JPH03240182A - 光学読取装置 - Google Patents

光学読取装置

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JPH03240182A
JPH03240182A JP2036917A JP3691790A JPH03240182A JP H03240182 A JPH03240182 A JP H03240182A JP 2036917 A JP2036917 A JP 2036917A JP 3691790 A JP3691790 A JP 3691790A JP H03240182 A JPH03240182 A JP H03240182A
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JP
Japan
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hologram
light
focal length
holograms
reflected light
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Pending
Application number
JP2036917A
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English (en)
Inventor
Atsushi Hashikawa
淳 橋川
Masahiro Taguchi
田口 正広
Koichi Tanimoto
谷本 功一
Yasuyuki Sakai
泰幸 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホログラムによってレーザ光を偏向し、このレ
ーザ光によって対象物を走査し、この対象物からの反射
光を再びホログラムを通して受光して対象物に設けられ
た情報を読取るホログラム式読取装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、特公昭61−53753号公報に開示されるよう
にホログラムを用いてレーザ光を偏向させ、このレーザ
光によってバーコード等の情報を走査するものが知られ
ていた。そして上記公報のものはバーコードからの反射
光を再び上記ホログラムを通して受光し、上記バーコー
ドを読取っている。
また特開昭57−502142号公報あるいは特開昭6
3−150777号公報に開示されるように焦点距離の
異なる複数のホログラムを同一の円板上に分割して設け
、全体としての読取深度を広範囲にするものが知られて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来技術のように焦点距離の異なる複数のホログ
ラムを用いることによって読取深度を増大するとバーコ
ード等の情報を読取らせる際の操作性を向上することが
できるが、その反面焦点距離が遠くなるほどバーコード
からの反射光が減少し、受光光量が減少してバーコード
等の読取りが困難になるという問題点があった。
このような読取深度の増大に伴う受光光量の減少に対し
て、受光信号を増幅する処理回路のダイナミックレンジ
を拡大することが考えられるが、SN比を十分なレベル
に抑えながら広いダイナミックレンジを実現することは
困難であった。
また、特開昭58−203574号公報に開示される技
術を応用し、ホログラムの焦点距離に応じてレーザ光の
強度を変えることや、受光信号の増幅ゲインを変えるこ
とが考えられるが、どのホログラムにレーザ光が入射し
ているのかを検出する装置や、ホログラムの切換わりに
応じてレーザ光の光量や増幅ゲインを切換える同期処理
回路が必要となり、装置の構成が複雑になるという問題
点があった。
本発明は上記のごとき問題点に鑑み、焦点距離のちがい
による受光光量の差を簡単な構成にて補償することがで
きる光学読取装置を提供することを目的としてなされた
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、 レーザ光源と、 該レーザ光源から発生されたレーザ光を回折偏向し、所
定の焦点距離で集束させるとともに、対象物からの反射
光を受光して回折偏向するホログラムを有する走査手段
と、 前記対象物からの反射光を前記走査手段の前記ホログラ
ムを介して受光し、受光信号を出力する受光手段とを備
え、 前記ホログラムは、該ホログラムの前記焦点距離の遠近
に応じて高低に設定された回折効率および/または前記
ホログラムの前記焦点距離の遠近に応じて大小に設定さ
