JPH03236A - 異種材料の接合体 - Google Patents

異種材料の接合体

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Publication number
JPH03236A
JPH03236A JP1133773A JP13377389A JPH03236A JP H03236 A JPH03236 A JP H03236A JP 1133773 A JP1133773 A JP 1133773A JP 13377389 A JP13377389 A JP 13377389A JP H03236 A JPH03236 A JP H03236A
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JP
Japan
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slits
joint
thermal expansion
protrusion
copper
Prior art date
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Pending
Application number
JP1133773A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Fuse
俊明 布施
Keizo Honda
啓三 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03236A publication Critical patent/JPH03236A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、熱膨張率が大きく異なる材料同士の接合体に
関する。
(従来の技術) 熱膨張率の大きい材料として銅、ステンレス鋼、アルミ
ニウムが代表的なものである。また、小さいものとして
は、モリブデン、タングステンあるいは黒鉛、アルミナ
、窒化ケイ素等のセラミックスがある。
核融合炉のプラズマ対向部品の耐熱性、強度等の機能を
有効に用いるために、これら異種材料同士を接合する必
要が生じている。
熱膨張率が大きく異っていても、金属同士であれば、延
性があるために割れや剥離なしに接合が可能である。
ところがセラミックスは延性に欠けるため、他材料と接
合すると割れや剥離を生じやすい。この割れや剥離をな
くすための従来技術として、応力緩和のための中間層を
挿入する手段がある。しかし、中間層を挿入すると接合
部の構造が複雑になり信頼性が低下したり、製造工程が
増したりする。
また接合体としての特性低下の原因にもなる。
このため、中間層を挿入せずに応力を緩和し、割れや剥
離発生を防止する手段として、特開昭60−15128
5号公報、 60−20087号公報が開示されている
特開昭60−151285号公報のものは、金属部材表
面に突起を形成し、この突起にセラミックス製部材を接
合したことを特徴とするセラミックスと金属の接合構造
に関するものである。この突起の変形で熱膨張差で生じ
る応力を緩和している。
特開昭60−200870号公報のものは、金属部材の
接合面に平行するスリット等の不連続部を形成したもの
である。不連続部の存在により変形が容易になり、応力
緩和効果が得られる。
(発明が解決しようとする課題) 熱膨張率が大きく異っても金属同士であれば、割れや剥
離を生じずに接合可能である。しかし、残留応力が大き
い。このため接合後熱負荷を受けるような部品では、そ
の疲労特性が悪い。
特開昭60−151285号公報のものにおいては、多
数の突起が接合部となるため、接合面積が減少し、接合
強度及び熱的特性が劣化する。
特開昭60−200870号公報のものにおいても同様
に接合面積が減少する。また、接合部に設けたスリット
の間隔を0 、5mn+にすれば、接合面積の減少はお
さえられるがスリット間隔が小さくなり、ここに毛細管
現象により、ろう材が流れ込んでしまう。このため、ぬ
れの良いろう材が使用できなかったり、接合部ろう層の
厚さを厚くできない等ろう付パラメータが限定されてし
まう。
また、どちらの技術においても、ある程度の加圧力が必
要な同相接合を用いて接合しようとする場合には、突起
あるいはスリットが接合時に変形してしまう等の問題点
があった。
本発明は接合面積の減少が少なく、応力緩和用中間層を
用いない異種材料の接合体を提供することを目的とする
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明においては。
異種材料の接合体において、接合部中央は全面接合し、
外周部は塑性変形しゃすい方の材料に非接合用スリット
を設け、そのスリットの間隔を外周部ほど小さくしたこ
とを特徴とする異種材料の接合体を提供する。
(作 用) 接合部中央の全面接合部においては、両材料の熱膨張差
で割れや剥離等を発生しない最大寸法を選んであるため
、全面接合であるが、欠陥は生じない。そして、これを
越える外周部においては、最外周部に比較すれば、熱膨
張差に起因する残留応力は小さいが、全面接合させれば
欠陥が発生してしまうと云う部分に対して5間隔の大き
いスリットを入れであるため欠陥を生じないで接合する
最外周部においては、熱膨張差に起因する残留応力が極
めて大きくなる。しかし、その部分に対しては、間隔の
小さいスリットが入っているために欠陥を生じないで接
合する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図および第2図を
参照して説明する。銅(1)の接合面中央部には全面接
合部(2)、外周部突起(3)及び最外周部突起(4)
があり、各々スリット(5)で隔てられている。尚、第
1図において接合部(2)、突起部(3) 、 (4)
に斜線を施したのは、スリット(5)との区別を明らか
にしたもので、断面表示ではない。スリン1−間隔は第
1間隔(6)、第2間隔(7)、第3間隔(8)の順に
小さくなっている。この銅(1)の上に活性金属から成
るろう材(9)及び等方性黒鉛(10)をのせて、真空
炉内にセットする。この実施例は銅(1)と等方性黒鉛
(10)の接合であるため、中央の全面接合部(2)を
25mm X 25m+n、外周部突起(3)の幅を1
0mm、、最外周部突起(4)の幅を2mm、スリット
幅1mm、深さ2mmとした。
黒鉛(10)の寸法は55mm X 55mm X 5
mm、 銅(1)の寸法は55mm X 55+am 
X 20ma+である。
次にこの実施例の作用について説明する。
真空炉内で加熱するとろう材(9)が溶融しぬれるとと
もに一部黒鉛(10)と反応してM(1,)と黒鉛は接
