JPH03228248A - カセット装着装置 - Google Patents

カセット装着装置

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Publication number
JPH03228248A
JPH03228248A JP2021809A JP2180990A JPH03228248A JP H03228248 A JPH03228248 A JP H03228248A JP 2021809 A JP2021809 A JP 2021809A JP 2180990 A JP2180990 A JP 2180990A JP H03228248 A JPH03228248 A JP H03228248A
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JP
Japan
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cassette
door
small
holder
small cassette
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Application number
JP2021809A
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English (en)
Inventor
Masahiro Matsumaru
松丸 正宏
Mitsuo Harumatsu
光男 春松
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はVTRの磁気テープを内蔵したカセットを装着
するようにしたフロントローディングタイブのカセット
装着装置に関する。
〔従来の技術〕
一般の70ントローデイングタイプのカセット装着装置
では、カセットの挿入にあたって、挿入されたカセット
をホルダの底面側に板バネ等により押えてカセットが自
由に移動しないようにすることにより確実なカセット押
えとして作用するものがある。
また、例えば特開昭ti3−55754号公報には、V
TRの磁気テープを内蔵したカセットを装着するための
フロントローディングタイプのカセット装着装置に標準
カセットと小型カセットの大小2つのカセットを選択的
に装着するようにしたものが開示されている。
ところで、民生用で一般に使用されている標準カセット
と小型カセットとの2つのカセットを、直接選択的に装
着するようにしたフロンドロデインゲタイブのカセット
装着装置を考えた場合、標準カセットと小型カセットと
にそれぞれに・I応して上述した如くカセット押え部材
を設ければよいが、カセットのイジェクト時にドアを介
して押圧することになるので、カセットへの負担が大き
くなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
すなわち、標準カセットと小型カセットを直接選択的に
装着するようにしたフロントローディングタイプのカセ
ット装着装置の場合、上記標準カセットと小型カセット
に対応してそれぞれカセット押え部材を設ければよいが
、カセットを挿入口のドアを押上げて挿入すると、その
ドアが上記カセット押え部材の下部に位置することにな
る。
従って、挿入したカセットはドアを介して押圧されるこ
とになり、手でそのままカセットを挿入すれば、ホルダ
が移動してドアがカセット押え部材から外れて所定の押
圧力で押圧されるので問題ないが、カセットのイジェク
ト時にもドアを介して押圧されると、その9押圧力が増
すため、カセットへの負担が大きくなるばかりか、カセ
ットをイジェクト方向に移動するにも負荷となる。特に
、小型カセットは標準カセットより軽量であるため、こ
の負担が大きく、a効な機構が望まれていた。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたもので、イ
ジェクト時の小型カセットへの負担を軽減してイジェク
ト方向への移動を、円滑に行い得るカセット装着装置を
提供することを1的とするものである。
〔3題を解決するための手段及び作用〕上記目的を達成
するために、本発明に係るカセット装着装置は、VTR
本体前面のカセット挿入口より、ブラケットに移動可能
に支持されたホルダに選択的に挿入された標準カセット
と小型カセットを、前記ホルダを移動してそれぞれ予め
定めた所定の装着位置に装着するフロントローディング
タイプのカセット装着装置において、前記カセット挿入
口の横幅を標準カセットの横幅と略同一幅とし、このカ
セット挿入口には、カセット挿入口全体を開閉する回動
自在な第1ドアを設けると共に、前記第1ドアに前記小
型カセットの横幅と略同一幅の切欠部と、その切欠部を
開閉する回動自在な第2ドアを設け、かつ前記ホルダの
天板には、前記ホルダに挿入される小型カセットを押圧
する小型カセット押え機構を設け、この小型カセット押
え機構を、挿入された小型カセットの上面を押圧する押
圧部をHし、通常時は天板に対して傾斜した状態に維持
されると共に、小型カセットの挿入時は下部位置で開蓋
される第2ドアにより天板方向に回動可能になり、かつ
小型カセットのイジェクト時には前記第2ドアを上部に
位置すべくガイドする先端形状を有する小型カセットの
押え部材と、前記押え部材を回動可能状態と回動不可状
態にする回動規制部材と、小型カセットの挿入位置から
外れた位置に設けられ、その下端が前記押え部材の押え
部よりも低位置に位置し、天板に対し傾斜し、かつ天板
方向に回動i4能に設けられて、前記小型カセットの挿
入時は、前記回動規制部材を操作して前記第2ドアを下
部に潜り込ませた状態で前記押え部材を回動不可状態に
し、小型カセットの押え作動位置に保持する操作部材と
から構成したものである。
上記構成のカセット装着装置においては、上記小型カセ
ット押え機構により、上記小型カセットの挿入時は、小
型カセットにより回動される上記第2ドアを上記小型カ
セット押え機構の下部に潜り込ませると共に、所定装る
位置に装着された小型カセットのイジェクト時には、ド
ア回動機構により開蓋される上記第2ドアを上記小型カ
セット押え機構の上部に位置させることによって、小型
カセットのイジェクトb゛向への移動をスムーズに行う
〔実 施 例〕
以下、本発明を説明する一実施例を図に基づいて説明す
る。第1図ないし第3図は本実施例に係るカセット装着
装置の全体構成を示す平面図、iL面図及びドアを取り
除いた状態での正面図を順次示す。カセット装着装置の
カセットl\ウジング本体は、ブラケット100.この
ブラケット100の前面に設けたハウジングドア200
、及びホルダ300を移動する駆動力伝達機構400か
ら大略構成されている。
