JPH03239850A - ロックアップクラッチ付トルクコンバータ - Google Patents

ロックアップクラッチ付トルクコンバータ

Info

Publication number
JPH03239850A
JPH03239850A JP3328390A JP3328390A JPH03239850A JP H03239850 A JPH03239850 A JP H03239850A JP 3328390 A JP3328390 A JP 3328390A JP 3328390 A JP3328390 A JP 3328390A JP H03239850 A JPH03239850 A JP H03239850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
clutch
lock
pump
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3328390A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Jufuku
寿福 康信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3328390A priority Critical patent/JPH03239850A/ja
Publication of JPH03239850A publication Critical patent/JPH03239850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、流体を介して動力を伝達するロックアツプク
ラッチ付フルードカップリングに関するものである。
従来の技術 容器状の外殻とその外殻の出力軸側内壁面において周方
向に複数枚配列されたポンプブレードとを有し、入力軸
とともに回転するポンプ羽根車と、前記外殻の出力軸側
内壁面に対向して配置された環状板とその環状板の前記
ポンプブレードに対向した位置に複数枚配列されたター
ビンブレードとを有して前記内部空間内に収容され、出
力軸とともに回転するタービン羽根車と、上記ポンプブ
レードとタービンブレードとの間に位置する固定ブレー
ドを有し、一方向クラッチを介して支持された固定羽根
車と、前記外殻の入力軸側内壁面に保合可能に設けられ
、ダンパを介して出力軸に連結されたロックアツプクラ
ッチとを備えた形式のロックアツプクラッチ付トルクコ
ンバータが知られている。たとえば、特開昭56−13
9049号公報に記載された流体継手がそれであり、エ
ンジンと変速機との間に設けられる。
発明が解決すべき課題 ところで、たとえば動力伝達機構の変速部に無段変速機
を採用したときのように、比較的低車速でロックアツプ
クラッチが係合制御される場合には、ロックアンプクラ
ッチの保合シボツクを吸収するためのダンパには、ダン
パスプリングの弾性変形により許容される出力軸に対す
るロックアツプクラ・ノ゛チの捩しれ角を大きくするこ
とが望まれる。しかし、上記従来のロックアンプクラッ
チ付トルクコンバータにおいては、ダンパの配置に対す
る許容空間の関係から、ポンプ羽根車の外殻内において
ダンパが径方向においてタービンブレードの外周側位置
に配置されるため、ダンパスプリングの弾性変形により
許容される出力軸に対するロックアツプクラッチの捩じ
り角が充分に得られない欠点があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、出力軸に対するロックアツプ
クラッチの捩じり角が充分に得られしかも外形寸法が大
きくならないロックアツプクラッチ付トルクコンバータ
を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、容器状の外殻とその外殻の出力軸側内壁面において
周方向に複数枚配列されたポンプブレードとを有し、入
力軸とともに回転するポンプ羽根車と、前記外殻の出力
軸側内壁面に対向して配置された環状板とその環状板の
前記ポンプブレードに対向した位置に複数枚配列された
タービンブレードとを有して前記内部空間内に収容され
、出力軸とともに回転するタービン羽根車と、上記ポン
プブレードとタービンブレードとの間に位置する固定ブ
レードを有し、一方向クラッチを介して支持された固定
羽根車と、前記外殻の入力軸側内壁面に係合可能に設け
られ、ダンパを介して出力軸に連結されたロックアツプ
クラッチとを備えた形式のロックアツプクラッチ付トル
クコンバータにおいて、前記固定ブレードの回転軸心か
らの距離を比較的大きくしてその固定ブレードの内周側
に空間を設けるとともに、前記環状板の径方向の中間部
