JPH0324208A - 高炉滴下帯のコークス性状改質方法 - Google Patents

高炉滴下帯のコークス性状改質方法

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JPH0324208A
JPH0324208A JP16034189A JP16034189A JPH0324208A JP H0324208 A JPH0324208 A JP H0324208A JP 16034189 A JP16034189 A JP 16034189A JP 16034189 A JP16034189 A JP 16034189A JP H0324208 A JPH0324208 A JP H0324208A
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JP
Japan
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coke
furnace
charging
dripping zone
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP16034189A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Furuya
茂樹 古屋
Ryuichi Nakajima
龍一 中島
Atsushi Yamaguchi
篤 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、炉況不調時に、滴下帯に良質のコークスを
直接装入して炉況回復を計る高炉滴下甜のコークス性状
改質方法に関する. [従来の技術] 近年,滴下帯および炉芯部にサンプラーを挿入して、炉
内内容物を採取し、内容物の種類、粒度、性状および、
それらの分布を調べ、高炉の炉況とサンプリング試料と
の相関を調査することが行われている。また、シミュレ
ーションモデルにより、滴下帯のコークスの性状、特に
強度及び粒度が炉内のガスの通気性や溶融物の通液性を
支配し、高炉の順調な炉況を維持する上で重要であるこ
とが明らかにされている。
一方、炉項で装入されたコークスは一部消費および一部
破壊された状態で滴下帯および炉芯に至る。コークスの
強度が低下すると、浦下帯および炉芯に、より細粒化さ
れたコークスが到達し、通気性の悪化によるスリップの
発生や出銑滓不調をきたす.このような場合、性状の良
いコークスを炉項より装入して炉況の改善を図っていた
[発明が解決しようとする課題] 炉頂から性状の良いコークスを装入する従来の方法では
、性状の良いコークスが性状の悪いコクスと入れ替わる
のに約一週間を要し、この間に取る手段が無いままに炉
況回復を待たなければならなかった. この発明は炉況の早期回復を図るための方法を提供する
ことを目的とするものである。
[課題を解決するための手段コ 本発明は、上記のような目的を達成しようとすもるので
、コークス装入装置を用いてDI?:が95.O以上で
、且つ粒径が80mm以上のコークスを滴下帯の中心部
に直接装入することを特徴とする高炉滴下帯のコークス
性状改質方法である. [作用] 高炉の滴下帯に性状の良い(または、良質の)コークス
を直接装入して、炉芯の性状の悪い前のコークスと置き
換えるものであるがら、炉況を早期に回復させることが
できる.コークス強度( D I ?:)を95.0以
上としたのは、これ以下だと炉況回復に効果がないから
であり、また粒径を80IaI1以上としたのは、80
mm未満であると通気性及び通液性の改善に効果が少な
いがらであり、100Illl以下としたのは設備上好
ましくなく、また装入効率が低下するがらである.?実
施例] 本発明の実施例を以下に説明する。
第3図は炉下部通気抵抗係数と炉況点数の関係の散布図
である.ここに、炉況点数とは荷下がり異常、送風圧変
動等を減点として高炉の炉況を指数化した点数であり、
炉下部通気抵抗係数とは、滴下帯の通気性の逆数である
。第3図より、炉下部通気抵抗係数が大きくなる(通気
性が小さくなる)と炉況点数が減少し、炉況が不調にな
ることが分かる.操業解析の結果、前記炉況点数が60
点未満となると操業が困難になることが分かっている. 第4図はレースウエー付近のコークス(下部滴下帯のコ
ークス)の粒度と炉下部通気抵抗係数の関係の散布図で
ある.第4図は、下部滴下帯のコークス粒径が小さくな
ると炉下部通気抵抗係数が大きくなること、すなわち通
気性が低下することを表している. 第1図は粒径80〜100mmのコークスをその強度(
ドラム指数DI■5)を替えたものを滴下帯に、直接装
入してそのときの装入コークス粒径と装入コークスが羽
ロレースウエーに降下したときの粒径の関係を散布図に
表したものである.なお、図には比較のためコークスを
装入しない場合の測定値をプロットしてある.第4図よ
り装入するコークスのD I ,,が95.0以上の場
合と95,O未溝の場合とでは、羽目コークスの粒径に
明らかに差があり、95.0以上のコークスを装入した
方が羽ロコークスの粒径が大きくなること、すなわち通
気性がより改善されることを示している.このことより
、炉頂がら装入するコークスは強度の低いものを従来よ
り多く使用することができるといえる. 第2図は、滴下帯に直接装入するコークスのD I ,
,を95.0にして、該コークスの粒径を80ml1以
上と80nue未満に分けて装入したときの装入コーク
ス粒径と装入コークスが羽ロレースウエーに降下したと
きのコークス粒径の関係を散布図に表したものである。
この図より、装入するコークスの粒径が大きくなること
、すなわち通気性がより改善されることを示している.
第5図は滴下帯へのコークス装入装置の縦断面図、1は
高炉鉄皮、2は炉壁煉瓦、3は挿入口、4はコークス装
入管である。コークス装入管4は外管41、中管42お