上記ブラケット100は、左右の側板110.120と
天板130及び底板140から構成され、左右の側板1
10、120に、図示する如く上記駆動力伝達機構40
0が設けられており、この駆動力伝達機構400は、第
4図と第5図に詳細に示すように、駆動モータ4旧→ウ
オーム402→ウオームホイール403−プーリ404
−ベルト405→プーリ406→右コネクトギア407
→右メインギア408、及び上記プーリ406から伝達
シャフト409を介してノrコネクトギア41〇−左メ
インギア411といった順に上記駆動モータ401の駆
動力が左右のメインギア40g、 411に伝達される
ようになっている。
また、上記ブラケット100内にはホルダ300が配設
され、このホルダ300に、標準(VH5)カセット及
びこれより小型の小型(VH5−C)カセットとが前面
側より選択的に装着され、この装管されたカセットを所
定位置に移動するようになされている。すなわち、第4
図ないし第6図に詳細に示すように、ホルダ300の両
側部には、それぞれガイドビン301b(301a)、
 302b(302a)が設けられ、ブラケット100
の両側板110.120にそれぞれ形成した略り字形の
ガイド溝l1l(121)。
112(122)に係合し、さらに、この内一方のガイ
ドビン301a、 301bを上記左右のメインギア4
08゜411の操作アーム413.414の長孔415
.41Bと係合している。
従って、カセット装着時に、第4図(a)に示すカセッ
ト挿入待機位置にホルダ300があり、このホルダ30
0に前方のカセット挿入口150より挿入されたIfカ
セット又は小型カセットが装着されると、後述するカセ
ット検出スイッチによりカセットが装着されたのを検出
して駆動モータ401を駆動し、左右のメインギア40
g、 411が第4図中時計方向に回転することにより
操作アーム4133414も時計方向に回転するので、
ガイドビン301a。
301bはガイド溝I11.121に沿って案内され、
これによりホルダ300は上記カセット挿入待機位置か
ら標準カセット装着時には第4図(b)に示す第1所定
装着位置に、小型カセット装着時には第4図(C)に示
す上記第1所定装青位置より若−1高い位置の第2所定
装着位置に移動する。
これにより、各カセットはrめ定められた所定装る位置
に装着されることになる。
また、上記第4図に示すカセット挿入口150部位には
、第1図と第2図、第5図ないし第7図に示す如くハウ
ジングドア200が設けられ、このl\ウジングドア2
00は、第2図に示すように標準カセット用の人なる第
1ドア210と、この第1ドアに設けられた切欠部21
0Aを開閉すべく第1ドア21Qの内側の一部に設けた
小型カセ・ソト用の小なる第2ドア220から大略構成
され、第1図と第2図、第8図と第9図に示すように、
上記第1ドア210の左右両端部即ちカセット挿入口1
50の左右両端部に同第1ドア210のドア口・ツク機
構240を設けている。
このドアロック機構240は、ブラケ・ノド100のカ
セット挿入口+5(lの底面に支点242を回動可能に
支持したドアロック部材241よりなり、図示しないス
プリングにて内側方向(第8図及び第9図中時計方向)
に付勢するようにしているが、後端のL子片243をブ
ラケット100の切欠部151 (第1図参照)に係合
して該内側方向の最大回動範囲を規制するようになされ
、上記ドアロック部材241の内側面には第1ドア21
0の端部と係合する係合凹部244を形成すると共に、
その前後にそれぞれテーバ部245.248を形成して
いる。
そして、このドアロックリリース機構としては、上記ブ
ラケット100に、第1図ないし第3図、第8図ないし
第11図に示すように、伝達シャフト409にドアロッ
クリリース部材250を軸着しており、このドアロック
リリース部材250は、第2図と第3図に示すスプリン
グ254にて第10図及び第11図中時計方向に付勢す
るようにしているが、その図中Y端の内側方向に突出し
た当接部251を上記ブラケット100の切欠部151
内側において当接させて第1O図に示す状態に保持する
ようにしている。また、第8図と第9図に示すように、
上記当接部251部位に所定位置に装着されたカセット
と係合するテーバ部252を形成する一方、図中X端部
に外側方向に傾斜するテーバ部253を形成し、この前
方テーパ部253に上記ドアロック部材241のL子片
243を係合させている。
従って、カセットの非挿入時に、ドアロック部材241
及びドアロックリリース部材250は第1図と第8図に
実線で示す状態にあり、左右のドアロック部材241は
その係合凹部244に第1ドア210の端部を係合し、
この第1ドア21Gの回動を規制しており、これによっ
て、第1ドア210はロックされているので、小型カセ
ットを例えば第2ドア220から外れた位置より挿入し
ようとしても第1ドア210が開かず、同小型カセット
の挿入位置の位置決めを行うことができ、誤挿入を防+
l−することができる。
そして、第1図と第8図に実線で示す状態から標準カセ
ットを挿入口150より挿入すると、第8図に二点鎖線
で示すように、標準カセットの両端部が左右両ドアロッ
ク部材241のX端テーパ部245をスプリング(図示
せず)に抗して外側方向に押し、ドアロック部材241
が支点242を中心として図中反時計方向に回転し二点
鎖線で示す状態となるので、上記ドアロック部材241
の係合凹部244と第1ドア210の端部との係合が外
れ、第1ドア210のロックが解除され、これにより、
第1ドア210は回動可能となるので、挿入される標準
カセットに押されて開蓋し標準カセットはホルダ300
内に装着されるようになる。
そして、標準カセットが所定装着位置に装着される際、
第9図と第11図に示すように、この標準カセットの後
端部が上記ドアロックリリース部材250のY端テーパ
部252に当接して押圧するため、第1t図に示すよう
に、ドアロックリリース部材250は支点である伝達シ
ャフト409を中心として反時計方向に回転し、よって
、上記ドアロック部材241の前記り7片243がドア
ロックリリース部材250のX端テーバ部253のテー
バ而によって支持され、第9図中実線で示す回動状態に
該ドアロック部材241が保持される。即ち第1ドア2
10はロック解除状態に維持されることになる。
また、上記第1図と第8図に実線で示す第1ドア210
がロックされた状態から小型カセットを第2ドア220
より挿入すると、第8図に示す如く挿入した小型カセッ
トが左右両ドアロック部材241と係合することなく、
ドアロック部材241は第8図中実線で示す状態のまま
で支持され、これにより、第1ドア210は回動不能で
第2ドア220のみが回動可能となるので、第2ドア2
20のみが挿入される小型カセットに押されて開蓋し小
