JPH03244099A

JPH03244099A - 磁気製品サーベイランスシステム用タグ

Info

Publication number: JPH03244099A
Application number: JP2326187A
Authority: JP
Inventors: Frank Drucker; フランク　ドラッカー
Original assignee: Sensormatic Electronics Corp
Current assignee: Sensormatic Electronics Corp
Priority date: 1989-12-05
Filing date: 1990-11-29
Publication date: 1991-10-30
Also published as: EP0431343A3; BR9005420A; AR247308A1; EP0431343A2; CA2020952A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は製品サーベイランスシステムに供するタグに関
し、特に磁気製品サーベイランスシステムに供するタグ
に関する。

［従来の技術および解決じようとする課題］近年、磁気
製品ザーベイランスシステムに使用する多くの種類のタ
グが開発されている。特に、内部電源を必要とせず、し
かも磁場を受けると高感度の信号を発生する多くのいわ
ゆる「受動（パッシブ）」式タグが開発されている。こ
れらの「受動」式タグは、より安価であり、寿命が長く
、内部電源を利用するタグより軽量であることから有利
であると考えられる。

米国特許筒４．６２２．５４３号には１種の磁性タグが
示してあり、このタグは硬性磁性容器に収容された磁歪
強磁性ストリップから形成されている。この磁性容器は
、これが予め選択された周波数で機械的に共振するよう
に強磁性ストリップを装着するように構成されている。

上記米国特許に示されたタグが、共振周波数またはその
近傍で磁気エネルギーが送出されるインクロゲーション
ゾーンを通過するとき、磁歪ストリップは共振周波数で
機械的に共振または振動する。この振動は音響信号を発
生し、これはタグから離れた位置で音響受信機により受
信される。音響受信機はこの音響信号を処理して警報を
発生し、タグの存在とその対応ずるゾーン内の製品の存
在を示す。

上記米国特許に示されたタグは、インクロゲションゾー
ンをタグが通過したという所望の表示を与えるものであ
るが、時にはゾーン内のタグの正確な位置をより確実に
決定できることが望ましい場合もある。米国特許筒４．
５７３，０４２号には、インクロゲーションゾーンにあ
るとき自から可聴音を発して上記のような正確な位置決
定を行うタグが示しである。しかしながらこの特許のタ
グは無線周波インクロゲーション信号と共に使用するよ
うに構成された能動タグであり、磁気システムに容易に
は適合できないという問題点がある。

従って、本発明の目的は磁気製品サーベイランスシステ
ムに供する改良式タグを提供することにある。

更に本発明は、磁気製品サーベイランスシステムのイン
タロゲーションゾーンにおけるタグの位置の表示を与え
ることができる磁気製品サーベイランスシステム用受動
タグを提供することを目的とする。

本発明は更に、タグ自体が位置識別のための可聴信号を
発生ずる磁気製品サーベイランスシステム用受動タグを
提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段および作用］本発明の原理
によれば、上記目的およびその他の目的は、アンテナ手
段およびこのアンテナ手段に応じて可聴音響信号を発生
する圧電手段とを備えたタグにおいて実現される。上記
アンテナ手段および圧電手段は、圧電手段の音響共振周
波数における信号に応答する回路を形成し、これにより
アンテナ手段が磁場信号を受けたとき可聴信号が発生さ
れる。

［実施例Ｊ第１図は本発明の原理によるタグ１１を利用した磁気製
品サーベイランスシステムｌを示した図である。このサ
ーベイランスシステムｌは例えば製品１２のような製品
の存在を検出するように構成される。これは製品１２に
タグ１１を装着し、タグの存在を検出することにより実
現される。

特に、サーベイランスシステム１は、製品１２の領域内
で磁場を伝搬させまたは送出する送信機２からなる。タ
グ１■は音響信号を発生させることにより磁場に応答す
るように構成される。

本発明の原理によれば、タグ１■は更に、発生音響信号
が可聴であるように構成される。これによればタグおよ
び製品の位置はより容易に且つ迅速に決定される。

第２図はタグｉｔの詳細を示したものである。

図示のように、一連のターンのワイヤから製造されるア
ンテナ１３と、共振周波数が可聴範囲にある圧電要素ま
たは結晶１４からなる。アンテナ１３および結晶１４は
並列に接続され、結晶の音響共振周波数の信号に応答す
るように作用する。

これは、アンテナ１３を、その等価インダクタンスＬお
よび圧電結晶１４の等価キャパシタンスＣが所望の応答
を可能にするように形成することにより実現される。

送信機２が結晶１４の共振周波数またはその近傍で適切
な大きさの磁場を送出すると、この磁場はタグ１１の結
晶およびアンテナ１３により形成された回路に電圧を誘
起する。次に、この誘起電圧は結晶１４を励起し、その
共振周波数で機械的に振動させる。次に、これは、上記
の可聴音響信号を発生し、従ってタグ１１の位置は発生
した音を追跡することにより決定される。

