JPH03241423A - ベクトルlog演算回路 - Google Patents

ベクトルlog演算回路

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JPH03241423A
JPH03241423A JP2037409A JP3740990A JPH03241423A JP H03241423 A JPH03241423 A JP H03241423A JP 2037409 A JP2037409 A JP 2037409A JP 3740990 A JP3740990 A JP 3740990A JP H03241423 A JPH03241423 A JP H03241423A
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JP
Japan
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logarithm
vector
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JP2037409A
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Keiji Nishijima
西嶋 啓志
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Anritsu Corp
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Anritsu Corp
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は互いに90″位相が異なる一対のデータのベク
トル合成値を算出して、さらに対数変換するベクトルL
OG演算回路に関する。
[従来の技術] 例えば位相変調された信号を受信して、第6図に示すよ
うに、90°位相が異なる2つの信号■。
Qに分解して、各信号1.Qをそれぞれ解析する測定器
においては、各信号値の他に、全体の信号レベルを把握
するために前記2つの信号1.Qのベクトル合成値Bを
求める場合がある。
また、測定器に入力されるデータ信号の信号レベルは、
大きく変動したり、又信号の種類によって大きく異なる
ために、測定器において信号レベルを表示する場合は、
対数変換してデシベル(d B)表示するのが一般的で
ある。
したがって、上記測定器内には上述した対数変換とベク
トル゛合成演算を行うベクトルLOG演算回路が組込ま
れている。従来、このベクトルLOG演算回路は一種の
マイクロコンピュータで構成されており、上述した2段
階の演算処理を実施するためには、入力した位相が互い
に90@異なる各データ信号IA、QAをそれぞれA/
D変換器を用いて例えば8ビツト構成のデジタルの各デ
ータID、QDへ変換し、このデータID+Q、を対数
変換プログラムを用いてそれぞれ対数値(Iogl) 
o 、  (IogQ) oに変換する。また、ベクト
ル演算プログラムを用いて(1)式で示すベクトル合成
値B。を算出し、 B=  (Io) 2+(QD) 2   ・・・〈1
〉さらに前述した対数変換プログラムを用いて(2〉式
で示す最終的なベクトルLOG変換値PDを算出する。
PD”  log  (Io) 2+ (QD) 2・
・・(2〉 そして、算出されたデジタルのベクトルLOG変換値P
I’l+ 各対数値(logl ) D、  (log
Q) 。
をそれぞれD/A変換器でもってアナログ値に変換して
、測定器のパネルに取付けられたレベルメータ又はオシ
ロスコープで表示する。
しかしながら、上述したプログラムを用いて必要とする
対数変換およびベクトル演算を実行していたのでは、測
定器に入力される解析すべきデータ信号の周波数が高い
場合や、測定器としての時間応答性能を向上させる必要
が生じた場合には対処しきれない。
このような不都合を解消するために第7図に示すような
ベクトルLOG演算回路が提唱されている。
外部から入力されたアナログのデータ信号IA+QAは
それぞれA/D変換器1a、lbで例えば10ビツト構
成のデジタルのデータ■。、QDへ変換される。10ビ
ツト構成のデータID、QDはそれぞれ対数変換テーブ
ル2a、2bへ入力すれる。この対数変換テーブル2a
、2bは例えばROM (続出専用メモリ)で構成され
ており、入力されるデータ信号IA、QAがとり得る全
てのデータIn、Qoに対応して、該当データID+Q
Dを対数変換した場合の各対数値(Iogl)o。
(logQ) oが例えば8ビツト構成で該当データI
n、Qoで示される番地に記憶されている。そして、デ