型カセットはホルダ300内に装着されるようになる。
そして、小型カセットを所定装む位置に装着する時、第
9図に示すようにこの小型カセットが上記ドアロックリ
リース部材25υのY端内側テーバ部252に当接しな
いので、ドアロックリリース部材250は第10図に示
す非回転状態のままで、よって、上記ドアロック部材2
41は第9図ウニ点鎖線で示す元の状態であるため、第
1ドア210はロック状態が維持される。
次に、上記第1ドア210と第2ドア220から成るハ
ウジングドア200について詳述する。
上記第1ドア210は上記カセット挿入口!50部位に
おいて、第1図と第2図及び第7図に示すように、上部
に設けた軸211を上記ブラケット100にて回動自在
に軸支するとノ(に、ダブルトーションスプリング21
2にて閉蓋方向(第5図中反時計方向)に付勢している
また、第2ドア220は、第7図に示すように第1ドア
210の裏面側に左右の軸221を回動自在に軸支され
、その一端側より突出するように設けた操作杆222に
上記ダブルトーションスプリング212の一端212a
を係11−することにより上記第1ドア210同様に閉
蓋方向(第5図中反時計h゛向)に付勢している。さら
に、上記第1ドア210の軸211には、第7図に示す
ように上記ダブルトーションスプリング212の中間部
を掛けて同じく第5図中反時計方向に付勢された引掛は
レバー230を設け、引掛はレバー230の内側面に先
端部が第1ドア210の裏面に当接する操作ピン231
を設けている。
また、上記ハウジングドア200のイジェクト時の開蓋
機構としては、第5図に示すように、駆動力伝達機構4
00の左メインギア411の外側面にハウジングドアの
開蓋カム部2+10が設けられており、その−側には伝
達シャフト409に軸召され、■っ後端部に上記開蓋カ
ム部280と係合するカム部271を有する第1ドア2
10用の第1開蓋レバー270を設ける一方、その他側
にはブラケット+00の左側板+20に支点282で回
動自(l:に支持され、nつ中間部に上記開蓋カム部2
60と係合するカム部281を自゛する第2ドア220
用の第2開蓋レバー280を設けている。
そして、上記第1開蓋レバー270の先端部には、第5
図と第7図に示すように上記引掛はレバー230のX端
側(第5図中右側)に対−向する開蓋ピン272を設け
る一方、上記第2開蓋レバー280の先端部283を上
記第2ドア220の操作杆222の先端部においてその
X端側(第5図中右側)に対向させている。
従って、ハウジングドア200は次のようにしてイジェ
クト時に開蓋動作する。
先ず、標準カセット又は小型カセットが所定装着位置に
装着されている時には、左メインギア411の開蓋カム
部260と第1及び第2開蓋レバ270、280は第1
4図に示す状態にある。第14図中、左メインギア41
1において実線は標準カセットの所定装着位置における
回転位置をそれぞれ示している。この第14図より明ら
かなように上記両開蓋レバー270.280は開蓋カム
部2Hのカム部がら外れ、非作動状態にあるので、上記
第1及び第2ドア210.220は閉蓋状態にある。
このような状態から標準カセットのイジェクト時、ホル
ダ300のイジェクト方向の移動に1?って左メインギ
ア411が第14図中時計方向に回転すると、!1i1
′?1カセットが第1ドアに至る前において第13図に
示すように、第1及び第2開蓋レバー270゜280が
開蓋カム部260のカム部と当接し、それぞれ支点40
9.282を中心に反時計方向に回動する。
よって、上記第1開蓋レバー270の回動に伴ってその
先端の開蓋ピン272が第14図の位置から第13図に
示す位置まで移動し、これによって引掛はレバー230
がダブルトーションスプリング212に抗して押し上げ
られるため、追随するように第1ドア210に開蓋方向
の付勢力が作用する。この際、上記第1ドア210はド
アロックリリース部材250によってドアロック部材2
41によるロックが解除されているので、上記引掛はレ
バー230の回動に伴って第1ドア210が回動(開M
)する。なお、第2ドア220も第1ドア210と一緒
に開蓋するため、第2開蓋レバー280は作用しない。
また、小型カセットのイジェクト時、上記第14図の状
態からホルダ300のイジェクト方向の移動に伴って左
メインギア411が第14図中時計方向に回転すると、
小型カセットが第1ドアに至る前において標準カセット
の場合と同様に第12図に示すように、第1及び第2開
蓋レバー270.2110が開蓋カム部260のカム部
と当接し、それぞれ支点409゜282を中心に反時計
方向に回動する。よって、上記第1開蓋レバー270の
回動に伴ってその先端の開蓋ピン272が第14図の位
置から第12図に示す位置まで移動し、これによって引
掛はレバー230がダブルトーションスプリング212
に抗して押し上げるが、上記第1ドア210はドアロッ
ク部材241によってロックされて回動を阻止されてい
るため、上記引掛はレバー230のみが回動し第1ドア
210は閉蓋状態のままである。しかして、第2開蓋レ
バー280の回動に伴って操作杆222が第12図に示
すように押し上げられるため、第2ドア220のみが回
動(開蓋)する。
このようにして、6カセツトに対応したドアが開蓋状態
となるので、この開蓋された各ドアより各カセットがイ
ジェクトされることとなる。なお、カセットの挿入時に
も上記左メインギア41.1の開蓋カム部260によっ
て上記第1及び第2開蓋レバー270.280が回動す
るが、この際にはカセットが各ドアを押退けて挿入する
動作中なので特に問題はない。なお、この実施例ではメ
インギア4+1は左側のみに設けられているが、左右両
側に設けて開蓋レバーを左右に分けてもよい。
次に、ホルダ300の構成としては、第1図と第3図及
び第15図ないし第17図に示すように、断面略口字形
状でなり、その幅寸法を標準カセットと略同−寸法とす
ると共に、その内底面の所要小型カセット装着位置(若
干左によった位置)に段差部320を形成している。ま
た、テープローディング部材等が嵌合するカセットの前
面開口部に対応するY端側(第1図参照)3旧を切欠し
て邪魔にならないようにすると共に、所定装着位置に移
動時にデツキ側のリール台に対応する位置に穴302を
形成している。
さらに、このカセット装告装置には、後述するm準カセ
ット検出機構、小型カセット検出機構、小型カセット位
置決め機構、標準及び小型カセットの誤挿入防止機構、
小型カセット押え機構、小型カセットのりラドオーブナ
組立体回動機構、ワイヤの引き出し機構、及びホルダの
支持機構が備えられている。
先ず、標準カセット検出機構としては、第1図及び第6
図に示すように、ホルダ300の左右両側部に標準カセ
ット検出レバー310を設けており、この左右に設けた