第３図はタグ１１の第２実施例を示した図である。この
実施例においては、送信機２は圧電結晶１４の共振周波
数以外の周波数で動作される。特に、この場合は、送信
機２は結晶の共振周波数で振幅変調されるより高周波の
信号を送出する。

送出信号の共振周波数の内容に応答できるようにするた
めに、第３図のタグ１１は共振周波数信■　０号を復元する信号を復調するＡＭ復調器を備えている。

図示の場合、ＡＭ復調器は、ショットキダイオード１５
として示され、アンテナ１３および結晶１４と直列に配
置された整流器と、結晶に対し並列に配置された抵抗１
６とで構成される。

復調器は、共振周波数信号に応答するアンテナおよび結
晶の回路を形成し、結晶を機械的に振動させ、所望の可
聴信号を送出させるように作用する。

第２図および３図のタグ１１において、結晶１４および
アンテナ１３により形成された電気回路は結晶の音響共
振周波数でそれ自体共振する必要はない。必要な全ては
、回路がこのような音響共振周波数で十分に応答して結
晶を機械的に振動させるのに十分な高レベルの信号を結
晶１４に与えることである。従って、第３図の実施例の
場合には、回路の共振周波数は、回路が復調信号に十分
応答して結晶からの可聴信号を与える限りは、信号の効
率的な受信を促進するように磁場の送出周波数にあるよ
うに選択される。

１本発明の第２図のタグ１１の特定実施例においては、圧
電結晶１４にはムラタ・エリ−（ＭｕｒａｔａＥｒｉｅ
ｌ製７８Ｂ−２７−４圧電音響素了が使用された。結晶
の共振周波数は約３．３ＫＩＩｚ、等価キャパシタンス
は１７ｎｆ（ナノファラッド）であった。アンテナ１３
は１７３ターンの３９番ＭＡＧワイヤからなり、等価イ
ンダクタンスは、３．３ｍＨであった。整流要素１５と
してＨＰ２８００３　］　］１ショッ１−キーダイオー
および抵抗１６としてＩＯＫ抵抗を使用することにより
第３図の実施例に従い同様のタグＪ１が形成された。

第１図のシステムにおいて、送信機２の性質は多くの因
子に依存するが、それらのうちの１つの重要な因子はタ
グ１１から識別できる。可聴出力を発生させるのに必要
な磁場のレベルである。電力要件を低減させるためには
、送信機２は製品１２内に配置されるか、または製品１
２に近傍できるユニットであればよい。例えば、送受機
２は製品を走査するハンドベルトユニットに内蔵され　
２得る。

第４図は、送信機２がこのようなハンドベルトユニット
であり、この送信機２を使用する前に、他の送信機４２
を使用してインクロゲーションゾーン４３におけるタグ
１１および製品１２の有無を先ず検出するようにした電
子製品サーベイランスシステム４１を示した図である。

特に、この第４図の実施例においては、タグ１１は送信
機４２から送出された磁場をじよう乱するように作用す
る。これらのじよう乱はアンテナおよび受信機４４によ
り電気的に検出され、検出されたしょう乱はゾーン４３
におけるタグ１１の有無を示す警報４５を発するために
使用される。

警報４５が出されると、ハンドベルトユニットの送信機
２はゾーン４３の製品１２に近傍するようになされ、そ
の磁場を送出するようになされる。タグ１１は、上記の
ように、可聴音響信号を発生することによりこの磁場に
応答し、これにより製品１２の位置を識別する。

第４図の実施例においては、送信機４２により　３送出された磁場はタグ１１へのエネルギーの効率的な結
合を促進する周波数を持つと好適である。

また、この磁場は、タグ１１を構成するアンテナ１３お
よび圧電結晶１４の回路の共振周波数を有する。一方、
この磁場は可聴タグ出力を保証する周波数を有すると好
適である。更に、この磁場はタグ１１の結晶１４の音響
共振周波数であるとより好適である。

また、第３図のタグ１１を用いることにより、第４図の
システムは送信機２用の他のハンドベルトユニットを使
用することなしに実現されることも注目されるべきであ
る。特に、送信機４２の磁場は、タグ１１がゾーン４３
内にあるとき、アラーム４５からの警報出力およびタグ
１１からの可聴出力をもたらすように作用し得るもので
ある。これは、アンテナ１３および結晶１４の回路の共
振周波数を有し、結晶の音響共振周波数で振幅変調され
る磁場を送出する送信機４２により実現される。この種
の磁場が与えられると、タグの回路は送出された磁場の
十分なじよう乱を与えて　４ユニット４５に警報を発生させ、同時に十分な変調信号
を復元し′Ｃ上記のように結晶１４の可聴振動をもたら
す。

第４図のシステムの他の可能な変形例は単一の送信機４
２を用い、アンテナおよび受信機４４を音響受信機で置
き代えることでりえられる。このような場合は、第２図
のタグが使用される。更に、送出された磁場は結晶１４
の音響共振周波数にあり、また結晶から得られた音響信
号が可聴であり、受信機４４によりピックアップされる
程十分高いレベルにあるような大きさであって、これに
よりアラーム４５は音響を発生する。

