JPH03242158A - フルオロカーボンの分解処理方法 - Google Patents

フルオロカーボンの分解処理方法

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JPH03242158A
JPH03242158A JP3725890A JP3725890A JPH03242158A JP H03242158 A JPH03242158 A JP H03242158A JP 3725890 A JP3725890 A JP 3725890A JP 3725890 A JP3725890 A JP 3725890A JP H03242158 A JPH03242158 A JP H03242158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorocarbon
gas
glow discharge
oxidizing agent
discharge plasma
Prior art date
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Pending
Application number
JP3725890A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Murakami
信明 村上
Toshihiro Yamakawa
山川 敏博
Masayoshi Murata
正義 村田
Seiichi Nishida
西田 聖一
Satoshi Uchida
聡 内田
Takanobu Kondou
近藤 敬宣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフルオロカーボン(以下、フロンと略称する)
の分解処理方法に関する。
〔従来の技術〕
フロンは成層圏オゾンの破壊物質として近年特に問題視
され、代替製品の開発、あるいは処理方法の開発が急が
れている。従来、フロンの回収、処理方法としては■吸
着法、■吸収法、■加圧、冷却による凝縮回収法、■燃
焼法等があるが、いずれの方法にも問題があり、実用に
達していない。例えば、燃焼法については600〜10
00℃の高温度を要するのでランニングコストが大きく
、又、触媒の寿命に満足できないなどの問題がある。
又、近時熱プラズマにより1万度にも達する高温状態で
フロンを破壊する方法も提案C「公害と対策JVO1,
25,No、15.1491  (1989))されて
いるが、これにも処理のための消費電力が多大で装置が
大がかりとなる等の問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記技術水準に鑑み、現在冷媒、発泡剤、洗浄
剤として産業界で多量に使用されているフロンを、室温
ないし数十度の低温度で廉価なランニングコスト (消
費電力)で効率的に分解処理する方法を提供しようとす
るものである。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明はフルオロカーボンに酸化剤を添加し、加熱して
ガス状にしてグロー放電プラズマ雰囲気下を流過させる
ことを特徴とするフル才ロカ−ボンの分解処理方法であ
る。
すなわち、本発明はフロン含有のガスをグロー放電プラ
ズマ場にさらすことにより効率的に処理が容易なガスに
転換する方法である。
グロー放電プラズマは電源と昇圧トランス及び電極/誘
電体より構成される発生装置により生成することができ
る。
グロー放電プラズマはゆるやかな放電によって生成し、
ガス温度はほとんど変化しない。前述の熱プラズマはガ
ス温度が1万度にも達し、フロンを熱的に処理するもの
であるが、本発明はプラズマ場でのイオン、電子の働き
によってフロンを分解するものである。
このプラズマ場に11□0又は空気等の酸化剤を混入し
たフロンガスをガス状で流過させることにより後述実施
例のように効率的にフロンを分解することができる。反
応式で示せば、例えばフロン113の場合、 CaCl5F3(フロン113) 十H,[]  → 
CO,、HCI、IIFHCl、 HFは通常の処理法
、即ち水溶液に吸収後中和して放流するなどの方法で処
理される。
勿論、被処理ガス中にフロンのみならず1120又は空
気などの酸化性ガスが含まれている場合には、酸化剤と
しての820又は空気添加は不要である。
〔作用〕
前記のような方式により、通常は安定な物質であるフロ
ンの分解が、簡易・低廉な装置で、かつ、少量の電力で
実現される。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例を示す。第1図で1はフロン
、2は酸化剤である8、0の流路であり、両者は加熱器
3でガス化されたのち、プラズマ反応部4に入る。この
グロー放電プラズマ場でのイオン、電子の作用により処
理が容易なガス(Co2. HF、 HCI)へ分解転
換されたのち、被処理ガスはガス吸収器5でHF、 H
CI等の酸性ガスが除去される。少量のCD□などを含
む残留ガスは流路6より糸外へ排出されることになる。
第1図と同様のフローシートで20g/hのフロン11
3供給量の実験室試験を実施した。
プラズマは周波数500ヘルツの電源、印加電圧的15
KV、電極間隔5 mmの条件で生成させた。また、H
F、 HCIの吸収液としては1規定のNaOH水溶液
を用い、フロン濃度の分析は熱伝導度方式のガスクロマ
トグラフによった。H2Oの供給量は38 g / h
とし、プラズマによる処理を行ったところ、表1に示す
ように630Wの電力量でほぼ100%のフロンが分解
された。
またこの条件で生成物の化学分析を行ったところ、C[
]、、 HCI、 HF以外には検出されなかった。
表    1 〔発明の効果〕 以上のように本発明は現在地球環境上大きな問題となっ
ているフロンの処理方法として、工業的に極めて有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するフローシート図で
ある。 明

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フルオロカーボンに酸化剤を添加し、加熱してガス状に
    してグロー放電プラズマ雰囲気下を流過させることを特
    徴とするフルオロカーボンの分解処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04279178A (ja) * 1991-02-22 1992-10-05 Towa Kagaku Kk 有機ハロゲン化合物の分解方法
US5498826A (en) * 1990-02-26 1996-03-12 Maschinen- Und Anlagenbau Grimma Gmbh (Mag) Plasmatron with steam as the plasma gas and process for stable operation of the plasmatron
CN116920319A (zh) * 2022-04-11 2023-10-24 中昊晨光化工研究院有限公司 一种F142b生产过程中副产物的处理方法

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