JPH03244476A - ゴルフコース用キャディロボット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ゴルフコース用キャディロボットに関する。

（従来の技術） 近年の余暇時間の活用として、趣味と健康を兼ねたゴル
フプレーヤが増加しており、これに相まってキャディ要
員不足に拍車がかかり、プレーヤに対するキャディフィ
ーの増額は不可避となってきている。

パブリックゴルフコースではゴルフプレーヤに安い料金
でゴルフプレイをしてもらうためにキャディ無しでプレ
イしてもらうようにしており、ゴルフバックをゴルフコ
ース沿いに設けられたレール上を走るモルレールカート
で搬送するようにしている。

（発明が解決しようとする課題） キャディ無しでゴルフプレイをする場合、−香木るのは
距離に応じてゴルフクラブを選択する時のピンまでの残
りの距離が把握しにくいことである。特に広いグリーン
を採用しているゴルフコースでは！ピンの位置が変る毎
にその各コースのキーデイジが大きく変り、たとえ固定
式の距離標識（多くの場合、植木を使用している）があ
ってもそれ自体がおおよその距離しか表示し得ないもの
となり、プレーヤのプレイの成績に影響を与えることに
なる。その他、前のグループのプレーヤに対する安全確
認等距離に関する安全の配慮も必要であり、また各種情
報提供もキャディに代って行う必要がある。

本発明は、上記事情に鑑みて案出されたものであって、
キャディに代ってゴルフバックを搬送すると共に各コー
スの任意のカートの位置から当日のピンの位置までの距
離を直接計測してＣＲＴに表示してくれ、他に当日の天
気やグリーンの傾斜等の各種コース情報等も提供する機
能も併せ持ったゴルフコース用キャディロボットを提供
することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成する手段は、実施例相当図を参照にして
説明すると、モルレール型又は自由走行型のゴルフバッ
ク搬送用カート１０と、該カート１０の一部分に搭載さ
れた情報提供ユニット２０と、該ユニット２０の一外側
面に組込まれたＣＲＴ２１、アンテナ等を含む距離計測
器２２、非接触ＩＣカード読み取り／書き込み部２３、
プレーヤＰによって操作されるファンクションキー２５
及び制御部２７と、天候やグリーンの芝生の種類や傾斜
等の提供情報を記憶したｒｃカード４０と、グリーン上
のピン５に取付られ距離計測用信号を発信する発信器３
１とから構成されるゴルフコース用キャディロボットで
ある。

情報提供ユニット２０にスピーカー２４を設けることに
よって音声によってより確実に情報伝達ができるように
も構成され、また距離計測器２２がプレーヤＰが携帯所
持するスコアカード手帳付き発信器３５からの距離計測
用信号を受信する機能を有すると共に前方グループへの
ボールの打ち込みをわり効果的に防止したり、ＩＣカー
ド４゜をマスターカード４１とホールデータカード４２
から構成して情報選択操作を行い易くすることも可能と
なる。

（作用） 上記構成の本発明のゴルフコース用キャディロボットに
おいて、ゴルフバッグ搬送用カート１０は、ゴルフプレ
ーヤＰにって従来通りそのプレーヤグループの移動と共
に移動されるもので、停止位置でゴルフクラブの交換を
可能にすると共に、搭載している情報提供ユニット２０
を介してゴルフクラブの交換・選択の際に参考となる距
離情報、ショツト時やグリーン上でのパッティング時に
利用可能な情報をプレーヤＰに提供する。

即ち、距離情報はグリーン上のピン５に取付られた発信
器３１からの距離計測用信号を情報提供ユニット２０の
距離計測器２２で受信して制御部２７で処理してＣＲＴ
２１に表示されるもので。

ファンクションキー２５の操作によって得られるように
なっている。他にコース特有の情報等は、提供情報を記
憶したＩＣカード４０を情報提供ユニット２０のＩＣカ
ード読み取り／書き込み部２３に差込むことによって、
ファンクションキー２５の操作と共にＣＲＴ２１上でプ
レーヤＰに提供される。

