JPH03237644A - カセット装着装置 - Google Patents

カセット装着装置

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Publication number
JPH03237644A
JPH03237644A JP1337223A JP33722389A JPH03237644A JP H03237644 A JPH03237644 A JP H03237644A JP 1337223 A JP1337223 A JP 1337223A JP 33722389 A JP33722389 A JP 33722389A JP H03237644 A JPH03237644 A JP H03237644A
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JP
Japan
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cassette
holder
standard
small
door
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Pending
Application number
JP1337223A
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English (en)
Inventor
Masahiro Matsumaru
松丸 正宏
Mitsuo Harumatsu
光男 春松
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03237644A publication Critical patent/JPH03237644A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はVTRの磁気テープを内蔵したカセットを装着
するようにしたフロントローディングタイプのカセット
装着装置に関する。
〔従来の技術〕
VTRの磁気テープを内蔵したカセットを装着するため
のフロントローディングタイプのカセット装着装置に標
準カセットと小型カセットの大小2つのカセットを選択
的に装着するようにしたものがある。
このようなカセット装着装置では、カセットを装填する
ホルダの幅方向寸法が標準カセットの幅寸法と略等しい
ため、小型カセットはホルダ内の任意の位置に挿入可能
となり、予め定めた正規の位置に挿入されない虞れがあ
る。
このため、例えば特開昭83−191347号公報等に
、VTR本体前面のカセット挿入口のドアを左右に2分
割して片側、例えば左側ドアを小型カセットに対応する
幅に設定し、この左右両ドアにそれぞれドアロックレバ
−を設けると共に、このドアロックレバ−に対応して検
出スイッチを設け、小、型カセットが標準カセットの左
端と前面端で同一になるように形成した業務用(M■ラ
フオーマットVTRカセット)のものがある。
すなわち、上記公報技術によれば、上記各ドアロックレ
バ−の回動によって標準カセットが挿入されたか小型カ
セットが挿入されたかを上記各検出スイッチにより検出
できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記の如くフロントローディングタイプのカ
セット装着装置では、挿入されるカセットがいずれかの
カセットかを検出すると共に、ホルダに正しく挿入され
たかを検出する必要かある。
しかしながら、上記公報技術の構成では、両ドアロック
レバ−の回動動作により標準カセットまたは小型カセッ
トのいずれかのカセットが挿入されたかを検出できるが
、ホルダ上に正しく挿入されたかは検出することができ
ず、従って、別途このための検出手段が必要になり、部
品点数が増しコスト高となるばかりか、構成も複雑にな
る等の問題を有していた。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたもので、標
準カセットが挿入されたことと、その標準カセットがホ
ルダ上の正規の位置に正しく装着されたことを同時に提
出することができるカセット装着装置を提供することを
第1の目的とするものである。
また、小型カセットが挿入されたことと、その小型カセ
ットがホルダ上の正規の位置に正しく装着されたことを
同時に検出することができるカセット装着装置を提供す
ることを第2の目的とするものである。
さらに、上記小型カセットの検出手段が標準カセットの
装着に邪魔にならない構造のカセット装着装置を提供す
ることを第3の目的とするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記第1の目的
を達成するために、第1の発明に係るカセット装着装置
は、VTR本体前面のカセット挿入口より、ブラケット
に移動可能に支持されたホルダに選択的に挿入された標
準カセットと小型カセットを、上記ホルダを移動してそ
れぞれ予め定めた所定の装着位置に装着するフロントロ
ーディングタイプのカセット装着装置において、上記ホ
ルダを上記標準カセットと略同一寸法とし、このホルダ
の左右両端部に、略り字形状で、その一端がホルダの標
準カセット収納空間内に存在し挿入された標準カセット
の前面両端部に押圧される係合部を有する一方、その略
中央部が回動自在に軸支された検出レバーをそれぞれ設
けると共に、前記ホルダの外側面には、回動される前記
検出レバーの他端部に対応して標準カセット検出スイッ
チを設けたものである。
上記構成のカセット装着装置においては、上記ホルダに
標準カセットが装着された時に、この標準カセットの前
面両端部により左右の検出レバーの保合部を押圧して回
動せしめ、雨検出レバーの他端で左右の標準カセット検
出スイッチをともに操作することによって、標準カセッ
トの判別とホルダの正規の所定挿入位置に正しく挿入さ
れたことを検出する。
また、上記第2の目的を達成するために、第2の発明に
係るカセット装着装置は、VTR本体前面のカセット挿
入口より、ブラケットに移動可能に支持されたホルダに
挿入された標準カセットと小型カセットを、上記ホルダ
を移動してそれぞれ予め定めた所定の装着位置に装着す
るフロントローディングタイプのカセット装着装置にお
いて、上記ホルダを上記標準カセットと略同一寸法とし
、このホルダの中心から若干ずれた位置で小型カセット
を収納する収納部に、前後方向にスライド自在に設けら
れ、かつカセット挿入口側方向に付勢された折曲片を有
するスライド板を設けると共に、上記スライド板の奥部
に位置してスライド板が所要量摺動した時に上記折曲片
で押圧されるカセット検出スイッチを設けたものである
