JPH0323827Y2 - - Google Patents

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JPH0323827Y2
JPH0323827Y2 JP16950484U JP16950484U JPH0323827Y2 JP H0323827 Y2 JPH0323827 Y2 JP H0323827Y2 JP 16950484 U JP16950484 U JP 16950484U JP 16950484 U JP16950484 U JP 16950484U JP H0323827 Y2 JPH0323827 Y2 JP H0323827Y2
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voltage
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capacitor
timer
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、スイツチングレギユレータの制御部
にタイマー・ラツチ式短絡保護回路を有する電源
回路に関する。
(ロ) 従来の技術 「TI半導体技術資料No.44」には、タイマー・
ラツチ式短絡保護回路を有するPWM方式スイツ
チングレギユレータコトロールIC TL 1451が開
示されており、従来、このICは第3図に示すよ
うな回路構成で使用されていた。
即ち、第3図において、1は1次側に交流電源
電圧が入力される電源トランス、2は電源トラン
ス1の1次側に挿入された電源スイツチ、3は電
源トランス1の2次側に接続され、ブリツジ型整
流回路4とコンデンサ5より成る整流平滑回路、
47はコントロールICであり、整流平滑回路3
の出力端にエミツタが接続されたスイツチングパ
ワートランジスタ6と、ツエナーダイオード7と
コイル8及びコンデンサ9より成りスイツチング
パワートランジスタ6のコレクタに入力端が接続
された平滑回路10と、安定化された直流電圧
VOUTを負荷11に供給するための出力端子12
と、出力電圧検出用の抵抗分割回路13と、整流
平滑回路3の出力を入力する基準電圧部14と抵
抗分割回路15とより成り、基準電圧Vref及び
Vref/2を発生する基準電圧発生回路16と、基
準電圧Vref/2を反転入力端子に入力し、検出電
圧VDETを非反転入力端子に入力する誤差増幅器1
7と、三角波発振器18とこれに接続された充放
電回路19とより成る三角波電圧発生回路20
と、三角波電圧を非反転入力とし誤差増幅器17
の出力を反転入力とするPWMコンパレータ21
と、ANDゲート22と、スイツチングパワート
ランジスタ6を駆動するための出力ドライブトラ
ンジスタ23と、抵抗24,25,26,27及
び制御トランジスタ28とより、スイツチングレ
ギユレータ29が構成される。
又、誤差増幅器17の出力を非反転入力とし基
準電圧Vref/2を反転入力とする短絡保護コンパ
レータ30と、このコンパレータ30の出力がベ
ースに印加されるトランジスタ31と抵抗32及
び33が基準電圧Vrefと接地間に縦続接続され、
抵抗32及びトランジスタ31に並列にコンデン
サ34が接続されることにより構成されるタイマ
ー回路35と、コンデンサ34の両端電圧VC
セツト端子Sに入力し基準電圧Vrefをリセツト端
子Rに入力するラツチ回路36と、ラツチ回路3
6の出力Qが「L」から「H」に変化すると、出
力PAを「H」から「L」に変化させ、且つ、出
力PBを「L」から「H」に変化させると共に、
低入力時に「L」の出力PA及び「H」の出力PB
を発生する低入力時誤動作防止回路(以下、U.
V.L.Oと呼ぶ)37と、コンデンサ34に並列に
接続されベースに出力PBが印加されたトランジ
スタ38とより、タイマーラツチ式短絡保護回路
39が構成される。
このような回路構成において、負荷短絡が起こ
ると、第4図に示すように、整流平滑回路3の出
力電圧VIN及び基準電圧Vrefは変化しないが、ス
イツチングレギユレータ29の出力電圧VOUT
急速に低下するので、これに伴い検出電圧VDET
低下し誤差増幅器17の出力が反転する。尚、検
出電圧VDETに正常状態で略Vref/2を発生するよ
うに抵抗分割回路13の抵抗値が設定されてい
る。このため、短絡保護コンパレータ30の出力
は「H」から「L」に変化し、トランジスタ31
がオフし、コンデンサ34は所定値V0から基準
電圧Vrefに向かつて、抵抗33を介して充電を開
始する。即ち、タイマー回路35が動作を開始す
る。負荷短絡の場合、出力電圧VOUTは0〔V〕ま
で低下してしまうので充電は続行され、時定数で
定まるタイマー時間T0が経過すると、タイマー
出力であるコンデンサ34の電圧VCはラツチ回
路36のスレシヨルド電圧VTHを越え、ラツチ回
路36はセツトされる。このため、U.V.L.O37
の出力PAが「L」に変化し、出力ドライブトラ
ンジスタ23はオフする。従つて、スイツチング
パワートランジスタ6がオフし電圧VINの供給が
遮断される。この場合、出力PBは「H」に変化
するので、トランジスタ38がオンし、コンデン
サ34の電荷が放電され、接地電位となる。
以上説明したように、負荷短絡時にはラツチ回
路36がセツトされ短絡保護回路39が働らく。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 第3図に示す従来回路において、電源スイツチ
2をオフすると、第5図に示すように、整流平滑
回路3の出力電圧VINが徐々に低下し、出力電圧
VOUTも抵下し始める。このため、負荷短絡の場
合と同様、タイマー回路35が動作を開始し、タ
イマー時間T0の経過後、ラツチ回路36がセツ
トされ、スイツチングパワートランジスタ6がオ
フする。そして、更に、出力電圧VINが低下し所
定電位VTL以下になると、基準電圧Vrefが通常時
の電位VNより低下することとなり、これに応じ
てラツチ回路36はリセツトされる。
ところが、電源スイツチ2をオフしてから、ラ
ツチ回路36がリセツトされるまでの時間T1は、
整流平滑回路3の放電時定数に関連するので、タ
イマー時間T0と比べればはるかに長く、例えば、
タイマー時間が数+msであれば、時間T1は10〜