ータID、QDが入力されると、該当番地が指定されて
各データ■。、Qoに対応する各対数値(Iogl )
 o 、  (IogQ) oが出力される。
各対数変換テーブル2a、2bから出力された8ビツト
構成の各対数値(logI ) o r(IogQ) 
oはそれぞれ次のD/A変換器3a。
3bでアナログの各対数値(logI)A(logQ)
 Aに変換されてこのベクトルLOG演算回路から前述
したレベルメータ又はオシロスコープへ送出される。
さらに、各A/D変換器1a、lbから出力された各1
0ビツト構成のデータID、QDは合成されて20ビツ
トデータとなるが、20ビツトのうち上位4ビツトのデ
ータはデコーダ4へ入力され、下位16ビツトのデータ
は16個の各対数演算テーブル5へ入力される。選択さ
れた一つの対数演算テーブル5から出力された8ビツト
のベクトルLOG変換値PDはD/A変換器6でアナロ
グのベクトルLOG変換値PAへ変換されて前述したレ
ベルメータ又はオシロスコープへ送出される。
前記デコーダ4には一方のデータ■。を構成する10ビ
ツトの各ビットデータI。−■、のうちの上位4ビツト
データ■。〜■、が入力され、4ビツトデータ■。−■
、の値に応じて、16個の対数演算テーブル5のうちの
1個の対数演算テーブル5を指定する。
また、各対数演算テーブル5には、第8図に示すように
、デコーダ4で指定された4ビツトデータI。−13と
残り16ビツトデータ14〜I9゜Qo”Q、とで示さ
れる番地に前記2つのデータIn、Qoのとり得るる全
て組合せ(2′6)に対して前述した(2〉式で示され
る8ビツトのベクトルLOG変換値PDが記憶されてい
る。
したがって、各A/D変換器1a、lbからそれぞれ1
0ビツト構成の一対のデータ1o、Q。
が出力されると、デコーダ4で指定された一つの対数演
算テーブル5からデータIo、Qoに対応する1個のベ
クトルLOG変換値PDが出力される。
このように、対数変換およびベクトル合成の各演算結果
を予めテーブル2a、2b、5に設定しておくことによ
り、演算速度が飛躍的に上昇する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような各テーブル2a。
2b、5を用いたベクトルLOG演算回路においてもま
た解消すべき次のような課題があった。
すなわち、入力されたアナログの各データ信号IA、Q
Aの信頼性に対してこのベクトルLOG演′Tsl!!
1路にて得られる例えば8ビツト等からなる規定ビット
数のヘクトルLOG変換値pnの演算結果の信頼性を向
上させるには、まず第1に、入力段における各A/D変
換器1a、lbのビット分解能で示される変換精度を向
上させる必要かある。すなわち、一般に第9図に示すよ
うに、入力データ(≦号IA、QAの信号レベル(dB
)が小さくなるほどA/D変換した場合の有効桁数が小
さくなるので、最終の演算結果であるベクトルLOG変
換値PDに含まれる総誤差(dB)が大きくなる。すな
わち、対数変換してデータが圧縮される前の生のデータ
10.QDの精度を向上させる必要がある。そこで、各
A/D変換器la。
1bのビット分解能を1ビツトだけ向上させて、出力デ
ータID、QDをそれぞれ11ビツト構成にする。
各A/D変換器1a、lbから出力されるデータID、
Qoがそれぞれ11ビツトになると、各対数変換テーブ
ル2a、2bに入力されるデータが11ビツトになるの
で、各対数変換テーブル2a、2bの記憶容量を2倍に
する必要かある。
一方、デコーダ4へ入力されるデータが2ビツト増加し
て4ビツトから6ビツトになるので、このデコーダ4で
指定する対数演算テーブル5は16×22−64個とな
る。したがって、必要とする記憶容量が4倍になる。
同様に、各A/D変換器1a、lbのビット分解能をさ
らに向上させて12ビツトのデータID。
QDを出力させる場合には、対数演算テーブル5の必要
容量が16倍になる。
このように、演算精度を向上させるためには膨大な容量
の記憶素子が必要となる。したがって、回路構成が複雑
化するのみならず、製造費が大幅に上昇する問題がある
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
対数変換したのちの各データを対数演算テーブルへ入力
することにより各対数変換テーブルへ入力されるデータ
のビット数を容易に増大でき、もって、対数演算テーブ
ルの記憶容量を大幅に増大させることな?、低価格で演
算結果の信頼性を大幅に向上できるベクトルLOG演算
回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本発明は、入力された互いに
90度位相が異なる一対のデータのベクトル合成値を算