上記構成のカセット装着装置においては、上記ホルダの
収納部に小型カセットが装着された時のみ、この小型カ
セットの前端で上記スライド板の折曲片を上記付勢力に
抗して押し、スライド板を所要量摺動させて折曲片で上
記検出スイッチを押圧することによって、小型カセット
の判別とホルダの正規の所定挿入位置に正しく挿入され
たことを検出する。
さらに、第3の目的を達成するために、第3の発明に係
るカセット装着装置は、第2の発明に係るカセット装着
装置において、上記収納部を凹状の段差部で構成したも
のである。
上記構成のカセット装着装置においては、上記第2の発
明と同様に作用し、その際、小型カセ・ソトの検出手段
が標準カセットの装着に邪魔になることもない。
〔実 施 例〕
以下、第1ないし第3の発明を説明する一実施例を図に
基づいて説明する。第1図ないし第3図は本実施例に係
るカセット装着装置の全体構成を示す平面図、正面図及
びドアを取り除いた状態での正面図を順次示す。カセッ
ト装着装置のカセットハウジング本体は、ブラケット1
00、このブラケット100の前面に設けたハウジング
ドア200、及びホルダ300を移動する駆動力伝達機
構400から大略構成されている。
上記ブラケット100は、左右の側板110.120と
天板130及び底板140から構成され、左右の側板t
to、 120に、図示する如く上記駆動力伝達機構4
00が設けられており、この駆動力伝達機構400は、
第4図と第5図に詳細に示すように、駆動モータ401
−ウオーム402→ウオームホイール403→プーリ4
04−ベルト405→プーリ408→右コネクトギア4
07→右メインギア408、及び上記プーリ406から
伝達シャフト409を介して左コネクトギア410→左
メインギア411といった順に上記駆動モータ401の
駆動力が左右のメインギア408、411に伝達される
ようになっている。
また、上記ブラケット100内にはホルダ300が配設
され、このホルダ300に、標準(VHS)カセット及
びこれより小型の小型(VHS−C)カセットとが前面
側より選択的に装着され、この装着されたカセットを所
定位置に移動するようになされている。すなわち、第4
図ないし第6図に詳細に示すように、ホルダ300の両
側部には、それぞれがイドピン301b(301a)、
 302b(302a)が設けられ、ブラケット100
の両側板110.120にそれぞれ形成した略り字形の
ガイド溝111(121)。
112(122)に係合し、さらに、この内一方のガイ
ドビン301a、 301bを上記左右のメインギア4
08゜411の操作アーム413.414の長孔415
.41Bと係合している。
従って、カセット装着時に、第4図(a)に示すカセッ
ト挿入待機位置にホルダ300があり、このホルダ80
0に前方のカセット挿入口150より挿入された標準カ
セット又は小型カセットが装着されると、後述するカセ
ット検出スイッチによりカセットが装着されたのを検出
して駆動モータ401を駆動し、左右のメインギア40
&、 411が第4図中時計方向に回転することにより
操作アーム413゜414も時計方向に回転するので、
ガイドビン301a。
301bはガイド溝111.121に沿って案内され、
これによりホルダ300は上記カセット挿入待機位置か
ら標準力セント装着時には第4図(b)に示す第1所定
装着位置に、小型カセット装着時には第4図(c)に示
す上記第1所定装着位置より若干高い位置の第2所定装
着位置に移動する。
これにより、各カセットは予め定められた所定装着位置
に装着されることになる。
また、上記第4図に示すカセット挿入口150部位には
、第1図と第2図、第5図ないし第7図に示す如くハウ
ジングドア200が設けられ、このハウジングドア20
0は、第2図に示すように標準カセット用の大なる第1
ドア210と、この第1ドアに設けられた切欠部210
Aを開閉すべく第1ドア210の内側の一部に設けた小
型カセット用の小なる第2ドア220から大略構成され
、第1図と第2図、第8図と第9図に示すように、上記
第1ドア210の左右両端部即ちカセット挿入口150
の左右両端部に同第1ドア210のドアロック機構24
0を設けている。
このドアロック機構240は、ブラケット100のカセ
ット挿入口150の底面に支点242を回動可能に支持
したドアロック部材241よりなり、図示しないスプリ
ングにて内側方向(第8図及び第9図中時計方向)に付
勢するようにしているが、後端の1字片243をブラケ
ット100の切欠部15工(第1図参照)に係合して該
内側方向の最大回動範囲を規制するようになされ、上記
ドアロック部材241の内側面には第1ドア210の端
部と係合する係合凹部244を形成すると共に、その前
後にそれぞれテーバ部245.248を形成している。
そして、このドアロックリリース機構としては、上記ブ
ラケットL00に、第1図ないし第3図、第8図ないし
第11図に示すように、伝達シャフト409にドアロッ
クリリース部材250を軸着しており、このドアロック
リリース部材250は、第2図と第3図に示すスプリン
グ254にて第1O図及び第11図中時計方向に付勢す
るようにしているが、その図中Y端の内側方向に突出し
た当接部251を上記ブラケットIC1Oの切欠部15
1内側において当接させて第10図に示す状態に保持す
るようにしている。また、第8図と第9図に示すように
、上記当接部251部位に所定位置に装着されたカセッ
トと係合するテーバ部252を形成する一方、図中X端
部に外側方向に傾斜するテーバ部253を形成し、この
前方テーバ部253に上記ドアロック部材241の1字
片243を係合させている。
従って、カセットの非挿入時に、ドアロック部材241
及びドアロックリリース部材250は第1図と第8図に
実線で示す状態にあり、左右のドアロック部材241は
その係き凹部244に第1ドア210の端部を係合し、
この第1ドア210の回動を規制しており、これによっ
て、第1ドア210はロックされているので、小型カセ
ットを例えば第2ドア220から外れた位置より挿入し
ようとしても第1ドア210が開かず、同小型カセット
の挿入位置の位置決めを行うことができ、誤挿入を防止
することができる。
そして、第1図と第8図に実線で示す状態から標準カセ
ットを挿入口150より挿入すると、第8図に二点鎖線
で示すように、標準カセットの両端部が左右両ドアロッ
ク部材241のX端テーバ部245をスプリング(図示
せず)に抗して外側方向に押し、ドアロック部材241
が支点242を中心として図中反時計方向に回転し二点
鎖線で示す状態となるので、上記ドアロック部材24(
の係合凹部244と第1ドア21[1の端部との係合が
外れ、第1ドア210のロックが解除され、これにより
、第1ドア210は回動可能となるので、挿入される標