をその空間内へ湾曲させることにより凹部を設け、その
凹部内に前記ダンパの少なくとも一部を収容したことに
ある。
作用および発明の効果 このようにすれば、ダンパが、径方向において固定羽根
車の固定ブレードと一方向クラッチとの間に位置させら
れる結果、ダンパがタービン羽根車のタービンブレード
の外周側に位置させられる従来の場合に比較して、ダン
パの配置位置が内周側となるので、ロックアツプクラッ
チの出力軸に対する捩じれ角が充分に得られるようにな
る。しかも、固定ブレードの回転軸心からの距離が比較
的大きくされてその固定ブレードの内周側に空間が設け
られるとともに、環状板の径方向の中間部がその空間内
へ湾曲させることにより凹部が設けられ、その凹部内に
ダンパの少なくとも一部が収容されるので、トルクコン
バータの外形寸法の拡大が好適に抑制されるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図において、図示しないエンジンの動力はトルクコ
ンバータ10.ベルト式無段変速機(以下、CVTとい
う)121前後進切換装置14゜減速ギア装置16.お
よび差動歯車装置18を経て駆動軸20に連結された図
示しない駆動輪へ伝達されるようになっている。
トルクコンバータ10は、エンジンのクランク軸22と
接続されているポンプ羽根車24と、−方向クラッチ2
5により一方向だけの回転が許容される固定羽根車26
と、CVT12の入力軸27に固定されたタービン羽根
車28と、ダンパ30を介して入力軸27に固定された
ロックアツプクラッチ32とを備えている。ロックアツ
プクラッチ32は、たとえば車速あるいはエンジン回転
速度またはタービン28の回転速度が所定値以上になる
と作動させられて、トルクコンバータ10の入力軸であ
るクランク軸22とトルクコンバータ10の出力軸であ
る入力軸27とを直結状態にするものである。
CVT12は、入力軸27および出力軸34にそれぞれ
設けられた可変プーリ36および38と、それら可変プ
ーリ36および38に巻き掛けられた伝動ベルト40と
を備えている。可変プーリ36および38は、入力軸2
7および出力軸34に固定された固定回転体42および
44と、入力軸27および出力軸34にそれぞれ軸方向
の移動可能かつ軸回りの相対回転不能に設けられ且つ固
定回転体42および44との間にV溝を形成する可動回
転体46および48とから戒り、可動回転体46および
48が油圧シリンダ5oおよび52によって移動させら
れることによりV#IJl!すなわち伝導ベルト40の
掛り径(有効径)が変更されて、CVT12の変速比T
(−入力軸27の回転速度N、イ/出力軸34の回転速
度N0uL)が変更されるようになっている。油圧シリ
ンダ5oは専ら変速比γを変更するために作動させられ
、油圧シリンダ52は専ら伝動ベルト4oのすべりが生
じない範囲で最小の挟圧力が得られるように作動させら
れる。
上記CVT12の変速比γおよび伝動ベルト40の張力
は、たとえば特開昭58−191358号公報、特開昭
62−196445号公報、特開昭61−49749号
公報に記載された油圧制御装置などにより制御される。
なお、オイルポンプ54は上記の油圧制御装置の油圧源
を構成するものであって、エンジンの作動中にはポンプ
羽根車24によって常時回転駆動されるようになってい
る。
前後進切換装置14は、CVT12の出力軸34と同軸
的に設けられており、遊星歯車装置から構成されている
。この遊星歯車装置は、たとえば実開昭61−1311
.49号公報に記載されたラビニョオ型の複合遊星歯車
装置と同様の機構を備えており、シフトレバ−のLおよ
びDレンジにおける低速段では、低速段用ブレーキが係
合させられて比較的大きな減速比にて動力が伝達される
が、Dレンジの高速段においては、高速段用クラッチの
係合により遊星歯車装置全体が一体となって回転し、こ
れにより減速比1にて動力が伝達される。
また、Rレンジでは後進用ブレーキの保合により比較的
大きな減速比により逆回転にて動力が伝達される。
前後進切換装置14の出力ギア58は減速ギア装置16
を介して差動歯車装置18と作動的に連結されており、
エンジンの動力は差動歯車装置18において左右の駆動
軸20へそれぞれ分配された後、左右の駆動輪へ伝達さ
れる。
ここで、第1図に詳しく示すように、前記トルクコンバ
ータ10は、CVT12を収容する図示しないミッショ
ンケースとエンジンブロックとの間においてそれらに固
定されたクラッチケース60内に収容されている。上記
トルクコンバータ10のポンプ羽根車24ば、短軸円柱
或いは厚肉円盤のような円形の内部空間を有する容器状
の外殻62と、外殻62の内壁面において周方向に複数
枚配列されたポンプブレード64とを備えており、フラ