出してこのベクトル合成値を対数変換してベクトルLO
G変換値として出力するベクトルLOG演算回路におい
て、 各データのとり得る各位に対応する各対数値を記憶し、
入力された各データを対応する各対数値に変換する一対
の対数変換テーブルと、この各対数変換テーブルから出
力される一対の対数値のとり得る各組合せ値に対応する
各ベクトルLOG変換値を記憶し、入力された一対の対
数値をこの一対の対数値の組合せ値に対応する一つのベ
クトルLOG変換値へ変換する対数演算テーブルとを備
えたものである。
[作用コ このように構成されたベクトルLOG演算回路であれば
、対数演算テーブルに入力される一対のデータはそれぞ
れ対数変換テーブルで対数変換された後の値である。前
述したように、このベクトルLOG演算回路の演算結果
の信頼性を向上させるためには、例えば各対数変換テー
ブルにデジタルのデータを送出するA/D変換器のビッ
ト分解能を向上させて、各対数変換テーブルに入力され
るデータのビット数を増大すればよいが、入力データの
ビット数を大幅に増大しても出力される対数値のビット
数はそれ程増大させる必要がない。
よって、入力データのビット数が大幅に増大したとして
も、対数演算テーブルに入力される一対のデータのビッ
ト数はそれ程増大しない。その結果、対数演算テーブル
の記憶容量を大幅に増大させる必要がない。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第3図は実施例のベクトルLOG演算回路が組込まれた
スペクトラム拡散型受信機を用いて送信機から出力され
た電波を直接受信した直接波とビル等の電波反射物体で
一旦反射された後に受信した反射波との間の伝搬遅延時
間を正確に測定する測定システムの概略構成を示すブロ
ック図である6電波を放射する送信機11は例えばPN
(擬似雑音)信号発生器12と信号発生器13と変調器
14とで構成されている。そしてPN信号発生回路12
は、信号発生器13から出力された周波数f2のクロッ
ク信号に同期してPN信号を次の変調器14へ送出する
。変調器14は信号発生器13から出力される周波数f
、を有する搬送信号をPN信号発生器12から入力した
PN信号で拡散変調して、アンテナ15を介して空中に
放射する。
スペクトラム拡散型受信機16(以下受信機と略記する
)は、送信機11から放射された電波をアンテナ17を
介して受信して、周波数f2と所定周波数差Δfを有す
る周波数(F2−Δf)に同期する相関PN信号で変調
した拡散変調信号によって相関検波を行う。具体的には
、アンテナ17で受信した信号を周波数変換器18でも
って信号発生回路23からの所定周波数f、を有した局
部発振信号で周波数変換する。この周波数変換器18か
ら出力された変換信号は移相器19によって、位相が互
いに90″異なる2つの信号I。
Qに分岐し、それぞれ相関検波器20.21に入力され
る。
また、相関PN信号発生器22は信号発生器23から出
力された周波数(fz−Δf)を有するクロック信号に
同期して相関PN信号を発生して変調器24へ送出する
。なお、この相関PN信号発生器22から出力される相
関PN信号と送信機11側のPN信号発生器12から出
力されるPN信号とは同一構成であり、例えば共に5段
の最長系列(M系列)信号であり、(2S−1)ビット
を1フレームとする。
変調器24は、信号発生器23から出力された周波数(
fl −f3 )を有する信号を、相関PN信号発生器
22から出力される相関PN信号で拡散変調して、前述
した各相関検波器20.21へ送出する。
各相関検波器20.21は同一構成であり、それぞれミ
キサー型の相関演算器25.26と積分器27.28と
で構成されている。そして、その各相関検波器20.2
1から出力されるアナログの各データ信号IA、QAは
、互い901′位相が異なる電力成分を示しており、本
願発明のベクトルLOG演算回路29によって、ベクト
ル合成され、さらに対数変換されて、電力強度に相当す
る前記(2)式をアナログ変換した(3)式で示すベク
トルLOG変換値PAに変換され、相関出力信号として
オシロスコープ30で観測される。
PA−(log  (10)2+(QD)2)A・・・
(3) 第4図はこの受信機16で送信機11からの電波を受信
したときの各信号変化を示すタイムチャートである。な
お各信号の目盛はPN信号の1つのフレームの区切りを
示している。
時刻t。の受信開始時に送信機11からの直接波に含ま
れるPNN信号は受信機16内の相関PN信号発生器2
2で生成された相関PN信号Cに対して時間差Ts(位
相差Ns)だけ進んでいる。この場合、両信号a、cの
位相差、すなわち時間差Tsが大きいので、両者の相関
が取れないために相関出力信号dの値はOである。