れた受光面積を有するという技術的手段を採用する。
〔作用〕
以上に述べた本発明の詳細な説明する。
レーザ光源から発生されたレーザ光は走査手段のホログ
ラムによって回折偏向され所定の焦点距離に集束される
。このホログラムによって回折偏向され、集束されたレ
ーザ光が対象物に当たるとその反射光は再び走査手段の
ホログラムによって回折偏向され、受光手段へ導かれる
。そして、受光手段は上記対象物からの反射光に応じて
受光信号を発生する。
ここで、受光手段が受光する反射光の光量は下式により
表わすことができる。
1=r、o  ・k−R・ (1/L) 2 ・S ・
η”・・・・・・ (1) f :受光手段の受光光量 Io 二対象物への照射光量 に:対象物の反射率 R:ホログラム以外の光学系の効率 L:対象物と受光手段との距離 S:ホログラムの受光面積 η:ホログラムの回折効率 この弐の中で、Rはホログラム以外の光学素子の光の利
用率であり、例えば複数のξラーを用いる場合は各ξラ
ーの反射率の積で表わされる。またSは反射光を受光手
段に導びくために有効なホログラムの受光面積である。
上式から明らかなように、受光手段の受光光量は距離り
が大きくなると距離りの2乗に反比例して減少する。こ
のとき、距離りを変化させる最も大きな要因としてホロ
グラムの焦点距離がある。
一方、上式から明らかなように受光面積Sあるいは回折
効率ηを大きくすれば、受光光量Iは増加する。
このため、ホログラムの焦点距離の遠近に応じてホログ
ラムの回折効率ηを予め高低に設定し、ホログラムを作
成することで、距離りのちがいによる受光光量■の変化
を抑制することができる。
また、ホログラムの焦点距離の遠近に応じてホログラム
の受光面積Sを予め大小に設定することで、距離りのち
がいによる受光光量■の変化を抑制することができる。
さらに、回折効率ηと受光面積Sの両方を上記のように
設定しても距離りのちがいによる受光光11の変化を抑
制することができる。
〔実施例] 以下、本発明を適用した実施例を説明する。
第1図は第1実施例の斜視図であり、第2図は第1実施
例の平面図である。この実施例はレジカウンタ谷に本発
明によるバーコードリーグを設置したものである。
レジカウンタ台1には、走査部2が支持部3によって支
持されている。走査部2は支持部3の中を通るケーブル
4aにより制御回路4と接続され、後述するレーザ光源
やモータの駆動信号、読取信号、電源などが授受されて
いる。
支持部3はレジカウンタ台1に固定される基台31と、
この基台31に固定された筒状の第1支持柱32と、こ
の第1支持柱32の中に、上下方向に移動可能に挿入さ
れた第2支持柱33とを備える。基台31には穴が適宜
設けられ、図示せぬボルト、ネジ等でレジカウンタ台1
に固定される。
第1支持柱32に挿入された第2支持柱33は上下方向
に移動可能で、ツマご34によって任意の位置に固定さ
れる。この第2支持柱33の端部には、走査部2が軸3
5を中心に回動可能に支持されている。
走査部2はケース22に透明ガラスが設けられた読取窓
21とスモークアクリルが設けられた表示窓23とを有
し、表示窓23には電源表示用LED23aと読取表示
用LED23bとが設けられている。走査部2は、読取
窓21から物品の搬送路上へ、その物品の到来方向へ向
けてほぼ45゜の角度で読取用のレーザ光を出射し、2
点鎖線で囲まれた範囲を読取用のレーザ光で走査する。
そして、レジ係の操作者により物品が2点鎖線で囲まれ
た範囲に移動されると、物品に貼付されたバーコードが
読み取られる。こうして読み取られたバーコードは、制
御回路4でデコードされ、図示せぬPOSターミナルに
送出され、価格が集計される。
次に、操作部2の構成を第3図および第4図により詳細
に説明する。
第3図はケース22内部の光学系部品の配置を示す操作
部2の透視図であり、第4図は操作部2の縦断面図であ
る。
第4図に図示されたシャーシ200は、第2支持柱33
と連結されており、走査部2の内部を貫通して走査部2
の機械的な骨格をなしており、後述する光学系の精度の
ため、高い剛性を備えている。
シャーシ200には半導体レーザ光源201が設けられ
、この半導体レーザ光源201には、可視光半導体レー
ザと、レンズ系とが内蔵されている。シャーシ200に
固定された集光レンズ202には、その中心軸を貫通し
て遮光筒204が設けられ、遮光筒204には反射鏡2
03が設けられている。反射鏡203は遮光筒204に
、その軸方向と45°の角度をもって設けられ、遮光筒
204に設けられた切欠き部204aから入射するレー
ザ光を遮光筒204の軸方向へ反射する。
