JPH03242288A - 逆浸透膜モジュールによる原水の処理方法 - Google Patents
逆浸透膜モジュールによる原水の処理方法Info
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- JPH03242288A JPH03242288A JP3662990A JP3662990A JPH03242288A JP H03242288 A JPH03242288 A JP H03242288A JP 3662990 A JP3662990 A JP 3662990A JP 3662990 A JP3662990 A JP 3662990A JP H03242288 A JPH03242288 A JP H03242288A
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
本発明は、逆浸透膜モジュールによる原水の処理方法に
関するものである。
関するものである。
〈従来の技術〉
原水を逆浸透膜モジュールによって処理して純水を得る
場合、消毒・殺菌のために次亜塩素酸ソーダ等の酸化剤
を原水中に注入することが必要である。
場合、消毒・殺菌のために次亜塩素酸ソーダ等の酸化剤
を原水中に注入することが必要である。
〈解決しようとする課題〉
ところで、上記原水には通常、水道水が使用される。而
るに、水道水には、鉄、マンガン等の重金属が含有され
ており、この鉄、マンガン等と上記酸化剤の共存のため
に逆浸透II(特に、ポリアミド系複合膜)の劣化が促
進される。すなわち、半透膜の支持体である多孔質層の
目詰まり、半透膜の劣化によって透過水量が低下し、透
過液のTDS(全1容解固形分)の低下が避けられない
、このため、逆浸透膜モジュールの直前で還元剤を注入
して、上記酸化剤を中和することが提案されているが、
この場合は、モジュール内において微生物3が発生し、
この微生物のために膜が目詰まりして透過水量の低下が
避けられない。
るに、水道水には、鉄、マンガン等の重金属が含有され
ており、この鉄、マンガン等と上記酸化剤の共存のため
に逆浸透II(特に、ポリアミド系複合膜)の劣化が促
進される。すなわち、半透膜の支持体である多孔質層の
目詰まり、半透膜の劣化によって透過水量が低下し、透
過液のTDS(全1容解固形分)の低下が避けられない
、このため、逆浸透膜モジュールの直前で還元剤を注入
して、上記酸化剤を中和することが提案されているが、
この場合は、モジュール内において微生物3が発生し、
この微生物のために膜が目詰まりして透過水量の低下が
避けられない。
本発明の目的は、鉄、マンガン等の重金属を含有する原
水を上記酸化剤の注入下で逆浸透膜モジュールによって
処理する場合−1重金属に起因する逆浸透膜の劣化乃至
は目詰まり、を孜生物の発生に起因する逆浸透膜の目詰
まりを防止できる方法を提案することにある。
水を上記酸化剤の注入下で逆浸透膜モジュールによって
処理する場合−1重金属に起因する逆浸透膜の劣化乃至
は目詰まり、を孜生物の発生に起因する逆浸透膜の目詰
まりを防止できる方法を提案することにある。
<yg題を解決するための手段〉
第1発明に係る逆浸透1模モジユールによる原水の処理
方法は、重金属を含有する原水を酸化剤の注入による殺
菌下で逆浸透膜モジュールにより処理する方法において
、逆浸透膜モジュールの前方に精密濾過膜モジュールま
たは限外濾過膜モジュールを設置し、該前方モジュール
に上記原水を供給してその透過水を逆浸透膜モジュール
で処理すると共に当該前方モジュールの原水供給側にお
いて酸化剤を注入し、しかも、その注入によって、上記
透過水中の酸化剤濃度を殺菌に必要な濃度とする構成で
あり、第2発明に係る逆浸透膜モジュールによる原水の
処理方法は、上記酸化剤を上記前方モジュールと逆浸透
膜モジュールとの間において注入することを特徴とする
構成である。
方法は、重金属を含有する原水を酸化剤の注入による殺