各標準カセット検出レバー310は上記ガイドビン30
2a、 302bにてその支点をホルダ300の側面に
てそれぞれ回動自在に支持され、その下端311を第1
図に示すようにホルダ300の内底面のY端左右に突出
する一方、他端312側に位置するホルダ300の外側
面には標準カセット検出スイッチ313を設けている。
なお、標準カセット検出レバー310は第6図に示すよ
うにスプリング314にて図中反時計方向に付勢し、ホ
ルダ300の左右側面に形成した折曲片315に他端3
12側上面を当接させて、通常第6図に示す状態に保持
させている。
従って、標準カセットがホルダ300内に正しく挿入さ
れた場合には、挿入された標準カセットの前面で上記左
右の標準カセット検出レバー310の下端311を押す
ので、該左右両標準カセット検出レバー310は支点3
02a、 302bを中心に回動し、その各他端312
側にてそれぞれ標準カセット検出スイッチ3!3を押圧
してONとすることになり、マイコンにて左右両標準カ
セット検出スイッチ313がともにONとなったのを検
出して正しく標準カセットが装着されたと判断すること
ができ、これに基づき上述した駆動モータ401を駆動
$II御することになる。
仮に、標準カセットがホルダ300内に正しく挿入され
ず、左右の標準カセット検出レバー310の内、J4側
の下端311のみを押すと、マイコンにて一方の標準カ
セット検出スイッチ313のみがONとなっているため
正しく標準カセットが装着されていないと判断し、上述
した駆動モータ4旧を駆動しない。
次に、小型カセット検出機構330としては、第1図と
第3図及び第15図に示すように、ホルダ300の段差
部320にY端(奥部)に折曲片332を有するスライ
ド板331を設けており、このスライド板331は、ホ
ルダ300底而に形成した前後方向に延びるガイド孔3
33に嵌合し前後方向にスライド可能とすると共に、ス
ライドスプリング334にてTS15図中X方向に付勢
して通常、第1図の位置にあるようになされ、またこの
スライド板331の奥側(第15図中Y方向)に位置し
てホルダ300に小型カセット検出スイッチ335を設
けている。
従って、小型カセットがホルダ300内に挿入されると
、小型カセットの前面が上記スライド板331の折曲片
332に当接してスライドスプリング334の弾性力に
抗して押すので、該スライド板331は第15図中Y方
向にスライドする。小型カセットが所要量挿入されると
、第15図(a)に示すように上記折曲片332が小型
カセット検出スイッチ335を押圧してONとするので
、マイコンにて小型カセットが装着されたと判断し、上
述した駆動モータ401を駆動制御する。
次に、小型カセットの位置決め機構340としては、第
1図と第3図及び第15図に示すように、ホルダ300
の段差部320の両側に、第15図に詳小するように図
中X側端部に小型カセットの左右両側面に形成した縦溝
に係合する位置決め用のフック341を設けており、こ
のフック341は第15図に示すフックスプリング34
2にて内側h°向に付勢され、通常(カセット挿入待機
時)には第1図に示すフック341先端が段差部内に突
出する状態に至る。一方、上記ブラケット100のカセ
ット挿入口150の底面には上記フック341と係合す
るフックリリースピン343が設けられている。
従って、小型カセットの挿入時には、ホルダ300が第
1図に示す位置にあり、この状態のホルダ300内に小
型カセットが上記第2ドア220から挿入されるが、小
型カセットの左右前端部で上記フック341をフックス
プリング342の弾性力に抗して押し広げるようにして
挿入される。
そして、小型カセットを所要量挿入した際(上記した小
型カセット検出機構330による小型カセット検出スイ
ッチ335のONと略同時期)に、第15図(a)に示
すように上記フック341が小型カセットの両側面の縦
溝に係合し、小中カセットの前後左右の位置決めを行う
また、小型カセットのイジェクト時には、小型カセット
がフック341にて位置決めされた第15図(a)に示
す状態から、ホルダ300が第15図中X方向に移動し
て第1図に示したカセット装着待機位置を通り過ぎて第
15図(b)に示す位置に至る。
この時フック341はブラケット100のカセット挿入
口150の底面のフックリリースピン343と当接し、
このフックリリースピン343にてフックスプリング3
42の弾性力に抗して押し広げられるため、このフック
341による位置決めが解除される。
このため、位置決め時に上述したスライド板331のス
ライドスプリング334に蓄積していた弾性力によって
、第15図(b)IIIX方向に小型カセットが吐き出
される。即ち、上述した開蓋されている第2ドア220
より該小型カセットの後部が少なくとも掴める量だけ突
出し、カセットの取り出し作業を確実且つ容品にし操作
性の向上を図っている。
次に、標準及び小型両力セットの誤挿入防II−機構と
しては、ホルダ300にカセットを装着する際、標準カ
セットに対し小型カセットはホルダ300の段差部32
0部位に装着されるため、標準カセットと小型カセット
との装着高さ位置が相違する他、これらの間では該装入
防止溝の深さが相違するため、各カセット毎に別個に設
ける必要があるが、その場合には部品点数が増し、コス
ト高や作業性が悪い等の問題があり、次のようにした。
すなわち、第1図と第15図ないし第17図に示すよう
に、ホルダ300の底面にカセットのpt J’11人
防止機構350を設けている。
上記誤挿入防止機構350は、第16図と第17図に示
すようにホルダ300の外底面に回動自在に軸支された
誤挿入防止レバー351を設け、この誤挿入防11.レ
バー351に後述する小型カセットの1側面をガイドす
るガイド板380と係合する係合部352と、先端部に
標準及び小型両力セットの底面に形成した誤挿入防止溝
に対応する誤挿入防止片353を−1えている。
従って、カセットの装着前にあっては、第16図に示す
ようにガイド板380は垂下しており、このガイド板3
80の下端の押圧部382で誤挿入防止レバー351の
係合部352が押され、同誤挿入防止レバー351が同
図中時計方向に若1回動じている。
これにより、誤挿入防止レバー351の誤挿入防止片3
53の高さ位置は小型カセットの底面に形成した誤挿入
防止溝の高さ位置と同一となる。
ここで、小型カセットがホルダ300内に正規の状態で
挿入されると、第16図に示すように二挿入防止レバー
351の誤挿入防止34’ 353が挿入された小型カ
セットの誤挿入防止溝に係合して、同小型カセットの挿
入動作の邪魔をしないが、小型カセットが例えば3って
逆さまに挿入した場合には、誤挿入防+1片353が小
型カセットにぶつがって挿入を阻11−1する。
次に、標準カセットが挿入されると、ガイド板380が