ホログラムディスク205には、近焦点距離の第1ホロ
グラム205aと遠焦点距離の第2ホログラム205b
とが各々180°の範囲にわたって形成され、入射する
レーザ光を偏向させるとともに集束させる。しかも、近
焦点の第1ホログラム205aはホログラムディスク2
05上に帯状に形成され、一方遠焦点の第2ホログラム
205aはホログラムディスク205の半円全体に形成
されている。この実施例では各ホログラムの焦点距離は
第2図に1.hとして示される距離に設定されている。
ホログラムディスク205はモータ206により回転さ
れるように設けられている。多面反射鏡207は反射鏡
207a〜207eを有し、シャーシ200に脱着自在
に設けられたサブシャーシ200aに固定されている。
そして、このサブシャーシ200aとともに多面反射鏡
207を交換することで、走査パターン、走査線数など
を変更することができる。この実施例では、面数の異な
る(3面から6面)の多面反射鏡を交換して走査線数、
走査パターンが変更できる。
また、ホログラムディスク205は、サブシャーシ20
0bに、このサブシャーシ200b、モータベース20
6a、および基板206bを貫通して設けられたモータ
206のシャフトに固定されており、ホログラムディス
ク205はシャーシ200に設けられた円形の凹部にサ
ブシャーシ200bを蓋として収納される。これにより
、ホログラムディスク205へのゴξの付着の防止、お
よびホログラムディスク破損時の飛散防止などが図られ
ている。また、モータ206はアウターロータ型のモー
タで、サブシャーシ200bにモータベース206 a
、および駆動回路基板206bとともに設置されている
また、サブシャーシ200bからはホログラムを直進貫
通する透過光遮光、および装置外からの直接入射光遮光
のための遮光板20Bが延在している。
第3図に示されるように、ホログラムディスク205に
面するシャーシの所定位置には発光素子212aと受光
素子212bとからなるホトインタラプタ212が設け
られている。そして、ホログラムディスク205には、
各走査線の始点と終点とに対応した位置にマーク205
cが設けられており、このマーク205cをホトインタ
ラプタ212が検出することにより各走査線の始点と終
点とが検知される。また、マーク205Cのひとつ、こ
の実施例では最下端に図示されるマークは他のマークよ
り幅広にしてあり、ホログラムディスク205が一回転
したことがホトインタラプタ212の検知信号の幅から
検知される。
反射鏡209はシャーシ200から延在するサブシャー
シ200cに固定されており、このサブシャーシ200
cはホトディテクタ211への外乱光の入射を阻止する
ため、集光レンズ202から反射鏡209.帯域透過フ
ィルタ210を経てホトディテクタ211へ至る経路を
包囲するように形成されている。
ホトディテクタ211および帯域透過フィルタ210は
シャーシ200に固定された回路基+& 213に増幅
回路、駆動回路などと共に設けられている。
また、走査部2の内部には半導体レーザ光源201に内
蔵されたレーザダイオードの駆動回路、ホトインタラプ
タ212からの信号を処理する処理回路、モータ206
の駆動回路、ホトディテクタ211からの信号を増幅す
る増幅回路、表示窓23内に設けられた電源表示用LE
D23 aや読取表示用LED23bの駆動回路、およ
び電源回路とのを設けた回路基板213,214が設け
られている。
上記構成においてホログラムディスク205にホログラ
ム205a、205bを形成する方法を説明する。
まずホログラムディスク上に感光材料膜を形成する。次
に、手内部分を第5図(a)に示すような半円のマスク
M、により覆って遠焦点距離のホログラム205bを形
成する。このホログラム205bは第5図中)に示すよ
うに、拡散レーザ光L1と平行レーザ光L2とによって
形成される。
近焦点距離のホログラム205aは第6図(a)に示す
ように、帯状の穴が設けられたマスクM2を用い、第6
図中)のようにホログラムディスク205をマスクMで
拡散レーザ光り、を平行レーザ光L2とによって形成さ
れる。
次に上記構成による作動を説明する。装置の電源が投入
されると電源表示用LED23 aが点灯するとともに
モータ206が回転し、ホログラムディスク205が回
転する。
ホログラムディスク205の回転が十分高くなるとレー
ザ光源201の半導体レーザダイオードが発光しレーザ
光りを生じる。
レーザ光源201から出射したレーザ光りは反射鏡20
3により遮光筒204の軸方向へ屈折されホログラムデ
ィスク205に入射する。ホログラムディスク205に