準カセットに押されて開蓋しホルダ300内に装着され
るようになる。
そして、標準カセットが所定装着位置に装着される際、
第9図と第11図に示すように、この標準カセットの後
端部が上記ドアロックリリース部材250のY端テーバ
部252に当接して押圧するため、第11図に示すよう
に、ドアロックリリース部材250は支点である伝達シ
ャフト409を中心として反時計方向に回転し、よって
、上記ドアロック部材241の前部り字片243がドア
ロックリリース部材250のX端テーバ部253のテー
バ面によって支持され、第9図中実線で示す回動状態に
該ドアロック部材241が保持される。即ち第1ドア2
10はロック解除状態に維持されることになる。
また、上記第1図と第8図に実線で示す第1ドア210
がロックされた状態から小型カセットを第2ドア220
より挿入すると、第8図に示す如く挿入した小型カセッ
トが左右側ドアロック部材241と係合することなく、
ドアロック部材241は第8図中実線で示す状態のまま
で支持され、これにより、第1ドア210は回動不能で
第2ドア220のみが回動可能となるので、第2ドア2
20のみが挿入される小型カセットが押されて開蓋しホ
ルダ300内に装着されるようになる。
そして、小型カセットを所定装着位置に装着する時、第
9図に示すようにこの小型カセットが上記ドアロックリ
リース部材250のY端内側テーパ部252に当接しな
いので、ドアロックリリース部材250は第10図に示
す非回転状態のままで、よって、上記ドアロック部材2
41は第9図中二点鎖線で示す元の状態であるため、第
1ドア210はロック状態が維持される。
次に、上記第1ドア210と第2ドア220から成るハ
ウジングドア200について詳述する。
上記第1ドア210は上記カセット挿入口150部位に
おいて、第1図と第2図及び第7図に示すように、上部
に設けた軸211を上記ブラケット100にて回動自在
に軸支すると共に、ダブルトーションスプリング212
にて閉蓋方向(第5図中反時計方向)に付勢している。
また、第2ドア220は、第7図に示すように第1ドア
210の裏面側に左右の軸221を回動自在に軸支され
、その一端側より突出するように設けた操作杆222に
上記ダブルトーションスプリング212の一端212a
を係止することにより上記第1ドア210同様に閉蓋方
向(第5図中反時計方向)に付勢している。さらに、上
記第1ドア210の軸211には、第7図に示すように
上記ダブルトーションスプリング212の中間部を掛け
て同じく第5図中反時計方向に付勢された引掛はレバー
230を設け、引掛はレバー230の内側面に先端部が
第1ドア210の裏面に当接する操作ピン231を設け
ている。
また、上記ハウジングドア200のイジェクト時の開蓋
機構としては、第5図に示すように、駆動力伝達機構4
00の左メインギア411の外側面にハウジングドアの
開蓋カム部260が設けられており、その−側には伝達
シャフト409に軸着され、且つ後端部に上記開蓋カム
部260と係合するカム部271を有する第1ドア21
0用の第1開蓋レバー270を設ける一方、その他側に
はブラケット100の左側板120に支点282を回動
自在に支持され、且つ中間部に上記開蓋カム部260と
係合するカム部281を有する第2ドア220用の第2
開蓋レバー280を設けている。
そして、上記第1開蓋レバー270の先端部には、第5
図と第7図に示すように上記引掛はレバー230のX端
側(第5図中右側)に対向する開蓋ピン272を設ける
一方、上記第2開蓋レバー280の先端部283を上記
第2ドア220の操作杆222の先端部においてそのX
端側(第5図中右側)に対向させている。
従って、ハウジングドア200は次のようにしてイジェ
クト時に開蓋動作する。
先ず、標準カセット又は小型カセットが所定装着位置に
装着されている時には、左メインギア411の開蓋カム
部260と第1及び第2開蓋レバー270、280は第
14図に示す状態にある。この第14図より明らかなよ
うに上記両開蓋レバー270.280は開蓋カム部26
0のカム部から外れ、非作動状態にあるので、上記第1
及び第2ドア210 、220は閉蓋状態にある。
このような状態から標準カセットのイジェクト時、ホル
ダ300のイジェクト方向の移動に伴って左メインギア
411が第14図中時計方向に回転すると、標準カセッ
トが第1ドアに至る前において第13図に示すように、
第1及び第2開蓋レバー27o。
280が開蓋カム部260のカム部と当接し、それぞれ
支点409.282を中心に反時計方向に回動する。
よって、上記第1開蓋レバー270の回動に伴ってその
先端の開蓋ピン272が第14図の位置から第13図に
示す位置まで移動し、これによって引掛はレバー230
がダブルトーションスプリング212に抗して押し上げ
られるため、追随するように第1ドア210に開蓋方向
の付勢力か作用する。この際、上記第1ドア210はド
アロックリリース部材250によってドアロック部材2
41によるロックが解除されているので、上記引掛はレ
バー230の回動に伴って第1ドア210が回動(開蓋
)する。なお、第2ドア220も第1ドア210と一緒
に開蓋するため、第2開蓋レバー280は作用しない。
また、小型カセットのイジェクト時、上記第14図の状
態からホルダ300のイジェクト方向の移動に伴って左
メインギア411が第14図中時計方向に回転すると、
小型カセットが第1ドアに至る前において標準カセット
の場合と同様に第12図に示すように、第1及び第2開
蓋レバー270.280が開蓋カム部260のカム部と
当接し、それぞれ支点409゜282を中心に反時計方
向に回動する。よって、上記第1開蓋レバー270の回
動に伴ってその先端の開蓋ビン272が第14図の位置
から第12図に示す位置まで移動し、これによって引掛
はレバー230がダブルトーションスプリング212に
抗して押し上げるが、上記第1ドア210はドアロック
部材241によってロックされて回動を阻止されている
ため、上記引掛はレバー230のみが回動し第1ドア2
10は閉蓋状態のままである。しかして、第2開蓋レバ
ー280の回動に伴って操作杆222が第12図に示す
ように押し上げられるため、第2ドア220のみが回動
(開蓋)する。
このようにして、各カセットに対応したドアが開蓋状態
となるので、この開蓋された各ドアより各カセットがイ
ジェクトされることとなる。なお、カセットのIN時に
も上記左メインギア411の開蓋カム部260によって
上記第1及び第2開蓋レバー270.280が回動する
が、この際にはカセットが各ドアを押退けて挿入する動
作中なので特に問題はない。なお、この実施例ではメイ
ンギア411は左側のみに設けられているが、左右両側
に設けて開蓋レバーを左右に分けてもよい。
