・・を介して、横部材23a、23a1縦
部材23b、23b・・・からなる枠組23を形成し、
さらに、前後の開閉扉30.30、左右の側面部25.
25、天井部26を組み付けてなる。側面部25.25
と天井部26は、それぞれ、断熱ボード25a、25a
・・・、26a126a・・・を並設してなり、また、
開閉扉30.30は、それぞれ、3枚の扉板31.32
.33からなる。
各横桁21は、一対のチャンネル材21a121aを背
向して組み立て(第3図、第4図)、その前後両端部に
は、ガイドレール14上を転勤する移動ローラ21b、
21bが軸着されている。
マタ、一方の移動ローラ21bには、ギヤ21C1,2
1blを介して移動モータ21cが連結されている。横
桁21.21の上面室内側には、それぞれ、敷板21d
、ブラケット27aを介し、蒸気噴出管27が配設され
ている。また、横桁21.21の室内側下端には、それ
ぞれ、床面Fに到達する可撓性のシール部材21eが取
り付けである。なお、横桁21.21の前後両端面には
、衝撃吸収ブロック21f、21f・・・が設けられて
いる。
ガイド部材22.22・・・の相対向する各内側面には
、扉板31.32・・・の下降限を規制するガイドステ
ップ22bが付設されている(第3図、第5図)。扉板
31.32・・・は、養生室2oの前後の開口部を上下
方向にほぼ3分割して閉鎖する高さ寸法を有し、また、
その両側端部は、ガイド部材22.22によって上下方
向にガイドされるものとする。
開閉H30,30の各上方には、枠組23に取り付けた
ブラケッ)23c、23cを介して、吊上装置34.3
4が配設されている。吊上装置34としては、たとえば
電動チェーンブロックを使用することができ、吊上装置
34と、開口部の最下段部分を閉鎖する扉板31とは、
2本のチェーン34 a s 34 aを介して連結さ
れている。吊上装置34には、チェーン袋34bが付属
している。
扉板31は、複数の断熱ボード31a、31a・・・を
使用し、上下の横桟31b、31b、左右の縦桟31c
、31cを介して一枚の横長の板状に形成してなる(第
3図、第6図(A)、第7図(A))o扉板31は、縦
桟31c、31cが、それぞれ、ガイドステップ22b
の前面とガイド部材22との間に嵌まり込むようにして
ガイドされるものとし、ガイドステップ22bの前面側
には、シールパツキン22d、22dが貼着されている
(第7図(A)、(B))。
縦桟31cの下端には、ガイド部材22とガイドステッ
プ22bとの間で扉板31が不要にばた付くのを防ぐた
めの調整部材31dを付設しである(第6図(A)、第
7図(A))。また、下方の横桟31bの下端面には、
扉板31のほぼ全幅にわたり、床面Fに到達する可撓性
のシール部材31eを付設しである。縦桟31cの前面
には、楔形のガイドプレー)31f、31fを突設し、
扉板31が下降限まで下がったとき、ガイドプレート3
1 f、31 fの斜面部分が、ガイド部材22の前面
に固定したガイドロッド22c、22Cと係合し、扉板
31を室内側に押圧するようになっている。下方の横桟
31bの下面には、チェーン34a、34aの連結位置
にほぼ合わせて、押上げ片31g、31gが室内側に向
けて突設されている(ただし、第6図(A)では、一方
の押上げ片31gのみを図示する)。
開口部の中段部分を閉鎖する扉板32は、ガイドステッ
プ22bの中間の段部によって、その下降限が規制され
る(第5図)。扉板32は、扉板31と同様の構造であ
る(第6図(A)、(B)、第7図(B))。断熱ボー
ド32 a s 32 a ”・の下方の横桟32bに
は、室内側に向けて押上げ片32g、32gを突設する
とともに、前面側にシールパツキン32hを付設しであ
る。上方の横桟32bの両端部には、左右方向にガイド
ロッド32に、32kを突設し、扉板32を下降限まで
下ろしたとき、ガイド部材22.22に固定した楔形の
ガイドプレー)22e、22eの斜面部分に係合して、
扉板32を室内側に押圧するようになっている。
開口部の上段部分を閉鎖する扉板33は、ガイドステッ
プ22bの上面において、その下降限を規制される(第
5図、第6図(B)、第7図(C))。断熱ボード33
 a s 33 a・・・の下方の横桟33bには、前
面側にシールパツキン33hを付設してあり、上方の横
桟33bの各端部の上面には、ブラケット33kl 、
33に2.33に2を介してガイドロッド33kが固定
してあり、さらに、左右方向の振れ止め用のガイドロッ
ド33Cが突設しである。また、天井部26の端部には
、アングル部材26bを横設し、その上面に、楔形のガ
イドプレート26cを突設してあり、アングル部材26
bの前面には、シールパツキン26dを貼着しである。