菌下で逆浸透膜モジュールにより処理する方法において
、逆浸透膜モジュールの前方に精密濾過膜モジュールま
たは限外濾過膜モジュールを設置し、該前方モジュール
に上記原水を供給してその透過水を逆浸透膜モジュール
で処理すると共に当該前方モジュールの原水供給側にお
いて酸化剤を注入し、しかも、その注入によって、上記
透過水中の酸化剤濃度を殺菌に必要な濃度とする構成で
あり、第2発明に係る逆浸透膜モジュールによる原水の
処理方法は、上記酸化剤を上記前方モジュールと逆浸透
膜モジュールとの間において注入することを特徴とする
構成である。
〈実施例の説明〉
以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図は第1発明の一実施例に使用する膜分離システム
を示している。
を示している。
第1図において、1は原水タンクであり、原水には鉄、
マンガン等の重金属が含有されている。
マンガン等の重金属が含有されている。
2は逆浸透膜モジュールであり、膜には、多孔算支持膜
の表面に半透膜を設けた複合膜を用い、モジュール型式
としてはスパイラル型、中空糸膜型、チューブラ−型、
プレート型の何れかであってもよい、21は逆浸透膜モ
ジュール2の原液室を、22は透過液室を、23は透過
液取出管を、24は調圧パルプを、25は戻し配管をそ
れぞれ示している。3は前方モジュールとしての精密濾
過膜モジュールまたは限外濾過膜モジュールであって、
逆浸透膜モジュール2の前方に設置しである。前方−ジ
ュール3の膜には、後述の酸化剤に対して充分な耐久性
を育するもの例えは、ポリオレフィン、ポリスルホン、
フッ素樹脂等を使用し、型式としては、スパイラル型、
中空糸膜型、チューブラ−型、プレート型の何れをも使
用できる。31は前方モジュール(精密濾過膜モジュー
ルまたは限外濾過膜モジュール)の原液室を、32は透
過室を、33は調圧バルブを、は戻し配管をそれぞれ示
し、透過液室32は逆浸透膜モジュール2の原液室21
に連通管4によって連通しである。5は液送ポンプであ
る。6は酸化剤注入機であり、例えば、定量ポンプを使
用することができ、原水タンク1の出口近傍に遮通しで
ある。この酸化剤には、通常次亜塩素酸ソーダ、過酸化
水素等が用いられる。7は酸化剤検出センサーである。
の表面に半透膜を設けた複合膜を用い、モジュール型式
としてはスパイラル型、中空糸膜型、チューブラ−型、
プレート型の何れかであってもよい、21は逆浸透膜モ
ジュール2の原液室を、22は透過液室を、23は透過
液取出管を、24は調圧パルプを、25は戻し配管をそ
れぞれ示している。3は前方モジュールとしての精密濾
過膜モジュールまたは限外濾過膜モジュールであって、
逆浸透膜モジュール2の前方に設置しである。前方−ジ
ュール3の膜には、後述の酸化剤に対して充分な耐久性
を育するもの例えは、ポリオレフィン、ポリスルホン、
フッ素樹脂等を使用し、型式としては、スパイラル型、
中空糸膜型、チューブラ−型、プレート型の何れをも使
用できる。31は前方モジュール(精密濾過膜モジュー
ルまたは限外濾過膜モジュール)の原液室を、32は透
過室を、33は調圧バルブを、は戻し配管をそれぞれ示
し、透過液室32は逆浸透膜モジュール2の原液室21
に連通管4によって連通しである。5は液送ポンプであ
る。6は酸化剤注入機であり、例えば、定量ポンプを使
用することができ、原水タンク1の出口近傍に遮通しで
ある。この酸化剤には、通常次亜塩素酸ソーダ、過酸化
水素等が用いられる。7は酸化剤検出センサーである。
上記原水、すなわち、鉄、マンガン等の重金属を含有す
る原水を第1発明によって処理するには、液送ポンプ5
そ駆動し、調圧バルフ33並ひに24を調整して、前方
モジュール(精密濾過膜モジュールまたは限外濾過膜モ
ジュール)3の幕間差圧、並びに逆浸透膜モジュール2
の幕間差圧をそれぞれ所定の圧力(通常、前會は2〜4