イホイール66を介してクランク軸22に固定されてい
る。上記トルクコンバータ1oの固定羽根車26は、一
方向クラッチ25により支持された一方向回転体92と
その外周部に設けられた固定ブレード67とを備えてい
る。また、上記トルクコンバータ10のタービン羽根車
28は、リベット68により連結された内周部材70お
よび外周部材72から成る環状板74と、この環状板7
4の内周部に固着されて入力軸27とスプライン嵌合す
るハブ76と、上記環状板74のポンプブレード64に
対向した位置において周方向に複数枚配列されたタービ
ンブレード7日とを備え、外殻62の内部空間内に収容
された状態で入力軸27とともに回転するようになって
いる。
前記ロックアツプクラッチ32は、前記ダンパ30を介
して上記内周部材70と連結されるとともに、上記ハブ
76の外周面と摺動可能に嵌合されている。ダンパ30
は、径方向において一方向クラッチ25とタービン羽根
車28との間に位置しており、内周側において前記内周
部材70とスプライン嵌合し且つ外周溝80を備えた断
面U字状の内周ダンパ部材81と、この内周ダンパ部材
81のクランク軸22側および入力軸27側にそれぞれ
固設されて図示しないコイル状のダンパスプリングを回
転軸心方向において両側から保持する一対のスプリング
保持部材82と、上記内周ダンパ部材81の外周溝80
内に内周部が相対回転可能に嵌め入れられるとともに外
周部がロックアツプクラッチ32に固着された外周ダン
パ部材84とを備えており、上記内周ダンパ部材81お
よび外周ダンパ部材84において周方向に沿って形成さ
れた円弧状の図示しない貫通長手穴内に収容された上記
ダンパスプリングを介して動力伝達が行われ、そのダン
パスプリングの伸縮方向(軸方向)の弾性変形によりロ
ックアツプクラッチ32の係合シボツクが吸収されるよ
うになっている。
また、その弾性変形により、入力軸27に対するロック
アツプクラッチ32の捩じれ角が形成されるようになっ
ている。
また、前記一方向クラッチ25は、図示しないミッショ
ンケースに固定された隔壁86の入力軸27が貫通する
貫通穴8日に嵌め着けられた中空固定軸90によって支
持されており、前記固定羽根車26は、上記一方向クラ
ッチ25によって支持された一方向回転体92により支
持されている。
第1図から明らかなように、前記一対の保持部材82は
、上記ダンパスプリングを軸方向の両側から保持するた
めにダンパスプリングの巻き径よりも大きい曲率半径で
湾曲した形状で軸方向に膨出している。図のように、ダ
ンパ30は、入力軸27に対するロックアツプクラッチ
32の捩じれ角を大きくするために従来に比較して比較
的回転軸心に接近して配置されており、しかもダンパス
プリングを保持する一対の保持部材82が比較的大きな
曲率半径で湾曲させられていることから、トルクコンバ
ータ10の外形寸法を拡大させないための工夫が為され
ている。
すなわち、ダンパ30を、径方向において一方向クラッ
チ25とタービンブレード78との間に収容するため、
軸方向において一方向クラッチ25は固定羽根車26よ
りもCVT12側に位置させられて固定ブレード67の
内周側には空間が形成されている。ポンプブレード64
、タービンブレード78、固定ブレード67の回転軸心
からの距離はトルクコンバータ10のトルク比に関連し
ており、本実施例ではCVTL2が変速部として設けら
れていることから比較的低いトルク比、たとえば1.8
以下に設定するために、上記固定ブレード67が比較的
大きな回転半径に設定されているのである。また、前記
環状板74は、上記一方向回転体92に可及的に接近し
た形状となるように、その形方向の中間部、すなわち内
周部材70と外周部材72との接続部がCVT12側に
凸とされて上記空間内へ湾曲させられ、その中間部のク
ランク軸22側にCVTI2側の保持部材82を収容す
る凹部94が形成されている。そして、その凹部94内
には、ダンパ30の一部、すなわちCVT12例のスプ
リング保持部材82が収容されている。
さらに、前記ポンプ羽根車24の外殻62のCVT12
側外壁面には、前記隔壁86の環状突起95の内周面に
嵌め着けられたメタル軸受96により回転可能に支持さ
れた中空軸98と、外周面において周方向に形成された
円周歯99を備えて中空軸98と同心に且つその中空軸
98の外周側において並設された中空軸98より大径の
円筒部100とが突設されている。
前記オイルポンプ54は、上記隔壁86に固定されたポ
ンプハウジング102と、ポンプハウジング102内に
おいて回転可能に設けられ且つベーン103を備えたロ
ータ104と、メタル軸受105により回転可能に支持
され、隔壁86を貫通した状態で入力軸27と平行な軸
まわりに回転する回転軸106と、回転軸106の端部
