JPH0324080Y2 - - Google Patents

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JPH0324080Y2
JPH0324080Y2 JP15304485U JP15304485U JPH0324080Y2 JP H0324080 Y2 JPH0324080 Y2 JP H0324080Y2 JP 15304485 U JP15304485 U JP 15304485U JP 15304485 U JP15304485 U JP 15304485U JP H0324080 Y2 JPH0324080 Y2 JP H0324080Y2
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JP
Japan
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roll
bagasse
force
rolls
top roll
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JP15304485U
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JPS6264300U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は4ロールケーンミルのタイミングギア
に関するものである。
従来の技術 従来のケーンミルは、ハウジング下部にフイー
ドロールとバガスロールを並列に設け、この両ロ
ール間上方に位置してハウジング上部にトツプロ
ールを平行にかつ昇降自在に設け、さらにハウジ
ング上部にトツプロールの軸両端を下方に付勢す
る2本のシリンダー装置を設け、前記3ロールの
駆動歯車をロールの一方の軸端にのみ設けて構成
されていた。
考案が解決しよとする問題点 このような従来のケーンミルによると、ケーン
(砂糖きび)の圧搾を運転中にトツプロールをシ
リンダー装置で下方に付勢してトツプロールとフ
イードロール間の圧搾力およびトツプロールとバ
ガスロール間の圧搾力を適宜調整する必要がある
が、トツプロールの一方の軸端には駆動歯車の噛
合い反力が作用することからシリンダ装置を夫々
別途に調整せねばなかつた。しかも噛合い反力は
ケーンミルの規模にもよるが約40〜70tonである
一方、シリンダ装置による圧加力は2本で300〜
500tonであり、しかも噛合い反力はかなりの幅で
変動するのに対し圧加力の調整変動幅は相対的に
小さいので、噛合い反力をシリンダ装置で調整し
ていてもバランスが崩れやすくロールの幅方向に
常に均一にケーンを圧搾することは困難であつ
た。
本考案は上記問題点を解消するものであり、噛
合い反力のロール間圧搾力への影響をロール幅方
向に均一にできる4本ロールケーンミルのタイミ
ングギアを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本考案は、フイード
ロールとバガスロールが平行に配置され、前記両
ロールに平行なトツプロールが昇降自在に設けら
れ、トツプロールの軸両端にシリンダ装置を有す
る4ロールケーンミルにおいて、トツプロールと
フイードロールおよびトツプロールとバガスロー
ルの各軸心間で噛合し合う歯車を前記の全てのロ
ールの軸両端に設けて構成したものである。
作 用 上記構成における作用について述べるロールの
駆動力はロールの軸両端に設けたタイミングギア
を介して伝達されるので、タイミングギアの噛合
い反力のロールの軸両端に同時に同等に作用す
る。従つて、タイミングギアの噛合い反力が、ト
ツプロールとフイードロールおよびトツプロール
とバガスロールの各ロール間圧搾力におよぼす影
響は、ロールの幅方向に均一になる。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。第1図において、1はフイードロール2とバ
ガスロール3を軸受4,5を介して並列に支承す
る下部ハウジングで、フイードロール2をバガス
ロール3よりやや低い位置で支承している。6は
両ロール2,3に平行なトツプロール7を昇降自
在に支承する上部ハウジングで、下部ハウジング
1の両ロール2,3間にその両側下端部をピン
(ピンジヨイント)8を介して揺動自在に連結さ
れている。
第2図において、9,10,11は各ロール
2,3,7の軸12,13,14の両端に固定さ
れたタイミングギアであり、トツプロール7の両
端タイミングギア14は、フイードロール2の両
端タイミングギア9とバガスロール3の両端タイ
ミングギア13にそれぞれ噛合している。15は
上部ハウジング6の両側部に組込んで設けられた
2本の第1油圧シリンダー装置で、トツプロール
7の軸14両端を上部ハウジング6に対して昇降
自在の軸受16を介して押えており、適宜トツプ
ロール7を下方に付勢する働きをなすものであ
る。17は上部ハウジング6のケーン供給側両側
部にピン18を介して揺動自在に取付けられたス
イングアームで、トツプロール7に平行なプレロ
