JPS62120868A - レジヤ−ランド用コ−スタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明はレジャーランド等に設置されているいわゆるジ
ェットコースタに類し無重力状態の疑似体験を供し得る
コースタ装置に関する。

［従来技術ル ジャーランドにおいて、ジェットコースタがスリルとス
ピードとを満喫させるものとして大衆に親しまれている
が、ジエンｉ・コースタは客室がレール上を走行するの
で、横および上下方向の走行が規制されており、そのス
リルとスピードには限度がある。そこで、更にスリルと
スピードを満足させるために、縦回転いわゆる宙返りや
横回転するコースタが提供されているが、いずれもレー
ルが乗客の下方にふくらんでいるため、走行時、乗客に
は常に重力加速度すなわちＧが作用し、乗客は座席に押
し付けられた状態にある。

他方、今や宇宙時代に入り、Ｇからの解放すなわち宇宙
遊泳、無重力状態は人類にとって現実のものとなってい
るが、これは宇宙飛行士のみに許されたことであり、宇
宙遊泳に、よらないで無重力状態の疑似体験を得るには
、スカイダイビングあるいは飛行機の弾道飛行等に限ら
れ、一般大衆には程遠いことである。

［発明の目的］ 従って本発明の目的は無重力状態の疑似体験を供するこ
とができるレジ１７−ランド用コースタ装置を提供する
ことにある。

［発明の構成］ 本発明によるレジャーランド用コースタ装置は、上部ス
テーションと下部ステーションとを連結する下降曲線部
、下降曲線部に連続する詰物線部および詰物線部に連続
する上昇曲線部からなる透明チューブで構成されたトン
ネルと、そのトンネル内を上部ステーションより降下し
て下向曲線部で加速し、詰物線部で略自由落下し、上向
曲線部で減速して下部ステーションで停止するユニバー
サルジヨイントで連結された多重連結車両とからなり、
それぞれの車両が筒形の客室と、客室の軸線に固設され
たシ１１フトを回転自在に支持する支持体とを備え、客
室の重心が客室の軸線と偏芯しており、支持体が放射状
に配置さトンネル内壁に従動じ得る複数個の車輪を備え
ている。

［発明の作用効果］ 従って、車両がトンネルの詰物線部を略自由落下するの
で無重力状態の疑似体験をすることができ、また客室の
重心が客室の軸心と偏芯しているので、客室は遠心力の
方向に傾くことができ、また、各車両はユニパー勺ルジ
ョイントで連結されていて、スピードおよび走行抵抗差
により各客室は別個に横行しながら走行するので、ボブ
スレーに似た体験をすることができる。

［好ましい実施のＩｍ］ 本発明の実施に際し、上りトンネルを設は上りトンネル
内に常勤しているウィンチワイヤを張設し下部ステーシ
ョンの多重連結車両を引上げて上部ステーションに戻す
ようにするのが好ましい。

本発明の実施に際し、複数個の車輪は５ｉとするのが好
ましい。

本発明の実施に際し、多重連結車両の後端には非常の際
に開いて多重連結車両を停止する非常用パラシュートを
搭載するのが好ましい。

［実施例］ 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図において、本装置は透明チューブで構成された下
りトンネルＡと、下りトンネルＡ内を降下する多重連結
車両Ｃとより概略構成される。

第２図において下りトンネルＢは、上部ステーション１
と下部ステーション５とを連結する下降曲線部２、下降
曲線部２に連続する詰物線部３および詰物線部３に連続
する上昇曲線部４より構成される。

第３図において下りトンネル八には、その大部分をバイ
パスし、分岐点Ｂ１と８２とを連通する上りトンネルＢ
が設けられ、その、１−リドンネルＢ内には、多重連結
車両Ｃを下部ステーション５側から上部ステーション１
に引き上げるウインチワイＶ６が張設されている。

第４図において、ウィンチワイヤ６は上部ステーション
１内のエンドレスウィンチ７と分岐点Ａ２付近に設けら
れた滑車８との間に張設されていてウェイト９により張
力が付与されており、エンドレスウィンチ７に駆妨され
て上りトンネルＢ内を常時往復動するようになっている
。なお２４は多重連結車両Ｃをウィンチワイヤ６に連結
するワイヤキャッチである。

第５図において多重連結車両Ｃは、数両（図示の例では
１両）の観客型Ｃ１と最後尾の機械搭載車０２よりなっ
ており、各車両はユニバーサルジヨイント１７で連結さ
れている。