を覆うポンプカバー108とを備えている。上記回転軸
106に固定された被駆動歯車110は前記円筒部10
0の円周歯99と噛み合わされており、エンジンによっ
てオイルポンプ54が回転駆動されるようになっている
。なお、図から明らかなように、上記被駆動歯車110
は、円筒部100よりも小さい径である。このため、上
記オイルポンプ54は、エンジンの回転速度よりも高い
回転速度で回転駆動されるようになっている。
また、前記隔壁86の環状突起95の内周面に嵌め着け
られた環状のパックシュラウド112の外周面は、円筒
部100の内周面と摺接させられており、そのバックシ
ュラウド112、円筒部100、中空軸98、外殻62
の一部により囲まれた環状油室114が形式されている
。この環状油室114は、オイルポンプ54からトルク
コンバータ10の外殻62内に供給された作動油の一部
が上記中空軸98に設けられた供給孔116を通して供
給されることにより、常時作動油によって充たされるよ
うになっており、この環状油室114内に発生する遠心
油圧によりクランク軸22側へ向かう推力が外殻62の
CVT12側壁面に作用させられるようになっている。
また、円筒部100に設けられた漏出孔118を通して
環状油室114の油が外周側へ漏出させられることによ
り、上記被駆動歯車110と前記円筒部100の円周歯
9つとの噛み合い部分の潤滑が行われるようになってい
る。この潤滑に用いられた作動油は図示しない油路によ
りオイルタンクへ導かれるようになっている。なお、1
20はスラストベアリングであり、122はオイルシー
ルである。
上述のように、本実施例のトルクコンバータ10におい
ては、ダンパ30が、径方向において固定羽根車26の
固定ブレード67と一方向クラッチ25との間に位置さ
せられる結果、ダンパ30がタービン羽根車28のター
ビンブレード78の外周側に位置させられる従来の場合
に比較して、ダンパ30の配置位置が内周側となるので
、ロックアツプクラッチ32の入力軸27に対する捩し
れ角が充分に得られるようになる。しかも、固定ブレー
ド67の回転軸心からの距離が比較的大きくされてその
固定ブレード67の内周側に空間が設けられるとともに
、環状板74の径方向の中間部がその空間内へ湾曲させ
ることにより凹部94が設けられ、その凹部94内にダ
ンパ30の少なくとも一部が収容されるので、トルクコ
ンバータlOの外形寸法の拡大が好適に抑制される。
また、本実施例によれば、オイルポンプ54を入力軸2
7と同軸に設けて中空軸98により回転駆動する形式の
従来の流体継手装置に比較して、オイルポンプ54の回
転軸106やロータ104を小径に構成することができ
る。このため、オイルポンプ54の構造的な漏れが少な
くなり、高い出力圧を容易に得ることができる。
また、従来の流体継手装置では、ポンプ羽根車24の回
転速度が高くなると外殻内に発生する遠心油圧により外
殻のCVT12側が軸方向に膨らむため、その外殻の脹
らみを許容するための空間を、公差を許容するための空
間に加えて用意する必要があったが、本実施例によれば
、常時作動油が充たされて遠心油圧を発生する環状油室
114が設けられており、その環状油室114からは遠
心油圧に起因する推力が外殻62のCVTI2側の外壁
面に向かって作用するので、外殻のCVT12側への変
形が好適に軽減される。このため、外殻62のCVT1
2側への変形を許容するための空間を設ける必要がなく
、この点においてもトルクコンバータ10の軸方向寸法
が好適に小さくされる。
また、車両の自動変速部が有段変速機ではなく、前記の
ようにCVT12である場合には、エンジンの低速回転
領域において比較的大量の作動油が変速に際して必要と
される。このような状態において、中空軸と同心に位置
するオイルポンプがその中空軸により回転駆動される形
式の従来の流体継手装置では、エンジン回転速度とオイ
ルポンプの回転速度とが同じであるため、エンジンの低
速回転領域では充分な吐出油量や吐出圧が得られ難く、
それを得ようとするとオイルポンプを大型の構造としな
ければならなかった。しかし、本実施例によれば、円筒
部100に設けられた円周歯99の歯数が被駆動歯車1
10の歯数よりも大きいため、オイルポンプ54の回転
速度をエンジン回転速度よりも増速でき、比較的小型の
オイルポンプ54であっても充分な吐出油量や吐出圧が
得られる。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例のダンパ30には、−対のスプ
リング保持部材82により保持される図示しないコイル
状のダンパスプリングが設けられていたが、そのコイル
状のダンパスプリングに替えて、軸方向に弾性変形可能
