JPH03242984A - レーザ装置 - Google Patents

レーザ装置

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JPH03242984A
JPH03242984A JP4006390A JP4006390A JPH03242984A JP H03242984 A JPH03242984 A JP H03242984A JP 4006390 A JP4006390 A JP 4006390A JP 4006390 A JP4006390 A JP 4006390A JP H03242984 A JPH03242984 A JP H03242984A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はレーザダイオードにより高効率な光励起を行
うレーザ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えばi・−マス・マイケル・ベイアにより特
開平1−122180号に示されたレーザ装置の構成図
である。第3図において、1は固体レーザ媒質で作製し
たレーザブロック、2は適切な間隔をもって並べた複数
のレーザダイオードDで構成したダイオードパー、3は
ファ、イバレンズで実現される円柱レンズ、4は高反射
鏡、5は出力結合鏡、6は空洞内素子である。なお、上
記各構成要素の詳細は下記の動作説明で述べる。
次にこの従来例の動作について説明する。ダイオードパ
ー2を構成するレーザダイオードDからの出力光は、一
般に水平方向の拡がり角に比べ垂直方向の拡がり角が広
い。そこで円柱レンズ3により垂直方向の出力光のみを
、ビーム径を固体レザの横モードの大きさと調和するよ
うな平行光束としてレーザブロック1に入射する。ここ
でダイオードバー2からの出力光波長を固体レーザ媒質
の吸収帯に一致させておくと、ダイオードバー2からの
出力光は、レーザブロック1の中で伝搬に従い指数関数
的に吸収されレーザ発振波長で利得を有する反転分布を
形成する。このときの反転分布の空間分布は、円柱レン
ズ3を通過したダイオードパー2からの出力光の空間分
布を反映してダイオードパー2を構成する各レーザダイ
オードDの配置位置で大きく、レーザダイオードDの間
隔位置では小さい。このような反転分布を形成させたレ
ーザブロック1内で第3図に示したようなダイオードパ
ー2からの出力光が入射する一側面のダイオードパー2
を構成する各レーザダイオードDの配置位置と、その−
側面に対向する他側面3− で反射するジグザクな光路をもってレーザ共振器を形成
するように高反射鏡4及び出力結合5を設置する。この
ときダイオードパー2からの出力光が入射するレーザブ
ロック1の一側面は、ダイオドパー2からの出力光波長
に対しては低反射としレーザ発振波長に対しては高反射
のダイクロイックコーティングを施しである。ダイオー
ドバー2からの出力光が入射するレーザブロックlの一
側面に対向するレーザブロック1の他側面には固体レー
ザ発振波長に対して高反射コーティングを施し、一部、
高反射鏡4及び出力結合鏡5にレザ光が出力されるレー
ザブロック1他側面の一部分には固体レーザ発振波長に
対して低反射コーティングを施しである。このようにレ
ーザ共振器を構成することにより、ダイオードパー2か
ら出射された光のエネルギーを高効率でレーザ発振モト
に結合できる。ダイオードパー2を構成するレザダイオ
ードDの数を増やしジグザグの反射回数を増やしていく
ことでレーザ発振パワーを増加させることができる。ま
たレーザ共振器内にQスイッチ素子や波長変換素子を空
洞内素子6として挿入することでQスイッチ動作や波長
変換動作も可能である。上記Qスイッチ素子はレーザ共
振器のQ値を変化させるもので、電気光学結晶や音響光
学結晶で実現される。また、上記Qスイッチ動作とは、
レーザ共振器のQ値をある一定時間低くし、レーザ発振
を抑制しておくと励起エネルギはレーザブロック1に蓄
積され、その後Q値を高めるとレーザ発振が生じ、蓄積
エネクギーがパルス状に光として放出される動作をいう
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のレーザ装置は以上のように構成されているので、
高効率な光励起を実現するためにダイオドパ−2を構成
する複数のレーザダイオードD、の設置位置とレーザ共
振器を構成するジグザグ光路の反射位置を一致させる必