後述する機構によって第17図に示すように自動的に回
動してホルダ300の天井部に位置するため、ガイド板
380の押圧部382にょる押圧作用が解除されるため
、誤挿入防+)−レバー351は第16図中反時計方向
に若干回動じて第17図に示す状態となる。これにより
、!!挿入防止レバー351の2;挿入防止片353の
高さ位置は標準カセットの誤挿入防止溝の高さ位置と同
一となる。そして、上記同様に挿入された標準カセット
が正規の状態で挿入されると、標準カセットの誤挿入防
止溝に誤挿入防止片353が係合して挿入動作の邪魔に
ならないが、誤って逆さまにして挿入した場合には、誤
挿入防11−片353がぶつかってその挿入を阻止する
次に、本発明に係る小型カセットの押え機構360とし
ては、第3図と第18図ないし第23図に示すように、
ホルダ300の天板303に設けられており、この小中
カセット押え機構360は、第3図と第18図及び第1
9図に示すように並設した押え部材363と操作部材3
64とから大略構成している。
上記押え部材363は、上記天板303の取付部361
に設けた第1軸365に回動自在に取付けられた押え基
部363aと、この押え基部363aに設けた第2軸3
06に軸召された板バネ部363bとよりなり、同板バ
ネ部363bの先端部位には小型カセット用の押え部3
63cを設けると共に、その先端を第18図に示すよう
に円弧状部363「としている。
なお、上記押え基部383aを第1軸365の第1スプ
リング365aにて第18図中反時計方向に付勢し、押
え基部363aの上面を上記取付部381に突設したピ
ン362に当接すると共に、上記板バネ部363bを第
2軸366の第2スプリング366aにて第18図中時
j+方向に付勢するが、押え21X部363aの側面に
形成したストッパ片363dに板バネ部383bの当接
部303eが当接し、通常第18図に示す傾斜した状態
に維持すると共に、該板バネ部363bが第18図中反
時計方向には回動可能だが時計方向には回動不能として
いる。
また、上記操作部材364は、上記押え基部363aに
設けた第3軸387に軸着された操作基部364aと、
この操作基部364aに設けた第4軸368に軸着され
た操作片364bとよりなり、上記操作基部364aを
第3軸367の第3スプリング367aにて第18図中
反時計方向に付勢し、同操作基部364aに設けられて
上記押え部材363を回動可能状態と回動不可状態にす
る回動規制部材として引山部364eを上記取付部36
1のビン362に引掛けている。また、操作片364b
を第4軸368の第4スプリング368aにて第18図
中時計方向に付勢するが、操作基部364aの側面に形
成したストッパ片364cに操作片364bの当接部3
64dが当接し、通常上記同様に第18図に示す傾斜し
た状態に維持すると共に、該操作片304bが第18図
中反時計方向には回動可能だが時計方向には回動不能と
している。
また、上記第2軸366の操作部材364側端部を突出
し、この突出部366bを操作基部364a上部に位置
させて操作部材364に連動して押え部材363も第1
8図中時計方向に回動するようにし、且つ上記突出部3
66bに対応して操作基部364aにはUi4389を
形成し、カセット押え機構360が最大に上方に押し上
げられた際に上記突出部366bが邪魔となって、操作
部材364が途中で回動できなくなるのを防+LL、て
いる。
従って、カセット装着待機時、小型カセット押え機構3
60は第23図に示す状態にあり、この状態で第21図
に示すように標準カセットを挿入すると、標準カセット
によって上述した第1ドア210が第21図(a)のよ
うに開蓋し、この第1ドア210が操作部材364の操
作片304bを上方に押圧する。
この際、操作片364bと操作基部364aとはストッ
パ片384cに当接部364dが係合しているので一体
となって第3軸367を中心として第18図中時計方向
に回動し、第21図(a)に示すように引掛部3B4e
がピン362から外れる。
そして、標準カセットを第21図(b)に示すように更
に挿入すると、第1ドア210が押え部材363及び操
作部材364を押し上げて、カセット押え機構360の
下に第1ドア210が潜り込む形となる。
この際、突出部366bがU溝369に嵌入して操作部
材364の上方への回動を邪魔しないようになっている
しかる後、標準カセットを装着したホルダ300がY方
向に移動すると、カセット押え機構360は第1ドア2
10から外れるが、この際、第18図に示すように天板
303には操作部材364に対応して板バネ304が設
けられており、第20図に示すようにこの板バネ304
にて弾性力が付加された形となり第21図(e)に示す
ように操作部材364が標章カセットの一方端側のカセ
ット押えとして作用する。
なお、イジェクト時には、上記と全く逆の動作で、第2
1図(e) 、 (b) = (a)の順で各部材が動
作する。
また、上記のようにカセット押え機構360が第23図
に示す状態にあるカセット装着待機時に、第22図に示
すように小型カセットを挿入すると、小型カセットによ
って上述した第2ドア220のみが第22図(a)に示
すように開蓋し、この第2ドア220が押え部材363
の板バネ部363bを図中時計方向(第18図中も時計
方向)に押圧する。この時、操作部材364の操作片3
64bは第2ドア220から外れた位置にあり、同第2
ドア220とは当接しない。
このため、第18図及び第22図に示すように操作部+
4364の引掛部364eがビン362に係合したまま
なので、上記第2ドア220による板バネ部363bの
押圧によって、同押え部材363が第1軸385を中心
として天井側に回動しようとするが、この回動が阻止さ
れ、同状態を維持し、板バネ部383bが弾性によって
撓み第2ドア220が同板バネ部383bの下に潜り込
む形となる。
しかる後、第22図(b)に示すように小型カセットを
装着したホルダ300が移動すると、カセット押え機構
360は第2ドア220から外れるが、この際、該板バ
ネ部363bの弾性力により押え部363Cにて小型カ
セットを下方に押圧する。
そして、この小型カセットのイジェクト時には、上記と
略逆の動作、即ち第22図の(b) 、 (a)の順で
各部材が動作するが、ここで開蓋された第2ドア220
が挿入時と同様に第22図(a)のように板バネ部38
3bの下に潜り込むと、小型カセットは標準カセットに
対して短径方向の幅が短いために上述したスライド板3
31等の吐き出し手段にて小型カセットを吐き出すよう
にしているが、第2ドア220が板バネ部363bの下
に潜り込む分、この板バネ部363bの弾性力が人とな
って、吐き出し動作の負荷となってしまう。
そこで、上記板バネ部363bの先端を第18図に示す