kg f /cii、後者は10〜12kgr/c♂
)に設定する。がかる圧力条件でポンプ5によって原水
タンク1内の原水をモジュールに向は供給すると共に酸
化剤注入機6の操−作により供給原水に酸化剤を注入す
る。
る原水を第1発明によって処理するには、液送ポンプ5
そ駆動し、調圧バルフ33並ひに24を調整して、前方
モジュール(精密濾過膜モジュールまたは限外濾過膜モ
ジュール)3の幕間差圧、並びに逆浸透膜モジュール2
の幕間差圧をそれぞれ所定の圧力(通常、前會は2〜4
kg f /cii、後者は10〜12kgr/c♂
)に設定する。がかる圧力条件でポンプ5によって原水
タンク1内の原水をモジュールに向は供給すると共に酸
化剤注入機6の操−作により供給原水に酸化剤を注入す
る。
この場合、前方モジュール3の透過液中の酸化剤濃度、
すなわち逆浸透膜モジュール2の原#至21内の酸化剤
濃度を殺菌に必要な濃度とするように酸化剤検出センサ
ー7によって酸化剤注入as16をコントロールして、
酸化剤注入量を調整する。
すなわち逆浸透膜モジュール2の原#至21内の酸化剤
濃度を殺菌に必要な濃度とするように酸化剤検出センサ
ー7によって酸化剤注入as16をコントロールして、
酸化剤注入量を調整する。
ポンプ5によって前方モジュール3に供給された原水が
上記所定の幕間差圧下で透過処理され、非透過の残部の
原水が原水タンク1に戻され、原水の一部が当該モジュ
ール3の膜を透過する際、鉄、マンガン等の重金属粒子
を当該モジュール3の膜によって除去できるので、逆浸
透膜モジュール2の原液室21内の液に酸化剤が含まれ
ていても、逆浸透膜モジュール2内での重金属と酸化剤
との共存を防止し得、その共存下では免れ得ない逆浸透
膜(半透膜と多孔質支持膜との複合膜)の目詰まり乃至
は劣化を防止できる。また、逆浸透膜モジュール2の原
液室21内のY佼中には殺菌に必要な濃度の酸化剤が含
まれているから、逆浸透膜モジュール2の原液21内で
の微生物の成牛を排除でき、微生物スライムによる逆浸
透膜の目詰まりも防止できる。従って、第1発明によれ
ば、透過水量の低下(目詰まりによるJ、TDSの増大
(膜劣化による〕を防止でき、初期の透過水量、透過水
質を良好に維持できる。このことは、次の実験例からも
明らかである。
上記所定の幕間差圧下で透過処理され、非透過の残部の
原水が原水タンク1に戻され、原水の一部が当該モジュ
ール3の膜を透過する際、鉄、マンガン等の重金属粒子
を当該モジュール3の膜によって除去できるので、逆浸
透膜モジュール2の原液室21内の液に酸化剤が含まれ
ていても、逆浸透膜モジュール2内での重金属と酸化剤
との共存を防止し得、その共存下では免れ得ない逆浸透
膜(半透膜と多孔質支持膜との複合膜)の目詰まり乃至
は劣化を防止できる。また、逆浸透膜モジュール2の原
液室21内のY佼中には殺菌に必要な濃度の酸化剤が含
まれているから、逆浸透膜モジュール2の原液21内で
の微生物の成牛を排除でき、微生物スライムによる逆浸
透膜の目詰まりも防止できる。従って、第1発明によれ
ば、透過水量の低下(目詰まりによるJ、TDSの増大
(膜劣化による〕を防止でき、初期の透過水量、透過水
質を良好に維持できる。このことは、次の実験例からも
明らかである。
実験例
前方モジニール3には、操作圧力2 kg f /c−
j、温度25°C下での純水透過水量がlOポ/耐の限
外濾過膜スパイラルモジュールを使用し、逆浸透膜モジ
ュール2には、操作圧力10 kg f /cj、温度
25°C下での阻止率が95%、透過水量が1.0rr
r / nr・日のポリアミド系膜スパイラルモジュー
ルをそれぞれ使用した。原水には、TDS 110pp
m、PH7,0、F14、鉄濃度0.lppmの水道水
を用い、この水道水をポンプ5により圧力15 kg
f / c+1で供給し、限外濾過膜モジュール3の股
間差圧を3 kg r /aa、逆浸透膜モジュール2
の膜間差圧を12kgf/dとするように調圧バルブ3