要があり、このため高反射鏡4、出力結合鏡5及びダイ
オードパー2の配置を調整することが難しかった。また
、レザブロック1に施す高反射コーティングは誘電体多
層膜で作製しており、多層膜での吸収や散乱、製作精度
などにより反射率は最大99.8%程度で0.2%程度
の損失を有する。このためレーザ発振パワーを増やすた
めジグザグ光路の反射回数を増やすことによりレーザ共
振器内部損失が増加してしまうという問題点があった。
さらにダイオードパー2からの出力光が入射するレーザ
プロ・ツク1の一側面に対向する他側面の一部に高反射
鏡4及び出力結合鏡5にレーザ光が出力するためレーザ
発振波長に対し低反射コーティングを施す必要があり、
高反射コーティング領域と低反射コーティング領域を分
離して作製するのに手間がかかった。
また、従来の構成ではレーザ共振器がジグザグ光路をと
るため共振器長が長くなってしまい、光子寿命が長くな
ってしまうことを反映してQスイ・ノチ動作を行った場
合パルス幅が長くなりパルスのビークパワーが大きくと
れなかった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、励起レーザ光の光路調整が容易であり、Qス
イッチ動作時にはピークパーワーを高くとれ、しかも容
易に装置を製作できるレザ装置を得ることを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、少なくとも1対の対向する側面を有するレ
ーザブロック1と、半数もしくは複数の同じ形状のレー
ザダイオードDで構成されかつ各レーザダイオードDの
出力端面を出力光が放射される方向から見て各レーザダ
イオードDの活性層を楕円形状のニア・フィールド、パ
ターンの長軸方向に一直線上に整列するように配置され
た励起用ダイオードパー2と、この励起用ダイオードバ
ー2からの出力光の内上記各レーザダイオードDの楕円
形状のニア・フィールド・パターンの短軸方向のみを平
行光束に変換する平行光束変換手段(円柱レンズ3)と
、上記レーザブロック1の一側面を含んで設けられた高
反射鏡4と、入射されたビームを入射面内で任意に選ん
だ第1方向(水平方向)及び第2方向(垂直方向)の直
交2e、分で第1方向の倍率が第2方向の倍率に比べ大
きくして出射し上記レーザブロック1内でビームが拡大
されるように設けられた第1方向望遠光学系7−− (水平方向望遠光学系7)と、この第1方向望遠光学系
からの出力光を結合して上記高反射鏡4側へ折り返すよ
うに設けられた出力結合鏡5とを備え、上記レーザブロ
ック1に複数の上記励起用ダイオードパー2の出力光を
各レーザダイオードDの出力光のニア・フィールド・パ
ターンの短軸方向と上記第1方向望遠光学系の第2方向
を一致させて入射するように構成し、上記高反射鏡4と
上記第1方向望遠光学系との間の光学長をLL、上記第
1方向望遠光学系の光学長をL2、上記第1方向望遠光
学系と上記出力結合鏡5との間の光学長をL3、上記第
1方向望遠光学系の第1゛方向の倍率をMx、上記第1
方向望遠光学系の第2方向の倍率をMy、上記高反射鏡
4の第1方向の曲率半径をR1x、上記高反射鏡4の第
2方向の曲率半径をR1y、上記出力結合鏡5の第1方
向の曲率半径をR2x、上記出力結合鏡5の第2方向の
曲率半径をR2yとして、 (L−Lx/R1x)(L−Lx/R2x)<1・ ・
 ・(1) (L−Ly/R1y)  (L−Ly/R2y)<1・
 ・(2) ここで Lx=Li十L2+Mし−L3Ly=L1+L
2+My−L’3 上記(11式及び(2)式を同時に満たす条件を有する
権威にしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
レーザブロック1内のレーザ光の光路は、レザブロック
1の1対の対向する側面間を通過する。
励起用ダイオードパー2からの励起光は平行光束変換手
段(円柱レンズ3)により第2方向(垂直方向)に関し
てほぼガウス分布を有した平行光束となる。第1方向く
水平方向)に関しては、上記励起光はレーザブロック1
内全域に渡り拡がった分布を有するが、第1方向望遠光
学系(水平方向望遠光学系7)によりレーザブロックl
内で第1方向にレーザブロックl内全域に拡張される。
高反射鏡4とレーザブロック1と第1方向望遠光学系と
出力結合鏡5とを含みレーザ共振器が形成される。
9 10 〔実施例〕 第1図(a)はこの発明の一実施例に係るレーザ装置の
構成図であり、第1図(b)は第1図(a)に示すA−