観客型Ｃ１は、筒形カプセル状の客室１０を備え、その
内部には降下方向に向けて複数列（図示の例では５列）
に２個づつの座席が設けられており、先頭の観客型Ｃ１
の先端にはキャッチャ−受け１９が設けられている。

機械搭載車Ｃ２も同様に筒形カプセル状の機械室１０ａ
を備え、その内部には最高速度制御用の油圧ブレーキ２
０、動力用発電機２１、非常用機器２２等が搭載されて
おり、また機械搭載車Ｃ２の後端には非常停止用の非常
用パラシュー］・２３が設けられている。

第６図ないし第８図において、客室１０および機械室１
０ａの両端部には各室の軸１ｉ１Ｌ上にそれぞれシャフ
ト１１が固設され、そのシャツ］・１１にはラジアルベ
アリング１２とスラストベアリング１３とを介して支持
体であるサドル受け１４が回転自在に取付けられている
。そのサドル受け１４の外周にはサドル１５を介してト
ンネルへの内壁に従動し得る５個の車輪１６が放射状に
取付けられており、また端部にはユニバーサルジヨイン
ト１７が取付けらでいる。更に客室１０の底部すなわち
座席の下方には第９図および第１０図にも示すように、
客室１０の重心Ｐを客室の軸線りより座席側へ偏芯させ
るためのウェイト１８が設けられている。

次に作用について説明する。

第１図において、多重連結車両Ｃは上部ステーション１
からトンネルＡを降下し、下降曲線部２で加速して反転
し、詰物線部３で略自由落下をする。従って、無出力体
験区間りで観客は、無重力状態すなわち宇宙遊泳の疑似
体験を満喫することができる。次いで上昇曲線部４で反
転して減速し下部ステーション５で停止するが、下降曲
線部４で観客は相当程度のＧ体験をすることができる。

更に、第９図および第１０図に示すように、客室１０の
重心Ｐは客室の軸線りより座席側に偏芯していて、シャ
フト１１とサドル受け１４とがベアリング１２により自
由に相対回転できるので、客室１０は、車輪１６とトン
ネル内壁との接触状態に関係なく遠心力Ｆの作用方向に
傾き、また第１１図に示すように各車はユニバーサルジ
ヨイント１７で連結されていて、車両Ｃのスピードと各
車の走行抵抗差により、客室１０は別個に横行しながら
走行するので、観客はボブスレーに似た体験をすること
ができる。このようにして、従来装置では得られなかっ
た無重力状態の疑似体験やボブスレ一体験をすることが
できるのである。

降下はトンネルＡ内において行われるため、外の７［ど
の対比でスリルとスピードを味わうことができ、かつ安
全であり、また非常の際は油圧ブレーキ２０を作動し、
あるいは非常用パラシュート２３を開いて確実に停止す
ることができる。下部ステーション５においては、油圧
ブレーキ２０の作動とキＶツチャー受け１９のクッショ
ン性でスムーズに停止することができる。

上部ステーション１への復路は、車両Ｃをワイヤキャッ
チ２４によりウィンチワイヤ６に連結し、上りトンネル
Ｂを経由して行う。

［まとめ］ 以上説明したように、本発明によれば、従来のジェット
コースタでは得られなかった無重力状態の疑似体験やボ
ブスレ一体験を満喫することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す下りトンネル内を降下
する多重連結車両の外観斜視図、第２図は下りトンネル
を示ず縦断面図、第３図は下りおよび上りトンネルを示
す斜視図、第４図はウィンチワイヤの張設状態を示す説
明図、第５図は多重連結車両を示づ側面図、第６図は観
客型の要部を示す側面図、第７図は第６図のＡ矢視断面
図を右半部に示しＢ矢視図を左半部に示す図面、第８図
は第６図のＣ矢視断面図、第９図は観客型の斜視図、第
１０図は観客型の軸直断面図、第１１図は多重連結車両
の斜視図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部ステーションと下部ステーションとを連結する下降
   曲線部、下降曲線部に連続する抛物線部および抛物線部
   に連続する上昇曲線部からなる透明チューブで構成され
   たトンネルと、そのトンネル内を上部ステーションより
   降下して下向曲線部で加速し、抛物線部で略自由落下し
   、上向曲線部で減速して下部ステーションで停止するユ
   ニバーサルジョイントで連結された多重連結車両とから
   なり、それぞれの車両が筒形の客室と、客室の軸線に固
   設されたシャフトを回転自在に支持する支持体とを備え
   、客室の重心が客室の軸線と偏芯しており、支持体が放
   射状に配置さトンネル内壁に従動し得る複数個の車輪を
   備えていることを特徴とするレジャーランド用コースタ
   装置。