3並びに24をtljl整した(総置収率を75%とし
た)、また、酸化剤として、次亜塩素酸ソーダを、原水
中の遊離塩素濃度を0.5ppmとするように、蓋注入
ポンプ6で注入して、逆浸透膜モジュール2の原液室2
1内の遊離塩素濃度を0.3PPmとした。
j、温度25°C下での純水透過水量がlOポ/耐の限
外濾過膜スパイラルモジュールを使用し、逆浸透膜モジ
ュール2には、操作圧力10 kg f /cj、温度
25°C下での阻止率が95%、透過水量が1.0rr
r / nr・日のポリアミド系膜スパイラルモジュー
ルをそれぞれ使用した。原水には、TDS 110pp
m、PH7,0、F14、鉄濃度0.lppmの水道水
を用い、この水道水をポンプ5により圧力15 kg
f / c+1で供給し、限外濾過膜モジュール3の股
間差圧を3 kg r /aa、逆浸透膜モジュール2
の膜間差圧を12kgf/dとするように調圧バルブ3
3並びに24をtljl整した(総置収率を75%とし
た)、また、酸化剤として、次亜塩素酸ソーダを、原水
中の遊離塩素濃度を0.5ppmとするように、蓋注入
ポンプ6で注入して、逆浸透膜モジュール2の原液室2
1内の遊離塩素濃度を0.3PPmとした。
この条件で1年間、運転したところ、逆浸透膜モジュー
ル2の透過水のTDSはほぼ初51J4値のままであっ
て12ppmであり、透過水量の初期値に対する低下は
5%にすぎなかった。
ル2の透過水のTDSはほぼ初51J4値のままであっ
て12ppmであり、透過水量の初期値に対する低下は
5%にすぎなかった。
これに対し、上記の限外濾過膜モジュールを使用するこ
となく、逆浸透膜モジュールのみを使用し、他の条件は
上記実験例と則しにして運転したところ、運転開始後、
6力月目でTDSは初期の3イaに増加し、透過水量は
20%に低下した。
となく、逆浸透膜モジュールのみを使用し、他の条件は
上記実験例と則しにして運転したところ、運転開始後、
6力月目でTDSは初期の3イaに増加し、透過水量は
20%に低下した。
第2図は、第2発明の一実施例に使用する膜分離システ
ムを示している。
ムを示している。
第2図において、1は原水タンクを、51はポンプを、
3は前方モジュールとしての精苫濾過膜モジュールまた
は限外濾過膜モジュールを、33は調圧バルブを、2は
逆浸透膜モジュールを、24は調圧バルブを、7は酸化
剤検出センサーをそれぞれボしている。8は中間タンク
を、52は液送ポンプを、61は液送ポンプの吸入側に
設けた酸化剤注入機、例えば定置注入ポンプをそれぞれ
示している。第2発明によって原水を処理するには、ポ
ンプ51を駆動して原水タンク1の原水を前方モジュー
ル3に供給し、調圧バルブ33を調節して前方モジュー
ル3内の原水圧力を所定の操作圧力に設定し、透過水を
中間タンク8に−たん貯え、非透過の原水を原水タンク
1に戻す、原水が前方モジニール3の膜を透過する際、
原水中の鉄、マンガン等の重金属粒子が除去されるから
、中間タンク8内の貯液は重金属を含宵していない。
3は前方モジュールとしての精苫濾過膜モジュールまた
は限外濾過膜モジュールを、33は調圧バルブを、2は
逆浸透膜モジュールを、24は調圧バルブを、7は酸化
剤検出センサーをそれぞれボしている。8は中間タンク
を、52は液送ポンプを、61は液送ポンプの吸入側に
設けた酸化剤注入機、例えば定置注入ポンプをそれぞれ
示している。第2発明によって原水を処理するには、ポ
ンプ51を駆動して原水タンク1の原水を前方モジュー
ル3に供給し、調圧バルブ33を調節して前方モジュー
ル3内の原水圧力を所定の操作圧力に設定し、透過水を
中間タンク8に−たん貯え、非透過の原水を原水タンク
1に戻す、原水が前方モジニール3の膜を透過する際、
原水中の鉄、マンガン等の重金属粒子が除去されるから
、中間タンク8内の貯液は重金属を含宵していない。
この中間タンク8内の貯液を、酸化剤の注入を行いつつ
ポンプ52によって逆浸透膜モジュール2に供給し、透