ように円弧状部363rとして、第2ドア220が第2
2図(C)に示すようにこの円弧状部363「にガイド
されて挿入時とは逆に板バネ部363bの上部に位置す
るようにしている。これにより、小型カセットの吐き出
し時の負荷を軽減し、同吐き出し動作をスムーズ且つ吐
き出し動力の軽減を図っている。
ここで小型カセットは第33図(a)に示すように、磁
気テープを巻回した供給リールと巻取リールを収納した
カセットケースと、このカセットケースの前面に張架し
た磁気テープを保護する回動自在なリッドによって大略
構成されている。このリッドか開蓋すると、第33図(
b)に示すようにリッドの上端面がカセットケースの上
端面より高くなり、段差部ができる。イジェクト時には
、第18図に示す板バネ部363bの押え部363cの
図中右側の面により、この段差部が引掛けられて閉蓋す
るようになっている。なお、小型カセットの吐き出し動
作によって開蓋状態(スプリングにより閉蓋方向に付勢
されている小型カセットでは、リッドが自動的に閉蓋す
る)のりラドが上記板バネ部863bの押え部363c
に当って閉蓋する。
従って、上記構成に係る小型カセット押え機構360に
よれば、小型カセットの挿入時には、該小型カセットに
より回動される第2ドアを小型カセット押え機構の下部
に潜り込ませる一方、所定装着位置に装着された小型カ
セットのイジェクト時には、ドア回動機構により開蓋さ
れる第2ドアを小型カセット押え機構の上部に位置させ
るので、イジェクト時の小型カセットへの負荷の軽減及
び小型カセットのイジェクト方向への移動のための駆動
部材への負荷も軽減される。
次に、小型カセットのりラドオーブナ組立体回動機構3
70としては、第24図ないし第26図に示す如く、ホ
ルダ300の天板303の裏面に設けられており、その
構成としては、第24図ないし第27図に示すように、
天板303の取付部3711こ設けた第1軸376aに
軸着された第1アーム373と、天板303の切起片3
72の長穴372aに係合した操作ビン377に軸着さ
れた第2アーム374と、この両アーム373.374
と共に第2軸376bに軸着された第3アーム375か
ら大略構成している。
上記第3アーム375は、第2軸376bに設けたスプ
リング376Cにて第26図(a)中時計方向に付勢し
ているが、図示しないストッパにて第1アーム373に
対して時計方向には同図(a)の状態より回動しないよ
うにしている。
そして、上記操作ビン377の他端側には回動111能
な扇状板378が設けられ、この扇状板378に係合し
て左右方向に移動自在なラック棒379が設けられ、そ
の先端部に形成したラック379aの近傍に位置して、
このラック379aと噛合するギア381と、下端部に
上述した第1O図〜第17図に示す誤挿入防11−機構
350の誤挿入防止レバー351の係合部352を押圧
する押圧部382を6し、nつ後述するりラドオーブナ
組立体390を備えた小型カセット挿入時に小型カセッ
トの側面をガイドするガイド板380を第3軸384に
軸着している。なお、このガイド板380は第3幀38
4に設けたスプリング383にて第25図(b)中反時
計方向即ち垂下状態方向に付勢している。
従って、標準カセットの挿入時に第1ドア210が回動
すると、第26図(a)に示すように第3アーム375
がこの第1ドア210にて時計方向に押圧され、これに
より、第2アーム374の操作ピン377が切起J4’
372の長穴372aに案内されてY方向に移動し、こ
の操作ピン377のY方向の移動により扇状板378が
第25図(a)から同図(d)に示すように回動する。
そして、扇状片378の回動によりラック棒379が第
25図(b)中有側方向に摺動するので、そのラック3
79aに噛合しているガイド板380は垂下状態から同
図(c)に示す天板303と略平行な横倒状態となる。
これにより、リッドオープナ組立体390を備えたガイ
ド板380は挿入された標準カセットと天板303との
間に位置するので、同標準カセットの挿入動作に邪魔に
ならない位置に回避することになる。また、ガイド板3
80は垂下状態時には、上述したようにその下端部の押
圧部382が第18図に示す如く誤挿入防止レバー35
1の係合部352を押圧しているが、横倒状態への変移
動作により、第17図に示す如(この誤挿入防止レバー
351の係合部352の押圧を解除する。
小型カセット挿入時には、第2ドア220は第3アーム
375と当接しないので、上記動作は行われず、ガイド
板380はそのまま垂下状態となって、挿入される小型
カセットの一側面側をこのガイド板380にてガイドす
る〇 また、ホルダ300の天板303には第26図に示すよ
うに板バネ305が第2軸376bに対応して設けてあ
り、標準カセット挿入時に、第2アーム374が上方に
押上げられた際、この板バネ305が第2軸376b部
に当接して第26図(b)に示すように標準カセットの
他方端側のカセット押えとして作用する(反対側の標準
カセットのカセット押えは小型カセットのカセット押え
機構360の外側の操作部材364が作用している)。
次に、小型カセットのりラドオーブナ組立体390は、
上記ガイド板380に設けられており、第3図と第27
図及び第28図に示すように、ガイド板380の一側面
に設けたアームギア391と、リッドオープナ395か
ら構成している。
上記アームギア391は、第27図と第28図に示すよ
うにガイド板380に設けた軸391aにて回動自在に
支持されると共に、円弧状穴391bにガイド板380
に設けたピン382が嵌合して、その回動範囲が規制さ
れている。また、係止片392とギア部393とを有し
ている。
上記リッドオープナ395は、軸395aにて回動自在
に支持され、この軸395aがらずれた位置に設けたピ
ン396と上記ガイド板380に設けたピン384との
間にスプリング394が係止され、通常、第28図(a
)中時計方向に付勢されている。また、上記アームギア
391のギア部393と噛合するギア部397と、小型
カセット収納空間内に突出し、同小型カセットのリッド
(前蓋)を開蓋する爪部399を有するオープナ部39
8を有している。
一方、ブラケット100の底板140には、例えば伝達
シャフト409に軸着された回動自在なアームギアフッ
ク160を設けている。このアームギアフック160は
第3図と第27図及び第28図に示すようにスプリング
181にて第28図中反時計方向に付勢され、その一端
が図示しない該ブラケット100の底板140の切欠端
部に当接して第27図に示す状態に保持されている。ま
た、上記アームギア391の係IL片392の先端と係
合するフック部162を設けると共に、このフック部1
G2の外側面側にテーパ部163を形成している。
従って、カセットの非装着時には、第27図に示すよう