本発明のタグ１１の第３図の実施例の場合には、タグは
結晶１４の音響共振周波数で振幅変調された送出電磁場
を与えるように構成された。この代りに、タグ１１は後
者の音響共振周波数で周波数変調される送出電磁波に応
答するように設計されてもよい。このような場合には、
第３図のタグ１１は、アンテナインダクタンス■、と共
に音響共振周波数の共振回路を形成するコンデンサＣ５（第３図で点線で示した）を有するように更に変形され
る。このように変形すると、タグ１１は送出信号を周波
数復調して音響共振周波数信号を復元するように作用す
る。次εこ、この復元された信号により結晶は共振し、
可聴応答を与える。

以上の全ての場合に上記の構成は、本発明の用途を代表
する多くの可能な特定実施例を単に例示するものである
ことが理解される。本発明の精神と範囲から逸脱せずに
他の多くの構成が本発明の原理に従って案出できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理によりタグを利用した製品サーベ
イランスシステムを示す図、第２図および３図は第１図のタグの第１および第２実施
例を示す図、第４図は本発明によるタグを使用した他の製品サーベイ
ランスシステムを示す図である。図面参卵番号１．４１：ａｔ気製品ザーベイランスシステム。２．４２：磁場送信機　６１１　：」　２１３　：１４　：１５　：１６　：４３　：４４　・４５　・タグ製品アンテナ圧電要素または圧電結晶ショットキーダイオード抵抗器インタロゲーションゾ〜ン受信機アラーム　７４３ −６９４− 手続補正書（方式）（１１明細書第１６頁第１５行目と第１６行目との間平成３年
４月１０日に下記の文章を特徴する

Claims

【特許請求の範囲】

１．磁気製品サーベイランスシステムで使用するタグで
あって、磁場に応答するアンテナ手段と、このアンテナ
手段に応答して可聴音響信号を発生する圧電手段とを備
えたタグ。
２．前記圧電手段は音響共振周波数を有し、前記アンテ
ナ手段および前記圧電手段は、前記音響共振周波数の信
号に応ずる回路を形成するように接続され、更に前記可
聴音響信号は前記音響共振周波数におけるものである請
求項１に記載のタグ。
３．前記磁場は前記音響共振周波数におけるものである
請求項２に記載のタグ。
４．前記磁場は前記音響共振周波数より高周波における
ものであると共に前記音響共振周波数で変調され、更に
、当該タグは前記磁場に応じて前記アンテナ手段により
展開された信号を復調すると共にこの復調信号を前記圧
電手段に結合させる復調手段を更に含んでなる請求項２
に記載のタグ。
５．前記磁場は前記音響共振周波数において振幅変調さ
れ、前記圧電手段は圧電結晶からなり、更に、前記復調
手段は、前記圧電結晶に接続された抵抗器と、前記抵抗
器の１端部に接続された第１端部および前記アンテナ手
段の１端部に接続された第２端部を有する整流器とから
なる請求項４に記載のタグ。
６．前記整流手段はショットキーダイオードからなる請
求項５に記載のタグ。
７．前記磁場は前記音響共振周波数において周波数変調
され、前記圧電手段は圧電結晶からなり、更に前記復調
手段は、前記圧電結晶に接続された抵抗器と、前記アン
テナ手段に接続されたコンデンサと、更に前記抵抗器の
１端部に接続された第１端部と前記アンテナ手段の１端
部に接続された第２端部とを有する整流器とからなる請
求項４に記載のタグ。
８．前記圧電手段は前記アンテナ手段に接続された圧電
結晶からなる請求項１に記載のタグ。
９．磁場を送出する手段とタグからなる電子製品サーベ
イランスシステムであって、前記タグは、前記磁場に応
答するアンテナ手段とこのアンテナ手段に応答して可聴
音響信号を発生する圧電手段とからなる、電子製品サー
ベイランスシステム。
１０．前記圧電手段は音響共振周波数を有し、前記アン
テナ手段および前記圧電手段は前記音響共振周波数にお
ける信号に応答する回路を形成するように接続される請
求項９に記載のシステム。
１１．前記磁場は前記音響共振周波数で送出される請求
項１０に記載のシステム。
１２．前記磁場は、前記音響共振周波数より高い周波数
で送出されると共に前記音響共振周波数で変調され、更
に前記タグは更に前記磁場に応じて前記アンテナ手段に
より展開された信号を復調すると共にこの復調された信
号を前記圧電手段に結合する復調手段を備える請求項１
０に記載のシステム。
１３．前記可聴信号を受信すると共に警報を発生する受
信手段を更に備えた請求項９に記載のシステム。
１４．他の磁場を送出する手段を更に備え、前記タグは
前記他の磁場に応答し、この磁場に対してじょう乱を与
えてなり、更にこのじょう乱を受信検出すると共に警報
を発生するアンテナおよび受信手段を更に備える請求項
９に記載のシステム。
１５．前記タグは前記磁場にじょう乱を与え、更に当該
システムは前記じょう乱を受信検出すると共に警報を発
生するアンテナ／受信手段を更に備える請求項９に記載
のシステム。