過水を取出管23により取出し、非透過の液を原水タン
ク1に送り戻す。
ポンプ52によって逆浸透膜モジュール2に供給し、透
過水を取出管23により取出し、非透過の液を原水タン
ク1に送り戻す。
この第2発明による場合、逆浸透膜モジュール2の原液
室21内を酸化剤によって殺菌できるから、微生物スラ
イムによる逆浸透膜の目詰まりを防止でき、また、被処
理水に重金属が含まれていないから、重金属と酸化剤と
の共存下では避は難い逆浸透膜の目詰まり・劣化を回避
できる。従って、初期TDS並ひに初期透水量をよく維
持できる。
室21内を酸化剤によって殺菌できるから、微生物スラ
イムによる逆浸透膜の目詰まりを防止でき、また、被処
理水に重金属が含まれていないから、重金属と酸化剤と
の共存下では避は難い逆浸透膜の目詰まり・劣化を回避
できる。従って、初期TDS並ひに初期透水量をよく維
持できる。
なお、第2発明において、原水タンク1の出口近傍にも
、酸化剤注入機62を連結することができる。
、酸化剤注入機62を連結することができる。
〈発明の効果〉
本発明に係る逆浸透膜モジュールによる原水の処理方法
によれば、逆浸透膜モジュールの原液室内の被処理液を
重金属を排除した状態で酸化剤によって殺菌処理できる
から、微生物スライムによる逆浸透膜の目詰まり、酸化
剤と重金属との共存下では避けられない逆浸透膜の劣化
・目詰まりを防止でき、TDSの上昇・透過水量の低下
を回避できて、高水質の純水を高流量で得ることができ
る。
によれば、逆浸透膜モジュールの原液室内の被処理液を
重金属を排除した状態で酸化剤によって殺菌処理できる
から、微生物スライムによる逆浸透膜の目詰まり、酸化
剤と重金属との共存下では避けられない逆浸透膜の劣化
・目詰まりを防止でき、TDSの上昇・透過水量の低下
を回避できて、高水質の純水を高流量で得ることができ
る。
第1図は第1発明において使用する膜分離システムを示
す説明図、第2図は第2発明において使用する膜分離シ
ステムを示す説明図である。 2・・・・・逆浸透膜モジュール、 3・・・・・・前
方モジュール、 6・・・・・・酸化剤注入機、 7・
・・・・・酸化剤検出セし・サー
す説明図、第2図は第2発明において使用する膜分離シ
ステムを示す説明図である。 2・・・・・逆浸透膜モジュール、 3・・・・・・前
方モジュール、 6・・・・・・酸化剤注入機、 7・
・・・・・酸化剤検出セし・サー
Claims (2)
- (1)、重金属を含有する原水を、酸化剤の注入による
殺菌下で逆浸透膜モジュールにより処理する方法におい
て、逆浸透膜モジュールの前方に精密濾過膜モジュール
または限外濾過膜モジュールを設置し、該前方モジュー
ルに上記原水を供給してその透過水を逆浸透膜モジュー
ルで処理すると共に当該前方モジュールの原水供給側に
おいて酸化剤を注入し、しかも、その注入によって上記
透過水中の酸化剤濃度を殺菌に必要な濃度とすることを
特徴とする逆浸透膜モジュールによる原水の処理方法。 - (2)、重金属を含有する原水を、酸化剤の注入による
殺菌下で逆浸透膜モジュールにより処理する方法におい
て、逆浸透膜モジュールの前方に精密濾過膜モジュール
または限外濾過膜モジュールを設置し、該前方モジュー
ルに上記原水を供給してその透過水を逆浸透膜モジュー
ルで処理すると共に上記前方モジュールと逆浸透膜モジ
ュールとの間において酸化剤を注入することを特徴とす
る逆浸透膜モジュールによる原水の処理方法。
Priority Applications (1)
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- 1990-02-17 JP JP3662990A patent/JP2889302B2/ja not_active Expired - Lifetime
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