次に、ホルダ300の構成としては、第1図と第3図及
び第15図ないし第17図に示すように、断面略口字形
状でなり、その幅寸法を標準カセットと略同−寸注とす
ると共に、その内底面の所要小型カセット装着位置(若
干差によった位置)に段差部320を形成している。ま
た、テープローディング部材等が嵌合するカセットの前
面開口部に対応するY端側(第1図参照) 301を切
欠して邪魔にならないようにすると共に、所定装着位置
に移動時にデツキ側のリール台に対応する位置に穴3(
12を形成している。
さらに、このカセット装着装置には、後述する標準カセ
ット検出機構、小型カセット検出機構、小型カセット位
置決め機構、標準及び小型カセットの誤挿入防止機構、
小型カセット押え機構、小型カセットのりラドオープナ
組立体回動機構、ワイヤの引き出し機構、及びホルダの
支持機構が備えられている。
先ず、第1の発明に係る標準カセット検出機構としては
、第1図及び第6図に示すように、ホルタ300の左右
両側部に略り字形状でなる標準カセット検出レバー31
0を設けており、この左右に設けた各標準カセット検出
レバー310は上記ガイドビン302a、 302bに
てその支点をホルダ300の側面にてそれぞれ回動自在
に支持され、その下端311を第1図に示すようにホル
ダ300の内底面のY端左右に突出する一方、他端31
2側に位置するホルダ300の外側面には標準カセット
検出スイッチ313を設けている。なお、標準カセット
検出レバー310は第6図に示すようにスプリング81
4にて図中反時計方向に付勢し、ホルダ300の左右側
面に形成した折曲片315に他端312側上面を当接さ
せて、通常第6図に示す状態に保持させている。
従って、標準カセットがホルダ300内に正しく挿入さ
れた場合には、挿入された標準カセットの前面で上記左
右の標準カセット検出レバー310の下端311を押す
ので、該左右両標準カセット検出レバー310は支点3
02a、 302bを中心に回動し、その各他端312
側にてそれぞれ標準カセット検出スイッチ313を押圧
してONとすることになり、マイコンにて左右両標準カ
セット検出スイッチ313がともにONとなったのを検
出して正しく標準カセットが装着されたと判断すること
ができ、これに基づき上述した駆動モータ401を駆動
制御することになる。
仮に、標準カセットがホルダ300内に正しく挿入され
ず、左右の標準カセット検出レバー310の内、片側の
下端311のみを押すと、マイコンにて一方の標準カセ
ット検出スイッチ313のみかONとなっているため正
しく標準カセットが装着されていないと判断し、上述し
た駆動モータ401を駆動しない。
次に、第2及び第3の発明に係る小型カセット検出機構
330としては、第1図と第3図及び第15図に示すよ
うに、ホルダ300の段差部320にY端(奥部)に折
曲片332を有するスライド板331を設けており、こ
のスライド板331は、ホルダ300底面に形成した前
後方向に延びるガイド孔333に嵌合し前後方向にスラ
イド可能とすると共に、スライドスプリング334にて
第t5図中X方向に付勢して通常、第1図の位置にある
ようになされ、またこのスライド板331の奥側(第i
5図中Y方向)に位置してホルダ300に小型カセット
検出スイッチ335を設けている。
従って、小型カセットがホルダ300内に挿入されると
、小型カセットの前面が上記スライド板33(の折曲片
332に当接してスライドスプリング334の弾性力に
抗して押すので、該スライド板331は第15図中Y方
向にスライドする。小型カセットが所要量挿入されると
、第15図(a)に示すように上記折曲片332が小型
カセット検出スイッチ335を押圧してONとするので
、マイコンにて小型カセットが装着されたと判断し、上
述した駆動モータ401を駆動制御する。
次に、小型カセットの位置決め機構340としては、第
1図と第3図及び第15図に示すように、ホルダ300
の段差部320の両側に、第15図に拝承するように図
中X側端部に小型カセットの左右両側面に形成した縦溝
に係合する位置決め用のフック341を設けており、こ
のフック341は第15図に示すフックスプリング34
2にて内側方向に付勢され、通常(カセット挿入待機時
)には第1図に示すフック341先端が段差部内に突出
する状態に至る。一方、上記ブラケット100のカセッ
ト挿入口150の底面には上記フック341と係合する
フ・ツクリリースピン343が設けられている。
従って、小型カセットの挿入時には、ホルダ300が第
1図に示す位置にあり、この状態のホルダ300内に小
型カセットが上記第2ドア220から挿入されるが、小
型カセットの左右前端部で上記フック341をフックス
プリング342の弾性力に抗して押し広げるようにして
挿入される。
そして、小型カセットを所要量挿入した際(上記した小
型カセット検出機構330による小型カセット検出スイ
ッチ335のONと略同時期)に、第15図(a)に示
すように上記フ・ンク341が小型カセットの両側面の
縦溝に係合し、小型カセットの前後左右の位置決めを行
う。
また、小型カセットのイジェクト時には、小型カセット
がフック341にて戊置決めされた第15図(a>に示
す状態から、ホルダ300が第15図中X方向に移動し
て第1図に示したカセット装着待機位置を通り過ぎて第
15図(b)に示す位置に至る。
この時フック341はブラケット100のカセット挿入
口150の底面のフックリリースピン343と当接し、
このフックリリースピン343にてフックスプリング3
42の弾性力に抗して押し広げるため、このフック34
kによる位置決めが解除される。
このため、位置決め時に上述したスライド板331のス
ライドスプリング334に蓄積していた弾性力によって
、第15図(b)中X方向に小型カセットが吐き出され
る。即ち、上述した開蓋されている第2ドア220より
該小型カセットの後部が少なくとも掴める量だけ突出し
、カセットの取り出し作業を確実且つ容易にし操作性の
向上を図っている。
次に、標準及び小型両力セットの誤挿入防止機構として
は、ホルダ300にカセットが装着する際、標準カセッ
トに対し小型カセットはホルダ300の段差部320部
位に装着されるため、標準カセットと小型カセットとの
装着高さ位置が相違する他、これらの間では該装入防止
溝の深さが相違するため、各カセット毎に別個に設ける
必要があるが、その場合には部品点数が増し、コスト高
や作業性が悪い等の問題があり、次のようにした。
すなわち、第1図と第15図ないし第17図に示すよう
に、ホルダ300の底面にカセットの誤挿入防止機構3
50を設けている。
上記誤挿入防止機構350は、第16図と第17図に示
すようにホルダ300の外底面に回動自在に軸支された
誤挿入防止レバー351を設け、この誤挿入防止レバー