A’ による断面を示すレーザ装置の構成図である。第
1図(a) 、 (b)において、1は少なくとも1対
の対向する側面を有するレーザブロック、2は単数もし
くは複数の同じ形状のレーザダイオードDで構成されか
つ各レーザダイオードDの出力端面を出力光が放射され
る方向から見て各レーザダイオードDの活性層を楕円形
状のニア・フィールド・パターンの長軸方向に一直線上
に整列するように配置された励起用ダイオードパー、3
は励起用ダイオードパー2からの出力光のうち各レーザ
ダイオードDの楕円形状のニア・フィールド・パターン
の短軸方向のみを平行光束に変換する平行光束変換手段
としての円柱レンズ、4はレーザブロックlの一側面を
含んで設けられた高反射鏡、7は入射されたビームを入
射面内で任意に選んだ第1方向(水平方向)及び第2方
向(垂直方向〉の直交2威分て第1方向の倍率が第2方
向の倍率に比べ大きくして出射し上記レーザブロック1
内でビームが拡大されるよ、うに設けられた第1方向望
遠光学系としての水平方向望遠光学系、5は水平方向望
遠光学系7からの出力光を結合して高反射鏡4側へ折り
返すように設けられた出力結合鏡、6aはレーザブロッ
ク1と水平方向望遠光学系7間に設けられた空洞内素子
、6bは水平方向望遠光学系7と出力結合鏡5間に設け
られた空洞内素子である。
次にこの実施例の動作について説明する。
複数のアレー型もしくはブロードエリア型レーザダイオ
ードDをモノリシックあるいはハイブリッドに集積して
構成されたダイオードパー2の出力光を例えば円柱レン
ズ3等により垂直方向のみを平行光束に変換しNd :
 YAG、Nd : YLF。
Nd:Glass等で作製したレーザブロック1内に照
射する。通常アレー型やブロードエリア型AlGaAs
レーザダイオード出力光の遠視野像は、活性層垂直方向
である垂直方向では単峰、活性層幅方向である水平方向
では高次モードのたし1 2 合わされた形状となる。また、出力光の拡がり角度は垂
直方向で30度、水平方向で15度程度である。円柱レ
ンズ3の直径をレーザ光のビーム直径である400μm
程度とし、円柱レンズ3とレザダイオードDとの距離を
30μm程度とすることで垂直方向の出射光を平行光束
に変換できる。
このときダイオードパー2内の個々のレーザダイオード
0間のスペースはどのようにとってもよいが、レーザダ
イオードDと円柱レンズ3との間隔は±10μm程度の
設定が必要である。第1図の構成では各ダイオードパー
2は高反射鏡4を誘電体多層膜で作製したレーザブロッ
クlの一側面及び他の2つの側面に対向して配置され、
グイオドパー2の出射光が有効にレーザブロック1内に
入射されるように励起光波長に対して低反射コーティン
グを施しである。励起光はレーザブロック1内で吸収さ
れレーザ光波長に対して利得を有する反転分布を形成す
る。励起光の吸収はレーザブロック1の材料の吸収係数
に依存し例えばlatm%のNd:YAGにおいては5
cm−’程度の吸収係数を有する。第2図は幅5mm、
高さ2mm、長さ5mm程度の大きさを持つNd : 
YAGのレザブロック1を用いた場合のレーザブロック
1内の水平方向反転分布を示したものであり、レザブロ
ック1の側面付近で大きな反転分布を有する。垂直方向
に関しては励起光が単峰の平行光束となっておリガウス
分布となる。このような反転分布を有したレーザブロッ
ク1からの自然放出による発光は、高反射鏡4を施した
側面に対向するレーザ光波長に対して、低反射コーティ
ングを施した側面では反転分布形状を反映し水平方向に
広がった横長のパターンとなる。このパターンを例えば
凸円柱レンズと凹円柱レンズを組合わせ、またはアナモ
ルフィックプリズムにより構成した水平方向望遠光学系
7により水平方向のみ1/12程度に縮小することで縦
横比がそろって400μm程度のパターンにできる。こ
のパターンを出力結合鏡5で一部折り返し高反射鏡4と
の間で共振器を構成すればレーザブロック1内に生じた
反転分布を効率良くレーザ光に変換できる。従来のう3 4− ンプ励起固体レーザ装置において例えばWa l te
rKoechner著“5olid 5tate La
5er Engineeringp201に示されるよ
うにレーザモードボリュームをかせぐ目的で望遠光学系
をレーザ共振器内に挿入するものが知られているが軸対
称にレーザビムの拡大、縮小を行っていたにすぎず、本
実施例のように拡大、縮小の倍率が軸弁対象の場合は内
部で形成されるレーザ光のモードを水平方向と垂直方向