形成された第1ホログラム205aと第2ホログラム2
05bは各々がレーザ光を回折偏向し、所定の焦点距離
にて焦点させる。しかも第1および第2ホログラム20
5 a。
205bの各々はホログラムディスク205の回転に伴
ってレーザ光りを180°の半円に沿って走査する。
以下第1ホログラム205aの場合について説明する。
ホログラムディスク205から出射したレーザ光は多面
反射鏡207で反射され、読取窓21から出射して対象
物であるバーコード上に照射される。このとき、第1ホ
ログラム205aによってレーザ光が180°の範囲で
走査されるため、レーザ光は反射鏡207a〜207e
の各面を順次移動する。このため読取窓21の外に出射
するレーザ光の軌跡(走査パターン)は多面反射鏡20
7の面数と各面207a〜207eの角度とに応じた形
となる。
読取窓21から出射されたレーザ光が第1ホログラム2
05aにより与えられた焦点付近でバーコード上を横切
ると、このバーコードのパターンに応じた反射光が発生
する。この反射光は再び読取窓21に入射し、反射鏡2
07a〜207eのうち、現在レーザ光を反射している
反射鏡により反射され、再びホログラムディスク205
へ入射する。
そして第1ホログラム205によりレーザ光の場合とは
逆に回折偏向され、集光レンズ202へ入射する。
集光レンズ202に入射した反射光は集光レンズ202
によって集光され、反射鏡209で反射されて帯域透過
フィルタ210でレーザ光の波長成分のみが透過しホト
センサ211に焦点を結ぶ。
これによりホトセンサ211からはバーコードからの反
射光に応じた電気信号が得られる。さらに制御回路4は
ホトセンサ211からの電気信号とホトインタラプタ2
12からの信号とを入力し、反射鏡207a〜207e
ごとに形成された走査線ごとにホトセンサ211からの
電気信号を分割し、走査線ごとの電気信号からバーコー
ドをデコードし出力する。
以上の作動において第1ホログラム205aは近焦点距
離を有するように形成されているため、強い反射光が得
られる。これに対して第2ホログラム205bは遠焦点
距離を有するように形成されているため、弱い反射光し
か得られない。
しかし第1ホログラム205aは帯状に形成されている
ため、反射光を受光してホトセンサ方向へ回折偏向する
ための受光面積が第2ホログラム205bより小さいた
め、第2ホログラム205bより反射光の集光能力が小
さい。
ここで、第1ホログラム205aの受光面積は第7図(
a)に示すように、集光レンズ202の集光範囲を破線
図示の範囲とすると、この範囲と第1ホログラム205
aとの重なる部分の面積となる。
−力筒2ホログラム205bの受光面積はホログラムが
ホログラムディスク上の半円にわたって形成されている
ことから、第7図(b)に示すように第1ホログラム2
05aの受光面積よりも大きい。
このため、第1ホログラム205aと第2ホログラム2
05bとの焦点距離のちがいにより反射光に強弱が生じ
ても、ホログラムの形成面積を焦点距離に応じて設定す
るだけの簡単な構成にて反射光の強弱を補償することが
できる。これにより、ホードセンサ211に集光される
光量に大巾な差異を生じることがない。
第8図は本発明を適用した第2実施例の走査部の透視図
である。
この実施例では近焦点距離の第1ホログラム205cの
回折効率を低く形成し、遠焦点距離の第2ホログラム2
05dの回折効率を高く形成しており、他の構成は前述
の第1実施例と同一であるので同一の符号を付した。
この第2実施例では第1ホログラム205c。
第2ホログラム205dともにホログラムディスク20
5の半円の範囲全体にわたって形成されており、受光面
積は両者とも等しい。
しかし回折効率が第1ホログラム205cは低く第2ホ
ログラム205dは高いため、同じ光を受けた場合でも
、第1ホログラム205cより第2ホログラム205d
のほうが多くの光をホトセンサ211の方向へ回折偏向
する。
また、第1ホログラム205cの回折効率を低下させる
ことで、レーザ光りの回折光量も低下し、バーコードに
照射される光量が減少する。このため、バーコードから
の反射光そのものを減少させることができ、反射光の回
折光量の低下とあいまってホトセンサが受光する光量を
第2ホログラム205dによる読取時の光量に接近させ
る。
このため、第1ホログラム205cと第2ホログラム2
05dとの焦点距離のちがいにより反射光に強弱が生じ
ても、ホログラムの回折効率を焦点距離に応じて設定す
るだけの簡単な構成にて反射光の強弱を補償することが
でき、ホトセンサ211に集光される光量に大巾な差異