351に後述する小型カセットの内側をガイドするガイ
ド板380と係合する係合部352と、先端部に標準及
び小型両力セットの底面に形成した誤挿入防止溝に対応
する誤挿入防止片353を備えている。
従って、カセットの装着前にあっては、第16図に示す
ようにガイド板380は垂下しており、このガイド板3
80の下端の押圧部382で誤挿入防止レバー351の
係合部352が押され、同誤挿入防止し/< −351
が同図中時計方向に若干回動している。
これにより、誤挿入防止レバー351の誤挿入防止片3
53の高さ位置は小型カセットの底面に形成した誤挿入
防止溝の高さ位置と同一となる。
ここで、小型カセットがホルダ300内に正規の状態で
挿入されると、第16図に示すように誤挿入防止レバー
351の誤挿入防止片353が挿入された小型カセット
の誤挿入防止溝に係合して、同小型カセットの挿入動作
の邪魔をしないが、小型カセットが例えば誤って逆さま
に挿入した場合には、誤挿入防止片353が小型カセッ
トにぶつかって挿入を阻止する。
次に、標準カセットが挿入されると、ガイド板380が
後述する機構によって第17図に示すように自動的に回
動してホルダ300の天井部に位置するため、ガイド板
380の押圧部382による押圧作用が解除されるため
、誤挿入防止レバー35N[16図中反時計方向に若干
回動じて第17図に示す状態となる。これにより、誤挿
入防止レバー351の誤挿入防止片353の高さ位置は
標準カセットの誤挿入防止溝の高さ位置と同一となる。
そして、上記同様に挿入された標準カセットが正規の状
態で挿入されると、標準カセットの誤挿入防止溝に誤挿
入防止片353が係合して挿入動作の邪魔にならないが
、誤って逆さまにして挿入した場合には、誤挿入防止片
353がぶつかってその挿入を阻止する。
次に、小型カセットの押え機構380としては、第3図
と第18図ないし第23図に示すように、ホルダ300
の天板303に設けられており、この小型カセット押え
機構360は、第3図と第18図及び第19図に示すよ
うに並設した押え部材363と操作部材384とから大
略構成している。
上記押え部材363は、上記天板303の取付部361
に設けた第1軸365に回動自在に取付けられた押え基
部363aと、この押え基部363aに設けた第2軸3
6Bに軸着された板バネ部363bとよりなり、同板バ
ネ部363bの先端部位には小型カセット用の押え部3
63cを設けると共に、その先端を第18図に示すよう
に円弧状1i363fとしている。
なお、上記押え基部363aを第1軸365の第1スプ
リング365aにて第18図中反時計方向に付勢し、押
え基部363aの上面を上記取付部361に突設したピ
ン362に当接すると共に、上記板バネ部363bを第
2軸366の第2スプリング366aにて第18図中時
計方向に付勢するが、押え基部363aの側面に形成し
たストッパ片363dに板バネ部363bの当接部36
3eが当接し、通常第18図に示す傾斜した状態に維持
すると共に、該板バネ部363bが第18図中反時計方
向には回動可能だが時計方向には回動不能としている。
また、上記操作部材364は、上記押え基部363aに
設けた第3軸367に軸着された操作基部364aと、
この操作基部364aに設けた第4軸368に軸着され
た操作片364bとよりなり、上記操作基部384aを
第3軸367の第3スプリング367aにて第18図中
反時計方向に付勢し、同操作基部364aに設けた引掛
部364eを上記取付部361のピン362に引掛けて
いる。
また、操作片364bを第4軸368の第4スプリング
368aにて第18図中時計方向に付勢するが、操作基
部364aの側面に形成したストッパ片364cに操作
片364bの当接部364dが当接し、通常上記同様に
第18図に示す傾斜した状態に維持すると共に、該操作
片364bがxis図中反時計方向には回動可能だが時
針方向には回動不能としている。
また、上記第2軸366の操作部材364側端部を突出
し、この突出部366bを操作基部364a上部に位置
させて操作部材364に連動して押え部材363も第1
8図中時計方向に回動するようにし、且つ上記突出部3
66bに対応して操作基部364aにはU溝369を形
成し、カセット押え機構360が最大に上方に押し上げ
られた際に上記突出部366bが邪魔となって、操作部
材364が途中て回動できなくなるのを防止している。
従って、カセット装着待機時、小型カセット押え機構3
60は第23図に示す状態にあり、この状態で第2上図
に示すように標準カセットを挿入すると、標準カセット
によって上述した第1ドア210が第21図(a)のよ
うに開蓋し、この第1ドア210が操作部材364の操
作片364bを上方に押圧する。
この際、操作片364bと操作基部364aとはストッ
パ片364Cに当接部364dが係合しているので一体
となって第3軸367を中心として第18図中時計方向
に回動し、第21図(a)に示すように引掛部364e
がピン382から外れる。
そして、標準カセットを第21図(b)に示すように更
に挿入すると、第1ドア210が押え部材363及び操
作部材364を押し上げて、カセット押え機構360の
下に第1ドア210が潜り込む形となる。
この際、突出部366bがU溝369に嵌入して操作部
材364の上方への回動を邪魔しないようになっている
しかる後、標準カセットを装着したボルダ3o。
がY方向に移動すると、カセット押え機構360ハ第1
ドア210から外れるが、この際、第18図に示すよう
に天板303には操作部材364に対応して板バネ30
4か設けられており、第20図に示すようにこの板バネ
304にて弾性力が付加された形となり第21図(c)
に示すように操作部材364が標準カセットの一方端側
のカセット押えとして作用する。
なお、イジェクト時には、上記と全く逆の動作で、第2
1図(c) 、 (b) 、 <a)の順で各部材が動
作する。
また、上記のようにカセット押え機構360が第23図
に示す状態にあるカセット装着待機時に、第22図に示
すように小型カセットを挿入すると、小型カセットによ
って上述した第2ドア220のみが第22図(a)に示
すように開蓋し、この第2ドア220が押え部材383
の板バネ部383bを図中時計方向(第18図中も時計
方向)に押圧する。この時、操作部材364の操作片3
64bは第2ドア220から外れた位置にあり、同第2
ドア220とは当接しない。
このため、第18図及び第22図に示すように操作部材
364の引掛tf5384eがピン362に係合したま
まなので、上記第2ドア220による板バネ部363b
の押圧によって、間挿え部材363が第1軸365を中
心として天井側に回動しようとするが、この回動を阻止