扉板33を下降限まで下降させるとき、ガイドロッド3
3kがガイドプレート26cの斜面部分に係合し、扉板
33を室内側に押圧する。
吊上装置34を運転し、チェーン34a、34aを伸長
すると、開閉扉30を構成する扉板31.32.33は
、それぞれ、ガイド部材22.22にガイドされて下降
し、開口部の下段部分、中段部分、上段部分を閉鎖する
(第5図、第6図の実線)。このとき、扉板31は、ガ
イドプレート31f、31f−・・がガイドロッド22
c、22c・・・に係合し、扉板32は、ガイドロッド
32に132kがガイドプレート22e、22eに係合
し、扉板33は、ガイドロッド33に、33kがガイド
プレート26c、26cに係合することによって、それ
ぞれ室内側に押圧されるから、開閉扉30は、全体とし
て、シール部材31e、シールパツキン22d、32h
、33h、26dを介して開口部全体を密閉して閉鎖す
ることができる。
すなわち、ガイドプレート31fとガイドロッド22c
1ガイドロツド32にとガイドプレート22e1ガイド
ロツド33にとガイドプレート26cは、それぞれ、開
口部を完全に密閉するための補助ガイドを形成する。
吊上装置34によりチェーン34a、34aを巻き上げ
ると、まず、扉板31が上昇する。扉板31−が、その
高さ寸法に相当するだけ上昇すると、押上げ片31g、
31gが扉板32の下端に当接するから、以後、扉板3
2は、扉板31とともに上昇する。扉板32が、その高
さ寸法だけ上昇すれば、押上げ片32g、32gにより
、扉板33が上昇を開始し、扉板33がその高さ寸法だ
け上昇することにより、開口部を全開に開放することが
できる(第7図の二点鎖線)。
順回走行路10の周囲には、蒸気発生器BLからの蒸気
配管BLI 、BLIを配設しく第1図)、型枠M、 
M・・・の配置に合わせて開閉弁BL2、BL2・・・
を配設しである。開閉弁BL2 、BL2・・・と、養
生室20.20・・・の蒸気噴出管27.27・・・と
は、簡単に接続ができるものとする。
いま、第1図において、すべての型枠MSM・・・が空
であり、また、すべての型枠M、 M・・・に対応して
、養生室20.20・・・が配置されているときを考え
る。
生コンクリートの打込みに当っては、まず、ガイドレー
ル14.14.13a、13aを利用して、図中Aの位
置にある養生室20を同図の矢印に1方向に移動して、
同図の左側のトラバース台車13上に排出する。その後
、打込み装置GTを使用して、Aの位置の型枠M(以下
、型枠Maのように記す)に生コンクリートを打ち込み
、打込み完了後、Bの位置にある養生室20をAの位置
に移動する(同図の矢印に2方向)。Aの位置において
、養生室20の開閉扉30.30を閉鎖し、開閉弁BL
2と養生室20の蒸気噴出管27を接続すれば、養生室
20は、型枠Maを収納し、その内部を密閉することが
できるので、型枠Maに対する蒸気養生を開始すること
ができる。
一方、Bの位置にあった養生室20は、型枠Maの養生
に使用中であるから、型枠Mbは外部に露出しており、
したがって、直ちに、型枠Mb対して生コンクリートを
打ち込むことができる。
打込み完了後、Cの位置の養生室20をBの位置に移動
し、型枠Mbの蒸気養生を開始する。
以下、同様にして、順次、型枠Ma 、Mb・・・に対
する生コンクリートの打込みを行ない、その養生を開始
することによって、型枠Ma SMb・・・を含む一列
のすべての型枠M、 M・・・に対する打込み作業を完
了する。ただし、この列の最終の型枠Mdに対しては、
同図の右側のトラバース台車13を利用して、他の列の
Eの位置にあった養生室20を移動して使用すればよい
。また、これにより、型枠Meに対する打込みができる
ようになるから、以下、全く同様の手順により、型枠M
e、Mf・・・を含む列のすべての型枠M、M・・・に
対する打込み作業を完了することができる。なお、打込
み装置GTは、ガイドレールGTa 、GTaに沿って
移動し、任意の型枠Mに対する生コンクリートの打込み
ができるものとする。また、型枠Me sMf・・・を
含む列の最終の型枠Mhに対しては、第1図の左側のト
ラバース台車13上の養生室20を使用すればよい。
型枠Ma、Mb・・・に対する養生時間が経過したとき
は、型枠Ma 、Mb・・・の位置で使用した養生室2
0を、打込み時と同方向に順次移動し、型ばらしと製品
取出し作業を実施する。取り出された製品の搬出は、図
示しないフォークリフト、走行うレーン等を使用すれば
よく、また、その際は、打込み装置GTは、たとえばラ
イン外の生コンクリートの補給場所等に退避しておくの
がよい(第1図の二点鎖線)。
以上の説明において、生コンクリートの打込みや型ばら
し作業等は、型枠Ma、Meから同時にスタートして、