（実施例） 以下、本発明のゴルフコース用キャディロボットの一実
施例を図面を参照にして説明する。

第１図乃至第３図において、ゴルフコース用キャディロ
ボット１は、ゴルフバック搬送用カート１０と、該カー
ト１０に搭載された情報提供ユニット２０と、該ユニッ
ト２ｏに組込まれたカラーＣＲＴ２１、距離計測器２２
、非接触ＩＣカード読み取り／書き込み部２３、スピー
カ２４、ファンクションキー２５及びインターフェイス
２６を含む制御部２７と、グリーン上のピン５に取付ら
れ距離計測用信号を発信する発信器３１と、プレーヤＰ
が携帯所持するスコアカード手帳付き発信器３５及びカ
ート１０の発停リモコンスイッチ３９と、提供情報を記
憶したＩＣカード４０とから構成されている。

ゴルフバック搬送用カート１０は、ゴルフコースに沿っ
て設けられた一本のレール２に係合して自走するモルレ
ール軌動型で動力源のバッテリと、このバッテリによっ
て回動されるブレーキ付きギアードモータとを有してお
り、プレーヤＰの所持している発停リモコンスイッチ３
９によってモータの作動の発停が制御されるようになっ
ている。

カート１０は、進行方向の前方部にゴルフバックをのせ
る載置台１１を備えると共に、後半部に情報提供ユニッ
ト２０を組込んでいる。

情報提供ユニット２０は、後方外側面に防護マスクを備
えたカラーデイスプレィのＣＲＴ２１と、頂端に立設さ
れたアンテナ２２ａを含む距離計測器２２と、非接触Ｉ
Ｃカード読み取り／書き込み部２３と、スピーカー２４
と、ＣＲＴ２１に並設されたファンクションキー２５と
、インターフェイス２６を含む制御部２７と、コース識
別器２８とから構成されており、上記バッテリを電源と
している。

距離計測器２２は、例えば電波の波長の識別可能な通常
の発信器及び受信器を用い電波の到達時間から距離を測
定する装置が使用される。また、ＩＣカード読み取り／
書き込み部２３は、非接触ＩＣカード４０のうち同じグ
ループでプレイする同伴音名や各ホールのピン５に設置
されている距離測定用発信器３１の周波数、前のグルー
プのプレーヤの所持するスコアカード手帳付き発信器３
５の周波数、当日の各グリーン上のピン５の位置、天候
や風向き等当日書き込まれる情報を記憶したマスターカ
ード４１のセット部２３ａと、各コースのＯＢラインに
よる輪郭、グリーンの傾斜、フェアウェイ、ラフ、バン
カー、池、木等を含むレイアウトや５番ホール３８２ヤ
ードｐｅｒ　４等のコース情報、ティグランドとピンの
間の距離等ゴルフ場固有の情報を記憶した１８枚のホー
ル毎のホールデータカード４２のセット部２３ｂとから
成り、ＩＣカード４１．４２から情報を非接触で電磁誘
導で読み取るようにしている。

ＩＣカード４０に記憶された情報は、ファンクションキ
ー２５の操作で簡単に呼び出すことができるようになっ
ている。即ち、呼び出そうとする情報に対応するキー２
５を押すことによってインターフェイス２６を経て制御
部２７に伝えられ、制御部２７において対応するキー２
５に相当する情報をＩＣカード４０又は距離計測器２２
から得るようにインターフェイス２６を介して選択指令
してＩＣカード４０からの情報読み取りゃ受信した距離
計測用信号の取込みを行って距離算出については制御部
２７で行いインターフェイス２６がらＣＲＴ２１または
必要に応じてスピーカ２４によって情報伝達を行うよう
になっている。

距離計測用信号を発信するピン５に搭載された発信器３
１及び各プレーヤの所持する発信器３５は、電池から電
力を得てコース別、プレーヤ別の異った周波数の電波を
発信するようになっている。