ール19の軸両端を軸受20を介して支承してい
る。21は下部ハウジング1のケーン供給側両側
部に張り出して設けられたブラケツト、22はこ
のブラケツト21と両スイングアーム17の下端
部間にピン23,24を介して取付けられた2本
の第2油圧シリンダー装置(プレロール要シリン
ダー装置)で、スイングアーム17を揺動させて
プレロール19をトツプロール7に対して接近離
間させる働きをなすものである。
以下上記構成における作用について述べる。プ
レロール19とトツプロール7の間に矢印に示す
ようにケーンを供給し、バガスロール3とトツプ
ロール7の間から破砕したケーンを排出する。そ
して、トツプロール7とフイードロール2間の圧
搾力およびトツプロール7とバガスロール3間の
圧搾力を、トツプロール7を第1油圧シリンダー
装置15によつて下方に付勢することにより、ま
た上部ハウジング6全体を第2油圧シリンダー装
置22でスイングアーム17とプレロール19を
介して揺動させることにより調整する。この際ト
ツプロール7とフイードロール2間およびトツプ
ロール7とバガスロール3間の駆動か伝達はロー
ルの軸両端のタイミングギア9と11および10
と11を介して行なわれるので、タイミングギア
の噛合い反力は、ロールの軸両端に同等に作用
し、トツプロール7とフイードロール2およびト
ツプロール7とバガスロール3の各ロール間圧搾
力におよぼす影響は、ロールの幅方向で均一にな
る。したがつて従来の如くタイミングギアの噛合
い反力により、ロールの幅方向の圧搾力のバラン
スが崩れることがなくなり、第1油圧シリンダ1
5によるトツプロール7とフイードロール2間の
圧搾力と、トツプロール7とバガスロール3間の
圧搾力のロールの幅方向での圧搾ムラを少なくで
きる。第2シリンダー装置22によつてプレロー
ル19をトツプロール7側に付勢することによ
り、各ロール2,3,7,19間の力のバランス
を取り、トツプロール7のスムーズに昇降を可能
にするとともに、従来、一方の軸受11に片寄つ
ていたタイミングギアの噛合い反力がロールの軸
受11に分割されて作用するので、それだけ摩擦
損失が少なくなつて軸受11がスムーズに上部ハ
ウジング6内を昇降できることになる。
考案の効果 以上述べたごとく本考案によれば、タイミング
ギアをロールの軸両端に設けることによりロール
の軸両端の一方の軸端に片寄つていた噛合い反力
をロールの軸両端に同等に作用させることが出来
るので、従来行なつていた加圧力による調整なし
に、噛合い反力のロール間圧搾力への影響をロー
ル幅方向に均一にすることが出来、ロールの幅方
向におけるロール間の圧搾力のバランスが取りや
すく、圧搾ムラをなくし圧搾性能を向上出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図はそのA−A矢視側面図である。 2……フイードロール、3……バガスロール、
7……トツプロール、9,10,11……タイミ
ングギア、15……第1油圧シリンダ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイードロールとバガスロールが平行に配置さ
    れ、前記両ロールに平行なトツプロールが昇降自
    在に設けられ、トツプロールの軸両端にシリンダ
    装置を有する4ロールケーンミルにおいて、トツ
    プロールとフイードロールおよびトツプロールと
    バガスロールの各軸心間で噛合し合う歯車を前記
    の全てのロールの軸両端に設けたことを特徴とす
    る4ロールケーンミルのタイミングギア。
JP15304485U 1985-10-05 1985-10-05 Expired JPH0324080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15304485U JPH0324080Y2 (ja) 1985-10-05 1985-10-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15304485U JPH0324080Y2 (ja) 1985-10-05 1985-10-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6264300U JPS6264300U (ja) 1987-04-21
JPH0324080Y2 true JPH0324080Y2 (ja) 1991-05-24

Family

ID=31071573

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JP15304485U Expired JPH0324080Y2 (ja) 1985-10-05 1985-10-05

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JPS6264300U (ja) 1987-04-21

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