に上記ガイド板380は垂下状態にあり、リッドオープ
ナ組立体390もアームギア391の係1に1片392
及びリッドオープナ395のオープナ部398も共に下
向きの状態となっている。
この状態で第28図(a)に示すように小型カセットを
挿入すると、リッドオープナ395のオープナ部398
の爪部399が小型カセットのリッド(前蓋)の内側に
係合する。又、上述したようにホルダ300自体が第2
8図中Y方向に移動するため、アームギアフック160
のフック部162にアームギア391の係止片392先
端が引掛かり、同ホルダ300の移動にけって係止片3
92がX方向に引張られる形となる。よって、アームギ
ア3旧は軸391aを中心として第28図中時計方向に
回動するため、リッドオープナ395は反時計方向に回
動する。
そして、第28図(b)に示すようにガイド板380の
ピン384とリッドオープナ395の軸395aとを結
ぶ線上をピン396が越えると、該スプリング394の
付勢力は第28図中反時計方向に働くため、リッドオー
プナ395は反時計方向にクリック的に回動して第28
図(C)に示す状態となる。
これに伴って、オープナ部398の爪部399に係止さ
れている小型カセットのリッドが第28図(a)に示す
閉蓋状態から第28図(c)に示す開蓋状態となる。
小型カセットのイジェクト時には、リッドオープナ組立
体390が第28図(e)に示す状態でホルダ300が
X方向に移動する。このホルダ300のX/。
向の移動によって、第28図(d)に示すようにアムギ
ア391の係止片392先端がアームギアフック1(i
oのテーパ部163に当接し、更にX方向の移動に伴っ
てアームギア391に同図(C)中尺時計方向の圧力が
加わり反時計方向に回動する。
そして、第28図(b)に示すようにガイド板380の
ピン384とリッドオープナ395の軸395aとを結
ぶ線上をピン396が越えると、該スプリング394の
付勢力は上記とは逆に第28図中時計方向に働くため、
リッドオープナ395は時計方向にクリック的に回動し
て第27図に示す元の状態に戻る。
更に、ホルダ300のX方向への移動により、再びアー
ムギア391の係止片392先端がアームギアフック1
60のテーパ部163に当接するが、アームギアフック
160が時計方向に回動してこれを乗り越えて第28図
(a)に示す元のフック部1B2の手前側(X側)に位
置するようになる。
次に、ワイヤの引き出し機構500について述べると、
上述のようにホルダ300には、標準カセットの検出ス
イッチ313と小型カセットの検出スイッチ335を備
えており、この各スイッチ313゜335からノワイヤ
501(第1図参照)をVTRデツキ本体側のマイコン
へ導出するが、上記ホルダ30口は移動するため、該ホ
ルダ300の移動動作に伴ってワイヤ501がVTRデ
ツキ上の他の部材に引掛かったりして、ワイヤ501が
断線したり、ホルダ300が移動できなくなる可能性が
ある。
そこで、例えば第1図と第4図に示すようにホルダ30
0の右ガイドピン302aのX方向側に位置してワイヤ
の導出部材502を設けている。この導出部材502は
、第29図に示すように連結部材503にて同ガイドビ
ン302aと回動自在に連結され、該導出部材502を
ガイドピン302aと同様にガイド溝112に嵌合する
ことにより、第4図に示すようにガイドビン302aの
移動に連動して移動するようになっている。
そして、各スイッチ313.335がらのワイヤ501
を直接導出部材502の貫通穴504を通して固定のブ
ラケット!Ooの側板110に導出してもよいが、第4
114 (b) 、 (c)に示すようにガイド溝11
2の:II!直部に導出部材502が至った際に同図中
がイドピン302aヲ中心として時計方向に回動するの
で、これを考慮して第1図に示す如く、例えばワイヤ5
01を導出部材502が回動した際に弛む方向にガイド
ビン302aに適宜巻き付けてがら、同導出部材502
を介してブラケットの側板110の外側面に導出するよ
うにすると望ましい。
これにより、可動するホルダ300より、ワイヤ501
を損傷したり、ホルダ300の移動を妨げることなく極
めて簡単な構成で該ワイヤ5oを導出できる。
次に、ホルダ300の支持機構600について述べると
、第30図とm31図に示すように、デツキ側に、小型
カセット用の位置決めピン602や伝達ギヤ603等を
設けた小シャーシ601を設け、この小シャーン6旧を
、第30図に示す標準カセット装着時には下降させ、m
31図に示す小型カセット装着時には上昇させるように
なされている。
ここで、標準カセットと小型カセットとのホルダ300
内の高さ位置及び所定装着位置での装着高さの違い等に
より、第30図の標準カセット装着時には第4図(b)
に示すようにホルダ300のガイドピン301a(30
1b)、  302a(3021+)がガイド溝l11
(12+)。
112(122)の最下端位置に達し、このガイド溝l
1l(+21)、 112(+22)の最下端部でガイ
ドビン301a(301b)、 302a(302b)
が支持されて、ホルダ300の位置決めが第30図に示
す位置に正確に行われる。
しかして、第31図の小型カセット装6時には第4図(
C)に示すようにホルダ300のガイドピン301a(
301b)、  302a(302b)がガイド溝11
1(121)。
112(122)の最下端位置より若[上の位置に在る
ため、上述のようにガイド溝l1l(121)、 11
2(+22)にヨッテカイドピン301a(301b)
、 302a(302b)を支持することができず、ホ
ルダ300の高さ位置の規制が非常に弱い。このため、
何かの原因でホルダ300が所定位置より若干下降する
ことがある。この場合、ホルダ300がデツキ側の例え
ばアイドラ等の部材に衝突して動作を妨げたり、ホルダ
300が下降した分、第22図に示した小型カセット押
え機構360の押圧力が増すため、逆に同押え機構36
0に過大な負荷となって破損する虞れがある。
そこで、上記小シャーシ601にホルダ3(10と当接
して支持する支持部604を形成している。
従って、第30図に示す標準カセットの装着時には、小
シャーシ6旧が下降位置にあるので、この小シャーシ6
01の支持部604はホルダ300と当接しないが、第
31図に示す小型カセット装着時には、小シャーシ60
1が上昇しているので、聞手シャーシ601の支持部6
04が移動してきたホルダ300の底面に当接し、この
ホルダ300を支持する。
これによって、ホルダ300がむやみに下降するのを確
実11つ簡単に防止することができる。
次に、位置決めのためのシーケンスについて述べると、
第1図と第15図に示すように、小型カセット装着時に
は、イジェクト時にホルダ300を1規のイジェクト位
置(第1図に示すカセットの装着待機位置)よりもイジ