を生じることがない。
ここで、ホログラムの回折効率を変化させる方法はホロ
グラムの種類に応じて種々の方法がある。
この実施例ではレリーフ型のホログラムを用いているた
め、格子間隔に対する格子深さの比をホログラムの形成
時に調節することで回折効率を調節している。そして、
この格子深さを調節するためにレーザ露光時の露光量を
近焦点距離ホログラムの形成時と遠焦点距離ホログラム
の形成時とで異なる値にしている。なお、露光後の現像
時間を調節しても格子深さを調節し回折効率を変化させ
ることができる。また、屈折率差を利用したダイクロメ
ートゼラチン等のホログラムでは、露光前の硬膜量、n
光量、現像条件を最適値からずらすことにより回折効率
を低下させ、回折効率を調節することができる。
以上に述べた第1実施例ではホログラムの受光面積のみ
を焦点距離に応じて設定し、第2実施例ではホログラム
の回折効率のみを焦点距離に応じて設定したが、これら
を並用してもよい。
第9図はホログラムの受光面積と回折効率との両方を焦
点距離に応じて設定した第3実施例のホログラムディス
クの平面図である。
このホログラムディスクは第1実施例のホログラムディ
スクと取換えて用いることができる。近焦点距離のホロ
グラム205eは遠焦点距離のホログラム205 fよ
りも低い回折効率にて形成されている。また、ホログラ
ム205eは、ホログラム205fよりも受光面積が小
さくなるように形成されている。
これにより、第2ホログラム205fは第1ホログラム
205eより多くの反射光を受光し、しかも第1ホログ
ラム205eより高い効率で受光した反射光を回折偏向
させる。このように受光面積と回折効率とを並用するこ
とにより、近焦点距離のホログラムの回折効率を大巾に
下げられない場合や受光面積を大巾に小さくできない場
合でも焦点距離のちがいによる反射光の強弱を補償する
ことができる。
なお、以上に述べた第1.第2.第3実施例ではホログ
ラムディスク205を2つの領域に分割して2つの異な
る焦点距離のホログラムを形成したが、さらに多数の領
域に分割して多数の異なる焦点距離のホログラムを形成
してもよい。
例えば、第10図に示すようにホログラムディスク20
5を4つの領域に分割し、A、B、C。
Dの4つのホログラムをそれぞれの焦点距離がLA< 
L m < L c < L oとなるように形成し、
それぞれのホログラムの受光面積がSA<Ss <Sc
 <Soとなるように形成してもよい。
また、第11図に示すようにホログラムディスク205
を4つの領域に分割し、A、B、C,Dの4つのホログ
ラムをそれぞれの焦点距離がLA< L a < L 
c < Lゎとなるように形成し、それぞれのホログラ
ムの回折効率がη、〈η、〈η。くη、となるように形
成してもよい。
(発明の効果〕 以上述べたように本発明によると、受光手段と対象物と
の間に介装され、対象物からの反射光を受光手段に向け
て回折偏向するホログラムを、焦点距離の遠近に応じて
高低に設定された回折効率および/または焦点距離の遠
近に応じて大小に設定された受光面積を有するように形
成するだけの簡単な構成で受光手段と対象物との距離差
による反射光の強弱差を補償することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例によるバーコードリーグの斜視図、
第2図は第1実施例によるバーコードリーグの平面図、
第3図は第1実施例の走査部の透ムディスク、205a
、205c、205e・・・近焦点距離ホログラム、2
05b、205d、205f・・・遠焦点距離ホログラ
ム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 レーザ光源と、 該レーザ光源から発生されたレーザ光を回折偏向し、所
    定の焦点距離で集束させるとともに、対象物からの反射
    光を受光して回折偏向するホログラムを有する走査手段
    と、 前記対象物からの反射光を前記走査手段の前記ホログラ
    ムを介して受光し、受光信号を出力する受光手段とを備
    え、 前記ホログラムは、該ホログラムの前記焦点距離の遠近
    に応じて高低に設定された回折効率および/または前記
    ホログラムの前記焦点距離の遠近に応じて大小に設定さ
    れた受光面積を有することを特徴する光学読取装置。
JP2036917A 1990-02-16 1990-02-16 光学読取装置 Pending JPH03240182A (ja)

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