され、同状態を維持し、板バネ部363bが弾性によっ
て撓み第2ドア220が同板バネ部363bの下に潜り
込む形となる。
しかる後、第22図(1))に示すように小型カセット
を装着したホルダ3[]0が移動すると、カセット押え
機構360は第2ドア220から外れるが、この際、該
板バネ部363bの弾性力により押え部363cにて小
型カセットを下方に押圧する。
そして、この小型カセットのイジェクト時には、上記と
略逆の動作、即ち第22図の(b) 、(a)の順で各
部材か動作するが、ここで開蓋された第2ドア220が
挿入時と同様にN23図(a)のように板バネ部363
bの下に潜り込むと、小型カセットは標準カセットに対
して短径方向の幅が短いために上述したスライド板33
1等の吐き出し手段にて小型カセットを吐き出すように
しているが、第2ドア220が板バネ部363bの下に
潜り込む分、この板バネ部383bの弾性力が大となっ
て、吐き出し動作の負荷となってしまう。
そこで、上記板バネH383bの先端を第18図に示す
ように円弧状部363fとして、第2ドア220が第2
2図(C)に示すようにこの円弧状部363fにガイド
されて挿入時とは逆に板バネ部363bの上部に位置す
るようにしている。これにより、小型カセットの吐き出
し時の負荷を軽減し、同吐き出し動作をスムーズ且つ吐
き出し動力の軽減を図っている。
なお、小型カセットの吐き出し動作によって開蓋状態(
スプリングにより閉蓋方向に付勢されてぃる小型カセッ
トでは、リードが自動的に閉蓋する)のリードが上記板
バネ部363bの押え部363Cに当って閉蓋する。
次に、小型カセットのりラドオープナ組立体回動機構3
70としては、第24図ないし第26図に示す如く、ホ
ルダ300の天板303の裏面に設けられており、その
構成としては、第24図ないし第27図に示すように、
天板303の取付部371に設けた第1軸376aに軸
着された第1アーム373と、天板303の切起片37
2の長穴372aに係合した操作ピン377に軸着され
た第2アーム374と、この両アーム373 374と
共に第2軸376bに軸着された第3アーム375から
大略構成している。
上記第3アーム375は、第2軸376bに設けたスプ
リング376Cにて第26図(a)中時計方向に付勢し
ているが、図示しないストッパにて同図(a)の状態よ
り回動しないようにしている。
そして、上記操作ピン377の他端側には回動可能な扇
状板378が設けられ、この扇状板378には左右方向
に移動自在なうツク棒379が設けられ、その先端部に
形成したラック379a部位には、このラック379a
と噛合するギア381と、下端部に上述した第16図〜
第L7図に示す誤挿入防止機構350の誤挿入防止レバ
ー351の係合部352を押圧する押圧部382を有し
、且つ後述するりラドオープナ組立体390を備えた小
型カセット挿入時に小型カセットの側面をガイドするガ
イド板380を第3軸376cに軸着している。なお、
このガイド板380は第3軸376cに設けたスプリン
グ383にて第25図(b)中反時計方向即ち垂下状態
方向に付勢している。
従って、標準カセットの挿入時に第1ドア210が回動
すると、第26図(a)に示すように第3アーム375
がこの第1ドア210にて時計方向に押圧され、これに
より、第2アーム374の操作ピン377が切起片37
2の長穴372aに案内されてY方向に移動し、この操
作ピン377のY方向の移動により扇状板378が第2
5図(a)から同図(d)に示すように回動する。
そして、扇状片378の回動によりラック棒379が第
25図(b)中有側方向に摺動するので、そのラック3
79aに噛合しているガイド板380は垂下状態から同
図(C)に示す天板303と略平行な横倒状態となる。
これにより、リッドオープナ組立体390を備えたガイ
ド板380は挿入された標準カセットと天板303との
間に位置するので、同標準カセットの挿入動作に邪魔に
ならない位置に回避することになる。また、ガイド板3
80は垂下状態時には、上述したようにその下端部の押
圧部382が第16図に示す如く誤挿入防止レバー35
1の係合部352を押圧しているか、横倒状態への変移
動作により、第17図に示す如くこの誤挿入防止レバー
351の係合部352の押圧を解除する。
小型カセット挿入時には、第2ドア220は第3アーム
375と当接しないので、上記動作は行われず、ガイド
板380はそのまま垂下状態となって、挿入される小型
カセットの一側面側をこのガイド板380にてガイドす
る。
また、ホルダ300の天板303には第26図に示すよ
うに板バネ305が第2軸376bに対応して設けてあ
り、標準カセット挿入時に、第2アーム374が上方に
押上げられた際、この板バネ305が第2軸376b部
に当接して第26図(b)に示すように標準カセットの
他方端側のカセット押えとして作用する(反対側の標準
カセットのカセット押えは小型カセットのカセット押え
機構360の外側の操作部材364か作用している)。
次に、小型カセットのりラドオーブナ組立体390は、
上記ガイド板380に設けられており、第3図と第27
図及び第28図に示すように、ガイド板380の一側面
に設けたアームギア391と、リッドオープナ395か
ら構成している。
上記アームギア391は、第27図と第28図に示すよ
うに軸3!1Jlaにて回動自在に支持されると共に、
円弧状穴391bにガイド板380に設けたビン382
が嵌合して、その回動範囲が規制されている。また、係
止片392とギア部393とを有している。
上記リッドオープナ395は、軸395aにて回動自在
に支持され、この軸395aからずれた位置に設けたピ
ン396に上記ガイド板380に設けたピン384との
間にスプリング394が係止され、通常、第28図(a
)中時計方向に付勢されている。また、上記アームギア
391のギア部393と噛合するギア部397と、小型
カセット収納空間内に突出する同小型カセットのリード
(前蓋)を開蓋する爪部399を有するオープナ部39
8を有している。
一方、ブラケット(00の底板140には、例えば伝達
シャフト409に軸着された回動自在なアームギアフッ
ク160を設けている。このアームギアフック160は
第1図と第27図及び第28図に示すようにスプリング
1.61にて第28図中時計方向に付勢され、その一端
が図示しない該ブラケット100の底板140の切欠端
部に当接して第27図に示す状態に保持されている。ま
た、上記アームギア391の係止片392の先端と係合
するフック部162を設けると共に、このフック部16
2の外側面側にテーパ部163を形成している。
従って、カセットの非装着時には、第27図に示すよう
に上記ガイド板380は垂下状態にあり、リッドオープ
ナ組立体390もアームギア391の係止片392及び