な円筒状或いは円柱状のダンパゴムが設けられていても
よいのである。
またJ前述の実施例では、円筒部100の外周面におい
て円周歯99が形成されていたが、円筒部100の径を
さらに大きくすることにより円筒部100の内周面に円
周歯を形成してもよいのである。このようにすれば、オ
イルポンプ54をさらに増速回転させることができる。
また、前述の実施例では、トルクコンバータ10の後段
に設けられた変速機は、CVT12であったが、有段変
速機であってもよい。要するに、入力軸27に対するロ
ックアツプクラッチ32の捩しれ角が大きく要求される
場合には、本発明が適用され得るのである。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加え
られ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の実施例の要部を示す断面図である。第
2図は本発明の一実施例のトルクコンバータが組み込ま
れた車両の動力伝達装置を示す骨子図である。 10:トルクコンバータ 22:クランク軸(入力軸) 24:ポンプ羽根車 25ニ一方向クラツチ 26:固定羽根車 27:CVTの入力軸(出力軸) 28:タービン羽根車 30:ダンパ 62:外殻 64:ポンプブレード 67:固定ブレード 74:環状板 78:タービンブレード 94:凹部 第1!!I

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  容器状の外殻と該外殻の出力軸側内壁面において周方
    向に複数枚配列されたポンプブレードとを有し、入力軸
    とともに回転するポンプ羽根車と、前記外殻の出力軸側
    内壁面に対向して配置された環状板と該環状板の前記ポ
    ンプブレードに対向した位置に複数枚配列されたタービ
    ンブレードとを有して前記内部空間内に収容され、出力
    軸とともに回転するタービン羽根車と、上記ポンプブレ
    ードとタービンブレードとの間に位置する固定ブレード
    を有し、一方向クラッチを介して支持された固定羽根車
    と、前記外殻の入力軸側内壁面に係合可能に設けられ、
    ダンパを介して出力軸に連結されたロックアップクラッ
    チとを備えた形式のロックアップクラッチ付トルクコン
    バータにおいて、前記固定ブレードの回転軸心からの距
    離を比較的大きくして該固定ブレードの内周側に空間を
    設けるとともに、前記環状板の径方向の中間部を該空間
    内へ湾曲させることにより凹部を設け、該凹部内に前記
    ダンパの少なくとも一部を収容したことを特徴とするロ
    ックアップクラッチ付トルクコンバータ。
JP3328390A 1990-02-14 1990-02-14 ロックアップクラッチ付トルクコンバータ Pending JPH03239850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3328390A JPH03239850A (ja) 1990-02-14 1990-02-14 ロックアップクラッチ付トルクコンバータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3328390A JPH03239850A (ja) 1990-02-14 1990-02-14 ロックアップクラッチ付トルクコンバータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03239850A true JPH03239850A (ja) 1991-10-25

Family

ID=12382207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3328390A Pending JPH03239850A (ja) 1990-02-14 1990-02-14 ロックアップクラッチ付トルクコンバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03239850A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5566801A (en) * 1994-03-10 1996-10-22 Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho Torque converter having a retarder mechanism therein
US6464054B2 (en) * 2000-02-04 2002-10-15 Exedy Corporation Hydraulic torque transmitting device
