JPH0324234B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0324234B2
JPH0324234B2 JP60258627A JP25862785A JPH0324234B2 JP H0324234 B2 JPH0324234 B2 JP H0324234B2 JP 60258627 A JP60258627 A JP 60258627A JP 25862785 A JP25862785 A JP 25862785A JP H0324234 B2 JPH0324234 B2 JP H0324234B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
curved section
section
downward
passenger compartment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60258627A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62120868A (ja
Inventor
Nobuyuki Matsui
Shinichi Yokota
Takao Mizukami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP25862785A priority Critical patent/JPS62120868A/ja
Publication of JPS62120868A publication Critical patent/JPS62120868A/ja
Publication of JPH0324234B2 publication Critical patent/JPH0324234B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレジヤーランド等に設置されているい
わゆるジエツトコースタに類し無重力状態の疑似
体験を供し得るコースタ装置に関する。
[従来技術] レジヤーランドにおいて、ジエツトコースタが
スリルとスピードとを満喫させるものとして大衆
に親しまれているが、ジエツトコースタは客室が
レール上を走行するので、横および上下方向の走
行が規制されており、そのスリルとスピードには
限度がある。そこで、更にスリルとスピードを満
足させるために、縦回転いわゆる宙返りや横回転
するコースタが提供されているが、いずれもレー
ルが乗客の下方にふくらんでいるため、走行時、
乗客には常に重力加速度すなわちGが作用し、乗
客は座席に押し付けられた状態にある。
他方、今や宇宙時代に入り、Gからの解放すな
わち宇宙遊泳、無重力状態は人類にとつて現実の
ものとなつているが、これは宇宙飛行士のみに許
されたことであり、宇宙遊泳によらないで無重力
状態の疑似体験を得るには、スカイダイビングあ
るいは飛行機の弾道飛行等に限られ、一般大衆に
は程遠いことである。
コースタ類に関し、実開昭59−55587号公報に
は、レールに案内される台車に対し車体が立体的
に回動可能なコースタに関する技術が示されてい
る。しかし、この公知技術では、無重力の疑似体
験を得ることはできない。
また、特公昭35−15533号公報には、球面を構
成する車輪の中心軸を中心に回転できる人を乗せ
るケージの重心を中心軸より低くし、ケージを常
時下向きに安定させるコースタに関する技術が示
されている。しかし、この公知技術では、無重力
の疑似体験を得ることができない。
[発明の目的] 従つて本発明の目的は無重力状態の疑似体験を
供することができるレジヤーランド用コースタ装
置を提供することにある。
[発明の構成] 本発明によるレジヤーランド用コースタ装置
は、上部ステーシヨンと下部ステーシヨンとを連
結する終点が該曲線部の最下点となる下向曲線
部、下向曲線部に連続する抛物線部および抛物線
部に連続し終点が最下点より高い上向曲線部から
なる透明チユーブで構成されたトンネルと、その
トンネル内を上部ステーシヨンより降下して下向
曲線部で加速し、抛物線部で略自由落下し、上向
曲線部で減速して下部ステーシヨンで停止するユ
ニバーサルジヨイントで連結された多重連結車両
とからなり、それぞれの車両が筒形の客室と、客
室の軸線に固設されたシヤフトを回転自在に支持
する支持体とを備え、客室の重心が客室の軸線に
対し座席側に偏芯しており、支持体が放射状に配
置されトンネル内壁に従動し得る複数個の車輪を
備えている。
[発明の作用効果] したがつて、多重連結車両は上部ステーシヨン
からトンネルを降下し、下向曲線部で加速して反
転し、抛物線部で略自由落下する。これにより抛
物線部において観客は、無重力状態すなわち宇宙
遊泳の疑似体験を満喫することができる。次い
で、上向曲線部で反転して減速し下部ステーシヨ
ンで停止するが、この上向曲線部で観客は、相当
程度のG体験をすることができる。また客室の重
心が客室の軸心と偏芯しているので、客室は遠心
力の方向に傾くことができ、また、各車両はユニ
バーサルジヨイントで連結されていて、スピード
および走行抵抗差により各客室は別個に横行しな
がら走行するので、ボブスレーに似た体験をする
ことができる。
[好ましい実施の態様] 本発明の実施に際し、上りトンネルを設け上り
トンネル内に常動しているウインチワイヤを張設
し下部ステーシヨンの多重連結車両を引上げて上
部ステーシヨンに戻すようにするのが好ましい。
本発明の実施に際し、複数個の車輪は5個とす
るのが好ましい。
本発明の実施に際し、多重連結車両の後端には
非常の際に開いて多重連結車両を停止する非常用
パラシユートを搭載するのが好ましい。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図において、本装置は透明チユーブで構成