よび内管43からなり、外管41と中管42および中管
42と内管43の間を冷却水の通路44とした水冷構造
になっている.5はボールバルプ、6は中間管、7はガ
スシール、8はボールバルブで、これらは、ガス挿入口
からガス装入管4を炉内に挿入するとき、炉内ガスが外
部に漏れないように押入口に取り付けるガスシール手段
を楕成している。12は装入コークス貯留ホッパー、1
1および9はボールバルブ、10はボールバルブ11お
よび9の間に設けられた短管で、これらは、装入コーク
ス貯留ホッパ−12のコークスを、二個のボールバルブ
11および12により外部に炉内ガスを漏出することな
く、コークス装入管4に供給するコークス供給手段を構
成している.13は油圧シリンダー、l4はシリンダー
ロッド、15は装入コクスの押出ヘッド17はシリンダ
ーロツド保護管、16はガスシールで、これらは、コー
クス押出手段を構成している,18は駆動スプロケット
ホイールを備えたモータ、19は従動スブロケッl・ホ
イール、20はチェーンでその両端は油圧シリンダー1
3に固着され、前記駆動及び従動スプロケットホイール
に掛け渡されている.そして、これらはコークス装入管
4、装入コークス供給手段およびコークス押出手段を前
後進させるための前後進手段を構成している.前後進は
、モータ■8を正逆回転ずることにより行う.なお、上
記ボールバルブは、仕切弁等に代えてもよい.また、前
後進手段のチェーン系はワイヤー等に代えてもよい.ま
た、コークス装入装置は、図示しない台車または架台に
支持されている.次に、本発明装置の使用方法について
述べる.まず、炉内ガスシール手段を挿入口に取り付け
る。このときボールバルブ5、8は閉としておく.ボー
ルバルブ8を開いてコークス装入管4をガスシール7と
通して中間管6まで挿入する.ボールバルブ5を開いて
コークス装入管4をブローパイブ3、羽口2を通して炉
内21に入れる.前後進手段により、コークス装入管4
の先端を滴下帯(図示せず)の中心に挿入する。次に、
■装入コークス貯留ホッパ−12の性状のよいコークス
を、ボールバルブ11および9の開閉を交互に行って、
コークス装入管4に供給する。
■油圧シリンダー13を作動させ、押出ヘッド15を前
進させコークス装入管4の先端からコクスを滴下帯内に
注入する。
■および■の操作を繰り返して、滴下帯のコクスを性状
のよいコークスに置換する。これにより、滴下帯の通気
性および融液の通液性が改善される. 本発明の方法は前記の知見に基づいて発明されたもので
、シャフト鉄皮に設けた挿入口第5図に示すようなコー
クス装入装置を用いて、滴下帯の中心部にDI?:が9
5.O以上で且つ粒径が80〜100III1のコーク
スを直接装入するものである.良質のコークスを滴下帯
の中心に直接装入すれば、滴下帯にある通気性および通
液性を阻害しているコークスを良質のコークスで早期に
置換することが可能となるから、炉況を早期に回復する
ことができる. [発明の効果] 本発明は炉況が悪化したとき、滴下帯の中心部に良質の
コークスを直接装入して、滴下帯のコークスを早期に置
噂するものであるから、炉況を早期に回復することがで
きる.そして、本発明の方法を使用することにより劣質
(安価である)なコークスを使用しても安定な高炉操業
が可能となる.従って、本発明の方法は安定な高炉操業
および銑鉄製造原価の低減に寄与するところ大である. 装入するコークスの強度を一定にし、コークス粒径を変
えて装入したときの装入コークスと羽目コークスの関係
を示す散布図、第3図は炉下部通気抵抗係数と炉況点数
の関係を示す散布図、第4図は炉下部滴下帯のコークス
の粒度と炉下部通気抵抗係数の散布図、第5図は滴下帯
へのコークス装入装置の縦断面図である. 4・・・コークス装入管、5.8・・・ボールバルブ、
7・・・ガスシール、9.11・ボールバルブ、13・
・・油圧シリンダー、15・・・押出ヘッド、12・・
・装入コークスホッパー、18,・・・モータ、20・
・・チェーン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コークス装入装置を用いてDI^3^0_1_5が95
    .0以上で、且つ粒径が80mm以上のコークスを滴下
    帯の中心部に直接装入することを特徴とする高炉滴下帯
    のコークス性状改質方法。
JP16034189A 1989-06-22 1989-06-22 高炉滴下帯のコークス性状改質方法 Pending JPH0324208A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16034189A JPH0324208A (ja) 1989-06-22 1989-06-22 高炉滴下帯のコークス性状改質方法

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JP16034189A JPH0324208A (ja) 1989-06-22 1989-06-22 高炉滴下帯のコークス性状改質方法

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Publication Number Publication Date
JPH0324208A true JPH0324208A (ja) 1991-02-01

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ID=15712891

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JP16034189A Pending JPH0324208A (ja) 1989-06-22 1989-06-22 高炉滴下帯のコークス性状改質方法

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