に分離したエルミートガウス分布としてそのモードの安
定性を議論する必要がある。高反射鏡4と水平方向望遠
光学系7の間の光学長をLl。
水平方向望遠光学系7の光学長をL2.水平方向望遠光
学系7と出力結合鏡5の間の光学長をLa、水平方向望
遠光学系7の水平方向の倍率をMx。
その垂直方向の倍率をMy、高反射鏡4の水平方向の曲
率半径R1x、その垂直方向の曲率半径をR1y、出力
結合鏡5の水平方向の曲率半径をR2x、その垂直方向
の曲率半径をR2yとした場合、第1式、第2式を同時
に果たす条件がモードが安定に存在するための必要条件
である。
(I   Lx/R1x)  (1−Lx/R2X)<
1・ ・ ・(11 (1−Ly/R1y)  (1−Ly/R2y)<1・
 ・ ・(2) ここで Lx=L1+L2+Mx−L3Ly=L1+L
2+My −La・ 実際上は、第1式、第2式を満たしていても、水平方向
、垂直方向の電磁界を台底したレーザモトは共振器内で
非点収差をもってしまい発振闇値が高くなってしまい発
振が生じない場合があるので、出力結合鏡5もしくは高
反射鏡4を平面鏡として用いるか、第3式、第4式を同
時に満足するようにR1x、R1y、R2x、R2yを
選ぶことで、レーザ共振器内でのビームウェスト位置を
水平方向、垂直方向ともに位置させ共振器内の非点収差
を除去できる。
Lx/R1x=Ly/R1)’     HH13)L
x/R2x=Ly/R2y    ・・・(4)また出
力結合鏡5を平面鏡にした場合、出射される光のモード
も非点収差を持たない。
レーザ発振モードは第2図に示した水平方向の反転分布
の空間分布を反映してT E M +。モードなどの高
次モードとなり易いが、高出力鏡4の反射率分布を水平
方向に対してガウス分布とすることでTEM、。モード
と高次モードとの闇値利得差を大きくとれる。またQス
イッチ動作では、電気光学効果を用いるQスイッチの場
合は例えばLiNbO3やKD”Pなどが電気光学結晶
として良く用いられるが結晶の破壊限界が〜100 M
W/ cm2と低いので空洞内素子6aとして共振器内
に挿入する場合はレーザブロック1と水平方向望遠光学
系7との間に設置するがレーザ光パワー密度が低いので
望ましい。音響光学結晶を用いる場合は結晶の破壊限界
は高いが、スイッチングに要する時間がレーザ光のビー
ムを横切る時間に比例するので、空洞内素子6bは水平
方向望遠光学系7と出力結合鏡5との間に設置するのが
望ましい。
また空洞内素子6bとしてKTPなとの波長変換素子を
挿入する場合は、波長変換効率がレーザ光のパワー密度
に比例して大きくなるので水平方向望遠光学系7と出力
結合鏡5との間に設置するのが望ましい。
以上のように本実施例では、励起光により生じた反転分
布を垂直方向に関してはレーザ光とのモト調和、水平方
向に関しては水平方向望遠光学系7により有効にレーザ
発振に利用できるので大変高効率なレーザダイオード励
起固体レーザ装置を構成できる。またダイオードパー2
を構成するレーザダイオードの数を増やしてレーザ光の
パワを増やしていく場合にもダイオードパー2の大きさ
にあわせたレーザブロック1の大きさを設定するだけで
良く、レーザ光パワーの損失の増加、光路調整の変更等
をせずに簡単に出力増加が図れる。さらにレーザ共振器
長がレーザブロック1、水平方向望遠光学系7、空洞内
素子6a、5bの長さの和できまり50mm程度とでき
る。これは従来のものに比べ1/10〜1/20の共振
器長でありQスイッチ動作を行った場合のパルス幅も同
様に減じるため、出力ピークパワーは10〜20倍に高
くできる。
7 8− なお、上述したように高反射鏡4としてはレザ光波長に
対して高反射となり、励起光波長に対して低反射となる
ようなコーティングを施した鏡が用いられる。また、高
反射鏡4としては上記水平方向に対して反射率がガウス
分布を有した高反射コーティングによる鏡が用いられる
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、ダイオードバーからの励
起光を第2方向のみ平行光束としレーザブロックの励起
を行い、レーザブロックから出力される第1方向に横長
の光束パターンを第1方向望遠光学系を用いて縦横比を
そろえ、レーザブロック内ではレーザ光の光路はレーザ
ブロック全域に広がり、出力結合鏡上では縦横比のそろ
った光ビームを得るように構成したので、従来のような
レーザブロック内でジグザグな光路を有せず、レザ光は