リッドオープナ395のオープナ部398が共に下向き
の状態となっている。
この状態で第28図(a)に示すように小型カセットを
挿入すると、リッドオープナ395のオープナ部398
の爪部399が小型カセットのリード(前M)の内側に
係合する。又、上述したようにホルダ300自体が第2
8図中Y方向に移動するため、アームギアフック180
のフック部162にアームギア391の係止片392先
端が引掛かり、同ホルダ300の移動に伴って係止片3
92がX方向に引張られる形となる。よって、アームギ
ア391は軸391aを中心として第28図中時計方向
に回動するため、リッドオープナ395は反時計方向に
回動する。
そして、第28図(b)に示すようにガイド板380の
ピン384とリッドオープナ395の軸395aとを結
ぶ線上をピン396が越えると、該スプリング394の
付勢力は第28図中反時計方向に働くため、リッドオー
プナ395は反時計方向にクリック的に回動して第28
図(C)に示す状態となる。
これに伴って、オープナ部398の爪部399に係止さ
れている小型カセットのリードが第28図(a)に示す
閉蓋状態から第28図(C)に示す開蓋状態となる。
小型カセットのイジェクト時には、リッドオープナ組立
体390が第28図(C)に示す状態でホルダ300が
X方向に移動する。このホルダ300のX方向の移動に
よって、第28図(cりに示すようにアームギア391
の係止片392先端かアームギアフック160のテーパ
部163に当接し、更にX方向の移動に伴ってアームギ
ア391に同図(C)中成時計の圧力か加わり反時計方
向に回動する。
そして、第28図(b)に示すようにガイド板380の
ピン384とリッドオープナ395の軸395aとを結
ぶ線上をピン396が越えると、該スプリング394の
付勢力は上記とは逆に第28図中時計方向に働くため、
リッドオープナ395は時計方向にクリック的に回動し
て第27図に示す元の状態に戻る。
更に、ホルダ300のX方向への移動により、再びアー
ムギア391の係止片392先端がアームギアフック1
60のテーパ部163に当接するが、アームギアフック
160が時計方向に回動してこれを乗り越えて第28図
(a)に示す元のフック部162の手前側(X側)に位
置するようになる。
次に、ワイヤの引き出し機構500について述べると、
上述のようにホルダ300には、標準カセットの検出ス
イッチ3(3と小型カセットの検出スイッチ335を備
えており、この各スイッチ3i3゜335からノワイヤ
501(第1図参照)をVTRデツキ本体側のマイコン
へ導出するが、上記ホルダ300は移動するため、該ホ
ルダ300の移動動作に伴ってワイヤ501がVTRデ
ツキ上の他の部材に引掛かったりして、ワイヤ501が
断線したり、ホルダ300が移動できなくなる可能性が
ある。
そこで、例えば第1図と第4図に示すようにホルダ30
0の右ガイドピン302aのX方向側に位置してワイヤ
の導出部材502を設けている。この導出部材502は
、第29図に示すように連結部材503にて同ガイドピ
ン302aと回動自在に連結され、該導出部材502を
ガイドピン302aと同様にガイド溝112に嵌合する
ことにより、第4図に示すようにガイドピン302aの
移動に連動して移動するようになっている。
そして、各スイッチ313.335からのワイヤ501
を直接導出部材502の貫通穴504を通して固定のブ
ラケット100の側板110に導出してもよいが、第4
図(b) 、 (c)に示すようにガイド溝112の垂
直部に導出部材502が至った際に同図中ガイドピン3
02aを中心として時計方向に回動するので、これを考
慮して第1図に示す如く、例えばワイヤ50[を導出部
材502が回動した際に弛む方向にガイドピン302a
に適宜巻き付けてから、同導出部材502を介してブラ
ケットの側板110の外側面に導出するようにすると望
ましい。
これにより、可動するホルダ300より、ワイヤ501
を損傷したり、ホルダ300の移動を妨げることなく極
めて簡単な構成で該ワイヤ50を導出できる。
次に、ホルダ300の支持機構600について述べると
、第30図と第31図に示すように、デツキ側に、小型
カセット用の位置決めピン602や伝達ギヤ603等を
設けた小ンヤーン601を設け、この小シャーシ6ol
を、第30図に示す標準カセット装置時にはダウンさせ
、第31図に示す小型カセット装着時にはアップさせる
ようになされている。
ここで、標準カセットと小型カセットとのホルダ300
内の高さ位置及び所定装着位置での装着高さの違い等に
より、第30図の標準カセット装着時には第4図(b)
に示すようにホルダ300のガイドピン301a(30
1b)、 302a(302b)かガイド溝1ll(1
21)。
112(122)の最下端位置に達し、このガイド溝1
11(121)、 112(122)の最下端部でガイ
ドビン30La(301b)、 302a(302b)
が支持されて、ホルダ300の位置決めが第30図に示
す位置に正確に行われる。
しかして、第31図の小型カセット装着時には第4図(
C)に示すようにホルダ300のガイドピン301a(
301b>、 302a(302b)がガイド溝1ll
(121)。
112(122)の最下端位置より若干上の位置に在る
ため、上述のようにガイド溝1ll(121)、 11
2(122)によってガイドビン301a(301b)
、 302a(302b)を支持することができず、ホ
ルダ300の高さ位置の規制が非常に弱い。このため、
何かの原因でホルダ300が所定位置より若干ダウンす
ることがある。
この場合、ホルダ300がデツキ側の例えばアイドラ等
の部材に衝突して動作を妨げたり、ホルダ300がダウ
ンした分、第22図に示した小型カセ・ソト押え機構3
60の押圧力が増すため、逆に間挿え機構360に過大
な負荷となって破損する虞れがある。そこで、上記小シ
ャーシ601にホルダ300と当接して支持する支持部
604を形成している。
従って、第30図に示す標準カセットの装着時には、小
シャーシ601がダウン状態にあるので、この小シャー
シ801の支持部604はホルダ300と当接しないが
、第31図に示す小型カセット装着時には、小シャーシ
601がアップしているので、回生シャーシ601の支
持部604が移動してきたホルダ300の底面に当接し
、このホルダ300を支持する。これによって、ホルダ
300がむやみにダウンするのを確実且つ簡単に防止す
ることができる。
次に、位置決めのためのシーケンスについて述べると、
第1図と第15図に示すように、小型カセット装着時に
は、イジェクト時にホルダ300を正規のイジェクト位
置(第1図に示すカセットの装着待機位置)よりもイジ
ェクト方向(第15図中X方向)にオーバーストローク