二列の型枠MSM・・・に対し、同時進行するようにし
てもよい。また、養生室20゜20・・・の移動方向と
、型枠M、 M・・・の作業順序方向とを逆にとれば、
型枠Md 、Mhから作業をスタートすることもできる
。さらに、打込み装置GTは、これを一般的なフォーク
リフト等に代えてもよいことはいうまでもない。
なお、型枠MSM・・・、養生室20.2o・・・は、
打込み作業の完了時点に、最初に打込みを行なった型枠
Mに対する養生が完了しているように、それぞれの総個
数を選定することにより、打込み作業と型ばらし作業と
の間に生じる無駄な手待ち時間を最少にすることができ
る。
また、養生室20の開閉扉30.30は、それぞれ、1
枚以上の任意枚数の扉板によって形成してよいものとす
る。
発明の詳細 な説明したように、この出願に係る第1発明によれば、
順回走行路と、この順回走行路に沿って移動する複数の
養生室とを備えることによって、順回走行路上に固定し
て配置した複数の型枠に対し、生コンクリートの打込み
、養生、型ばらし、製品取出しの一連の作業を順次連続
的に行なうことができ、しかも、−養生室は、大形の型
枠に対しても、密閉性、断熱性の良好なものを容易に作
ることができるので、製造効率と熱効率との双方を著し
く向上させることができるという優れた効果がある。
第2発明によれば、全体は、下部の移動用ローラを介し
てガイドレール上を任意に移動走行可能であるので、第
1発明を容易に実施することができる。
第3発明によれば、各扉板は、補助ガイドを備えること
により、閉鎖時に室内側に押し付けられて開口部を密閉
し、蒸気漏れを完全に防止することができるから、養生
室として、良好な熱効率を容易に実現することができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は実施例を示し、第1図は全体平面
説明図、第2図は第1図の側面図、第3図は養生室の全
体斜視説明図、第4図と第5図は、それぞれ第3図のX
I −XI 、X2−X2矢視相当の要部断面図、第6
図(A)、(B)は第5図相当の要部拡大図、第7図(
A)ないしくC)は、それぞれ第6図のYl −Yl 
、Y2−Y2 、Y3−Y3矢視相当の要部断面図であ
る。 M・・・型枠 10・・・順回走行路 11・・・平行走行路 12・・・トラバース走行路 13・・・トラバース台車 13a、14・・・ガイドレール 20・・・養生室 21b・・・移動ローラ 22・・・ガイド部材 25・・・側面部 26・・・天井部 27・・・蒸気噴出管 30・・・開閉扉 31.32.33・・・扉板 34・・・吊上装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)順回走行路と、該順回走行路に沿って移動し、該順
    回走行路上に配置した型枠を収納して蒸気養生する複数
    の養生室とを備えてなるコンクリート二次製品の連続養
    生ライン。 2)前記順回走行路は、2本の平行走行路と、該平行走
    行路の両端部を連結するトラバース台車付きのトラバー
    ス走行路とからなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のコンクリート二次製品の連続養生ライン。 3)前後の密閉可能な開閉扉と、室内の蒸気噴出管と、
    下部の移動用ローラとを備え、側面部と天井部とを断熱
    構造とするとともに、ガイドレール上を移動走行自在と
    してなるコンクリート二次製品の連続養生ライン用養生
    室。 4)開口部を上下方向に分割して閉鎖する複数の扉板と
    、該扉板の両側端部をガイドするガイド部材と、前記扉
    板を上下に開閉する吊上装置とを備え、前記扉板は、そ
    れぞれ開口部を密閉する補助ガイドを備えることを特徴
    とするコンクリート二次製品の養生室用開閉扉。
JP4282890A 1990-02-23 1990-02-23 コンクリ―ト二次製品の連続養生ラインと、それに使用する養生室、同用開閉扉 Expired - Lifetime JP2535235B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113370367A (zh) * 2021-06-29 2021-09-10 保利长大工程有限公司 一种组合式uhpc养护方法

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CN113370367A (zh) * 2021-06-29 2021-09-10 保利长大工程有限公司 一种组合式uhpc养护方法
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