コース識別器２８は、各コースのティグラウンドに設け
られたティマーク５１に組込まれた発信器５１ａからの
コース識別の周波数を有した信号を受信して、これから
プレイするコースのピン５の発信器３１からの信号の周
波数にのみ対応して距離計測器２２が作動するように制
御部２７に指令するものである。これは手動で、各コー
ス別のホールデータカード４２の差込みで何番ホールに
到達したかを入力するようにしてもよいが入力忘れを防
止するために上述のように発信器５１ａからの信号で自
動的に切換えられるようにした方が良い。

以上のような構成の本実施例のキャディロボット１の実
際の作動状況について説明する。マスタ−カード４１は
、キャディハウス内においてキャディマスターの指示で
各カート１０の使用者、即ちプレーヤＰの名前やハンデ
ィ、前方を行くパーティ各人が所持するスコアカード手
帳からの発信周波数、受信周波数及び上述のような各種
情報が入力装置によって書き込まれセット部２３ａにセ
ットされており、また予め用意されているホールデータ
カード４２は、カート１０上の収納ケース４５に用意さ
れている。

１番ミドルホールにさしかかってから２番ショートホー
ルに到達するまでの例では、先ずティマーク５１の発信
器５１ａからの１番ホール用信号を受信して距離計測器
２２は１番ピン５の発信器３１からの信号周波数と前の
組のプレーヤＰの所持する発信器３５からの信号周波数
のみを受信できるように切換えられる。ティショットを
行う前に、１番ホール用ホールデータカード４２をセッ
ト部２３ｂに差込むと、１番ミドルホールのレイアウト
３８２ヤード、パー４等がＣＲＴ２１上に表示される。

ファンクションキー２５の「前の組の距離」のキーを押
すと前方の組の４人の最短距離を計測して４人共、例え
ば安全な３００ヤ一ド以上の距離に達した時に当プレー
ヤＰにｒティショットＯＫｊの指示をＣＲＴ２１及びス
ピーカ２４で指示する。

ティショットを終え、第２打地点にプレーヤＰが移動し
、またリモコンスイッチ３９の操作でカート１０もレー
ル２伝いに第２打地点に一番近い位置に移動させる。フ
ァンクションキー２５のうちｒピンまでの距離」のキー
を押すと、ＣＲＴ２１上にピン５からカート１０までの
距離が数字で表示される。また、適宜「ハザード」キー
を押してグリーン周りのバンカーの位置等を呼び出して
確認し、適当なりラブの選択の参考にする。グリーンに
到達すると、グリーンの情報をマスターカード４１やホ
ールデータカード４２から呼び出して、パッティングの
参考にする。グリーンやフェアウェイの傾斜は第１図示
すように等高線で示される。　プレーヤＰが全員ホール
アウトして、２番ショートホールのティグランドに向う
。２番ホールのティグラウンドに到達した時点でカート
１０は２番ホールのピン５よりも終了した１番ホールの
ピン５に近い場合でも、上述のように距離計測器２２の
受信可能周波数は２番ホール用に切換えられている０以
上の繰返しで、１８ホールに渡ってキャディに代って安
全確認及び情報提供がキャディロボット１によって行わ
れる。

上記基本的な代表実施例の他に、アンデュレーションや
左右へのカーブが大きくて前の組のプレーヤＰとの距離
が直接計測できない場合に、ティグランドのティマーク
５１から所定距離位置で前の組のプレーヤＰを見通せる
中継位置に中継器を設けてティショットや２ｎｄシヨツ
トの安全確認を行う付加機能もコース条件に応じて備え
ることができる。

また、ショートホールでのホールインワン確認機能も備
えることができる。即ち、ティグランドに光センサによ
って平面状にスクリーンを張り、このスクリーンを成る
速度以上の物体（ゴルフボール）が遮ると信号が発生す
ると共に、グリーン上にピンが立てられているがを識別
して、同時にカップの中において底からボールの半径程
度の高さ位置に水平方向に光センサでスクリーンを張っ
ておき、ボールが入ったかどうかを識別できるようにも
構成され、ピンが立てられている信号とティグランドを
ボールが跳び出した信号と所定時間以内にカップにボー
ルが入った信号が全て満足された時点でホールインワン
の可能性大のメツセージを表示するようにもできる。