された下りトンネルAと、下りトンネルA内を降
下する多重連結車両Cとより概略構成される。
第2図において下りトンネルBは、上部ステー
シヨン1と下部ステーシヨン5とを連結する終点
aが該曲線部2の最下点となる下向曲線部2、下
向曲線部2に連続する抛物線部3および抛物線部
3に連続する終点cが最下点bより高い上向曲線
部4より構成される。
第3図において下りトンネルAには、その大部
分をバイパスし、分岐点A1とA2とを連通する
上りトンネルBが設けられ、その上りトンネルB
内には、多重連結車両Cを下部ステーシヨン5側
から上部ステーシヨン1に引き上げるウインチワ
イヤ6が張設されている。
第4図において、ウインチワイヤ6は上部ステ
ーシヨン1内のエンドレスウインチ7と分岐点A
2付近に設けられた滑車8との間に張設されてい
てウエイト9により張力が付与されており、エン
ドレスウインチ7に駆動されて上りトンネルB内
を常時往復動するようになつている。なお24は
多重連結車両Cをウインチワイヤ6に連結するワ
イヤキヤツチである。
第5図において多重連結車両Cは、数両(図示
の例では1両)の観客車C1と最高尾の機械搭載
車C2よりなつており、各車両はユニバーサルジ
ヨイント17で連結されている。
観客車C1は、筒形カプセル状の客室10を備
え、その内部には降下方向に向けて複数列(図示
の例では5列)に2個づつの座席が設けられてお
り、先頭の観客車C1の先端にはキヤツチヤー受
け19が設けられている。
機械搭載車C2も同様に筒形カプセル状の機械
室10aを備え、その内部には最高速度制御用の
油圧ブレーキ20、動力用発電機21、非常用機
器22等が搭載されており、また機械搭載車C2
の後端には非常停止用の非常用パラシユート23
が設けられている。
第6図ないし第8図において、客室10および
機械室10aの両端部には各室の軸線L上にそれ
ぞれシヤフト11が固設され、そのシヤフト11
にはラジアルベアリング12とスラストベアリン
グ13とを介して支持体であるサドル受け14が
回転自在に取付けられている。そのサドル受け1
4の外周にはサドル15を介してトンネルAの内
壁に従動し得る5個の車輪16が放射状に取付け
られており、また端部にはユニバーサルジヨイン
ト17が取付けられている。更に客室10の底部
すなわち座席の下方には第9図および第10図に
も示すように、客室10の重心Pを客室の軸線L
より座席側へ偏芯させるためのウエイト18が設
けられている。
次に作用について説明する。
第1図において、多重連結車両Cは上部ステー
シヨン1からトンネルAを降下し、下向曲線部2
で加速して反転し、抛物線部3で略自由落下をす
る。従つて、無重力体験区間Dで観客は、無重力
状態すなわち宇宙遊泳の疑似体験を満喫すること
ができる。次いで上向曲線部4で反転して減速し
下部ステーシヨン5で停止するが、上向曲線部4
で観客は相当程度のG体験をすることができる。
更に、第9図および第10図に示すように、客室
10の重心Pは客室の軸線Lより座席側に偏芯し
ていて、シヤフト11とサドル受け14とがベア
リング12により自由に相対回転できるので、客
室10は、車輪16とトンネル内壁との接触状態
に関係なく遠心力Fの作用方向に傾き、また第1
1図に示すように各車はユニバーサルジヨイント
17で連結されていて、車両Cのスピードと各車
の走行抵抗差により、客室10は別個に横行しな
がら走行するので、観客はボブスレーに似た体験
をすることができる。このようにして、従来装置
では得られなかつた無重力状態の疑似体験やボブ
スレー体験をすることができるのである。
降下はトンネルA内において行われるため、外
の風景との対比でスリルとスピードを味わうこと
ができ、かつ安全であり、また非常の際は油圧ブ
レーキ20を作動し、あるいは非常用パラシユー
ト23を開いて確実に停止することができる。下
部ステーシヨン5においては、油圧ブレーキ20
の作動とキヤツチヤー受け19のクツシヨン性で
スムーズに停止することができる。
上部ステーシヨン1への復路は、車両Cをワイ
ヤキヤツチ24によりウインチワイヤ6に連結
し、上りトンネルBを経由して行う。
[まとめ] 以上説明したよう、本発明によれば、従来のジ
エツトコースタでは得られなかつた無重力状態の
疑似体験やボブスレー体験を満喫することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す下りトンネル
内を降下する多重連結車両の外観斜視図、第2図
は下りトンネルを示す縦断面図、第3図は下りお
よび上りトンネルを示す斜視図、第4図はウイン
チワイヤの張設状態を示す説明図、第5図は多重
連結車両を示す側面図、第6図は観客車の要部を
示す側面図、第7図は左半部を断面図で示した第
6図のX矢視図、第8図は第6図のC矢視断面
図、第9図は観客車の斜視図、第10図は観客車
の軸直断面図、第11図は多重連結車両の斜視図
である。 A……下りトンネル、C……多重連結車両、D
……無重力体験区間、P……客室の重心、L……
客室の軸線、1……上部ステーシヨン、2……下
向曲線部、3……抛物線部、4……上向曲線部、
5……下部ステーシヨン、10……客室、11…
…シヤフト、14……サドル受け、15……サド
ル、16……車輪、17……ユニバーサルジヨイ
ント、18……ウエイト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上部ステーシヨンと下部ステーシヨンとを連
    結する終点が該曲線部の最下点となる下向曲線
    部、下向曲線部に連続する抛物線部および抛物線
    部に連続し終点が最下点より高い上向曲線部から
    なる透明チユーブで構成されたトンネルと、その
    トンネル内を上部ステーシヨンより降下して下向