そして、所定時間経過して両信号a、c間の位相差が小
さくなると、時間とともに直接波に対する相関出力Aの
値が大きくなり、時刻t、で両者が同期すると最大値A
mを示す。そしてその後は減少する。
一方、ビル等の反射体Rにて反射したのち受信されてた
反射波に含まれるPN信号すは、直接波のPNN信号に
対して伝搬路の距離差に相当する位相差を有しているた
め、反射波に対する相関出力Bは、直接波の相関出力A
より遅れて増大し、時刻t2で同期すると最大値Bmを
示す。そしてその後は減少する。
前記相対出力信号dにおける最大値Am、Bmは直接波
および反射波の電力強度に比例しており、その時間差T
から伝搬経路の距離差が得られる。
すなわち、送f=機〕1のPN信号の1ビット当りの遅
延時間は]/f2であり、周波数f2と周波数(f2−
Δf)とが1ビツトずれる時間は(1/Δf)であるか
ら、T秒間にT/(1/Δf)−T・Δfビットずれた
ことになる。したがって、求める距離差りは、Cを光速
度とすると、L−T−ムt−C/f2     ・・・
(4)となる。
第1図は上述した動作機能を有する受信機16に組込ま
れたベクトルLOG演算回路2つの構成を示すブロック
図である。第7図に示した従来のベクトルLOG演算回
路と同一部分には同一符号を付して重複する部分の詳細
説明を省略する。
すなわち、前述した各相関検波器20.21から出力さ
れた互いに90″位相が異なるアナログの各データ信号
IA、QAはそれぞれA/D変換器1a、lbで10ビ
ツト構成を有するデジタルのデータID、Qoへ変換さ
れる。10ビツト構成のデータ■。、QDはそれぞれ対
数変換テーブル2a、2bへ入力されて、それぞれぞれ
対応する8ビツト構成の各対数値(IogI)D。
(IogQ)oへ変換される。
各対数変換テーブル2a 2bから出力された8ビツト
構戊の各対数値(Iogl)D。
(logQ)oはそれぞれ次のD/A変換器3a。
3bでアナログの各対数値(Iogl)A(IogQ)
 Aに変換されてこのベクトルLOG演算回路2つから
前述したオシロスコープ30へ送出される。
さらに、各対数変換テーブル2a、2bから出力された
8ビツト構成の各対数値(Iogl)D(IogQ) 
oは合成されて16ビツトデータとなり、対数演算テー
ブル9へ入力される。
この対数演算テーブル9には、第2図に示すように、各
対数値(IogI ) o 、  (IogQ) oを
構成する各8ビツトのビットデータエ、。〜I L7+
QLO〜QL7の組合わせのとり得る全ての組合せ(2
′6)に対して、この各対数値(Iogl)D。
(IogQ) oを対数変換する前のデータID。
QDを用いて示される前述した(2〉式で示されるそれ
ぞれ8ビツトデータP0〜P7からなる各ベクトルLO
G変換値PDが記憶されている。
したがって、各対数変換テーブル2a、2bからそれぞ
れ8ビツト構成の一対の対数値(Iogl ) o 、
  (IogQ) oが出力されると、この対数(ii
! (Iogl) o 、  (IogQ) oで指定
された番地に記憶されている、データ■。、QDの組合
せに対応する8ビツト構成の1個のベクトルLOG変換
値PDが出力される。
対数演算テーブル9から出力された8ビツトのベクトル
LOG変換値PDはD/A変換器6でアナログのベクト
ルLOG変換値PAへ変換されて前述したオシロスコー
プ30へ送出される。
しかして、オシロスコープ30には、対数変換された各
データ(Iogl) A 、  (logQ) Aが表
示されると共に、前記(3)式で示したベクトルLOG
変換値PAか相関出力信号dとして表示される。
このように構成されたベクトルLOG演算回路2つであ
れば、このベクトルLOG演算回路29からオシロスコ
ープ30へ送出される相関出力信号dとしてのベクトル
LOG変換値PAの信頼性を、アナログの入力データ信
号IA、QAの低レベルから高レベルまで一様に向上さ
せるには、前述したように、各A/D変換器1a、lb
のビット分解能を向上させて、各A/D変換器1a。
1bから出力されるデジタルのデータ10.QDの構成
ビット数を増大すればよい。
いま前述しように、A/D変換器1a、lbの出力デー
タのビット数を10ビツトから11ビツトへ1ビツトだ
け増加した場合を考える。この場合、各対数変換テーブ
ル2a、2bには11ビツトのデータio、Qoが入力
されるので、各対数変換テーブル2B、2bの記憶容量
を2倍にする必要がある。このことは第7図に示した従
来のベクトルLOG演算回路と同じである。しかし、各
対数変換テーブル2a、2bから出力される対数値(l
ogl ) D 、  (IogQ) oのビット数8
を変更する必要がないので、対数演算テーブル9へ入力
される組合せデータのビット数16は変化しない。した