レーザブロックの側面間を通過するだけであり、ジグザ
グな光路による上記問題点がなくなる。また、本発明に
よれば、励起分布は励起光が第2方向に関してほぼガウ
ス分布を有した平行光束になるので、第2方向には拡が
りを持たない分布となり、し〜ザ光とのモード調和がと
れる。
また本発明によれば、第1方向に関しては励起分布はレ
ーザブロック内全域に渡り拡がった分布を有するが、第
1方向望遠光学系によりレーザ光をレーザブロック内で
第1方向にレーザブロック内全域に拡張することで励起
エネルギーを有効に取り出せる。したがって、本発明に
よれば、励起レザ光の光路調整が容易になり、Qスイッ
チ動作時にはビークパワーが高くとれ、高出力のレーザ
装置を容易に製作でき、コストダウンにもつながるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(alはこの発明の一実施例に係るレーザ装置の
構成図、第1図(blは第1図(a)に示すA−A’に
よる断面を示す構成図、第2図はこの実施例におけるレ
ーザブロック内の水平方向反転分布の空間分布全説明す
るための図、第3図は従来のレザ装置の構成図である。 1・・・ レーザブロック、2・・・励起用ダ9 0 イオードバー、3・・・円柱レンズ(平行光束変換手段
)、4・・・高反射鏡、5・・・出力結合鏡、7・・・
水平方向望遠光学系(第1方向望遠光学系)、D・・・
レーザダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも1対の対向する側面を有するレーザブロック
    と、単数もしくは複数の同じ形状のレーザダイオードで
    構成され、かつ各レーザダイオードの出力端面を出力光
    が放射される方向から見て各レーザーダイオードの活性
    層を楕円形状のニア・フィールド・パターンの長軸方向
    に一直線上に整列するように配置された励起用ダイオー
    ドバーと、この励起用ダイオードバーからの出力光のう
    ち上記各レーザダイオードの楕円形状のニア・フィール
    ド・パターンの短軸方向のみを平行光束に変換する平行
    光束変換手段と、上記レーザブロックの一側面を含んで
    設けられた高反射鏡と、入射されたビームを入射面内で
    任意に選んだ第1方向及び第2方向の直交2成分で第1
    方向の倍率が第2方向の倍率に比べ大きくして出射し上
    記レーザブロック内でビームが拡大されるように設けら
    れた第1方向望遠光学系と、この第1方向望遠光学系か
    らの出力光を結合して上記高反射鏡側へ折り返すように
    設けられた出力結合鏡とを備え、上記レーザブロックに
    複数の上記励起用ダイオードバーの出力光を各レーザダ
    イオードの出力光のニア・フィールド・パターンの短軸
    方向と上記第1方向望遠光学系の第2方向を一致させて
    入射するように構成し、上記高反射鏡と上記第1方向望
    遠光学系との間の光学長をL1、上記第1方向望遠光学
    系の光学長をL2、上記第1方向望遠光学系と上記出力
    結合鏡との間の光学長をL3、上記第1方向望遠光学系
    の第1方向の倍率をMx、上記第1方向望遠光学系の第
    2方向の倍率をMy、上記高反射鏡の第1方向の曲率半
    径をR1x、上記高反射鏡の第2方向の曲率半径をR1
    y、上記出力結合鏡の第1方向の曲率半径をR2x、上
    記出力結合鏡の第2方向の曲率半径をR2yとして、(
    1−Lx/R1x)(1−Lx/R2x)<1・・・(
    1) (1−Ly/R1y)(1−Ly/R2y)<1・・・
    (2) ここでLx=L1+L2+Mx・L3 Ly=L1+L2+My・L3 上記(1)式及び(2)式を同時に満たす条件を有する
    構成にしたことを特徴とするレーザ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06177471A (ja) * 1992-07-02 1994-06-24 Etsuo Fujiwara プリズム拡大器を用いた半導体レーザー励起固体レーザー
EP3541069B1 (en) * 2010-11-26 2023-05-31 Sony Group Corporation Illumination unit

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