合する。スリットがない55mm X 55mm全面積
接合と弾塑性計算による熱応力解析の定性的表示は第3
図に示すような応力状態となる。(11)は引張応力、
 (12)は圧縮応力である。この構造では、外周部に
スリット(5)を設けたため、第3図中の弓張り応力(
11)が減少している6中央部の全面接合部は無欠陥で
接合している。
この実施例によれば、銅(1)と黒鉛(1o)を直接ろ
う付した際の黒鉛(10)の割れや接合部の剥ばを防止
できるのはもとより、従来技術の課題であった接合面積
の減少を少なくすることも可能である。
即ち、55mm X 55mm全面接合時、接合面積S
。=3025mm2である。従来構造の突起幅2mm、
スリット幅1ml+1時の接合面積52.1= 129
6mm”であり、Sllの43%となるが1本実施例1
の接合面積Sは、S=2601mm”で従来構造の2倍
の接合面積が得られる。このため接合体としての接合強
度及び熱的特性が向上する。また、スリット幅が広いた
め毛細管現象によるろう材のスリット内への侵入が防止
でき、ろうの量を多くして黒鉛ボアー内へのろうのアン
カー効果を十分に得ることができるため接合強度が増加
する。また、スリット加工工数も減少するため製作が容
易になる。また、突起部面積が大きくスリット深さが浅
いため突起部が座屈しにくい。
このため、ろう付以外の加圧を必要とす接合方法を用い
ることも可能である。従来法では、突起が座屈してしま
うため加圧を必要とする拡散接合は困難である。
本方法で製造した部品は、例えば核融合炉等のプラズマ
対向部品として使用可能である。
(他の実施例) 次に他の実施例を第4図(a) 、 (b) 、 (C
) 、 (d)を用いて説明する。第4図(a)は前述
と同様の材料寸法であるが突起(3) 、 (4)がく
さび形で、スリット(5)がこの間にあるような接合面
形状となっている。
このような突起形状とすると第1図および第2図に示し
た実施例よりもさらに接合面積が増加し、熱伝導量が増
す。突起は下方で細くなっているが熱伝導の良い金属で
あるためこの部分に熱が溜ってしまうことはない。
突起形状は第4図(a)に限らず、(b) 、 (c)
 、 (d)のような角形突起(13)、円筒形突起(
14)、円すい形突起(15)等の形状でも同様の効果
が得られる。このスリットの加工は機械加工の他に放電
加工、鍛造、エツチング等その形状に応じて種々の方法
が考えられるが、どの方法を用いても接合体の特性に大
きな変化はない。
また黒鉛以外にアルミナ、Si、 N、等酸化物系及び
非酸化物系のセラミックスでも同様の効果が得られるし
、モリブデン−銅、モリブデン−ステンレス鋼、タング
ステン−ステンレス鋼等の金属同士でも同様の効果が得
られる。また、角タイルに限らず、円板、3次元的形状
の接合部にも同様な効果が得られる。
尚、上記各実施例において、スリット幅が0.5mm以
下の場合毛細管現象により、ろう材がスリット内に入り
こみやすいため薄いろう材を使用せねばならず、接合部
にろう付欠陥が発生しやすい。
また、実質2n+m程度以上とすると、中央部を全面接
合しても接合面積の減少が大きく、従来例に比較してメ
リットが少なくなってしまう。このためスリット幅は0
.5〜2tm程度が適当である。突起の高さ7幅は、そ
の値が大きい方が残留応力緩和効果が大きいと考えられ
るが銅の場合高さ及び幅が211rn程度で十分な効果
が得られた。高さを1mm以下にするとろうが流れこん
で角をなくしさらにスリットをうめてしまう傾向がでて
くるので高さは11III11〜数11111!程度が
良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、熱膨張率の異な
る異種材料を接合する際、中央部に全面接合部を設け、
外周部に行くにつれてスリットのピッチを小さくしたた
め、接合面積を大きく減少することなく、熱膨張差で生
じる残留応力を緩和した異種材料の接合体を提供するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の接合面を示す上面図、第2
図は第1図の立面図、第3図は接合後の応力状態を示す
説明図、第4図(a)、 (b) 、 (c) 、 (
d)は他の実施例のそれぞれ異なる突起形状を示す立面
図または斜視図である。 1・・・異種材料の一つである銅、 2・・・全面接合部、3・・・外周部突起、4・・・最
外周部突起、5・・・スリット。 6.7.8・・・間隔、9・・・ろう材、10・・・異
種材料の一つである黒鉛。 代理人 弁理士 大 胡 典 夫 第 図 引

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  異種材料の接合体において、接合部中央は全面接合し
    、外周部は塑性変形しやすい方の材料に非接合用スリッ
    トを設け、そのスリットの間隔を外周部ほど小さくした
    ことを特徴とする異種材料の接合体。
JP1133773A 1989-05-26 1989-05-26 異種材料の接合体 Pending JPH03236A (ja)

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JP1133773A JPH03236A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 異種材料の接合体

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JP1133773A JPH03236A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 異種材料の接合体

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JPH03236A true JPH03236A (ja) 1991-01-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090123696A1 (en) * 2007-11-09 2009-05-14 Ibiden Co., Ltd. Carbon-based composite material and producing method thereof
JP2015059084A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 アルストム テクノロジー リミテッドALSTOM Technology Ltd 耐熱コンポーネントを熱露出コンポーネントの表面上に固定する方法

Cited By (4)

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