がって、対数演算テーブル9の記憶容量を増大させる必
要がない。
すなわち、第7図の従来回路においては、A/D&換器
1a、lbのビット分解能を1ビツト上昇させると、対
数変換テーブル2a、2bの記憶容量を2倍にすると共
に対数演算テーブル5の記憶容量を4倍する必要があっ
たのに対して、第1図の実施例囲路29においては、対
数変換テーブル2&、2bの記憶容量を2倍にするのみ
でよい。
同様に、A/D変換器1a、lbのビット分解能を2ビ
ツト上昇させると、従来回路よび実施例回路2つの対数
変換テーブル2a、2bの記憶容量を4倍にする必要が
あるが、従来回路においては、それに加えて対数演算テ
ーブル5の記憶容量を16倍する必要がある。しかし、
実施例回路29においては増加する必要がない。
第5図はベクトルLOG演算回路全体の必要とする記憶
容量を概念的に示した図であり、第5図(a)は実施例
回路29を示し、第5図(b)は従来回路を示す。そし
て、それぞれ斜線で示した部分がA/D変換器1a、l
bのビット分解能を1ビツト上昇させた場合における必
要とする記憶容量の増加分を示す。すなわち、実施例回
路2つにおいては縦軸、FA軸を対数変換値で表示され
るのに対して、従来回路においては直線表示となる。
このように、実施例囲路29においては、記憶容量を大
幅に増大することなく、出力されるベクトルLOG変換
値の信頼性を大幅に向上できることが理解できる。
また、従来回路のように、デコーダ4を用いて使用する
対数演算テーブル5を選択する必要がないので回路構成
を簡素化できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のベクトルLOG演算回路に
よれば、対数変換テーブルを用いて対数変換したのちの
各データを対数演算テーブルへ入力させている。したが
って、たとえ出力されるベクトルLOG変換値の信頼性
を向上させるために各対数変換テーブルへ入力されるデ
ータのビット数を増大させたとしても、対数演算テーブ
ルの記憶容量を増大する必要がない。よって、対数演算
テーブルの記憶容量を大幅に増大させることなく、低価
格で演算結果の信頼性を大幅に向上できも
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例に係わるベクトル
LOGilt算回路を示すものであり、第1図は概略構
成を示すブロック図、第2図は対数演算テーブルの記憶
内容を示す図、第3図は実施例回路を組込んだ測定シス
テムの概略構成を示すブロック図、第4図は同測定シス
テムの動作を示すタイムチャート、第5図は実施例回路
の効果を説明するための図であり、第6図はベクトル台
底を示す図、第7図は従来のベクトルLOG演算回路を
示すブロック図、第8図は同従来回路の対数演算テーブ
ルの記憶内容を示す図、第9図は一般的な入力レベルと
出力されるベクトルLOG変換値の総誤差との関係を示
す図である。 1 a、1 b−A/D変換器、2a、2b=対数変換
テーブル、3a、3b、6−D/A変換器、9・・・対
数演算テーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力された互いに90度位相が異なる一対のデータのベ
    クトル合成値を算出してこのベクトル合成値を対数変換
    してベクトルLOG変換値として出力するベクトルLO
    G演算回路において、前記各データのとり得る各値に対
    応する各対数値を記憶し、入力された各データを対応す
    る各対数値に変換する一対の対数変換テーブル(1a、
    1b)と、この各対数変換テーブルから出力される一対
    の対数値のとり得る各組合せ値に対応する前記各ベクト
    ルLOG変換値を記憶し、入力された一対の対数値をこ
    の一対の対数値の組合せ値に対応する一つのベクトルL
    OG変換値へ変換する対数演算テーブル(9)とを備え
    たベクトルLOG演算回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635680A (ja) * 1992-06-03 1994-02-10 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 対数を計算するディジタル回路及びコンピュータシステムを動作させる方法
JP2008502037A (ja) * 2004-06-04 2008-01-24 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 複素対数alu

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