20秒となる。
そこで、仮に、時間T1を経過する以前に、再
び電源スイツチ2を投入したとすると、ラツチ回
路36はリセツトされず、セツトされたままとな
つてしまい、スイツチングパワートランジスタ6
はオフ状態を保持し、出力電圧VOUTは現われな
くなつてしまう。このため、電源スイツチ2の再
投入時は、待ち時間が必要になるという問題があ
つた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、タイマーラツチ式短絡保護回路を備
えた電源回路において、整流平滑回路の出力の低
下時にタイマー回路のコンデンサを放電させる制
御回路を設けたものである。
(ホ) 作用 本考案では、負荷短絡時には整流平滑回路の出
力が低下しないので、制御回路が動作せず、従来
と全く同様に短絡保護回路が働くが、電源スイツ
チのオフ時には、整流平滑回路の出力が低下し、
この低下に応じて制御回路がタイマー回路のコン
デンサの電荷を放電させるので、ラツチ回路はセ
ツトされず短絡保護回路は働かない。このため、
電源スイツチを再投入しても出力電圧が現われ
る。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の実施例を示す回路図であり、
第3図の従来例と異なる点は、制御回路40が設
けられている点である。
制御回路40は、整流平滑回路3の出力端と接
地間に縦続接続されたツエナーダイオード41及
び抵抗42と、ツエナーダイオード41と低抗4
2の接続点に抵抗43を介してベースが接続さ
れ、コレクタが抵抗44を介して整流平滑回路3
の出力端に接続され、エミツタが接地されたトラ
ンジスタ45と、トランジスタ45のコレクタが
ベースに接続されコレクタエミツタ路がタイマー
回路35のコンデンサ34に並列に接続されたト
ランジスタ46とより構成されており、ツエナー
ダイオード41のカソードが整流平滑回路3の出
力端に接続されている。
電源スイツチ2がオンされている場合は、ツエ
ナーダイオード41の両端に降伏電圧以上の電圧
がかかるので、ツエナーダイオード41は導通状
態にあり、これに応じてトランジスタ45はオン
している。このため、トランジススタ46はオフ
しており、制御回路40はコンデンサ34から開
放された状態にある。それ故、負荷短絡が起きた
ときは、従来と全く同様に短絡保護回路39が働
く。
一方、電源スイツチ2をオフした場合、第2図
に示すように、出力電圧VINが徐々に低下し始
め、これに応じて出力電圧VOUTも低下し始める。
このため、タイマー回路35のコンデンサ34が
充電を開始し、電圧VCが上昇しようとする。と
ころが、出力電圧VINの低下により、ツエナーダ
イオード41の両端の電圧が降伏電圧以下となる
ので、ツエナーダイオード41はカツトオフし、
トランジスタ45もオフする。このため、トラン
ジスタ46がオンし、コンデンサ34の電荷は放
電されてしまい、電圧VCは接地電位となつてし
まう。従つて、ラツチ回路36はセツトされず、
短絡保護回路39は働かない。それ故、電源スイ
ツチ2をオフした後、時間T1が経過する以前に
電源スイツチ2を再投入しても、スイツチングレ
ギユレータ29は通常時の動作を行ない、出力端
子12には正常な安定化直流電圧が出力されるこ
ととなる。
尚、出力電圧VINが電源スイツチ2の再投入に
より正常電位に戻ると、ツエナーダイオード41
が導通し、トランジスタ46はコンデンサ34か
ら切り離され、通常状態に戻る。
このように、本考案では、負荷短絡と電源スイ
ツチのオフが区別され、電源スイツチのオフ時に
は短絡保護回路の動作が阻止される。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、電源スイツチをオフした後、
すぐに再投入を行なつても、安定化出力直流電圧
を得ることが可能となり、再投入時の待ち時間を
とる必要がなくなり、電源スイツチの連続したオ
ンオフにも耐え得るものとなる。しかも、負荷短
絡時には短絡保護回路を従来と全く同様に動作さ
せることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図
は実施例の動作を説明するための波形図、第3図
は従来の電源回路を示す回路図、第4図及び第5
図は従来例の動作を説明するための波形図であ
る。 主な図番の説明、2……電源スイツチ、3……
整流平滑回路、6……スイツチングパワートラン
ジスタ、11……負荷、16……基準電圧発生回
路、23……出力ドライブトランジスタ、34…
…コンデンサ、35……タイマー回路、36……
ラツチ回路、40……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源スイツチを介して入力される交流電源電圧
    を整流平滑する整流平滑回路、スイツチングパワ
    ートランジスタを含んで構成され前記整流平滑回
    路の出力を入力し安定化直流電圧を出力するスイ
    ツチングレギユレータ、前記整流平滑回路の出力
    を入力し基準電圧を発生する基準電圧発生回路、
    コンデンサ及び充電回路を含み前記安定化直流電
    圧の低下に応答して前記コンデンサへの充電を開
    始し一定時間経過後に特定電位の充電電圧を出力
    するタイマー回路と、該タイマー回路からの前記
    特定電位の充電電圧によつてセツトされ且つ前記
    基準電圧が所定電位より低下したときリセツトさ
    れるラツチ回路とを有し、前記安定化直流電圧の
    低下時に前記スイツチングパワートランジスタを
    強制的にオフするタイマー・ラツチ式短絡保護回
    路を備えた電源回路において、前記整流平滑回路
    の出力の低下時に前記タイマー回路のコンデンサ
    を放電させる制御回路を設けたことを特徴とする
    電源回路。
JP16950484U 1984-11-08 1984-11-08 Expired JPH0323827Y2 (ja)

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JPS6184686U JPS6184686U (ja) 1986-06-04
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