FR2847322A1 (fr) * 2002-11-16 2004-05-21 Luk Lamellen & Kupplungsbau Convertisseur muni d'un amortisseur de turbine
FR2847323A1 (fr) * 2002-11-16 2004-05-21 Luk Lamellen & Kupplungsbau Convertisseurs de couplet et procede pour exploiter ces convertisseurs
DE10154286B4 (de) * 2000-11-15 2011-07-21 Exedy Corp., Osaka Drehmomentwandler

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5566801A (en) * 1994-03-10 1996-10-22 Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho Torque converter having a retarder mechanism therein
US6464054B2 (en) * 2000-02-04 2002-10-15 Exedy Corporation Hydraulic torque transmitting device
DE10154286B4 (de) * 2000-11-15 2011-07-21 Exedy Corp., Osaka Drehmomentwandler
FR2847322A1 (fr) * 2002-11-16 2004-05-21 Luk Lamellen & Kupplungsbau Convertisseur muni d'un amortisseur de turbine
FR2847323A1 (fr) * 2002-11-16 2004-05-21 Luk Lamellen & Kupplungsbau Convertisseurs de couplet et procede pour exploiter ces convertisseurs

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3986413A (en) Four-speed automatic coupling transmission
US4549447A (en) Belt drive continuously-variable speed automatic transmission
US6910453B2 (en) Automotive internal combustion engine control system
US6565465B2 (en) Continuously variable belt transmission
KR100952868B1 (ko) 벨트식 무단 변속기
JP2009001127A (ja) ハイブリッド駆動装置
US4199047A (en) Hydrokinetic torque converter with lock-up clutch
EP0038538B1 (en) Four speed ratio transverse automatic transmission
JPS6141033A (ja) 捩り減衰機構
JPH0236823B2 (ja)
KR20090039636A (ko) 터빈 휠과 댐퍼 플레이트의 회전 연결 요소에 의해 지지되는 마찰 디스크를 포함하는 유체 동역학 연결 장치
US20190293129A1 (en) Frictional coupling device of vehicular power transmitting system
EP0164344B1 (en) Dual range continuously variable transmission
JPH03239850A (ja) ロックアップクラッチ付トルクコンバータ
JP2008064125A (ja) ベルト式無段変速機
US3277744A (en) Transmission
JPS647256B2 (ja)
JP7387222B2 (ja) 変速機
JP7391464B2 (ja) 変速機
US3141354A (en) Transmission
JPH0819996B2 (ja) 車両用遊星歯車式自動変速機
JPH03239849A (ja) 流体継手装置
JPS6124753Y2 (ja)
US2900845A (en) Transmissions
JPH0372857B2 (ja)