させて第15図(b)に示す位置まで移動し、フック3
41をフックリリースピン343により押し広げて位置
決め動作を解除した後、正規のイジェクト位置に戻すよ
うにしている。一方、標準カセット装着時には、この必
要がないので、イジェクト時にホルダ300を正規の・
イジェクト位置で止めるようにする。
このように、装着されるカセットによってホルダ300
の移動コントロールが異なる。即ち、最終的にホルダ3
00を止める時の移動方向は、小型カセットの場合と標
準カセットの場合とで逆の移動方向となり、センサの精
度やメカのバッククラッシュ等により共に同一位置に停
止させることが非常に難しい。
そこで、第32図に示すように、 a、小型カセットのイン状態(所定位置に装着された状
態)から、ホルダ300をイジェクト方向に移動する際
に、正規のイジェクト位置を越えて移動し所要量オーバ
ーストロークさせる(このオーバーストローク時にフッ
ク341による位置決めを解除する)。
b、ホルダ300を、オーバーストローク位置から一端
イジエクト位置を越えてカセットイン方向に所要量引き
込む。
C,ホルダ300を、多めに引き込んだ位置から再びイ
ジェクト方向に移動し、正規のイジェクト位置に停止す
る。
ようにしている。
これによって、標準カセットと小型カセットとで、イジ
ェクト位置への停止時の移動方向が同一とすることがで
き、共に同一位置で停止させ、次のカセットの装着動作
を確実且つ安定させている。
〔発明の効果〕
以上のように、第1の発明によれば、ホルダに標準カセ
ットが装着された時に、その標準カセットの前面両端部
により左右の検出レバーの係合部を押圧して回動せしめ
、雨検出レバーの他端で左右の標準カセット検出スイッ
チをともに操作するといった簡易かつ安価な構成でなる
標準カセット検出機構によって、標準カセットの判別と
ホルダの正規の所定挿入位置に正しく挿入されたことを
同時に検出することができる。
また、第2の発明及び第3の発明によれば、ホルダの中
心から若干ずれた位置で小型カセットを収納する収納部
に小型カセットが装着された時のみ、この小型カセット
の前端でスライド板の折曲片を付勢力に抗して押し、ス
ライド板を所要量摺動させて折曲片で検出スイッチを押
圧するといった簡易かつ安価な構成の小型カセット検出
機構によって、小型カセットの判別とホルダの正規の所
定挿入位置に正しく挿入されたことを同時に検出するこ
とができる。
さらに、第3の発明によれば、第2の発明に係るカセッ
ト装着装置において、上記収納部を凹状の段差部で構成
することによって、その小型カセット検出機構は平面的
にみて標準カセットの装着領域にあるが、標準カセット
の装着に邪魔にならない構造とすることができ、両力セ
ットの装着操作も従来同様に簡単である。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第3図は第1ないし第3の発明に係るカセ
ット装着装置を説明するための一実施例に係るカセット
装着装置の全体構成を示す平面図と正面図及びドアを開
いた状態での正面図、第4図(a)〜(c)はカセット
装着時の装着位置の移動説明図、第5図と第6図は駆動
力伝達機構とハウジングドアのイジェクト時の開蓋機構
及び第1の発明に係る標準カセット検出機構の説明図、
第7図はドアを裏側から見た説明図、第8図ないし第1
1図はドアリリース機構の説明図、第12図ないし第1
4図はハウジングドアのイジェクト時の開蓋動作説明図
、第15図(a) 、 (b)は第2及び第3の発明に
係る小型カセット検出機構と位置決め機構の説明図、第
16図と第17図は小型及び標準カセットの誤挿入防止
機構の説明図、第18図ないし第23図は小型カセット
押え機構の説明図、第24図ないし第26図は小型カセ
ットのりラドオーブナ組立体回動機構の説明図、第27
と第28図は小型カセットのりラドオーブナ組立体の説
明図、第29図(a) 、(b)はワイヤの導出部材と
ガイドビンの関係を示す模式図及び正面図、第30図と
第31図はホルダの支持機構の説明図、第32図はカセ
ット装着時のタイミングチャートである。 100・・・ブラケット、 150・・・カセット挿入
口、300・・・ホルダ、310・・・標準カセット検
出レバー311・・・下端、312・・・他端、313
・・・標準カセット検出スイッチ、320・・・段差部
、332・・・折曲片、330・・・小型カセット検出
機構、331・・・スラ、イド板、335・・・小型カ
セット検出スイッチ。 発明者 松 丸 正 宏 春  松  光  男

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)VTR本体前面のカセット挿入口より、ブラケッ
    トに移動可能に支持されたホルダに選択的に挿入された
    標準カセットと小型カセットを、前記ホルダを移動して
    それぞれ予め定めた所定の装着位置に装着するフロント
    ローディングタイプのカセット装着装置において、前記
    ホルダを前記標準カセットと略同一寸法とし、このホル
    ダの左右両端部に、略L字形状で、その一端がホルダの
    標準カセット収納空間内に存在し挿入された標準カセッ
    トの前面両端部に押圧される係合部を有する一方、その
    略中央部が回動自在に軸支された検出レバーをそれぞれ
    設けると共に、前記ホルダの外側面には、回動される前
    記検出レバーの他端部に対応して標準カセット検出スイ
    ッチを設けたことを特徴とするカセット装着装置。
  2. (2)VTR本体前面のカセット挿入口より、ブラケッ
    トに移動可能に支持されたホルダに選択的に挿入された
    標準カセットと小型カセットを、前記ホルダを移動して
    それぞれ予め定めた所定の装着位置に装着するフロント
    ローディングタイプのカセット装着装置において、前記
    ホルダを前記標準カセットと略同一寸法とし、このホル
    ダの中心から若干ずれた位置で小型カセットを収納する
    収納部に、前後方向にスライド自在に設けられ、かつカ
    セット挿入口側方向に付勢された折曲片を有するスライ
    ド板を設けると共に、前記スライド板の奥部に位置して
    スライド板が所要量摺動した時に前記折曲片で押圧され
    るカセット検出スイッチを設けたことを特徴とするカセ
    ット装着装置。
  3. (3)請求項(2)記載のカセット装着装置において、
    前記カセット収納部は、ホルダの中心位置から若干ずれ
    た位置で小型カセットを収納するための凹状の段差部か
    らなることを特徴とするカセット装着装置。
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