更にキャディハウスのコース管理コーナーにコース全景
を示す大デイスプレィを設けて、またレールに沿って設
けた送受信連絡線を介して全カートの位置を把握してプ
レーの進行を管理するようにも構成され、例えば、進行
が遅れている組に対してカートにスピーカを介して指示
することも可能である。

ＩＣカード４０として、本出願人の一人が開発したＬＳ
Ｉカード（特開昭６２−８２８１）を採用すると耐環境
性（耐振性や耐粉塵性等）に強い構成とすることができ
る。また、モル−ル式カ−トに代えて自在車式カートも
採用することができ、この場合に３点定点発信器による
距離計測を採用することもでき、これによってカートの
正確な位置を認識することによってカートがコース外、
あるいはバンカー、その他危険区域に進行するのを防止
する機能を付帯させることも可能である。

（発明の効果） 以上述べた如く、本発明のゴルフコース用キャディロボ
ットに依ればカート１０に搭載された情報提供ユニット
２０の距離計測器２２によって、たとえ大きなグリーン
の端の方にカップが設けられていても、そのピン５に設
けられた発信器３１からの距離計測用信号を受信して直
接ピン５とカート１０間の距離を計測してＣＲＴ２１で
表示することができ、プレーヤＰのゴルフラブの選択を
助けることができる。更に、適宜ファンクションキー２
５を操作してＩＣカード４０に記憶されているコースや
天候等に関する情報を非接触ＩＣカード読み取り／書き
込み部２３及び制御部２７を介してＣＲＴ２１上でまた
スピーカ２４でプレーヤＰは知ることができる。かくし
てキャディ無しに帰因するサービス不足を補足してキャ
ディ要員不足解消の一策とすると共に、高騰するキャデ
ィフィーを鎮静化させて安くゴルフをプレイできるよう
にする効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のゴルフコース用キャディロボットを使
用したゴルフコースの一例を示す平面図、第２図は同キ
ャディロボットにて改修されたカートの斜視図、第３図
は同キャディロボットのブロック線図である。 （符号の説明） １・・・ゴルフコース用キャディロボット、　　５・・
・ピン、　　１０・・・カート、　　２０・・・情報提
供ユニット、　２１・・・ＣＲＴ、　２２・・・距離計
測器、　２３・・・非接触ＩＣカード読み取り／書き込
み部、２４・・・スピーカー　　２５・・・ファンクシ
ョンキー３１．３５・・・発信器、　４０・・・非接触
ＩＣカード。 ４１・・・マスターカード、　４２・・・ホールデータ
カード、　　Ｐ・・・プレーヤ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ゴルフバック搬送用カート（１０）と、該カート（
   １０）に搭載された情報提供ユニット（２０）と、該ユ
   ニット（２０）に組込まれたＣＲＴ（２１）、距離計測
   器（２２）、ＩＣカード読み取り／書き込み部（２３）
   、ファンクションキー（２５）及び制御部（２７）と、
   提供情報を記憶したＩＣカード（４０）と、グリーン上
   のピン（５）もしくはその近傍に取付けられ距離計測用
   信号を発信する発信器（３１）とから構成されたゴルフ
   コース用キャディロボット。 ２、上記情報提供ユニット（２０）は、スピーカー（２
   ４）を備え音声で情報提供する請求項１記載のキヤデイ
   ロボツト。 ３、上記距離計測器（２２）は、プレーヤ（Ｐ）が携帯
   所持するスコアカード手帳付き発信器（３５）からの距
   離計測用信号を受信する機能を有する請求項１記載のキ
   ャディロボット。 ４、上記ＩＣカード（４０）が、各グリーン上のピン（
   ５）に設置されている距離測定用発信器（３１）の周波
   数や当日のピン（５）の位置や天候等を格納したマスタ
   ーカード（４１）と、各コースのレイアウトやコース情
   報等を格納したホールデータカード（４２）とからなる
   請求項１記載のキャディロボット。 ５、上記ＩＣカードがロッカーキーの代用及び伝票の代
   用として記録させるようにすることを特徴とする請求項
   １記載のキャディロボット。