    曲線部で加速し、抛物線部で略自由落下し、上向
    曲線部で減速して下部ステーシヨンで停止するユ
    ニバーサルジヨイントで連結された多重連結車両
    とからなり、それぞれの車両が筒形の客室と、客
    室の軸線に固設されたシヤフトを回転自在に支持
    する支持体とを備え、客室の重心が客室の軸線に
    対し座席側に偏芯しており、支持体が放射状に配
    置されトンネル内壁に従動し得る複数個の車輪を
    備えていることを特徴とするレジヤーランド用コ
    ースタ装置。
JP25862785A 1985-11-20 1985-11-20 レジヤ−ランド用コ−スタ装置 Granted JPS62120868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25862785A JPS62120868A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 レジヤ−ランド用コ−スタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25862785A JPS62120868A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 レジヤ−ランド用コ−スタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62120868A JPS62120868A (ja) 1987-06-02
JPH0324234B2 true JPH0324234B2 (ja) 1991-04-02

Family

ID=17322901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25862785A Granted JPS62120868A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 レジヤ−ランド用コ−スタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62120868A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0215194U (ja) * 1988-07-15 1990-01-30
WO2016069494A1 (en) * 2014-10-26 2016-05-06 Skyturtle Technologies Ltd. Method of safely traversing a waterslide vertical flume
US10350503B2 (en) * 2017-09-25 2019-07-16 Universal City Studios Llc Amusement park capsule ride

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5955587U (ja) * 1982-10-04 1984-04-11 有限会社ア−ルアンドア−ル 遊園車輛

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62120868A (ja) 1987-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1833585B1 (en) Amusement park attraction
JP2622336B2 (ja) ローラーコースター型娯楽乗り物
CN101797434B (zh) 轮毂乘坐者传送装置
US6341564B1 (en) Amusement ride with track
JP2005520665A (ja) 娯楽用乗り物
US20070089633A1 (en) Interactive Amusement Park Attraction Vehicle
CN109152959B (zh) 用于使游乐设施的车辆的导轨系统的导轨部段移动的设备
US20100326312A1 (en) Longitudinally spinning suspension roller coaster
EP1202780B1 (en) Cantilevered roller coaster system
CN1700944A (zh) 大容量娱乐车
JPH0673574B2 (ja) 遊戯用軌道走行乗物装置の軌道構造
US6862997B2 (en) Amusement device and method for using an amusement device
US5803815A (en) Eccentric arm amusement ride
JPH0324234B2 (ja)
US7351154B2 (en) Fun-ride and a method for the operation of a fun-ride
CN210278239U (zh) 一种空中突击游艺机
US6083111A (en) Method and apparatus for a tilting free-fall and accelerating amusement ride
JPH09505230A (ja) 振り子制振手段付き揺動式娯楽乗物装置
CN217773204U (zh) 站立式过山车
JP2002143569A (ja) 観覧車
JPH02154781A (ja) ジェットコースターの軌条
KR102666957B1 (ko) 행거형 스카이바이크
US2109539A (en) Amusement device
JPH0125584B2 (ja)
Harris et al. How roller coasters work