ェクト方向(第15図中X方向)に余分に移動させて第
15図(b)に示す位置(オーバーストローク位置)ま
で移動し、フック341をフックリリースビン343に
より押し広げて位置決め動作を解除した後、正規のイジ
ェクト位置に戻すようにしている。一方、標準カセット
装着時には、この必要がないので、イジェクト時にホル
ダ300を正規のイジェクト位置で止めるようにする。
このように、装着されるカセットによってホルダ300
の移動コントロールが異なる。即ち、最終的にホルダ3
00を止める時の移動方向は、小型カセットの場合と標
準カセットの場合とで逆の移動方向となり、センサの精
度やメカのバックラッシュ等により共に同一位置に停止
させることが非常に難しい。
そこで、第32図に示すように、 a、小型カセットのイン状態(所定位置に装着された状
!りから、ホルダ300をイジェクト方向に移動する際
に、正規のイジェクト位置を越えてオーバーストローク
位置まで移動させる(このオーバーストローク位置への
移動時にフック341による位置決めを解除する)。
b、ホルダ300を、オーバーストローク位置がら−旦
イジェクト位置を越えてカセット挿入方向に所要量引き
込む。
C,ホルダ300を、多めに引き込んだ位置から再びイ
ジェクト方向に移動し、正規のイジェクト位置に停止1
ユする。
ようにしている。
これによって、標準カセットと小型カセットとで、イジ
ェクト位置への停止時の移動方向が同一とすることがで
き、共に同一位置で停止させ、次のカセットの装着動作
を確天11つ安定させている。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、小型カセットのイジェ
クト時には、第2ドアをカセット押え機構の上部に位置
するようにしてなるので、イジェクト時のカセットへの
負荷の軽減及びカセットのイジェクト方向への移動のた
めの駆動部材への負荷も軽減でき、スムーズな小型カセ
ットのイジェクト操作が行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係るカセット装着装置を
説明するための一実施例に係るカセット装着装置の全体
構成を示す平面図と正面図及びドアを開いた状態での正
面図、第4図(a)〜(C)はカセット装む時の装着位
置の移動説明図、第5図と第6図は駆動力伝達機構とハ
ウジングドアのイジェクト時の開蓋機構の説明図、第7
図はドアを裏側から見た説明図、第8図ないし第11図
はドアリリース機構の説明図、第12図ないし第14図
はハウジングドアのイジェクト時の開蓋動作説明図、第
15図(a) 、 (b)は小型カセット検出機構と位
置決め機構の説明図、第16図と第17図は小型及び標
準カセットの誤挿入防止機構の説明図、第18図ないし
第23図は本発明に係る小型カセット押え機構の説明図
、第24図ないし第26図は小型カセットのりラドオー
ブナ組立体回動機構の説明図、第27と第28図は小型
カセットのりラドオーブナ組立体の説明図、第29図(
a) 、 (b)はワイヤの導出部材とガイドビンの関
係を示す模式図及び正面図、第30図と第31図はホル
ダの支持機構の説明図、第32図はカセット装着時のタ
イミングチャート、第33図(a) 、 (b)は小型
カセットを示す斜視図と側面図である。 100・・・ブラケット、150・・・カセット挿入口
、200・・・ハウジングドア、210・・・第1ドア
、220・・・第2ドア、303・・・天板、360・
・・小型カセット押え機構、363・・・押え部材、3
63C・・・押え部、364・・・操作部材、364e
・・・引掛部(回動規制部材)。 発明者 松 丸 正 宏 春   松   光   男

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. VTR本体前面のカセット挿入口より、ブラケットに移
    動可能に支持されたホルダに選択的に挿入された標準カ
    セットと小型カセットを、前記ホルダを移動してそれぞ
    れ予め定めた所定の装着位置に装着するフロントローデ
    ィングタイプのカセット装着装置において、前記カセッ
    ト挿入口の横幅を標準カセットの横幅と略同一幅とし、
    このカセット挿入口には、カセット挿入口全体を開閉す
    る回動自在な第1ドアを設けると共に、前記第1ドアに
    前記小型カセットの横幅と略同一幅の切欠部と、その切
    欠部を開閉する回動自在な第2ドアを設け、かつ前記ホ
    ルダの天板には、前記ホルダに挿入される小型カセット
    を押圧する小型カセット押え機構を設け、この小型カセ
    ット押え機構を、挿入された小型カセットの上面を押圧
    する押圧部を有し、通常時は天板に対して傾斜した状態
    に維持されると共に、小型カセットの挿入時は下部位置
    で開蓋される第2ドアにより天板方向に回動可能になり
    、かつ小型カセットのイジェクト時には前記第2ドアを
    上部に位置すべくガイドする先端形状を有する小型カセ
    ットの押え部材と、前記押え部材を回動可能状態と回動
    不可状態にする回動規制部材と、小型カセットの挿入位
    置から外れた位置に設けられ、その下端が前記押え部材
    の押え部よりも低位置に位置し、天板に対し傾斜し、か
    つ天板方向に回動可能に設けられて、前記小型カセット
    の挿入時は、前記回動規制部材を操作して前記第2ドア
    を下部に潜り込ませた状態で前記押え部材を回動不可状
    態にし、小型カセットの押え作動位置に保持する操作部
    材とから構成したことを特徴とするカセット装着装置。
JP2021809A 1990-01-31 1990-01-31 カセット装着装置 Pending JPH03228248A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5828517A (en) * 1993-08-17 1998-10-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Door opening mechanism of cassette loading device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5828517A (en) * 1993-08-17 1998-10-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Door opening mechanism of cassette loading device

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